JP3055207U - 地中埋設型照明装置 - Google Patents

地中埋設型照明装置

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JP3055207U
JP3055207U JP1998004510U JP451098U JP3055207U JP 3055207 U JP3055207 U JP 3055207U JP 1998004510 U JP1998004510 U JP 1998004510U JP 451098 U JP451098 U JP 451098U JP 3055207 U JP3055207 U JP 3055207U
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JP
Japan
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casing
solar cell
lighting device
light source
light
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Application number
JP1998004510U
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English (en)
Inventor
昌英 江澤
二郎 渡辺
想 守嶋
Original Assignee
ヤマギワ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観上の見栄えが良好であってエクステリア
性に優れるとともに環境的に軟らかな散乱光を出射で
き、しかも光透過性が良好であって傷も付き難く、同時
にメンテナンスが容易なものを提供する。 【解決手段】 ケーシング1に着脱可能な上面部分が光
透過性の良好な強化ガラス2で形成され、強化ガラス2
裏面中央部に微細な凹凸からなるすりガラス部分2Aが
設けられ、光源4がケーシング1内の上面中央部直下に
配設され、太陽電池3が略扇形若しくは略台形を有する
ものを複数個組合わせてすりガラス部2Aを除いた強化
ガラス2裏面の周辺部分に放射状に配置され多角形状に
形成されて一体に固着された。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、上面部を残してケーシングを地中に埋設した地中埋設型照明装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
夜間や薄暗い曇天などには、道路上の交差点や中央線等を明るく表示して運転 手に注意を促すため、例えば図6に示すように、LEDなどの光源100や太陽 電池101等をケーシング102内部にまとめて路面内部に埋設した照明装置が 開発されている。また、この照明装置では、例えば図6に示すように、光源10 0からの光が外部へ出射するとともに太陽電池101に向けて外からの光が入射 できるようにするため、光源100や太陽電池101の上部を覆うようにして( 路面に剥き出しの状態で)透明プラスチックの蓋103(図7参照)がケーシン グ102上部の開口部分に取り付けてある。尚、図中符号104はバッテリを示 す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような照明装置では、赤などの色を強く点滅発光させてい るものであって、運転手に注意を促して安全な運転・走行が得られることを第一 義的な目的としているから、照明よりも安全に重点が置かれ、外観上の見栄えな どの点については殆ど配慮されていない。
【0004】 また、このような照明装置では、透明プラスチックの蓋でカバーされているの で、傷が付き易く、しかもこのようなプラスチックのカバーではガラスに比べて 光透過率が低いものが多い。さらにまた、このような照明装置では、太陽電池と カバーとの間に空間があるので、換言すればある程度の高さを占有する光源を太 陽電池と同一の載置板などに設置しているので、カバーに太陽電池が密着できな いから、太陽光の受光率も低下している。
【0005】 そこで、この考案は、上記した事情に鑑み、外観上の見栄えが良好であってエ クステリア性に優れるとともに環境的に軟らかな散乱光を出射でき、しかも光透 過性が良好であって傷も付き難く、同時にメンテナンスが容易な埋設型照明装置 を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ちこの請求項1の考案は、上面部を残して地中に埋設したケーシング内に、 前記上面部を透過して入射する外来光を受けて電力を発生する太陽電池と、この 太陽電池で発生する電力を貯える蓄電池と、この蓄電池からの給電によって点灯 し前記ケーシング上部を透過して外部へ光を出射・照明する光源とを備えた地中 埋設型照明装置であって、前記ケーシングに着脱可能な上面部分が光透過性の良 好な強化ガラスで形成され、前記強化ガラス裏面中央部に微細な凹凸からなるす りガラス部分が設けられ、前記光源がケーシング内の上面中央部直下に配設され 、前記太陽電池が略扇形若しくは略台形を有するものを複数個組合わせてすりガ ラス部を除いた強化ガラス裏面の周辺部分に放射状に配置され幾何学形状に形成 されて一体に固着されたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下この考案について添付図面を参照しながら説明する。 図1及び図2は、この考案に係る地中埋設型照明装置を示すものであり、この 地中埋設型照明装置は、街路や遊歩道或いは(防災公園)などに設置されており、 土中に埋設したケーシング1に着脱可能な上面の蓋2(この部分だけが屋外に露 出)部分が光透過性の良好な強化ガラスで形成されている。また、この地中埋設 型照明装置では、蓋2の裏面中央部分を避けた周辺部に太陽電池3が一体に固着 されているとともに、バッテリ7を内蔵している。
【0008】 ケーシング1は、雨天などに晒される屋外での使用であっても、錆などの腐食 の発生する虞れがないとともに、外観上の見栄えも良好なステンレスが使用され ている。このケーシング1には、内部中央部に中空円筒状の反射板40で囲設さ れた光源4がプリント基板5(図3参照)上に実装された状態で設置されており、 所定波長の光を出射するようになっている。なお、この光源の発光色としては、 高輝度白色を出射するLEDが使用されているが特にこの白色に限定されるもの ではなく、例えば周囲の環境に溶け込んだ青色、緑色等の目に刺激を与えぬよう な発光色でもよい。また、この実施例のケーシング1は、光源用のLEDやバッ テリ7の交換を容易に行えるようにするため、ケーシング1と同一材料のステン レスで形成されて蓋2を挟む状態で上から閉じて螺着する防水止め金具20が備 えられている。
【0009】 蓋2は、真円形状に形成されてケーシング1の開口された上部に形成された段 部1Aに上から嵌合するように(水密状態で)設けられており、中央部裏面にす りガラス部分2Aがシルク印刷(シルクスクリーンによる)で真円形状に形成さ れている。このすりガラス部分2Aは、強化ガラス裏面に微細な凹凸を形成して なるものであって、ケーシング内の中央部に配設された光源4の直上に配置され ており、光源からの光が柔らかく出射するようになっている。
【0010】 太陽電池3は、基本的にはそれぞれが台形形状(略扇形でも良い)を有するも のを複数個組み合わせたものからなり、これを放射状に対称的に配置させて美的 外観を高めている。即ち、この実施例の太陽電池3は、同一の台形形状のものを 7個対称的に配置して正7角形の形状を形成しているが、特にこの実施例のもの に限定されるものではない。また、この太陽電池3は、蓋2を構成する強化ガラ ス裏面部分に一体に固着されている。なお、この具体的な太陽電池の配置態様と しては、例えば図5に示すように、正13角形(勿論この多角形に限定されない 各種の幾何学模様が可能)となるように台形形状の太陽電池3を13個組み合わ せて形成したものであってもよい。
【0011】 また、この実施例では、図4に示すように、制御部6がプリント基板5上に実 装されており、この制御部6には、日没検出回路61、タイマ回路62、過充電 防止回路63が付設されており、制御部6を構成するCPUによってこれらの動 作が制御されている。また、これらの回路は、まとめて一体に適宜の樹脂でコー ティングされており、屋外での照明器具としての使用を考慮し、ある程度水に濡 れても故障せぬように防水性が図られている。
【0012】 なお、日没検出回路61は、季節によって、或いはその日の天気によって変化す る周囲の明るさを常時検知し、その明るさが設定値以下になると、所定の検出信 号を制御部6に出力するようになっており、制御部6からの制御信号で自動点灯 するようになっている。また、タイマ回路62は、予め設定された点灯時間をカ ウントすると、所定の検出信号を制御部6に出力するようになっており、この制 御部6からの制御信号で消灯するようになっている。なお、この実施例では周囲 の明るさから点灯動作のタイミングを検出するようになっているが、消灯動作の タイミングも周囲の明るさから検出するように構成してもよい。
【0013】 従って、この実施例によれば、ハウジングが腐食することなく長期間に亙って 美しい金属色の光沢を保持するステンレス材料で形成されているとともに太陽電 池が美しい幾何学模様に形成されているから、耐久性とともに美的外観を長期に 亙ってもたらすことができ、街路や遊歩道或いは(防災)公園などに設置すると 、各種の機能、例えば災害時などの避難場所への誘導、周囲の町並みや公園等の 美観を高めることができるばかりか、その地域自体のエクステリア環境(質)の アップなどの効果がもたらされる。
【0014】 また、この実施例によれば、太陽電池が蓋の裏側に直接固着されているから、 太陽電池の光電変換効率が高く、効率的な発電が得られる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、ケーシングに着脱可能な上面部 分が光透過性の良好な強化ガラスで形成され、強化ガラス裏面中央部のみに微細 な凹凸からなるすりガラス部分が設けられ、光源がケーシング内の上面中央部直 下に配設され、太陽電池が略扇形若しくは略台形を有し、すりガラス部を除いた 強化ガラス裏面の周辺部分に太陽電池が放射状に組み合わされて幾何学形状に形 成されており、これによって外観上の見栄えが良好であってエクステリア性に優 れた埋め込み式の照明装置が提供できる。
【0016】 また、この考案によれば、すりガラスを通して歩行者の目に優しく環境的に軟 らかな散乱光を出射できるので、不快なグレアをもたらす虞れがなく、しかも例 えば街路や遊歩道に沿って非難場所(公園)などまで適宜配置しておけば、夜間 における災害などの緊急時でも迷わず安全に避難路の誘導ができるなど、災害対 策用としても有効である。また、通常の埋め込み式照明装置として、例えば各家 庭のアプローチや駐車場、あるいは庭などの照明用として商用電源の設備がない 場所でも設置できるなど、使い勝手が良く、汎用性に富むものが提供できる。
【0017】 さらに、この考案によれば、光透過性が良好であって傷も付き難く、同時にメ ンテナンスが容易な強化ガラスを使用してあるから、太陽電池の発電効率及び光 源からの照明光の透過効率も高く、効率的な照明作用が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る埋設型照明装置を示す平面図。
【図2】この考案に係る埋設型照明装置の分解断面図。
【図3】同内部の構造を示す説明図。
【図4】同電気的接続を示す構成ブロック図。
【図5】埋設型照明装置の変形例を示す平面図。
【図6】従来の埋設型照明装置を示す断面図。
【図7】同平面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 蓋(強化ガラス) 3 太陽電池 4 光源 5 基板 6 制御部 7 バッテリ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面部を残して地中に埋設したケーシン
    グ内に、前記上面部を透過して入射する外来光を受けて
    電力を発生する太陽電池と、この太陽電池で発生する電
    力を貯える蓄電池と、この蓄電池からの給電によって点
    灯し前記ケーシング上部を透過して外部へ光を出射・照
    明する光源とを備えた地中埋設型照明装置であって、 前記ケーシングに着脱可能な上面部分が光透過性の良好
    な強化ガラスで形成され、 前記強化ガラス裏面中央部に微細な凹凸からなるすりガ
    ラス部分が設けられ、 前記光源がケーシング内の上面中央部直下に配設され、 前記太陽電池が略扇形若しくは略台形を有するものを複
    数個組合わせてすりガラス部を除いた強化ガラス裏面の
    周辺部分に放射状に配置され幾何学形状に形成されて一
    体に固着されたことを特徴とする地中埋設型照明装置。
  2. 【請求項2】 光源が基板上に搭載されるとともに、各
    種の必要な電気素子が一体に樹脂コーティングされてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の地中埋設型照明装
    置。
JP1998004510U 1998-06-22 1998-06-22 地中埋設型照明装置 Expired - Lifetime JP3055207U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001061112A1 (fr) * 2000-02-17 2001-08-23 Sekisui Jushi Kabushiki Kaisha Dispositif de signaux routiers et systeme de signaux lumineux a emission spontanee utilise dans ce dispositif
KR100849734B1 (ko) * 2008-04-10 2008-08-01 주식회사 누리플랜 지중등
JP6991168B2 (ja) 2019-01-07 2022-02-03 三菱電機株式会社 非常用照明器具

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