JP2007094553A - 伝送制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誤設定を防止し、オペレータに対する操作性及び利便性が向上された伝送装置及び伝送方法を提供すること。
【解決手段】 温度調節装置5と温度調節装置5を管理する遠隔管理装置2及び現場管理装置3との間の信号の伝送を制御する伝送制御装置57において、遠隔管理装置2及び現場管理装置3のいずれからも温度調節装置5に対して設定要求信号が送信されない場合、各管理装置と温度調節装置5との間の伝送を接続させて各管理装置と温度調節装置5との間で交わされる信号を各管理装置において取得させ、温度調節装置に対して設定要求信号を送信した1つの管理装置を除く他の管理装置と温度調節装置5との伝送を遮断させる伝送制御装置57。
【選択図】図2

Description

本発明は、調節装置のプロセスデータ及び制御信号等を複数の管理装置と送受信させるための伝送制御装置に関する。
近年、発電、石油精製、鉄鋼、ガス、上下水道などのプラントには、プラント各部に設けられた温度センサ・電流計・電圧計等の各種計測機器から取得された計測値と予め設定された設定値とを比較して、ヒータ等の制御機器に供給される電流値や電圧値等の制御値を調節する調節装置が複数設けられている。
図5に、従来の調節装置として電気炉4の温度制御を行う温度調節装置1の一例を示す。図5に示すように、温度調節装置1は、電気炉4内に設けられた計測機器としての温度センサ41により検出された検出温度(計測値)が入力手段11を介して制御手段10に入力されると、制御手段10により検出温度と予め設定されている設定温度(設定値)とが比較され、制御機器としてのヒータ42へ供給される電流値(制御値)が算出され、出力部12を介して算出された電流値がヒータ42へ出力される。
設定温度を温度調節装置1に設定する方策としては、第3通信手段14を介して有線伝送路(シリアル通信、例えば、RS−485。)を用いて接続された温度調節装置5の設置場所(プラント)の遠隔地に設けられた遠隔管理装置2により設定される場合と、第4通信手段16を介して通信装置3bと接続された温度調節装置1近傍に設けられた温度調節装置1専用の現場管理装置3(例えば、ハンディターミナル。)により設定される場合と、操作表示手段13により設定される場合とがある。
また、調節装置の制御値を設定する他の方策の例として、プラント内に設けられた制御室からの信号の有無に基づいて動作を行うフィールドデバイスと制御室とがハード結線されていると共に、各フィールドデバイスがワイヤレスフィールドレポートを備えることにより有線及び無線双方で制御室とフィールドデバイスとが通信可能とした分散コントロールシステムが開示されており(特許文献1参照)、当該分散コントロールシステムによれば、無線を用いて現場管理装置から複数の温度調節装置に対して設定温度を設定可能となる。
特表平10−508129号公報
しかしながら、このような従来の調節装置は、第3通信手段14を介して遠隔管理装置2により設定温度を設定する機能は高価であるためオプション機能であることが多い。当該オプション機能を搭載しない場合には、第3通信手段14及び通信加算手段15が設けられないため、遠隔管理装置2との通信ができないばかりか、通信装置3bに接続された現場管理装置3との通信も行うことができず、操作表示部13からの手動設定に限られるため、使い勝手のよいものではない。
当該オプション機能を搭載させて遠隔管理装置2から設定値を設定する場合には、一度に複数の調節装置の設定値を設定することが可能となるが、有線伝送路の配線コストが高く、また、オペレータは設定後に遠隔管理装置2から調節装置1間の長距離を移動して各調節装置1に確実に設定値が設定されているか否かを確認する必要が生じるため、移動時間が掛かり、使い勝手が悪く作業効率の低下を招く要因となっている。
調節装置毎にオペレータが各操作表示手段13を手作業で操作して設定値を設定する場合には、操作ミスが生じやすく、複数の調節装置に対して同一の設定を設定させる場合には、煩雑な作業となるという問題がある。
また、特許文献1記載の分散コントロールシステムの様な伝送装置を備えた調節装置では、ワイヤレストランシーバを備えた各フィールドデバイスとターミナル及びハンドヘルドユニットとが、ワイヤレスフィールドバス接続を行ってアクセス可能としているが、制御室への配線接続か又はワイヤレスフィールドバス接続にいずれか一方によってアクセス可能な構成、即ち、遠隔管理装置又は現場管理装置のいずれか一方でしか調節装置と通信できない構成であるため、遠隔管理装置と現場管理装置とが相互に調節装置を監視できないという問題がある。
プラントの立ち上げ時やトラブル発生時において、設定値を設定変更する際には、調節装置の状態をモニタリングして状態を把握した後、正確且つ迅速に設定値の設定変更作業を行う必要性があるが、設定変更作業中に他の管理装置が介在することによる信号の衝突や誤設定を招く怖れがある。
上記問題を鑑みて、本発明の課題は、誤設定を防止し、オペレータに対する操作性及び利便性が向上された伝送装置及び伝送方法を提供することである。
請求項1に記載の発明は、調節装置と当該調節装置を管理する複数の管理装置との間の信号の伝送を制御する伝送制御装置において、前記複数の管理装置のいずれからも前記調節装置に対して設定要求信号が送信されない場合、前記各管理装置と前記調節装置との間の伝送を接続させて前記各管理装置と前記調節装置との間で交わされる信号を前記各管理装置において取得させ、前記調節装置に対して設定要求信号を送信した1つの前記管理装置を除く他の前記管理装置と前記調節装置との伝送を遮断させる伝送制御装置であること、を特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の伝送制御装置において、前記伝送制御装置は、前記調節装置内に設置されていること、を特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の伝送制御装置において、前記調節装置は複数であること、を特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の伝送制御装置において、前記複数の管理装置と前記調節装置との間の複数の伝送路のうち、少なくとも1つの伝送路は無線伝送路であること、を特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の伝送制御装置において、前記伝送制御装置は、前記管理装置毎に、前記各管理装置から送信される前記設定要求信号に基づいた切替信号を出力する通信制御手段と、複数の前記通信制御手段から入力される切替信号に応じて、前記設定要求信号を送信した1つの前記管理装置を除く他の前記管理装置と前記調節装置との伝送を遮断させる切替手段と、を備えること、を特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の伝送制御装置において、前記切替手段は、前記設定要求信号がいずれの前記通信制御手段からも入力されていない場合、前記調節装置と前記複数の管理装置との間の伝送を接続させると共に、前記各管理装置と前記調節装置との間で交わされる信号を前記各管理装置に出力すること、を特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、設定要求信号が送信されない期間は、調節装置と複数の管理装置とが接続可能となると共に、各管理装置と調節装置との間の信号を各管理装置が取得できるため、各管理装置が各管理装置と調節装置との間の通信状態をモニタリングして確認できると共に、設定要求を送信した管理装置を除く他の管理装置と調節装置との伝送が遮断されるため、設定作業中において他の管理装置が介在することによる信号の衝突や誤設定を防止することができ、オペレータに対する操作性及び利便性を向上することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、請求項1記載の伝送制御装置の機能を有する調節装置を実現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2と同様の効果を得られるのは勿論のこと、複数の管理装置と接続された請求項1記載の伝送制御装置の機能を有する複数の調節装置を実現することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3と同様の効果を得られるのは勿論のこと、無線伝送路と接続された管理装置から複数の調節装置の設定を行うことができるため、オペレータが移動しながら調節装置の設定変更及びモニタリングを行うことができ、使い勝手や作業効率の向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、設定要求信号に基づいた切替信号に応じて、設定要求を送信した管理装置を除く他の管理装置と調節装置との伝送を遮断することができる安価な伝送制御装置を実現することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5と同様の効果を得られるのは勿論のこと、設定要求信号が送信されない期間は、調節装置と複数の管理装置とが接続可能となると共に、各管理装置と調節装置との間の信号が各管理装置に出力されることにより、各管理装置が各管理装置と調節装置との間の通信状態がモニタリング可能とすることができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、この発明にはこの実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
本実施の形態では、本発明の調節装置を温度調節装置に適用した場合について説明する。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における管理システムAの構成を示す。
図1に示す管理システムAは、複数のプラントが備える各種装置に設けられた複数の調節装置5と、複数の調節装置5と有線伝送路L1から成る有線ネットワークを介して接続された遠隔管理装置2と、複数の調節装置5と無線伝送路L2から成る無線ネットワークを介して接続された現場管理装置3とから構成される。
遠隔管理装置2は、複数のプラント61、62…から遠隔地に設けられた事務所内に備えられており、複数のプラント61、62…が備える各種装置61a、…61m、62a、…62nに設けられた複数の調節装置5と有線伝送路L1を介して接続されている。遠隔管理装置2は、有線伝送路L1を介して調節装置5の設定値の設定指示を示す設定要求信号を選択した複数の調節装置5に対して同時に送信する機能を有する。
有線伝送路L1としては、ツイストペアケーブルや同軸ケーブル、光ファイバケーブル等の物理的な伝送路を挙げることができるが、設置コストや通信距離及び速度を考慮して、例えば、シリアル通信規格のRS−485を用いることが好ましい。
複数のプラント(第1プラント61、第2プラント62…)が備える各種装置61a、…61m、62a、…62nは、電気炉、反応炉、温水タンクなどの各種工程に用いられる装置であり、調節装置5によって装置内の状態が管理されている。
現場管理装置3は、オペレータが携帯可能な装置であり、複数のプラント61、62…が備える各種装置61a、…61m、62a、…62nに設けられた調節装置5と無線伝送路L2を介して通信可能に接続されている。また、現場管理装置3は、無線伝送路L2を介して調節装置5の設定値の設定指示を示す設定要求信号を選択した複数の調節装置5に対して同時に送信する機能を有する。
無線伝送路としては、電波、マイクロ波、レーザーやLED等を光源とした赤外線から可視光線までの電磁波(光線)を用いた光無線などの伝送路を挙げることができる。
調節装置5は、各種装置61a、…61m、62a、…62nに設けられており、各種装置内に設けられた温度センサ・電流計・電圧計等の各種計測機器から取得された計測値と予め設定された設定値とを比較して、各種装置内のヒータ等の制御機器に供給される電流値や電圧値等の制御値を調節する。また、調節装置5は、有線伝送路L1を介して遠隔管理装置2と接続されていると共に、無線伝送路L2を介して現場管理装置3と通信可能に接続されている。
以下、装置61a、…61m、62a、…62nの一例として電気炉を挙げ、調節装置
5の一例として電気炉の温度制御を行う温度調節装置を挙げて説明する。
図2に、温度調節装置5の概略構成の一例を示し、図3に、温度調節装置5の一部詳細構成を示す。
図2に示すように、温度調節装置5は、制御手段50、入力手段11、出力手段12、操作表示手段13、切替手段55、第1通信手段54、第2通信手段56を備えて構成されている。
制御手段50は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成され、ROMに記憶された各種データやシステムプログラム等をRAM内に展開し、これらのプログラム及びデータとの協働により、温度調節装置5全体を統括的に制御する。また、制御手段50は、RAM内に展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAMに記憶させると共に、操作表示手段13に表示させる。
また制御手段5は、電気炉4内に設けられた計測機器としての温度センサ41により検出された検出温度(計測値)が入力手段11を介して入力されると、検出温度と予め設定されている設定温度(設定値)とを比較し、制御機器としてのヒータ42へ供給される電流値(制御値)を算出して、出力手段12を介して算出された電流値をヒータ42へ出力する。更に制御手段5は、遠隔管理装置2又は現場管理装置3から有線伝送路L1又は無線伝送路L2を介して送信される信号に応じて、設定温度の設定処理や温度センサ41から検出された検出温度及びヒータ42へ出力された電流値を送信する。
入力手段11は、温度センサ41により検出された検出温度を受け付け、制御手段50において使用される信号に変換する回路を備えて構成されている。なお、入力手段11は、複数の温度センサにより検出された検出温度を受け付ける構成であってもよい。
温度センサ41としては、熱電対、測温抵抗体、サーミスタなど電気炉4内の温度を電気信号に変換する計測機器を挙げることができる。
出力手段12は、制御手段50により算出された電流値を示す信号をヒータ42を駆動させるための電流値に変換し出力する回路を備えて構成されている。なお、出力手段11は、複数のヒータに対して算出された電流値を出力する構成であってもよい。
操作表示手段13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等によって構成される表示部と、数字入力キー及び各種機能キー等のハードキーや表示部の表示画面上を覆うように設けられたタッチパネル等を備えた操作部とから構成されている。操作表示手段13は、制御手段50から入力される表示指示に従って各種情報を表示部の表示画面上に表示させると共に、操作部のハードキーやタッチパネルが押下された押下信号を操作信号として制御手段50に出力する。
第1通信手段54は、有線伝送路L1を介して遠隔管理装置2と通信可能に接続されており、遠隔管理装置2から送信される信号を温度調節装置5内で用いられる信号に変換すると共に温度調節装置5内で用いられる信号を遠隔管理装置2に送信するための信号に変換する回路としての信号変換手段54aと、遠隔管理装置2から有線伝送路L1を介して温度調節装置5の設定温度の設定指示を示す設定要求信号に基づいた第1切替信号C1を切替手段55に出力する通信制御手段54bを備えて構成されている。
信号変換手段54aとしては、例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)等を挙げることができる。
通信制御手段54bは、切替手段55を介して制御手段50から出力される信号を受信する受信端子、遠隔管理装置2から送信された信号を切替手段55を介して制御手段50に出力する送信端子、第1切替信号C1を切替手段55に出力する切替端子を備えている。
また、通信制御手段54bは、遠隔管理装置2から設定要求信号を受信した場合、温度調節装置5の設定温度の設定要求有りと判別し、第1切替信号C1をHigh状態(以下、Hと称す。)に設定し、設定温度の設定期間中は第1切替信号C1をHに保つ。設定要求信号を受信していない場合(即ち、設定温度の設定期間外。)は、第1切替信号C1をLow状態(以下、Lと称す。)に設定する。
切替手段55は、通信制御手段54b又は通信制御手段56bから入力される第1及び第2切替信号C1及びC2に応じて、設定要求信号を送信した1つの管理装置(遠隔管理装置2又は現場管理装置3)を除く他の管理装置と温度調節装置5との伝送を遮断させる機能を備える。即ち、遠隔管理装置2が設定要求信号を送信した場合には、温度調節装置5と現場管理装置3との間の伝送接続を遮断させ、温度調節装置5と遠隔管理装置2との間の伝送接続のみとさせる。現場管理装置3が設定要求信号を送信した場合には、温度調節装置5と遠隔管理装置2との間の伝送接続を遮断させ、温度調節装置5と現場管理装置3との間の伝送接続のみとさせる。
また、切替手段55は、通信制御手段54b又は通信制御手段56bから入力される第1及び第2切替信号C1及びC2に応じて、設定要求信号がいずれの通信制御手段54b、56bからも入力されていない場合、温度調節装置5と遠隔管理装置2及び現場管理装置3との間の伝送を接続させると共に、温度調節装置5と遠隔管理装置2との間で交される信号を現場管理装置3に出力可能な状態とすると共に、温度調節装置5と現場管理装置3との間で交される信号を遠隔管理装置2に出力可能な状態とする。
第2通信手段56は、無線伝送路L2を介して通信装置3aと接続された現場管理装置3と通信可能に接続されており、現場管理装置3から通信装置3aを介して送信される無線信号を温度調節装置5内で用いられる信号に変換すると共に温度調節装置5内で用いられる信号を遠隔管理装置2に送信するための無線信号に変換する回路としての信号変換手段56aと、現場管理装置3から通信装置3a及び無線伝送路L2を介して温度調節装置5の設定温度(設定値)の設定指示を示す設定要求信号に基づいた第2切替信号C2を切替手段55に出力する通信制御手段56bを備えて構成されている。
通信制御手段56bは、切替手段55を介して制御手段50から出力される信号を受信する受信端子、現場管理装置3から送信された信号を切替手段55を介して制御手段50に出力する送信端子、第2切替信号C2を切替手段55に出力する切替端子を備えている。
また、通信制御手段56bは、現場管理装置3から通信装置3aを介して設定要求信号を受信した場合、温度調節装置5の設定温度の設定要求有りと判別し、第2切替信号C2をHigh状態(以下、Hと称す。)に設定し、設定温度の設定期間中は第2切替信号C2をHに保つ。設定要求信号を受信していない場合(即ち、設定温度の設定期間外。)は、第2切替信号C2をLow状態(以下、Lと称す。)に設定する。
通信装置3aは、オペレータにより携帯可能であり、現場管理装置3と有線伝送路L3を介して通信可能に接続されており、現場管理装置3から送信される信号を無線信号に変換して温度調節装置5に送信すると共に、温度調節装置5から受信した無線信号を現場管理装置3内で用いられる信号に変換する回路を備えて構成されている。
有線伝送路L3としては、ツイストペアケーブルや同軸ケーブル、光ファイバケーブル等の物理的な伝送路を挙げることができるが、現場管理装置3と通信装置3aとの通信距離が比較的小さいことと設置コストや携帯性を考慮して、例えば、シリアル通信規格のRS−232Cや、USB(Universal Serial Bus)を用いることが好ましい。
なお、本実施の形態では、通信装置3aと現場管理装置3とを別の構成として説明するが、現場管理装置3が通信装置3aの機能を備える構成としてもよく、この限りではない。
以上のように、通信制御手段54bを備えた第1通信手段54、通信制御手段56bを備えた第2通信手段56、切替手段55により、遠隔管理装置2又は現場管理装置3から設定要求信号を受信した場合、設定要求信号を送信した管理装置を除く他の管理装置との伝送を遮断させ、設定要求信号をいずれの管理装置からも受信していない場合、調節装置と遠隔管理装置2及び現場管理装置3との間の伝送を接続させると共に、調節装置と各管理装置との間の信号を他の管理装置に送信する伝送制御装置57が構成される。
このように、本発明の伝送制御装置57を備える温度調節装置5を実現することにより、遠隔管理装置2や現場管理装置3等の外部からの設定要求信号に応じて、温度調節装置5の設定温度の設定変更やモニタリングを行うことができる温度調節装置5を実現することができる。
図3を参照して、第1切替信号C1、第2切替信号C2に基づく切替手段55の動作を説明する。図3に示す切替手段55は、第1AND回路551、第2AND回路552、第3AND回路553、第1スリーステイトバッファ回路α1、第2スリーステイトバッファ回路α2、第3スリーステイトバッファ回路β1、第4スリーステイトバッファ回路β2などを備えて構成されている。
第1切替信号C1は、第3スリーステイトバッファ回路β1及び第4スリーステイトバッファ回路β2の制御入力端子に入力され、第2切替信号C2は、第1スリーステイトバッファ回路α1及び第2スリーステイトバッファ回路α2の制御入力端子に入力される。
第4スリーステイトバッファ回路β2は、通信制御手段56bの送信端子から出力される信号が入力端子A7に入力され、制御入力端子に入力される第1切替信号C1に基づいて、入力端子A7に入力される信号を出力端子A6から第1AND回路551の入力端子B1及び第3AND回路553の入力端子B3に出力する。
第1AND回路551は、制御手段50の送信端子から出力される信号が入力端子A1に入力されると共に、第4スリーステイトバッファ回路β2の出力端子Z7から出力される信号が入力端子B1に入力され、入力端子A1、B1に夫々入力された信号に基づいて演算を行い、演算処理された信号を出力端子Z1から第1スリーステイトバッファ回路α1の入力端子A4に出力する。
第1スリーステイトバッファ回路α1は、第1AND回路551の出力端子Z1から出力される信号が入力端子A4に入力され、制御入力端子に入力される第2切替信号C2に基づいて、入力端子A4に入力される信号を出力端子Z4から通信制御手段54bの受信端子に出力する。
第2AND回路552は、制御手段50の送信端子から出力される信号が入力端子A2に入力されると共に、第2スリーステイトバッファ回路α2の出力端子Z5から出力される信号が入力端子B2に入力され、入力端子A2、B2に夫々入力された信号に基づいて演算を行い、演算処理された信号を出力端子Z2から第3スリーステイトバッファ回路β1の入力端子A6に出力する。
第3スリーステイトバッファ回路β1は、第2AND回路552の出力端子Z2から出力される信号が入力端子A6に入力され、制御入力端子に入力される第1切替信号C1に基づいて、入力端子A6に入力される信号を出力端子Z6から通信制御手段56bの受信端子に出力する。
第2スリーステイトバッファ回路α2は、通信制御手段54bの送信端子から出力される信号が入力端子A5に入力され、制御入力端子に入力される第2切替信号C2に基づいて、入力端子A5に入力される信号を出力端子Z5から第3AND回路553の入力端子A3に出力する。
第3AND回路553は、第2スリーステイトバッファ回路α2の出力端子Z5から出力される信号が入力端子A3に入力されると共に、第4スリーステイトバッファ回路β2の出力端子Z7から出力される信号が入力端子B3に入力され、入力端子A3、B3に夫々入力された信号に基づいて演算を行い、演算処理された信号を出力端子Z3から制御手段50の受信端子に出力する。
第1及び第2切替信号C1、C2が共にLである場合、第1〜4スリーステイトバッファ回路α1、α2、β1、β2の出力端子Z4〜Z7から出力される信号は、夫々入力端子A4〜A7から入力された信号が出力される。
従って、通信制御手段54bの受信端子に入力される信号は、制御手段50の送信端子から出力された信号及び通信制御手段56bの送信端子から出力された信号が入力されることとなる。即ち、制御手段50を備えた温度調節装置5と第2通信手段56と接続された現場管理装置3との間で交わされる信号を第1通信手段54と接続された遠隔管理装置2が取得することができる。
また、通信制御手段56bの受信端子に入力される信号は、制御手段50の送信端子から出力された信号及び通信制御手段54bの送信端子から出力された信号が入力されることとなる。即ち、制御手段50を備えた温度調節装置5と第1通信手段54と接続された遠隔管理装置2との間で交わされる信号を第2通信手段56と接続された現場管理装置3が取得することができることとなる。
第1切替信号C1がHであり、第2切替信号C2がLである場合、即ち、遠隔管理装置2から設定要求信号が第1通信手段54に送信されることにより温度調節装置5の設定温度の設定期間中である場合、第1切替信号C1が入力される第3及び第4スリーステイトバッファ回路β1、β2は、高インピーダンス状態となる。第3及び第4スリーステイトバッファ回路β1、β2が高インピーダンス状態である場合には、出力端子Z6及びZ7から出力される信号は、プルアップ回路(不図示)等を用いて信号無し状態を示すHに保持される。
第2切替信号C2が入力される第1及び第2スリーステイトバッファ回路α1及びα2の出力端子Z4及びZ5から出力される信号は、夫々入力端子A4及びA5から入力された信号が出力される。
従って、第1AND回路551の入力端子B1には、通信制御手段56bの送信端子から出力されたいかなる信号も、常に信号無し状態を示す信号(L)として入力されるため、通信制御手段54bの受信端子に入力される信号は、制御手段50の送信端子から出力された信号のみが入力されることとなる。また、第3スリーステイトバッファ回路β1の入力端子A6に入力される制御手段50及び第1通信手段54と接続された遠隔管理装置2から出力されるいかなる信号も、常に信号無し状態を示す信号として出力端子Z6から第2通信手段56の受信端子に出力される。
即ち、制御手段50を備えた温度調節装置5と第2通信手段56と接続された現場管理装置3との間の通信は遮断され、制御手段50を備えた温度調節装置5と第1通信手段54と接続された遠隔管理装置2との通信のみ接続可能な構成となる。
一方、第1切替信号C1がLであり、第2切替信号C2がHである場合、即ち、現場管理装置3から設定要求信号が第2通信手段56に送信されることにより温度調節装置5の設定温度の設定期間中である場合、第2切替信号C2が入力される第1及び第2スリーステイトバッファ回路α1、α2は、高インピーダンス状態となる。第1及び第2スリーステイトバッファ回路α1、α2が高インピーダンス状態である場合には、出力端子Z4及びZ5から出力される信号は、プルアップ回路(不図示)等を用いて信号無し状態を示すHに保持される。
第1切替信号C1が入力される第3及び第4スリーステイトバッファ回路β1及びβ2の出力端子Z6及びZ7から出力される信号は、夫々入力端子A6及びA7から入力された信号が出力される。
従って、第2AND回路552の入力端子B2には、通信制御手段54bの送信端子から出力されたいかなる信号も、常に信号無し状態を示す信号(L)として入力されるため、通信手段手段56bの受信端子に入力される信号は、制御手段50の送信端子から出力された信号のみが入力されることとなる。また、第1スリーステイトバッファ回路α1の入力端子A4に入力される制御手段50及び第2通信手段56と接続された遠隔管理装置2から出力されるいかなる信号も、常に信号無し状態を示す信号として出力端子Z4から第1通信手段54の受信端子に出力される。
即ち、制御手段50を備えた温度調節装置5と第1通信手段54と接続された遠隔管理装置2との間の通信は遮断され、制御手段50を備えた温度調節装置5と第2通信手段56と接続された現場管理装置3との通信のみ接続可能な構成となる。
第1及び第2切替信号C1、C2が同時に共にHとなった場合、第1〜4スリーステイトバッファ回路α1、α2、β1、β2は、高インピーダンス状態となる。従って、第1〜4スリーステイトバッファ回路α1、α2、β1、β2全てが高インピーダンス状態である場合には、出力端子Z4〜Z7から出力される信号は、プルアップ回路(不図示)等を用いて信号無し状態を示すHに保持される。
従って、通信制御手段54bの受信端子に入力される信号は、制御手段50の送信端子から出力された信号及び通信制御手段56bの送信端子から出力された信号が常に信号無しを示す信号(L)として入力されることとなる。また、通信制御手段56bの受信端子に入力される信号は、制御手段50の送信端子から出力された信号及び通信制御手段54bの送信端子から出力された信号が常に信号無しを示す信号(L)が入力されることとなる。
即ち、制御手段50を備えた温度調節装置5と第1通信手段54と接続された遠隔管理装置2との間の伝送、制御手段50を備えた温度調節装置5と第2通信手段56と接続された遠隔管理装置2との間の伝送、が共に遮断された状態となる。オペレータはこのような状態の場合には、通信エラーが発生したと判別することができる。
なお、本実施の形態の切替手段55の構成の一例として主にAND回路とスリーステイトバッファ回路を用いた構成を説明したが、OR回路やNOT回路等のその他の回路を用いて構成されていてもよく、これに限らない。
また、第1及び第2切替信号C1及びC2の論理として、Hを設定要求信号有りとし、Lを設定要求信号無しとしたが、切替手段55の回路構成に応じて変更されてもよく、これに限らない。更に、制御手段50、第1通信手段54、第2通信手段56から出力及び入力される信号が、Hの場合に信号無し、Lの場合に信号有りとして説明したが、これに限らない。
図4に、現場管理装置3と温度調節装置5との間で交わされる信号のフローチャートを示す。
オペレータは、現場管理装置3と通信装置3aとを通信可能に接続し、現場管理装置3を操作して動作指示が実行される温度調節装置5の選択情報や動作指示内容を示す情報を含むコマンドを設定し、送信させる(ステップS1)。
通信装置3aは、現場管理装置3からコマンドが受信されたか否かを判別し(ステップS2)、コマンドが受信されていないと判別した場合には(ステップS2;No)、コマンドが受信されるまで待機する。
通信装置3aは、現場管理装置3からコマンドが受信されたと判別した場合(ステップS2;Yes)、受信したコマンドに基づいて複数の温度調節装置5のうちコマンドを送信する温度調節装置を識別したり動作指示内容を解釈したりするコマンド解釈処理を実行する(ステップS3)。
通信装置3aは、コマンド解釈処理が終了するとコマンドを無線信号に変換する信号変換処理を実行し(ステップS4)、無線信号に変換されたコマンドをステップS3においてコマンド送信先として識別された温度調装置5に送信する(ステップS5)。
温度調節装置5の第2通信手段56は、自装置に対するコマンドが受信されたか否かを判別し(ステップS6)、コマンドが受信されていないと判別した場合には(ステップS6;No)、コマンドが受信されるまで待機する。
温度調節装置5の第2通信手段56は、信号変換手段56aにおいてコマンドが受信されたと判別した場合(ステップS6;Yes)、無線信号のコマンドを温度調節装置5内で使用される信号に変換する信号変換処理を実行する(ステップS7)。変換されたコマンドは、通信制御手段56bにおいてコマンド解釈処理が実行される(ステップS8)。
通信制御手段56bにおいてコマンド解釈処理が終了されると、コマンドに含まれる情報は、設定温度の設定要求信号を含むか否かが判別される(ステップS9)。
通信制御手段56bは、コマンドには設定要求信号が含まれていないと判別した場合(ステップS9;No)、ステップS11に進む。
通信制御手段56bは、コマンドには設定要求信号が含まれていると判別した場合(ステップS9;Yes)、第2切替信号C2をHに設定する(ステップS10)。
ステップS9;No後、又はステップS10後、解釈されたコマンドが示す信号が切替手段55を介して制御手段50に送信される(ステップS11)。
制御手段50は、解釈されたコマンドが示す信号が受信されたか否かを判別し(ステップS12)、解釈されたコマンドが示す信号が受信されていないと判別した場合には(ステップS12;No)、解釈されたコマンドが示す信号が受信されるまで待機する。
制御手段50は、解釈されたコマンドが示す信号が受信されたと判別した場合(ステップS12;Yes)、解釈されたコマンドが示す信号に応じた処理を実行し(ステップS13)、入力されたコマンドが示す信号に対する応答信号を切替手段55を介して通信制御手段56bに送信する(ステップS14)。
通信制御手段56bは、切替手段55を介して制御手段50から応答信号が受信されたか否かを判別し(ステップS15)、応答信号が受信されていないと判別した場合には(ステップS15;No)、応答信号が受信されるまで待機する。
通信制御手段56bは、応答信号が受信されたと判別した場合(ステップS15;Yes)、応答信号の内容を解釈する応答信号解釈処理が実行される(ステップS16)。
通信制御手段56bにおいて応答信号解釈処理が終了されると、応答信号は設定温度の設定終了を示す信号を含むか否かが判別される(ステップS17)。
通信制御手段56bは、応答信号には設定温度の設定終了を示す信号が含まれていないと判別した場合(ステップS17;No)、ステップS19に進む。
通信制御手段56bは、応答信号には設定温度の設定終了を示す信号が含まれていると判別した場合(ステップS17;Yes)、第2切替信号C2をLに設定し(ステップS18)、応答信号を信号変換手段56aに出力する。
信号変換手段56aは、ステップS17;No後、又はステップS18後、応答信号を無線信号に変換する信号変換処理を実行し(ステップS19)、変換された応答信号を、通信装置3aに送信する(ステップS20)。
通信装置3aは、応答信号が受信されたか否かを判別し(ステップS21)、応答信号が受信されていないと判別した場合には(ステップS21;No)、応答信号が受信されるまで待機する。
通信装置3aは、応答信号が受信されたと判別した場合(ステップS21;Yes)、無線信号の応答信号を現場管理装置3と通信装置3aとで用いられる信号に変換する信号変換処理を実行する(ステップS22)。
通信装置3aは、変換された応答信号に対して、複数の温度調節装置5のうち応答信号を送信してきた温度調節装置5を識別したり応答信号の内容を解釈したりする応答信号解釈処理を実行し(ステップS23)、コマンド解釈処理が終了すると応答信号を現場管理装置3に送信する(ステップS24)。
現場管理装置3は、応答信号が受信されたか否かを判別し(ステップS25)、応答信号が受信されていないと判別した場合には(ステップS25;No)、応答信号が受信されるまで待機する。
現場管理装置3は、応答信号が受信されたと判別した場合(ステップS25;Yes)、本処理を終了する。
上述したステップS6〜S20までの動作は、オペレータが現場管理装置3を操作して選択した複数の温度調節装置5において同時に実行させる動作であるため、複数の温度調節装置5、即ち選択された複数の調節装置に対して同時に設定値の設定指示を行うことができ、作業効率及び利便性を向上させることができる。
なお、遠隔管理装置2と温度調節装置5との通信動作のフローチャートも、図4と程同様のフローチャートとなるため、図示及び説明は省略する。
このように、本実施の形態によれば、設定要求信号が送信されない期間は、温度調節装置5と遠隔管理装置2及び現場管理装置3とが接続可能となると共に、各管理装置と温度調節装置5との間の信号を各管理装置が取得できるため、各管理装置が各管理装置と調節装置との間の通信状態をモニタリングして確認できると共に、設定要求を送信した管理装置を除く他の管理装置と温度調節装置5との伝送が遮断されるため、設定作業中において他の管理装置が介在することによる信号の衝突や誤設定を防止することができ、オペレータに対する操作性及び利便性を向上することができる。
更に、温度調節装置5が備えられたプラント内において、無線伝送路と接続された現場管理装置3から複数の調節装置5の設定変更を行うことができ、長距離を移動せずとも設定後に各調節装置に確実に設定値が設定されているか否かを直接確認することができるため、使い勝手や作業効率の向上を図ることができる。
本実施の形態における管理システムAの構成図である。 温度調節装置5の概略構成図の一例である。 温度調節装置5の一部詳細構成図である。 現場管理装置3と温度調節装置5との間で交わされる信号のフローチャートである。 従来の調節装置として電気炉4の温度制御を行う温度調節装置1の一例である。
符号の説明
1 温度調節装置
2 遠隔管理装置
3 現場管理装置
3a、3b 通信装置
4 電気炉
41 温度センサ
42 ヒータ
5 調節装置、温度調節装置
10、50 制御手段
11 入力手段
12 出力手段
13 操作表示手段
14 第3通信手段
15 通信加算手段
16 第4通信手段
54 第1通信手段
54a、56a 信号変換手段
54b、56b 通信制御手段
55 切替手段
551 第1AND回路
552 第2AND回路
553 第3AND回路
56 第2通信手段
57 伝送制御装置
61、62 プラント
61a、61m、62a、62n 装置
A 管理システム
C1 第1切替信号
C2 第2切替信号
L1、L3 有線伝送路
L2 無線伝送路
α1 第1スリーステイトバッファ回路
α2 第2スリーステイトバッファ回路
β1 第3スリーステイトバッファ回路
β2 第4スリーステイトバッファ回路

Claims (6)

  1. 調節装置と当該調節装置を管理する複数の管理装置との間の信号の伝送を制御する伝送制御装置において、
    前記複数の管理装置のいずれからも前記調節装置に対して設定要求信号が送信されない場合、前記各管理装置と前記調節装置との間の伝送を接続させて前記各管理装置と前記調節装置との間で交わされる信号を前記各管理装置において取得させ、
    前記調節装置に対して設定要求信号を送信した1つの前記管理装置を除く他の前記管理装置と前記調節装置との伝送を遮断させること、
    を特徴とする伝送制御装置。
  2. 前記伝送制御装置は、前記調節装置内に設置されていること、
    を特徴とする請求項1記載の伝送制御装置。
  3. 前記調節装置は複数であること、
    を特徴とする請求項2記載の伝送制御装置。
  4. 前記複数の管理装置と前記調節装置との間の複数の伝送路のうち、少なくとも1つの伝送路は無線伝送路であること、
    を特徴とする請求項3に記載の伝送制御装置。
  5. 前記伝送制御装置は、
    前記管理装置毎に、前記各管理装置から送信される前記設定要求信号に基づいた切替信号を出力する通信制御手段と、
    複数の前記通信制御手段から入力される切替信号に応じて、前記設定要求信号を送信した1つの前記管理装置を除く他の前記管理装置と前記調節装置との伝送を遮断させる切替手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の伝送制御装置。
  6. 前記切替手段は、
    前記設定要求信号がいずれの前記通信制御手段からも入力されていない場合、前記調節装置と前記複数の管理装置との間の伝送を接続させると共に、前記各管理装置と前記調節装置との間で交わされる信号を前記各管理装置に出力すること、
    を特徴とする請求項5記載の伝送制御装置。
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