JPH06175707A - プロセス制御装置 - Google Patents

プロセス制御装置

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Publication number
JPH06175707A
JPH06175707A JP5102871A JP10287193A JPH06175707A JP H06175707 A JPH06175707 A JP H06175707A JP 5102871 A JP5102871 A JP 5102871A JP 10287193 A JP10287193 A JP 10287193A JP H06175707 A JPH06175707 A JP H06175707A
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JP
Japan
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console
control
consoles
same
arithmetic
Prior art date
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Application number
JP5102871A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Nomura
和正 野村
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラントの水量、温度等を制御する場合に、
同時に複数のコンソールから同じ制御対象に制御信号が
送られた場合に、システムに混乱が生じることを防止す
る。 【構成】 このプロセス制御装置は、複数のコンソール
と、CPU2、変数テーブル3等からなる演算制御装置
1とを備えており、CPU2は複数の制御対象を制御す
る。変数テーブル3は、各制御対象に対応する制御対象
番号と、制御を行っているコンソールのコンソール番号
が登録できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントを監視・操作
するプロセス制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、プラントを監視・操作する装置とし
て、分散型制御システムと呼ばれているものがある。こ
の分散型制御システムは、図8に示すようにコンソール
1〜nが、通信ユニットを介して、複数の演算制御装置
と接続されており、各演算制御装置は、プラントの温
度、流量等を電磁弁、モーター等を介して、制御するよ
うになっている。また逆にプラントの温度、流量等のデ
ータを取り込み、各演算制御装置及び通信ユニットを介
してコンソール1〜nに伝えるようになっている。そし
てコンソールはすべて対等の機能を有し、制御対象を監
視、操作することができる。
【0003】また、必要に応じて各コンソールから各演
算制御装置の制御プログラムや制御パラメータ、演算パ
ラメータを変更することができ、オペレータコンソール
の操作・監視画面の構成等も変更することができる。
【0004】一方、大規模なプラントの場合は、コンソ
ールの監視・操作の範囲を限定している。例えば、コン
ソール1は通信ユニット1に対してのみ操作可能とし、
他の通信ユニットへの送信を禁止する。同様にしてコン
ソール2は通信ユニット2に対してのみ、コンソールn
は通信ユニットnに対してのみ操作可能とし、コンソー
ルと通信ユニットが1対1に対応するようにする。
【0005】このように設定することで、操作員が誤っ
て担当外のプラントの操作を行うことを防ぐことができ
る。
【0006】しかし、上記のような設定では、1台のコ
ンソールが故障したときには、故障したコンソールが制
御していた制御対象をコントロールできなくなり不都合
が生じる。また、コンソールが故障しない場合であって
も、コンソール1が通信ユニット2を介して他のコンソ
ールが制御している演算制御装置を制御する必要が起き
ることがあるので不便が生じる。
【0007】そこで、コンソールの監視・操作の設定範
囲を設けずに、各コンソールと各通信ユニットとのデー
タの通信は自由に行えるようにすることが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図8においてn台のコンソールが通信ユニット1を介し
て同一の制御対象にアクセスできるとすれば、複数のコ
ンソールから同一の制御対象に同時に操作信号が送られ
ることになり、各コンソールの操作員は正確に操作量を
設定できなくなる。
【0009】例えば、同一の制御対象に対してコンソー
ル1で操作量を10に設定し、コンソール2で操作量を
20に設定し、同時に送信すると、通信ユニットの処理
次第で10、20の順に受け取られ、その順に操作量が
変更されることとなる。結果として操作量は20となる
ため、操作量を監視しているコンソール1の操作員は、
再び10を送信する。10となると操作量を監視してい
るコンソール2の操作員は、操作量を20に戻そうとし
て再び20を送信することになる。
【0010】このように複数のコンソールが、同じ制御
対象について制御信号を発しているときにはコンソール
間で認識できないために、混乱を生じる。
【0011】さらには、各コンソールから同一の演算制
御装置の制御プログラムや制御パラメータ、演算パラメ
ータを変更する場合や、操作・監視画面の構成を変更す
る場合にも、一方のコンソールでプログラムやパラメー
タ等を変化させているときに他方のコンソールから割り
込みがかかり、容易に追加・修正が行われることになる
と、変更中のプログラムやパラメータを管理することが
できず、各コンソールから正確な制御が不可能となる。
【0012】このとき、他のコンソールに対して同じ画
面を表示中であるかどうかを通信によって確かめること
もできるが、応答を待ってからでは操作が遅れてしま
う。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
創案されたものであり、同時に複数のコンソールから同
じ制御対象や演算制御装置に制御信号が送られても、シ
ステムに混乱が生じないようなプロセス制御装置を提供
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のプロセス制御装置は、プラントの監視、操
作を行う複数のコンソールと、複数の制御対象の制御や
演算を行う演算制御装置とを有し、前記コンソールと前
記演算制御装置間で制御データの送受を行うプロセス制
御装置において、各制御操作画面に対応する制御番号
と、前記制御操作画面の制御を行っているコンソールの
コンソール番号とを登録する変数テーブルを備え、複数
のコンソールで同一制御操作画面の同時操作を禁止する
ことを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明のプロセス制御装置では、複数のコンソ
ールから同一の制御操作画面をを操作しようとして設定
値を送信した場合、変数テーブルには各制御操作画面に
対応する制御番号とこの制御操作画面の制御を行ってい
るコンソールのコンソール番号とが登録されるようにな
っているので、先にどのコンソールがどの制御操作画面
を操作しているのか判断することでき、この変数テーブ
ルを参照すれば複数のコンソールで同一制御操作画面の
同時操作を禁止することができる。
【0016】
【実施例】本発明の第1の実施例について、図1〜図4
を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例の概略図で
あり、プロセス制御装置が、2台のコンソールと、1台
の演算制御装置から成る場合を示している。演算制御装
置1のCPU2は、複数の制御対象1〜nをコントロー
ルしており、例えば電磁弁、電動バルブ、モーター、ポ
ンプ等を制御することにより、タンク内の水量、温度等
を設定値に収束させるようになっている。
【0018】また、この演算制御装置1は開平演算、四
則演算等の演算処理機能を有し、さらに、コンソールと
の通信機能を内蔵している。また、演算制御装置1は変
数テーブル3を備えており、この変数テーブル3は演算
制御装置1のメモリ等に記憶されている。
【0019】この変数テーブル3には図2に示すように
各制御対象に対応して付される各制御番号に対して現在
制御を行っているコンソールの番号が登録されるように
なっている。各制御番号は例えば、プラントの各タンク
の水量、温度等の制御に対応させることができる。
【0020】ここで、コンソール1及びコンソール2で
特定のタンクの水量をコントロールする場合を考える。
このタンクの水量の制御は、制御番号1に対応している
ものとする。特定のタンクの水量をコントロールするた
めには、最初にそのタンクの水量設定値を変更させるた
めの操作画面を開く必要がある。
【0021】図3はコンソールのモニタ表示画面であ
り、操作員が特定のタンクの水量をコントロールするた
めに、タンク内の水量制御の操作画面を表示した状態を
表している。表示画面中、PVはタンク内水量の現在値
を表しており、SVはタンク内水量の設定値すなわち操
作制御値である。また下に表示されている42.5%は
電磁弁の開いている割合を示している。このときコンソ
ール1には図3の画面が表示されているものとし、コン
ソール2にはこの同じ操作画面は表示されていないもの
とする。
【0022】次に、図4のフローチャートに従って制御
対象すなわちタンク内の水量に対して設定値を変更する
場合の変数テーブル3の役割を説明する。
【0023】コンソール1からタンク内の水量を変更し
ようとして、SVを現在の値から別の値に変更したとす
ると、設定値の変更データがコンソール1から演算制御
装置1に送信される。
【0024】CPU2は送信された制御内容が設定値の
変更か否かを判別し(ST1)、設定値の変更でないな
らば、送信された制御内容の制御を行い(ST2)、設
定値の変更であるならば、次のステップST3に進む。
【0025】次に、CPU2は変数テーブル3の制御番
号1のコンソール番号が0かどうかを確認する(ST
3)。
【0026】コンソール番号が0でないならば、設定値
の変更動作を中止し(ST4)、コンソール番号が0で
あれば、制御番号1にコンソール番号1を登録し(ST
5)、コンソール1から送られてきた新たな設定値を出
力する(ST6)。
【0027】次に、CPU2は設定値を出力後、操作画
面が開いているかどうかを判別する(ST7)。即ちコ
ンソール1がこのタンクの水量の制御・監視を終了し、
次の新たな制御を行うために表示画面を別の画面に切り
換えると、操作終了を演算制御装置に送信する。これを
受信した演算制御装置では、変数テーブルの制御番号1
に登録されているコンソール番号を現在の1から0に登
録変更し(ST8)、設定値の変更ルーチンを終了す
る。
【0028】また、操作画面が開いている状態では、設
定値を変更するルーチンはコンソール1が支配した状態
であり、次々と設定値の変更が可能である。
【0029】コンソール番号が0であれば、どのコンソ
ールもコンソール番号が0に対応する制御対象にアクセ
スしていないことになり、他のコンソールからの制御が
可能となる。例えば、コンソール2から制御番号1の制
御対象の制御を行えば、変数テーブルのコンソール番号
は2に登録される。
【0030】次に、コンソール2において、図3に示す
コンソール1で表示中の画面と同じ画面を表示し、コン
ソール1で制御している同じタンクの水量を変更するこ
とを考える。このとき、コンソール1は前述の画面を開
いている状態であり、タンクの水量を制御・監視し続け
ている。
【0031】コンソール2でタンク水量を変更するため
に設定値を変更する操作を行う。この変更データは演算
制御装置に送られて判別され(ST1)、演算制御装置
はタンクの水量を変化させようとするが、変数テーブル
の制御番号1にはコンソール番号1がすでに登録されて
いるので、コンソール2による変更を禁止し、演算制御
装置はタンクの水量の変更動作を行わない(ST4)。
このとき演算制御装置は変更できない状態であること
を、コンソール2に送信する。図示はしていないが、コ
ンソール2の操作画面に操作禁止であることを表示す
る。このためオペレータは、他のコンソールがすでにタ
ンク水量を制御・監視中であることが認識できる。
【0032】このように、制御対象が多くあっても各制
御対象ごとに現在制御を行っているコンソール番号を登
録し、表示画面を終了した場合に、そのコンソール番号
を0にするようにすれば、コンソールの台数や制御対象
が多くなっても、簡単に変数テーブルを参照することに
より制御動作の混乱は生じない。
【0033】以上の実施例では変数テーブルを演算制御
装置に備えたが、各コンソールに備えることもできる。
即ち、コンソール1がある制御対象の操作を行う場合に
は、コンソール1からその制御対象の操作を行うことを
コンソール2に送信するとともに、コンソール1内の変
数テーブルの対応する制御番号の位置にコンソール1の
番号が登録される。一方、コンソール2ではコンソール
1からの送信信号により、変数テーブルの対応する制御
番号の位置にコンソール1の番号が登録される。 した
がって、コンソール2がコンソール1と同じ制御対象を
操作する時には、変数テーブルを参照することにより操
作・変更禁止となる。コンソール1の操作が終了した場
合には、コンソール1内の変数テーブルに0が登録され
るとともに、コンソール2に終了信号が送信されてコン
ソール2内の変数テーブルに0が登録され、この制御対
象に対して他のコンソールからの制御が可能となるま
た、上述の実施例では、変数テーブルでのコンソール番
号の登録値が0の場合、制御対象に対して設定値の変更
を行う場合に、その設定値を送信したコンソール番号を
登録するようにしたが、制御を行うために操作画面を開
いたときに、コンソール番号を登録するようにしてもよ
く、また操作禁止であることを操作画面上に表示する場
合、変数テーブルを常に監視していて、逐次操作禁止の
表示を更新し、コンソール番号が0になったときに自動
的に操作可能の表示を行うようにしてもよい。
【0034】さらに、操作禁止の表示とともに、どのコ
ンソールが現在制御・監視中であるのかをコンソール番
号等で表示してもよく、上記実施例では変数テーブル中
に現在制御・監視中のコンソール番号を書き込むように
しているので、容易に行うことができる。
【0035】次に、第2の実施例について、図5〜図7
を用いて説明する。図5に示すように演算制御装置17
とCPU11、12、13及び変数テーブル14、1
5、16を備えたコンソール1、2、3が3台接続され
ており、演算制御装置17は複数の制御対象1、2、…
…nを制御する。演算制御装置17はCPU等を有して
おり、各制御対象を制御するようになっている。
【0036】制御LANは各コンソール1、2、3と演
算御装置17とを接続し、制御の操作・監視を行うため
に用いるネットワークである。
【0037】情報LANは各コンソール間を接続しシス
テムの構成に関するデータや管理データを送受するため
のネットワークである。
【0038】ここで、オペレータはプラントの制御対象
の制御状態をコンソールの画面で監視するとともに、演
算制御装置17の制御プログラムや制御パラメータの変
更、オペレータコンソールの操作・監視画面の構成の変
更等を行うことができ、これらの操作については、必ず
対応する操作画面が存在する。
【0039】そこで、図6に示すような変数テーブルを
各コンソールに設け、各オペレータコンソールのコンソ
ール番号と、各オペレータコンソールで操作を行う場合
の表示画面種類と、この特定の表示画面種類におけるペ
ージ数とを登録するようにする。ここでの表示画面種類
とページ数が制御番号に相当する。
【0040】そして、表示画面種類及びページ数が一致
しているコンソールがあれば、先に当該操作画面を開い
ているコンソールの設定操作が優先され、後に当該操作
画面を開いたコンソールの設定操作は禁止される。
【0041】この場合、設定操作可能であるコンソール
には設定操作フラグのところに1が登録され、設定操作
不可能であるコンソールには設定操作フラグのところに
0が登録される。
【0042】図6(a)はコンソール1〜3の各々開い
ている操作画面がすべて異なる例であり、各コンソール
の設定操作フラグはすべて1となり、各コンソールの設
定操作は可能である。
【0043】また、図6(b)はコンソール1とコンソ
ール2の表示画面種類及びページ数が一致しているの
で、先にこの表示画面種類及びページ数に該当する操作
画面を開いているコンソール1が優先され設定操作フラ
グは1となり、後にコンソール1と同じ操作画面を開い
たコンソール2は設定操作が禁止されるので設定操作フ
ラグは0となる。
【0044】この変数テーブルへの登録の動作を図7の
フローチャートに従って説明する。コンソール1〜3の
いずれかのコンソールにおいて操作画面が開かれると、
そのコンソール番号に対応する操作画面の表示画面種類
とページ数のところに該当する数値が登録される(ST
11)。
【0045】次に、変数テーブルにおいて他のコンソー
ルで同じ表示画面種類及びページ数が登録されているか
をCPUは確認する(ST12)。
【0046】そして、もし同じ表示画面種類及びページ
数が登録されているコンソールが見つかれば、後に同じ
操作画面を開いたコンソールの設定操作フラグを0にし
(ST14)、情報LANを通じてすべての他のコンソ
ールの変数テーブルを同一に書き変える(ST15)。
【0047】また、同じ表示画面種類及びページ数が登
録されているコンソールが見つからない場合には、当該
操作画面を開いたコンソールの設定操作フラグを1にし
て(ST13)、情報LANを通じてすべての他のコン
ソールの変数テーブルを同一に書き変える(ST1
5)。
【0048】次に、現在操作を行っているコンソール内
のCPUが、操作画面が開いているかどうかを判別し
(ST16)、操作画面が閉じて起動時のメニューに戻
ったようなときは表示画面種類及びページ数及び設定操
作フラグを0にし(ST17)、他のすべてのコンソー
ルの変数テーブルを情報LANを通じて同一に書き変え
て終了する。
【0049】一方、操作画面が開いている場合には、今
の操作画面が別の操作画面に変更されたかどうかを判別
し(ST18)、変更されたときにはST11に戻り再
度上述のルーチンを実行するが、変更されていないとき
には終了することになる。
【0050】以上のように情報LANを使用しているの
で変数テーブルの書き変えは迅速に行われる。
【0051】ところで、全く同じタイミングで2台以上
のコンソールが同じ操作画面を呼び出した場合には、操
作画面を先に開いたかどうかを判別できないので通常は
複数のコンソールによる設定操作を禁止することができ
ない。図6(c)はこのような状態を示した例であり、
コンソール1〜3までが全く同じタイミングで同じ操作
画面を呼び出しているので、各コンソールの設定操作フ
ラグはすべて1となっている。
【0052】この場合には各コンソールの設定操作が可
能となって誤動作を招くので、次のような処理を行うよ
うにしておく。コンソールにあらかじめ優先順位を付け
ておく。そして、各コンソールのCPUは情報LANを
通じて自己のコンソールにおける操作画面の呼び出しの
タイミングと他のコンソールにおける操作画面の呼び出
しのタイミングを監視しており、操作画面の呼び出すタ
イミングが自己のコンソールと同じものがあれば、表示
画面種類及びページ数を比較し、これも同一の場合に先
に定めた優先順位に従って優先順位の一番高いコンソー
ルを設定操作可能とし(設定操作フラグを1にする)、
その他のコンソールを設定操作不可能(設定操作フラグ
を0にする)とする。
【0053】図6(d)は、図6(c)のようにコンソ
ール1〜3までが全く同じタイミングで同じ操作画面を
呼び出し場合に上記の手順に従って設定操作フラグが登
録された例である。
【0054】ここでは、優先順位がコンソール1、2、
3の順に高いものであると仮定している。
【0055】また、各コンソールで変数テーブルの内容
を見られるようにしておいて、操作画面を呼び出す前に
チェックできるようにしておけば、他のコンソールが現
在どの操作画面を開いているのかを知ることができ便利
である。
【0056】なお、操作画面を呼び出したとき、他のコ
ンソールで使用中のため操作できない場合には、操作者
にこの旨を伝えるために画面上にメッセージを表示する
ようにしても良い。
【0057】
【効果】本発明によれば、変数テーブルを備え、特定の
制御対象を制御しようとすると、その制御を行うコンソ
ール番号を登録し、すでにコンソール番号が登録されて
いる場合には、他のコンソールからはその制御対象に対
しては、制御できないようにしているので、同時に複数
のコンソールから同じ制御対象に制御信号が送られて
も、システムに混乱が生じることを防止することができ
る。
【0058】また、操作画面に対応したデータを登録し
比較することによって、設定操作可能かどうかを判別す
るようにしているので、ひとつの制御対象に対する操作
画面が複数存在する場合や、同一の演算制御装置の制御
プログラムや制御パラメータ、演算パラメータを変更、
あるいは操作・監視画面の構成を変更する場合には複数
のコンソールで同時に設定操作が行われないので、シス
テムに混乱が生じることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるプロセス制御装
置の概略図。
【図2】本発明の第1の実施例におけるプロセス制御装
置の変数テーブル。
【図3】プロセス制御装置の一操作画面。
【図4】本発明の第1の実施例におけるプロセス制御装
置の動作のフローチャート図。
【図5】本発明の第2の実施例におけるプロセス制御装
置の概略図。
【図6】本発明の第2の実施例におけるプロセス制御装
置の変数テーブル。
【図7】本発明の第2の実施例におけるプロセス制御装
置の動作のフローチャート図。
【図8】従来のプロセス制御装置の構成図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの監視、操作を行う複数のコン
    ソールと、複数の制御対象の制御や演算を行う演算制御
    装置とを有し、前記コンソールと前記演算制御装置間で
    制御データの送受を行うプロセス制御装置において、各
    制御操作画面に対応する制御番号と、前記制御操作画面
    の制御を行っているコンソールのコンソール番号とを登
    録する変数テーブルを備え、複数のコンソールで同一制
    御操作画面の同時操作を禁止することを特徴とするプロ
    セス制御装置。
JP5102871A 1992-10-09 1993-04-28 プロセス制御装置 Pending JPH06175707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5102871A JPH06175707A (ja) 1992-10-09 1993-04-28 プロセス制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27138192 1992-10-09
JP4-271381 1992-10-09
JP5102871A JPH06175707A (ja) 1992-10-09 1993-04-28 プロセス制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06175707A true JPH06175707A (ja) 1994-06-24

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ID=26443556

Family Applications (1)

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JP5102871A Pending JPH06175707A (ja) 1992-10-09 1993-04-28 プロセス制御装置

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JP (1) JPH06175707A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094553A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Yokogawa Electric Corp 伝送制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094553A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Yokogawa Electric Corp 伝送制御装置
JP4572791B2 (ja) * 2005-09-27 2010-11-04 横河電機株式会社 伝送制御装置

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