JP2007094498A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】バール等を用いても容易に破壊されることの無い、従来よりも強固な防盗性を持った自動販売機を提供する。
【解決手段】外扉2をこじ開けられた後に、キー6によって施錠された防盗扉3cがあり、その防盗扉3cを破壊するために防盗扉3cの周りの隙間にバール等の工具を挿入する。そして防盗扉3cをこじ開けようとするが、施錠部材13aと施錠部材13bの複数の爪部12aと爪部12bがそれぞれ係止している。その時の状態は爪部12aの先端が爪部12bの谷部15aに、爪部12bの先端が爪部12aの谷部15bに掛かり合っていて、バール等の工具にて引きちぎろうとしても、容易に施錠を外すことができない。
【選択図】図3

Description

本発明は自動販売機の防盗装置に関するものである。
近年、自動販売機においては破壊による金銭盗難が増加している。
従来の自動販売機の防盗装置としては特許文献1に示されているものがある。
以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機の防盗装置について説明する。図9は、従来の自動販売機の防盗扉の斜視図であり、図10は、従来の自動販売機の正面斜視図である。図9、図10に示すように、従来の自動販売機は、自動販売機本体1に軸支された外扉2と、外扉2に軸支された防盗扉3aと、外扉2に内設され、防盗扉3aに覆われた金銭処理装置であるコインメック4aとビルバリデータ4b、防盗扉3aに設けられたロック5と、ロック5を操作するキー6とから構成されている。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。
まず、自動販売機の外扉2が閉められている状態の時、キー6によってロック5を施錠させた防盗扉3aによってコインメック4aとビルバリデータ4bは覆われている。この時金銭を狙った犯行者が扉2を無理やりこじ開けても、コインメック4aとビルバリデータ4bは防盗扉3aによって保護されているため容易には金銭を盗み出すことは出来ない。
特開平11−353542号公報
しかしながら、従来の構成は、防盗扉3aをキー6によってロック5にて施錠しているだけの簡単な構造であり、バール等工具を使用されると容易に破壊されるという欠点があった。
本発明は従来の課題を解決するもので、バール等を用いても容易に破壊されることの無い、従来よりも強固な防盗性を持った自動販売機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、自動販売機本体の前面に配置した外扉の裏面側で、外扉の補強材として左右方向に形成したステーと、ステーの下部に周囲を防盗板で覆った金銭処理装置を備え、前記金額処理装置の前面に防盗扉を備えた自動販売機において、前記防盗扉は前記防盗板と前記ステーとの隙間を覆うように一部張り出して形成したものである。
これによって外扉をこじ開けられた後に、ステーと防盗板の隙間にバール等を挿入して防盗扉を破壊しようとした場合にでも、ステーの隙間を覆う張り出し部が邪魔で容易に挿入出来なく、また張り出し部により構造的に強度が強くなるため破壊を防止するという作用を有する。
また、本発明の自動販売機は、外扉の裏面側に備えた金銭処理装置の周囲を防盗板、前面を防盗扉で覆った自動販売機において、前記防盗扉の側面部と対応する前記防盗板の側面部とに防盗扉施錠部材を備え、前記防盗扉施錠部材は上下方向に複数の爪部を互いに断続的に形成し、施錠動作に連動して前記爪部が上下方向に動作して施錠したものである。
これによって外扉をこじ開けられた後に、防盗扉をこじ開けようとした場合にでも、複数の爪部が前後に互いに掛かっているために、それぞれの爪部が引っ掛かり容易に破壊されないという作用を有する。
また、本発明の自動販売機は、上下方向に形成された防盗扉側の爪部の一端側と、防盗板側の爪部の他端側を塞いだ塞ぎ部である。
これによって外扉をこじ開けられた後に、防盗扉をこじ開けようとした場合にでも、片側の爪部の端面と対面するもう一方の爪部のふさがっている端面とが上下に掛かっているために、さらに容易に破壊されなくなるという作用を有する。
また、本発明の自動販売機は、外扉の表面側に備えた自動販売機本体の施錠装置で、前記施錠装置の施錠動作に連動して防盗扉施錠部材の施錠、開錠するようにしたものである。
これによって外扉をこじ開けられた後に、前期記述のように容易に破壊されないという作用と、オペレーション優先のため鍵を取り付けていない場合にでも同性能を有するという作用を有する。
また、本発明の自動販売機は、防盗扉施錠部材は防盗扉の内部に形成したものである。
これによって外扉をこじ開けられた後に、施錠部材が外側にないため容易に破壊されないという作用を有する。
本発明の自動販売機は、バール等を用いても容易に破壊されることの無い、従来よりも強固な防盗性を持つことができる。
請求項1に記載の発明は、自動販売機本体の前面に配置した外扉の裏面側で、外扉の補強材として左右方向に形成したステーと、ステーの下部に周囲を防盗板で覆った金銭処理装置を備え、前記金額処理装置の前面に防盗扉を備えた自動販売機において、前記防盗扉は前記防盗板と前記ステーとの隙間を覆うように一部張り出して形成したものから構成されているので、外扉をこじ開けられた後に、ステーと防盗板の隙間にバール等を挿入して防盗扉を破壊しようとした場合にでも、ステーの隙間を覆う張り出し部が邪魔で容易に挿入出来なく、また張り出し部により構造的に強度が強くなるため強固な防盗性を提供できる。
請求項2に記載の発明は、外扉の裏面側に備えた金銭処理装置の周囲を防盗板、前面を防盗扉で覆った自動販売機において、前記防盗扉の側面部と対応する前記防盗板の側面部とに防盗扉施錠部材を備え、前記防盗扉施錠部材は上下方向に複数の爪部を互いに断続的に形成し、施錠動作に連動して前記爪部が上下方向に動作して施錠することを備えることにより、外扉をこじ開けられた後に、防盗扉をこじ開けようとした場合にでも、複数の爪部が前後に互いに掛かっているために、それぞれの爪部が引っ掛かり容易に破壊されないため強固な防盗性を提供できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に、上下方向に形成された防盗扉側の爪部の一端側と、防盗板側の爪部の他端側を塞いだ塞ぎ部とから構成されているので、外扉をこじ開けられた後に、防盗扉をこじ開けようとした場合にでも、片側の爪部の端面と対面するもう一方の爪部のふさがっている端面とが上下に掛かっているために、さらに容易に破壊されない強固な防盗性を提供できる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明に、外扉の表面側に備えた自動販売機本体の施錠装置で、前記施錠装置の施錠動作に連動して防盗扉施錠部材の施錠、開錠するようにしたものを備えることにより、外扉をこじ開けられた後に、前期記述のように容易に破壊されないという作用と、オペレーション優先のためキーを取り付けていない場合にでも同じ性能を提供できる。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の発明に、防盗扉施錠部材は防盗扉の内部に形成したものであるため、扉をこじ開けられた後に、施錠部材が外側にないため容易に破壊されない防盗性を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の防盗扉閉時の斜視図である。図2は本発明の実施の形態1による自動販売機の防盗扉閉時の側面図である。
図1,2に示すように、外扉2は自動販売機本体1の前面に軸支されており、外扉2の左右方向には補強材としてステー7が設けられている。そのステー7の下部には外扉2に内設された防盗板8が内設されており、その防盗板8には金銭処理装置であるコインメック4aとビルバリデータ4bが取り付いている。金銭処理装置の前面には外扉2に軸支された防盗扉3bが設けられており、その防盗扉3bには防盗板8とステー7との隙間を覆う張り出し形状9が設けられている。防盗扉3bにはロック5が取り付けられていて、そのロック5はキー6によって操作され施錠される。
以上にように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、金銭を盗む目的で外扉2をこじ開けられた後に、ロック5によって施錠された防盗扉3bがあり、その防盗扉3bを破壊するために防盗扉3bの周りの隙間にバール等の工具を挿入しようとする。その際に隙間は張り出し形状9にて覆われていることや、その張り出し形状9が山型になっていることにより強固なため変形しにくくなっていることや、張り出し形状9が斜めになっていることで工具の先が滑り、力が分散されることにより、容易にはバール等を挿入することができず、よって防盗扉3bは容易には破壊されない。
以上のように本実施の形態の自動販売機は自動販売機本体1の前面に配置した外扉2の裏面側で、外扉2の補強材として左右方向に形成したステー7と、ステー7の下部に周囲を防盗板8で覆った金銭処理装置4a、4bを備え、金額処理装置4a,4bの前面に防盗扉3bを備えた自動販売機において、防盗扉3bは防盗板8とステー7との隙間を覆うように一部張り出して形成したもの9から構成されているので、外扉2をこじ開けられた後に、ステー7と防盗板8の隙間にバール等を挿入して防盗扉3bを破壊しようとした場合にでも、ステー7の隙間を覆う張り出し形状9が邪魔で容易に挿入出来なく、また張り出し形状9により構造的に強度が強くなるため強固な防盗性を提供できる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2による自動販売機の防盗扉開時の斜視図である。図4は本発明の実施の形態2による自動販売機の防盗扉閉時の平面図である。図5は、本発明の実施の形態2による自動販売機の防盗扉閉時の側面図である。図6は、本発明の実施の形態2による自動販売機の防盗扉開時の防盗部材の状態の背面図である。
図3、図4、図5、図6において外扉2は自動販売機本体1の前面に軸支されており、外扉2には裏側に防盗板8が内設されており、その防盗板8には金銭処理装置であるコインメック4aとビルバリデータ4bが取り付いている。金銭処理装置4a、4bの前面には外扉2に軸支された防盗扉3cが設けられている。防盗扉3cにはキー6が取り付けられていて、そのキー6は防盗扉3cの側面に長穴10aを通してビス11をかいして取り付いている、連続的に複数の爪部12aを形成した上下方向に摺動可能な施錠部材13aと、リンク14を長穴10bに掛けることで連動している。施錠部材13aはその対応する位置である、防盗板8の側面部に設けられた、連続的に複数の爪部12bを形成した施錠部材13bと、それぞれの爪部12aと爪部12bを係止している。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、金銭を盗む目的で外扉2をこじ開けられた後に、キー6によって施錠された防盗扉3cがあり、その防盗扉3cを破壊するために防盗扉3cの周りの隙間にバール等の工具を挿入する。そして防盗扉3cをこじ開けようとするが、施錠部材13aと施錠部材13bの複数の爪部12aと爪部12bがそれぞれ係止している。その時の状態は爪部12aの先端が爪部の谷部15aに、爪部12bの先端が爪部の谷部15bに掛かり合っていて、バール等の工具にて引きちぎろうとしても、容易に施錠を外すことができない。
なお、オペレーターが金銭の回収を行う場合にはキー6を回転させて、施錠部材13aがビス11にそって長穴10aの範囲にて摺動し、爪部12aが爪部12b間に位置した時に防盗扉3cを開けて作業する。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、外扉2の裏面側に備えた金銭処理装置4a、4bの周囲を防盗板8、前面を防盗扉3cで覆った自動販売機において、防盗扉3cの側面部と対応する防盗板8の側面部とに防盗扉施錠部材13a、13bを備え、防盗扉施錠部材13a、13bは上下方向に複数の爪部12a、12bを互いに断続的に形成し、施錠動作に連動して爪部12aが上下方向に動作して施錠することを備えることにより、外扉2をこじ開けられた後に、防盗扉3cをこじ開けようとした場合にでも、複数の爪部12a、12bが前後に互いに掛かっているために、それぞれの爪部12a、12bが引っ掛かり容易に破壊されないため強固な防盗性を提供できる。また、金銭管理者と商品管理者を別にしたい場合にも外扉2とは別に防盗扉3cが施錠されているため金銭管理を間違いの無い様に徹底できる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3による自動販売機の防盗扉開時の斜視図である。図4は本発明の実施の形態3による自動販売機の防盗扉閉時の平面図である。図5は、本発明の実施の形態3による自動販売機の防盗扉閉時の側面図である。図6は、本発明の実施の形態3による自動販売機の防盗扉開時の防盗部材の状態の背面図である。
図3、図4、図5、図6に示すように16aは防盗扉3c側の爪部12aの一端側を塞いだ塞ぎ部であり、16bは防盗板8側の爪部12bの他端側を塞いだ塞ぎ部であり、17aは爪部12aの端面、17bは爪部12bの端面である。
本実施の形態は、実施の形態2による自動販売機に、さらに上下方向に形成された防盗扉3c側の爪部12aの一端側を塞いだ塞ぎ部16aと、防盗板8側の爪部12bの他端側を塞いだ塞ぎ部16bを設けたものである。
以上にように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、金銭を盗む目的で外扉2をこじ開けられた後に、ロックによって施錠された防盗扉3cがあり、その防盗扉3cを破壊するために防盗扉3cの周りの隙間にバール等の工具を挿入する。そして防盗扉3cをこじ開けようとするが、施錠部材13aと施錠部材13bの複数の爪部12aと爪部12bがそれぞれ係止している。
その時の状態は爪部12aの先端が爪部12bの谷部15aに、爪部12bの先端が爪部の谷部15bに掛かり合っていて、バール等の工具にて引きちぎろうとしても、容易に施錠を外すことができない。しかし、それでも工具にてさらに力を加えると、爪部12a、12bの掛かりが外れない代わりに施錠部材13a、13bが爪部12a、12bの掛かり方向と垂直方向に変形していこうとする。
この時、防盗扉3c側の爪部12aの一端側を塞いだ塞ぎ部16aと対抗する爪部端面17b、防盗板8側の爪部12bの他端側を塞いだ塞ぎ部16bと対向する爪部端面17aがそれぞれ掛かり合いその変形を防止する。この時、一端側を塞いだ塞ぎ部16aは施錠装部材13aが解錠する時に摺動する方向側にある。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、上下方向に形成された防盗扉3c側の爪部12aの一端側を塞いだ塞ぎ部16aと、防盗板8側の爪部12bの他端側を塞いだ塞ぎ部16bとから構成されているので、外扉2をこじ開けられた後に、防盗扉3cをこじ開けようとした場合にでも、片側の爪部12a、12bの端面と対面するもう一方の爪部12a、12bの塞いだ塞ぎ部16a、16bとが上下に掛かっているために、さらに容易に破壊されない強固な防盗性を提供できる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4による自動販売機の防盗扉開時の斜視図である。図8は本発明の実施の形態4による自動販売機の防盗扉閉時の平面図である。
図7、図8において外扉2には外扉2の施錠装置18がハンドル19に連動する様に取り付けられ、上下方向に摺動する施錠装置18は防盗板8の正面に長穴10cを通してビス11をかいして取り付いている、連続的に複数の爪部12cを形成した上下方向に摺動可能な施錠部材13cと連動している。施錠部材13cはその対応する位置である、防盗扉3dの側面部に設けられた、連続的に複数の爪部12dを形成した施錠部材13dとそれぞれの爪部12cと爪部12dを係止している。本実施の形態は、実施の形態2による自動販売機を、施錠装置18に連動して施錠部材13c、13dを施錠、解錠させるようにしたものである。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、金銭を盗む目的で外扉2をこじ開けられた後に、ロックハンドル19によって施錠された防盗扉3dがあり、その防盗扉3dを破壊するために防盗扉3dの周りの隙間にバール等の工具を挿入する。そして防盗扉3dをこじ開けようとするが、施錠部材13cと施錠部材13dの複数の爪部12cと爪部12dがそれぞれ係止している。その時の状態は爪部12cの先端が爪部の谷部15cに、爪部12dの先端が爪部の谷部15dに掛かり合っていて、バール等の工具にて引きちぎろうとしても、容易に施錠を外すことができない。
なお、外扉2を開ける際ハンドル19により施錠装置18が摺動して、その動きに連動して施錠部材13cがビス11にそって長穴10cの範囲にて摺動し、爪部12cが爪部12d間に位置した時に施錠部材13cが止まるようになっている。このことにより、オペレーターが金銭の回収を行う場合には、防盗扉3d用の解錠作業をせず作業することができる。
以上のように本実施形態の自動販売機は、外扉2の表面側に備えた自動販売機本体1の施錠装置18で、施錠装置18の施錠動作に連動して防盗扉施錠部材13c、13dの施錠、開錠するようにしたものを備えることにより、外扉2をこじ開けられた後に、前期記述のように容易に破壊されないという作用と、オペレーション優先のためキー6を取り付けていない場合にでも同じ性能を提供できる。
(実施の形態5)
図3は、本発明の実施の形態5による自動販売機の防盗扉開時の斜視図である。図4は本発明の実施の形態5による自動販売機の防盗扉閉時の平面図である。図5は、本発明の実施の形態5による自動販売機の防盗扉閉時の側面図である。図6は、本発明の実施の形態5による自動販売機の防盗扉開時の防盗部材の状態の背面図である。図7は、本発明の実施の形態5による自動販売機の防盗扉開時の斜視図である。
図8は、本発明の実施の形態5による自動販売機の防盗扉閉時の平面図である。
本実施の形態は、実施の形態2又は3又は4いずれかによる自動販売機を、施錠部材13a、13b、13c、13dを防盗扉3c、3dの内部に設けたものである。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、金銭を盗む目的で外扉2をこじ開けられた後に、キー6又はハンドル18によって施錠された施錠部材13a、13b、13c、13dが内部に設けられた防盗扉3c、3dがあり、その防盗扉3c、3dを破壊するために防盗扉3c、3dの周りの隙間にバール等の工具を挿入する。そして防盗扉3c、3dをこじ開けようとするが、施錠部材13a、13b、13c、13dが内部に設けられていて、なおかつ施錠部材13a、13cと施錠部材13b、13dの複数の爪部12a、12cと爪部12b、12dがそれぞれ係止している。その時の状態は爪部12a、12cの先端が爪部12b、12dの谷部15a、15cに、爪部12b、12dの先端が爪部12a、12cの谷部15b、15dに掛かり合っていて、バール等の工具にて引きちぎろうとしても、容易に施錠を外すことができない。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、防盗扉施錠部材13a、13b、13c、13dを防盗扉3c、3dの内部に形成したものであり、外扉2をこじ開けられた後に、施錠部材13a、13b、13c、13dが外側にないため容易に破壊されない防盗性を提供できる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、金銭処理装置を覆う防盗扉が従来よりも強固となり、バール等を用いても容易に破壊されなくなることにより、市場に設置しても金銭を盗難されにくくなり被害を防ぐことができる。
本発明による自動販売機の実施の形態1の防盗扉閉時の斜視図 本発明による自動販売機の実施の形態1の防盗扉閉時の側面図 本発明による自動販売機の実施の形態2、3、5の防盗扉開時の斜視図 本発明による自動販売機の実施の形態2、3、5の防盗扉閉時の平面図 本発明による自動販売機の実施の形態2、3、5の防盗扉閉時の側面図 本発明による自動販売機の実施の形態2、3、5の防盗扉開時の防盗部材の状態の背面図 本発明による自動販売機の実施の形態4、5の防盗扉開時の斜視図 本発明による自動販売機の実施の形態4、5の防盗扉閉時の平面図 従来の自動販売機の防盗扉の斜視図 従来の自動販売機の正面斜視図
符号の説明
1 自動販売機本体
2 外扉
3b,3c,3d 防盗扉
4a 金銭処理装置(コインメック)
4b 金銭処理装置(ビルバリデータ)
7 ステー
8 防盗板
9 張り出し形状
12a,12b,12c,12d 爪部
13a,13b,13c,13d 施錠部材
16a,16b 爪部一端側を塞いだ塞ぎ部
18 施錠装置

Claims (5)

  1. 自動販売機本体の前面に配置した外扉の裏面側で、外扉の補強材として左右方向に形成したステーと、ステーの下部に周囲を防盗板で覆った金銭処理装置を備え、前記金額処理装置の前面に防盗扉を備えた自動販売機において、前記防盗扉は前記防盗板と前記ステーとの隙間を覆うように一部張り出して形成したことを特徴とする自動販売機。
  2. 外扉の裏面側に備えた金銭処理装置の周囲を防盗板、前面を防盗扉で覆った自動販売機において、前記防盗扉の側面部と対応する前記防盗板の側面部とに防盗扉施錠部材を備え、前記防盗扉施錠部材は上下方向に複数の爪部を互いに断続的に形成し、施錠動作に連動して前記爪部が上下方向に動作して施錠することを特徴とする自動販売機。
  3. 上下方向に形成された防盗扉側の爪部の一端側と、防盗板側の爪部の他端側はふさがれていることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 外扉の表面側に備えた自動販売機本体の施錠装置で、前記施錠装置の施錠動作に連動して防盗扉施錠部材の施錠、開錠するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  5. 防盗扉施錠部材は防盗扉の内部に形成されたことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の自動販売機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083895A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

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