JP2007093735A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
二次転写ユニットにおいて二次転写不良を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】
中間転写ベルト70上には、一次転写ユニット60Y、60M、60C、60Kにおいて、各感光体20Y、20M、20C、20Kから順次画像が転写される。一次転写ユニット60Kと二次転写ユニット80との間のベルトの両面に対向電極10が設けられている。中間転写ベルト70上で画像を形成するトナー粒子は、この対向電極10からの電界を受け中間転写ベルト70表面から引き剥がされ、さらに、トナー粒子の密度とキャリア液の密度との差により、重力による影響を受け、トナー粒子とキャリア液の位置交換が起きる。これにより、二次転写ユニット80での二次転写不良の発生を防止することができる。

【選択図】 図1

Description

本発明は、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等からなるキャリア液にトナーを分散させた液体トナーにより感光体上に形成された静電潜像を現像する画像形成装置に関する。
従来、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等からなるキャリア液にトナーを分散させた高粘度の液体トナーを用いた液体現像方式の電子写真装置が知られている。キャリア液中にトナー粒子を分散させた液体トナーを用いる、このような装置では、現像時に感光体の表面にトナーを付着させたり、転写時に中間転写ベルトの表面から用紙にトナー粒子を移動させたりするために、荷電したトナー粒子を液体トナーの溶媒(キャリア液)中を電界の作用で移動(電気泳動)させる現象を利用している。このような現象を利用するために、このような装置においては、感光体上、中間転写ベルト上等の各所でキャリア液とトナー粒子との比率をコントロールすることが重要となってくる。
特許文献1(特開2000−122427号公報)には、潜像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルトに電界の作用により一次転写する一次転写手段と、中間転写ベルト上のトナー像を転写材に電界の作用により二次転写する二次転写手段とを有し、一次転写手段による一次転写を複数回行うことによって、中間転写ベルト上に重ね合わせ画像を形成し、この重ね合わせ画像を一括して二次転写する画像形成装置において、二回目以降に一次転写されるトナー像の現像に使用される液体トナー担持体上の現像液のトナー固形分率を、一回目に一次転写されるトナー像の現像に使用される液体トナー担持体上の現像液のトナー固形分率に応じて制御する、トナー固形分率制御手段が設けられた画像形成装置が開示されている。
特開2000−122427号公報
ところで、特許文献1に記載されているようなカラー画像形成装置においては、1色目のトナー粒子が、潜像担持体から中間転写ベルトに一次転写さる際に電界を受け、さらに2色目以降のトナー粒子が、中間転写ベルトに一次転写さる際に電界を受ける、というように複数色のトナー粒子を中間転写ベルトに順次重ね合わせていくうちに、トナー粒子は複数回電界を受けて、トナー粒子同士が凝集し膜状態となる。
このような状態となった段階、すわなち、用紙転写前の段階の中間転写ベルト上のトナー粒子の様子を拡大した図を図8に示す。図8においては、併せて用紙表面の様子も示されている。用紙転写前の中間転写ベルト上では、中間転写ベルト表面101に近い側にトナー粒子102の層がありその上にキャリア液103の層がある状態となっており、また、用紙表面は、用紙繊維104が網の目状に入り組んだ状態となっている。
この状態で用紙転写部(二次転写部)に進入すると、特にラフ紙においてキャリア液が先に用紙繊維の網目に吸収されるため、中間転写ベルト上のトナー粒子層が電気泳動しにくくなり、中間転写ベルト上にトナー粒子が残ってしまう二次転写不良となる。図9に、二次転写後、二次転写不良を起こした際の中間転写ベルト、用紙上のトナー粒子及びキャリア液の様子を拡大したものを示す。図に示されるように、一部トナー粒子105が用紙側に移動せず、中間転写ベルト表面101上に残留してしまっている。このような二次転写不良は、一部のトナー粒子105が一次転写の際の電界により中間転写ベルト表面101側に強固に凝集・固着してしまうことが原因の一つであり、さらに、前述のように、キャリア液を吸収しやすい用紙の場合、用紙繊維104の側に、キャリア液108のみが先に移動してしまうことによりトナー粒子105が電気泳動し、用紙側に移動するのに十分な溶媒が足りなくなることも原因である。
本発明は上記課題を解決するためのもので、請求項1に係る発明は、比重がトナー粒子よりも小さくかつ不揮発性であるキャリア液とトナー粒子からなる液体トナーにより感光体上に形成された静電潜像を現像する現像手段と、該感光体上に現像された像を中間転写媒体に転写する一次転写手段と、該中間転写媒体に転写された像を記録媒体に転写する二次転写手段と、該記録媒体に転写された像を加熱加圧し該記録媒体上に定着する定着手段と、を有する画像形成装置において、該一次転写手段と該二次転写手段との間に該中間転写媒体を挟むように対向電極を配置し、トナー粒子が該中間転写媒体から離れるような電界を該対向電極により付与することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、該中間転写媒体上に像を順次転写する複数の該一次転写手段を有し、複数の該一次転写手段のうち最後に該中間転写媒体上に像を転写する該一次転写手段と、該二次転写手段との間に該中間転写媒体を挟むように該対向電極を配置したことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、該対向電極に挟まれた該中間転写媒体において、トナー粒子は重力方向で該中間転写媒体より下側に位置していることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、該中間転写媒体上の余剰キャリア液を除去する余剰キャリア液除去手段を有し、該中間転写媒体が移動する方向の上流側から、該一次転写手段、該余剰キャリア液除去手段、該対向電極、該二次転写手段の順番で各手段を配置したことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、キャリア液の密度/トナー粒子の密度が、0.9より小さいことを特徴とする。
本発明によれば、一次転写手段と二次転写手段との間に中間転写媒体を挟むように対向電極が配置されているので、中間転写ベルトの表面に層状に貼り付いているトナー粒子を、対向電極の電界で引き剥がすことができる。また、比重がトナー粒子よりも小さくかつ不揮発性であるキャリア液とトナー粒子からなる液体トナーが用いられているので、引き剥がされたトナー粒子は、トナー粒子の密度とキャリア液の密度との差により、重力による影響を受ける。このため、トナー粒子層とキャリア液層の位置が交換され、中間転写ベルトに近い側にキャリア液層、遠い側にトナー粒子層がくる配置となり、二次転写後、トナー粒子が完全に用紙等の媒体に転写されず、中間転写ベルト70の表面に残留してしまう二次転写不良を防止することができる。さらに、キャリア液の密度/トナー粒子の密度が、0.9より小さいと、密度差による重力の影響が顕著である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。現像ユニット50Y、50M、50C、50Kは、画像形成装置の下部に配置されており、中間転写ベルト70、二次転写ユニット80は、画像形成装置の上部に配置されている。
中間転写ベルト70は、ベルト駆動ローラ82、85に張架されたエンドレスのベルトであり、感光体20Y、20M、20C、20Kと当接しながら回転駆動される。中間転写ベルト70、一次転写バックアップローラ61Y、61M、61C、61K及び感光体20Y、20M、20C、20Kとで構成された一次転写ユニット60Y、60M、60C、60Kにより、中間転写ベルト70上に4色の液体トナーが順次重ねて転写され、フルカラー液体トナー像が形成される。
二次転写ユニット80は、二次転写ローラ81、ベルト駆動ローラ82、二次転写ローラブレード83、二次転写ローラクリーニング液回収部84から成っており、中間転写ベルト70上に形成された単色液体トナー像やフルカラー液体トナー像を用紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
不図示の定着ユニットは、用紙等の媒体上に転写された単色液体トナー像やフルカラー液体トナー像を用紙等の媒体に融着させて永久像とするための装置である。
本発明においては、一次転写ユニット60Y、60M、60C、60Kと二次転写ユニット80との間の中間転写ベルト70の両面には、一対の対向電極10が設けられている。
現像ユニット50Y、50M、50C、50Kは、それぞれ、イエロー(Y)液体トナー、マゼンタ(M)液体トナー、シアン(C)液体トナー、ブラック(K)液体トナーで潜像を現像する機能を有している。イエロー(Y)液体トナー、マゼンタ(M)液体トナー、シアン(C)液体トナー、ブラック(K)の各液体トナーは、キャリア液に各色のトナーを分散させたものが用いられる。
現像ユニット50Y、50M、50C、50Kは、概略、各液体トナーを貯蔵する現像トナー容器53Y、53M、53C、53K、これら現像トナー容器から各色液体トナーを現像ローラ54Y、54M、54C、54Kに供給するトナー供給ローラ51Y、51M、51C、51K、感光体20Y、20M、20C、20Kを帯電する帯電器30Y、30M、30C、30K、帯電された感光体に静電潜像を形成する不図示の露光ユニット(露光ユニットの光路は、40Y、40M、40C、40K)から成る。
現像ユニット50Y、50M、50C、50Kの構成は同様であるので、以下、現像ユニット50Kについて説明する。
図1に示すように、感光体20Kの回転方向に沿って、主に帯電ユニット30K、露光ユニット、一次転写ユニット60Kが配されている。感光体20Kは、円筒状の基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転可能であり、本実施の形態においては、時計回りに回転する。
帯電ユニット30Kは、感光体20Kを帯電するための装置である。不図示の露光ユニットからは、光路40Kでレーザを照射することによって帯電された感光体20K上に潜像を形成する。露光ユニットは、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20K上に照射する。
現像ユニット50Kは、感光体20K上に形成された潜像を、ブラック(K)液体トナーを用いて現像するための装置である。現像ユニット50Kの詳細については後述する。
一次転写ユニット60Kは、感光体20Kに形成されたブラック液体トナー像を中間転写ベルト70に転写するための装置である。
図2は、現像ユニット50Kの主要構成要素を示した断面図である。図2において、現像トナー容器53Kは、感光体20Kに形成された潜像を現像するための、トナー及びキャリア液からなる液体トナーを収容する。現像トナー容器53Kに収容されている液体トナーは、従来一般的に使用されている、Isopar(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜2wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体トナーではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体トナーである。すなわち、本実施の形態に係る液体トナーは、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約25%とした高粘度(30〜10000mPa・s程度)の液体トナーである。
ここで、本実施の形態に用いる液体トナーの製法例について説明する。本実施の形態では以下の手順でトナーを作成した。まず、ポリエステル樹脂(ユニチカ製エリーテルUE3220)500g、ピグメントレッド122(大日本インキ製Fastogen Super Magenta R)200gを二本ロール混練機を使用し90℃で40分混練した後に、カッタミルで粒径1mm程度に粉砕する。この粉砕物100gとステアリン酸アルミニウム粉末3g、シリコーンオイル(東レ・ダウコーニング製KF−413)230gとをアトライタに入れて30℃で4時間粉砕・分散して固形分濃度30%、平均粒子径1.5μmのトナーを得た。用いた材料の密度は、UE3220が1.18g/cm3、Fastogen Super Magenta Rが約1.4 g/cm3、KF−413が0.89g/cm3である。前記粉砕物の密度を測定したところ約1.23g/cm3で、キャリア液の密度/トナー粒子の密度=約0.72であった。YMKのトナーについても同様の方法で作成した。色材にはそれぞれ、ピグメントイエロー17(Symuler Fast Yellow 4090G)200g、ピグメントブルー15:2(Fastogen Blue BRF)180g、カーボンブラック160gを用いた。出来上がったトナーのキャリア液の密度/トナー粒子の密度は、YおよびMが0.71、Kが0.69であった。
現像トナー容器53Kからは、トナー供給ローラ51Kにより、現像ローラ54Kへと液体トナーが供給される。トナー供給ローラ51Kは、円筒状の部材であり、図2の示すように時計回りに回転し、表面に微細且つ一様に螺旋状の溝を形成したアニロックローラである。溝の寸法は、溝ピッチが約130μm、溝深さが約30μmである。
トナー規制ブレード52Kは、トナー供給ローラ51Kの表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部と、該ゴム部を支持する金属等の板で構成され、トナー供給ローラ51Kに残存する液体トナーを掻き落として除去する。
現像ローラ54Kは、幅約320mmの円筒状の部材であり、中心軸を中心に図2に示すように反時計回りに回転する。該現像ローラ54Kは鉄等金属製の内芯の外周部に、導電性ウレタンゴム等の弾性体と樹脂層やゴム層を備えたものである。現像ローラ54Kには、現像ローラブレード58K、及び現像ローラクリーニング液回収部59Kが設けられている。この現像ローラブレード58Kは現像ローラ54Kの表面に当接するゴム等で構成され、現像ローラ54Kに残存する液体トナーを掻き落として除去するためのものである。現像ローラクリーニング液回収部59Kは現像ローラブレード58Kが掻き落とした液体トナーを貯留するタンク等の容器である。
均しローラ55Kは、円筒状の部材であり、中心軸を中心に回転し、金属ローラの表層に導電性の樹脂層やゴム層を備えた構造をしており、その回転方向は、図2に示すように、現像ローラ54Kと反対方向の時計回りである。均しローラは、現像ローラ54K表面の帯電バイアスを増加させる手段を有する。均しローラブレード56Kは均しローラ55Kの表面に当接するゴム等で構成され、均しローラ55Kに残存する液体トナーを掻き落として除去するためのものである。均しローラクリーニング液回収部57Kは均しローラブレード56Kが掻き落とした液体トナーを貯留するタンク等の容器である。
感光体20Kは、現像ローラ54Kの幅約320mmより広く、外周面に感光層が形成された円筒状の部材であり、中心軸を中心に図2に示すように時計回りで回転する。該感光体20Kの感光層は、有機感光体又はアモルファスシリコン感光体等で構成される。
感光体20Kの周囲には、感光体ブレード21K、感光体クリーニング液回収部22Kが配されている。感光体ブレード21Kは、感光体20Kの表面に当接され、ゴム製で、感光体20Kに残存する液体トナーを掻き落として除去する。感光体クリーニング液回収部22Kは、感光体ブレード21Kが掻き落とした液体トナーを貯留するタンク等の容器である。
帯電器30Kは、感光体20Kと現像ローラ54Kとのニップ部上流に設けられている。帯電器30Kは、図示しない電源装置から液体トナー帯電極性と同極性のバイアスを印可され、感光体20Kを帯電させる、このように帯電された感光体20K上には、不図示の露光ユニットから、レーザ光が照射されることによって、潜像が形成される。形成された潜像は、現像ローラ54Kにより現像され、一次転写ユニット60Kにおいて、中間転写ベルト70へと転写される。
次に本発明の画像形成装置の動作について説明する。引き続き、現像ユニットに関しては、4つの現像ユニットのうち現像ユニット50Kを例にとり説明する。
現像トナー容器53K中の液体トナーは、トナー固形分濃度25%でトナー粒子はプラスの電荷を有する。この液体トナーは、トナー供給ローラ51Kが回転することによって、現像トナー容器53Kから汲み上げられる。トナー規制ブレード52Kは、トナー供給ローラ51Kの表面に当接し、トナー供給ローラ51Kの表面に形成された溝内の現像液を残しその他の余分な現像液を掻き取って、現像ローラ54Kに供給する液体トナー量を規制する。このような規制によって、現像ローラ54Kへ塗布される液体トナーの膜厚が約6μmとなるように定量化される。トナー規制ブレード52Kに掻き取られた液体トナーは重力によって現像トナー容器53Kに落下し戻される。トナー規制ブレード52Kに掻き取られなかった液体トナーは、トナー供給ローラ51Kの表面の凹凸の溝内に収容されており、現像ローラ54Kに圧接することで、現像ローラ54Kの表面に塗布される。
トナー供給ローラ51Kによって液体トナーを塗布された現像ローラ54Kは、トナー供給ローラ51Kとのニップ部下流で均しローラ55Kに当接する。現像ローラ54Kには約+400Vのバイアスが印可されており、均しローラ55Kには、現像ローラ8より高く、液体トナーの帯電極性と同極性のバイアスが印可される。本実施形態では、均しローラ55Kには、約+600Vのバイアスが印可されている。このため現像ローラ54K上の液体トナー中のトナー粒子は均しローラ55Kとのニップを通過する際に、現像ローラ54K側へ移動する。これによりトナー粒子同士が緩やかに結合され膜化された状態となり、感光体での現像の際、トナー粒子は、現像ローラ54Kから感光体20Kへの移動がすばやくなり、画像濃度が向上する。
感光体20Kはアモルファスシリコン製であり、現像ローラ54Kとのニップ部上流でコロナ帯電器30Kのワイヤに約+5.5kVを印可することにより表面を約+600Vに帯電させられた後、露光ユニットにより画像部の電位が+25Vとなるように潜像が形成される。現像ローラ54Kと感光体20Kとの間に形成される現像ニップ部では、現像ローラ54Kに印加されているバイアス+400Vと感光体20K上の潜像(画像部+25V、非画像部+600V)で形成される電界に従い、選択的にトナー粒子が感光体20K上の画像部へと移動する。これにより、感光体20K上に画像が形成される。キャリア液は電界の影響を受けないため、現像ローラ54Kと感光体20Kとの現像ニップ部出口で分離して、現像ローラ54Kと感光体20Kとの両方に付着する。
現像ニップ部を通過した感光体20Kは、中間転写ベルト70とのニップ部を通過し、1次転写が行われる。一次転写バックアップローラ61Kには、トナー粒子の帯電特性と逆極性の約−200Vが印可されており、感光体20K上のトナーは中間転写ベルト70に一次転写され、感光体20Kにはキャリア液のみが残る。感光体20K上に残ったキャリア液は、一次転写部下流の感光体ブレード21Kにより掻き取られ、感光体クリーニング液回収部22Kで回収される。
一次転写ユニット60Kで中間転写ベルト70上に一次転写された画像は、二次転写ユニット80へと向かうが、一次転写ユニット60Kと二次転写ユニット80との間の中間転写ベルト70両面には、図1に示すように一対の対向電極10が設けられており、中間転写ベルト70背面側の電極には+1200V、中間転写ベルト70のトナー面側の電極には+0Vが印加されている。この電極の中間転写ベルト70周方向の長さは20mmであり、トナー面側の電極と中間転写ベルト70との距離は150μm以下になるように保たれている。なお、中間転写ベルト70の厚みは、70μmである。また、中間転写ベルト70は、体積抵抗8.2×109Ω・cm、比誘電率4.0のものを用いている。
発明が解決しようとする課題の欄にも記載したとおり、中間転写ベルト70上のトナー粒子は、中間転写ベルト70に近い側で層状となっており、中間転写ベルト70から遠い側にキャリア液の層が形成されている(図8参照)。ここで、対向電極10間で電界を受けることによりトナー粒子層は中間転写ベルト70から引き剥がされる力を受ける。さらに、トナー粒子の密度がキャリア液の密度よりも大きいために、重力の力を受け、この結果、対向電極10通過後は、トナー粒子層とキャリア液層の位置が交換され、ベルトに近い側にキャリア層、遠い側に粒子層となる。
図3に、中間転写ベルト70上のトナー粒子層が対向電極10により電界を受け移動する様子を示す。中間転写ベルト70の表面101において、対向電極10を通過するまでは、トナー粒子102は中間転写ベルト70の表面に層状に貼り付いているが、対向電極10の箇所を通過すると、トナー粒子102は、対向電極10からの電界を受け中間転写ベルト表面101から引き剥がされる。さらに、トナー粒子102は、トナー粒子の密度とキャリア液の密度との差により、図中矢印に示される重力による影響を受ける。この結果、対向電極10近傍通過後は、トナー粒子102の層とキャリア液103の層の位置が交換され、中間転写ベルト70に近い側にキャリア液103の層、遠い側にトナー粒子102の層となる。これにより、二次転写後、トナー粒子が全て完全に用紙等の媒体に転写されず、中間転写ベルト70の表面に残留してしまう二次転写不良を防止することができる。
中間転写ベルト70の表面101がこのような状態となったまま、中間転写ベルト70は次に二次転写ユニット80へと進み、中間転写ベルト70と二次転写ローラ81のニップ部に進入する。この際のニップ幅は3mmに設定されている。二次転写ユニット80において、二次転写ローラ81には−1200Vが、また、ベルト駆動ローラ82には+200Vがそれぞれ印加されており、これにより中間転写ベルト70上のトナー粒子102の層は用紙等の媒体に転写される。
なお、ベルト駆動ローラ82には、+200Vが印加されているが、これはベルト背面の電極により付与された電荷が、中間転写ベルト70を通して、このローラに逃げることにより有効な電界が付与されなくなるのを防ぐためである。
本実施の形態の変形例を図4に示す。図に示されるように、変形例として、中間転写ベルト70上に余剰キャリアを除去するためのスクイーズローラ15を設置してもよい。スクイーズローラ15を設ける場合は、スクイーズローラより下流に対向電極10を配置する。さらに、対向電極10の代わりに、ベルト駆動ローラ82の曲面に沿った電極12を、ベルト駆動ローラ82に対向するように設けてもかまわない。なお、スクイーズローラ15を設ける場合のバイアス電圧等の詳細は、以下に説明する実施の形態にて詳述するものと同様である。
次に本発明の他の実施の形態を図5を参照しつつ説明する。先の実施の形態と本実施形態とでは、用いる液体トナーの製法が異なる。また、他の異なる点としては、本実施の形態では、一次転写ユニット60及び二次転写ユニット80の間にスクイーズローラを設けた点、及び、対向電極10に代えて、ベルト背面コロナ発生器11を設けた点である。
ここで、本実施の形態に用いる液体トナーの製法例について説明する。本実施の形態では以下の手順でトナーを作成した。まず、エチレンメタクリル酸共重合体(三井デュポンケミカル製ニュクレルN1560)450g、ピグメントレッド122(大日本インキ製Fastogen Super Magenta R)250gをニーダを使用し55℃で40分混練した後に、カッタミルで粒径1mm程度に粉砕する。次に、この粉砕物100g、ステアリン酸アルミニウム粉末3g、ホワイトオイル(コスモ石油ルブリカンツ製コスモホワイトP260)250gをアトライタに入れ30℃で4時間粉砕・分散後、さらにP260を200g入れて1時間分散して固形分濃度18%、平均粒子径2.3μmのトナーを得た。用いた材料の密度は、N1560が0.94g/cm3、Fastogen Super Magenta Rが約1.4g/cm3、コスモホワイトP260が0.89g/cm3である。前記粉砕物の密度を測定したところ、約1.06g/cm3で、キャリア液の密度/トナー粒子の密度=約0.82であった。YMKのトナーについても同様の方法で作成した。色材にはそれぞれ、ピグメントイエロー17(Symuler Fast Yellow 4090G)250g、ピグメントブルー15:2(Fastogen Blue BRF)220g、カーボンブラック190gを用いた。出来上がったトナーのキャリア液の密度/トナー粒子の密度は、Yが0.80、Mが0.81、Kが0.79であった。
次に本実施の形態の動作について説明する。一次転写ユニット60までの動作は、左記の実施の形態と同様であるので、以下、一次転写ユニットの動作について説明する。
一次転写ユニット60Kで中間転写ベルト70上に一次転写された画像は、二次転写ユニット80へと向かうが、本実施の形態では、一次転写ユニット60Kと二次転写ユニット80との間に、中間転写ベルト70上の余剰キャリアをかきとるためのスクイーズローラ15を設けられている。(図5参照)スクイーズローラ15周辺には図5に示されるように、スクイーズローラブレード16及びスクイーズローラクリーニング液回収部17、バックアップローラ18が配されている。スクイーズローラ16には+400V、そのバックアップローラ18には+200Vが印加されており、トナー粒子を中間転写ベルト70側に押し付けるような電界を発生させている。このためスクイーズローラ16にはトナー粒子は回収されず、電界の影響を受けないキャリア液のみが中間転写ベルト70とスクイーズローラ16との間での泣き別れにより回収される。
スクイーズローラ部を通過した後の中間転写ベルト70上の画像は、次にベルト背面コロナ発生器11が設置されている箇所を通過する。図6に、ベルト背面コロナ発生器11と中間転写ベルト70との配置関係及び寸法を示す。図6において、a(ハウス背面からワイヤまでの距離)=8mm、b(ワイヤからハウス開放面までの距離)=3mm、c(ハウス開放面からベルトまでの距離)=4mm、d(ハウスの幅)=12mmである。ここで、中間転写ベルト70の厚みは、70μmである。また、中間転写ベルト70は、体積抵抗8.2×109Ω・cm、比誘電率4.0のものを用いている。
このような中間転写ベルト70背面に設けられたベルト背面コロナ発生器11のワイヤには+6.0kVのバイアスが印加されており、プラスのコロナが中間転写ベルト70の背面に付与される。
発明が解決しようとする課題の欄にも記載したとおり、中間転写ベルト70上のトナー粒子は、中間転写ベルト70に近い側で層状となっており、中間転写ベルト70から遠い側にキャリア液の層が形成されている(図8参照)。ここで、ベルト背面コロナ発生器11から電界を受けることによりトナー粒子層は中間転写ベルト70から引き剥がされる力を受ける。さらに、トナー粒子の密度がキャリア液の密度よりも大きいために、重力の力を受け、この結果、対向電極10通過後は、トナー粒子層とキャリア液層の位置が交換され、ベルトに近い側にキャリア層、遠い側に粒子層となる。
図3に、中間転写ベルト70上のトナー粒子層がベルト背面コロナ発生器11により電界を受け移動する様子を示す。中間転写ベルト70の表面101において、ベルト背面コロナ発生器11を通過するまでは、トナー粒子102は中間転写ベルト70の表面に層状に貼り付いているが、ベルト背面コロナ発生器11の箇所を通過すると、トナー粒子102は、ベルト背面コロナ発生器11からの電界を受け中間転写ベルト表面101から引き剥がされる。さらに、トナー粒子102は、トナー粒子の密度とキャリア液の密度との差により、図中矢印に示される重力による影響を受ける。この結果、ベルト背面コロナ発生器11近傍通過後は、トナー粒子102の層とキャリア液103の層の位置が交換され、中間転写ベルト70に近い側にキャリア液103の層、遠い側にトナー粒子102の層となる。これにより、二次転写後、トナー粒子が全て完全に用紙等の媒体に転写されず、中間転写ベルト70の表面に残留してしまう二次転写不良を防止することができる。
中間転写ベルト70の表面101がこのような状態となったまま、中間転写ベルト70は次に二次転写ユニット80へと進み、中間転写ベルト70と二次転写ローラ81のニップ部に進入する。この際のニップ幅は3mmに設定されている。二次転写ユニット80において、二次転写ローラ81には−1200Vが、また、ベルト駆動ローラ82には+200Vがそれぞれ印加されており、これにより中間転写ベルト70上のトナー粒子102の層は用紙等の媒体に転写される。
なお、ベルト駆動ローラ82およびスクイーズローラ15のバックアップローラ18に、+200Vが印加されているが、これはベルト背面コロナ発生器11により付与された電荷が、中間転写ベルト70を通して、これらのローラに逃げることにより有効な電界が付与されなくなるのを防ぐためである。
次に本の実施の形態の変形例を図7を参照しつつ説明する。この例では、図7に示すように、中間転写ベルト70のトナー粒子画像が転写される側にベルト背面コロナ発生器11と対向するように中間転写ベルト70に近接してコロナ対向電極13を設ける。この場合、コロナ対向電極13と中間転写ベルト70の距離は200μm以下が好ましい。このようなコロナ対向電極13にベルト背面コロナ発生器11と反対の極性のバイアス(例えば−500V)を印加することで、ベルト背面コロナ発生器11による電界がより効果的に形成され、トナー粒子102は、中間転写ベルト表面101から速やかに引き剥がされ、さらに、トナー粒子102は、トナー粒子の密度とキャリア液の密度との差により、トナー粒子102の層とキャリア液103の層の位置が交換され、ベルトに近い側にキャリア液103の層、遠い側にトナー粒子102の層となる。これにより、二次転写後、中間転写ベルト70の表面にトナー粒子が残留してしまう二次転写不良を防止することができる。
次に本発明の他の実施の形態を説明する。本実施の形態は、構成上は、図5に示した実施の形態と同様であるが、用いる液体トナーの製法が異なる。
本実施の形態に用いる液体トナーの製法例について説明する。本実施の形態では以下の手順でトナーを作成した。まず、エポキシ樹脂(東都化成製YD011)500g、ピグメントレッド122(大日本インキ製Fastogen Super Magenta R)200gをニーダを使用し55℃で40分混練した後に、カッタミルおよびジェットミルを用いて平均粒径50μm程度に粉砕する。この粉砕物100g、ステアリン酸アルミニウム粉末3g、ホワイトオイル(コスモ石油ルブリカンツ製コスモホワイトP260)250gをアトライタに入れて30℃で4時間分散後、さらにP260を150g入れて1時間分散して固形分濃度20%、平均粒子径1.8μmのトナーを得た。用いた材料の密度は、YD011の密度は1.19g/cm3、Fastogen Super Magenta Rの密度は約1.4g/cm3、コスモホワイトP260が0.89g/cm3である。前記粉砕物の密度を測定したところ、約1.24g/cm3で、キャリア液の密度/トナー粒子の密度=約0.70であった。YMKのトナーについても同様の方法で作成した。色材にはそれぞれ、ピグメントイエロー17(Symuler Fast Yellow 4090G)200g、ピグメントブルー15:2(Fastogen Blue BRF)180g、カーボンブラック160gを用いた。出来上がったトナーのキャリア液の密度/トナー粒子の密度は、YおよびMが0.69、Kが0.67であった。
本実施の形態では、構成上は図5に示した実施の形態と異なる点はないが、中間転写ベルト70背面に設けられたベルト背面コロナ発生器11のワイヤに印加されるバイアス電圧が異なる。図5に示した実施の形態では+6.0kVのバイアスが印加されていたが、本実施の形態では、+5.4kVのバイアスが印加される。図5に示される液体トナーのキャリア液の密度/トナー粒子の密度比が約0.82であるのに対して、本実施の形態では、液体トナーのキャリア液の密度/トナー粒子の密度比は、約0.70であり、キャリア液とトナー粒子の密度差がより大きいので、ベルト背面コロナ発生器11のワイヤに印加されるバイアス電圧を、図5に示した実施の形態の場合よりも低くしても、所定の効果を得ることができる。
すなわち、本実施の形態においては、ベルト背面コロナ発生器11のワイヤに印加するバイアス電圧を低くしたとしても、図3に示されるように、トナー粒子102は、ベルト背面コロナ発生器11からの電界を受け中間転写ベルト表面101から引き剥がされ、さらに、トナー粒子102は、トナー粒子の密度とキャリア液の密度との差により、図中矢印に示される重力による影響を受ける。この結果、ベルト背面コロナ発生器11近傍通過後は、トナー粒子102の層とキャリア液103の層の位置が交換され、中間転写ベルト70に近い側にキャリア液103の層、遠い側にトナー粒子102の層となる。これにより、二次転写後、トナー粒子が全て完全に用紙等の媒体に転写されず、中間転写ベルト70の表面に残留してしまう二次転写不良を防止することができるのである。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示す図である。 現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。 トナー粒子層が対向電極により電界を受け移動する様子を示す図である。 スクイーズローラ、及び、ベルト駆動ローラに対向する電極が設けられた変形例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る構成を示す図である。 ベルト背面コロナ発生器と中間転写ベルトとの配置関係・寸法を示す図である。 トナー粒子層が対向電極により電界を受け移動する様子を示す図である。 用紙転写前の中間転写ベルト上のトナー粒子の様子を拡大した図である。 転写後の中間転写ベルト、用紙上のトナー粒子を拡大した様子を示す図である。
符号の説明
10・・・対向電極、11・・・ベルト背面コロナ発生器、12・・・電極、13・・・コロナ対向電極
15・・・スクイーズローラ、16・・・スクイーズローラブレード、17・・・スクイーズローラクリーニング液回収部、18・・・(スクイーズ部)バックアップローラ
20Y、20M、20C、20K・・・感光体
21K・・・感光体ブレード、22K・・・感光体クリーニング液回収部
30Y、30M、30C、30K・・・コロナ帯電器
40Y、40M、40C、40K・・・露光ユニット光路
50Y、50M、50C、50K・・・現像ユニット
51Y、51M、51C、51K・・・トナー供給ローラ
53Y、53M、53C、53K・・・現像トナー容器
54Y、54M、54C、54K・・・現像ローラ
52K・・・トナー規制ブレード、55K・・・均しローラ、56K・・・均しローラブレード、57K・・・均しローラブレードクリーニング液回収部、58K・・・現像ローラブレード、59K・・・現像ローラクリーニング液回収部
60Y、60M、60C、60K・・・一次転写ユニット
61Y、61M、61C、61K・・・一次転写バックアップローラ
70・・・中間転写ベルト
80・・・二次転写ユニット、81・・・二次転写ローラ、82・・・ベルト駆動ローラ、83・・・二次転写ローラブレード、84・・・二次転写ローラクリーニング液回収部、85・・・ベルト駆動ローラ
101・・・中間転写ベルト表面、102・・・トナー粒子、103・・・キャリア液、104・・・用紙繊維、105・・・中間転写ベルト側残留トナー粒子、106・・・中間転写ベルト側残留キャリア液、107・・・用紙側トナー粒子、108・・・用紙側キャリア液

Claims (5)

  1. 比重がトナー粒子よりも小さくかつ不揮発性であるキャリア液とトナー粒子からなる液体トナーにより感光体上に形成された静電潜像を現像する現像手段と、
    該感光体上に現像された像を中間転写媒体に転写する一次転写手段と、
    該中間転写媒体に転写された像を記録媒体に転写する二次転写手段と、
    該記録媒体に転写された像を加熱加圧し該記録媒体上に定着する定着手段と、を有する画像形成装置において、
    該一次転写手段と該二次転写手段との間に該中間転写媒体を挟むように対向電極を配置し、
    トナー粒子が該中間転写媒体から離れるような電界を該対向電極により付与することを特徴とする画像形成装置。
  2. 該中間転写媒体上に像を順次転写する複数の該一次転写手段を有し、
    複数の該一次転写手段のうち最後に該中間転写媒体上に像を転写する該一次転写手段と、該二次転写手段との間に該中間転写媒体を挟むように該対向電極を配置したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該対向電極に挟まれた該中間転写媒体において、トナー粒子は重力方向で該中間転写媒体より下側に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 該中間転写媒体上の余剰キャリア液を除去する余剰キャリア液除去手段を有し、
    該中間転写媒体が移動する方向の上流側から、該一次転写手段、該余剰キャリア液除去手段、該対向電極、該二次転写手段の順番で各手段を配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. キャリア液の密度/トナー粒子の密度が、0.9より小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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