JP5267770B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、トナー及びキャリアとからなる液体現像剤によって、表面に形成された潜像が現像される像担持体と、この像担持体から現像された現像像が転写される中間転写体とをクリーニングするクリーニング装置及びそのようなクリーニング装置が用いられる画像形成装置に関する。
液体溶媒中に固体成分からなるトナーを分散させた高粘度の液体現像剤を用いて潜像を現像し、静電潜像を可視化する湿式画像形成装置が種々提案されている。この湿式画像形成装置に用いられる現像剤は、シリコンオイルや鉱物油、食用油等からなる電気絶縁性を有し高粘度の有機溶剤(キャリア液)中に固形分(トナー粒子)を懸濁させたものであり、このトナー粒子は、粒子径が1μm前後と極めて微細である。このような微細なトナー粒子を使用することにより、湿式画像形成装置では、粒子径が7μm程度の粉体トナー粒子を使用する乾式画像形成装置に比べて高画質化が可能である。
上記のような液体現像剤を用いたものとしては、例えば、特許文献1(特開2000−235306号公報)に記載の画像形成装置を挙げることができる。この特許文献1においては、液体現像剤を用いた現像装置、画像形成装置における課題として、ローラやブレードなどに形成される液リングが採り上げられている。特許文献1に記載の発明では、液リングの課題を解決するために、(塗布領域23aの長さ)<(クリーニングブレード25の幅方向の長さ)<(現像ローラ22の長さ)<(塗布ローラ23の長さ)と設定し、クリーニングブレード25の両端部に対応した現像ローラ22上に発生した上記液リング28を、塗布ローラ23の非塗布領域である段差ローラ部23bとの当接部29で除去する構成を採用している。
特開2000−235306号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、現像時における液リングに係る課題を解決することができたとしても、段差ローラ部23bで除去した液体現像剤はいずれ飽和し、段差ローラ部23bの端部に液リングが形成される、というあらたな課題を内包するものである。
現像装置や画像形成装置において、このような液リングが形成されていると、装置の停止中に液リングとして溜まった液体現像剤が装置下部に滴下して、汚れや不具合の原因とってしまう、という問題がある。また、装置の停止中に液リング中のトナー成分が凝固し、ローラとブレードが固着し、ローラやブレードの表面を破損する恐れが生じる、といった問題もある。
本発明は上記課題を解決するためのもので、本発明に係る画像形成装置は、トナー及びキャリアを含む液体現像剤で潜像を現像する現像ローラ、及び前記現像ローラに液体現像剤を塗布する塗布ローラを有する現像部と、前記現像ローラによって現像される像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接する像担持体クリーニングローラ、前記像担持体クリーニングローラに当接する像担持体クリーニングローラクリーニングブレード、及び前記像担持体に当接する像担持体クリーニングブレードを有するクリーニング部と、を備え、前記像担持体クリーニングローラの軸方向の長さは、前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも長く、前記像担持体クリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも短く、前記塗布ローラの周囲の軸方向にわたって形成される溝の前記軸方向の溝領域長さは前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さより短いことを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、トナー及びキャリアを含む液体現像剤で潜像を現像する現像ローラ、及び前記現像ローラに液体現像剤を塗布する塗布ローラを有する現像部と、前記現像ローラによって現像される像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接する像担持体クリーニングローラ、前記像担持体クリーニングローラに当接する像担持体クリーニングローラクリーニングブレード、及び前記像担持体に当接する像担持体クリーニングブレードを有するクリーニング部と、を備え、前記像担持体クリーニングローラの軸方向の長さは、前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも長く、前記像担持体クリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも短く、前記現像ローラに担持された液体現像剤をコンパクションするコロナ帯電器を有し、前記コロナ帯電でコンパクションされる液体現像剤のコンパクション領域長さは前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さより短いことを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記現像ローラの軸方向の長さは前記像担持体クリーニングローラの前記軸方向の長さより短い。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤、及び前記像担持体クリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤を受ける像担持体回収貯留部を有する。
以上、本発明によれば、像担持体クリーニングローラの軸方向長さ(a)>像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(b)と設定することで、像担持体クリーニングローラをクリーニングする像担持体クリーニングローラクリーニングブレードでクリーニングしたキャリアを像担持体クリーニングローラの端部に回り込ませて蓄積した液で画像形成装置の筐体内部を汚染することがない。また、像担持体クリーニングブレードの軸方向長さ(c)>像担持体クリーニングローラの軸方向長さ(a)と設定することで、像担持体クリーニングローラで生じてしまった液リングを像担持体クリーニングブレードで回収することができる。
また、本発明によれば、中間転写体クリーニングローラの軸方向長さ(g)>中間転写体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(h)と設定することで、中間転写体クリーニングローラをクリーニングする中間転写体クリーニングローラクリーニングブレードでクリーニングしたキャリアを中間転写体クリーニングローラの端部に回り込ませて蓄積した液で画像形成装置の筐体内部を汚染することがない。また、中間転写体クリーニングブレードの軸方向長さ(i)>中間転写体クリーニングローラの軸方向長さ(g)と設定することで、中間転写体クリーニングローラで生じてしまった液リングを中間転写体クリーニングブレードで回収することができる。
また、本発明によれば、像担持体クリーニングローラクリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤と像担持体クリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤の双方を、像担持体回収貯留部で回収することで固形分(トナー成分)濃度が比較的高くなりがちな像担持体クリーニングローラで回収された回収物を像担持体クリーニングローラクリーニングブレードで回収されたキャリア成分リッチな回収物とをあわせて搬送することで、固形分濃度が比較的高くなりがちな像担持体クリーニングローラで回収された回収物の搬送しやすくなると共に、装置の小型化ができる。
また、本発明によれば、現像ローラの軸方向長さ(d)が像担持体クリーニングローラの軸方向長さ(a)より短く設定されることで、現像ローラで像担持体に現像された固形分を回収しやすくなるため好ましい。
また、本発明によれば、塗布ローラ外周囲の軸方向にわたって溝が形成される溝領域長さ(e)が像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(b)より短く設定されることで、現像ローラに形成された現像剤(=感光体に形成された現像剤)幅の固形分を像担持体クリーニングローラで回収し、回収された固形分濃度が高くなりがちな領域を像担持体クリーニングローラクリーニングブレードで回収できるため好ましい。
また、本発明によれば、現像ローラ上でコンパクションが行われるコンパクション領域長さ(f)は像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(b)より短く設定されることで、コンパクションされたトナーは固形分濃度が高くなり単なるブレードでクリーニングすることが困難になるが、像担持体クリーニングローラで回収し、回収された固形分濃度が高いトナーを像担持体クリーニングローラから像担持体クリーニングローラクリーニングブレードで回収することができるので好ましい。
以上、本発明によれば、液リング形成を極力抑制することができる。このため、液リングからの液体現像剤の滴下によって装置内を汚すこともなく、液体現像剤の消費量を削減することもできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された各色の画像形成部に対し、現像装置30Y、30M、30C、30Kは、画像形成装置の下部に配置され、中間転写体40、2次転写部(2次転写ユニット)60は、画像形成装置の上部に配置されている。
画像形成部は、像担持体10Y、10M、10C、10K、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11K、不図示の露光ユニット12Y、12M、12C、12K等を備えている。露光ユニット12Y、12M、12C、12Kは、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等の光学系を有し、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11Kにより、像担持体10Y、10M、10C、10Kを一様に帯電させ、露光ユニット12Y、12M、12C、12Kにより、入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザ光を照射して、帯電された像担持体10Y、10M、10C、10K上に静電潜像を形成する。
現像装置30Y、30M、30C、30Kは、概略、現像ローラ20Y、20M、20C、20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器(リザーバ)31Y、31M、31C、31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y、31M、31C、31Kから現像ローラ20Y、20M、20C、20Kに塗布する塗布ローラであるアニロックスローラ32Y、32M、32C、32K等を備え、各色の液体現像剤により像担持体10Y、10M、10C、10K上に形成された静電潜像を現像する。
中間転写体40は、エンドレスのベルトであり、駆動ローラ41とテンションローラ42、52、53に張架され、一次転写部50Y、50M、50C、50Kで像担持体10Y、10M、10C、10Kと当接しながら駆動ローラ41により回転駆動される。一次転写部50Y、50M、50C、50Kは、像担持体10Y、10M、10C、10Kと中間転写体40を挟んで一次転写ローラ51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、像担持体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された像担持体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を中間転写体40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
2次転写ユニット60は、2次転写ローラ61が中間転写体40を挟んでベルト駆動ローラ41と対向配置され、さらに2次転写ローラクリーニングブレード62からなるクリーニング装置が配置される。そして、2次転写ローラ61を配置した転写位置において、中間転写体40上に形成された単色のトナー像やフルカラーのトナー像をシート材搬送経路Lにて搬送される用紙、フィルム、布等の記録媒体に転写する。
さらに、経路シート材搬送経路Lの下流には、不図示の定着ユニットが配置され、用紙等の記録媒体上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の記録媒体に融着させ定着させる。
また、テンションローラ42は、ベルト駆動ローラ41と共に中間転写体40を張架しており、中間転写体40のテンションローラ42に張架されている箇所で、中間転写体クリーニングローラ46からなるクリーニング装置が当接・配置されている。
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部及びクリーニング装置について説明する。図2は画像形成部及びクリーニング装置の主要構成要素を示した断面図である。各色の画像形成部及び現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の画像形成部及び現像装置に基づいて説明する。
画像形成部は、像担持体10Yの外周の回転方向に沿って、像担持体クリーニングローラ16Y、像担持体クリーニングブレード18Y、コロナ帯電器11Y、露光ユニット12Y、現像装置30Yの現像ローラ20Y、像担持体スクイーズローラ13Y、13Y’が配置されている。
像担持体クリーニングローラ16Yはウレタンゴム表層を有するローラであり、像担持体10Yに当接しつつ反時計回りに回転することによって、像担持体10Y上の転写残り液体現像剤や未転写液体現像剤をクリーニングする。像担持体クリーニングローラ16Yには、液体現像剤中のトナー粒子を誘引するようなバイアス電圧が印加される。このため、像担持体クリーニングローラ16Yで回収されるのは、トナー粒子が多く含まれる液体現像剤となる。このような像担持体クリーニングローラ16Yで回収された固形分リッチな液体現像剤は、像担持体クリーニングローラ16Yに当接する像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yによって掻き取られ、鉛直下方に落下する。
これに対して、像担持体クリーニングローラ16Yの下流側において、像担持体10Yと当接している像担持体クリーニングブレード18Yは、像担持体10Y上のキャリア成分リッチな液体現像剤を、クリーニングブレード保持部材73Yを通じて下方に落下させる。
なお、固形分リッチとは、現像装置30Yに補給される液体現像剤と比較して固形分を多く含む液体現像剤の状態のことをいう。これに対して、キャリア成分リッチとは、現像装置30Yに補給される液体現像剤と比較してキャリア成分を多く含む液体現像剤の状態のことをいう。また、液体現像剤(トナー)は、固形分(トナーの粒子)がキャリア中に分散しているものとして定義することができる。
クリーニングブレード保持部材73Yには、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yから落下した固形分リッチな液体現像剤と、像担持体クリーニングブレード18Yで掻き取られたキャリア成分リッチな液体現像剤の双方が混ざり合うことによって搬送性がよくなる。また、このような搬送性の向上は、装置の小型化にも寄与することができる。
像担持体回収貯留部80Yは、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yで掻き取られた固形分リッチな液体現像剤、像担持体クリーニングブレード18Yで掻き取られたキャリア成分リッチな液体現像剤、の双方を受ける凹状部を有している。
像担持体回収貯留部80Yの凹状部には、回収スクリュー81Yが設けられており、この回収スクリュー81Yが回転することによって、そのスパイラル羽根が凹状部で受けた液体現像剤を回収スクリュー81Y回転軸方向へと搬送する。回収スクリュー81Yで搬送された液体現像剤は、不図示の回収機構へと送り出される。
70Y、71Y、72Y、73Yは各クリーニングブレードを保持するクリーニングブレード保持部材である。
図3は本発明の実施の形態に係るクリーニング装置の配置例を示す図である。図3(A)及び図3(B)は共に本発明のクリーニング装置を示しているが、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yや像担持体クリーニングブレード18Yの当接位置が異なるものである。
本発明のクリーニング装置では、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yが像担持体クリーニングローラ16Yに当接する位置は、図3に示すように像担持体クリーニングローラ16Yの重力方向からみて下半分の位置とすることが望ましい。これは、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yで掻き取った液体現像剤を像担持体クリーニングローラ16Yに伝わせることなく落下させることができるためである。
像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yで掻き取った液体現像剤は、図3(A)で示す例では、クリーニングブレード保持部材73Yに落下させているのに対して、図3(B)で示す例では、像担持体回収貯留部80Yの凹状部に直接落下させている。
像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yによって掻き取られる液体現像剤は固形分リッチな液体現像剤であり固形成分が多いため、液体現像剤を回収スクリュー81Y回転軸方向へと搬送する際の搬送性が良くない。そこで、図3(A)に示すような配置関係とすると、像担持体クリーニングブレード18Yによって掻き取られる液体現像剤はキャリア成分リッチな液体現像剤が、クリーニングブレード保持部材73Yの上で合流し、回収される液体現像剤の搬送性が向上するというメリットがある。そのため、像担持体回収貯留部80Yにおける取り扱い性が向上する。ここで、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yによって掻き取られる液体現像剤がクリーニングブレード保持部材73Y上に落下する例を示しているが、直接像担持体クリーニングブレード18Y上に落下するようにしてもよい。
このような本実施形態の構成では、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yでクリーニングされた液体現像剤と像担持体クリーニングブレード18Yでクリーニングされた液体現像剤の双方を、像担持体回収貯留部80Yで回収することで固形分(トナー成分)濃度が比較的高くなりがちな像担持体クリーニングローラ16Yで回収された回収物を像担持体クリーニングローラクリーニングブレード18Yで回収されたキャリア成分リッチな回収物とをあわせて搬送することで、固形分濃度が比較的高くなりがちな像担持体クリーニングローラ16Yで回収された回収物の搬送しやすくなると共に、装置の小型化ができる。
また、本実施形態では、液体現像剤に用いられるキャリアは不揮発性キャリアであるので、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード18Yによって掻き取られる固形分リッチな液体現像剤と、像担持体クリーニングブレード18Yによって掻き取られるキャリア成分リッチな液体現像剤とを合流させて搬送性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、像担持体10の表層はアモルファスシリコンで形成するが、このようなアモルファスシリコン表層は、転写後に残留するトナーが、ブレードなどの当接物と摩擦帯電し、これを破壊するという現象が発生しやすい。本実施形態では、転写下流において、上述するような像担持体クリーニングローラ16Yを中心とする構成でクリーニングされるため、像担持体10表層が破壊されることがない。
現像装置30Yにおける現像ローラ20Yの外周には、クリーニングブレード21Y、アニロックスローラ32Y、コンパクションコロナ発生器22Yが配置されている。アニロックスローラ32Yには、現像ローラ20Yへ供給する液体現像剤の量を調整する規制ブレード33Yが当接している。75Yは規制ブレード33Yを保持するブレード保持部材である。液体現像剤容器31Yの中にはオーガ34Y、回収スクリュー321Yが収容されている。
また、中間転写体40に沿って、像担持体10Yと対向する位置に一次転写部の一次転写ローラ51Yが配置されている。
像担持体10Yは、現像ローラ20Yの幅より広く、外周面に感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、例えば図2に示すように時計回りの方向に回転する。該像担持体10Yの表層の感光層は、アモルファスシリコン像担持体で構成される。コロナ帯電器11Yは、像担持体10Yと現像ローラ20Yとのニップ部より像担持体10Yの回転方向の上流側に配置され、図示しない電源装置から電圧が印加され、像担持体10Yをコロナ帯電させる。露光ユニット12Yは、コロナ帯電器11Yより像担持体10Yの回転方向の下流側において、コロナ帯電器11Yによって帯電された像担持体10Y上にレーザ光を照射し、像担持体10Y上に潜像を形成する。
なお、画像形成プロセスの始めから終わりまでで、より前段に配置されるローラなどの構成は、後段に配置されるローラなどの構成より上流にあるものと定義する。
現像装置30Yは、コンパクション作用を施すコンパクションコロナ発生器22Y、キャリア内にトナーを概略重量比20%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Yを有する。この現像剤容器31Yには、アニロックスローラ32Yに供給されなかった液体現像剤などを回収する回収スクリュー321Yも備えられている。
また現像装置30Yは、前記の液体現像剤を担持する現像ローラ20Y、液体現像剤を現像ローラ20Yに塗布するための塗布ローラであるアニロックスローラ32Yと、現像ローラ20Yに塗布する液体現像剤量を規制する規制ブレード33Yと、液体現像剤を攪拌、搬送しつつアニロックローラ32Yに供給するオーガ34Y、現像ローラ20Yに担持された液体現像剤をコンパクション状態にするコンパクションコロナ発生器22Y、現像ローラ20Yのクリーニングを行う現像ローラクリーニングブレード21Yを有する。76Yは現像ローラクリーニングブレード21Yを保持するクリーニングブレード保持部材である。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されているIsopar(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜2wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約20%とした高粘度(30〜10000mPa・s程度)の液体現像剤である。
液体現像剤容器31Yの中にオーガ34Yはアニロックスローラ32Yと離間するように設けられているが、このオーガ34Yが図2で反時計回りに回転することによって液体現像剤がアニロックスローラ32Yに供給されるようになっている。図4は本発明の画像形成装置の停止時の状態(A)と動作時の状態(B)とを示す図である。図4において、31Yは現像剤容器、32Yはアニロックローラ、33Yは規制ブレード、75Yは規制ブレード保持部材、34Yはオーガ、310Yは供給貯留部、320Yは回収貯留部、321Yは回収スクリュー、330Yは仕切り部、360Yは液体現像剤供給部材、365Yは液体現像剤供給口、370Yは液体現像剤供給管、371Yは液体現像剤回収管をそれぞれ示している。
現像容器31Y内の空間は仕切り部330Yによって2つに分け隔てられている。この仕切り部330Yによって分けられる空間の一方は、液体現像剤を供給するための供給貯留部310Yとして利用され、他方は液体現像剤を回収するための回収貯留部320Yとして利用される。供給貯留部310Yと回収貯留部320Yは、互いに軸方向に並列するように仕切り部330Yにより隔てられる。
供給貯留部310Yには、オーガ34Yが回転可能に設けられており、このオーガ34Yが装置動作時に回転することで、供給貯留部310Yに溜まっている液体現像剤がアニロックスローラ32Yに供給される。供給貯留部310Yと液体現像剤供給管370Yは連結しており、供給貯留部310Yに対する液体現像剤の供給は液体現像剤供給管370Yにより行われる。
また、回収貯留部320Yには回収スクリュー321Yが回転可能に設けられており、回収スクリュー321Yが装置動作時に回転することで、現像に利用されなかった液体現像剤や、像担持体スクイーズローラクリーニングブレード14Y、14Y’などのクリーニングブレードから滴下したキャリアなどを回収する。
回収貯留部320Yと液体現像剤回収管371Yとは連結されており、回収スクリュー321Yが回転することで、液体現像剤回収管371Yが連結されている回収貯留部320Yの一方端に液体現像剤を搬送するようになっている。このようにして回収貯留部320Yで回収された液体現像剤は、液体現像剤回収管371Yによって不図示の液体現像剤リサイクル機構へと導かれる。
仕切り部330Yは、軸方向で異なる第1の高さ(H1)の領域と第2の高さ(H2)の領域とが形成されている。本実施形態では、第1の高さ(H1)の領域は仕切り部330Yの中央部に設定され、第2の高さ(H2)の領域は仕切り部330Yの両端部に設定されており、第1の高さ(H1)は、第2の高さ(H2)より高く設定されている。
仕切り部330Yの第1の高さ(H1)の領域は、装置動作時のオーガ34Yの回転により回収貯留部320Y側に向かおうとする液体現像剤をせき止めることによって液体現像剤の液面を持ち上げる働きをする。すなわち、第1の高さ(H1)の領域は、オーガ34Yが回転動作しているときにだけオーガ34Yからアニロックスローラ32Yへ液体現像剤を搬送できるようにするために設けられている。
仕切り部330Yの第2の高さ(H2)の領域は、装置の停止時における供給貯留部310Y中の液体現像剤の液面の液位を決定する。また、装置の動作時においては、液体現像剤供給管370Yから供給貯留部310Yに定常的に供給されてくる液体現像剤を回収貯留部320Y側に流すための経路となる。
仕切り部330Yの第2の高さ(H2)の領域は、装置の停止時における供給貯留部310Yの液体現像剤の液面を決定する役割を持っているが、これによって、装置の停止時、アニロックスローラ32Yが液体現像剤に浸かることを防止している。
図5はローラ類の軸方向を側面からみた液体現像剤の流れを示している。装置動作時において、液体現像剤供給口365Yから供給貯留部310Yに供給される液体現像剤は、不図示のオーガ34Yの回転動作により、第1の高さ(H1)の領域では液体現像剤の液位が上昇されると共に、第2の高さ(H2)の領域では、仕切り部330Yを越えて、供給貯留部310Yから回収貯留部320Yに移動する。また、供給貯留部310Yの略中心で供給される液体現像剤は、図面の左右へとオーガ34Yにより搬送される。液体現像剤供給口365Yから供給貯留部310Yに供給される液体現像剤は、不図示の機構により濃度一定に調整されたものである。
また、回収貯留部320Yでは、不図示の回収スクリュー321Yによって液体現像剤は図面左側から右側へと搬送され、液体現像剤回収管371Yから不図示の現像剤リサイクル機構へと導かれる。
アニロックスローラ32Yは、現像ローラ20Yに対して液体現像剤を供給し、塗布する塗布ローラとして機能するものである。図6は本発明に用いられるアニロックローラの斜視図である。このアニロックスローラ32Yは、円筒状の部材であり、表面に現像剤を担持し易いように表面に微細且つ一様に螺旋状に彫刻された溝による凹凸面が形成されたローラである。このアニロックスローラ32Yにより、現像剤容器31Yから現像ローラ20Yへと液体現像剤が供給される。装置動作時においては、図2に示すように、オーガ34Yが時計回り回転し、アニロックローラ32Yに液体現像剤を供給し、アニロックローラ32Yは反時計回りに回転して、現像ローラ20Yに液体現像剤を塗布する。
規制ブレード33Yは、表面に弾性体を被覆して構成した弾性ブレードであり、アニロックスローラ32Yの表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部と、該ゴム部を支持する金属等の板で構成される。そして、アニロックスローラ32Yによって担持搬送されてきた液体現像剤の膜厚、量を規制、調整し、現像ローラ20Yに供給する液体現像剤の量を調整する。
現像ローラ20Yは、円筒状の部材であり、回転軸を中心に図2に示すように反時計回りに回転する。該現像ローラ20Yは鉄等金属製の内芯の外周部に、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、NBR等の弾性層を設けたものである。現像ローラクリーニングブレード21Yは、現像ローラ20Yの表面に当接するゴム等で構成され、現像ローラ20Yが像担持体10Yと当接する現像ニップ部より現像ローラ20Yの回転方向の下流側に配置されて、現像ローラ20Yに残存する液体現像剤を掻き落として除去するものである。
コンパクションコロナ発生器22Yは、現像ローラ20Y表面の帯電バイアスを増加させる電界印加手段であり、現像ローラ20Yによって搬送される液体現像剤は、図2に示すようにコンパクションコロナ発生器22Yによって、コンパクション部位でコンパクションコロナ発生器22Y側から現像ローラ20Yに向かって電界が印加される。
なお、このコンパクションのための電界印加手段は、図2に示すコロナ放電器のコロナ放電に代えて、コンパクションローラなどを用いても良い。このようなコンパクションローラは、円筒状の部材とし、現像ローラ20Yと同様に弾性体を被覆して構成した弾性ローラの形態とし、金属ローラ基材の表層に導電性の樹脂層やゴム層を備えた構造とし、例えば現像ローラ20Yと反対方向の時計回りに回転させるようにするとよい。
一方、現像ローラ20Yに担持されてコンパクションされた現像剤は、現像ローラ20Yが像担持体10Yに当接する現像ニップ部において、所望の電界印加によって、像担持体10Yの潜像に対応して現像される。そして、現像残りの現像剤は、現像ローラクリーニングブレード21Yによって掻き落として除去され現像剤容器31Y内の回収部に滴下して再利用される。尚、このようにして再利用されるキャリア及びトナーは混色状態ではない。
一次転写の上流側に配置される像担持体スクイーズ装置は、像担持体10Yに対向して現像ローラ20Yの下流側に配置して像担持体10Yに現像されたトナー像の余剰現像剤を回収するものであり、図2に示すように表面に弾性体を被覆して像担持体10Yに摺接して回転する弾性ローラ部材から成る像担持体スクイーズローラ13Y、13Y’と、該像担持体スクイーズローラ13Y、13Y’に押圧摺接して表面をクリーニングするクリーニングブレード14Y、14Y’とから構成され、像担持体10Yに現像された現像剤から余剰なキャリア及び本来不要なカブリトナーを回収し、顕像内のトナー粒子比率を上げる機能を有する。一次転写前の像担持体スクイーズ装置として、本実施形態では複数の像担持体スクイーズローラ13Y、13Y’を設けているが、ひとつの像担持体スクイーズローラによって構成しても良い。また、液体現像剤の状態などに応じて、複数の像担持体スクイーズローラ13Y、13Y’のうち一方が当離接するように構成しても良い。
一次転写部50Yでは、像担持体10Yに現像された現像剤像を一次転写ローラ51Yにより中間転写体40へ転写する。ここで、像担持体10Yと中間転写体40は等速度で移動する構成であり、回転及び移動の駆動負荷を軽減するとともに、像担持体10Yの顕像トナー像への外乱作用を抑制している。
中間転写体40はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色の一次転写部50のニップを通過し、各色の像担持体の現像像が転写され、色重ねされて2次転写ユニット60のニップ部に進入する。
図7は2次転写ユニットにおけるクリーニング装置の構成を示す図である。2次転写ユニット60は、2次転写ローラ61が中間転写体40を挟んでベルト駆動ローラ41と対向配置されてなり、2次転写ローラ61を配置した転写位置において、中間転写体40上に形成された単色のトナー像やフルカラーのトナー像をシート材搬送経路Lにて搬送される用紙、フィルム、布等の記録媒体に転写する。
2次転写ローラ61には2次転写ローラクリーニングブレード62が当接しており、2次転写ローラ61に付着する液体現像剤を掻き取る。特に、この2次転写ローラクリーニングブレード62によるクリーニングは、本来搬送されるはずの記録媒体が紙ジャムなどで2次転写位置に到達しなかったときに有用である。2次転写が成功裏に実行されたときは、2次転写ローラクリーニングブレード62は主としてキャリア成分を掻き取る。74は2次転写ローラクリーニングブレード保持部材である。
2次転写ローラクリーニングブレード62で掻き取られた液体現像剤は、2次転写ローラクリーニングブレード保持部材74を伝わり落下する。落下した液体現像剤は、凹状部を有する2次転写ユニット回収貯留部85が受け、当該凹状部に設けられている回収スクリュー86の回転によって回転軸方向へと搬送する。回収スクリュー86はスパイラル状の羽などを有するものであり、その回転に伴い、液体現像剤を軸方向に搬送することができるようになっている。回収スクリュー86で搬送された液体現像剤は、不図示の回収機構へと送り出される。
2次転写ユニット60を経た中間転写体40は、再び一次転写部50で転写像を受けるために周回するが、一次転写部50が実行される上流側において中間転写体40のクリーニングが実施される。図8は中間転写体のクリーニング装置の構成を示す図である。
テンションローラ42に対向しつつ、中間転写体40に対して当接するように中間転写体クリーニングローラ46が設けられている。この中間転写体クリーニングローラ46はウレタンゴム表層を有するローラであり、中間転写体クリーニングローラ46には、液体現像剤中のトナー粒子を誘引するようなバイアス電圧が印加されるようになっている。この中間転写体クリーニングローラ46は中間転写体10と当接しつつ時計回りに回転することで、中間転写体40上に残留した液体現像剤(主にトナー粒子)をバイアス電圧によって引きつけ、クリーニングする。このバイアス電圧は、像担持体クリーニングローラ16に印加される電圧より高く設定される。これは液体現像剤のトナー成分の付着力が、像担持体10に比べ、中間転写体40の方が高いからである。
中間転写体クリーニングローラ46には、中間転写体クリーニングローラ46の重力方向からみて下半分の位置に、中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47が当接しており、この中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47によって、中間転写体クリーニングローラ46で回収される液体現像剤が掻き落とされる。中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47によって掻き取られた液体現像剤は、鉛直下方に落下する。
中間転写体クリーニングローラ46の下流側には、さらに中間転写体40に当接し、これをクリーニングする中間転写体クリーニングブレード49が設けられている。77、78はクリーニングブレードを保持するクリーニングブレード保持部材である。
また、中間転写体回収貯留部87は、中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47で掻き取られた固形分リッチな液体現像剤、中間転写体クリーニングブレード49で掻き取られたキャリア成分リッチな液体現像剤、の双方を受ける凹状部を有している。
中間転写体回収貯留部87の凹状部には、回収スクリュー88が設けられており、この回収スクリュー88が回転することによって、そのスパイラル羽根が凹状部で受けた液体現像剤を回収スクリュー88回転軸方向へと搬送する。回収スクリュー88で搬送された液体現像剤は、不図示の回収機構へと送り出される。
中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47によって掻き取られる液体現像剤は固形分リッチな液体現像剤であり固形成分が多いため、液体現像剤を回収スクリュー88回転軸方向へと搬送する際の搬送性が良くない。そこで、図8に示すような配置関係とすると、中間転写体クリーニングブレード49によって掻き取られる液体現像剤はキャリア成分リッチな液体現像剤が、クリーニングブレード保持部材78の上で合流し、回収される液体現像剤の搬送性が向上するというメリットがある。そのため、中間転写体回収貯留部87における取り扱い性が向上する。ここで、中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47によって掻き取られる液体現像剤がクリーニングブレード保持部材78上に落下する例を示しているが、直接中間転写体クリーニングブレード49上に落下するようにしてもよい。
クリーニングブレード保持部材68には、中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47から落下した固形分リッチな液体現像剤と、中間転写体クリーニングブレード49で掻き取られたキャリア成分リッチな液体現像剤の双方が混ざり合うことによって搬送性がよくなる。また、このような搬送性の向上は、装置の小型化にも寄与することができる。
中間転写体40は、ポリイミド基層上にポリウレタンの弾性中間層を設け、さらにその上にPFA表層が設けられている三層構造となっている。このような中間転写体40では、ポリイミド基層側において駆動ローラ41、テンションローラ42、52、53で張架され、PFA表層側においてトナー像が転写されるようにして用いられる。
このように形成された弾性を有する中間転写体40は、記録媒体表面への追従性、応答性がよいために、2次転写時において、特に粒子径が小さいトナー粒子を記録媒体の凹部に対して送り込み転写させるのに有効である。
上述のように中間転写体40は弾性を有するものであり、クリーニングを行うためのブレードを強い圧力で当接させることができないが、本実施形態においては、バイアス電圧が印加される中間転写体クリーニングローラ46で、中間転写体40をクリーニングする構成を採用しているので、弾性を有する中間転写体40を破壊するおそれがない。
次に、像担持体10におけるクリーニング装置周辺のローラ類軸方向の寸法関係について説明する。図9は本発明の実施の形態に係るクリーニング装置周辺の軸方向寸法関係を示す図である。図9ではイエロー(Y)のクリーニング装置周辺のものを示すが、他の色のものも同様に構成することができる。
図9は像担持体10Y、像担持体クリーニングローラ16Y、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Y、像担持体クリーニングブレード18Y、現像ローラ20Y、アニロックスローラ32Yの軸方向を側面からみた図(右)と、それに対応する断面図(左)である。
また、図9におけるa乃至gは長さを示しており、aは像担持体クリーニングローラ16Yの軸方向長さ、bは像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yの軸方向長さ、cは像担持体クリーニングブレード18Yの軸方向長さ、dは現像ローラ20Yの軸方向長さ、eはアニロックスローラ32Yの溝領域長さ、fは現像ローラ20Y上のコンパクション領域長さをそれぞれ示している。
以下、本実施形態に特徴的な寸法関係について説明する。
本実施形態においては、像担持体クリーニングローラ16Yの軸方向長さ(a)は、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yの軸方向長さ(b)よりも長く、かつ、像担持体クリーニングブレード18Yの軸方向長さ(c)よりも短く設定する。像担持体クリーニングローラ16Yの軸方向長さ(a)>像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yの軸方向長さ(b)と設定することで、像担持体クリーニングローラ16Yをクリーニングする像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yでクリーニングしたキャリアを像担持体クリーニングローラ16Yの端部に回り込ませて蓄積した液で画像形成装置の筐体内部を汚染することがない。また、像担持体クリーニングブレード18Yの軸方向長さ(c)>像担持体クリーニングローラ16Yの軸方向長さ(a)と設定することで、像担持体クリーニングローラ16Yで生じてしまった液リングを像担持体クリーニングブレード18Yで回収することができる。
以上の構成によれば、液リング形成を極力抑制することができる。このため、液リングからの液体現像剤の滴下によって装置内を汚すこともなく、液体現像剤の消費量を削減することもできる。
また、本実施形態においては、現像ローラ20Yの軸方向長さ(d)は像担持体クリーニングローラ16Yの軸方向長さ(a)より短く設定する。現像ローラ20Yの軸方向長さ(d)が像担持体クリーニングローラ16Yの軸方向長さ(a)より短く設定されることで、現像ローラ20Yで像担持体に現像された固形分が回収しやすくなるので好ましい。
また、本実施形態においては、アニロックスローラ32Yの軸方向にわたって溝が形成される溝領域長さ(e)は像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yの軸方向長さ(b)より短く設定する。アニロックスローラ32Y外周囲の軸方向にわたって溝が形成される溝領域長さ(e)が像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yの軸方向長さ(b)より短く設定されることで、現像ローラ20Yに形成された現像剤(=感光体に形成された現像剤)幅の固形分を像担持体クリーニングローラ16Yで回収し、回収された固形分濃度が高くなりがちな領域を像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yで回収できるため好ましい。
また、本実施形態においては、現像ローラ20Y上でコンパクションが行われるコンパクション領域長さ(f)は像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yの軸方向長さ(b)より短く設定する。
現像ローラ20Y上でコンパクションが行われるコンパクション領域長さ(f)が像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yの軸方向長さ(b)より短く設定されることで、コンパクションされたトナーは固形分濃度が高くなり単なるブレードでクリーニングすることが困難になるが、像担持体クリーニングローラ16Yで回収し、回収された固形分濃度が高いトナーを像担持体クリーニングローラ16Yから像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yで回収することができるので好ましい。
次に、中間転写体40におけるクリーニング装置周辺のローラ類軸方向の寸法関係について説明する。図10は本発明の実施の形態に係るクリーニング装置周辺の軸方向寸法関係を示す図である。
図10はテンションローラ42、中間転写体クリーニングローラ46、中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47、中間転写体クリーニングブレード49の軸方向を側面からみた図(左)と、それに対応する断面図(右)である。
また、図10におけるg乃至iは長さを示しており、gは中間転写体クリーニングローラ46の軸方向長さ、hは中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47の軸方向長さ、iは中間転写体クリーニングブレード49の軸方向長さをそれぞれ示している。
以下、本実施形態に特徴的な寸法関係について説明する。
本実施形態では、中間転写体クリーニングローラ46の軸方向長さ(g)は、中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47の軸方向長さ(h)よりも長く、かつ、中間転写体クリーニングブレード49の軸方向長さ(i)よりも短く設定する。中間転写体クリーニングローラ46の軸方向長さ(g)>中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47の軸方向長さ(h)と設定することで、中間転写体クリーニングローラ46をクリーニングする中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード47でクリーニングしたキャリアを中間転写体クリーニングローラ46の端部に回り込ませて蓄積した液で画像形成装置の筐体内部を汚染することがない。また、中間転写体クリーニングブレード49の軸方向長さ(i)>中間転写体クリーニングローラ46の軸方向長さ(g)と設定することで、中間転写体クリーニングローラで生じてしまった液リングを中間転写体クリーニングブレード49で回収することができる。
以上の構成によれば、液リング形成を極力抑制することができる。このため、液リングからの液体現像剤の滴下によって装置内を汚すこともなく、液体現像剤の消費量を削減することもできる。
なお、本明細書においては、種々の実施の形態について説明したが、それぞれの実施の形態の構成を適宜組み合わせて構成された実施形態も本発明の範疇となるものである。
ここで、本発明の参考実施形態について付記しておく。本発明の参考実施形態に係るクリーニング装置は、液体現像剤による現像像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接する像担持体クリーニングローラと、前記像担持体クリーニングローラに当接する像担持体クリーニングローラクリーニングブレードと、前記像担持体に当接する像担持体クリーニングブレードと、を有し、前記像担持体クリーニングローラの軸方向長さ(a)は、前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(b)よりも長く、前記像担持体クリーニングブレードの軸方向長さ(c)よりも短く設定されることを特徴とする。
また、本発明の参考実施形態に係るクリーニング装置は、液体現像剤による現像像を担持する中間転写体と、前記中間転写体に当接する中間転写体クリーニングローラと、前記中間転写体クリーニングローラに当接する中間転写体クリーニングローラクリーニングブレードと、前記中間転写体に当接する中間転写体クリーニングブレードと、を有し、前記中間転写体クリーニングローラの軸方向長さ(g)は、前記中間転写体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(h)よりも長く、前記中間転写体クリーニングブレードの軸方向長さ(i)よりも短く設定されることを特徴とする。
また、本発明の参考実施形態に係るクリーニング装置は、前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤と前記像担持体クリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤とを受ける像担持体回収貯留部を有することを特徴とする。
また、本発明の参考実施形態に係る画像形成装置は、静電潜像を現像する現像ローラと、前記現像ローラに液体現像剤を塗布する塗布ローラと、前記現像ローラによって現像される現像像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接する像担持体クリーニングローラと、前記像担持体クリーニングローラに当接する像担持体クリーニングローラクリーニングブレードと、前記像担持体に当接する像担持体クリーニングブレードと、を有し、前記像担持体クリーニングローラの軸方向長さ(a)は、前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(b)よりも長く、前記像担持体クリーニングブレードの軸方向長さ(c)よりも短く設定されることを特徴とする。
また、本発明の参考実施形態に係る画像形成装置は、前記現像ローラの軸方向長さ(d)は前記像担持体クリーニングローラの軸方向長さ(a)より短く設定されることを特徴とする。
また、本発明の参考実施形態に係る画像形成装置は、前記塗布ローラ外周囲の軸方向にわたって溝が形成される溝領域長さ(e)は前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(b)より短く設定されることを特徴とする。
また、本発明の参考実施形態に係る画像形成装置は、前記現像ローラ上でコンパクションが行われるコンパクション領域長さ(f)は前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの軸方向長さ(b)より短く設定されることを特徴とする。
また、本発明の参考実施形態に係る画像形成装置は、前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤と前記像担持体クリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤とを受ける像担持体回収貯留部を有することを特徴とする。

本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 画像形成部及びクリーニング装置の主要構成要素を示した断面図である。 本発明の実施の形態に係るクリーニング装置の配置例を示す図である。 本発明の現像装置の停止時の状態と動作時の状態とを示す図である。 現像装置における液体現像剤の流れを示す図である。 本発明に用いられるアニロックローラの斜視図である。 2次転写ユニットにおけるクリーニング装置の構成を示す図である。 中間転写体のクリーニング装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクリーニング装置周辺の軸方向寸法関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクリーニング装置周辺の軸方向寸法関係を示す図である。
符号の説明
10Y、10M、10C、10K・・・像担持体、11Y、11M、11C、11K・・・コロナ帯電器、12Y、12M、12C、12K・・・露光ユニット、13Y、13Y’・・・像担持体スクイーズローラ、14Y、14Y’・・・像担持体スクイーズローラクリーニングブレード、16Y・・・像担持体クリーニングローラ、17Y・・・像担持体クリーニングローラクリーニングブレード、18Y・・・像担持体クリーニングブレード、20Y、20M、20C、20K・・・現像ローラ、21Y・・・現像ローラクリーニングブレード、22Y・・・コンパクションコロナ発生器、24Y・・・キャリア量調整ローラ、25Y・・・キャリア量調整エアナイフ、30Y、30M、30C、30K・・・現像装置、31Y、31M、31C、31K・・・現像剤容器、32Y、32M、32C、32K・・・アニロックスローラ、31Y、31M、31C、31K・・・現像剤容器、33Y・・・規制ブレード、34Y・・・オーガ(供給ローラ)、40・・・中間転写体、41・・・ベルト駆動ローラ、42・・・テンションローラ、45・・・現像剤回収部、46・・・中間転写体クリーニングローラ、47・・中間転写体クリーニングローラクリーニングブレード、49・・・中間転写体クリーニングブレード、
50Y、50M、50C、50K・・・一次転写部、51Y、51M、51C、51K・・・一次転写バックアップローラ、52、53・・・テンションローラ、60・・・2次転写ユニット、61・・・2次転写ローラ、62・・・2次転写ローラクリーニングブレード、70Y、71Y、72Y、73Y、74、76Y・・・(クリーニング)ブレード保持部材、75Y・・・規制ブレード保持部材、77、78・・・クリーニングブレード保持部材、80Y・・・像担持体回収貯留部、81Y・・・回収スクリュー、85・・・2次転写ユニット回収貯留部、86・・・回収スクリュー、87・・・中間転写体回収貯留部、88・・・回収スクリュー、310Y・・・供給貯留部、320Y・・・回収貯留部、321Y・・・回収スクリュー、330Y・・・仕切り部、360Y・・・液体現像剤供給部材、365Y・・・液体現像剤供給口、370Y・・・液体現像剤供給管、371Y・・・液体現像剤回収管

Claims (4)

  1. トナー及びキャリアを含む液体現像剤で潜像を現像する現像ローラ、
    及び前記現像ローラに液体現像剤を塗布する塗布ローラを有する現像部と、
    前記現像ローラによって現像される像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に当接する像担持体クリーニングローラ、前記像担持体クリーニングローラに当接する像担持体クリーニングローラクリーニングブレード、及び前記像担持体に当接する像担持体クリーニングブレードを有するクリーニング部と、を備え、
    前記像担持体クリーニングローラの軸方向の長さは、
    前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも長く、前記像担持体クリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも短く、
    前記塗布ローラの周囲の軸方向にわたって形成される溝の前記軸方向の溝領域長さは前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さより短いことを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー及びキャリアを含む液体現像剤で潜像を現像する現像ローラ、
    及び前記現像ローラに液体現像剤を塗布する塗布ローラを有する現像部と、
    前記現像ローラによって現像される像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に当接する像担持体クリーニングローラ、前記像担持体クリーニングローラに当接する像担持体クリーニングローラクリーニングブレード、及び前記像担持体に当接する像担持体クリーニングブレードを有するクリーニング部と、を備え、
    前記像担持体クリーニングローラの軸方向の長さは、
    前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも長く、前記像担持体クリーニングブレードの前記軸方向の長さよりも短く、
    前記現像ローラに担持された液体現像剤をコンパクションするコロナ帯電器を有し、
    前記コロナ帯電でコンパクションされる液体現像剤のコンパクション領域長さは前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードの前記軸方向の長さより短いことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記現像ローラの軸方向の長さは前記像担持体クリーニングローラの前記軸方向の長さより短い請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体クリーニングローラクリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤、及び前記像担持体クリーニングブレードでクリーニングされた液体現像剤を受ける像担持体回収貯留部を有する請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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