JP2007092028A - 接着剤リール - Google Patents

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Abstract

【課題】 接着剤テープの巻き状態が緩むことなく運搬又は搬送でき、接着剤テープのリール板からの逸脱及び接着剤リールとリール板間への脱落を防止し且つ接着剤リールを正常に引き出すことができると共に、リール板への転写を防止できる接着剤リールを提供すること。
【解決手段】 第1面2bおよびこれと反対側の第2面2aを有する支持フィルム2の第1面2b上に接着剤層1を設けた接着剤テープ20を有し、接着剤テープ20が巻き芯13の両端にリール板5a,5bが互いに対向するように設けられている構造体の巻き芯13に巻かれている接着剤リール3において、接着剤テープ20の始端部4における支持フィルム2の第2面2aに粘着部材7を設けてなる接着剤リールである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品と回路基板又は回路基板同士を接着固定すると共に両者の電極同士を電気的に接続する接着剤テープ及びリードフレームの固定やリードフレームのダイ、半導体素子搭載用支持基板に半導体素子(チップ)を接着・固定する半導体装置において使用される接着剤テープをリール状に巻いた接着剤リールに関する。
一般に、液晶パネル、PDP(プラズマディスプレイパネル)、EL(蛍光ディスプレイ)パネル、ペアチップ実装などの電子部品と回路基板、回路基板同士を接着固定し、両者の電極同士を電気的に接続する部材(回路接続部材)として接着剤テープが用いられている。このような接着剤テープは一般に支持フィルムと、その上に設けられる接着剤とを備えているが、この接着剤として、近年では、接着剤組成物中に導電粒子を分散させた異方導電性接着剤が、高精細の回路にも適用できることから広く実用化されている。
また、接着剤テープは、リードフレームのリード固定テープ、LOCテープ、ダイボンドテープ、マイクロBGA・CSP等の接着に用いられ、半導体装置全体の生産性、信頼性を向上させるためにも使用される。
下記特許文献1には、支持フィルム上に接着剤が塗布された接着剤テープをリール状に巻き取ったもの(以下、単に「接着剤リールという」)が開示されている。
この種の従来の接着剤テープは、接着剤が支持フィルムに固着しないように、あるいは接着剤を支持フィルムから剥がし易くするために、支持フィルムにはシリコーン等による剥離処理が施されている。
特開2001−284005号公報
さらに、このような場合、一般的に支持フィルムのうち接着剤が塗布される面(以下、「塗布面」と言う)と、その反対面(以下、「背面」と言う)の剥離し易さには差が付けられている。即ち、接着剤を内側にして接着剤テープをリール状に巻いて接着剤リールが形成された場合、接着剤が接触する一巻き前の支持フィルム背面の方を、塗布面よりも接着剤が剥離し易くすることにより、リールから接着剤テープを引き出した際に接着剤テープが一巻き前の支持フィルムの背面に固着してしまう、いわゆる背面転着を防止している。
図10は、従来の接着剤リールを示す一部切欠き平面図、図11は、図10の接着剤リールを示す斜視図である。図10,11に示すように、接着剤リール300は、巻き芯13の両端にリール板5a、5bが設けられている構造体の巻き芯13に、接着剤テープ20がリール状に巻かれて形成されている。ここで、接着剤テープ20は、支持フィルム2の片面に接着剤層が塗布されることにより構成されている。この状態では、図10、図11に示す接着剤層1と支持フィルム2の背面2aとは固着しないため、接着剤リール3の始端部4は自由な状態となってしまう。この状態で、接着剤リール300を運搬又は搬送した場合、接着剤リール3の巻き状態が緩んだり、接着剤テープ20がリール板5a,5bから逸脱したり、リール板5a又は5bと接着剤リール300との間の隙間に接着剤テープ20の始端部4が脱落してしまい、接着剤リール300から接着剤テープ20の始端部4を引き出して使用しようとした場合、前記不具合により接着剤テープ20を使用できなくなると言う問題がある。
また、回路接続部材のように大量生産のラインに使用される場合、図12の(a)に示すように、接着剤テープ20の始端部4をリール板5aまたは5bの縁端に折り曲げて固着止めすることにより、接着剤リール300を運搬や搬送する場合の接着剤リール300の巻き状態の緩みを防止するとともに、すぐに使用できるようにスタンバイされている。しかしながら、この場合、図12の(b)に示すように、接着剤層1は、シリコーン等による剥離処理を施している塗布面2bよりも、シリコーン樹脂等による剥離処理を施していないリール板5aまたは5bに強固に密着するため、接着剤と塗布面2bとの界面で、支持フィルム2がより剥離しやすくなっている。この状態で接着剤テープ20を引き出すと、図13の(a)に示すように支持フィルム2だけが引き出され、接着剤層1は、リール板5aまたは5bに固着されたままとなり、接着剤テープ20が正常に引き出されなくなる。
なお、ここでいう、「正常に引き出される」とは、図13の(b)に示すように接着剤層1が支持フィルム2の塗布面2bに密着した状態で引き出されることをいう。また、これを防止するために、リール板5a又は5bのうち接着剤テープ始端部4が固着する部分にシリコーン処理を施すことも考えられるが、この場合も結局、始端部4が固着しきれず、自由な状態となるので、解決策にはならない。
本発明は、接着剤テープの巻き状態が緩むことなく運搬又は搬送でき、接着剤テープのリール板からの逸脱及び接着剤リールとリール板間への脱落を防止でき、且つ接着剤テープを正常に引き出すことができるとともに、リール板への転写を防止できる接着剤リールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、第1面及びこれと反対側の第2面を有する支持フィルムの前記第1面上に接着剤層を設けた接着剤テープを有し、前記接着剤テープが巻き芯の両端にリール板が互いに対向するように設けられている構造体の前記巻き芯に巻かれている接着剤リールにおいて、前記接着剤テープの始端部における前記支持フィルムの前記第2面上に粘着部材を設けてなる接着剤リールである。
本発明に係る接着剤リールによれば、接着剤テープの始端部を、粘着部材を介して、例えば一巻き前の接着剤テープの支持フィルムにおける第2面に固着させることができるので、運搬及び/又は搬送する際に、接着剤リールの巻き状態が緩むことがなく、かつ接着剤テープがリール板から逸脱することもない。また接着剤テープの始端部がリール板と接着剤リールとの間の隙間に脱落することもないので、巻き出して使用する際に上記不具合によって使用できなくなることを防止することができる。さらに、接着剤テープの巻き状態が緩むことを防止するために、接着剤テープの始端部に代えて粘着部材が、リール板の縁端に固着される。このため、粘着部材をリール板から剥離する際に、接着剤テープの支持フィルムと接着剤層との分離が起こることがない。即ち、接着剤層がリール板に転写されることが十分に防止される。よって、接着剤テープを正常に引き出すことができる。
上記接着剤リールにおいては、粘着部材と支持フィルムの第2面との接触部分の面積が15mm以上であることが好ましい。
この接着剤リールによれば、回路接続の用途に使用される場合、巻き出し時の引っ張り強さに耐えられるだけの粘着力が得られる。このため、この接着剤リールは、使用時に粘着部材が接着剤テープからはずれて、不具合が生じるのを防止できると共に、巻き出しの機械化に有効である。
上記接着剤リールにおいて、前記粘着部材の始端にさらに非粘着部材が設けられていることが好ましい。
この場合、非粘着部材は、一巻き前の接着剤テープに固着されず、自由な状態となるので、容易に捕捉できる。このため、非粘着部材を介して、接着剤テープを容易に引き出すことができ、場合によっては、非粘着部が、機械による巻き出し操作時のつかみ代としても有用になる。
上記接着剤リールは、前記粘着部材を複数有し、複数の粘着部材が前記接着剤テープの延長線上に沿って配列され、隣り合う粘着部材同士が連結部材を介して接続されていてもよい。この場合、前記複数の粘着部材のうち前記接着剤テープから最も遠い粘着部材の始端にさらに非粘着部材が設けられていてもよい。
上記接着剤リールにおいて、前記粘着部材は、前記第2面に粘着可能な粘着面を片面のみに有し、前記粘着部材の先端が、前記粘着面同士が互いに向き合うように折り返されており、粘着面の一部が前記第2面に粘着していることが好ましい。この場合、粘着部材の粘着面と反対側の面は非粘着面となっており、粘着部材の先端部が折り返されることにより粘着面の一部が非粘着面とされる。この場合、粘着部材とは別個の非粘着部材を用いることなく手軽に非粘着部を形成することができる。
本発明に係る接着剤リールによれば、接着剤テープの巻き状態が緩むことなく運搬または搬送でき、接着剤テープのリール板からの逸脱及び接着剤リールとリール板間への脱落を防止でき、且つ接着剤テープを正常に引き出すことができるとともに、リール板への転写を防止できる。
以下、本発明に係る接着剤リールの実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る接着剤リールの第1実施形態を示す図であり、(a)は、本発明に係る接着剤リールの第1実施形態を示す一部切欠き平面図、(b)は、接着剤テープの始端部近傍を示す拡大側面図である。
図1の(a)または(b)に示すように、接着剤リール3は、巻き芯13の両端にリール板5a、5bが互いに対向するように設けられている構造体の巻き芯13に、接着剤テープ20がリール状に巻かれることによって形成される。言い換えると、接着剤テープ20は、接着剤層1を内側にして巻き芯13の周りに、接着剤テープ20同士が相互に重なるように巻かれている。接着剤テープ20は、支持フィルム2の片面である塗布面(第1面)2bに接着剤が塗布され、接着剤層1が形成されることによって構成されている。また支持フィルム背面(第2面)2aにはシリコーン樹脂等による剥離処理が施されている。そして、支持フィルム2の背面2aには粘着部材7が設けられている。ここで、粘着部材7は、支持フィルム2の背面2aに粘着可能であり、通常は、図示の通り、粘着部材7の一部が、支持フィルム2の背面2aに粘着され、残部が接着剤テープ20の始端部から突出している。なお、粘着部材7は、片面のみに粘着性を有する粘着部材でも、両面に粘着性を有する粘着部材であってもよい。
接着剤リール3は、接着剤テープ20の始端部4に、シリコーン樹脂等により剥離処理された支持フィルム2にも粘着可能な粘着面を有する粘着部材7を設けることにより得られる。具体的には、当該接着剤リール3は、粘着部材7の粘着面の一部を、接着剤テープ20の始端部4における支持フィルム2の背面2aに接触させて粘着させることにより得ることができる。
なお、接着剤テープ20の始端部4のうち接着剤層1側に粘着部材7を設ける構造も考えられるが、接着剤テープ20はその使用方法から、接着対象物に貼付した後、支持フィルム2だけをはがし取れるように支持フィルム2と接着剤層1との間の剥離力は比較的弱く設定されている。従って、接着剤層1に粘着部材7を設けた場合、接着剤層1と粘着部材7とが強固に密着し、接着剤テープ20を引き出す際に接着剤層1が支持フィルム2から剥がれてしまう場合がある。
また、この構造の場合、粘着部材7として、前記した片面のみに粘着性を有する粘着部材を使用したとき、接着剤テープ20に粘着部材7を取り付けるには、粘着部材7の粘着面が接着剤テープ20の接着剤層1側に向けて粘着される。すなわち、粘着性を有しない非粘着面が、支持フィルム2の背面2a側に向けられることとなる。このため、一巻き前の支持フィルム背面2aに粘着部材7を固着させる際、粘着部材7の粘着面を180°ひねらなければ貼り付けられない。さらに、その際に支持フィルム2から接着剤テープ20が剥がれる場合がある等の理由から、実用的ではない。
以上の理由より、粘着部材7は、接着剤テープ20の始端部4における支持フィルム2の背面2a側に設けられている。
第1実施形態に係る接着剤リール3によれば、以下の効果が得られる。即ち、図1の(a)又は(b)に示すように、支持フィルム2のうちシリコーン等による剥離処理が施されている支持フィルム背面(第2面)2aに粘着可能な粘着部材7を設けることで、図2の(a)に示すように粘着部材7の先端(以下、「粘着部先端」という)8を支持フィルムの背面2aに粘着させて、固着できる。これにより、接着剤テープ20の始端部4を自由な状態にせずに、固定できる。
さらに、本実施形態の接着剤リール3によれば、図2の(b)に示すように粘着部先端8を、例えばリール板5aに貼り付けて固着することもできる。
このように、支持フィルム背面2aにシリコーン樹脂等による剥離処理が施されていても、接着剤テープ20の始端部4を支持フィルム2の背面2a又はリール板5a,5bに固着させることができる。このため、運搬及び/又は搬送する際に、接着剤リール3の巻き状態が緩むことがなく、かつ接着剤テープ20がリール板5aから逸脱することもない。またリール板5aと接着剤リール3との間の隙間に接着剤テープ20の始端部4が脱落することもないので、接着剤テープ20を引き出して使用する際に上記不具合によって使用できなくなることを防止することができる。
さらに、リール板5a,5bの縁端部に固着させた粘着部材7をリール板5a,5bから剥離する際に、リール板5a,5bの縁端部に固着されているのは、接着剤テープ20ではなく粘着部材7である。このため、接着剤テープ20の支持フィルム2と接着剤層1とが分離することがない。即ち、接着剤層がリール板5a,5bに転写されることが十分に防止される。よって、接着剤テープ20を正常に引き出すことができる。
ここで、接着剤リール3から接着剤テープ20を引き出す方法には、人手による場合や機械による場合が考えられる。特に、従来の技術に記載した液晶パネルやPDP等の分野で使用される回路接続部材の場合、機械がリール3から接着剤テープ20を引き出すときの力は最低でも約500gfであるため、粘着部材7は、この引っ張り強さに耐えられれば良い、すなわちこの引っ張り強さであっても接着剤テープ20から剥がれない、と考えられている。
そこで本発明者らは、引張り強さと、粘着部長さLとの関係を調べる実験を行った。実験は、接着剤テープ20を2つ用意してこれらを粘着部材7でつなぎ、両者を互いに反対方向に引っ張って、粘着部材7が接着剤テープ20から剥がれるときの引張り強さを求めることにより行った。この引張り強さは、粘着部材7のうち、接着剤テープ20に粘着する粘着部の長手方向に沿った長さLを種々変えて求めた。結果を図3に示す。図3に示すように、引張り強さと粘着部長さLとの関係を表す曲線は、引張り強さが500gfの直線と交差していることが分かった。このことから、幅1mmの接着剤テープ20の場合、粘着部が15mm以上の長さを有していれば、すなわち、面積にして15mm以上を有していれば、引張り強さが500gf以上となり、粘着部材7が接着剤テープ20から剥がれず、接着剤テープ20を正常に引き出すことができることがわかった。
従って、前記粘着部材7と前記支持フィルム背面2aとの接触部分の面積は15mm以上であることが好ましい。
この場合、接着剤リール3から接着剤テープ20を引き出す際、その引き出し力に対して、粘着部材7の粘着力が、接触部分の面積が15mm未満の場合に比べて、より大きくなる。このため、粘着部材7が接着剤テープ20の支持フィルム背面2aから剥がれるという事態が防止される。粘着部の長さLは、ばらつき(粘着部長さLに対する引張り強さの値のばらつき)を考慮すると20mm以上であること、即ち接着剤テープ20と粘着部材7との接触部分が20mm以上の面積を有することがより好ましく、接触部分が25mm以上(即ち、幅1mmの場合、長さ25mm以上)であることが最も好ましい。
なお、この指標はあくまで接着剤テープ20の用途が回路接続部材のときのことであり、用途が回路接続部材でない場合、必要な引っ張り強さが500gf以下又は以上の場合や接着剤テープ20の幅が非常に狭い又は広いなどの場合、また支持フィルム2の剥離性などに応じて、15mmに限られない。この場合、粘着部の長さLや面積(粘着部材と接着剤テープとの接触部分の面積)は、図3と同様の試験をした結果を参考に決めることができる。
次に、上記接着剤リール3の各構成要素について、より詳細に説明する。
支持フィルム2としては、強度及び接着剤の剥離性の面からOPP(延伸ポリプロピレン)、ポリテトラフルオロエチレン、PET(ポリエチレンテレフタレート)などが好適に用いられ、支持フィルム2の背面2aには、離型剤で表面処理(剥離処理)が施されている。
上記離型剤としては、オレフイン系離型剤、エチレングリコールモンタン酸エステル、カルナウバロウ、石油系ワックス等の低融点ワックス、低分子量フッ素樹脂、シリコーン系又はフッ素系の界面活性剤、オイル、ワックス、レジン、ポリエステル変性シリコーン樹脂などが用いられ、特にシリコーン樹脂が一般的である。
接着剤層1は一般に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、または熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂との混合系(混合樹脂)等の樹脂を含む。かかる樹脂の代表的なものには以下のものが挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えばスチレン樹脂系、ポリエステル樹脂系が挙げられ、熱硬化性樹脂としてはエポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系が用いられる。
接着剤層1は、液晶パネルやPDP等の分野で使用されるいわゆる異方導電性接着剤であっても良い。即ち、接着剤層1は、上記樹脂のほかに、上記樹脂中に分散される導電粒子をさらに含んでいてもよい。このような導電粒子としては、Au、Ag、Pt、Ni、Cu、W、Sb、Sn、はんだなどの金属からなる金属粒子、又はカーボン、黒鉛などの炭素材料からなる炭素粒子がある。又は、上記導電粒子として、非導電性のガラス、セラミックス、プラスチック等の高分子核材等に、上記金属の導電層を被覆等により形成した複合粒子でもよい。さらに、導電粒子は、上記金属粒子、炭素粒子、複合粒子の混合物であってもよい。また、接着剤層1では、上記導電粒子と絶縁粒子とを併用してもよい。
さらに、接着剤層1は異方導電性接着剤である必要はなく、その場合には、導電粒子に代えて、前記したような導電粒子を絶縁層で被覆してなる絶縁被覆粒子を用いてもよい。
粘着部材7は、前述したとおりシリコーン樹脂等により剥離処理された支持フィルム背面2aおよびリール板5a,5bに粘着可能なものであり且つ支持フィルム背面2aに対して粘着部材7を引き出す際に剥がれない粘着力を有するものであれば特に限定されず一般的に入手できるものが適用できる。但し、粘着部材7としては、取り扱い性が良いことから、片面のみに粘着性を有するものが好適に用いられる。
このような粘着部材7としては、例えば上記離型剤と同系のシリコーン系粘着剤が用いられる。粘着部材7として、片面のみに粘着性を有する粘着部材が用いられる場合には、上記シリコーン系粘着剤などが非粘着性のフィルムの片面に塗布された粘着テープが好ましく利用できる。この粘着テープの幅は通常、接着剤テープと同じ幅にするが、リール板5a,5b間に干渉しない幅であれば必ずしも同じでなくてもよい。
また、図1の(b)に示すように、接着剤テープ20の背面2aと接触させて粘着させる部分(接触部分)7aの長さ(粘着部材7の延び方向の長さ)は、図3のグラフから、接触部分の幅が1mmの場合、500gfの引出し強さに耐えられる長さ、即ち15mm以上であることが好ましい。すなわち接触部分の面積は、15mm以上であることが好ましい。尚、幅が2mmの場合は接触部分の長さはおおよそ7〜8mmでよく、前述したとおり接触部分の幅や用途により、接触部分10aの長さは変えることができる。
この粘着部材7の接着剤テープ20の背面2aへの取り付けは、あらかじめ所望の幅と長さに切った粘着部材7を、接着剤テープ20をリール状にした後、その始端部4に、あらかじめ決めた接触部分7aを貼り付けることで、取り付けることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る接着剤リールの第2実施形態について説明する。
図4及び図5に示すように、本実施形態に係る接着剤リール30は、粘着部材7の先端8にさらに非粘着部としての非粘着部材9が設けられる点で、上記第1実施形態の接着剤リール3と相違する。具体的には、本実施形態の接着剤リール30は、粘着部材7の先端部8に非粘着部材9を粘着させる点で、第1実施形態の接着剤リール3と相違する。
ここで、非粘着部材9の材質は、粘着部材7に十分に粘着する部材で、接着剤リール30を形成する上で支障を来たさない厚み及び剛性を有していれば使用可能である。また、非粘着部材9の幅は通常、粘着部材7と同じにするが、リール板5a、5bに干渉しない範囲であれば同じである必要はない。
この第2実施形態に係る接着剤リール30では、第1実施形態の接着剤リール3と同じ作用効果が奏されるとともに、粘着部材7の先端部8に非粘着部材9が設けられるため、接着剤テープ20の一巻き前の支持フィルム背面2aに粘着部材7を固着できると同時に、最始端部である非粘着部材9のみ支持フィルム背面2aに粘着せずに自由な状態になっている。これにより、接着剤テープ20をリール30から引き出す際、先端部である非粘着部材9を容易に捕捉することができ、非粘着部材9の始端部11を引っ張ることにより、粘着部材7を支持フィルム背面2aから容易に剥離することができ、その結果、接着剤テープ20を容易に引き出すことができる。よって、接着剤リール使用時の段取りが正確かつ短時間でできる。
非粘着部材9が支持フィルム2と同様に剥離処理されたものである場合には、前述した粘着部材7の引張り強さと接触部分7aの長さLとの関係についての実験と同様に、最低でも500gfの引張り強さを得るために非粘着部材9と粘着部材7との接触面積を15mm以上にすることが好ましい。但し、ここで使用される非粘着部材9は、支持フィルム2とは異なり接着剤層1を設けたり、リール状に巻かれたりするものではないため、特に剥離処理を施されている必要はない。したがって、この非粘着部材9が剥離処理されていないものであれば、接触面積は15mm以上とする必要はなく、接触部分7aの長さLや面積は図3と同様の実験をした結果を参考に決めることができる。
なお、粘着部材7として、片面のみに粘着性を有する粘着部材を使用する場合、粘着面の一部は、支持フィルム背面2aに粘着しており、粘着部材7の粘着面と反対側の面は非粘着面となっている。このため、粘着部材7の先端部8が、粘着面同士が互いに向き合うように折り返されることで、粘着面の一部が非粘着面とされる。この場合、粘着部材とは別個の非粘着部材を用いることなく手軽に非粘着部を形成することができる。加えて、接着剤テープの引出しも容易となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記第2実施形態では、非粘着部材9と接着剤テープ20とが、1つの粘着部材7のみで連結されているが、図7及び図8に示すように、非粘着部材9と接着剤テープ20とは複数の粘着部材7を介して連結されてもよい。この場合、粘着部材7を複数用意し、これらを接着剤テープ20の延長線上に沿って直列に配列し、隣り合う粘着部材7同士をつなぎテープ(連結部材)12で連結し、接着剤テープ20から最も遠い粘着部材7の始端に非粘着部材9を粘着させればよい。ここで、つなぎテープ12は、粘着部材7同士を連結できるテープであれば、粘着性を有しないテープでもよい。このようなつなぎテープ12としては、例えばPETや紙を用いることができる。また、このような接着剤リールは、当該接着剤リールを機械に取り付けて巻き出し、機械の巻取り機に始端をセットするまでのある長さの分については接着剤のない部分が必要な場合に有効に適用できる。
また、上記第2実施形態においては、非粘着部材9の先端11は、図9に示すように、リール板5aとリール板5bとの間の空間の外側に出すとよい。この場合、接着剤テープ20を引き出す際に先端11をつかみ易くすることができる。
以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[接着テープの作製]
(実施例1)
フィルム形成材としてフェノキシ樹脂(高分子量エポキシ樹脂)50g及びアクリレート50g、過酸化物5gを酢酸エチルに添加して、樹脂30重量%の酢酸エチル溶液を作製し、これに平均粒径2.5μmのNi粉を5体積%添加した。一方、支持フィルムとして、両面をシリコーン樹脂で剥離処理した厚み50μmのPETフィルム(UH2:帝人デュポンフィルム(株)製)を用意した。そして、得られた溶液を、上記PETフィルムの片面にロールコータにより塗布した。
次いで、大気中、110℃で20分間乾燥し、前記支持フィルムの片面上に厚み50μmの接着剤層を設けてなる異方導電性の接着剤フィルムを得た。さらに、この接着剤フィルムを幅1mmにスリットして接着剤テープを得た。
一方、幅1.5mm、内径40mm、外径65mmの巻き芯を用意した。一方、厚さ2mm、内径40mm、外径125mmのプラスチックからなる環状のリール板を2枚用意した。そして、2枚のリード板の各開口に巻き芯の端部を嵌め込み、構造体を得た。続いて、この構造体の巻き芯に対して、上記接着剤テープを接着剤面を内側にしてリール状に巻き込んだ。
次に、あらかじめ幅1mm×長さ30mm×厚さ55μmにカットしておいた粘着部材(スプライシングテープ:(株)寺岡製作所製)を、前記した接着剤テープの始端部の支持フィルム背面と長手方向に15mm重なるように固着した(即ち、接触部分の面積を15mmとした)。
以上のようにして、長さ50m及び幅1mmの異方導電性の接着剤テープを構造体の巻き芯にリール状に巻いてなる接着剤リールを得た。
(実施例2)
粘着部材と接着剤テープの始端部の支持フィルム背面との長手方向の重なりを10mmとした(即ち、接触部分の面積を10mmとした)他は実施例1と同様にして接着剤リールを得た。
(実施例3)
粘着部材と接着剤テープの始端部の支持フィルム背面との長手方向の重なりを20mmとした(即ち、接触部分の面積を20mmとした)他は実施例1と同様にして接着剤リールを得た。
(実施例4)
粘着部材を、幅1mm×長さ60mm×厚さ55μmとし、接着剤テープの始端部の支持フィルム背面と長手方向に20mm重ねる(即ち、接触部分の面積を20mmとする)とともに、非粘着材として剥離処理されていないPET〔U2:帝人デュポンフィルム(株)〕を幅1mm×長さ40mm×厚さ50μmにカットし、これを、当該粘着部材の先端部に、粘着部材と長手方向に10mm重なるようにした(即ち、接触部分の面積を10mmとした)他は、実施例1と同様にして接着剤リールを得た。
(比較例1)
実施例1で得られた異方導電性の接着剤テープの始端部に粘着部材を設けず、接着剤テープを巻き終えた後、接着剤テープの始端部をそのまま放置した他は実施例1と同様にして接着剤リールを得た。
(比較例2)
粘着部材を、支持フィルム背面に代えて接着剤の表面に20mm重なるようにした(即ち、接触部分の面積を20mmとした)他は実施例1と同様にして接着剤リールを得た。
[評価]
実施例1〜4及び比較例1〜2で得られた接着剤リールを、各々10リール用意し、実施例1〜4においては粘着部材を、比較例1〜2においては接着剤層を、リール板及び一巻き前の支持フィルム背面に貼り付けた状態で23℃の環境下で10日間静置し、作業性を評価した。結果を表1に示す。なお、表1において、各実施例、比較例は、上下2段に分かれているが、上段は、始端部固着性を、下段は接着剤テープの引き出し性を表す。
表1に示すように、実施例1〜4では、始端部固着性は全て良好であり、接着剤テープが剥がれることなく始端部が固定されていた。また、引き出し性に関しても良好であり、引き出す際に接着剤テープが剥がれることなく正常に引き出すことができた。実施例2では、粘着部材の重なり面積が10mmであったため、引き出す際に一回だけ粘着部材が剥がれてしまったが、接着剤テープは剥がれることなく、そのまま引き出すことができた。
比較例1では、粘着部材を設けていないため、支持フィルムには全て固着できなかった。このため、巻き緩み・テープの逸脱が発生し、6個が正常には引き出せなかった。なお、リール板には全て固着できたが、リール板に固着したものでは、引き出す際に全て接着剤テープが剥がれてしまった。
比較例2では、粘着部材を接着剤層表面に貼り付けているため、始端部を固定する際にも、引き出す際にも、大半が接着剤テープの剥がれを引き起こしてしまった。
Figure 2007092028
本発明に係る接着剤リールの第1実施形態を示す図であり、(a)は一部切欠き平面図、及び(b)は接着剤リールの始端部を示す拡大側面図である。 本発明に係る接着剤リールの第1実施形態を示す図であり、(a)は、粘着部材の固着形態の一例を示す一部切欠き平面図、(b)は粘着部材の別の固着形態を示す平面図である。 接着剤テープ始端に粘着させた粘着テープの粘着部長さと引張り強さとの関係を示すグラフである。 本発明に係る接着剤リールの第2実施形態を示す一部切欠き平面図である。 図4における接着剤リールの先端部の側面図である。 本発明に係る接着剤リールの第3実施形態を示す平面図である。 本発明に係る接着剤リールの第4実施形態を示す一部切欠き平面図である。 図7における接着剤リールを示す部分側面図である。 図4の接着剤リールの変形例を示す一部切欠き平面図である。 従来の接着剤リールを示す一部切欠き平面図である。 従来の接着剤リールを示す斜視図である。 従来の接着剤リールを示す平面図であり、(a)は接着剤テープの始端部をリール板に固着させた状態を示し、(b)は(a)の状態で起こる不具合を示す。 従来の接着剤リールを示す平面図であり、(a)は図12の(a)の状態で起こる不具合を示し、(b)は不具合が起きない状態を示す。
符号の説明
1 接着剤層
2 支持フィルム
2a 支持フィルム背面(第2面)
2b 支持フィルム塗布面(第1面)
3,30,300 接着剤リール
4 始端部
5a,5b リール板
7 粘着部材
7a 非粘着部
8 粘着部材の先端部
9 非粘着部材
11 非粘着部の始端
12 つなぎテープ(連結部材)
13 巻き芯


Claims (6)

  1. 第1面及びこれと反対側の第2面を有する支持フィルムの前記第1面上に接着剤層を設けた接着剤テープを有し、前記接着剤テープが、巻き芯の両端にリール板が互いに対向するように設けられている構造体の前記巻き芯に巻かれている接着剤リールにおいて、
    前記接着剤テープの始端部における前記支持フィルムの前記第2面上に粘着部材を設けてなる接着剤リール。
  2. 前記粘着部材と前記支持フィルムの前記第2面との接触部分の面積が15mm以上である請求項1記載の接着剤リール。
  3. 前記粘着部材を複数有し、複数の粘着部材が前記接着剤テープの延長線上に沿って配列され、隣り合う粘着部材同士が連結部材を介して接続されている請求項1又は2に記載の接着剤リール。
  4. 前記粘着部材の始端にさらに非粘着部材が設けられている請求項1又は2記載の接着剤リール。
  5. 前記複数の粘着部材のうち前記接着剤テープから最も遠い粘着部材の始端にさらに非粘着部材が設けられている請求項3に記載の接着剤リール。
  6. 前記粘着部材が、前記第2面に粘着可能な粘着面を片面のみに有し、前記粘着部材の先端が、前記粘着面同士が互いに向き合うように折り返されており、前記粘着面の一部が前記第2面に粘着している請求項1又は2に記載の接着剤リール。


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