JP2007091299A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 内側に弾力帯を設け、その両側に蝶番を配設した三点ヒンジ機構を具えたキャップにおいて、弾力帯にリブ等の保護片を配設して、蝶番の角部に指が当たって痛さや不快感を感じることを防ぐようにしたヒンジキャップを提供すること。
【解決手段】 ヒンジキャップとして、中央部に弾力帯、その両側に蝶番を配設した三点ヒンジ機構を有するヒンジキャップにおいて、弾力帯に、キャップ閉蓋時の蝶番に対応する位置に、突条を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒンジキャップに関するものである。
蝶番と弾力帯とからなる三点ヒンジ機構を具えたヒンジキャップは、従来より周知であるが、キャップを閉じたときに、蝶番の稜線は角張っており、両端は角部となっていた。
蝶番の角部や弾力帯に、指先や他の物品が引掛かることを防ぐために、三点ヒンジの外側に保護片を設けたものが、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1記載のヒンジキャップは、弾力帯が蝶番の両側に設けられ、保護片は弾力帯の外側に配設されているので、弾力帯とともに、蝶番も保護している。
特開平9−226805号公報
しかしながら、同じ三点ヒンジ機構であっても、蝶番が弾力帯の外側両側にあるときには、蝶番の稜線の外側角部は保護することはできるが、内側角部はカバーできないため、特許文献1記載の方法は適用できなかった。
また、蝶番の外側の角部は、丸みをもたせるように容易に成形できるが、蝶番の内側の角部は、丸みをもたせるよう成形できなかった。
そのため、両側の蝶番の間に指先が触れ、内側角部に指があたると、不快感や痛さを感じることがあるという問題が残された。
本発明は、上記の事情を考え、内側に弾力帯を設け、その両側に蝶番を配設した三点ヒンジ機構を具えたキャップにおいて、弾力帯にリブ等の保護片を配設して、蝶番の角部に指が当たって痛さや不快感を感じることを防ぐようにしたヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、中央部に弾力帯、その両側に蝶番を配設した三点ヒンジ機構を有するヒンジキャップにおいて、弾力帯に、キャップ閉蓋時の蝶番に対応する位置に、突条を設けたことを特徴とする構成を採用する。
ヒンジキャップの別実施例として、中央部に弾力帯、その両側に蝶番を配設した三点ヒンジ機構を有するヒンジキャップにおいて、弾力帯に、キャップ閉蓋時の蝶番に面して、弾力帯の両側縁に沿って邪魔板を設けたことを特徴とする構成を採用する。
蝶番の実施例として、蝶番の外側角部に丸みを付したことを特徴とする構成を採用する。
突条、邪魔板の高さとして、突条、邪魔板の高さが、蝶番の高さにほぼ等しい高さとしたことを特徴とする構成を採用する。
本発明は、中央に弾力帯を設け、その両側に蝶番を設けた三点ヒンジを具備したヒンジキャップにおいて、弾力帯に、蝶番に対応する位置に、蝶番の高さにほぼ等しい高さを有する横方向に延びる突条、または側縁に沿って延びる邪魔板を設けたので、蝶番内側の角部に手が触れても痛みを感じたり、不快感を感じることを防止することができるようになった。
次に、本発明のヒンジキャップについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1、2、3において、Aはキャップ本体、Bはキャップ本体Aに連設されたヒンジ機構、Cはヒンジ機構Bを介してキャップ本体Aと連結された上蓋である。
キャップ本体A、ヒンジ機構B、上蓋Cは、一体成形されている。
キャップ本体Aは、上壁1と側周壁2とを具え、その断面形状は、円形、または楕円形である。
上壁1には、その中央部に注出口3が穿設され、注出口3を囲んで、容器の口筒部に嵌着する嵌合筒4と密封リング4aが垂設されている。
上壁1の上方には、注出口3に沿って注出筒5が立設されている。
側周壁2の所定の位置には、弾力帯6の下端6aを連結し、側周壁2周面には、キャップ閉蓋時に弾力帯6を収納する凹溝7が刻設されている。
凹溝7の上端の両側には、一対の蝶番8a、8bが設けられ、蝶番8a、8bの外側の角部9には、丸み付けがされている。
弾力帯6と蝶番8a、8bによって、ヒンジ機構Bが形成されている。
弾力帯6には、ヒンジキャップの閉蓋時に、蝶番8a、8bに対応する位置に、高さを蝶番8a、8bの高さとできるだけ近く、ほぼ等しくした横方向に延びる断面円弧状、或
いは角部を丸み付けした台形状の突条10が突設されている。
突条10の形状については、蝶番の形状に合わせ、適宜選択することができ、とくに限定されない。
また、突条10の高さは、蝶番8a、8bにほぼ等しい高さにすることが好ましいが、蝶番8a、8bの間に手指が入らなければよく、とくに限定されない。
上蓋Cは、頂壁11と側周壁12とを具え、頂壁11の下面には、注出筒5の上面を塞ぐ内筒と外筒とからなる密封リング13が垂設されている。
頂壁11の所定の位置には、弾力帯6の上端6bが連設されており、連設部14から側周壁12下端にかけて、弾力帯6が容易に摺動できるだけの巾を有する切欠部15が穿設されている。
側周壁12下端のヒンジ機構Bの反対側には、摘み16が設けられている。
次に、本発明のヒンジキャップの作用効果について説明する。
本発明のヒンジキャップは、従来公知の三点ヒンジ機構を具えたヒンジキャップと同様に使用される。
キャップの閉蓋時に、使用者がヒンジ機構に手を触れることはよくあることであるが、蝶番8a、8bの外側角部9に丸みを付けているから、手指が触れても何ら不快感を与えることはない。
また、内容物の注出のために、摘み16をもって開蓋するが、閉蓋にあたって、上蓋Cの頂壁11を押さえたり、摘み16の反対側のヒンジ機構B、とくにその中央にある弾力帯6に、手を触れることも多々あることである。
その際、弾力帯6の両側にある蝶番8a、8bの内側角部に触れると、痛さや不快感を感じることがある。
本発明の実施例では、弾力帯6には、蝶番8a、8bの内側角部に対応して突条10が設けられており、突条10の頂と内側角部との間には、あまり差はないように、ほぼ等しい高さになっているから、蝶番8a、8bの内側角部に触れても不快感を感じることはない。
次に、弾力帯に蝶番の内側角部に対応して、邪魔板を設けた第2実施例について説明する。
本実施例は、弾力帯に、突条に変えて邪魔板を設けたもので、同一の構成部分については同一の符号をもって図示し、詳しい説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図4において、Aは容器本体、Bはヒンジ機構、Cは上蓋であり、ヒンジ機構Bは、弾力帯6と蝶番8a、8bとからなっている。
弾力帯6の蝶番8a、8bに対応する側には、弾力帯6周縁に沿って、閉蓋時の蝶番8a、8bの頂点にできるだけ等しい高さを有する邪魔板20が立設されている。
邪魔板の高さは、蝶番8a、8bの高さとほぼ等しい高さとすることが好ましいが、とくに限定されない。
また、邪魔板の形状についても、半円、半楕円、角部を丸めた台形など、適宜選択することができ、とくに限定されない。
次に、本実施例による作用効果について説明すると、邪魔板20の高さは、蝶番8a、8bの高さにほぼ等しくなっているので、指先が蝶番8a、8bの内側角部に触れることを阻止することができ、また、触れるようなことがあっても、痛みや不快感を感じることはない。
前記各実施例では、キャップ本体、上蓋として特定の構成を有するものについて説明したが、キャップ本体は、嵌合筒を容器口部に螺合するようにしたもの、側周壁内周にねじを螺設したものであってもよい。
また、キャップ本体の断面形状は、円形、または楕円形、角形であってもよく、注出口の位置も中央部に限定されない。
上蓋についても、密封リングは、注出筒に嵌合するものであればよく、その形状については、とくに限定されない。
前記各実施例では、一つの突条10、一対の邪魔板20を用いているが、突条10を複数個並列するようにしてもよく、また、邪魔板20も弾力帯6の周辺だけでなく、中央部にも並列するようにしてもよい。
要は、蝶番の間に指先が入らないようにすればよく、配置数、場所は、とくに限定されない。
本発明は、中央に弾力帯を設けた三点ヒンジ機構を具えたヒンジキャップにおいて、蝶番の角部による痛みや不快感をなくすことができ、家庭で使用する各種の容器のヒンジキャップとして、広く利用することができる。
本発明第1実施例のヒンジキャップの断面立面図である。 ヒンジキャップの開蓋時の断面立面図である。 ヒンジキャップの側面図である。 第2実施例のヒンジキャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は側面図である。
符号の説明
A キャップ本体
B ヒンジ機構
C 上蓋
1 上壁
2 側周壁
3 注出口
4 嵌合筒
4a、13 密封リング
5 注出筒
6 弾力帯
6a 下端
6b 上端
7 凹溝
8a、8b 蝶番
9 角部
10 突条
11 頂壁
12 側周壁
14 連設部
15 切欠部
16 摘み
20 邪魔板

Claims (4)

  1. 中央部に弾力帯、その両側に蝶番を配設した三点ヒンジ機構を有するヒンジキャップにおいて、
    弾力帯に、キャップ閉蓋時の蝶番に対応する位置に、突条を設けたことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 中央部に弾力帯、その両側に蝶番を配設した三点ヒンジ機構を有するヒンジキャップにおいて、
    弾力帯に、キャップ閉蓋時の蝶番に面して、弾力帯の両側縁に沿って邪魔板を設けたことを特徴とするヒンジキャップ。
  3. 蝶番の外側角部に丸みを付したことを特徴とする請求項1、2記載のヒンジキャップ。
  4. 突条、邪魔板の高さが、蝶番の高さにほぼ等しい高さとしたことを特徴とする請求項1〜3記載のヒンジキャップ。
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