JP2007091246A - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 RFIDタグを物品から離間させてラベルを物品に貼付できるようにし、物品からの影響をできるだけ抑制できるようにし、安定したデータの読み書きを確保できるようにする。
【解決手段】 ICチップTa及び通信用アンテナTbから成るRFIDタグTが付設されたラベルLを物品Wに貼付するラベル貼付装置において、RFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含む前記ラベルの一部2を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させてラベルLを貼付する折曲貼付手段20と、RFIDダグTのICチップTaに対しアンテナを介して情報の書き込みまたは読み込みを行なうリーダライタ13とを備え、折曲貼付手段20がラベルLの一部2を折曲する際、ラベルLの一部2を臨む位置にリーダライタ13の少なくともアンテナを配置させたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、種々の情報を記憶するICチップを備えた所謂RFIDタグが付設されたラベルを物品に貼付するラベル貼付装置に関する。
近年、種々の情報を記憶するICチップと、このICチップに接続された通信用アンテナから成るRFID(Radio Frequency IDentification)タグを、種々の物品に貼付されるラベル内に付設し、このRFIDタグを用いて無線による非接触の自動識別を行なう技術が普及している。
図18は、RFIDタグTが付設されたラベルLであり、ラベルLは、表示層Uと粘着層Bとから成り、表示層Uの裏面にRFIDタグTが付設されており、帯状の台紙Dに順次仮着されている。
RFIDタグTは、ICチップTaと通信用アンテナTbとから構成され、全体を覆うフィルム層Pにより保護されている。
このような、RFIDタグTが付設されたラベルLを物品に貼付するラベル貼付装置としては、従来、例えば、本願出願人が先に提案したものが知られている(特開2005−104521号公報掲載)。これは、ラベルLを台紙Dに仮着した状態で搬送するとともに、台紙Dより剥離したラベルLを吸着板により所定の吸着位置で吸着し、吸着板で吸着したラベルLを所定の貼付位置で物品に貼付するものである。
特開2005−104521号公報
ところで、このような従来のラベル貼付装置によって貼付されたラベルLにおいて、周波数によっても異なるが、特に、UHF帯のRFIDタグTでは、ラベルLを貼付する物品の材質や内容物が電磁波を阻害するもの、例えば金属や水等の液体を含むものであった場合、物品の金属や水等の液体の影響により電磁波が物品に吸収される、または乱反射により電磁波が乱れることにより、ICチップTaの情報をリーダライタで読み書きできなくなることがあるという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、RFIDタグが付設されたラベルの一部を物品に対して山形に突出させて貼付し、RFIDタグを物品から離間することで、RFIDタグが貼付された物品からの影響を低減させることができ、そのため、安定したデータの読み書きを確保できるようにしたラベル貼付装置を提供することを目的とする。
よって、本発明のラベル貼付装置は、ICチップ及び通信用アンテナから成るRFIDタグが付設されたラベルを物品に貼付するラベル貼付装置において、前記ラベルの表面側を保持するラベル保持手段と、前記ラベルのRFIDタグが付設されたタグ付設部位を含む前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させて前記ラベルを貼付する折曲貼付手段と、前記RFIDダグのICチップに対しアンテナを介して情報の書き込みまたは読み込みを行なうリーダライタとを備え、前記折曲貼付手段が前記ラベルの一部を折曲する際、前記ラベルの一部を臨む位置に前記リーダライタの少なくとも前記アンテナを配置させたことを特徴とする。
上記の発明によれば、折曲貼付手段により、RFIDタグが付設されたラベルの一部を物品に対して山形に突出させて貼付でき、RFIDタグを物品から離間させることができるので、RFIDタグが貼付された物品の材質や内容物が金属や水等の液体などである場合に、その影響を低減させることができ、そのため、確実に情報の送受信を行なうことができる。
また、本発明によれば、RFIDダグのICチップに対する情報の書き込みまたは読み込みを行なうリーダライタを備え、折曲貼付手段がラベルの一部を折曲する際、ラベルの一部を臨む位置にリーダライタの少なくともアンテナを配置させたので、物品へのラベル貼付前の最終段階で金属部材から成るラベル保持手段や折曲貼付手段からの影響を受けることなく、確実にRFIDダグのICチップに情報の書き込みまたは読み込みを行なうことができる。この時、RFIDタグの良・不良を検出することもできるので、RFIDタグが良品の場合は、確実にICチップへ情報を書き込むことができ、その後、RFIDタグを損傷させることもない。もし、RFIDタグが不良であることを検知した時は、この検知に基づいて例えば装置を停止させ、不良に係るラベルを取り除くなどの対応をとることができ、不良検出の精度を確実に向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、前記折曲貼付手段は、前記ラベルのRFIDタグが付設されたタグ付設部位を含む前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させる折曲手段を備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、前記ラベル保持手段は、前記ラベルを吸着する一対の分割体から成り、前記折曲手段は、前記分割体のいずれかを離間位置及び接合位置の2位置に移動可能にすると共に、前記分割体の互いに対向する端面で、前記ラベルの一部を折り曲げ、頂部を境に形成され夫々曲部を有した一方側面及び他方側面の表面に夫々当接してこれらを押し、折曲部を形成し、前記リーダライタの少なくともアンテナを前記分割体の離間位置において当該分割体間に配置したことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、前記ラベルの一部を折り曲げ、頂部を境に形成され他方側面の曲部側を押圧する押圧部材を備え、前記折曲手段は、前記押圧部材を離間位置及び接合位置の2位置に移動可能にすると共に、前記押圧部材及び前記ラベル保持手段が、前記ラベルの一方側面及び他方側面の裏面同士が互いに近接する方向に一方側面の曲部と他方側面の曲部を押圧して前記ラベルの一部を折り曲げ、折曲部を形成し、前記リーダライタの少なくともアンテナを前記押圧部材の離間位置において当該押圧部材及びラベル保持手段間に配置したことを特徴とする。
上記の発明によれば、折曲手段を簡単な構成としたことで、ラベルLの折曲動作を瞬時に行うことができると共に、ラベルのRFIDタグが付設されたタグ付設部位を含むラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させることができる。
請求項5記載の発明によれば、前記折曲貼付手段は、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込みを補助する折曲補助手段を備えていることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、前記折曲補助手段は、前記ラベルの一部に裏面側からエアを吹き出し該エアの吹き出し力により該ラベルの一部を表面側に折込むエア吹き出しノズルを備えて構成したことを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、前記折曲補助手段は、前記ラベルの一部を表面側から吸引して該ラベルの一部を表面側に折込む吸引ノズルを備えて構成したことを特徴とする。
上記の発明によれば、折曲補助手段を安価な部材で構成することで、機器の小型化や低コスト化になると共に、RFIDタグが付設されたラベルの一部を同じ方向に折り曲がるように補助するので、折曲を確実に行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、前記ラベル貼付装置は、前記折曲手段または前記折曲補助手段を駆動し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むか否かを制御する折曲制御手段を備えて構成したことを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、前記ラベル貼付装置は、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むか否かを設定する設定手段と、前記設定手段で設定された設定値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記設定値を判断する判断手段とを備え、 前記折曲制御手段は、前記判断手段が前記設定値を判断し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込む旨の設定がされていると判断した場合に、前記折曲手段または前記折曲補助手段を駆動し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むことを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、前記ラベル貼付装置は、前記ラベル貼付装置の動作に関する情報を設定する操作部を備え、前記設定手段は、前記操作部から設定されることを特徴とする。
請求項11記載の発明によれば、前記ラベル貼付装置は、外部機器と有線または無線にて通信を行う外部インタフェースを備え、前記設定手段は、前記外部インタフェースが前記外部機器から受信した受信データにより設定されることを特徴とする。
上記の発明によれば、折曲制御手段により、貼付するラベルの形状を切り換え、ラベルを物品に平面またはRFIDタグが付設されたラベルの一部を山形に突出させて貼付できるので、RFIDタグが付設されたラベルか否か、または運用や使用用途に合わせてラベル貼付システムを構築することができる。
請求項12記載の発明によれば、前記折曲貼付手段は、前記ラベル保持手段が前記ラベルを吸着する吸着位置及び吸着した前記ラベルを前記物品に貼付する貼付位置の2位置に移動させる移動手段を備えていることを特徴とする。
請求項13記載の発明によれば、前記ラベル保持手段が、吸着板であることを特徴とする。
請求項14記載の発明によれば、前記リーダライタの少なくともアンテナを前記吸着板の支持材側に設けたことを特徴とする。これにより、もし、吸着板にアンテナを設ける場合には、吸着板を樹脂で作るなどRFIDタグの交信を阻害しないように作成する必要があり、それだけ、吸着板の強度が低下し、設計の自由度を狭め、コスト高になるなどの問題があり、また、吸着板が移動するものでは、リーダライタのアンテナが吸着板とともに移動を繰り返すので、リーダライタのリード・ライトモジュールとアンテナを繋ぐケーブルが繰り返し屈曲することになり、破損の可能性も高くなるが、本発明では、リーダライタの少なくともアンテナを吸着板の支持材側に設けたので、吸着板の材質や厚さなどによる影響を受けないことから、確実にRFIDタグとの交信を行うことができ、設計の自由度が広がりコストを安く作成できるとともに、支持材側に固定できるので、ケーブルの屈曲などによる破損が生じにくくなり耐久性も向上させることができる。
本発明のラベル貼付装置によれば、折曲貼付手段により、RFIDタグが付設されたラベルの一部を物品に対して山形に突出させて貼付でき、RFIDタグを物品から離間させることができるので、RFIDタグが貼付された物品の材質や内容物が金属や液体などである場合に、その影響を低減させることができ、そのため、確実に情報の送受信を行なうことができる。
また、本発明によれば、RFIDダグのICチップに対する情報の書き込みまたは読み込みを行なうリーダライタを備え、折曲貼付手段がラベルの一部を折曲する際、ラベルの一部を臨む位置にリーダライタの少なくともアンテナを配置させたので、物品へのラベル貼付前の最終段階で金属部材から成るラベル保持手段や折曲貼付手段からの影響を受けることなく、確実にRFIDダグのICチップに情報の書き込みまたは読み込みを行なうことができる。この時、RFIDタグの良・不良を検出することもできるので、RFIDタグが良品の場合は、確実にICチップへ情報を書き込むことができ、その後、RFIDタグを損傷させることもない。もし、RFIDタグが不良であることを検知した時は、この検知に基づいて例えば装置を停止させ、不良に係るラベルを取り除くなどの対応をとることができ、不良検出の精度を確実に向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置について詳細に説明する。
先ず、図1乃至図14を用いて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置と、対象とするラベルについて説明する。図4,図14,図15乃至図17には、本ラベル貼付装置が対象とするラベルLの一例を示している。
図15乃至図17に示すラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1は、台紙Dの搬送方向Rの所定の横幅Haと、台紙Dの搬送方向Rに直交する方向であって相対向するラベルLの一対の辺間に亘る所定の縦幅Hbとを有した矩形状のエリアである。
そして、物品Wへ貼付された状態のラベルLは、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が裏面側(粘着層B側)から表面側(表示層U側)に折り曲げられ、山形に突出させられ、頂部6を境に形成され夫々曲部7を有した一方側面3及び他方側面4を備えた折曲部Mに形成される。また、タグ付設部位1は、山形に突出させられたラベルLの一部2の頂部6を境に形成される一方側面3及び他方側面4のいずれか一方を構成する(図では他方側面4)。一方側面3は、タグ付設部位1に対応した寸法の矩形状のエリアであり、台紙Dの搬送方向Rの所定の横幅Haと、台紙Dの搬送方向Rに直交する方向であって相対向するラベルLの一対の辺間に亘る所定の縦幅Hbとを有している。図中の8は、山形に突出させられたラベルLが物品Wに貼付する貼付面である。
図15に示すラベルLは、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が、ラベルLの中央よりもラベルLの搬送方向Rの前側寄り中間部に形成されるものである。そして、ラベルLの一部2が裏面側から表面側に折り曲げられ、山形に突出させられて折曲部Mに形成された状態では、このラベルLの一部2の両側に、ラベルLの貼付面8が形成される。
図16に示すラベルLは、図15に示すラベルLと略同様であるが、山形に突出させられたラベルLの一部2において、山形に折り曲げられる頂部6及び曲部7にミシン目5が形成されている。ミシン目5が形成されているので、折り曲げを容易にすることができる。
図17に示すラベルLは、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が、ラベルLの端部に形成されるとともに、この山形に突出させられるラベルLの一部2において、山形に折り曲げられる頂部6にミシン目5が形成されている。そして、ラベルLの一部2が裏面側から表面側に折り曲げられ、山形に突出させられた状態では、このラベルLの一部2の片側に、ラベルLの貼付面8が形成される。
また、図17に示すラベルLの山形の一部2において、曲部7にミシン目を形成してもよいことは勿論である。
尚、上記図15乃至17に示すラベルLのRFIDタグTは、粘着層B内に付設されたものを用い説明したが、これに限定するものではなく、RFIDタグTを、表示層Uと粘着層Bの間、または粘着層Bの下面(台紙D側)に設けてもよく、更に、表示層Uの表面(粘着層Bに接している面の反対面)に付設しても同様な効果を奏する。
但し、ラベルLの表示層Uと粘着層Bでタグ付設部位1を覆い二重構造とすることで、この部分の強度を増すと共にRFIDタグTを容易に損傷する事態から抑制することができることから、RFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2の一方側面3または他方側面4の内側(粘着層B側)に付設することが望ましい。
図1乃至図3,図5には、本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置を示している。この第一の実施の形態に係るラベル貼付装置が対象とするラベルLは、図4,図15及び図16に示すように、タグ付設部位1を含むラベルLの一部2が、ラベルLの中間部に形成されるものである。
第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100は、コンベアCにより所定の搬送方向に沿って搬送させられる物品WにラベルLを貼付するものである。
ラベル貼付装置100は、ラベル搬送手段10及び折曲貼付手段20を備えている。
ラベル搬送手段10は、ラベルLを台紙Dより剥離する剥離板11と、ラベルLが所定位置に搬送されたことを検知するセンサ12とを備えて構成され、図示外のロールから送出されるラベルLが仮着された台紙Dを搬送するとともに剥離板11により折り返してラベルLを引き剥がす。折り返しされた台紙Dは、図示外のリールに巻き取られる。
また、ラベルLの搬送に伴い、センサ12は、ラベルLの検知に基づき折曲貼付手段20を動作させるタイミングを計る。
また、ラベル貼付装置100は、RFIDタグTのICチップTaに対しデータをリライトするリーダライタ13を備えている。リーダライタ13は、RFIDダグTのICチップTaに対しアンテナ(図示せず)を介して情報の書き込みまたは読み込みを行なうとともにRFIDダグTの良・不良を検知する。リーダライタ13の取付けについては後述する。
折曲貼付手段20は、吸着板21(ラベル保持手段)を備えており、この吸着板21は、剥離板11で剥離されたラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が裏面側から表面側に突出可能にラベルLの表面側を吸着するものである。吸着板21には、ラベルLの表面を吸着するためのエアを吸引する複数の小孔21aが設けられている。
吸着板21は、ラベルLの搬送方向Rに直交する線で分割して形成されラベルLを吸着する一対の分割体21b,21cで構成されている。一方の分割体21bは、支持部材22を介して、支持材としてのベース23に対して支持されている。
他方の分割体21cは、ラベルLの搬送方向Rに沿ってスライド可能にレール24及びレール24を摺動するスライダ25を介してベース23に支持され、他方の分割体21cのラベルLの搬送方向R後端部と一方の分割体21bのラベルLの搬送方向R前端部とが接合する接合位置S及び一方の分割体21bから離間する離間位置Vの2位置に移動可能に支持されている。離間位置Vにおいては、一方の分割体21bと他方の分割体21cとの間に裏面側から表面側に突出するラベルLの一部2が入り込むことのできる折込み空間eが形成されるとともに、一方の分割体21bと他方の分割体21cとがラベルLの搬送方向R両端部側を夫々吸着保持する。
また、他方の分割体21cは、後退時に接合位置Sに位置させ進出時に離間位置Vに位置させるエアシリンダ装置26(折曲手段)で駆動される。エアシリンダ装置26は、他方の分割体21cのスライダ25が取り付けられるピストンとベース23に固定されるシリンダとからなる。
また、折曲貼付手段20は、吸着板21を剥離板11で剥離されたラベルLを吸着する吸着位置X及びこの吸着したラベルLを物品Wに貼付する貼付位置Yの2位置に移動させる移動手段27を備えている。
移動手段27は、ベース23が取り付けられるピストンと機台(図示せず)側のシリンダとからなるエアシリンダ装置28を備えている。符号29はベース23の移動をガイドするためのガイドシャフト29a及びガイドシャフト29aが摺動可能に挿通されるガイド管29bからなるガイドである。
更に、折曲貼付手段20は、一方の分割体21bと他方の分割体21cとの間に裏面側から表面側に突出するラベルLの一部2が入り込むよう補助する折曲補助手段30を備えている。
折曲補助手段30は、ラベルLの一部2に裏面側(粘着層B側)からエアを吹き出し、このエアの吹き出し力によりラベルLの一部2を表面側に山形に折り曲げるエア吹き出しノズル31を備えている。エア吹き出しノズル31及びエアシリンダ装置26(折曲手段)によりラベルLの一部2を折り曲げ、頂部6を境に形成され夫々曲部7を有した一方側面3及び他方側面4を備えた折曲部Mを形成するので、折り曲げが確実に行なわれる。
次に、リーダライタ13の取付けについて説明する。図1に示すように、リーダライタ13の少なくともアンテナ(図示せず)をラベルLの一部2を臨む位置、つまり、折込み空間eに対峙する位置に設けている。詳しくは、リーダライタ13は、RFIDタグTのICチップTaと交信できるように、他方の分割体21cの離間位置Vにおいて分割体21b,21c間に形成される折込み空間eに対峙させて、取付部材13aを介してベース23に固定されている。
この場合、もし、吸着板21にリーダライタ13を設ける場合には、吸着板21を樹脂で作るなどRFIDタグTの交信を阻害しないように作成する必要があり、それだけ、強度が低下し、設計の自由度を狭め、コスト高になるなどの問題があり、また、リーダライタ13が吸着板21の他方の分割体21cとともに移動を繰り返すので、リーダライタ13のリード・ライトモジュールとアンテナを繋ぐケーブルが繰り返し屈曲することになり、破損の可能性も高くなるが、本実施の形態では、リーダライタ13をベース23に設けたので、吸着板21の材質や厚さなどによる影響を受けないことから、確実にRFIDタグTとの交信を行うことができ、設計の自由度が広がりコストを安く作成できるとともに、ベース23に固定できるので、ケーブルの屈曲などによる破損が生じにくくなり耐久性も向上させることができる。
図5は、実施の形態に係るラベル貼付装置の回路構成図である。
ラベル貼付装置100は、ラベル貼付装置100を司るCPU80と、各種制御部のプログラムを格納するROMやフラッシュメモリ等から成る非揮発性メモリ81と、書き換え可能でラベル貼付装置の各種動作の設定を保持するEEPROM82(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)と、CPU80の作業領域として使用するRAM83と、外部機器(ホスト84)と有線または無線にて通信を行う外部インタフェース85と、台紙Dを搬送する搬送モータ86の制御を行なう搬送モータ制御部87と、ラベル貼付装置100の動作に関する情報を設定し各種釦と表示パネルから成る操作部88を制御する操作制御部89と、ラベルLを検知するセンサ12の制御を行なうセンサ制御部90と、RFIDタグTのICチップTaに対しデータをリライトするリーダライタ13を制御するリーダライタ制御部91と、折曲貼付手段20を制御するラベル貼付制御部92(折曲制御手段)とをシステムバス93を介して制御する。ホスト84には、物品Wに付設されたバーコードを読み取るスキャナ94が接続されている。
リーダライタ制御部91は、リーダライタ13において、RFIDダグTのICチップTaに対して情報の書き込みまたは読み込みを行なう際、RFIDダグTの良・不良を検知し、不良と検知したとき異常として、例えば、装置を停止させ、あるいは、警報ブザーを鳴動させ、警報ランプを点灯させる等の制御を行なう。
EEPROM82には、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30を動作させるか否かを判断するための動作フラグ領域が設けられている。この動作フラグ領域への設定は、操作部88からの設定(A)、外部インタフェース85が受信したコマンドによる設定(B)、リーダライタ13がRFIDタグTを付設しない通常のラベルかRFIDタグTを付設したラベルLかを検知して行なう設定(C)のいずれかにより行なわれる。
そして、ラベル貼付制御部92において、EEPROM82の動作フラグ領域にON(1)が設定されている場合は、ラベルLの貼付動作時にエアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30を動作させ、OFF(0)が設定されている場合は、エアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30を動作させないように制御するよう構成されている。
従って、この第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100によってラベルLを貼付するときは、以下のようになる。
ここでは、EEPROM82の動作フラグ領域において、動作フラグの設定が、操作部88からの設定(A)により行なわれる場合について説明する。この設定の場合は、例えば、コンベアCにより同一内容の物品Wが連続的に搬送される場合であり、物品Wの変わり目にラベル貼付装置100に装填されるラベルが、通常のラベルの時は動作フラグをOFF(0)に設定し、RFIDタグTが付設されたラベルLが装填される時は動作フラグをON(1)に設定する。
先ず、操作部88によりEEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグが、ON(1)に設定されている場合のラベル貼付装置100の動作を、図1、図2、図3及び図6を用いて説明する。
図2(a)に示すように、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され(図6(S10))、センサ12は、ラベルLの検知に基づきラベル貼付制御部92が折曲貼付手段20を動作させるタイミングを計る。次いで、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、吸着板21は、吸着位置XにおいてラベルLを吸着する(図6(S11))。
そして、EEPROM82の動作フラグ領域にON(1)が設定されているので(図6(S12ON))、ラベル貼付制御部92は、ラベルLの貼付動作時にエアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30を動作させる(図6(S13))。
即ち、図2(b)に示すように、ラベル貼付制御部92は、エアシリンダ装置26を作動し、他方の分割体21cが離間位置Vに位置させる。これにより、一方の分割体21bと他方の分割体21cとの間に裏面側(粘着層B側)から表面側(表示層U側)に突出するラベルLの一部2が入り込むことのできる折込み空間eが形成される。
この状態で、リーダライタ13によりRFIDダグTのICチップTaに対する情報の書き込みまたは読み込みを行なう。
リーダライタ13の少なくともアンテナをラベルLの一部2を臨む位置に設けたので、物品WへのラベルL貼付前の最終段階で金属部材から成る吸着板21(ラベル保持手段)や折曲貼付手段20からの影響を受けることなく、確実にRFIDダグTのICチップTaに情報の書き込みまたは読み込みを行なうことができる。この時、RFIDタグTの良・不良を検出することもできるので、RFIDタグTが良品の場合は、確実にICチップTaへ情報を書き込むことができ、その後、RFIDタグTを損傷させることもない。もし、RFIDタグTが不良であることを検知した時は、この検知に基づいて例えば装置を停止させ、不良に係るラベルを取り除くなどの対応をとることができ、不良検出の精度を確実に向上させることができる。
次に、図1及び図2(c)に示すように、ラベル貼付制御部92はエアシリンダ装置26を作動させ、他方の分割体21cを離間位置Vから接合位置Sに移動させる。また、このとき、ラベル貼付制御部92は、エア吹き出しノズル31を作動し、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2に裏面側(粘着層B側)に向けエアを吹き出す。これにより、一方の分割体21b及び他方の分割体21cがラベルLの搬送方向R両端部側を夫々吸着保持しながら、一方側面3及び他方側面4の裏面同士が互いに近接する方向に一方側面3の曲部7と他方側面4の曲部7を押圧して折曲部Mを形成する。この場合、エア吹き出しノズル31からのエアの吹き出し力によりラベルLの一部2を表面側(表示層U側)に押すので、ラベルLの一部2が確実に山形に折り曲げられていく。
そして、図2(d)に示すように、他方の分割体21cが離間位置Vから接合位置Sに移動すると、一方の分割体21b及び他方の分割体21cの互いに対向する端面が、ラベルLの一部2である一方側面3及び他方側面4の表面(表示層U)に夫々当接してこれらを押し、一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合させ、これにより、折曲部Mが形成される。
その後、図3に示すように、ラベル貼付制御部92は、移動手段27のエアシリンダ装置28を作動し、吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる(図6(S14))。これにより、吸着したラベルLが物品Wに貼付される。この場合、山形に突出させられたラベルLの一部2である折曲部Mの両側にはラベルLの貼付面8が形成されているので、分割体21b及び他方の分割体21cによって、物品Wに押圧され、確実にラベルLが物品Wに貼付される。ラベル貼付後は吸着板21を吸着位置Xに復帰する。
次に、RFIDタグTが付設されない通常のラベルを貼付するときについて説明する。この場合は、操作部88において、EEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグが、OFF(0)に設定される。図6に示すフローチャートを用いて説明すると、図2(a)に示すように、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され(図6(S10))、センサ12は、ラベルLの検知に基づきラベル貼付制御部92が折曲貼付手段20を動作させるタイミングを計る。次いで、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、吸着板21は、吸着位置XにおいてラベルLを吸着する(図6(S11))。
そして、EEPROM82の動作フラグ領域にOFF(0)が設定されているので(図6(S12OFF))、ラベル貼付制御部92は、エアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30は動作させることなく、移動手段27のエアシリンダ装置28を作動させ、吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる(図6(S14))。
これにより、吸着した通常のラベルが物品Wに平面状に貼付される。このように、操作部88からの設定(A)によれれば、物品の種類が少なく単純な振り分けを行う小さなシステムへの導入が容易に行なえる。
次に、図7に示すフローチャートを用い、動作フラグの設定が、外部インタフェース85が受信したコマンドによる設定(B)の場合について説明する。この設定は、例えば、RFIDタグTが付設されたラベルLがラベル貼付装置に装填されており、コンベアCにより内容物が異なる物品Wが混在して搬送される場合、物品Wの種類に応じてRFIDタグTが付設されたラベルLを平面状に貼付する(動作フラグOFF)か、山型に折り曲げ貼付する(動作フラグON)かの指示が書き込まれたバーコードを物品Wに設け、このバーコードの指示に従ってラベルLを貼付するものである。
図7に示すように、先ず、スキャナ94により物品Wのバーコードを読み取り(S21)、ホスト84はスキャナ94が読み取ったバーコードの内容が、ラベルLを山型に折り曲げ貼付す(動作フラグON)ものかまたはラベルLを平面状に貼付する(動作フラグOFF)ものかを判断し(S21)、これらいずれかのコマンドを送信する(S22,S23)。ラベル貼付装置100は、受信したコマンドにより、EEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグをON(1)またはOFF(0)に設定する(S24)。
そして、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され(S25)、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、吸着板21は、吸着位置XにおいてラベルLを吸着する(S26)。次いで、EEPROM82の動作フラグ領域の動作フラグがON(1)のときは(S27ON)、ラベル貼付制御部92が、エアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30を動作させる(S28)。その後、ラベル貼付制御部92は、移動手段27を作動し(S29)、ラベルLは物品Wに山型に折り曲げ貼付される。
一方、EEPROM82の動作フラグ領域にOFF(0)が設定されているときは(S27OFF))、ラベル貼付制御部92は、エアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30は動作させることなく、移動手段27のエアシリンダ装置28を作動させ、吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる(S29)。これにより、吸着した通常のラベルが物品Wに平面状に貼付される。
この外部インタフェース85が受信したコマンドによる設定(B)によれば、物品Wの種類や内容物により貼付するRFIDタグTが付設されたラベルLの形状を(平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付する)を変更することが容易となる。
尚、上記説明では、スキャナ94により物品Wのバーコードを読み取り、ホスト84はスキャナ94が読み取ったバーコードの内容が、ラベルLを山型に折り曲げ貼付すものかまたはラベルLを平面状に貼付するものかを判断し、これらいずれかのコマンドを送信するよう説明したが、スキャナを外部機器として、ラベル貼付装置100が、スキャナで読み取ったバーコードデータを外部インタフェース85を介して受信し、スキャナで読み取ったバーコードの内容に応じて、ラベル貼付制御部92が、エアシリンダ装置26(折曲手段)及び折曲補助手段30を動作させるように構成しても良い。
上記の説明により、RFIDタグTが付設されたラベルLの一部2を物品に対して山形に突出させて貼付し、RFIDタグTを物品から離間することで、RFIDタグTが貼付された物品からの影響を低減させることができ、そのため、安定したデータの読み書きを確保できる
また、折曲手段により折曲部Mの一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合しているので、ラベルLの表示層Uと粘着層Bがタグ付設部位1を覆い二重構造となるため、この部分の強度を高くすることができ、RFIDタグTを容易に損傷する事態から抑制することができる。
また、用途に合わせて図16に示すラベルLを使用することで、物品Wの使用目的が終了した後、山形に突出させられた折曲部Mを容易に切除することができ、情報の漏洩を防止すると共に分別廃棄が容易に行うことができる。
更にまた、動作フラグの設定によりラベルLを物品Wに対し、平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付するかを用途やシステムに合わせて切り替えができると共に、貼付されたラベルLの形状(平面状に貼付するか、山型に折り曲げ貼付する)により物品Wの内容物や種別を容易に視認することができる。
図8乃至図10には、本発明の第二の実施の形態に係るラベル貼付装置を示している。この第二の実施の形態に係るラベル貼付装置が対象とするラベルLは、図4,図15及び図16に示すように、タグ付設部位1を含むラベルLの一部2が、ラベルLの中間部に形成されるものである。
第二の実施の形態に係るラベル貼付装置200は、上記第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100と略同様に構成されるが、上記第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100とは、折曲補助手段30の構成が異なっている。
第二の実施の形態に係るラベル貼付装置200の折曲補助手段30は、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含む該ラベルLの一部2を表面側(表示層U)から吸引してこのラベルLの一部2を表面側に折り曲げる吸引ノズル32を備えて構成されている。
吸引ノズル32は、エアシリンダ装置33により進退動可能に設けられている。エアシリンダ装置33は、吸引ノズル32が取り付けられるピストンと機台(図示せず)側のシリンダとからなる。そして、吸引ノズル32は、エアシリンダ装置33による進出時にラベルLの一部2の表面に当接あるいは近接して吸引によりラベルLを吸着し、エアシリンダ装置33による後退時にラベルLの一部2を裏面側から表面側に山形に折り曲げて突出させ折曲部Mを形成する。吸引ノズル32によりエアシリンダ装置26(折曲手段)とともにラベルLの一部2を折り曲げるので、折り曲げが確実に行なわれる。
従って、この第二の実施の形態に係るラベルL貼付装置200によってラベルLを貼付するときは、以下のようになる。ここでは、動作フラグがON(1)になるときについて説明する。動作フラグがOFF(0)のときは、上記と同様に、ラベルは平面状に貼付される。
図9(a)に示すように、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、吸着板21は、吸着位置XにおいてラベルLを吸着する。この状態で、図9(b)に示すように、エアシリンダ装置26が作動し、他方の分割体21cが離間位置Vに位置させられる。これにより、一方の分割体21bと他方の分割体21cとの間に裏面側から表面側に突出するラベルLの一部2が入り込むことのできる折込み空間eが形成される。
この状態で、リーダライタ13によりRFIDダグTのICチップTaに対する情報の書き込みまたは読み込みを行なう。この際にも、上記と同様に、情報の書き込みまたは読み込みによりRFIDダグTの良・不良を検知する。
また、図9(b)に示すように、エアシリンダ装置33が作動し吸引ノズル32を進出させラベルLの一部2の表面に当接あるいは近接させるとともに、吸引ノズル32が作動して吸引によりラベルLを吸着する。
それから、図8及び図9(c)に示すように、エアシリンダ装置26が作動し、他方の分割体21cを離間位置Vから接合位置Sに移動させるとともに、エアシリンダ装置33が作動して吸引ノズル32を後退させる。これにより、一方の分割体21b及び他方の分割体21cがラベルLの搬送方向R両端部側を夫々吸着保持しながら、一方側面3及び他方側面4の裏面同士が互いに近接する方向に一方側面3の曲部7と他方側面4の曲部7を押圧して折曲部Mを形成する。この場合、吸引ノズル32によりラベルLの一部2が引っ張られるので、ラベルLの一部2が確実に山形に折り曲げられていく。
そして、図9(d)に示すように、他方の分割体21cが離間位置Vから接合位置Sに移動すると、一方の分割体21b及び他方の分割体21cの互いに対向する端面が、ラベルLの一部2である一方側面3及び他方側面4の表面に夫々当接してこれらを押し、一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合させ、これにより、折曲部Mが形成される。
その後、図10に示すように、エアシリンダ装置33の作動が停止されるとともに、移動手段27のエアシリンダ装置28が作動し、吸着板21を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる。これにより、吸着したラベルLが物品Wに貼付される。この場合、山形に突出させられたラベルLの一部2である折曲部Mの両側にはラベルLの貼付面8が形成されているので、夫々分割体によって、物品Wに押圧され、確実にラベルLが物品Wに貼付される。ラベル貼付後は吸着位置Xに復帰する。
よって、作用,効果は上記第一の実施の形態に係るラベル貼付装置と同様である。
図11乃至図13には、本発明の第三の実施の形態に係るラベル貼付装置を示している。
この第三の実施の形態に係るラベル貼付装置が対象とするラベルLは、図14及び図17に示すように、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が、ラベルLの端部に形成されるものである。
第三の実施の形態に係るラベル貼付装置300は、上記第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100と略同様に構成されるが、上記第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100とは、折曲貼付手段の構成が異なっている。
第三の実施の形態に係るラベル貼付装置300の折曲貼付手段40は、吸着板41(ラベル保持手段)を有し、この吸着板41は、第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100の吸着板21のように分割されていない。
即ち、この吸着板41は、剥離板11で剥離されたラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2が裏面側(粘着層B側)から表面側(表示層U側)に突出可能にラベルLの表面側(表示層U側)を吸着するものである。
折曲貼付手段40の吸着板41には、ラベルLの表面を吸着するためのエアを吸引する複数の小孔41aが設けられている。この吸着板41は、支持部材42を介して、ベース43に対して支持されている。
また、折曲貼付手段40は、ラベルLの搬送方向Rに沿ってレール44によりスライド可能なスライダ45と、スライダ45に固定されラベルLの他方側面4の曲部7側を押圧する押圧部材46と、押圧部材46にピストンが取り付けられ押圧部材46を離間位置V及び接合位置Sに移動するエアシリンダ装置47(折曲手段)とが、支持体48に支持されている。
また、押圧部材46のラベルLの搬送方向R後端部には、ラベルLの搬送方向R前端を支承する支承部49が突設されている。この支承部49には押圧部材46の接合位置Sにおいて、搬送されるラベルLの前端を検知するセンサ50が設けられている。
また、折曲貼付手段40の移動手段27は、第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100と同様にエアシリンダ装置28で構成される。エアシリンダ装置28は、ベース43が取り付けられるピストンと機台(図示せず)側のシリンダとからなり、吸着板41を剥離板11で剥離されたラベルLを吸着する吸着位置X及びこの吸着したラベルLを物品Wに貼付する貼付位置Yの2位置に移動させる。
更にまた、折曲貼付手段40の折曲補助手段30は、押圧部材46が離間位置Vから接合位置Sに移動する略中間で支持体48に固定されており、ラベルLの一部2に裏面側(粘着層B側)からエアを吹き出し、このエアの吹き出し力によりラベルLの一部2を表面側(表示層U側)に山形に折り曲げるエア吹き出しノズル34を備えている。
また、図11に示すように、リーダライタ13は、その少なくともアンテナ(図示せず)をラベルLの一部2を臨む位置、つまり、折込み空間eに対峙する位置に設けている。詳しくは、リーダライタ13は、RFIDタグTのICチップTaと交信できるように、押圧部材46の離間位置Vにおいて押圧部材46及び吸着板41間に形成される折込み空間eに対峙させて、取付部材13aを介して支持材としての支持体48に固定されている。
尚、第三の実施の形態に係るラベル貼付装置300の回路構成は、第一の実施の形態に係るラベル貼付装置100の回路構成(図5参照)と同様であり、折曲貼付手段40は、ラベル貼付制御部92により制御される。
従って、この第三の実施の形態に係るラベル貼付装置300によってラベルLを貼付するときは、以下のようになる。ここでは、動作フラグがON(1)になるときについて説明する。動作フラグがOFF(0)のときは、上記と同様に、ラベルは平面状に貼付される。
図12(a)に示すように、ラベル搬送手段10により、ラベルLが搬送され、台紙Dが剥離板11により折り返しされてラベルLが引き剥がされると、ラベルLは吸着板41に吸着されながらラベルLの搬送方向Rの方向に搬送され、これに伴い、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置47を作動させ、押圧部材46を離間位置Vから接合位置Sに移動する。ラベルLの前端が押圧部材46の支承部49に至ると、センサ50がこれを検知し、ラベル貼付制御部92に信号を出力すると共に、センサ51の検知に基づいて、図12(b)に示すように、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置47を作動させ、押圧部材46を接合位置Sから離間位置Vに移動させるとともに、吸着板41によりその吸着位置XにおいてラベルLを吸着する。
この状態では、図12(b)に示すように、押圧部材46が離間位置Vに位置させられ、吸着板41と押圧部材46との間に裏面側から表面側に突出するラベルLの一部2が入り込むことのできる折込み空間eが形成される。
この状態で、リーダライタ13によりRFIDダグTのICチップTaに対する情報の書き込みまたは読み込みを行なう。
リーダライタ13の少なくともアンテナをラベルLの一部2を臨む位置に設けたので、物品WへのラベルL貼付前の最終段階で金属部材から成る吸着板41(ラベル保持手段)や折曲貼付手段40からの影響を受けることなく、確実にRFIDダグTのICチップTaに情報の書き込みまたは読み込みを行なうことができる。この時、RFIDタグTの良・不良を検出することもできるので、RFIDタグTが良品の場合は、確実にICチップTaへ情報を書き込むことができ、その後、RFIDタグTを損傷させることもない。もし、RFIDタグTが不良であることを検知した時は、この検知に基づいて例えば装置を停止させ、不良に係るラベルを取り除くなどの対応をとることができ、不良検出の精度を確実に向上させることができる。
次に、図11及び図12(c)に示すように、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置47を作動し、押圧部材46を離間位置Vから接合位置Sに移動させるとともに、ラベル貼付制御部92がエア吹き出しノズル34を作動させ、ラベルLのRFIDタグTが付設されたタグ付設部位1を含むラベルLの一部2に裏面側(粘着層B側)に向けエアを吹き出す。これにより、吸着板41がラベルLを吸着保持しながら、吸着板41及び押圧部材46が、一方側面3及び他方側面4の裏面同士が互いに近接する方向に一方側面3の曲部7と他方側面4の曲部7を押圧してラベルLの一部2を折り曲げ、折曲部Mを形成する。この場合、エア吹き出しノズル34からのエアの吹き出し力によりラベルLの一部2を表面側(表示層U側)に山形に折り曲げられ、ラベルLの一部2が確実に山形に折り曲げられていく。
それから、図12(d)に示すように、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置47を作動して押圧部材46を離間位置Vから接合位置Sに移動させると、吸着板41及び押圧部材46の互いに対向する端面が、ラベルLの一部2である一方側面3及び他方側面4の表面に夫々当接してこれらを押し、一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合させる。
その後、図13に示すように、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置47を作動し、押圧部材46を接合位置Sから離間位置Vに移動させるとともに、ラベル貼付制御部92がエアシリンダ装置28を作動して、吸着板41を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させる。これにより、吸着したラベルLが物品Wに貼付される。ラベルLが物品Wに貼付された状態では、図14に示すように、山形に突出させられたラベルLの一部2である折曲部Mが、物品Wから起立する。
よって、作用,効果は上記第一の実施の形態に係るラベル貼付装置と同様である。
尚、上記実施の形態では、リーダライタ13全体をベース23や支持体48に取付けたがたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、リーダライタ13のアンテナ(図示せず)のみを取付けても良く、適宜変更して差支えない。
尚また、上記実施の形態において、折曲補助手段30を、ラベルの一部2に裏面側からエアを吹き出すエア吹き出しノズル、またはラベルの一部2を表面側から吸引する吸引ノズルを用いて説明したが、これに限定するものではなく、RFIDタグTが付設されたラベルLの一部2を同じ方向に折り曲がるように補助するものであれば良く適宜変更して構わない。
また、上記実施の形態では、ラベルLの一部2である一方側面3及び他方側面4の裏面同士を接合するよう説明したが、これに限定するものではなく、一方側面3及び他方側面4を接合せずラベルLの一部2を山形に折り曲げて突出させた形態のラベルLを物品に貼付しても良い。この場合、エアシリンダ装置26(第一、第二の実施の形態)及びエアシリンダ装置47(第三の実施の形態)において、離間位置Vから接合位置Sに移動する移動量を少なくすることで容易に実現できる。これにより、屈曲したラベルLの一部2が山形に折り曲げて突出させた形態を維持することから、物品Wに貼付されたラベルLのICチップTaに対し、携帯用のリーダライタをかざしデータの読み取り作業を行うような場合には、物品Wに平面状のラベルLが貼付された場合に比べ、より通信角度が拡がり、ラベルLに向けての読み取り作業の効率化が図れる効果を奏する。
更に、ラベルLの一部2が山形に折り曲げられるように折り目などが付されているような場合には、特に、折曲補助手段30を設けなくても良い。しかしながら、ラベルLの一部2を裏面側から表側へ確実に折り曲げるためには、折曲補助手段30があった方が望ましい。
更に、上記実施の形態では、エアシリンダ装置28により吸着版21、41を吸着位置Xから貼付位置Yに移動させ、ラベルLを物品Wに押圧して貼付するもので説明したが、これに限定するものではなく、吸着版21、41の小孔21a、41aよりエアーを噴出し、ラベルLを物品Wに向けて吹き飛ばして貼付する方式(エアージェット方式)のラベル貼付装置にも適用できることは言うまでもない。この場合、エアシリンダ装置26(第一、第二の実施の形態)及びエアシリンダ装置47(第三の実施の形態)により、ラベルLの一部2を山形に折り曲げた後、ラベル貼付制御部92により吸着版21、41の小孔21a、41aよりエアーを噴出させるだけで容易に実現可能である。
更に、上記実施の形態のラベル貼付装置において、ラベルLの表面側(表示層U側)に物品Wに関する情報やバーコード等の可変情報を印字するインクジェット式、またはサーマル式等のヘッドを有する印字手段を備えたラベル貼付装置にも実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置を示す要部斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置が物品に貼付したラベルの状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置の回路構成図である。 本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施の形態に係るラベル貼付装置の別の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施の形態に係るラベル貼付装置を示す要部斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の第二の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の第三の実施の形態に係るラベル貼付装置を示す要部斜視図である。 本発明の第三の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の第三の実施の形態に係るラベル貼付装置をその作用とともに示す平面図である。 本発明の第三の実施の形態に係るラベル貼付装置が物品に貼付したラベルの状態を示す斜視図である。 本発明のラベル貼付装置が対象とするラベルの一例を示す図である。 本発明のラベル貼付装置が対象とする別のラベルの一例を示す図である。 本発明のラベル貼付装置が対象とするまた別のラベルの一例を示す図である。 RFIDタグが付設されたラベルの一般例を示す図である。
符号の説明
L ラベル
T RFIDタグ
U 表示層
B 粘着剤層
P フィルム層
D 台紙
Ta ICチップ
Tb 通信用アンテナ
Ha 横幅
Hb 縦幅
W 物品
R 搬送方向
1 タグ付設部位
2 ラベルの一部
3 一方側面
4 他方側面
5 ミシン目
6 頂部
7 曲部
8 貼付面
M 折曲部
C コンベア
10 ラベル搬送手段
11 剥離板
12 センサ
13 リーダライタ
20 折曲貼付手段
21 吸着板(ラベル保持手段)
21a 小孔
21b 一方の分割体
21c 他方の分割体
22 支持部材
23 ベース
24 レール
25 スライダ
26 エアシリンダ装置(折曲手段)
27 移動手段
28 エアシリンダ装置
29 ガイド
29a ガイドシャフト
29b ガイド管
S 接合位置
V 離間位置
e 折込み空間
X 吸着位置
Y 貼付位置
30 折曲補助手段
31 エア吹き出しノズル
32 吸引ノズル
33 エアシリンダ装置
34 エア吹き出しノズル
40 折曲貼付手段
41 吸着板(ラベル保持手段)
41a 小孔
42 支持部材
43 ベース
44 レール
45 スライダ
46 押圧部材
47 エアシリンダ装置(折曲手段)
48 支持体
49 支承部
50 センサ
80 CPU
81 非揮発性メモリ
82 EEPROM
83 RAM
84 ホスト
85 外部インタフェース
86 搬送モータ
87 搬送モータ制御部
88 操作部
89 操作制御部
90 センサ制御部
91 リーダライタ制御部
92 ラベル貼付制御部(折曲制御手段)
93 システムバス
94 スキャナ
100 ラベル貼付装置(第一の実施の形態)
200 ラベル貼付装置(第二の実施の形態)
300 ラベル貼付装置(第三の実施の形態)

Claims (14)

  1. ICチップ及び通信用アンテナから成るRFIDタグが付設されたラベルを物品に貼付するラベル貼付装置において、
    前記ラベルの表面側を保持するラベル保持手段と、
    前記ラベルのRFIDタグが付設されたタグ付設部位を含む前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させて前記ラベルを貼付する折曲貼付手段と、
    前記RFIDダグのICチップに対しアンテナを介して情報の書き込みまたは読み込みを行なうリーダライタとを備え、
    前記折曲貼付手段が前記ラベルの一部を折曲する際、前記ラベルの一部を臨む位置に前記リーダライタの少なくとも前記アンテナを配置させたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記折曲貼付手段は、前記ラベルのRFIDタグが付設されたタグ付設部位を含む前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込んで突出させる折曲手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記ラベル保持手段は、前記ラベルを吸着する一対の分割体から成り、
    前記折曲手段は、前記分割体のいずれかを離間位置及び接合位置の2位置に移動可能にすると共に、前記分割体の互いに対向する端面で、前記ラベルの一部を折り曲げ、頂部を境に形成され夫々曲部を有した一方側面及び他方側面の表面に夫々当接してこれらを押し、折曲部を形成し、
    前記リーダライタの少なくともアンテナを前記分割体の離間位置において当該分割体間に配置したことを特徴とする請求項2記載のラベル貼付装置。
  4. 前記ラベルの一部を折り曲げ、頂部を境に形成され他方側面の曲部側を押圧する押圧部材を備え、
    前記折曲手段は、前記押圧部材を離間位置及び接合位置の2位置に移動可能にすると共に、前記押圧部材及び前記ラベル保持手段が、前記ラベルの一方側面及び他方側面の裏面同士が互いに近接する方向に一方側面の曲部と他方側面の曲部を押圧して前記ラベルの一部を折り曲げ、折曲部を形成し、
    前記リーダライタの少なくともアンテナを前記押圧部材の離間位置において当該押圧部材及びラベル保持手段間に配置したことを特徴とする請求項2記載のラベル貼付装置。
  5. 前記折曲貼付手段は、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込みを補助する折曲補助手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のラベル貼付装置。
  6. 前記折曲補助手段は、前記ラベルの一部に裏面側からエアを吹き出し該エアの吹き出し力により該ラベルの一部を表面側に折込むエア吹き出しノズルを備えて構成したことを特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
  7. 前記折曲補助手段は、前記ラベルの一部を表面側から吸引して該ラベルの一部を表面側に折込む吸引ノズルを備えて構成したことを特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
  8. 前記ラベル貼付装置は、前記折曲手段または前記折曲補助手段を駆動し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むか否かを制御する折曲制御手段を備えて構成したことを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のラベル貼付装置。
  9. 前記ラベル貼付装置は、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むか否かを設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定された設定値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記設定値を判断する判断手段とを備え、
    前記折曲制御手段は、前記判断手段が前記設定値を判断し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込む旨の設定がされていると判断した場合に、前記折曲手段または前記折曲補助手段を駆動し、前記ラベルの一部を裏面側から表面側に山形に折込むことを特徴とする請求項8記載のラベル貼付装置。
  10. 前記ラベル貼付装置は、前記ラベル貼付装置の動作に関する情報を設定する操作部を備え、
    前記設定手段は、前記操作部から設定されることを特徴とする請求項9記載のラベル貼付装置。
  11. 前記ラベル貼付装置は、外部機器と有線または無線にて通信を行う外部インタフェースを備え、
    前記設定手段は、前記外部インタフェースが前記外部機器から受信した受信データにより設定されることを特徴とする請求項9記載のラベル貼付装置。
  12. 前記折曲貼付手段は、前記ラベル保持手段が前記ラベルを吸着する吸着位置及び吸着した前記ラベルを前記物品に貼付する貼付位置の2位置に移動させる移動手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のラベル貼付装置。
  13. 前記ラベル保持手段が、吸着板であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のラベル貼付装置。
  14. 前記リーダライタの少なくともアンテナを前記吸着板の支持材側に設けたことを特徴とする請求項13記載のラベル貼付装置。




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