JP2007088994A - トラヒックシェーピング装置、およびトラヒックシェーピング方法 - Google Patents

トラヒックシェーピング装置、およびトラヒックシェーピング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 トークンレートの設定を密に行うことを可能にする。
【解決手段】 基準クロックを設定された分周比に分周する分周器12と、分周器12により分周されたクロックをカウントするカウンタ14と、カウンタ14のカウンタ値が設定された比較値以下の場合に「1」(ハイレベル)の信号を出力し、比較値を超えた場合に「0」(ローレベル)の信号を出力する比較器16と、分周器12により分周されたクロックと比較器16の出力とをAND(論理積)してトリガを生成するAND回路18と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パケット送出間隔およびパケット送出レートをネットワーク特性に合わせるために用いるトラヒックシェーピング装置、およびトラヒックシェーピング方法に関する。
通信網におけるパケットの出力においては、トラヒックシェーピング装置を用いることにより、送信レート(帯域幅)に応じて出力されるパケット量を制御すること(シェーピング動作)が行われる(例えば、特許文献1参照。)。
以下、従来のトラヒックシェーピング装置の構成について図5を参照しつつ説明する。図5は従来のトラヒックシェーピング装置の構成を示す構成図である。
図5に示すトラヒックシェーピング装置100は、トークン生成部110、フレーム送信制御部120、フレームバッファ130、およびトークンレジスタ140を有している。
トークン生成部110は、入力されるシステムクロック(基準クロックに対応)を分周器111により分周比レジスタ112に設定され記憶されている分周比に分周し、分周したクロックをトリガTRGとしてフレーム送信制御部120へ出力する。
フレーム送信制御部120は、トークン生成部110から入力されるトリガTRGの例えば立ち上がりエッジでトークンレジスタ140に設定され記憶されているトークン量を加算する。フレーム送信制御部120は、加算して得られた累計トークン量がフレームバッファ130から要求されたパケットサイズを越えるまではフレームバッファ130に対してフレームの送信許可を示す送信許可信号を出力せず、累計トークン量がフレームバッファ130から要求されたパケットサイズを超えるとフレームバッファ130に対して送信許可信号を出力する。フレームバッファ130はフレーム送信制御部120から送信許可信号が入力されると格納しているパケットの送信を行う。このようにして、パケットの送信レートを調整している。
特開平10−18457号公報
上記の従来のトラヒックシェーピング装置100においては、分周比レジスタ112に設定する基準クロックを分周する分周比と、トークンレジスタ140に設定する一度に加算するトークン量とを調整して、所望の送信レートを得るためのトークンレートを設定する必要がある。
このトークンレートは、
トークンレート=トークンレジスタ値×基準クロックの周波数/分周比
により得られる。
しかしながら、基準クロックを分周して使用するため、トークンレートが低い場合にはトークンレートを密に設定することができるが、トークンレートが高い場合にはトークンレートを粗にしか設定することができない。
例えば、基準クロックの周波数が40(MHz)で、トークンレジスタ140に設定されている値(トークンレジスタ値:トークン量)が「1」である場合、分周比の値が「1000」のときトークンレートは0.04(Mbyte/sec)であり、分周比の値が「1001」のときトークンレートは0.0399(Mbyte/sec)である。つまり、トークンレートが低い場合には、0.0001(Mbyte/sec)程度の間隔で設定トークンレートを設定することができる。
基準クロックの周波数が40(MHz)で、トークンレジスタ140に設定されている値が「1」である場合、分周比の値が「1」のときトークンレートは40(Mbyte/sec)であり、分周比の値が「2」のときトークンレートは20(Mbyte/sec)であり、20(Mbyte/sec)と40(Mbyte/sec)の間のトークンレートを設定することができない。
これを解決する必要として、基準クロックの周波数を高くすることが考えられるが、基準クロックの周波数を高くすることには限界があり、特に、G(ギガ)bit/sec近傍での設定を行うためには基準クロックの周波数を高くせざるを得ない。このため、基準クロックの周波数を調整することのみによって、トークンレートの設定を密に行うことは困難である。
そこで、本発明は、トークンレートの設定を密に行うことを可能にするトラヒックシェーピング装置、およびトラヒックシェーピング方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載のトラヒックシェーピング装置は、基準クロックを設定された分周比に分周する分周手段と、前記分周手段により分周されたクロックをカウントするカウンタ手段と、前記カウンタ手段のカウンタ値が設定された比較値以下の場合に前記分周手段により分周されたクロックを出力し、前記カウンタ手段のカウンタ値が前記比較値を超えた場合にクロックを出力しないことによりトリガを生成するトリガ生成手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載のトラヒックシェーピング装置は、前記カウンタ手段は、カウンタ値が設定されたカウンタ長に達すると、カウンタ値を初期値にすることを特徴とする。
請求項3に記載のトラヒックシェーピング方法は、基準クロックを設定された分周比に分周する分周手順と、前記分周手順において分周されたクロックをカウントするカウンタ手順と、前記カウンタ手順においてカウントされたカウンタ値が設定された比較値以下の場合に前記分周手段により分周されたクロックを出力し、前記カウンタ手順においてカウントされたカウンタ値が前記比較値を超えた場合にクロックを出力しないことによりトリガを生成するトリガ生成手順と、を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載のトラヒックシェーピング方法は、前記カウンタ手順においてカウンタ値が設定されたカウンタ長に達すると、カウンタ値を初期値にすることを特徴とする。
本発明によれば、基準クロックを分周比に分周し、分周されたクロックの全てに対してトリガを生成するのではなく、分周されたクロックの一部に対してのみトリガを生成するようにしている。これにより、トークン量を加算する分周されたクロックに対して生成されるトリガの数(単位時間当たり)を調整することが可能になり、トークンレートの設定を密に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の実施の形態におけるトラヒックシェーピング装置の構成について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態のトラヒックシェーピング装置の構成を示す構成図である。
図1に示すトラヒックシェーピング装置1は、トークン生成部2、フレーム送信制御部3、フレームバッファ4、およびトークンレジスタ5を有している。
トークン生成部2は、入力されるシステムクロック(基準クロックに対応)からトリガTRGを生成し、生成したトリガTRGをフレーム送信制御部3へ出力する処理を行い、分周比レジスタ11、分周器12、カウンタ長レジスタ13、カウンタ14、カウンタ値レジスタ15、比較器16、レジスタ17、およびAND回路18を有している。
従来のトークン生成部110は、入力されるシステムクロックCLKを分周比に分周し、分周したクロック(分周クロック)DCLKの全てに対してトリガを生成する。これに対して、本実施の形態のトークン生成部2は、入力されるシステムクロックCLKを分周比に分周し、分周したクロック(分周クロック)の連続した「M+N」(M、Nは整数)個をブロックの単位とし、そのうちの「M」個の分周クロックに対してのみトリガTRGを生成する。
分周比レジスタ11は、設定される分周比を記憶するレジスタである。
分周器12は、入力されるシステムクロックCLKを、分周比レジスタ11に記憶されている分周比に分周し、分周したクロック(分周クロック)DCLKを、カウンタ14、レジスタ17、およびAND回路18の各々へ出力する。
カウンタ長レジスタ13は、設定されるカウンタ長を記憶するレジスタである。カウンタ長レジスタ13に設定されるカウンタ長は、上記のブロック内の分周クロックDCLKの数から「1」減算した減算値(「M+N−1」)である。
カウンタ14は、分周器12から入力される分周クロックDCLKの立ち上がりエッジに同期して、カウンタ長レジスタ13に設定されているカウンタ長の値までカウンタ値を「1」カウントアップしていく。そして、カウンタ14は、カウンタ値がカウンタ長の値である場合に入力される分周クロックDCLKの立ち上がりエッジに同期して、カウンタ値を初期値の「0」に戻す。カウンタ14は、カウンタ値を比較器16へ出力する。
カウンタ値レジスタ15は、カウンタ14から入力されるカウンタ値と比較する、設定される比較値を記憶するレジスタである。カウンタ値レジスタ15に設定される比較値は、上記のブロック内の分周クロックDCLKのうちのトリガTRGを生成する分周クロックDCLKの数である。
比較器16は、カウンタ14から入力されるカウンタ値とカウンタ値レジスタ15から入力される比較値とを比較する。比較器16はカウンタ値が比較値未満の場合には「1」(ハイレベル)の信号を生成してレジスタ17へ出力し、カウンタ値が比較値以上の場合には「0」(ローレベル)の信号を生成してレジスタ17へ出力する。なお、以下において、比較器16が生成して出力する信号を比較器出力信号という。
レジスタ17は、分周器12から入力される分周クロックDCLKの立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較器出力信号の値を記憶する。レジスタ17は、記憶している値をAND回路18へ出力する。なお、以下において、レジスタ17が出力する信号をレジスタ出力信号という。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックDCLKとレジスタ17から入力されるレジスタ出力信号とをAND(論理積)してトリガTRGを生成する。AND回路18は、生成したトリガTRGに基づくトリガ信号をフレーム送信制御部3へ供給する。
フレーム送信制御部3は、フレームバッファ4より送信要求のあったパケットの送信可能か否かを判断し、その判断結果に基づいて、送信許可を示す送信許可信号をフレームバッファ4へ送信する。フレーム送信制御部3は、トークン生成部2から入力されるトリガTRGのタイミングでトークンレジスタ5に設定され記憶されているトークン量を加算する。フレーム送信制御部3は、加算して得られた累計トークン量がフレームバッファ4から要求されたパケットサイズを越えるまではフレームバッファ4に対して送信許可信号を出力せず、累計トークン量がフレームバッファ4から要求されたパケットサイズを超えるとフレームバッファ4に対して送信許可信号を出力する。
フレームバッファ4は、フレーム送信制御部3に対してパケットサイズを含む送信要求を出力し、フレーム送信制御部3から送信許可信号が入力されるとパケットの送信を行う。
トークンレジスタ5は、設定されるトークン量(トリガにより加算していく値)を記憶するレジスタである。そして、トークンレジスタ値から送信フレーム長減算する。
以下、上述したトラヒックシェーピング装置1において行われるトリガの生成動作について図2を参照しつつ説明する。図2はトラヒックシェーピング装置1によるトリガの生成動作を説明するためのタイミングチャートである。ただし、図2は、カウンタ長レジスタ13に記憶されているカウンタ長の値が「7」、カウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値が「5」である場合である。つまり、「8」個の数の分周クロックDCLKをブロックの単位とし、1つのブロックの最初の「5」個の分周クロックDCLKに対してトリガを生成する場合である。なお、図2の横軸は時間を表している。
分周器12は、入力されるシステムクロックを分周比レジスタ11に記憶されている分周比に分周し、分周したクロック(分周クロック)DCLKを出力する。
トークン生成部2に分周クロックDCLKが入力される前、比較器16から出力されている比較器出力信号は「0」であり、レジスタ17から出力されているレジスタ出力信号は「0」である。
カウンタ14は、入力される分周クロックdclk0の立ち上がりエッジに同期して、カウンタ値を初期値の「0」にする。カウンタ14のカウンタ値が「0」になると、比較器16は、カウンタ値「0」がカウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値「5」未満であることから、「1」の比較器出力信号を出力する。
レジスタ17は、入力される分周クロックdclk0の立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較出力信号の値「1」を記憶し、「1」のレジスタ出力信号を出力する。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックdclk0とレジスタ17から入力される分周クロックdclk0の立ち下がりエッジまでは「0」のレジスタ出力信号とをAND(論理積)する。このとき、AND回路18が出力する出力信号(トリガ信号)は「0」(ローレベル)であり、トリガが出力されない。
カウンタ14は、入力される分周クロックdclk1の立ち上がりエッジに同期して、カウンタ値を「1」カウントアップし、カウンタ値が「1」になる。比較器16は、カウンタ14のカウンタ値がカウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値「5」未満のままであるので、「1」の比較器出力信号を出力し続ける。
レジスタ17は、入力される分周クロックdclk1の立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較器出力信号の値「1」を記憶し、「1」のレジスタ出力信号を出力し続ける。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックdclk1とレジスタ17から入力される「1」のレジスタ出力信号とをAND(論理積)し、分周クロックdclk1に対応したトリガtrg1を出力する。
カウンタ14は、入力される分周クロックdclk2〜dclk4の立ち上がりに同期して、カウンタ値を「1」カウントアップし、カウンタ値が「4」になる(「1」→「2」→「3」→「4」)。比較器16は、カウンタ14のカウンタ値がカウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値「5」未満のままであるので、「1」の比較器出力信号を出力し続ける。
レジスタ17は、入力される分周クロックdclk2〜dclk4の立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較器出力信号の値「1」を記憶し、「1」のレジスタ出力信号を出力し続ける。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックdclk2〜dclk4とレジスタ17から入力される「1」のレジスタ出力信号とをAND(論理積)し、分周クロックdclk2〜dclk4に対応したトリガtrg2〜trg4を出力する。
カウンタ14は、入力される分周クロックdclk5の立ち上がりに同期して、カウンタ値を「1」カウントアップし、カウンタ値が「5」になる。比較器16は、カウンタ14のカウンタ値「5」がカウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値「5」以上になったことから、「0」の比較器出力信号を出力する。
レジスタ17は、入力される分周クロックdclk5の立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較器出力信号の値「0」を記憶し、「0」のレジスタ出力信号を出力する。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックdclk5とレジスタ17から入力される分周クロックdclk5の立ち下がりエッジまでは「1」のレジスタ出力信号とをAND(論理積)し、分周クロックdclk5に対応したトリガtrg5を出力する。
カウンタ14は、入力される分周クロックdclk6の立ち上がりに同期して、カウンタ値を「1」カウントアップし、カウンタ値が「6」になる。比較器16は、カウンタ14のカウンタ値がカウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値「5」以上のままであるので、「0」の比較器出力信号を出力し続ける。
レジスタ17は、入力される分周クロックdclk6の立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較器出力信号の値「0」を記憶し、「0」のレジスタ出力信号を出力し続ける。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックdclk6とレジスタ17から入力される「0」のレジスタ出力信号とをAND(論理積)する。このとき、AND回路18が出力する出力信号(トリガ信号)は「0」(ローレベル)であり、トリガが出力されない。
カウンタ14は、入力される分周クロックdclk7の立ち上がりに同期して、カウンタ値を「1」カウントアップし、カウンタ値が「7」になる。比較器16は、カウンタ14のカウンタ値がカウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値「5」以上のままであるので、「0」の比較器出力信号を出力し続ける。
レジスタ17は、入力される分周クロックdclk7の立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較器出力信号の値「0」を記憶し、「0」のレジスタ出力信号を出力し続ける。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックdclk7とレジスタ17から入力される「0」のレジスタ出力信号とをAND(論理積)する。このとき、AND回路18が出力する出力信号(トリガ信号)は「0」(ローレベル)であり、トリガが出力されない。
カウンタ14は、カウンタ値「7」がカウンタ長レジスタ13に記憶されているカウンタ長の値「7」になっているので、入力される分周クロックdclk8の立ち上がりエッジに同期して、カウンタ値を初期値の「0」に戻す。カウンタ14のカウンタ値が「0」になると、比較器16は、カウンタ値「0」がカウンタ値レジスタ15に記憶されている比較値「5」未満であることから、「1」の比較器出力信号を出力する。
レジスタ17は、入力される分周クロックdclk8の立ち下がりエッジに同期して、その時点で比較器16から入力されている比較器出力信号の値「1」を記憶し、「1」のレジスタ出力信号を出力する。
AND回路18は、分周器12から入力される分周クロックdclk8とレジスタ17から入力される分周クロックdclk8の立ち下がりエッジまでは「0」のレジスタ出力信号とをAND(論理積)する。このとき、AND回路18が出力する出力信号(トリガ信号)は「0」(ローレベル)であり、トリガが出力されない。
分周クロックdclk9〜dclk16では、分周クロックdclk1〜dclk8と同様の動作が行われ、分周クロックdclk9〜dclk13に対応したトリガtrg9〜trg13が生成されて出力され、分周クロックdclk14〜dclk16に対応したトリガが出力されない。
以降、同様に、8個の分周クロックDCLK毎に、そのうちの最初の5個の分周クロックDCLKに対してはトリガが生成されて出力され、そのうちの後ろ側の3個の分周クロックDCLKに対してはトリガが生成されない。
図1および図2を参照しつつ説明したトラヒックシェーピング装置のトークンレートは、
トークンレート
=トークンレジスタ値×基準クロックの周波数/分周比×カウンタ値レジスタ/(カウンタ長レジスタ+1)
により得られる。
以上説明した本実施の形態のトラフィックシェーピング装置によれば、基準クロックを分周比に分周し、分周されたクロック(分周クロック)の一部に対してトリガを生成するようにしている。これにより、トークン量を加算する分周されたクロックに対して生成されるトリガの数(単位時間当たり)を調整することが可能になり、トークンレートの設定を密に行うことができる。
以下に、図5の従来のトラヒックシェーピング装置100と図1の本実施の形態のトラヒックシェーピング装置との誤差について比較する。図3は従来のトラヒックシェーピング装置における累積トークン量を示す図であり、図4は図1のトラヒックシェーピング装置における累積トークン量を説明するための図である。図3、図4において、横軸は時間、縦軸は累積トークン量である。
図3には、トリガ毎にトークンレジスタ140に記憶されているトークン量(トークンレジスタ値)が加算されていく様子が示されており、トークンレジスタ値が1以外の場合には誤差が生じる。この場合の最大誤差は、
最大誤差=(トークンレジスタ値−1)×分周比/(基準クロックの周波数×トークンレジスタ値)
となる。
例えば、基準クロックの周波数を40(MHz)の場合に、送信レートの設定レートを50(Mbit/sec)とすると、分周比を32、トークンレジスタ値を5とすれば、所望の設定レートが得られる。この場合の最大誤差は、0.64(μsec)となる。
また、基準クロックの周波数を40(MHz)の場合に、送信レートの設定レートを51(Mbit/sec)とすると、分周比を320、トークンレジスタ値を51とすれば、所望の設定レートが得られる。この場合の最大誤差は、7.843(μsec)となる。
このように設定レートにより最大誤差が大きく異なる。
図4には、トリガ毎にトークンレジスタ5に記憶されているトークン量(トークンレジスタ値)が加算されていく様子が示されており、トークンレジスタ値が1以外の場合には誤差が生じる。この場合の最大誤差は、
最大誤差=T×比較値/(比較値+1)−T×比較値/(カウンタ長+1)−T×(トークンレジスタ値−1)/((カウンタ長+1)×トークンレジスタ値)
ただし、
T=(カウンタ長+1)×分周比/基準クロックの周波数
となる。
例えば、送信レートの設定レートを50(Mbit/sec)とすると、トークンレジスタ値を1(Byte)、基準クロックの周波数を40(MHz)、比較値を5、分周比を4、カウンタ長を8とすれば、所望の設定レートが得られる。この場合の最大誤差は、0.167(μsec)となる。
また、送信レートの設定レートを51(Mbit/sec)とすると、トークンレジスタ値を1(Byte)、基準クロックの周波数を)40(MHz、比較値を51、分周比を4、カウンタ長を64とすれば、所望の設定レートが得られる。この場合の最大誤差は、1.471(μsec)となる。
このように、本実施の形態では、従来の場合に比べて最大誤差の差を小さくすることが可能になる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
例えば、従来の分周クロックの全てに対してトリガを生成する方式と、本実施の形態の分周クロックの一部に対してトリガを生成する方式とを併用し、送信レートの設定レートに応じて両者の方式を選択可能にするようにしてもよい。
尚、上述した各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上記各種処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムやルータやスイッチといったネットワーク機器も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の実施の形態のトラヒックシェーピング装置の構成を示す構成図。 図1のトラヒックシェーピング装置によるトリガの生成動作を説明するためのタイミングチャート。 従来のトラヒックシェーピング装置における累積トークン量を説明するための図。 図1のトラヒックシェーピング装置における累積トークン量を説明するための図。 従来のトラヒックシェーピング装置の構成を示す構成図。
符号の説明
1 トラヒックシェーピング装置、 2 トークン生成部、 3 フレーム送信制御部、 4 フレームバッファ、 5 トークンレジスタ、 11 分周比レジスタ、 12 分周器、 13 カウンタ長レジスタ、 14 カウンタ、 15 カウンタ値レジスタ、 16 比較器、 17 レジスタ、 18 AND回路

Claims (4)

  1. 基準クロックを設定された分周比に分周する分周手段と、
    前記分周手段により分周されたクロックをカウントするカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウンタ値が設定された比較値以下の場合に前記分周手段により分周されたクロックを出力し、前記カウンタ手段のカウンタ値が前記比較値を超えた場合にクロックを出力しないことによりトリガを生成するトリガ生成手段と、
    を備えたことを特徴とするトラヒックシェーピング装置。
  2. 前記カウンタ手段は、カウンタ値が設定されたカウンタ長に達すると、カウンタ値を初期値にすることを特徴とする請求項1記載のトラヒックシェーピング装置。
  3. 基準クロックを設定された分周比に分周する分周手順と、
    前記分周手順において分周されたクロックをカウントするカウンタ手順と、
    前記カウンタ手順においてカウントされたカウンタ値が設定された比較値以下の場合に前記分周手段により分周されたクロックを出力し、前記カウンタ手順においてカウントされたカウンタ値が前記比較値を超えた場合にクロックを出力しないことによりトリガを生成するトリガ生成手順と、
    を備えたことを特徴とするトラヒックシェーピング方法。
  4. 前記カウンタ手順においてカウンタ値が設定されたカウンタ長に達すると、カウンタ値を初期値にすることを特徴とする請求項3記載のトラヒックシェーピング方法。

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