JP2005521321A - デジタル周波数変換のための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造および試験を行うのに効率的で且つアナログPLLを有しない全デジタル周波数変換装置および方法を提供すること。
【解決手段】 変換対象の入力信号と実質的に同期する選択可能な位相および周波数を有する出力信号を生成する全デジタル周波数変換デバイスにおいて、周波数変換を達成するための一般的な方法が提供される。多数のタイムシフト信号が生成され、出力信号をセットおよびリセットするために、適切なものが選択される。本発明の実施する装置と、コンピューティングシステムと、ソフトウェア製品とが、更に提供される。

Description

本発明は、周波数変換器に関する。本発明は、より詳しくは、決定論的位相誤差を有するデジタル周波数変換器(コンバータ)に関する。
多くのタイプの電気システムでは、特定の基準信号から合成された様々な周波数および位相関係を有するクロック信号を生成することが望ましい。基準信号から得られた各種信号を合成する一般的な方法は、アナログ位相同期ループ(PLL)周波数コンバータに基づいている。したがって、図1は、デジタルソース周波数SCLKをソース分周器104の入力として取り込む従来のアナログPLL100を図示しており、ソース分周器104は、SCLKを整数値Sにより分周し、基準周波数fREFを作成する。負のフィードパックPLL制御ループ105は、位相検出器106と、チャージポンプ108と、ローパスフィルタ110と、電圧制御オシレータ(VCO)112と、フィードバック分周器114とによって形成される。位相検出器106は、fREFおよびフィードバック周波数fBACKに対して位相差動作を実行する。即ち、位相検出器106は、fREFとfBACKとが等しい時にゼロであり、位相差とは逆に変化する位相誤差信号UERRを生成する。PLL制御ループのフィードフォワード部107は、VCO112からの出力でありかつ目的周波数DCLKを生成し、VCO112の出力周波数は、チャージポンプ108とローパスフィルタ110とによって形成された電圧を通じて、UERRによって制御される。具体的には、チャージポンプ108は、UERRを、ローパスフィルタ110によって平滑化された電圧信号に変換し、これにより、VCO112に制御電圧を提供する。PLL制御ループのフィードバックパス113は、周波数出力DCLKをフィードバック分周器114に供給し、フィードバック分周器114は、DCLKを整数値Fで分周することによりfBACK信号を形成する。DCLKの出力周波数は、比率F/Sによって決定される倍数又は分周ソース周波数SCLKである。
PLL位相ジッタ、ループ安定性、および応答時間は、アナログチャージポンプ108およびローパスループフィルタ110構成要素によって主に決定される。こうしたアナログPLL構成要素の容量素子は、大きなループ時定数および位相ジッタを持ち込み、結果として、特にソース周波数SCLKが急激に変化する時、理解および予測が困難なループ挙動を発生させる。この不確実性の理由の一つは、例えば、キャパシタが電気特性の熱による変動の影響を受けるためである。少なくともこうした理由から、従来のアナログPLLは、特にソース周波数SCLKが一定値ではない時、正確な周波数変換のために実際に使用するのは非常に困難である。電気性能の限界に加えて、従来のアナログPLLの実施には大きなコストが伴う。例えば、集積回路(IC)として実施する時、アナログPLLの構成要素は、最終的なICダイにおいて面積的に大きな部分を占める。アナログPLLに伴う別の大きなコストは、現在のICデバイス試験手法において、特別な試験機器での検査のために、アナログPLLに接続された外部ICアクセスピンが必要となることである。場合によっては、分周器114および104の選択も、重大なコストおよび設計の問題を提示する場合がある。一例として、少なすぎるビット(例えば、4ビット)の分周器が使用された場合、分周器の限られた分解能のため、こうしたPLLでは生成できない出力周波数の範囲が存在することになる。しかしながら、こうした分周器においてビット数を増やすことは、比較期間を増加させる場合があり、結果として、アナログPLLにおいて大きく更にコストの高い容量素子が必要になるため、実際的ではない場合が多い。更に、小さな分周器比率を選択した場合の問題は、従来の多くのクロックソースが、相対的に飛び飛びのいくつかの発信周波数しか用意されていない水晶発振器を発信源としているという事実により、一層困難なものとなっている。
発信周波数が固定の水晶振動子を用いる代わりに、一部の公知の方法では、デジタルオシレータを実施してDCLKを生成する。従来のデジタル制御オシレータの一つは、離散時間オシレータ(DTO)と呼ばれ、一例として、図2にDTO200として図示されている。DTO200は、nビット加算器202を含み、nビット加算器202は、nビット増分値N(スケーリング係数)をレジスタ204の以前の出力値に加算し、これにより、レジスタ204の出力値は、基準クロック信号RCLKの次の立ち上がりエッジにおいて、新たに増分された値により更新され、これにより、いくつかのRCLKサイクル数に渡って、信号206によって表されるnビット階段状出力が生成される。基準クロック信号RCLKは、加算器202によって決定される次のDTO出力値によりレジスタ204が更新された時に同期することで、階段状出力信号206の各ステップの持続時間を制御する。DTO出力信号206の各期間の後には、キャリービット208が生成される。キャリービット208は、DTO出力周波数の整数部分を表し、階段状DTO出力信号206は、各期間の小数部分に関する情報を含む。カウンタ部(図示なし)は、連続期間に渡って生成されたキャリ208を累積し、これにより、他のシステム構成要素での使用のために、DTOの出力の整数部分を累積する。DTO振動期間は、次の式(1)に従って、DTO加算器のMODULO(即ち、カウント範囲2n)と、Nの値と、RCLK周波数FRCLKとによって決定される。ここでSFは、DTOの出力周波数を直線的に決定するnビットスケーリング係数(例えば、N)である。
Figure 2005521321
通常、RCLK周波数MODULOは固定され、望ましいDTO出力周波数は、Nの値によって動的に制御される。通常、MODULO=2nであり、ここでnはDTO加算器のビット数となる。一部の実施形態では、DTO出力周波数は、Nを一定に維持しながらMODULOを変化させることで制御される。変換する入力周波数を分析し、望ましいDCLK出力周波数を生成するためにDTOに適したNの値を計算するモジュール(図示なし)を有することで、DTO200は、周波数変換に使用できることに留意されたい。しかしながら、こうしたDTO周波数コンバータが有する問題の一つは、DTO出力の変更が基準クロックRCLKの立ち上がりエッジで行われるため、DCLK出力信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとについて、理想的な位置に対する大幅なミスアライメントが生じ得ることである。結果として、DCLK信号エッジのジッタは、最大一RCLK期間となり、ジッタの値は、アナログPLLのものよりも大幅に悪化し得る。これは、DTO出力周波数において、位相ジッタが一事例であっても許容できない時、特に重要となる。
DTO出力周波数における位相ジッタを低減する公知の一方法は、図3の例示的なブロック図300によって表されるデジタル−アナログコンバータ(DAC)を使用することである。図において、nビット値Nは、信号のコンディショニングのために出力モジュール307に供給されるnビットDTO信号fDTOの周波数を設定する。出力モジュール307は、DTO304の出力をルックアップテーブル(LUT)308のためのメモリアドレスとして取り込むことで、fDTOと同じ期間を有する任意波形を生成し、LUT308は、対応する各LUTアドレス位置からの適切な値をデジタル−アナログコンバータ(DAC)310に入力し、これにより、DAC310は、ローパスフィルタ312によって平滑化される望ましい波形を生成する。LUTおよびフィルタは、通常、最も高い調和周波数を遮断し、主にメインクロック周波数の通過を可能にすることで、DTO出力信号における調和周波数の歪みを低減するために含まれ、これにより位相ジッタも低減するが、排除はしない。シュミットトリガ314は、fDTOのアナログ表現を変換し、周波数変換の次のステップのためにPLL316に供給されるデジタル周波数SCLKにする。アナログPLLは、SCLKジッタを平滑化し、更に追加として、ローパスフィルタ312の設計にとって重要なDCLK範囲と相対的なfDTO範囲の低減を可能にする。
周波数コンバータが使用される場合が多い重要な領域には、デジタルインタフェースを備えたCRTおよびLCDモニタが含まれる。こうした用途においては、比較的少ない正確なクロック基準から生成又は変換される、多数の異なるデジタルクロック周波数が存在する。実行される機能で、多くの異なるクロック周波数の必要性を導くものには、画像の縮小および補間と、画像のピクセル寸法の変更をサポートする様々な走査周波数とが含まれる。
公知の周波数コンバータは一般的に十分に機能しているが、デジタルシステムにおいて必要になる精度の高いデジタルクロック周波数の数が増加を続けるに従って、製造および試験を行うのに効率的な、改良されたデジタル周波数コンバータ設計の必要性が生じている。特に、アナログPLLを有していない全デジタル周波数コンバータを有することが望ましい。
上記およびその他の目的を達成するために、本発明の目的によれば、デジタル構成要素のみを使用するデジタル周波数変換のための方法および装置が提供される。
変換対象の入力信号(変換信号)を取り込み、選択可能な周波数および位相を有する信号を出力する全デジタル周波数変換デバイスにおいて、周波数変換を達成するための一般的な方法が提供される。一般的な方法の一実施形態は、周波数設定パラメータを決定するステップと、複数のタイムシフト信号を生成するステップとを含む。周波数変換プロセスは、入力変換信号の特定の位相位置で出力信号をセットおよびリセットするために、適切なタイムシフト信号を選択することで継続する。例えば、出力信号を、入力変換信号の期間の開始にセットし、中央でリセットすることができる。周波数変換プロセスは、選択されたタイムシフトセット信号と選択されたタイムシフトリセット信号とに対応する出力信号を生成し、これにより、入力変換信号と実質的に同期する選択可能な周波数を有する出力信号を生成する。
本方法の別の態様において、タイムシフト信号は、周期的な基準信号をタイムシフトすることを含め、様々な相応しい方法で生成してよい。本発明の別の態様において、こうしたタイムシフト基準信号は、更に、出力信号をセットおよびリセットするために適切に使用されるパルスの形にされる。
一実施形態では、本方法を実施する周波数変換のための装置が提供される。装置は、基準入力信号を取り込み、多数のタイムシフト基準信号を出力するタイムシフト部を含む。タイムシフト基準信号は、多数のタイムシフトパルスを形成するパルス発生部に供給される。パルス選択部は、出力信号をセットおよびリセットするために、適切なタイムシフトパルスを選択する。パルス選択部は、デジタルパルス解析部がパルス選択部に提供する入力変換信号に対応する位相情報を受領し、パルス選択部は、選択可能な周波数を有した対応するデジタル出力信号を生成するために、セット信号とリセット信号とを出力モジュールに出力する。タイムシフト部は、一部の実施形態において、遅延線により実施できる。出力モジュールは、セット/リセットラッチにより実施できる。
本発明を実施するコンピューティングシステムおよびソフトウェア製品が、更に提供される。
本発明のその他の特徴、利点、および目的は、添付図面と併せて読むべき以下の詳細な説明から、更に明らかとなり、更に容易に理解されよう。
本発明は、限定としてではなく例として、添付図面の図において例示される。図面において、同様の参照符号は同様の要素を示す。
次に、本発明について、添付図面に例示した実施形態を参照して、詳細に説明する。以下の説明では、本発明の深い理解を提供するために、特定の実施形態について述べる。しかしながら、こうした特定の詳細の一部又は全部を備えずに、本発明を実施し得ることは、当業者には明らかであろう。また、周知のステップおよび/又はシステム構成要素については、本発明を不必要に曖昧にしないために、詳細には説明していない。
上記を考慮して、更に本発明の他の目的を達成するために、決定論的ジッタを有する同期周波数変換を達成する全デジタル周波数コンバータのための方法および装置が提供される。具体的には、周波数コンバータは、アナログPLLを有しておらず、これにより、相対的に効率的なデジタル回路の製造および試験方法が利用可能となる。
本発明の全デジタル周波数コンバータを詳細に説明する前に、なぜ図2に図示したDTOが同期周波数変換に適していないかを最初に理解することが一助となる。実行可能な有意義な観察の一つは、図4の波形図に図示したように、基準クロックの立ち上がりエッジと、DTOの新しい各期間に発生する出力クロックの立ち上がりエッジとの間には、位相シフト(Phase_shift)が存在することである。図において、DTO出力レジスタは、値Q=2nによって表現される最大カウントに達するまで、各RCLKにおいてNずつ増分し、ここで、nはDTO内のビット数となる。最大カウントQに達すると、次に期間の開始を合図するキャリが生成され、Qを超えるNの残りの部分は、DTOのモジュロ加算器によってラップアラウンドされる。ラップアラウンドするNの部分は、図においてmとして表されており、ラップアラウンドしないNの部分は、差N−mによって記載される。DTO出力レジスタの値は、RCLKのフロントエッジに同期した形で対応する出力信号の位相である。出力クロック信号は、出力クロックの立ち上がりエッジにおいてゼロの位相から始まり、次の立ち上がり出力クロックエッジにおいて1の値まで直線的に傾斜する周期的傾斜信号として図に示した出力位相を有する状態で生成される。出力クロックの立ち下がりエッジは、出力位相0.5で発生する。即ち、カウントQ/2に達した時、カウントQ/2を通じたキャリが生成され、期間の後半の開始を合図し、Q/2を超えるNの残りの部分(m)は、RCLKのフロントエッジと相対的な立ち上がりエッジの位置に関する情報を含む。DTO出力の多くの値は、到達した場合に出力クロックの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを生成できる値として決定してよいことに留意されたい。例えば、出力クロックの立ち上がりエッジは、カウントQ/2又はQに達した場合に生成されてよく、立ち下がりエッジは、カウントQ/4又は3Q/4に達した場合に生成されてよい。しかしながら、RCLKと出力クロックとの間には、値Phase_shiftで表される累積位相差が存在し、累積位相差は、説明したDTO出力のラップアラウンドの影響に対応する。RCLKのフロントエッジと出力信号の立ち上がり/立ち下がりエッジとの間の位相差、又はPhase_shiftは、下の式(2)に示すように計算できる。
Figure 2005521321
ここで、TRCLKは、RCLKの期間である。通常は、出力クロックから位相誤差Phase_shiftを取り除くために、DACと、ローパスフィルタと、アナログPLLとを含む出力モジュールが使用され、これにより、同期周波数コンバータが達成される。しかしながら、本発明は、決定論的に制御された位相誤差を有する実質的同期出力クロック信号を生成するために使用される、RCLKに由来する特別な信号を使用するデジタル回路を提供することで、アナログ構成要素を回避する。本発明の一実施形態では、多数のタイムシフト基準クロック信号(RCLK)を形成し、前記基準クロック信号間のタイムシフトに等しい最大位相誤差を有する出力クロック信号を生成するゲートパルスを発生させる。
図5に図示した波形図は、本発明の実施形態による、出力クロック信号Out_clockを生成するために使用されるタイムシフト波形の例示的なセットを表している。図5の波形図には、タイムシフトRCLK波形RCLK(2)ないしRCLK(D)の例示的なセットが表されており、これにより、オリジナルの基準クロックRCLK(1)の後の連続する各基準クロック信号は、以前の基準クロックより前方に、既定値STEPだけタイムシフトされる。一実施形態において、最終出力クロック信号を生成するために使用されるゲートパルス、例えばpulse(1)ないし(8)は、ゲートパルスの立ち上がりおよび立ち下がりエッジを形成するために、タイムシフトRCLK立ち上がりエッジの適切なペアを選択することで形成される。図に示した例では、pulse(1)の立ち上がりエッジは、RCLK(1)の立ち上がりエッジに対応し、pulse(1)の立ち下がりエッジは、RCLK(4)の立ち上がりエッジに対応する。他の実施形態において、ゲートパルスは、代わりに、公知のパルス発生回路内のパルストリガとしてタイムシフトRCLKを使用することで生成され、これにより、立ち上がりパルスエッジは、パルストリガとして使用されたタイムシフトRCLK信号の対応する立ち上がりエッジと実質的に位置が揃う。RCLK(D)の二つの立ち上がりエッジ間のパルスの合計数は、出力クロックのエッジにとって可能な位置の数と等しい。Out_clock信号の望ましい期間は、Out_clockの立ち上がりおよび立ち下がりエッジをトリガするために、どのパルスが選択されるかによって決定される。図5に図示した例を再び参照すると、出力クロック(Out_clock)の立ち上がりエッジは、pulse(4)によって形成され、立ち下がりエッジは、次のRCLK期間T2のpulse(10)によって形成される。出力クロック期間を増やすには、後続のRCLK期間(図示なし)のパルスを選択し、Out_clock信号をリセットできる。したがって、適切なタイムシフトパルスを選択することで、任意の出力クロック期間を生成できる。出力ラッチをセット又はリセットするために選択されるパルスは、DTOによってカウントQ又はカウントQ/2を通じたキャリが生成されたRCLK期間に対応することに留意されたい。
本実施形態では、カウントQを通じたキャリが生成されたRCLK期間に出力ラッチをセットするために、Dパルスのセットからの一パルスが選択され、カウントQ/2を通じたキャリが生成されたRCLK期間に出力ラッチをリセットするために、Dパルスのセットからの一パルスが選択される。各パルスの持続時間は、好ましくは、出力クロック信号を生成するために使用されるセット/リセット(S−R)出力ラッチのタイミング(例えば、セットアップおよびホールド)要件を満たすのに十分な長さとなるように設計される。Dの値は、RCLK期間の持続時間を表す。出力ラッチを適切にセット/リセットするために選択されることになる特定のパルス番号は、Phase_shiftを表しており、式(2)は、下の式(3)に示すように、別の形で書くことが可能である。
Figure 2005521321
なお、ここで、pulse_numは、式(2)のPhase_shiftに対応するRCLKの立ち上がりエッジと相対的なタイムシフトを有する遅延パルス番号(例えば、pulse(2))であり、Dは、RCLKの二つのフロントエッジ間のパルス数である。「N−m」項は、下の式(4)に示すように決定される。
Figure 2005521321
ここで、dto_valは、キャリがカウントQを通じて生成されるクロック期間の前のRCLK期間でのDTOにおける値である。このN−mの値は、出力クロックの立ち上がりエッジを生成するために選択される適切なpulse_numの計算に使用される。出力クロックの立ち下がりエッジを生成するために選択されるべきpulse_numの値を計算するために、「N−m」項は、下の式(5)に示すように決定される。
Figure 2005521321
ここでdto_valは、キャリがカウントQ/2を通じて生成されるクロック期間の前のRCLK期間でのDTOにおける値である。
一般には、十分に大きな数Dのタイムシフト又は遅延RCLKおよびパルス信号が形成され、セットのためのカウントQを通じて生成されたキャリと、出力ラッチをリセットするためのカウントQ/2を通じて生成されたキャリとを有するRCLK期間中に出力ラッチをセットおよびリセットするために、多数のものから二つのパルスを選択できるようになり、これにより、望ましい出力クロック信号が生成される。したがって、理想的な位置と相対的に出力クロックエッジを設定する精度は、遅延パラメータSTEPの持続時間によって実質的に限定される。特に、STEPの値は、出力クロックのエッジの最大ジッタを決定する。
図6aのブロック図は、本発明の一般的な実施形態を例示しており、これにより、全デジタル周波数コンバータシステム600は、Phase_shift誤差が実質的に決定論的になるように、Out_clockをセットおよびリセットするのに適切なタイムシフトパルスを選択することで、実質的同期出力クロック信号Out_clockを生成する。デジタルシステム600は、図5において説明した信号を生成するシステム構成を例証している。具体的には、入力基準クロック信号RCLKは、DのタイムシフトRCLK信号RCLK(1)ないしRCLK(D)を生成するためにタイムシフト部604に供給され、ここで、タイムシフトRCLK信号の数は、入力パラメータDによって決定される。RCLK(0)は、基準RCLKであり、タイムシフト部604を単に通過することに留意されたい。更に、以前のタイムシフトRCLK信号の後、後続の各RCLK信号を遅延させるべき時間量STEPは、入力パラメータSTEPによって設定される。他の実施形態では、望ましいOut_clock波形を生成するために使用されるタイムシフトRCLK信号のみが、タイムシフト部604において生成され、これにより、生成されるタイムシフトRCLK信号およびパルスの数は、こうした実施形態ではDより小さくなる可能性があることに留意されたい。パルス発生部608は、出力モジュール616のセットおよびリセット線を適切に駆動するために、パルス選択部612によって選択的にゲートされるパルスpulse(0)ないしpulse(D)を作成する。位相解析部618は、開始および中央等、DTO出力期間の特定の位相位置を示すために分析されるnビットDTO出力信号fDTOを受領する。この情報は、パルス選択部612に伝送され、出力モジュール616への出力クロックセット信号614およびリセット615信号として、どのパルスpulse(0)ないしpulse(D)がパルス選択部612を通過するべきかを適切に決定するために、パルス選択ユニット612によって使用される。出力モジュール616は、多数の形で実施してよく、その全てにおいて、セット信号614が検出された後にハイのOut_clock状態をアサートし、リセット信号615が検出された後にローのOut_clock状態をアサートする機能が達成される。
図6bのブロック図は、本発明の詳細な実施形態を例示しており、これにより、デジタル周波数コンバータシステムは、Out_clockのジッタが実質的に低減されるように、Out_clockをセットおよびリセットする適切なタイムシフトパルスを選択することで、実質的同期出力クロック信号Out_clockを生成する。図6bに図示した更に詳細な実施は、次のように図6aに関連している:位相解析部618は、機能ブロック660および662を備え、パルスセレクタユニット612は、機能ブロック658、664、666、674、および676を備え、DTO出力信号fDTOは、DTO651によって生成される。残りの機能ブロックは、一対一の対応性を有し、即ち、ユニット604はブロック670に、ユニット608は672に、出力モジュール616はラッチ678に対応する。出力信号の現在の位相は、加算器654と、定周波数基準クロックRCLKによってクロックされるレジスタ656とを含む離散時間オシレータ(DTO)652によって生成される。DTO出力は、階段状nビット信号DTO_valである。DTO出力信号の周波数は、DTOのスケール係数として扱うことが可能なDTO入力信号N_valに比例する。デジタル周波数コンバータ650は、図5において説明した信号を生成する詳細なシステム構成を例証している。具体的には、入力基準クロック信号RCLKは、タイムシフトRCLK信号のセットを生成するためにタイムシフト部604に供給され、ここで、RCLKの二つのライジングエッジ間の遅延信号の数は、値D_valによって設定され、連続する各RCLK信号は、以前のものから値STEPずつ遅延する。パルスジェネレータ672は、タイムシフトRCLKジェネレータ670の出力信号を受領し、タイムシフトパルスのセットを形成する。分周器658のnビット出力信号Kは、D_valをスケール係数N_val又はNにより除算した結果である。DTO652の出力(DTO_val)は、二つのユニット、即ち、carry_setアナライザ660とcarry_resetアナライザ662との入力を供給する。キャリーセットアナライザ660は、最大カウントQを通じたキャリを有するRCLK期間を決定し、更に、二つの出力信号を作成し、即ち、ストローブSet_strobeは、キャリを有するRCLK期間を示し、nビットDN_setは、キャリが生成された期間の前のRCLK期間におけるQとDTO_valとの間の差に等しい値である。同様に、キャリーリセットアナライザ662は、カウントQ/2を通じたキャリを有するRCLK期間を決定し、更に、二つの出力信号を作成し、即ち、ストローブReset_strobeは、キャリを有するRCLK期間を示し、nビットDN_resetは、キャリが生成された期間の前のRCLK期間におけるQ/2とDTO_valとの間の差に等しい値である。乗算器664は、式(3)に従って、出力ラッチ678をセットするために使用される必要がある遅延パルス番号Pulse_num_setを計算する。同様に、乗算器666は、式(3)に従って、出力ラッチをリセットするために使用される必要がある遅延パルス番号Pulse_num_setを計算する。パルスセレクタ674は、Pulse_num_setに対応するパルスジェネレータ672からのパルスの一つを選択し、このパルスを使用して、入力信号Set_strobeがアサートされた場合に出力信号Setをアサートする。パルスセレクタ676は、Pulse_num_resetに対応するパルスジェネレータ672からのパルスの一つを選択し、このパルスを使用して、入力信号Reset_strobeがアサートされた場合に出力信号Resetをアサートする。出力ラッチ678は、周波数コンバータ出力信号Out_clockを形成する。
タイムシフト部604において必要なタイムシフトRCLK信号を生成するデジタル回路は、多数の異なる形で実施できることに更に留意されたい。一実施形態において、多数のタイムシフトRCLK信号は、図7に図示した遅延線700によって生成され、ここでは、図5に図示した、タイムシフトに成功したRCLK波形RCLK(1)ないしRCLK(D)を生成するために、D以上の公知の遅延素子704のチェーンが直列で接続され、各接合ノードでタップされる。本実施形態において、遅延素子704は、上のSTEPに等しい同じ固定時間遅延を有する。しかしながら、一部の実施形態では、遅延素子704は、選択可能な時間遅延を有する。
再び図6aを参照すると、デジタル設計に関わる当業者は、パルス発生部608におけるパルス信号生成と、パルス選択部608におけるパルス選択メカニズムとについて、本明細書で説明した実質的同期デジタル周波数コンバータを生成する一般的な方法の範囲内で動作するものを、特定の用途に適した公知のいくつかの方法で実施可能であると理解するであろう。図8aは、本発明の実施形態による実質的同期周波数コンバータを達成する一般的方法800のフローチャートである。この周波数変換プロセスは、802で開始され、804において、周波数を設定するN_valとRCLKの二つのフロントエッジ間のパルス数D_valと、pulse_num選択値とのような、適切な周波数設定パラメータを決定する。しかしながら、一部の実施形態において、パラメータ値は、代わりに、特定のパラメータが必要になる前に、周波数変換方法800の任意のステップにおいて計算してもよい。多数のタイムシフト基準クロック信号が、808において生成され、対応する多数のタイムシフトパルスが、812において生成される。他の実施形態において、タイムシフト基準クロック信号は、ステップ804の前、あるいはこれと同時に生成してもよいことに留意されたい。望ましい位相補正出力信号に対応するタイムシフトパルスは、816において、pulse_numセットおよびpulse_numリセット選択パラメータに従って選択される。本実施形態において、セットおよびリセットパルスは、DTO基準信号期間の開始および中央に同期するようにタイミングが定められる。しかしながら、他の実施形態では、選択されたセットおよびリセット信号を発する他のトリガポイントを選択してもよい。本実施形態について続けると、820において、出力クロック出力信号の望ましい立ち上がりおよび立ち下がりエッジに対応するタイムシフトパルスを使用して、出力クロック信号の立ち上がりおよび立ち下がりエッジが生成される。プロセスは、804で繰り返され、次の出力クロック期間のための出力クロック信号を生成する。更に、説明したステップは例示的であり、いくつかの状況において、様々なステップの順序は変更してよく、一部のステップを削除又は結合し、他のものを追加してもよいと理解されたい。
図8bは、本発明の実施形態による、実質的同期周波数コンバータを達成する詳細な方法850のフローチャートを例示している。この周波数変換プロセスは、852で開始され、適切な周波数を設定するN_valと、RCLKの二つのフロントエッジ間のパルス数D_valとが決定される。多数のタイムシフト基準クロック信号が、854において生成され、対応する多数のタイムシフトパルスが、856において生成される。係数K=D_val/N_valが、858において生成される。プロセスは、860において、RCLKの立ち上がりエッジ後に始まり、862において、スケール係数N_valの値だけDTOを増分する。その後は、同時に発生可能である独立した二つの分岐が存在する。第一の分岐は、出力ラッチをセットするステップ866、870、874、878を含む。第二の分岐は、出力ラッチをリセットするステップ868、872、876、880を含む。866において、DTO出力信号は、最大カウントQを通じたキャリについて分析される。キャリが生成される場合、870において、dN_set値とSet_strobeとが生成される。信号Set_strobeは、キャリを有するRCLK期間を示し、nビットdN_set値は、Qと、キャリが生成された期間の前のRCLK期間でのDTO出力との差に等しい。Pulse_num_setの番号の計算が874で実行され、Pulse_num_setの値は、どの遅延パルスが後で出力ラッチをセットすることになるかを決定する。Pulse_num_setに対応する遅延パルスは、878で選択され、出力ラッチをセットするために882で使用される。同じ手順は、出力ラッチをリセットするために、ステップ868、872、876、880において使用される。一部の実施形態において、ステップ858は除外してもよいことに留意されたい。追加として、他の実施形態では、ステップ874および876を除外してもよい。更に、説明したステップは例示的であり、いくつかの状況において、様々なステップの順序は変更してよく、一部のステップを削除又は結合し、他のものを追加してもよいと理解されたい。
図9は、本発明を実施するために利用されるコンピュータシステム900を例示している。この技術において周知であるように、ROMは、データおよび命令をCPU902に単方向で転送する役割を果たし、一方、RAMは、通常、データおよび命令を双方向の形で転送するために使用される。CPU902は、一般に、任意の数のプロセッサを含んでもよい。一次記憶デバイス904、906は、両方とも、任意の適切なコンピュータ可読媒体を含んでもよい。通常は大容量メモリデバイスである二次記憶媒体908も、双方向でCPU902に結合され、追加的なデータ記憶容量を提供する。大容量メモリデバイス908は、コンピュータコード、データ、およびその他を含むプログラムを格納するのに使用し得るコンピュータ可読媒体である。通常、大容量メモリデバイス908は、一次記録デバイス904、906よりも一般的に低速な、ハードディスク又はテープのような記憶媒体である。大容量メモリ記憶デバイス908は、磁気又は紙テープリーダ、あるいは他の何らかの周知のデバイスの形態をとってもよい。大容量メモリデバイス908内で保持される情報は、適切である場合、標準的な形で、仮想メモリとしてRAM906の一部に組み込んでもよいと理解されるであろう。CD−ROMのような特定の一次記憶デバイス904も、データを単方向でCPU902に渡してもよい。
CPU902は、更に、ビデオモニタ、トラックボール、マウス、キーボード、マイクロフォン、タッチセンシティブディスプレイ、トランスデューサカードリーダ、磁気又は紙テープリーダ、タブレット、スタイラス、音声又は手書認識器、あるいは、当然ながら、他のコンピュータ等、その他の周知の入力デバイスといったデバイスを一部として含んでもよい一つ以上の入出力デバイス910に結合される。最後に、CPU902は、912において一般的に図示したようなネットワーク接続を使用して、コンピュータ、あるいはインターネットネットワーク又はイントラネットネットワーク等の電気通信ネットワークに、随意的に結合してもよい。こうしたネットワーク接続により、CPU902は、上記の方法のステップを実行する過程で、ネットワークから情報を受領してよく、あるいは、ネットワークに情報を出力してよいと考えられる。こうした情報は、CPU902を使用して実行されるべき命令のシーケンスとして表現される場合が多く、例えば、搬送波として実現されたコンピュータデータ信号の形で、ネットワークから受領され、ネットワークに出力されてよい。上記のデバイスおよび材料は、コンピュータハードウェアおよびソフトウェアに関わる当業者には周知である。
以上、本発明の僅かな実施形態を極めて詳細に説明してきたが、本発明は、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他の多数の特定の形態で実施し得ることは理解されたい。例えば、例示した実施形態は、出力クロックのエッジに対応するDTO出力信号の特定の既定位置(即ち、QおよびQ/2)を備えたDTO出力期間につき、一つの出力クロック期間を有するように示されているが、他の実施形態において、こうしたエッジ遷移位置は変更してよく、位置の数は増やしてもよいことは理解されたい。したがって、本例は、限定的ではなく例示的なものと見做されるべきであり、本発明は、本明細書に記載した詳細に限定されず、付記する特許請求の範囲内で、変形可能である。
公知のアナログ位相同期ループ(PLL)周波数コンバータの例示的なブロック図である。 従来の離散時間オシレータ(DTO)の例示的なデジタル回路の実施を示す説明図である。 公知のDTOに基づく周波数コンバータの例示的なブロック図である。 DTO出力において発生する、観察された周期的位相シフト誤差を例示する波形図である。 本発明の実施形態による、出力クロック信号Out_clockを生成するために使用されるタイムシフト波形の例示的なセットの波形図である。 本発明の実施形態による、実質的同期出力クロック信号を生成するデジタル周波数変換システムのブロック図である。 デジタル周波数コンバータシステムが実質的同期出力クロック信号を生成する、本発明の詳細な実施形態を例示する説明図である。 本発明の実施形態による、図5に図示したタイムシフト基準クロック(RCLK)信号を生成可能な遅延線のブロック図である。 本発明の実施形態による、実質的同期周波数コンバータを達成する一般的な方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による、実質的同期周波数コンバータを達成する詳細な方法のフローチャートである。 本発明を実施するのに適した汎用コンピュータシステムの模式図である。

Claims (18)

  1. デジタル周波数変換のための装置であって、
    複数のタイムシフト基準信号を出力するように構成されたデジタルタイムシフト部と、
    前記デジタルタイムシフト部に結合されており、前記複数のタイムシフト基準信号を受領して複数のタイムシフトパルスを出力するように構成されたデジタルパルス発生部と、
    前記デジタルパルス発生部に結合されており、第一の周波数を有するソース信号を受領して位相情報を前記デジタルパルス発生部に出力するように構成されたデジタル位相解析部と、
    前記位相解析部および前記パルス発生部に結合されており、前記複数のタイムシフトパルスおよび前記位相情報に基づいてセット信号およびリセット信号を出力するように構成されたデジタルパルス選択部と、
    デジタルパルス選択部に結合されており、前記セット信号および前記リセット信号に基づいて第二の周波数を有するデジタル出力信号を生成するように構成されたデジタル出力モジュールと
    を備える装置。
  2. 前記パルス選択部が、
    前記ソース信号に対応する周波数設定値と第1の値とに基づいて、第2の値を計算するように構成された計算部と、
    該第2の値と前記位相情報とに基づいて、パルス選択値を提供する乗算部と、
    該パルス選択値に基づいて、前記セット信号又は前記リセット信号に対応する前記タイムシフトパルスを提供するように構成されたパルス選択モジュールと
    を更に備える、請求項1記載の装置。
  3. 前記タイムシフト部が、遅延線を含む請求項1記載の装置。
  4. 前記出力モジュールが、セット/リセットラッチを含む請求項1記載の装置。
  5. 周波数変換デバイスにおける周波数を変換する方法であって、
    (a)複数の周波数設定パラメータを決定し、
    (b)複数のタイムシフト信号を生成し、
    (c)第一の基準信号に基づいて出力信号をセットするために適切なタイムシフト信号を選択し、
    (d)前記第一の基準信号に基づいて前記出力信号をリセットするために適切なタイムシフト信号を選択し、
    (e)選択された前記タイムシフトセット信号および前記選択されたタイムシフトリセット信号に対応する前記出力信号を生成する
    各ステップを備えた方法。
  6. 請求項5記載の方法であって、前記ステップ(b)における信号の生成が、更に、
    (f)第二の基準信号から導かれる複数のタイムシフト信号を生成するステップを含む。
  7. 請求項6記載の方法であって、更に、
    (g)複数のタイムシフト信号から導かれる複数のタイムシフトパルスを生成するステップであって、前記ステップ(d)における適切なタイムシフト信号の選択は、複数の前記タイムシフトパルスから選択するステップを備える方法。
  8. 請求項5記載の方法であって、前記ステップ(c)における適切なタイムシフト信号の選択が、更に、
    (h)前記第一の基準信号の新しい期間の開始を決定し、
    (i)期間の開始時点のみで出力をセットするために、適切な前記タイムシフト信号を選択する
    各ステップを備えた方法。
  9. 請求項5記載の方法であって、前記ステップ(d)における適切なタイムシフト信号の選択が、更に、
    (j)前記第一の基準信号の期間の中央を決定し、
    (k)期間の中央の時点のみで出力をリセットするために、適切な前記タイムシフト信号を選択する
    各ステップを備える方法。
  10. 請求項5記載の方法であって、前記ステップ(a)における複数の周波数設定パラメータの決定が、更に、
    複数の前記タイムシフト信号を生成するのに必要なパラメータのセットであって、前記タイムシフトの量と前記遅延信号の数とを含む第一のセットを決定するステップを備える方法。
  11. 請求項10記載の方法であって、前記ステップ(a)における複数の周波数設定パラメータの決定が、更に、
    前記ステップ(c)および(d)の両方におけるタイムシフト信号の選択において用いられる第1の定数であって、前記第一の基準信号に対応する周波数設定値と前記遅延信号の数との両方に基づく第1の定数を演算するステップを備えた方法。
  12. デジタル周波数変換を行なうシステムであって、
    複数の周波数設定パラメータを決定するように構成されたプロセッサと、
    複数のタイムシフト信号を生成するように構成されたプロセッサと、
    第一の基準信号に基づいて出力信号をセットするために適切なタイムシフト信号を選択するように構成されたプロセッサと、
    前記第一の基準信号に基づいて前記出力信号をリセットするために適切なタイムシフト信号を選択するように構成されたプロセッサと、
    セットおよびリセット信号に対応する出力信号を生成するように構成された入出力デバイスと
    を備えるシステム。
  13. 請求項12記載のシステムであって、複数のタイムシフト信号の生成が、更に、
    第二の基準信号から導かれる複数のタイムシフト信号を生成するように構成されたプロセッサを含むシステム。
  14. 請求項13記載のシステムであって、更に、
    複数の前記タイムシフト信号から導かれる複数のタイムシフトパルスを生成するように構成されており、出力信号をセットおよびリセットするために選択された信号が複数のタイムシフトパルスから選択されるプロセッサを備えるシステム。
  15. デジタル周波数変換をコンピュータに行なわせるコンピュータプログラムであって、
    複数の周波数設定パラメータを決定するコンピュータコードと、
    複数のタイムシフト信号を生成する生成するコンピュータコードと、
    第一の基準信号に基づいて出力信号をセットするために適切なタイムシフト信号を選択するコンピュータコードと、
    前記第一の基準信号に基づいて前記出力信号をリセットするために適切なタイムシフト信号を選択するコンピュータコードと、
    選択されたセットおよびリセット信号に対応する出力信号を生成するコンピュータコードと、備え、
    前記各コンピュータコードがコンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータプログラム。
  16. 請求項15記載のコンピュータプログラムであって、前記複数のタイムシフト信号の生成が、更に
    第二の基準信号から導かれる複数のタイムシフト信号を生成するコンピュータコードを有するコンピュータプログラム。
  17. 請求項16記載のコンピュータプログラムであって、更に、
    複数のタイムシフト信号から導かれる複数のタイムシフトパルスを生成するコンピュータコードであり、出力信号をセットおよびリセットするために選択される信号が、複数のタイムシフトパルスから選択されるコンピュータコードを有するコンピュータプログラム。
  18. 請求項15記載のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ可読媒体が、搬送波として実現されたデータ信号、CD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、テープドライブ、半導体メモリから成るグループの中から選択された一つであるコンピュータプログラム。
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