JP2007088394A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 温度センサが故障した場合でも、温度制御の安定継続を可能とする。
【解決手段】 処理室外に配置され加熱手段の温度を測定する第1温度センサと、第1温度センサよりも基板近傍に配置され処理室内の温度を測定する第2温度センサと、第1及び第2温度センサの測定温度に基づき加熱手段を制御する制御手段とを備える。第2温度センサが故障する前に、設定温度にて温度が安定した際の第1及び第2温度センサで測定した温度により温度差を求めて記憶しておき、処理室内で基板を処理するよう制御手段が加熱手段を制御している際に、第2温度センサが故障したとき、制御手段は第2温度センサの測定温度と設定温度との偏差に基づき演算をすることに替えて、記憶された温度差により設定温度を補正し、補正結果と第1温度センサの測定温度との偏差に基づき演算を行い、演算結果に基づき加熱手段を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板処理装置に係り、特に温度センサ故障時に処理室内の温度を有効に制御するための装置に関する。
基板処理装置では、基板を処理する処理シーケンスの実行中に、ゾーン分割された炉内を温度制御している。炉内の温度制御は、温度センサの測定温度に基づいてヒータへの電力値を制御することで行っている。処理シーケンスの実行中に、温度センサが故障した場合、フェイルセーフの思想から、故障が発生したゾーンのヒータへの電力供給をゼロとする処理を行う。
温度センサの故障が、一連の処理シーケンス中の後半の降温ステップまたは基板引出しステップで発生したならば、成膜処理等のプロセス処理が正常に終了している可能性もあるが、予備加熱処理から本加熱処理を含むプロセス処理中の間で発生した場合には、ヒータへの電力供給をゼロとする処理を行っても、プロセス処理が正常に終了せず、処理シーケンス終了時の基板が不良品となる場合がある。そのため、温度センサが故障した場合でも、不良品の発生を低減させることができる技術が求められていた。
そこで、従来、2つの近接配置された温度センサを切替え可能に設け、一方の温度センサが故障した場合には、一方の温度センサの代替えとして他方の温度センサを用いて、他方の温度センサの測定温度をそのまま、一方の温度センサのときに設定した設定温度と一致するように制御させるようにした装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−270454号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、2つの温度センサは近接配置されているとはいえ測定箇所が異なるため、一方の温度センサの代替えとして他方の温度センサの測定温度をそのまま設定温度となるように制御すると、本来温度制御したい一方の温度センサの測定温度と設定温度とに食い違いが発生することとなり、安定な温度制御の継続を行うことが困難になる。
本発明は、温度センサが故障した場合でも、温度制御の安定継続が可能な基板処理装置を提供することにある。
第1の発明は、基板を処理する処理室と、該処理室を加熱する加熱手段と、前記処理室外に配置され前記加熱手段の温度を測定する第1の温度センサと、該第1の温度センサよりも前記基板近傍に配置され前記処理室内の温度を測定する第2の温度センサと、前記第1及び第2の温度センサでそれぞれの測定する温度に基づき前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記処理室を前記加熱手段で加熱する際、前記制御手段が、設定温度と前記第2の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第1の演算を行い、該第1の演算結果と前記第1の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第2の演算を行い、該第2の演算結果に基づき前記加熱手段を制御する基板処理装置であって、前記第2の温度センサが正常に温度測定できなくなる前に、前記設定温度にて温度が安定した際の前記第1及び第2の温度センサでそれぞれの測定した温度により温度差を求めて記憶しておき、前記処理室内で基板を処理するよう前記制御手段が前記加熱手段を制御している際に、前記第2の温度センサが正常に温度測定できなくなったとき、前記制御手段は、前記第2の温度センサで測定する温度と設定温度との偏差に基づき第1の演算をすることに替えて、前記記憶された温度差により前記設定温度を補正し、該補正結果と前記第1の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第2の演算を行い、該第2の演算結果に基づき前記加熱手段を制御することを特徴とする基板処理装置である。
本発明によれば、第2の温度センサが故障する前に、設定温度にて温度が安定した際の第1及び第2の温度センサでそれぞれの測定した温度により温度差を求めて記憶しておき、記憶された温度差により設定温度を補正し、この補正結果を、第1の演算結果に替えて使用するので、第2の温度センサで測定する温度と設定温度との偏差に基づき行う第1の演算と、擬似的ではあるが略同等の演算を行うことが可能となる。したがって、本処理中に、第2の温度センサが故障して、第2の温度センサによる温度測定が不可能になった場合でも、使用可能な第1の温度センサを使用して加熱手段の制御を継続でき、安定な温度制御を行うことができる。
ここで、第2の温度センサが正常に温度測定できなくなる前とは、求めた温度差を、加熱手段の制御継続可能な補正結果として使用することが可能となるタイミングをいい、例えば、処理室内で基板を処理するに先立って行う先行処理で、制御手段が加熱手段を制御して、処理室内を基板処理時の設定温度にて温度を安定させ、この温度が安定している際(温度安定時)を挙げることができる。この温度安定時の他に、第2の温度センサの故障直前、又は処理室内での基板処理開始時などを挙げることができる。
第2の発明は、基板を処理する処理室と、該処理室を加熱する加熱手段と、前記処理室外に配置され前記加熱手段の温度を測定する第1の温度センサと、該第1の温度センサよりも前記基板近傍に配置され前記処理室内の温度を測定する第2の温度センサと、前記加熱手段の異常加熱を検出する第3の温度センサと、前記第1及び第2の温度センサでそれぞれの測定する温度に基づき前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記処理室を前記加熱手段で加熱する際、前記制御手段が、設定温度と前記第2の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第1の演算を行い、該第1の演算結果と前記第1の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第2の演算を行い、該第2の演算結果に基づき前記加熱手段を制御する基板処理装置であって、前記第1の温度センサが正常に温度測定できなくなる前に、前記設定温度にて温度が安定した際の前記第1及び第3の温度センサでそれぞれの測定した温度により温度差を求めて記憶しておき、前記処理室内で基板を処理する本処理で、前記制御手段が前記加熱手段を制御している際に、前記第1の温度センサが正常に温度測定できなくなったとき、前記制御手段は、前記第1の演算結果と第1の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第2の演算をすることに替えて、前記記憶された温度差により前記第3の温度センサで測定する温度を補正し、該補正結果と前記第1の演算結果とに基づき第2の演算を行い、該第2の演算結果に基づき前記加熱手段を制御することを特徴とする基板処理装置である。
本発明によれば、第1の温度センサが故障する前に、設定温度にて温度が安定した際の第1及び第3の温度センサでそれぞれの測定した温度により温度差を求めて記憶しておき、記憶された温度差により設定温度を補正し、この補正結果を、故障した第1の温度センサで測定するべき温度の代りに使用するので、本来第1の温度センサで測定する温度と第1の演算結果との偏差に基づき行う第2の演算と、擬似的ではあるが略同等の演算を行うことが可能となる。したがって、本処理中に、第1の温度センサが故障して、第1の温度センサによる温度測定が不可能になった場合でも、使用可能な第3の温度センサを使用して加熱手段の制御を継続でき、安定な温度制御を行うことができる。
本発明においても、第1の温度センサが正常に温度測定できなくなる前とは、求めた温度差を、加熱手段の制御継続可能な補正結果として使用することが可能となるタイミングをいい、例えば、処理室内で基板を処理するに先立って行う先行処理で、制御手段が加熱手段を制御して、処理室内を基板処理時の設定温度にて温度を安定させ、この温度が安定している際(温度安定時)を挙げることができる。この温度安定時の他に、第1の温度センサの故障直前、又は処理室内での基板処理開始時などを挙げることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記加熱手段が処理室を分割加熱するために複数のゾーンに分割され、前記制御手段はゾーン毎に設けられていることを特徴とする基板処理装置である。ゾーン分割された加熱手段をゾーン毎に制御できるので、処理室内の温度制御をより安定に継続制御できる。
第4の発明は、第3の発明において、前記温度センサが正常に温度測定できなくなる前に、各温度センサでそれぞれの測定した温度により求める温度差を前記ゾーン毎に記憶しておき、この記憶手段が、ゾーン毎に前記温度差をそれぞれ記憶するルックアップテーブルであることを特徴とする基板処理装置である。所望の温度差をルックアップテーブルで求められるので、制御の高速化が可能となる。
本発明によれば、温度センサが故障した場合でも、温度制御の安定継続を行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
基板処理装置として、たとえば半導体装置を製造する半導体製造装置があるが、そのうち、化学反応(CVD反応)を利用して複数の基板を一括処理する縦型CVD炉について図面を用いて説明する。なお、ここでは、いずれの図面及び説明とも、縦型炉を例として用いているが、本発明はその他の炉にも応用できる。
図7に実施の形態の縦型CVD炉の構造例を示す。図7に示した縦型CVD炉は、内部に処理室100を形成する反応管104と、反応管104内を加熱する加熱手段としてのヒータ101とから主に構成される。反応管104内には熱処理するための基板103を搭載したボート106が挿入される。
この縦型CVD炉の温度を制御する温度制御システムは、第1の温度センサとしての外部熱電対102と、第2の温度センサとしての内部熱電対105と、第3の温度センサとしての過温保護熱電対109とを備える。さらに、設定温度を指定する装置操作部108と、ヒータ101への操作量Z(電力値)を求める温度コントローラ107と、温度コントローラ107の出力値に応じた電力をヒータ101に供給する電力調整器110とを備える。上述した温度コントローラ107、装置操作部108及び電力調整器110から制御手段111が構成される。
ヒータ101は、炉内温度をより高精度に制御するためにゾーン分割されており、たとえば4ゾーン分割の場合には、反応管104の軸方向に沿って、各ゾーンは上部から順にU、CU、CL、Lゾーンなどと呼ばれる。分割されたヒータ101のそれぞれのゾーンに対応して、外部熱電対102、内部熱電対105、及び過温保護熱電対109が上下に区分して配置されている。
外部熱電対102は処理室100の外であって、ヒータ101の近傍に配置されて、ヒータ101近傍の温度を測定することによりヒータ101の温度を測定する。内部熱電対105は、外部熱電対102よりも基板103の近傍、たとえば図示例のように反応管104内に配置され、処理室100内の温度(単に炉内温度ともいう)を測定する。過温保護熱電対109は、ヒータ101の近傍に配置され、強制的にヒータ電源を遮断するなどして装置保護を行うためにヒータ101の異常加熱を検出する。
この縦型CVD炉における温度制御の目的は、熱処理するための基板103近傍に設置された内部熱電対105の測定温度を、設定温度Yと一致させることである。上述した温度制御システムは、装置操作部108から温度コントローラ107に設定温度Yを設定し、内部熱電対105の測定温度を、この設定温度Yと一致するように、温度コントローラ107が、外部熱電対102、内部熱電対105(及び過温保護熱電対109)の測定温度に基づいてヒータ101に供給すべき操作量(電力値)Zを演算し、その演算結果を電力調整器110に出力して、その出力値に応じた電力をヒータ101に供給する。
図8に示すように、温度コントローラ107は、カスケード制御ループを構成している。カスケード制御ループは、設定温度Yと内部熱電対105からの測定温度との偏差(第1の偏差)を出力する第1の加算器401と、第1の加算器401の出力に応じてPID演算して、外部熱電対102からの測定温度が追従すべき値を指示する第1のPID調節部402と、第1のPID調節部402の出力と外部熱電対102からの測定温度との偏差(第2の偏差)を出力する第2の加算器403と、第2の加算器403の出力に応じてPID演算して、ヒータ101への操作量Zを指示する第2のPID調節部404とで構成される。
なお、図8は、1つのゾーンのみを記述しているが、4ゾーン分割される場合は、同様の構成がそれぞれのゾーンごとに存在する。また、図8では、便宜上、電力調整器110を省略しているが、以下に説明する図1、図4でも同様に省略している。
図9に示すように、装置操作部108は、作業者が装置の動作情報を確認したり、各種設定を行ったりするための操作画面部201と、レシピ(処理シーケンス情報)を保存するためのレシピ保存部202と、温度コントローラ107との間でデータの送受信を行う温度コントローラ間通信部203と、これらを制御する制御部204とから構成される。
装置操作部108は、温度コントローラ107に対して、作業者が設定した設定温度やパラメータ設定を送信するとともに、温度データやヒータ電力値などのデータを受信して、受信したデータを装置情報として操作画面部201に表示させたり、制御部204内に設けた記憶領域205に記憶させたりする。
次に、縦型CVD炉で使用される処理シーケンスについて説明する。図10は、縦型CVD炉で行われるプロセス処理の一例のフローチャートを示し、図11は、そのときの炉内の温度変化の概略を示したものである。
ステップS1では、炉内の温度を比較的低い温度T0で安定させる予備加熱処理を行う。ここではボート106はまだ炉内へ挿入されていない。ステップS2ではボート106を炉内に挿入する処理(ボートロード)を行う。ステップS3では設定温度T0から、基板103に成膜処理等のプロセス処理を施すための前記温度T0よりも高い設定温度T1まで徐々に炉内の温度を上昇させる処理(ランプアップ)を行う。ステップS4では基板103にプロセス処理を施すために炉内の温度を基板処理時の設定温度T1で安定させる本加熱処理を行う。ステップS5では設定温度T1から再び比較的低い設定温度T0まで徐々に炉内の温度を下降させる処理(ランプダウン)を行う。ステップS6ではプロセス処理が施された基板103を搭載しているボート106を炉内から引き出す処理(ボートアンロード)を行う。
上記の処理シーケンスは、作業者が装置操作部108の操作画面部201から随時設定し、レシピ保存部202に保存したあと、実行される。通常、ステップS1からステップS6の処理は繰り返し行われるが、処理シーケンスの実行中に、外部熱電対102、または内部熱電対105が故障し、内部熱電対105による温度測定が不可能となる場合がある。通常そのような場合、温度制御に必要な情報が欠落して制御継続が不可能となるため、故障が発生したゾーンは安全方向へ移行、つまりヒータ101への操作量Zを0%とする処理を行う。
しかし、上記の故障現象が、図11のステップS5(温度降下)またはステップS6(基板引出し)で発生したならば、成膜処理等のプロセス処理が正常に終了している可能性もあるが、ステップS1(設定温度T0維持)からステップS4(設定温度T1維持)の間で発生した場合、ヒータ101への操作量Zを0%とする処理を行っても、プロセス処理が正常に終了せず、処理シーケンス終了時の基板が不良品となる場合がある。
そこで、本発明者は、温度センサが故障した場合でも、不良品の発生を低減させることが可能なカスケード制御ループを有する次のような基板処理装置を創案した。
[第1の実施の形態]
図1はそのような基板処理装置の第1の実施の形態を示すカスケード制御ループの構成図を示す。カスケード制御ループの基本的な構成は、図8と同じである。
図8の構成と異なる点は、処理室100をヒータ101で加熱する際、すなわち温度制御中に、内部熱電対105が故障し、内部熱電対105による温度測定が不可能となったことを温度コントローラ107が判断した場合、内部熱電対105を制御ループから外し、ルックアップテーブルとしての安定時温度差テーブル406に記憶した温度差を、設定温度に加えて補正した値を第1の演算結果の代替として制御ループに組み入れた構成となっている点である。
ここで、外部熱電対102の測定温度を、装置操作部108から指定された設定温度Yとなるようヒータ101を制御する構成とすることも考えられるが、外部熱電対102と内部熱電対105とは測定箇所が異なるため、外部熱電対102の測定温度を、そのまま装置操作部108から指定された設定温度Yとなるように制御した場合、本来温度制御したい内部熱電対105の測定温度と、設定温度Yとに大きな食い違いが発生することとなり、プロセス処理の品質低下の原因となる可能性がある。
そこで、内部熱電対105を制御ループから外した後、装置操作部108から指定された設定温度Yに、安定時温度差テーブル406から読み出した温度差を、第3の加算器405で加算することにより、前記設定温度Yを補正し、この補正結果を第1の演算結果の替わりとし、外部熱電対102の測定温度と、第2の加算器403で加算することにより、第2の偏差を求め、この第2の偏差に基づき第2のPID調節部404で第2の演算を行い、この第2の演算結果(操作量Z)に基づき、補正された設定温度となるようにヒータ101を制御する構成としている。
なお、装置操作部108の記憶領域205(図9参照)に設けられた前記安定時温度差テーブル406には、事前に、すなわち処理室内で基板を処理するに先立って行う先行処理や温度データ取得するため、前述の処理シーケンスを基板やプロセスガスを用いずに模擬的に行う際に、温度コントローラ107がヒータ101を制御して、処理室100内を基板処理時の予備加熱処理および本加熱処理時等処理シーケンスにて設定されるそれぞれの設定温度Yにて温度を安定させ、この温度が安定しているときに、外部熱電対102と内部熱電対105とで求めた温度差が、ゾーンごとおよび設定温度ごとに記憶されている。図2に、そのような温度差を記憶した安定時温度差テーブル406の例を示す。
次に、図3を用いて上記カスケード制御ループを含む制御手段111の作用を説明する。
処理室100内で基板103を処理するに先立って行う先行処理で、制御手段111がヒータ101を制御して(ステップ301)、処理室100内を基板処理時の予備加熱処理および本加熱処理等処理シーケンスにて設定されたそれぞれの設定温度Tにて温度が安定したか否か判断し(ステップ303)、温度が安定している際に、外部熱電対102及び内部熱電対105でそれぞれの測定した温度により温度差を求めて記憶しておく(ステップ305)。
処理室100内で基板103を実際に処理する本処理で、制御手段111がヒータ101を制御している際に(ステップ307)、内部熱電対105が正常か否か判断し(ステップ309)、正常であれば内部熱電対105で測定する温度と設定温度Yとの第1の偏差に基づき第1の演算をする(ステップ311)。一方、内部熱電対105が正常に温度測定できなくなったとき、制御手段111は、内部熱電対105で測定する温度と設定温度Yとの第1の偏差に基づき第1の演算をすることに替えて、安定時温度差テーブル406に記憶された同じ設定温度に対応する温度差により設定温度Yを補正し(ステップ313)、補正結果と外部熱電対102で測定する温度との第2の偏差に基づき第2の演算を行い(ステップ314)、本処理が終了するまで(ステップ315)、この第2の演算結果に基づきヒータ101を制御する。
このように、内部熱電対105が故障した場合、処理室100内の温度が安定したときの外部熱電対102と内部熱電対105との温度差で補正した設定温度になるよう外部熱電対102の測定温度を制御することで、擬似的に内部熱電対105の測定温度を本来の設定温度Yとなるように温度制御を安定継続することができる。
なお、上述した内部熱電対102、及び外部熱電対105は、複数にゾーン分割されたヒータ101のそれぞれに対応して上下に区分けして設けられており、そのうちの一つのゾーンに対応する内部熱電対105が断線や故障等し温度測定できなくなった場合には、実施の形態のカスケード制御ループと同様の構成がそれぞれのゾーンごとに存在するので、故障した内部熱電対105により温度測定できなくなったゾーンのみを記憶された温度差により設定温度を補正するよう制御するが、その他のゾーンに対応する内部熱電対105は正常に温度測定できるので、制御手段111の温度コントローラ107は、図8に示すカスケード制御ループを構成して、そのまま内部熱電対105で測定する温度と設定温度との第1の偏差に基づき第1の演算をするよう制御する。
[第2の実施の形態]
図4に、本発明の第2の実施の形態を示すカスケード制御ループの構成図を示す。基本的な構成は図1と同じであり、異なる点は、温度制御中に、外部熱電対102が故障し、外部熱電対102による温度測定が不可能となった場合、外部熱電対102を制御ループから外し、過温保護熱電対109の測定温度を、外部熱電対102の測定温度の代替として制御ループに組み入れた構成となっている点である。
ここで、外部熱電対102と過温保護熱電対109は測定箇所が異なるため、過温保護熱電対109の測定温度を、そのまま外部熱電対102の測定温度の代替として制御した場合、温度制御が不安定となり、プロセス処理の品質低下の原因となる可能性がある。
そこで、過温保護熱電対109の測定温度に、安定時温度差テーブル408から読み出した温度差を、第4の加算器407で加算することにより、過温保護熱電対109の測定温度を補正し、第2の加算器403で、第1のPID調節部402で演算した第1の演算結果にこの補正結果を加算して第2の偏差を求め、この第2の偏差に基づき第2のPID調節部404で第2の演算を行い、この第2の演算結果(操作量Z)に基づき、ヒータ101を制御する構成としている。
なお、安定時温度差テーブル408には、事前に、予備加熱処理および本加熱処理等処理シーケンスにて設定さるそれぞれの設定温度にて温度が安定したときの外部熱電対102と過温保護熱電対109との温度差が、ゾーンごとおよび設定温度ごとに記憶されている。図5に、そのような温度差を記憶した安定時温度差テーブル406の例を示す。
次に、図6を用いて上記カスケード制御ループを含む制御手段111の作用を説明する。
処理室100内で基板103を処理するに先立って行う先行処理で、制御手段111がヒータ101を制御して(ステップ601)、処理室100内を基板処理時の予備加熱処理および本加熱処理等処理シーケンスにて設定される設定温度のそれぞれにに対して温度が安定したか否か判断し(ステップ603)、温度が安定している際に、外部熱電対102及び内部熱電対105でそれぞれの測定した温度により温度差を求めて記憶しておく(ステップ605)。
処理室100内で基板103を実際に処理する本処理で、制御手段111がヒータ101を制御している際に(ステップ607)、内部熱電対105で測定する温度と設定温度Yとの第1の偏差に基づき第1の演算を行い(ステップ609)、その後、外部熱電対102が正常か否か判断し(ステップ611)、正常であれば第1の演算結果と外部熱電対で測定する温度との第2の偏差に基づき第2の演算をする(ステップ613)。一方、外部熱電対102が正常に温度測定できなくなったとき、制御手段111は、第1の演算結果と外部熱電対で測定する温度との第2の偏差に基づき第2の演算をすることに替えて、安定時温度差テーブル406に記憶された同じ設定温度に対応する温度差により過温保護熱電対109で測定する温度を補正し、この補正結果と第1の演算結果とに基づき第2の演算(補正演算)を行い(ステップ614)、本処理が終了するまで(ステップ615)、この補正演算結果に基づきヒータ101を制御する。
これにより、外部熱電対102が故障した場合であっても、過温保護熱電対109の測定温度に、安定時温度差テーブル408の値を加えた温度を、外部熱電対102の測定温度の代替として使用することで、温度制御を安定継続することができる。
なお、上述した内部熱電対102、外部熱電対105、及び過温保護熱電対109は、複数にゾーン分割されたヒータ101のそれぞれに対応して上下に区分けして設けられており、そのうちの一つのゾーンに対応する外部熱電対102が断線や故障等して温度測定できなくなった場合には、実施の形態のカスケード制御ループと同様の構成がそれぞれのゾーンごとに存在するので、故障した外部熱電対102により温度測定できなくなったゾーンのみを記憶された温度差により過温保護熱電対109の測定を補正するよう制御するが、その他のゾーンに対応する外部熱電対102は正常に温度測定できるので、制御手段111の温度コントローラ107は、図8に示すカスケード制御ループを構成して、そのまま第1の演算結果と外部熱電対102で測定する温度との第2の偏差に基づき第2の演算をするよう制御する。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、処理シーケンス実行中に、温度センサが故障して、その温度センサによる温度測定が不可能となった場合でも、使用可能な温度センサを使用して制御を継続するので、成膜処理等のプロセス処理を正常に終了することで、不良品の発生を低減させることができる。
以下、第1の実施の形態を具体例を挙げて説明する。ここでの本処理、及び上記温度差を取得するために本処理に先立って行う先行処理は、予備加熱処理にも本加熱処理にもともに含まれる。
まず、先行処理を行って、安定時温度差テーブル406に、温度安定したときの外部熱電対102と内部熱電対105の温度差を取得する。温度差は、制御するゾーンごとに違いがある場合があるので、実行する処理シーケンスのゾーンにあわせて取得する。たとえば、図11の処理シーケンスにおいて、予備加熱処理での設定温度T0が300℃、本加熱処理での設定温度T1が500℃の場合、300℃と500℃の2点でそれぞれ取得する。取得方法は、たとえば、設定温度T0の場合には、300℃±1℃以内の状態が20分間継続したときを、ヒータ101の制御継続可能な補正結果として使用することが可能となるタイミングと制御手段111が判断する。
そのときの
(外部熱電対102の測定温度:たとえば290℃)−(内部熱電対105の測定温度たとえば300℃)=−10℃
を300℃安定時の温度差として、安定時温度差テーブル406に記憶する。安定時温度差は同様にゾーンごとに記憶する。また、同様に、設定温度T1の場合には、500℃に安定したときの温度差を、ゾーンごとに記憶する。
上記先行処理後、本処理を実行する。図11の処理シーケンス中の、ステップS1(設定温度T0維持)実行中に、内部熱電対105が故障した場合、内部熱電対105を制御ループから外す。そして、修正された設定温度である、
設定温度Y=(T0:300℃)+(安定時温度差テーブルの300℃安定時の温度差:−10℃)
=290℃
に向けて、外部熱電対102の測定温度を制御する。これにより、擬似的に内部熱電対105の測定温度を、設定温度Y=T0:300℃になるよう制御することが可能となる。
同様に、図11の処理シーケンス中の、S4実行中に、内部熱電対105が故障した場合は、設定温度Y=T1:500℃に、安定時温度差テーブルの500℃安定時の温度差を加えて、外部熱電対102の測定温度を制御する。
以上により、予備加熱処理や本加熱処理の処理シーケンス実行中に、内部熱電対105が故障した場合であっても、温度制御を安定継続することが可能となる。
以下、第2の実施の形態を具体例を挙げて説明する。
まず、処理シーケンスを実行する前に先行処理を行って、安定時温度差テーブル408に、温度安定したときの外部熱電対102と過温保護熱電対109との温度差を取得する。温度差は、制御する温度帯ごとに違いがある場合があるので、実行する処理シーケンスの温度帯にあわせて取得する。たとえは、図11の処理シーケンスにおいて、T0が300℃、T1が500℃の場合、300℃と500℃の2点でそれぞれ取得する。取得方法は、たとえば、300℃±1℃以内の状態が20分間継続したときの、
(外部熱電対102の測定温度:たとえば290℃)−(過温保護熱電対109の測定温度:たとえば285℃)
=+5℃
を、300℃安定時の温度差として、安定時温度差テーブル408に記憶する。同様にゾーンごとに記憶する。同様に、500℃に安定した場合の温度差を、ゾーンごとに記憶する。
安定時温度差テーブルの取得は、前述した外部熱電対102と内部熱電対105の温度差と、外部熱電対102と過温保護熱電対109との温度差を同時に取得することも可能である。
次に、処理シーケンスである本処理を実行する。図11の処理シーケンス中の、S1実行中に、外部熱電対102が故障した場合、外部熱電対102を制御ループから外し、
(過温保護熱電対109の測定温度285℃)+(安定時温度差テーブルの300℃安定時の温度差:+5℃)
=290℃
を、外部熱電対102の測定温度の代替として使用して制御する。
同様に、図11の処理シーケンス中の、S4実行中に、外部熱電対102が故障した場合は、過温保護熱電対109の測定温度に、安定時温度差テーブルの500℃安定時の温度差を加えた値を、外部熱電対102の測定温度の代替として使用して制御する。
これにより、予備加熱処理や本加熱処理の処理シーケンス実行中に、外部熱電対102が故障した場合でも、温度制御を安定継続することが可能となる。
上述した実施の形態の説明では、事前に、温度安定時の熱電対間の温度差を取得し、この取得した温度差を一方の熱電対が故障した場合の補正に使用していたが、温度差の取得タイミングはこれに限定されず、温度センサが正常に温度測定できなくなる前に取得した温度差を、熱電対が故障したときのヒータ制御継続可能な補正結果として使用できればよい。例えば、故障直前の熱電対間の温度差を故障した場合の補正に使用したり、処理シーケンス開始時(処理室内での基板処理開始時)の熱電対間の温度差を故障した場合の補正に使用したりすることも可能である。
本発明の基板処理装置の温度を制御する第1の実施の形態を示すカスケード制御ループ(温度コントローラ)の構成図である。 第1の実施の形態における安定時温度差テーブルの説明図である。 第1の実施の形態におけるフローチャートである。 第2の実施の形態を示すカスケード制御ループの構成図である。 第2の実施の形態における安定時温度差テーブルの説明図である。 第2の実施の形態におけるフローチャートである。 実施の形態における縦型CVD炉の構造例を示す図である。 実施の形態における基本的なカスケード制御ループの構成図である。 実施の形態における装置操作部の構造例を示す図である。 実施の形態における縦型CVD炉で行われるプロセス処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態における縦型CVD炉で行われるプロセス処理の炉内温度の一例を示す図である。
符号の説明
101 ヒータ(加熱手段)
102 外部熱電対(第1の温度センサ)
105 内部熱電対(第2の温度センサ)
107 温度コントローラ(制御部)
402 補正結果に基づき第1の演算を行う第1のPID調節部
403 第2の偏差を出力する第2の加算器
404 第2の偏差に基づき第2の演算を行う第2のPID調節部
405 補正結果を出力する第3の加算器
406 安定時温度差テーブル406
Y 設定温度

Claims (1)

  1. 基板を処理する処理室と、
    該処理室を加熱する加熱手段と、
    前記処理室外に配置され前記加熱手段の温度を測定する第1の温度センサと、
    該第1の温度センサよりも前記基板近傍に配置され前記処理室内の温度を測定する第2の温度センサと、
    前記第1及び第2の温度センサでそれぞれの測定する温度に基づき前記加熱手段を制御する制御手段とを備え、
    前記処理室を前記加熱手段で加熱する際、前記制御手段が、設定温度と前記第2の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第1の演算を行い、該第1の演算結果と前記第1の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第2の演算を行い、該第2の演算結果に基づき前記加熱手段を制御する基板処理装置であって、
    前記第2の温度センサが正常に温度測定できなくなる前に、前記設定温度にて温度が安定した際の前記第1及び第2の温度センサでそれぞれの測定した温度により温度差を求めて記憶しておき、
    前記処理室内で基板を処理するよう前記制御手段が前記加熱手段を制御している際に、前記第2の温度センサが正常に温度測定できなくなったとき、前記制御手段は、前記第2の温度センサで測定する温度と設定温度との偏差に基づき第1の演算をすることに替えて、前記記憶された温度差により前記設定温度を補正し、該補正結果と前記第1の温度センサで測定する温度との偏差に基づき第2の演算を行い、該第2の演算結果に基づき前記加熱手段を制御することを特徴とする基板処理装置。
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