JP2007088039A - 熱電発電モジュール及び発電機能付き熱交換器 - Google Patents

熱電発電モジュール及び発電機能付き熱交換器 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、発電性能を適切且つ十分に向上することができる熱電発電モジュールを実現し、更には、かかる熱電発電モジュールを利用して発電可能としながら、高温空間を流通する高温媒体と低温空間を流通する低温媒体との間で比較的高性能で熱交換を行うことができる発電機能付き熱交換器を合理的に実現する点にある。
【解決手段】 熱電発電モジュール50において、複数の熱電素子1,2の夫々を互いに間隔を置いて並設し、高温空間10と低温空間11との隔壁5を複数の熱電素子1,2の高さ領域X内に配置する。また、発電機能付き熱交換器100において、熱電発電モジュール50を、高温媒体Hgを流通させる気密な高温媒体流路を高温空間10で形成すると共に低温媒体Cgを流通させる気密な低温媒体流路を低温空間11で形成する形態で備えて、高温媒体Hgと低温媒体Cgとの間で熱交換を行う。
【選択図】 図7

Description

本発明は、一端部が高温空間により加熱され他端部が低温空間により冷却される形態で並設された複数の熱電素子と、前記複数の熱電素子の夫々を電気的に接合する接合部とを備えた熱電発電モジュールに関し、更には、家庭用から産業用に至るコージェネレーション分野或いは熱利用分野等で適用される発電機能付き熱交換器に関する。
図15を参照して、上記のような熱電発電モジュール200は、P型熱電半導体素子101とN型熱電半導体素子102を交互に並設し、その複数の熱電素子101,102の夫々を接合部としての電極部103,104により電気的に接合するべくP−N接合するように構成されている。そして、当該複数の熱電素子101,102の一端部を高温空間110からの伝熱により加熱すると共に、他端部を低温空間111への伝熱により冷却することで、複数の熱電素子101,102の熱起電力を電極部103,104により発電電力として取り出す所謂熱電発電を行うことができる。
更に、この従来の熱電発電モジュール200は、高温空間110に面する高温側伝熱板105と、低温空間111に面する低温側伝熱板106との間に挟み込む状態で、P型熱電半導体素子101とN型熱電半導体素子102を互いに絶縁体107を介して密接状態となるように平板状に並設してなる所謂π型(又は平板型)構造と呼ばれるものである(例えば、特許文献1〜3を参照。)。
尚、図示しないが、伝熱板105又は伝熱板106が導電性の場合には、伝熱板105と電極部103との間、又は、伝熱板106と電極部104との間に、電気絶縁層が介在する。
更に、この種のπ型構造の熱電発電モジュールでは、上記伝熱板だけでは伝熱面積を確保することができない場合があり、伝熱面積を増加して発電性能(発電出力)を向上する方法としては、伝熱板にフィンを取付ける等の方法が知られている(例えば、特許文献4を参照。)。
特開平3−263881号公報(図14等) 特開平9−199764号公報(図1等) 特開2001−24242号公報(図4等) 特開平8−306968号公報(図10等)
上述した従来のπ型構造の熱電発電モジュールにおいて、伝熱板に伝熱面積増加のためのフィンを取付けた場合にあっても、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間での熱伝達は、伝熱板又はフィンへの境膜を介しての対流熱伝達と伝熱板やフィン中の熱伝導とによるものであるため、熱電素子に到達するまでに温度変化(高温側は温度低下、低温側は温度上昇)が生じ、熱電素子の両端部側に有効な温度差をつけることができず、発電性能を十分に向上することができなかった。更に、かかる伝熱板やフィン等は熱良導体材料で構成する必要があるが、熱良導体材料である金属は、使用可能な上限温度に制約があって、安価な金属(例えばアルミや銅)が使用できない場合もあった。
また、従来のπ型構造の熱電発電モジュールを利用して発電可能としながら、高温空間を流通する高温媒体と低温空間を流通する低温媒体との間で熱交換を行うような発電機能付きの熱交換器を構成しても、上記のように高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間の熱伝達不良により、その熱交換性能が極めて低いものとなって合理的ではなかった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、発電性能を適切且つ十分に向上することができる熱電発電モジュールを実現し、更には、かかる熱電発電モジュールを利用して発電可能としながら、高温空間を流通する高温媒体と低温空間を流通する低温媒体との間で比較的高性能で熱交換を行うことができる発電機能付き熱交換器を合理的に実現する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る熱電発電モジュールは、一端部が高温空間により加熱され他端部が低温空間により冷却される形態で並設された複数の熱電素子と、前記複数の熱電素子の夫々を電気的に接合する接合部とを備えた熱電発電モジュールであって、その特徴構成は、前記複数の熱電素子の夫々が互いに間隔を置いて並設され、
前記高温空間と前記低温空間との隔壁が、前記複数の熱電素子の高さ領域内に配置されている点にある。
即ち、複数の熱電素子を利用した熱電発電を行うためには、複数の熱電素子の一端部を高温空間からの伝熱により加熱すると共に、他端部を低温空間への伝熱により冷却する必要がある。そこで、本発明に係る熱電発電モジュールでは、複数の熱電素子の夫々を互いに間隔を置いて並設すると共に、上記隔壁を各熱電素子の高さ領域内に配置することで、複数の熱電素子の夫々の両端部を高温空間及び低温空間の夫々に突出させ、その突出する複数の熱電素子の夫々の両端部の夫々を、高温空間及び低温空間の夫々との間の直接的な熱伝達により良好に加熱又は冷却することができる。
また、複数の熱電素子の夫々の両端部が高温空間及び低温空間の夫々に突出しているので、その突出部が直接的に高温空間及び低温空間の夫々への伝熱面として機能し、その伝熱面積を比較的大きく確保することができる。
更に、本発明に係る熱電発電モジュールでは、従来の高温側伝熱板と低温側伝熱板との間に挟み込む状態で複数の熱電素子を平板状に並設したπ型熱電発電モジュールとは異なって、伝熱板やフィンを設ける必要がないので、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間で、温度変化を抑制しながら良好な熱伝達を行うことができる。
そして、このように構成した本発明に係る熱電発電モジュールでは、複数の熱電素子の夫々を互いに間隔を置いて並設して、従来のように複数の熱電素子を互いに密接状態で並設した熱電発電モジュールに比べて単位面積あたりの熱電素子の設置数を少なくしながらも、上述したように高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間で良好な熱伝達を行うことができることから、実質の温度差を拡大させることによって発電出力をむしろ向上することができる。
したがって、本発明により、伝熱板やフィン等の使用される金属のような上限温度制約についての問題がなく適切に、且つ、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間で良好に熱を伝えて発電性能を十分に向上することができる熱電発電モジュールを実現することができる。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記熱電素子としてのP型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とが交互に並設され、
前記接合部が、前記P型熱電半導体素子及び前記N型熱電半導体素子の夫々をP−N接合する電極部として構成されている点にある。
即ち、P型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子を交互に並設し、その複数の熱電素子の夫々を接合部により電気的に接合するべくP−N接合することで、効率良く複数の熱電素子を配置して、コンパクトに構成しながら発電性能(発電出力)の向上を実現することができる。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記複数の熱電素子の夫々が幅方向よりも高さ方向が長尺な柱状に形成されている点にある。
即ち、熱電素子を隔壁に沿った幅方向よりも隔壁と垂直な高さ方向が長尺な柱状に形成することで、複数の熱電素子の夫々の両端部が高温空間及び低温空間の夫々に突出する突出部の伝熱面積を一層大きいものとして、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間での熱伝達を一層良好なものとすることができる。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記隔壁が、熱及び電気不良導体材料で構成されている点にある。
即ち、高温空間と低温空間の境界として設けられる隔壁を熱不良導体材料で構成することで、高温空間と低温空間との間での隔壁を介した熱交換が抑制され、熱電素子の高温空間及び低温空間の夫々に突出される両端部の温度差が比較的大きいものに維持されるので、熱電素子において比較的大きい熱起電力を発生させて発電性能を向上することができる。
更に、各熱電素子の高さ領域内に配置される隔壁を電気不良導体材料で構成することで、熱電素子の熱起電力が隔壁に漏洩することが抑制されるので、同じく熱電素子において比較的大きい熱起電力を発生させて発電性能を向上することができる。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記隔壁に複数の開口部が形成され、前記複数の熱電素子の夫々が前記開口部に貫通状態で配置されている点にある。
即ち、複数の熱電素子の夫々を、隔壁に形成された複数の開口部の夫々に貫通状態で配置する形態で互いに間隔を置いて並設することができる。また、かかる開口部の形状を熱電素子の隔壁に沿った横断面形状に略同じものとすることで、熱電素子を開口部に外嵌させる形態で良好に固定すると共に、開口部の内面と熱電素子の外面との間の隙間を略無くして高温空間と低温空間との間の気密性を確保することができる。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記複数の熱電素子が格子状又は千鳥状に配列されている点にある。
即ち、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間で良好な熱伝達を行うためには、複数の熱電素子を、隔壁に沿った平面上において格子状もしくは千鳥状に規則的に配列することで、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間で良好な熱伝達を行うことができ、コンパクトに構成しながら発電性能の向上を実現することができる。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記複数の熱電素子の夫々の前記高温空間及び前記低温空間の夫々への突出部又は前記接合部に、表面積を拡大する凹凸が形成されている点にある。
即ち、上記突出部又は上記接合部に表面積を拡大する凹凸を形成することで、高温空間及び低温空間の夫々に対する伝熱面積を増加し、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間での熱伝達を一層良好なものとすることができる。尚、このような凹凸を形成するにあたり、高温空間若しくは低温空間を流れる媒体の抵抗を小さくして圧力損失の上昇を抑えるような形状を採用することが望ましい。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記複数の熱電素子の夫々に、耐食性の薄膜被覆が形成されている点にある。
即ち、両端部が高温空間及び低温空間の夫々に突出されている熱電半導体素は、その材質によっては、夫々の空間に存在する媒体との化学反応により劣化等が発生することが懸念される。そこで、この複数の熱電素子の夫々に耐食性の薄膜被覆を形成することで、上記のような媒体との化学反応による性能低下(劣化)を防止することができる。
また、熱電素子の被覆を薄膜とすることで、高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間での温度変化による発電性能の低下を抑制しながら、熱電素子の性能低下を防止することができる。
本発明に係る熱電発電モジュールの更なる特徴構成は、前記複数の熱電素子の夫々に、電気絶縁性の薄膜被覆が形成されている点にある。
即ち、高温空間及び低温空間の夫々に存在する媒体が、水や電解質などの導電性である場合には、熱電素子の熱起電力がその媒体に漏洩したり、更には、熱電素子の両端部が短絡したりすることが懸念される。そこで、この複数の熱電素子の夫々に電気絶縁性の薄膜被覆を形成することで、熱電素子における電気の流出入が遮断されるので、熱電素子から高温空間及び低温空間の夫々に存在する媒体への電流漏洩を防止することができる。
上記目的を達成するための本発明に係る発電機能付き熱交換器の特徴構成は、上記特徴構成の何れかを有する熱電発電モジュールを、高温媒体を流通させる気密な高温媒体流路を前記高温空間で形成すると共に低温媒体を流通させる気密な低温媒体流路を前記低温空間で形成する形態で備えて、前記高温空間を流通する前記高温媒体と前記低温空間を流通する前記低温媒体との間で熱交換を行うように構成された点にある。
本発明に係る発電機能付き熱交換器は、従来型の熱交換器において高温媒体流路と低温媒体流路との間に備えられる伝熱板を、これまで説明してきた本発明に係る熱電発電モジュールに設けられる隔壁に置換する形態で、本発明に係る熱電発電モジュールを内蔵した構成となり、発電と熱交換との両立を実現するものとなる。
即ち、上記特徴構成の何れかを有する熱電発電モジュールを利用して発電可能としながら、高温空間で形成された気密な高温媒体流路を流通する高温媒体と低温空間で形成された気密な低温媒体流路を流通する低温媒体との間で熱交換を行う発電機能付き熱交換器においては、これまで説明したように、かかる熱電発電モジュールが高温空間及び低温空間の夫々と熱電素子との間で良好に熱を伝えることができることから、高温媒体と低温媒体との熱交換を、伝熱媒体として機能する複数の熱電素子を通じて良好に行うことができる。
また、この複数の熱電素子が伝熱媒体として機能するので、伝熱のための部材(伝熱面積拡大用のフィン等)を殆ど付加する必要がないので、全体として経済的に発電機能付き熱交換器を構成することができる。
また、熱電発電モジュールにおいて複数の熱電素子の高さ領域に配置された隔壁は、熱交換器において高温媒体が流通する高温媒体流路と低温媒体が流通する低温媒体流路との隔壁としても作用するので、別途熱交換壁を設ける必要がなく、簡単且つ抵コストで発電機能付き熱交換器を構成することができる。
更に、高温媒体流路及び低温媒体流路の夫々において、複数の熱電素子の夫々の両端部が突出状態で並設しているので、高温媒体及び低温媒体の夫々の流れが乱れて、熱電素子との熱伝達が促進されるので、コンパクトに構成しながら発電性能及び熱交換性能を一層向上することができる。
本発明に係る発電機能付き熱交換器の更なる特徴構成は、前記熱電発電モジュールの複数が、交互に反転させて積層されている点にある。
即ち、熱電発電モジュールを複数積層することで、単位体積あたりに多くの熱電素子を配置することができるので、発電性能及び熱交換性能の両方を向上することができる。
更に、複数の熱電発電モジュールを積層するにあたり、隣接間において高温空間側同士又は低温空間側同士を対向させる形態で、交互に反転させて積層すれば、高温媒体流路及び低温媒体流路において、上下の隔壁に効率良く多数の複数の熱電素子を配置することができるので、コンパクトに構成しながら発電性能及び熱交換性能を一層向上することができる。
本発明の熱電発電モジュール及び発電機能付き熱交換器の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態の熱電発電モジュール50について、図1,図2及び図3に基づいて説明する。
この熱電発電モジュール50は、一端部が高温空間10により加熱され他端部が低温空間11により冷却される形態で並設された複数の熱電素子1,2と、その複数の熱電素子1,2の夫々を電気的に接合する接合部3,4とを備えることで、当該複数の熱電素子1,2の一端部を高温空間10からの伝熱により加熱すると共に、他端部を低温空間11への伝熱により冷却することで、複数の熱電素子1,2の熱起電力を接合部3,4により発電電力として取り出す所謂熱電発電を行うように構成されている。
具体的には、熱電素子1,2としてのP型熱電半導体素子1とN型熱電半導体素子2とが交互に並設され、更に、接合部3,4が、高温空間10側においてP型熱電半導体素子1及びN型熱電半導体素子2の夫々の端部をP−N接合する高温側電極部3と、低温空間11側においてP型熱電半導体素子1及びN型熱電半導体素子2の夫々の端部をP−N接合する低温側電極部4とで構成されている。
尚、接合部3,4は、電極部として構成するのではなく、例えば、熱電素子1,2の端部を直接当接することで電気的に接合するなど、別の構成としても構わない。
そして、熱電素子1,2の一端部が高温空間10に存在する排ガスなどの高温媒体Hgにより加熱され他端部が低温空間11に存在する空気などの低温媒体Cgにより冷却されて、熱電素子1,2の両端部間において温度差が生じることで、P型熱電半導体素子1の両端部間においては低温空間11側の端部に正の熱起電力が生じ、一方、N型熱電半導体素子2の両端部間においては低温空間10側の端部に負の熱起電力が生じる。
そして、このように両端部間に互いに対向する熱起電力が生じるP型熱電半導体素子1及びN型熱電半導体素子2の夫々の端部を、高温側電極部3及び低温側電極部4の夫々により電気的に直列にP−N接合して、適切な電圧の電力が取り出すことができる。また、直列に接合された複数の熱電素子1,2同士を並列に接合して、適切な電流の電力を取り出すように構成することもできる。
また、上記熱電素子1,2としては公知のものを利用することができ、例えば、P型熱電半導体素子1としては、Bi−Te系、Bi−Sb系、Pb−Te系、Ge−Te系、Ga−Se系、Fe−Si系、又は、Co−Si系等の熱電変換材料を利用することができ、一方、N型半導体としては、Ge−Si系、Si−C系、又は、B−C系等の熱電変換材料を利用することができる。
更に、この熱電発電モジュール50では、発電性能を適切且つ十分に向上するべく、複数の熱電素子1,2の夫々が互いに間隔を置いて並設され、高温空間10と低温空間11との隔壁5が、複数の熱電素子1,2の高さ領域X内に配置されている。
尚、この複数の熱電素子1,2の配置間隔は、適宜設定することができるが、例えば熱電素子1,2の幅方向の寸法の0.5〜5.0倍の範囲内とすることができる。
即ち、複数の熱電素子1,2の夫々の両端部が、高温空間10及び低温空間11の夫々に突出する状態となるため、熱電素子1,2の両端部の夫々が、高温空間10及び低温空間11の夫々との間において、直接的な熱伝達により、且つ、フィンなどを設けなくても比較的大きな伝熱面積を介して、良好に加熱又は冷却される。よって、夫々の熱電素子1,2の両端部間に生じる熱起電力が比較的大きいものとなって、発電性能を向上することができる。
また、コンパクトに構成しながら発電性能の向上を実現するべく、これら複数の熱電素子1,2は、隔壁5に沿って(隔壁5の法線方向視で)格子状に規則的に配列されている。
複数の熱電素子1,2の夫々は、幅方向よりも高さ方向が長尺な柱状に形成されている。
これにより、高温空間10及び低温空間11の夫々に突出する突出部の伝熱面積が一層大きいものとなる。
尚、本実施形態では、この熱電素子1,2の形状を、直方体としているが、円柱状や板状等のように、適宜その形状を改変することができる。
また、複数の熱電素子1,2の夫々の高温空間10及び低温空間11の夫々への突出部又は接合部3,4の表面には、高温空間10及び低温空間11の夫々と熱電素子1,2との間での熱伝達を一層良好なものとするべく伝熱面積を増加するために、小さな窪みを多数設ける形態で表面積を拡大する凹凸が形成されている。
また、上記のような熱電素子1,2は、粉体を型に詰めて成型し、焼成・焼結して製造することができるが、その場合には、型に凹凸を設けておけば、殆どコストアップ無く、熱電素子1,2の表面に凹凸を形成することができる。一方、接合部3,4が金属製である場合には、プレス成形にて容易に接合部3,4の表面に凹凸を形成することができる。
隔壁5は、鋼板等の金属板と絶縁体(断熱材)との複合材、セラミック、合成樹脂等の熱及び電気不良導体材料で構成されている。
これにより、高温空間10と低温空間11との間での隔壁5を介した熱交換が抑制されて、熱電素子1,2の高温空間10及び低温空間11の夫々に突出される両端部の温度差が大きなものに維持され、更には、熱電素子1,2の熱起電力が隔壁5側に漏洩することが抑制される。
また、熱電素子1,2や接合部3,4に直接接触する高温媒体Hgや低温媒体Cgについても、熱電素子1,2からの起電力の漏洩を防止するべく、電気不良導体であることが望ましいが、複数の熱電素子1,2の夫々に、電気絶縁性の薄膜被覆が形成すれば、高温媒体Hgや低温媒体Cgを水や電解質などの導電性としても、熱電素子1,2の熱起電力の漏洩や、その漏洩による熱電素子1,2の両端部の短絡を防止できる。
また、高温媒体Hgや低温媒体Cgが水である場合には、比較的温度が低いので、上記のような電気絶縁性の薄膜被覆として、フッ素樹脂、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル類等の薄膜被覆を熱電素子1,2に形成することが有効である。
また、複数の熱電素子1,2の夫々に、耐食性の薄膜被覆が形成すれば、高温空間10及び低温空間10の夫々と熱電素子1,2との間での温度変化による発電性能の低下を抑制しながら、高温媒体Hgや低温媒体Cgに露出される熱電素子1,2において、その媒体Hg,Cgとの化学反応による性能低下(劣化)が防止される。
かかる、耐食性の薄膜被覆として、SiO、Al、ZrO、BeO、MgO、Si、AlN、SiC、或いはこれらの複合化合物等のセラミック材料からなる薄膜被覆を熱電素子1,2に形成すれば、熱電素子1,2の高温空間10に対する耐熱性をも向上される。
また、高温空間10の温度がそれほど高くない場合や高温空間10に存在する高温媒体Hgが液体である場合には、耐食性の薄膜被覆としてフッ素樹脂等の耐熱樹脂からなる薄膜被覆を形成することが有効である。
また、複数の熱電素子1,2の夫々は、隔壁5に形成された複数の開口部5aの夫々に貫通状態で配置されている。そして、開口部5aの形状が熱電素子1,2の隔壁5に沿った横断面形状に略同じものなので、熱電素子1,2が開口部5aに略隙間無く外嵌されて良好に固定されている。
また、高温空間10と低温空間11との間の気密性を確保するべく、上記開口部5aの隙間が少しでも問題となる場合には、この隙間にシール材等を充填しても構わない。
〔第2実施形態〕
第2実施形態の熱電発電モジュール51について、図4及び図5に基づいて説明する。
この熱電発電モジュール51は、上記第1実施形態の熱電発電モジュール50に対して、複数の熱電素子1,2の配列状態において相違する。
即ち、熱電発電モジュール51では、コンパクトに構成しながら熱伝達性能を改善することによって発電性能の向上を実現するべく、複数の熱電素子1,2は、隔壁5に沿って千鳥状に規則的に配列されている。
〔第3実施形態〕
第3実施形態の発電機能付き熱交換器(以下、単に「熱交換器」と呼ぶ場合がある。)100について、図6及び図7に基づいて説明する。
この熱交換器100は、第1実施形態で説明したように、高温空間10及び低温空間11の夫々と熱電素子1,2との間で良好に熱を伝えることができる熱電発電モジュール50を利用し、熱電発電モジュール50により発電を行いながら、高温媒体Hgと低温媒体Cgとの熱交換を行うものである。
即ち、熱交換器100は、高温媒体Hgを流通させる気密な高温媒体流路を高温空間10で形成すると共に低温媒体Cgを流通させる気密な低温媒体流路を低温空間11で形成する形態で備えることで、高温空間10を流通する高温媒体Hgと低温空間11を流通する低温媒体Cgとの間で熱交換を、伝熱媒体として機能する複数の熱電素子1,2を通じて良好に行うように構成されている。
また、この熱交換器100は、複数の熱電素子1,2が突出する高温空間10及び低温空間11の夫々において、高温媒体Hg及び低温媒体Cgの夫々の流れが乱れることから、熱電素子1,2との熱伝達が促進される。
熱交換器100に設けられる隔壁5は、一般の熱交換器の高温媒体流路と低温媒体流路との間に設けられる伝熱壁と異なって、伝熱を主目的とするものではなく、熱電発電モジュール50の発電性能を向上するためにむしろ断熱を主目的として設けられるものである。よって、隔壁5は、熱電素子1,2を通過して流れる熱の割合を、隔壁5を直接流れる熱の割合より十分に大きくなるように構成されている。
もちろん、高温空間10から低温空間11への熱移動を所定量確保したい場合には、隔壁5の熱伝導率を調整したり、熱良導体材料で熱電素子1,2と同形状に形成したダミー素子を追加することによって、積極的に熱伝達を促進したりすることも可能である。
更に、この熱交換器100では、2個の熱電発電モジュール50が、隣接間において高温空間10側同士を対向させる状態で、互いに反転させて積層されている。
具体的には、2個の熱電発電モジュール50の夫々が、高温側電極部3を内側に向け、夫々の低温側電極部4を外側に向ける形態で、反転させて積層されている。
すると、2個の熱電発電モジュール50の夫々に設けられる両隔壁5の内側の高温空間10で、高温媒体Hgが流通する気密な高温媒体流路が形成され、更に、両隔壁5の夫々の外側とケーシング60との間の低温空間11で、低温媒体Cgが流通する気密な低温媒体流路が形成される。よって、この熱交換器100では、高温媒体流路と低温媒体流路を交互に形成されることになる。
尚、ケーシング60は、これら積層された熱発電モジュール50の上下面及び側面を適宜塞ぐ形態で設けられており、例えば、図7に示すように、高温空間10を流通する高温媒体Hgと低温空間11を流通する低温媒体Cgの相対的な流れ状態が、互いに直交する直交流となるように形成されている。
尚、この高温媒体Hg及び低温媒体Cgの相対的な流れ状態は、当然、上記直交流以外に、互いに対向する対向流や、互いに並行する並行流等の別の流れ状態としても構わない。
また、夫々の熱電発電モジュール50における熱電素子1,2及び接合部3,4は、互いに絶縁する必要があるので、それらは若干の隙間を介して配置されるが、この隙間に絶縁材を挟み込んで夫々の接触を確実に防止するように構成することもできる。
〔第4実施形態〕
第4実施形態の発電機能付き熱交換器110について、図8及び図9に基づいて説明する。
この熱交換器110は、上記第3実施形態の熱交換器100に対して、熱電発電モジュール50の積層状態において相違する。
即ち、熱交換器110では、2個の熱電発電モジュール50が、隣接間において高温空間10側同士を対向させると共に、その高温空間10において一方側の熱電発電モジュール50から突出する複数の熱電素子1,2間に形成される隙間に、他方側の熱電発電モジュール50から突出する複数の熱電素子1,2が挿入配置される状態で、交互に反転させて積層されている。即ち、一方側の熱電発電モジュール50は、他方側の熱電発電モジュール50に対して、隔壁5に沿った平面において、各熱電素子1,2の配置間隔の半分に相当する分だけ斜めにずらした状態で積層されている。
そして、このように熱電発電モジュール50を積層すれば、両隔壁5の内側に気密な高温媒体流路として形成される高温空間10において、夫々の熱電発電モジュール50から突出する熱電素子1,2が千鳥状に密集配置されることになるので、その高温空間10における高温媒体Hgの流れが一層乱れて、熱電素子1,2との熱伝達が一層促進される。
〔第5実施形態〕
第5実施形態の発電機能付き熱交換器120について、図10に基づいて説明する。
この熱交換器120は、上記第3及び第4実施形態の熱交換器100,110に対して、より多くの熱電発電モジュール50を積層した点で相違する。
即ち、熱交換器120では、4個の熱電発電モジュール50が、隣接間において高温空間10側同士更には低温空間11側同士を対向させた状態で、交互に反転させて積層されている。
具体的には、図10において上から1番目と3番目の熱電発電モジュール50が、高温側電極部3を上方に向け低温側電極部4を下方に向ける状態で配置され、図10において上から2番目と4番目の熱電発電モジュール50が、逆に低温側電極部4を上方に向け高温側電極部3を下方に向ける状態で配置されている。
すると、この熱交換器120では、高温媒体Hgが流通する2つの高温媒体流路と2つの低温媒体Cgが流通する低温媒体流路とが交互に形成されることになり、より多くの高温媒体Hgと低温媒体Cgが流通され、発電性能及び熱交換性能が向上されている。
〔第6実施形態〕
第6実施形態の発電機能付き熱交換器130について、図11,図12,図13,図14に基づいて説明する。
この熱交換器130は、上記第3,第4及び第5実施形態の熱交換器100,110,120に対して、各熱電発電モジュール52の夫々における熱電素子21,22の形状において相違する。
即ち、この熱交換器130では、交互に反転させて積層される複数の熱電発電モジュール52において、P型熱電半導体素子21及びN型熱電半導体素子22の夫々は、隔壁5に嵌入されその隔壁5に沿った板状の嵌入部23と、その嵌入部23の両面側の夫々に立設される板状の突出部24,25とを有して構成されている。
よって、このような熱電発電モジュール52を積層してなる熱交換器130では、高温空間10及び低温空間11の夫々において、高温媒体Hg及び低温媒体Cgの夫々が流通する流路断面積を比較的大きく確保しながら、熱電素子21,22における伝熱面を比較的大きく確保することができるので、発電性能を高く維持しながらコンパクト化を実現することができる。
また、夫々の熱電素子21,22の突出部24,25を、高温媒体Hg及び低温媒体Cgの流れ方向に沿った板状とすることで、夫々の媒体Hg,Cgを整流して圧力損失を低減することができる。
また、この夫々の突出部24,25を、隔壁5に沿って互いに直交する方向に板面を有するように配置すれば、この突出部24,25を有する熱電素子21,22を配置した熱電発電モジュール52を複数積層してなる熱交換器130では、図14に示すように、高温媒体Hgと低温空間11を流通する低温媒体Cgの相対的な流れ状態を、互いに直交する直交流とする熱交換器を構成することができる。
尚、これまで説明してきた実施形態では、熱電素子としてP型熱電半導体素子1,21とN型熱電半導体素子2,22とを交互に配置したが、別に、この配置形態や熱電素子の仕様等について適宜変更しても構わない。
本発明に係る熱電発電モジュールは、発電性能を適切且つ十分に向上することができる熱電発電モジュールとして有効に利用可能である。
また、本発明に係る発電機能付き熱交換器は、上記熱電発電モジュールを利用して発電可能としながら、高温空間を流通する高温媒体と低温空間を流通する低温媒体との間で比較的高性能で熱交換を行うことができる発電機能付き熱交換器として有効に利用可能であり、例えば、家庭用から産業用に至るコージェネレーション分野、熱利用分野に利用される熱交換器として利用できる。
特に、本発明に係る発電機能付き熱交換器は、燃料電池や燃焼機器から排出される排ガスの熱をその機器に供給される空気の予熱用として回収する空気予熱器等のように、気体−気体型の熱交換器として有効に利用可能である。また、この空気予熱器等において発電することで、排熱を電力としても回収することができ、エネルギ効率の一層の向上を実現することができる。
第1実施形態の熱電発電モジュールの概略構成を示す立面図 第1実施形態の熱電発電モジュールの概略構成を示す平面図 第1実施形態の熱電発電モジュールの概略構成を示す斜視図 第2実施形態の熱電発電モジュールの概略構成を示す平面図 第2実施形態の熱電発電モジュールの概略構成を示す斜視図 第3実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す立面図 第3実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す斜視図 第4実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す立面図 第4実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す斜視図 第5実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す斜視図 第6実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す立面図 第6実施形態で使用する発電素子の形状を示す斜視図 第6実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す平面図 第6実施形態の発電機能付き熱交換器の概略構成を示す斜視図 従来の熱電発電モジュールの概略構成を示す立面図
符号の説明
1,21:P型熱電半導体素子(熱電素子)
2,22:N型熱電半導体素子(熱電素子)
3,4:接合部
5a:開口部
5:隔壁
10:高温空間
11:低温空間
50,51,52:熱電発電モジュール
100,110,120,130:発電機能付き熱交換器
Hg:高温媒体
Cg:低温媒体
X:高さ領域

Claims (11)

  1. 一端部が高温空間により加熱され他端部が低温空間により冷却される形態で並設された複数の熱電素子と、前記複数の熱電素子の夫々を電気的に接合する接合部とを備えた熱電発電モジュールであって、
    前記複数の熱電素子の夫々が互いに間隔を置いて並設され、
    前記高温空間と前記低温空間との隔壁が、前記複数の熱電素子の高さ領域内に配置されている熱電発電モジュール。
  2. 前記熱電素子としてのP型熱電半導体素子とN型熱電半導体素子とが交互に並設され、
    前記接合部が、前記P型熱電半導体素子及び前記N型熱電半導体素子の夫々をP−N接合する電極部として構成されている請求項1に記載の熱電発電モジュール。
  3. 前記複数の熱電素子の夫々が幅方向よりも高さ方向が長尺な柱状に形成されている請求項1又は2に記載の熱電発電モジュール。
  4. 前記隔壁が、熱及び電気不良導体材料で構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の熱電発電モジュール。
  5. 前記隔壁に複数の開口部が形成され、前記複数の熱電素子の夫々が前記開口部に貫通状態で配置されている請求項1〜4の何れか一項に記載の熱電発電モジュール。
  6. 前記複数の熱電素子が格子状又は千鳥状に配列されている請求項1〜5の何れか一項に記載の熱電発電モジュール。
  7. 前記複数の熱電素子の夫々の前記高温空間及び前記低温空間の夫々への突出部又は前記接合部に、表面積を拡大する凹凸が形成されている請求項1〜6の何れか一項に記載の熱電発電モジュール。
  8. 前記複数の熱電素子の夫々に、耐食性の薄膜被覆が形成されている請求項1〜7の何れか一項に記載の熱電発電モジュール。
  9. 前記複数の熱電素子の夫々に、電気絶縁性の薄膜被覆が形成されている請求項1〜8の何れか一項に記載の熱電発電モジュール。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の熱電発電モジュールを、高温媒体を流通させる気密な高温媒体流路を前記高温空間で形成すると共に低温媒体を流通させる気密な低温媒体流路を前記低温空間で形成する形態で備えて、前記高温空間を流通する前記高温媒体と前記低温空間を流通する前記低温媒体との間で熱交換を行うように構成された発電機能付き熱交換器。
  11. 前記熱電発電モジュールの複数が、交互に反転させて積層されている請求項10に記載の発電機能付き熱交換器。
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