JP2007086696A - 眼鏡 - Google Patents

眼鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2007086696A
JP2007086696A JP2005293052A JP2005293052A JP2007086696A JP 2007086696 A JP2007086696 A JP 2007086696A JP 2005293052 A JP2005293052 A JP 2005293052A JP 2005293052 A JP2005293052 A JP 2005293052A JP 2007086696 A JP2007086696 A JP 2007086696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temple
fitting
fitting groove
glasses
fitting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005293052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4660787B2 (ja
Inventor
Takahiro Nishioka
隆広 西岡
Junji Taniguchi
順治 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fusion Base Kk
Original Assignee
Fusion Base Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fusion Base Kk filed Critical Fusion Base Kk
Priority to JP2005293052A priority Critical patent/JP4660787B2/ja
Publication of JP2007086696A publication Critical patent/JP2007086696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4660787B2 publication Critical patent/JP4660787B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成でテンプルとフロントとを着脱自在に取り付けることができ、かつ、コスト的,デザイン的にも優れた眼鏡の提供を目的とする。
【解決手段】 フロントFのヨロイ3又はテンプル5の前端に形成された嵌合部31と、テンプル5の前端又はフロントFのヨロイ3に形成され、嵌合部31と嵌合する嵌合溝51と、この嵌合溝51の底部又は嵌合部31に設けられた磁石52,32と、嵌合部31又は嵌合溝51の底部に設けられ、磁石52,32に磁着する磁着体と、嵌合部31又は嵌合溝51の底部に立設された位置決め突起53と、嵌合溝51の底部又は嵌合部31に形成され、位置決め突起53が係合する係合孔33と、フロントF及びテンプル5に形成され、テンプル5又はフロントFの一部が当接することでテンプルの回転を抑制する回転抑制部とを有する構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レンズを保持するフロントと、このフロントにヨロイを介して取り付けられるテンプルとを有する眼鏡に関し、特に、フロントに対してテンプルが着脱自在な眼鏡に関する。
眼鏡は、レンズを備えたフロントと、このフロントとヨロイを介して取り付けられたテンプルとから概略構成される。そして、一般的には、テンプルとヨロイとの間にはテンプルを折り畳み自在にするための蝶番が設けられていて、テンプルは、この蝶番にボルト等によって取り付けられている。
このように、眼鏡は、通常、テンプルがフロントにボルト等で取り付けられた状態で販売されるため、消費者の多種多様な好みに応じるために、メーカーや販売店は、需要を予測して多種多様な製品を予め製造しストックておかねばならず、そのためのコスト負担が大きいという問題がある。一方、消費者においては、多種多様な製品は選択の幅が拡がって好ましいことではあるが、膨大な種類の製品の中から真に自己の好みに合致したものを選択することが困難になるという問題がある。
このような問題点に鑑み、フロントとテンプルとを着脱自在にし、消費者の好みに応じてフロントとテンプルを組み合わせ、製品として販売する手法が近年拡がりつつある。このような手法は、フロントとテンプルの組み合わせの自由度を飛躍的に拡大し、メーカーや販売店において製品の在庫を減少させることができ、コスト削減に大きく貢献することができるほか、消費者の好みに応じた製品を短時間で提供することができるため、近年有望視されている手法である。
フロントに対してテンプルを着脱自在にする手段は、従来より様々なものが提案されている。例えば、特許文献1,2に記載の組立て式眼鏡フロントでは、眼鏡を構成する部品どうしを磁石により固定することで、組立・分解可能な構造としている。また、特許文献3では、差し込み部と開口凹部(差し込み孔)とを有し、開口凹部の底部に磁石を取り付けることで、フロントに対してテンプルを着脱自在にした眼鏡フロントが提案されている。
特開平8−281824号公報 実用新案登録第3019999号 特開平7−199129号公報
しかし、上記文献に記載の眼鏡は、差し込み孔にテンプルを差し込んで固定する構造のものは、差し込み部材と差し込み孔との寸法精度を精密に仕上げないと、テンプルとフロントとの間でがたが生じやすいという問題がある。しかしながら、差し込み部材と差し込み孔との寸法精度を精密にすると、製造コストが高くなるばかりでなく、テンプルとフロントの組立と分解が困難になり、さらに、脱着を繰り返すことで嵌め合いがあまくなってがたが生じたり、テンプルやフロントを破損するという新たな問題が生じる。
さらに、文献3に記載の眼鏡では、眼鏡を顔から外すときにテンプルの軸線方向、つまりテンプルをフロントから引き抜こうとする方向に比較的大きな力が作用するため、眼鏡を外す際に差し込み部材が差し込み孔から抜け出てテンプルとフロントとが分解してしまうおそれがある。そこで、実質的には、組立後に両者をボルト等で固定しなければならず、着脱が容易ではなくなるという問題もある。
またさらに、文献3に記載の眼鏡では、フロントとテンプルとの継ぎ目がテンプルの長手方向の途中に表れ、眼鏡のデザイン上好ましくないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成でテンプルとフロントとをがた無く着脱自在に取り付けることができ、かつ、コスト的,デザイン的にも優れた眼鏡の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、フロントに対してテンプルが着脱自在に取り付けられる眼鏡において、前記フロントのヨロイ部分又は前記テンプルのヨロイ側の端部に形成され、前記テンプルの軸線方向に向けて延びる嵌合部と、前記テンプルの端部又は前記フロントのヨロイ部分に形成され、前記嵌合部と嵌合する嵌合溝と、この嵌合溝の底部又は前記嵌合部に設けられた磁石と、前記嵌合部又は前記嵌合溝の底部に設けられ、前記磁石に磁着する磁着体と、前記嵌合部又は前記嵌合溝の底部に立設された位置決め突起と、前記嵌合溝の底部又は前記嵌合部に形成され、前記位置決め突起と係合して、前記フロントに対する前記テンプルの位置決めを行うとともに、前記フロントに対する前記テンプルの軸線方向の移動を規制する係合孔と、前記テンプルに設けられ、前記嵌合部を前記嵌合溝に嵌合した際に、前記嵌合部の端部と当接する第一の当接部と、前記フロントに設けられ、前記嵌合部を前記嵌合溝に嵌合した際に、前記嵌合溝の端部と当接する第二の当接部とを有する構成としてある。
本発明の眼鏡においては、テンプルは眼鏡外側からフロントのヨロイ部分に取り付けられる。取付後のテンプルにおいては、フロントに対し、軸線方向(長手方向)の移動、前記軸線と交叉する方向の揺動、前記軸線周りの回転、嵌合溝から嵌合部が脱出する方向への移動が規制される必要がある。
本発明の眼鏡では、軸線方向の移動は、位置決め突起と係合孔とが係合することで規制される。また、軸線周りの回転は、ほぼ同一形状に形成された嵌合部と嵌合溝との嵌合により規制される。さらに、嵌合溝から嵌合部が脱出する方向への移動は、磁石と磁着体との磁着作用によって規制される。また、前記軸線と交叉する方向の揺動は、前記嵌合部の端部と第一の当接部との当接及び前記嵌合溝の端部と第二の当接部との当接により規制される。
このように、本発明の眼鏡では、簡単な構成であらゆる方向の移動や揺動、回転を規制して、フロントに対してテンプルをがた無くしっかりと取り付けることができる高品質の眼鏡を得ることができる。
嵌合溝の開口の方向は、眼鏡のデザイン性を考慮して、嵌合溝と嵌合部とが眼鏡の外側から見えないものであるのが好ましい。すなわち、請求項2に記載するように、前記嵌合溝が、前記眼鏡の内側又は上方若しくは下方に向けて開口していて、前記軸線と直交する方向から前記嵌合部が嵌合されるようにするとよい。
前記した係合孔と位置決め突起は、請求項3に記載するように、前記係合孔を、前記嵌合部又は前記嵌合溝の底部に貫通して形成し、前記位置決め突起の長さを前記係合孔の深さよりも長く形成するとよい。
このようにすることで、テンプルをフロントに取り付けた際に、位置決め突起の先端が嵌合部又は嵌合溝の底部から僅かに突出し、テンプルをフロントから取り外す際に、この位置決め突起の先端を押すことで、嵌合部と嵌合溝との嵌合状態を容易に解除させ、テンプルの取り外しを容易にする。
前記の嵌合部は、フロント側又はテンプル側のいずれに形成してもよい。テンプル側に嵌合溝を形成する場合は、請求項4に記載するように、前記嵌合溝の先端を蝶番とほぼ同じ位置に位置させるとよい。
このようにすることで、テンプルとフロントとの間の継ぎ目をほとんど目立たなくすることができる。
なお、本発明においては、テンプル及びフロントの少なくとも一方に磁石を設け、他方にこの磁石に磁着する磁着体を設けるものとしてもよいが、請求項5に記載するように、テンプル及びフロントの双方に磁石を設けてもよい。このようにすることで、フロントにテンプルを強力に取り付けることができる。なお、磁石としては、磁着力の強いネオジウム磁石を使用するとよい。
また、請求項6に記載するように、前記嵌合溝の端部及び前記第二の当接部は、前記テンプルの回動方向と同方向に傾斜した傾斜面として形成するとよい。
このようにすることで、特に、眼鏡を装着するに際してテンプルを押し広げる方向に大きな力が作用しても、テンプルがフロントから容易に外れるということがない。
本発明においては、請求項7に記載するように、前記位置決め突起を前記軸線に対して傾斜させて設け、かつ、前記係合孔を前記位置決め突起の傾斜に応じた方向及び角度で傾斜させるとよい。このようにすることで、眼鏡の使用中においてテンプルをフロントに対してより外れにくくすることができる。
位置決め突起の傾斜方向は、第一の当接部又は第二の当接部と同じ(平行)であってもよいが、異なる角度とすれば、眼鏡の使用中にテンプルをフロントに対してより外れにくくすることができる。
本発明によれば、フロントへのテンプルの取り付け及びフロントからのテンプルの取り外しを容易に行えるようになるうえ、フロントとテンプルの脱着を繰り返しても、容易にがたが生じたり、破損したりすることがない。また、フロントとテンプルの継ぎ目を蝶番とほぼ同位置に位置させることが可能で、眼鏡のデザイン性に悪影響を及ぼすこともない。
さらに、消費者の好みに応じた多種多様な眼鏡を、低廉なコストで簡単に組み立てることができ、メーカーや販売店における在庫数を飛躍的に減少させることが可能である。
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の眼鏡の第一の実施形態にかかり、図1はフロントとテンプルの分解平面図、図2は、フロントとテンプルの取付部分を拡大した分解斜視図である。
なお、以下の説明では、レンズをリムによって保持させるフルリム又はハーフリムの眼鏡を例に挙げて説明するが、本発明は、リムを有しないリムレス眼鏡にも適用が可能である。また、以下の説明において「前」と記載するときは図1の紙面左側を指し、「後」と記載するときは図1の紙面右側を指すものとする。
フロントFは、リム1と、このリム1によって保持されたレンズ2と、ヨロイ3とを有している。ヨロイ3は、前端がリム1に連結されたヨロイ前部3aと、テンプル5が取り付けられるヨロイ後部3bと、ヨロイ前部3a及びヨロイ後部3bを回転自在に連結する蝶番4とから構成されている。
ヨロイ後部3bには、テンプル5の軸線Cに沿って後方に延出する嵌合部31が形成されている。嵌合部31とヨロイ後部3bとの境界部分は、内側から外側に向けて傾斜する斜面状の段付き面3cとして形成されている。
テンプル5の前端には、嵌合部31と嵌合する嵌合溝51が、軸線C方向に切り欠き形成されている。テンプル5の前端面51aは、段付き面3cと同じ方向に同じ角度で傾斜する傾斜面として形成されている。また、この実施形態において、嵌合溝51の開口は、眼鏡の内側を差し向くように形成されていて、テンプル5は眼鏡の外側からヨロイ後部3bに取り付けられる。
嵌合部31及び嵌合溝51は、同一の断面形状(図示の例では矩形状)を有するように形成され、かつ、嵌合部31の幅、長さ及び肉厚の各寸法は、嵌合溝51の幅、長さ及び溝深さの各寸法とほぼ同一に形成されている。
なお、眼鏡を組み立てたときのガタを抑制するために、嵌合溝51の幅寸法H(図2参照)を、嵌合部31の幅寸法よりも僅かに小さく形成し、若干締り嵌めの状態で嵌合部31が嵌合溝51に嵌合されるようにするのが好ましい。
嵌合部31と嵌合溝51の底部のほぼ中央には、ネオジウム磁石である磁石32,52が取り付けられ、嵌合溝51に嵌合部31を嵌入したときに、磁石32,52の磁着作用により、フロントFとテンプル5とが互いに強固に固定されるようになっている。
また、嵌合溝51の底部には、磁石52と前端面51aとの間に位置決め突起である位置決めピン53が立設され、この位置決めピン53が挿入される係合孔としてのピン孔33が、嵌合部31の対応する部位に貫通形成されている。
この実施形態において位置決めピン及びピン孔33は、図示するように、嵌合溝51の底面及び軸線Cに対してほぼ垂直で、後述する嵌合溝51の後端面51bに対してほぼ平行に形成されている。
また、位置決めピン53の外径とピン孔33の内径とはほぼ同一の寸法に形成するのが好ましく、かつ、位置決めピン53の全長をピン孔33の孔深さよりも若干長く形成するのが好ましい。このようにすることで、嵌合部31を嵌合溝51に嵌合させてテンプル5をフロントFに取り付けたときに、位置決めピン53の先端がピン孔33から僅かに眼鏡の内方に突出し、テンプル5をフロントFから取り外す際の手掛かりになる。
嵌合部31を嵌合溝51に嵌め込むと、両者の嵌合により軸線C周りの相対的な回転及び位置決めピン53周りの相対的な回転が規制される。また、二つの磁石32,52の磁着作用によって、嵌合部31が嵌合溝51から脱出する方向の移動が規制される。さらに、位置決めピン53とピン孔33との係合によって、嵌合溝51と嵌合部31の前後方向の相対移動が規制される。
またさらに、嵌合部31を嵌合溝51に嵌合させると、嵌合部31の後端面31aが嵌合溝51の後端面51bに当接するとともに、テンプル5の前端面51aが嵌合部31の基部の段付き面3cに当接する。これにより、テンプル5の上下方向の揺動が規制される。すなわち、この実施形態では、嵌合溝51の後方に位置する後端面51bが、嵌合部31を嵌合溝51に嵌合した際に嵌合部31の後端面31aと当接する第一の当接部を構成し、ヨロイ後部3bの嵌合部31の基部に位置する段付き面3cが、嵌合部31を嵌合溝51に嵌合した際に、嵌合溝51の前端面51aと当接する第二の当接部を構成するわけである。
このようにして、本発明の眼鏡では、テンプル5をフロントFに取り付けた際のあらゆる方向の移動や回転が強固に規制されるので、組立後の眼鏡においてテンプル5をフロントFの取付部分でがたが生じるということがない。また、段付き面3c及び前端面51aは傾斜面として形成されているので、眼鏡を装着する際にテンプル5を押し広げる方向に大きな力が作用しても、嵌合部31が嵌合溝51から容易に抜脱することがない。
図3は、テンプル5とフロントFとを取り付けた状態を示す図で、図3(a)はその平面図、図3(b)はその側面図である。
図3(a)に示すように、テンプル5をフロントFに取り付けた状態では、位置決めピン53の先端が僅かに嵌合部31から眼鏡の内方に突出している。そのため、テンプル5をフロントFから取り外す際には、この突出部分を押してテンプル5をフロントFから浮かせ、密着状態を解除することで、取り外しが容易になる。
また、図3(b)に示すように、本発明の眼鏡においては、テンプル5とフロントFとの継ぎ目(図3b中符号Lで示す線の部分)を、蝶番4のきわめて近傍又は同一位置に位置させることができる。そのため、継ぎ目がテンプル5の途中に位置することで眼鏡のデザイン性を損なうことがない、という利点がある。
図4は、本発明の第二の実施形態にかかる眼鏡のフロントとテンプルの説明図で、(a)はフロントとテンプルの分解平面図、(b)はフロントとテンプルの組立平面図である。
なお、先の実施形態と同一部材,同一部位には同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
この実施形態では、嵌合溝51の底部には、磁石52の前後に二つの位置決めピン53a,53bが立設されている。
位置決めピン53a,53bは、先端が前方に向かうように、軸線Cに対して同じ角度で傾斜して形成されている。また、位置決めピン53a,53bが挿入されるピン孔33a,33bは、位置決めピン53a,53bの傾斜角度と同じ角度及び同じ方向で傾斜して形成されている。
この実施形態の眼鏡では、図4(b)に示すように、眼鏡使用の際に軸線Cとほぼ直交する横方向(白抜き矢印I方向)に力が作用しても、傾斜した位置決めピン53a,53bがピン孔33a,33bから容易に抜脱しないので、フロントFとテンプル5との組立強度をさらに高めることができる。
なお、位置決めピン53a,53b及びピン孔33a,33bの角度は、嵌合溝51に嵌合部31を嵌合させてフロントFにテンプル5を取り付けることができ、かつ、横方向に作用する力に対して容易に位置決めピン53a,53bがピン孔33a,33bから抜脱しないものであればよい。また、位置決めピン53a,53b及びピン孔33a,33bの傾斜方向は、フロントFにテンプル5を取り付けることができるのであれば、上記したような前後方向に限らず、左右方向であってもよい。
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の説明では、嵌合部31及び嵌合溝51の断面形状は矩形状であるものとして説明したが、両者の各部が同一寸法に形成された同一形状のものであればよく、例えば、三角状や楕円状、不定形状の断面を有するものであってもよい。
また、上記の説明では、嵌合部31及び嵌合溝51の双方に磁石32,52を設けるものとして説明したが、嵌合部31又は嵌合溝51のいずれか一方に磁石(32又は52)を設け、他方にこの磁石と磁着する金属を設けてもよい。また、テンプル5又はフロントFの一部を磁着性の金属で形成するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、嵌合溝51の開口は眼鏡の内側を差し向くものとして説明したが、嵌合溝51の開口の方向はこれに限られるものではない。しかしながら、眼鏡のデザイン性を考慮すると、嵌合溝51と嵌合部31とは眼鏡の外側から見えないものであるのが好ましく、前記開口は、内側の他、上方又は下方に差し向くようにするのが好ましい。
また、上記の第一及び第二の実施形態において、位置決めピン及びピン孔の数は一つであっても二つであってもよく、さらにそれ以上の数であってもよい。
さらに、第一の当接部(51b)及び第二の当接部(3c)は、嵌合部31が嵌合溝51から抜脱しにくくなるように、軸線C及び位置決めピン,ピン孔に対して一定の傾斜を設けてもよい。
またさらに、係合孔として貫通状のピン孔33,33a,33bを例に挙げて説明したが、貫通孔ではなく有底の孔であってもよいし、溝状のものであってもよい。また、位置決め突起としてピン状のものを例に挙げて説明したが、ピン状のものに限らず凸状のものであってもよい。
本発明は、金属製や樹脂製,木製その他の材質の眼鏡に適用することが可能であるほか、テンプルとフロントとを有する眼鏡であれば、リムの形態(リムレス、ハーフリム、フルリム)に関わらず、広く適用することが可能である。
本発明の眼鏡の第一の実施形態にかかり、フロントとテンプルの分解平面図である。 フロントとテンプルの取付部分を拡大した分解斜視図である。 フロントFにテンプル5を取り付けた状態を示す図である。 本発明の第二の実施形態にかかる眼鏡のフロントとテンプルの説明図で、(a)はフロントとテンプルの分解平面図、(b)はフロントとテンプルの組立平面図である。
符号の説明
1:リム
2:レンズ
3:ヨロイ
3a:ヨロイ前部
3b:ヨロイ後部
3c:段付き面(第二の当接部)
31:嵌合部
31a:後端面
32:磁石
33:ピン孔(係合孔)
33a,33b:ピン孔(係合孔)
5:テンプル
51:嵌合溝
51a:前端面
51b:後端面(第一の当接部)
52:磁石
53:位置決めピン(位置決め突起)
53a,53b:位置決めピン(位置決め突起)

Claims (7)

  1. フロントに対してテンプルが着脱自在に取り付けられる眼鏡において、
    前記フロントのヨロイ部分又は前記テンプルのヨロイ側の端部に形成され、前記テンプルの軸線方向に向けて延びる嵌合部と、
    前記テンプルの端部又は前記フロントのヨロイ部分に形成され、前記嵌合部と嵌合する嵌合溝と、
    この嵌合溝の底部又は前記嵌合部に設けられた磁石と、
    前記嵌合部又は前記嵌合溝の底部に設けられ、前記磁石に磁着する磁着体と、
    前記嵌合部又は前記嵌合溝の底部に立設された位置決め突起と、
    前記嵌合溝の底部又は前記嵌合部に形成され、前記位置決め突起と係合して、前記フロントに対する前記テンプルの位置決めを行うとともに、前記フロントに対する前記テンプルの軸線方向の移動を規制する係合孔と、
    前記テンプルに設けられ、前記嵌合部を前記嵌合溝に嵌合した際に、前記嵌合部の端部と当接する第一の当接部と、
    前記フロントに設けられ、前記嵌合部を前記嵌合溝に嵌合した際に、前記嵌合溝の端部と当接する第二の当接部と、
    を有することを特徴とする眼鏡。
  2. 前記嵌合溝が、前記眼鏡の内側又は上方若しくは下方に向けて開口していて、前記軸線と直交する方向から前記嵌合部が嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡。
  3. 前記係合孔が、前記嵌合部又は前記嵌合溝の底部を貫通して形成され、かつ、前記位置決め突起の長さを前記係合孔の深さよりも長くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡。
  4. 前記テンプルに嵌合溝を形成した場合において、前記嵌合溝の先端を蝶番と同位置に位置させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の眼鏡。
  5. 前記磁着体が磁石であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の眼鏡。
  6. 前記嵌合溝の端部及び前記第二の当接部を、前記テンプルの回動方向と同方向に傾斜した傾斜面としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の眼鏡。
  7. 前記位置決め突起を前記軸線に対して傾斜させて設け、かつ、前記係合孔を前記位置決め突起の傾斜に応じた方向及び角度で傾斜させたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の眼鏡。
JP2005293052A 2005-08-25 2005-10-05 眼鏡 Expired - Fee Related JP4660787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005293052A JP4660787B2 (ja) 2005-08-25 2005-10-05 眼鏡

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005244832 2005-08-25
JP2005293052A JP4660787B2 (ja) 2005-08-25 2005-10-05 眼鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007086696A true JP2007086696A (ja) 2007-04-05
JP4660787B2 JP4660787B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=37973697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005293052A Expired - Fee Related JP4660787B2 (ja) 2005-08-25 2005-10-05 眼鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4660787B2 (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103562779A (zh) * 2011-05-31 2014-02-05 金长洛 可利用磁铁替换镜腿的眼镜
US9829719B1 (en) * 2016-08-01 2017-11-28 Asher Neren Eyeglasses assembly comprising frame and interchangeable side pieces
CN110161702A (zh) * 2019-06-18 2019-08-23 常州嘉视健康科技有限公司 一种带快拆电池的智能眼镜
JP2021508843A (ja) * 2017-12-20 2021-03-11 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 拡張現実視認デバイスのための挿入体
US11567324B2 (en) 2017-07-26 2023-01-31 Magic Leap, Inc. Exit pupil expander
US11579441B2 (en) 2018-07-02 2023-02-14 Magic Leap, Inc. Pixel intensity modulation using modifying gain values
US11598651B2 (en) 2018-07-24 2023-03-07 Magic Leap, Inc. Temperature dependent calibration of movement detection devices
US11609645B2 (en) 2018-08-03 2023-03-21 Magic Leap, Inc. Unfused pose-based drift correction of a fused pose of a totem in a user interaction system
US11624929B2 (en) 2018-07-24 2023-04-11 Magic Leap, Inc. Viewing device with dust seal integration
US11630507B2 (en) 2018-08-02 2023-04-18 Magic Leap, Inc. Viewing system with interpupillary distance compensation based on head motion
US11737832B2 (en) 2019-11-15 2023-08-29 Magic Leap, Inc. Viewing system for use in a surgical environment
US11756335B2 (en) 2015-02-26 2023-09-12 Magic Leap, Inc. Apparatus for a near-eye display
US11762623B2 (en) 2019-03-12 2023-09-19 Magic Leap, Inc. Registration of local content between first and second augmented reality viewers
US11776509B2 (en) 2018-03-15 2023-10-03 Magic Leap, Inc. Image correction due to deformation of components of a viewing device
US11790554B2 (en) 2016-12-29 2023-10-17 Magic Leap, Inc. Systems and methods for augmented reality
US11856479B2 (en) 2018-07-03 2023-12-26 Magic Leap, Inc. Systems and methods for virtual and augmented reality along a route with markers
US11874468B2 (en) 2016-12-30 2024-01-16 Magic Leap, Inc. Polychromatic light out-coupling apparatus, near-eye displays comprising the same, and method of out-coupling polychromatic light
US11885871B2 (en) 2018-05-31 2024-01-30 Magic Leap, Inc. Radar head pose localization
US11953653B2 (en) 2017-12-10 2024-04-09 Magic Leap, Inc. Anti-reflective coatings on optical waveguides
US12016719B2 (en) 2018-08-22 2024-06-25 Magic Leap, Inc. Patient viewing system
US12033081B2 (en) 2019-11-14 2024-07-09 Magic Leap, Inc. Systems and methods for virtual and augmented reality
US12044851B2 (en) 2018-12-21 2024-07-23 Magic Leap, Inc. Air pocket structures for promoting total internal reflection in a waveguide

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558970U (ja) * 1978-07-04 1980-01-21
JPH0431115U (ja) * 1990-07-10 1992-03-12
JPH07199129A (ja) * 1994-01-11 1995-08-04 Tokin Corp 眼鏡フレーム
JPH11237591A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Ekushio:Kk メガネフレームのツルの取り付け構造
JP2000314854A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Hoya Corp 眼 鏡

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558970U (ja) * 1978-07-04 1980-01-21
JPH0431115U (ja) * 1990-07-10 1992-03-12
JPH07199129A (ja) * 1994-01-11 1995-08-04 Tokin Corp 眼鏡フレーム
JPH11237591A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Ekushio:Kk メガネフレームのツルの取り付け構造
JP2000314854A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Hoya Corp 眼 鏡

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103562779A (zh) * 2011-05-31 2014-02-05 金长洛 可利用磁铁替换镜腿的眼镜
US11756335B2 (en) 2015-02-26 2023-09-12 Magic Leap, Inc. Apparatus for a near-eye display
US9829719B1 (en) * 2016-08-01 2017-11-28 Asher Neren Eyeglasses assembly comprising frame and interchangeable side pieces
US11790554B2 (en) 2016-12-29 2023-10-17 Magic Leap, Inc. Systems and methods for augmented reality
US11874468B2 (en) 2016-12-30 2024-01-16 Magic Leap, Inc. Polychromatic light out-coupling apparatus, near-eye displays comprising the same, and method of out-coupling polychromatic light
US11567324B2 (en) 2017-07-26 2023-01-31 Magic Leap, Inc. Exit pupil expander
US11927759B2 (en) 2017-07-26 2024-03-12 Magic Leap, Inc. Exit pupil expander
US11953653B2 (en) 2017-12-10 2024-04-09 Magic Leap, Inc. Anti-reflective coatings on optical waveguides
JP7496311B2 (ja) 2017-12-20 2024-06-06 マジック リープ, インコーポレイテッド 拡張現実視認デバイスのための挿入体
JP2021508843A (ja) * 2017-12-20 2021-03-11 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 拡張現実視認デバイスのための挿入体
US11762222B2 (en) 2017-12-20 2023-09-19 Magic Leap, Inc. Insert for augmented reality viewing device
US11776509B2 (en) 2018-03-15 2023-10-03 Magic Leap, Inc. Image correction due to deformation of components of a viewing device
US11908434B2 (en) 2018-03-15 2024-02-20 Magic Leap, Inc. Image correction due to deformation of components of a viewing device
US11885871B2 (en) 2018-05-31 2024-01-30 Magic Leap, Inc. Radar head pose localization
US12001013B2 (en) 2018-07-02 2024-06-04 Magic Leap, Inc. Pixel intensity modulation using modifying gain values
US11579441B2 (en) 2018-07-02 2023-02-14 Magic Leap, Inc. Pixel intensity modulation using modifying gain values
US11856479B2 (en) 2018-07-03 2023-12-26 Magic Leap, Inc. Systems and methods for virtual and augmented reality along a route with markers
US11598651B2 (en) 2018-07-24 2023-03-07 Magic Leap, Inc. Temperature dependent calibration of movement detection devices
US11624929B2 (en) 2018-07-24 2023-04-11 Magic Leap, Inc. Viewing device with dust seal integration
US11630507B2 (en) 2018-08-02 2023-04-18 Magic Leap, Inc. Viewing system with interpupillary distance compensation based on head motion
US11609645B2 (en) 2018-08-03 2023-03-21 Magic Leap, Inc. Unfused pose-based drift correction of a fused pose of a totem in a user interaction system
US11960661B2 (en) 2018-08-03 2024-04-16 Magic Leap, Inc. Unfused pose-based drift correction of a fused pose of a totem in a user interaction system
US12016719B2 (en) 2018-08-22 2024-06-25 Magic Leap, Inc. Patient viewing system
US12044851B2 (en) 2018-12-21 2024-07-23 Magic Leap, Inc. Air pocket structures for promoting total internal reflection in a waveguide
US11762623B2 (en) 2019-03-12 2023-09-19 Magic Leap, Inc. Registration of local content between first and second augmented reality viewers
CN110161702A (zh) * 2019-06-18 2019-08-23 常州嘉视健康科技有限公司 一种带快拆电池的智能眼镜
US12033081B2 (en) 2019-11-14 2024-07-09 Magic Leap, Inc. Systems and methods for virtual and augmented reality
US11737832B2 (en) 2019-11-15 2023-08-29 Magic Leap, Inc. Viewing system for use in a surgical environment

Also Published As

Publication number Publication date
JP4660787B2 (ja) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4660787B2 (ja) 眼鏡
US7396124B1 (en) Positioning structure for auxiliary eyeglasses
JP5586039B1 (ja) 眼鏡、テンプル及び装飾部材
JP2011095691A (ja) 眼鏡用のヒンジ機構
JP2007275231A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP3079119U (ja) めがねユニット
JP2008164646A (ja) リムレス眼鏡およびその組立方法
JP5370715B2 (ja) リムレス眼鏡
JP5690936B2 (ja) 連結構造
WO2015151700A1 (ja) メガネフレーム
JP2002268017A (ja) 眼鏡の新テンプル連結構造
US7070271B2 (en) Eyeglasses assembly including main eyeglasses and auxiliary eyeglasses combined with each other via connection bar
US20070216852A1 (en) Eyeglasses assembly
US6966646B1 (en) Self-assembly glasses
TWI516826B (zh) glasses
KR101211819B1 (ko) 안경테 및 그 제조방법
JP4245613B2 (ja) 度付きサングラス
JP2004093704A (ja) 眼鏡の連結構造およびそれを備えた眼鏡
JP2010060624A (ja) 長さ調整可能なテンプル及び当該テンプルを備える眼鏡
KR200407816Y1 (ko) 안경과 선셰이드클립어셈블리
JP2011185982A (ja) 眼鏡のヒンジ部
JP2003121797A (ja) 縁無し眼鏡構成用の樹脂フレーム
JP2001201722A (ja) 眼鏡の蝶番構造
KR200278783Y1 (ko) 안경테의 결합구조
US20050094097A1 (en) Eyeglass assembly with an auxiliary eyeglass unit attached to a primary eyeglass unit by a magnetic connector

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees