JP2007085533A - 振動機器用振動吸収板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗濯機など振動発生機器の振動を吸収して床面等へ振動伝搬を防止し、安価で簡易に製作、使用が出来る振動機器用振動吸収板を得ること。
【解決手段】 複数層の振動吸収板本体1は、振動機器載置側の上層振動吸部2と床面接地側の下層振動吸部3を粘弾性の高分子材料で一体的に形成すると共に該上層振動吸部2を下層振動吸部3より軟質の異質硬度材で形成し、また該下層振動吸部3の床面接地側に所定間隔の溝部5を複数配列して該下層振動吸部3の下面の各突出部を弾性支持部6として形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗濯機など振動発生機器の振動を吸収して床面等へ振動伝搬を防止する振動機器用振動吸収板に関する。
従来の振動機器用振動吸収板は、ブチルゴム系などの材質を使用した製品が多く市販されており、エアコン、洗濯機などの脚部と床との間に咬ませて、一般的に多く使用されている。
また、エアコンなどの脚部と床との間に咬ませて使用される事例として、床面側に高さを変えた独立突起を形成するもの又はゴム板全面に溝を並列するように形成し、該床面に当接する列と当接しない列を有するように突起の高さをそれぞれ変えて形成した四隅貼着用ゴム板を合成樹脂発泡体枠体の下面に接着固定した防振台がある。(例えば、特許文献1参照)。
さらに、洗濯機などに内蔵されたモーター等の振動を防止するため、振動防止装置を脚部と床との間に咬ませて使用される事例として、振動防止装置である容器本体内に大小の独立した突起を設けた防振板を内設した振動防止装置がある。(例えば、特許文献2参照)。
加えて、振動を生ずる諸機器を床との間に咬ませて使用される事例として、ゴムなどで製作したドーム状の有弾性成形体で球面外周に突状筋を配し、有弾性成形体の空洞部内にコイルバネを配した防振緩衝マットがある。(例えば、特許文献3参照)。
さらに加えて、図示された防振板の裏面の四隅に複数個配置されたコイルスプリング入りのゴム弾性体が、該防振板を防水パンの内定壁に載置するとした洗濯機用防振板がある。(例えば、特許文献4参照)。
実開昭55−001018号 公報 実開平6−040495号 公報 実願平6−482号 公報 実開平9−201242号 公報
上述の市販されているブチルゴム系などの材質を使用した製品は、防振ゴムの振動吸振力が小さく、よって洗濯機など振動発生機器の振動を低く抑える能力が低く、振動低減の効果が小さかった。
また、上述した従来の特許文献1の防振台は、エアコンなどの振動発生機器を合成樹脂発泡体枠体で受けるので、対応する振動発生機器の大きさが限られ、また明細書の説明にもある如く重量物積載用防振台で、該重量によって直線状リブ部6aの直線状高リブ部6b又は直線状低リブ部6cが接地非接地で対応するという、振動発生機器の重量に合わせて吸振するもので、振動発生機器の大きさに対応できず、防振も小さかった。
さらに、特許文献2の振動防止装置は、容器本体1と蓋体3をネジ22を介して連結しているため、ネジ22を介して振動が下部に伝わり防振作用が小さく、また上述した如く、一般的に防振ゴムは、制振能力が低く振動防止効果が少なく、また安価で簡易性がなかった。
加えて、特許文献3の防振緩衝マットは、偏過重に対する座屈過重の変化を小さくするものであり、また上述した如く、一般的に防振ゴムは、制振能力が低くある程度の振動伝達が発生し、振動低減の効果が小さく、また安価で簡易性がなった。
さらにまた、特許文献4の洗濯機用防振板は、上述した如く、コイルスプリング入りのゴム弾性体による防振を目的とし、これもまた上述した如く、一般的に防振ゴム及びスプリングは制振性が低く、ある程度の振動伝達が発生し、振動低減の効果が小さく、また安価で簡易性がなかった。
上述の各先行技術から、制振性の低い防振ゴム及びスプリングを主に使用しているので、制振性が低く、ある程度の振動伝達が発生し、振動低減の効果が小さく、また構成も比較的複雑で、安価で簡易性がなかった。
本発明は、上記課題を有効に達成するために、第1の解決手段として、複数層から成る振動機器用振動吸収板に於いて、振動吸収板本体は、振動機器載置側の上層振動吸部と床面接地側の下層振動吸部を粘弾性の高分子材料で一体的に形成すると共に該上層振動吸部を下層振動吸部より軟質の異質硬度材で形成し、また該下層振動吸部の床面接地側に所定間隔の溝部を複数配列形成して該下層振動吸部の下面の各突出部を弾性支持部として形成することで、洗濯機などの振動機器の振動を吸収して制振することで、洗濯機などから伝わる固体音による騒音防止ができる事としている。
本発明は、上述したそれぞれの手段によって有効な効果が得られるもので、特に第1の解決手段の振動吸収板本体は、振動機器載置側の上層振動吸部と床面接地側の下層振動吸部を粘弾性の高分子材料で一体的に形成すると共に該上層振動吸部を下層振動吸部より軟質の異質硬度材で形成し、また該下層振動吸部の床面接地側に所定間隔の溝部を複数配列形成して該下層振動吸部の下面の各突出部を弾性支持部として形成しているので、
洗濯機などの振動機器の振動を吸収する吸振作用により、制振能力が高く、また床などへの振動吸収力により、その振動が洗濯機などから伝わる固体音と成らず、それによる騒音防止の効果が得られる。
また、洗濯機など振動発生機器の重量差を硬質の弾性支持部のたわみ力で対応支持でき、またその構成も簡易で、さらに一体成型で簡易に製作でき、これらから安価で、使用も簡易な振動機器用振動吸収板を得ることができ、よって、本発明は、実用上著大な効果を奏する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、図1において、1は振動吸収板本体で、該振動吸収板本体1は、粘弾性材料の制振ポリマーアロイで上層振動吸部2と下層振動吸部3を一体的に形成している。
該上層振動吸部2は、下層振動吸部3より対比で軟質に設定された異質硬度材の粘弾性材料の制振ポリマーアロイで、スチレン・オレフィン系のポリマーアロイを使用し、JISA硬度30°〜60°近傍で形成される。
また、下層振動吸部3は、該上層振動吸部2と略同様の制振ポリマーアロイで、対比で若干硬質のJISA硬度40°〜80°近傍で形成される。
そして、該下層振動吸部3の床面4に接する接地側に溝部5、5、……を所定間隔で形成し、該溝部5、5、……が形成された下面全面に凹凸部が形成され、該凸部を弾性支持部6、6、……としている。
しかして、今、図2に示すように、床面4に洗濯機7などの振動機器に使用する使用例で、先ず、図示する洗濯機7の脚部8、8の先部に設けられた防振ゴム付きアジャスター部9、9を介して振動吸収板本体1、1に載置されている。
そして、水が入り重量の増した状態の洗濯機7を、該洗濯機7の脚部8、8、……を介して振動吸収板本体1に載置すると、図3に示すように、上層振動吸部2が窪み変形すると共に下層振動吸部3の溝部5、5、……と弾性支持部6、6、……も変形支持する。
該変形支持は、荷重の掛かる脚部8、8、……を中心に上層振動吸部2と下層振動吸部3の変形した溝部5A、5A、……と変形した弾性支持部6A、6A、……が弾発変形すると共に支持している。
つまり、洗濯機7の重量を上層振動吸部2より硬質に設定された下層振動吸部3が、該軟質の上層振動吸部2を介して支持すると共に該脚部8、8、……から伝わる振動を弾性支持部6、6、……に分散するように弾発支持している。
しかして、その状態で洗濯機7を運転すると、その運転による振動を上層振動吸部2の粘弾性材料の制振ポリマーアロイが、振動を吸収して固体音(振動)軽減する。
さらに、上層振動吸部2により吸振分散された振動と該洗濯機7の重量を、対比で硬質の下層振動吸部3が支持し、また下層振動吸部3を介して溝部5A、5A、……と弾性支持部6A、6A、……に伝搬され、その吸振分散された振動と重量を弾発支持する弾性支持部6A、6A、……が粘弾性制振機能による吸振作用で振動を吸収し、該振動を床面4に伝搬しないように弾発支持している。
このように、上層振動吸部2と下層振動吸部3及び弾性支持部6、6、……によって二段階で制振し、洗濯機7など振動発生機器の重量差を硬質の弾性支持部6、6、……のたわみ量で対応支持している。
なお、本実施例は、一例を示したもので、弾性支持部6、6、……を下層振動吸部3の全面に配しているが、要部のみに形成しても好ましいが、図示は省略した。
また、弾性支持部6、6、……を独立した円柱状などの突起としても良いが、図示は省略した。
本発明の実施例の斜視図である。 本発明を洗濯機7に使用した一例の要部の正面要部断面図である。 本発明の使用状態を示す要部の正面断面図である。
符号の説明
1 振動吸収板本体
2 上層振動吸部
3 下層振動吸部
4 床面
5、5、… 溝部
5A、5A、… 変形した溝部
6、6、… 弾性支持部
6A、6A、… 変形した弾性支持部

Claims (1)

  1. 複数層から成る振動機器用振動吸収板に於いて、振動吸収板本体は、振動機器載置側の上層振動吸部と床面接地側の下層振動吸部を粘弾性の高分子材料で一体的に形成すると共に該上層振動吸部を下層振動吸部より軟質の異質硬度材で形成し、また該下層振動吸部の床面接地側に所定間隔の溝部を複数配列形成して該下層振動吸部の下面の各突出部を弾性支持部として形成したことを特徴とする振動機器用振動吸収板。
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