JPH0439440A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JPH0439440A
JPH0439440A JP14635990A JP14635990A JPH0439440A JP H0439440 A JPH0439440 A JP H0439440A JP 14635990 A JP14635990 A JP 14635990A JP 14635990 A JP14635990 A JP 14635990A JP H0439440 A JPH0439440 A JP H0439440A
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vibration
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Takeshi Nagata
武司 永田
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Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレス、シャーリング、鍛造機等の金属加工
機械、フライス盤、スリッター等の工作機械、コンプレ
ッサー、射出成型機等の一般産業機械等、振動を発生す
る機械からの振動を防止し、また、床面等の振動が機械
装置へ伝達されるのを防止するために、機械脚部に取付
けられて使用されるレベル出し防振装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、上記のような防振装置として、第3図に示すよう
な防振ゴムを弾性体として用いた防振装置がある。即ち
1図示のものは、有底円筒形のゴム弾性体11の上部に
皿状或は板状の金具12を載置し、板状の上金具13に
より前記ゴム弾性体11の上面及び側面を覆い、この上
金具13の上面中央部を貫通する取付ボルト14を前記
中金具12に当接するように配設して構成したものであ
る。
この装置は、取付ボルト14により機械の脚部に固定さ
れ、更に、取付ボルト14を回転することにより高さ調
整を行うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来の防振ゴムによる防振装置は軸方向の剛
性は大であるが、軸に直角方向の剛性は軸方向の剛性に
比べて約1ノ5〜1ノ10程度と小さくなっている。そ
の結果、防振装置を使用して据付けられた機械に横揺れ
を生じ易い、横揺れを少なくするために剛性の大きな、
即ちバネ定数の大きな防振ゴムを使用すると、防振装置
の振動伝達率が大きくなり、防振性能が悪化する6 また、軸に直角方向の自由変形を拘束して剛性を高める
ことも考えられるが、従来の防振ゴムでは、第4図にお
ける(b)に示すように、装置のバネ定数が非線形に増
大し、やはり良好な防振特性を得ることができない。
このように、従来の防振装置では良好な防振性能(低い
振動伝達率の確保)と機械の横揺れの防止を同時に満足
させることができないという難点がある。
更に、高荷重時の振動においては、防振ゴム内部の温度
上昇が大きいために防振ゴム部は劣化し易く、油、オゾ
ン等による劣化も著しいといった耐久性の点でも難点が
ある6 従って、本発明が解決しようとする課題は、防振性能を
損なうことなく、機械本体の横揺れを減少させ、負荷荷
重の変化にかかわらない安定した防振性能を持ち、耐久
性の高い防振装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の課題を解決することを目的としてなされ
たもので、その構成は、低発泡弾性体の両端面に剛質板
をそれぞれ接着して弾性部材を形成し、この弾性部材を
その外形と同じか若しくはそれよりわずかに大きい帽状
のカバー部材に挿脱自在に内装し、前記カバー部材の上
面中心に貫通孔を穿設すると共に該貫通孔に連通させて
カバー部材の内側にナツトを定着し、該ナツトにレベリ
ングボルトを螺合させ、該レベリングボルトの下部を上
部剛質板に対向させたことを特徴とするものである。
本発明に使用できる低発泡弾性体としては、低発泡ポリ
ウレタンエラストマーがある。この低発泡ポリウレタン
エラストマーとしては、例えば、市販の商品名「ダンプ
ロン」 (日清紡績■製)を挙げることができる。
〔発明の作用〕
本発明は、弾性体を使用し、その両端面に剛質板を接着
して弾性部材を揖成し、この弾性部材を、その外形と同
じか若しくはそれよりわずかに大きい帽状のカバー部材
に挿脱自在に内装して弾性体を拘束した状態で配置し、
カバー部材の上面中心に貫通孔を穿設すると共に内側に
ナツトを配設して該ナツトにレベリングボルトを螺合さ
せ、該レベリングボルトの下部を上部剛質板に対向させ
るようにしたから、被荷重時には帽状のカバー部材によ
り弾性部材が拘束されて、軸に直角方向の剛性が増加し
、しかも、この際、本発明に使用する弾性部材の特性と
して、第4図(a)に示すように。
バネ定数は路線形に増加することとなる。従って。
これをレベリングボルトによりレベリングさせて機械脚
部に取付ければ、振動を発生する機械からの振動を防止
すると共に、床面等の振動が機械に伝達されるのを防止
できる。
〔実施例〕
次に本考案の実施の一例を図により説明する。
第1図は本発明の一例の縦断正面図、第2@は弾性体の
断面拡大図、第3図は従来の防振装置の縦断正面図、第
4図は拘束下における防振ゴムと低発泡ポリウレタンエ
ラストマーのバネ特性を示す応力歪線図である。
第1図において、1は低発泡ポリウレタンエラストマー
から成る円筒状の弾性体で、この低発泡ポリウレタンエ
ラストマーは、第2図に示すように、中間層が疎密層1
aで、その両側の表層に向かって徐々に緻密層1b、 
lbとなるようにした三層構造を持つことを特徴として
いる。
2は、前記弾性体1の上端面に接着した剛質板から成る
中金具、3は、同じく弾性体1の下端面に接着した剛質
板から成る底金具で、以上1乃至3により弾性部材を構
成する。
4は、前記弾性部材を内装した帽状のカバーで、このカ
バー4の内径は前記弾性体1の外径よりわずかに大きく
形成されていて、弾性部材を内装した時に弾性体1の側
面とその内側側面との間にわずかに間隙5ができるよう
になっている。
また、カバー4の上面中央には、図示しないが、ボルト
を挿通する貫通孔が穿設してあり、この貫通孔に対向さ
せてカバー4の内側にナツト6を定着し、このナツト6
にレベリングボルト7が螺合されている。8は生金具2
の上面中央部に設けた受座である。
以上1乃至8により本発明の一例の防振装置が構成され
るのであるが、前記レベリングボルト7は、カバー4の
上面に載置される機械等の被防振体(図示せず)を固定
するためのものであり、レベリングボルト7を回転させ
ると、カバー4が上下して機械本体のレベル出しが可能
となる。
尚、図中、9は弾性体1の中心に穿設した貫通孔で、こ
の貫通孔9を設けたのは1弾性体1に許容荷重以上の静
的な負荷荷重がかかった場合、該弾性体1を自由変形さ
せることにより、弾性体1の耐久性を高めるためである
。従って、付加か従によっては、必ずしも設ける必要は
ない。
上記のように構成される防振装置は、これを機械等の脚
部に設置し、弾性体1に負荷荷重がががった場合には、
弾性体1は弾性変形し、その外側面がカバー4の内側面
に強く密着する結果、防振装置の水平方向の剛性が上が
る。即ち、水平方向のバネ定数が上昇し、機械本体の横
揺れを抑える作用をなす。
このように、弾性体に自由変形が拘束された状態では、
弾性体が緻密構造を持つ従来の防振ゴムのようなもので
は、バネ定数が上昇して防振効果が悪化するが1本発明
の弾性体1のように、低発泡ポリウレタンエラストマー
を使用した場合は、内部の気泡部の変形によりバネ定数
の急激な上昇を抑え、防振効果の低下を防ぐ(第4図に
おける(a)参照)、また、負荷荷重の小さいときには
、気泡部の変形は主に疎密層1aで起こり、負荷荷重が
大きくなった場合には、弾性体1全体が変形する。
この結果、本発明の防振装置では、負荷荷重の変化にか
かわらず安定した防振効果を期待できる。
尚、本発明防振装置において、防振特性を変化させる場
合は、弾性体1の板厚を変えるか、弾性体1の積層数を
増やすか、弾性体1の発泡率を変えるか、或は弾性体1
の架橋密度を変えるかすればよく、任意のバネ定数と減
衰係数を容易に設定できるため、設計の自由度が大きい
。このことは本発明の特徴の一つとして挙げられる。従
って。
本発明においては、弾性体1を第1図に例示した構造の
みに限定されるものではない。
実際に、本発明の防振装置と、従来の防振ゴムを用いた
防振装置をプレス機械に適用して、比較検討したところ
、防振ゴムのバネ定数が小さく振動レベル低減量が約1
8dB程度の防振性能を持つ従来装置に比べ1本発明防
振装置の振動レベル低減量は20dBと同等以上であり
、このときの機械脚部の水平方向の揺れ幅は、従来装置
が全振幅で2−以上であったのに対し、本発明装置では
約0.2閣と、全振幅にして1/10程度に減少した。
また、機械脚部の水平方向の揺れ幅が全振幅で0.2閣
程度になるように防振ゴムのバネ定数を大きくした従来
装置では、振動レベル低減量は約6〜1odB程度であ
り、防振性能は明らかに低下した。
〔発明の効果〕
本発明は上述の通りであって、本発明防振装置を機械等
の本体の脚部に設置すれば、防振性能を損なうことなく
機械本体の横揺れを減少させ、負荷荷重にかかわらない
安定した防振効果を奏することができる。
従って、本発明防振装置は、各種機械の脚部に取付けて
使用されるレベル出し防振装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の縦断正面図、第2図は弾性体の
断面拡大図、第3図は従来の防振装置の縦断正面図、第
4図は拘束下における防振ゴムと低発泡ポリウレタンニ
ジストマーのバネ特性を示す応力歪線図である。 1・・・低発泡ポリウレタンエラストマーがら成る弾性
体、2・・・生金具、3・・・底金具、4・・・帽状の
カバー、 5・・・間隙、 6・・・ナツト、 7・・・レベリングボ ルト。 8・・・受座、 9・・・弾性体1に設けた貫通孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低発泡弾性体の両端面に剛質板をそれぞれ接着して
    弾性部材を形成し、この弾性部材をその外形と同じか若
    しくはそれよりわずかに大きい帽状のカバー部材に挿脱
    自在に内装し、前記カバー部材の上面中心に貫通孔を穿
    設すると共に該貫通孔に連通させてカバー部材の内側に
    ナットを定着し、該ナットにレベリングボルトを螺合さ
    せ、該レベリングボルトの下部を上部剛質板に対向させ
    たことを特徴とする防振装置。 2 弾性体がポリウレタンエラストマーである請求項1
    に記載の防振装置。 3 弾性体が円筒状である請求項1又は2に記載の防振
    装置。 4 弾性体の中央部に貫通孔を設けた請求項1又は2又
    は3に記載の防振装置。
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