JP2007085386A - 遠心式ブレーキおよび窓開閉装置 - Google Patents
遠心式ブレーキおよび窓開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007085386A JP2007085386A JP2005272021A JP2005272021A JP2007085386A JP 2007085386 A JP2007085386 A JP 2007085386A JP 2005272021 A JP2005272021 A JP 2005272021A JP 2005272021 A JP2005272021 A JP 2005272021A JP 2007085386 A JP2007085386 A JP 2007085386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- brake piece
- pulley
- rotating member
- centrifugal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
【課題】遠心式ブレーキが備えるブレーキ片をスムーズに移動させることでブレーキが適切にかかるようにするとともに、より強力なブレーキ力を発揮させる。
【解決手段】遠心式ブレーキ100のブレーキ片55は、回転部材48に対して取り付けられ、その回転部材48への取り付け部分を中心に回転部材48の回転方向へ移動することで回転部材48に対して接離可能に構成されている。また、ブレーキ片55は、ブレーキ片ホルダ56の突起56aを係合するための係合溝55aがその前側に形成されている。一方、ブレーキ片ホルダ56は、その中央部が回転部材48に回転可能に取り付けられ、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。また、突起56aは、ブレーキ片ホルダ56の係合溝55aの内部に向けて突出している。
【選択図】図2
【解決手段】遠心式ブレーキ100のブレーキ片55は、回転部材48に対して取り付けられ、その回転部材48への取り付け部分を中心に回転部材48の回転方向へ移動することで回転部材48に対して接離可能に構成されている。また、ブレーキ片55は、ブレーキ片ホルダ56の突起56aを係合するための係合溝55aがその前側に形成されている。一方、ブレーキ片ホルダ56は、その中央部が回転部材48に回転可能に取り付けられ、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。また、突起56aは、ブレーキ片ホルダ56の係合溝55aの内部に向けて突出している。
【選択図】図2
Description
本発明は、遠心式ブレーキが備えるブレーキ片をスムーズに移動させることでブレーキが適切にかかるようにするとともに、より強いブレーキ力を発揮させる技術に関する。
排煙窓の開閉装置は、窓枠と該窓枠の一端に揺動自在に取り付けられた障子との間に、障子を開窓方向に付勢する開窓付勢機構を付設し、遠隔操作装置としてのワイヤ巻取り装置で開窓付勢機構を押圧して閉窓状態を維持している。この排煙窓の開窓は、押しボタンなどの操作手段を操作することによりワイヤを巻き取っているドラムのラチェット機構を解除することによりなされる。この開窓の際、障子の開動速度が大きすぎると、ガラスが破損したり、障子が変形したり、衝撃音が大きすぎたりする不都合が生じる。
このため、ドラムに遠心式ブレーキを付設して、ワイヤがドラムから引き出される速度を制限することで障子の開動速度を制限するよう構成された開閉装置が知られている。
このような開閉装置が備える遠心式ブレーキにおいては、ドラムと同軸上にて回転可能な回転体に対してブレーキ片が半径方向へスライド可能に取り付けられており、複数のブレーキ片の外周に取り付けられたばね部材がブレーキ片を回転体の方へ付勢している。なお、回転体に対するブレーキ片の取付構造は次のようになっている。すなわち、回転体からは案内ピンが半径方向へ突出しており、ブレーキ片には案内孔が形成されている。そして、回転体の案内ピンがブレーキ片の案内孔に嵌合している(例えば、特許文献1参照。)。
このような開閉装置が備える遠心式ブレーキにおいては、ドラムと同軸上にて回転可能な回転体に対してブレーキ片が半径方向へスライド可能に取り付けられており、複数のブレーキ片の外周に取り付けられたばね部材がブレーキ片を回転体の方へ付勢している。なお、回転体に対するブレーキ片の取付構造は次のようになっている。すなわち、回転体からは案内ピンが半径方向へ突出しており、ブレーキ片には案内孔が形成されている。そして、回転体の案内ピンがブレーキ片の案内孔に嵌合している(例えば、特許文献1参照。)。
また、上述のような開閉装置以外でも遠心式ブレーキを備えるものとして、定速遠心ブレーキ装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。この定速遠心ブレーキ装置は、2対の大小の遠心カムと、1対の大きい遠心カム間に結ばれるスプリングと、内周壁と、外周壁と、大小の遠心カムの回転軸と内周壁を載置する円盤とで構成される。このように構成された定速遠心ブレーキ装置では、荷重の大小の如何に拘らず、安定したブレーキによる出力降下速度を得ることができる。
実公平06−13982号公報(第3頁、図2)
特開平05−106658号公報(第2頁、図1)
しかし、上述の特許文献1に記載された遠心式ブレーキにおいては、次のような問題があった。すなわち、ワイヤがドラムから引き出される際において、回転するドラムへブレーキ片が接触すると、ブレーキ片の先端側がドラムの回転に伴って、ブレーキ片における回転体との接触部分を支点として回転する。すると、ブレーキ片の案内孔内で、回転体の案内ピンとブレーキ片の案内孔の壁とが当接し、ブレーキ片が半径方向に移動しにくくなる。このような場合、ブレーキ片が適切にドラムに当接せずにブレーキが適切にかからなくなったりブレーキ片がスムーズに移動しなくなったりするといった問題があった。また、ブレーキ片がバネ部材の付勢力に抗してドラムから離れず、ワイヤをドラムへ巻き取る際にもブレーキ力が発生し操作力が重くなっていた。
また、上述の特許文献2に記載された定速遠心ブレーキ装置が備える遠心式ブレーキにおいては、遠心カムがスプリングによって常に外周壁から遠ざかる方向へ付勢されているため、円盤の回転によって遠心カムが外周壁の方へ移動する際に、そのスプリングの付勢力によって遠心カムが外周壁に当接して発生するブレーキ力が弱くなるという問題があった。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、遠心式ブレーキが備えるブレーキ片をスムーズに移動させることでブレーキが適切にかかるようにするとともに、より強力なブレーキ力を発揮させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る遠心式ブレーキは、回転軸を中心にして回転可能な回転部材と、前記回転部材に対して取り付けられ、その回転部材への取り付け部分を中心に前記回転部材の回転方向へ移動することで前記回転部材に対して接離可能なブレーキ片と、前記回転部材が正方向へ回転する際には前記ブレーキ片を開放し、前記回転部材が逆方向へ回転する際には前記ブレーキ片を前記回転部材の方へ引き寄せて拘束する拘束部材と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、回転部材が正方向へ回転する場合には、ブレーキ片が、拘束部材から開放されてその遠心力で外側に移動し、一方、回転部材が逆方向へ回転する場合には、拘束部材が、ブレーキ片を回転部材の方へ引き寄せて拘束する。このことにより、遠心式ブレーキが備えるブレーキ片がスムーズに移動し、ブレーキを適切にかけることができる。
また、上述のように回転部材が正方向へ回転する場合には、ブレーキ片が、拘束部材から開放されるので、従来の遠心式ブレーキのようにバネ部材の付勢力によってそのブレーキ力が弱められることがなく、より強力なブレーキ力を発揮することができる。
この場合、請求項2のように、上述の拘束部材については、非当接状態と当接状態とでその姿勢を変化可能なことが考えられる。ここで、非当接状態とは、ブレーキ片へは当接せずにブレーキ片を開放して回転軸から離間する方向へ移動可能とする状態を云い、当接状態とは、ブレーキ片へ当接することでブレーキ片を拘束して回転軸から離間する方向へは移動させない状態を云う。
また、上述の拘束部材については、回転軸を中心にして回転可能に構成されていることが考えられる(請求項3)。このように構成すれば、例えば拘束部材の姿勢を変化させるための機構を別途備える場合に比べて、簡単な構成で拘束部材の姿勢を変化させることができる。
また、上述のブレーキ片が、拘束部材と当接可能な当接面を有しており、その当接面が、ブレーキ片における拘束部材側の外壁からの距離によりその溝の大きさが連続的に変化するよう形成されていることが考えられる(請求項4)。このように構成すれば、拘束部材をスムーズに当接状態と非当接状態とを切替えることができ、このことにより、ブレーキ片をスムーズに移動させることができる。
ところで、上述のように回転部材が逆方向へ回転する際には、拘束部材が、回転部材との相対位置が変化することに起因して、ブレーキ片を回転部材の方へ引き寄せて拘束することが考えられる(請求項5)。
このように構成すれば、簡単な構成で、遠心式ブレーキが備えるブレーキ片がスムーズに移動し、ブレーキを適切にかけることができる。
また、上述のように回転部材が逆方向へ回転する際には、拘束部材が、自らが移動することによってブレーキ片を回転部材の方へ引き寄せて拘束することが考えられる(請求項5)。このように構成すれば、フリクション部材を必要とすることなく、簡単な構成で、遠心式ブレーキが備えるブレーキ片がスムーズに移動し、ブレーキを適切にかけることができる。
また、上述のように回転部材が逆方向へ回転する際には、拘束部材が、自らが移動することによってブレーキ片を回転部材の方へ引き寄せて拘束することが考えられる(請求項5)。このように構成すれば、フリクション部材を必要とすることなく、簡単な構成で、遠心式ブレーキが備えるブレーキ片がスムーズに移動し、ブレーキを適切にかけることができる。
ところで、排煙窓などの各種窓を開閉させるための窓開閉装置に上述の遠心式ブレーキを利用することが考えられる。具体的には、請求項7に記載の窓開閉装置は、開閉可能であって開放方向へ付勢された窓の窓枠にその一端が連結される索条体と、ラチェット機構を有し、前記索条体を巻き取り可能な巻き取りプーリと、前記ラチェット機構を解除させて、前記巻き取りプーリから前記索条体が引き出される方向へ前記巻き取りプーリを回転可能とする解除機構と、前記巻き取りプーリから前記索条体が引き出される際に前記巻き取りプーリの回転を制動可能な、請求項1〜請求項6の何れかに記載の遠心式ブレーキと、を備えることを特徴とする。
なお、遠心式ブレーキが備える回転部材は、索条体を巻き取るためのドラムの回転に伴って回転可能であることが考えられる。この索条体の具体例としてはワイヤなどが挙げられる。
このように構成された本発明によれば、次のような作用を奏する。すなわち、解除機構によってラチェット機構を解除させて窓を開放する際に回転部材が正方向へ回転する場合には、ブレーキ片が、拘束部材から開放されてその遠心力で外側に移動する。一方、例えば窓を閉鎖するために巻き取りレバーを操作などによって索条体が巻き取りプーリへ巻き取られる際に回転部材が逆方向へ回転する場合には、拘束部材が、ブレーキ片を回転部材の方へ引き寄せて拘束する。このことにより、遠心式ブレーキが備えるブレーキ片をスムーズに移動させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は窓開閉装置によって開閉される外倒し式排煙窓の外観斜視図である。また、図2(a)は窓開閉装置の外観を示す平面図であり、図2(b)は窓開閉装置の内部構造を側方視した概略構造図である。また、図3は窓開閉装置の巻き取りプーリ、ギヤおよび回転軸を平面視した概略構造図である。
[第一実施形態]
図1は窓開閉装置によって開閉される外倒し式排煙窓の外観斜視図である。また、図2(a)は窓開閉装置の外観を示す平面図であり、図2(b)は窓開閉装置の内部構造を側方視した概略構造図である。また、図3は窓開閉装置の巻き取りプーリ、ギヤおよび回転軸を平面視した概略構造図である。
なお、以降、この窓開閉装置10においては、図2(b)に示すように、ベース13に対してカバー16が配されている側を「前側」とし、カバー16に対してベース13が配されている側を「後側」とする。また、窓開閉装置10において、巻き取りプーリ11に対して解除ボタン22が配されている側を「上側」とし、解除ボタン22に対して巻き取りプーリ11が配されている側を「下側」とする。また、窓開閉装置10において、下側から上側を見る際における左側を「左側」とし、下側から上側を見る際における右側を「右側」とする。
[窓枠1の構成の説明]
図1に示すように、壁面の高所に並べて設けた複数の窓枠1それぞれには、障子2が、その下框3を中心とする屋外側への揺動可能に、且つガスステイ4により開窓方向への付勢力を付与された状態で支持されている。これら障子2は、開窓方向へ揺動した際に、図示しないストッパに当接し、その開窓方向への揺動が阻止されることで排煙窓が全開状態に保持されるよう構成されている。
図1に示すように、壁面の高所に並べて設けた複数の窓枠1それぞれには、障子2が、その下框3を中心とする屋外側への揺動可能に、且つガスステイ4により開窓方向への付勢力を付与された状態で支持されている。これら障子2は、開窓方向へ揺動した際に、図示しないストッパに当接し、その開窓方向への揺動が阻止されることで排煙窓が全開状態に保持されるよう構成されている。
また、複数の窓枠1にはワイヤ5が配索されている。具体的には、ワイヤ5は、その一端が複数の窓枠1のうちの最も右端の窓枠1に固定されるとともに、各窓枠1の上枠6と障子2の上框7とに支持したプーリ8、9の間に掛け渡されることにより各窓枠1に順次配索され、壁面に沿って下方に導かれた他端が、壁面の下部の手の届く高さに取り付けられた窓開閉装置10に連結されている。
[窓開閉装置10の構成の説明]
図2に示すように、窓開閉装置10は、窓枠1にその一端が連結される索条体としてのワイヤ5と、ベース13と、カバー16と、ラチェット機構12と、ワイヤ5を巻き取り可能な巻き取りプーリ11と、巻き取りプーリ11からワイヤ5が引き出される際に巻き取りプーリ11の回転を制動可能な遠心式ブレーキ100と、を備える。
図2に示すように、窓開閉装置10は、窓枠1にその一端が連結される索条体としてのワイヤ5と、ベース13と、カバー16と、ラチェット機構12と、ワイヤ5を巻き取り可能な巻き取りプーリ11と、巻き取りプーリ11からワイヤ5が引き出される際に巻き取りプーリ11の回転を制動可能な遠心式ブレーキ100と、を備える。
[ベース13の構成の説明]
このうちベース13は、金属製の板材で構成されている。このベース13には、ビス13aを取り付けるためのビス孔13bがその上部および下部にそれぞれ2箇所ずつ形成されており、カバー16を貫通した4本のビス13aをビス孔13bに取り付けることでカバー16が取り付けられている。
このうちベース13は、金属製の板材で構成されている。このベース13には、ビス13aを取り付けるためのビス孔13bがその上部および下部にそれぞれ2箇所ずつ形成されており、カバー16を貫通した4本のビス13aをビス孔13bに取り付けることでカバー16が取り付けられている。
また、ベース13には、筒状に形成された収容筒部30、および収容筒部30に連通して筒状に形成された支持筒部32がその上部に形成されている。なお、収容筒部30の内径寸法は、支持筒部32の内径寸法よりも小さく形成されている。収容筒部30の内部には解除ボタン22が配置されている。また、支持筒部32の内部には圧縮コイルばね31が配置されており、この圧縮コイルばね31が解除ボタン22を前方へ付勢している。
また、解除ボタン22の側部には凹部33が形成されている。この凹部33は、嵌入部21の先端部が嵌入可能に形成されている。この解除ボタン22を押すことにより、凹部33から嵌入部21を離間させることで揺動体20を移動させてロック爪23を巻き取りプーリ11のラチェットホイール24から離間させ、巻き取りプーリ11からワイヤ5が引き出される方向へ巻き取りプーリ11を回転可能とすることができる。
また、ベース13には、その中央部にラチェット機構12(後述)が取り付けられている。さらに、ベース13には、その下部に円形孔14が形成されている。この円形孔14は、その内部に上側遊星ギヤ46a、下側遊星ギヤ46b、遠心式ブレーキ100および巻き取りプーリ11が位置するよう形成されている。
具体的には、円形孔14の内部には、後述する遠心式ブレーキ100のギヤ49を回転可能に支持するための軸受け孔50が形成されており、この軸受け孔50には、遠心式ブレーキ100のギヤ49が回転可能に取り付けられている。また、図3に示すように、円形孔14の内部には、上側遊星ギヤ46aが、遠心式ブレーキ100のギヤ49における上側部分と噛み合うように軸47を介して取り付けられている。さらに、上側遊星ギヤ46aは、巻き取りプーリ11の内歯歯車41とも噛み合っている。また、同じく円形孔14の内部には、下側遊星ギヤ46bが、遠心式ブレーキ100のギヤ49における下側部分と噛み合うように軸47を介して取り付けられている。さらに、下側遊星ギヤ46bは、巻き取りプーリ11の内歯歯車41とも噛み合っている。
[カバー16の構成の説明]
カバー16は、金属製の板材で構成されている。このカバー16には、貫通孔16aがその上部および下部にそれぞれ2箇所ずつ形成されており、その貫通孔16aを貫通した4本のビス13aをベース13のビス孔13bに取り付けることにより、カバー16をベース13に取り付けることができる。また、このカバー16の中央には、支持孔17が形成されている。この支持孔17には、巻き取りプーリ11の一端が回転可能に取り付けられる。
カバー16は、金属製の板材で構成されている。このカバー16には、貫通孔16aがその上部および下部にそれぞれ2箇所ずつ形成されており、その貫通孔16aを貫通した4本のビス13aをベース13のビス孔13bに取り付けることにより、カバー16をベース13に取り付けることができる。また、このカバー16の中央には、支持孔17が形成されている。この支持孔17には、巻き取りプーリ11の一端が回転可能に取り付けられる。
[巻き取りプーリ11の構成の説明]
巻き取りプーリ11は、ベース13およびカバー16に取り付けた際に、ベース13側に配置される側(一端部)が大口径で、カバー16側に配置される側(他端部)が小口径に形成されている。そして、この巻き取りプーリ11は、その大径の一端部を壁面に固定されたベース13の円形孔14の内部に位置するとともに、小径の他端部がベース13に取り付けられたカバー16の支持孔17へリング17aを介して取り付けられることにより回転可能に支持されている。
巻き取りプーリ11は、ベース13およびカバー16に取り付けた際に、ベース13側に配置される側(一端部)が大口径で、カバー16側に配置される側(他端部)が小口径に形成されている。そして、この巻き取りプーリ11は、その大径の一端部を壁面に固定されたベース13の円形孔14の内部に位置するとともに、小径の他端部がベース13に取り付けられたカバー16の支持孔17へリング17aを介して取り付けられることにより回転可能に支持されている。
また、巻き取りプーリ11における大径の一端部には、その内周に内歯歯車41が形成されている。一方、巻き取りプーリ11における小径の他端部には、ハンドル(図示せず)の先端部を取り付けるための六角孔11aが形成されている。
また、巻き取りプーリ11における大径の一端部には、その内部に収容室43が形成されている。この収容室43は、巻き取りプーリ11をベース13に取り付けた際に、その内部に遠心式ブレーキ100が位置するよう形成されている。また、巻き取りプーリ11の内周には、当接面としてのブレーキシュー45が取り付けられている。
[ラチェット機構12の構成の説明]
ラチェット機構12は、軸18と、揺動体20と、嵌入部21と、ロック爪23と、ねじりコイルばね28と、を備えている。
ラチェット機構12は、軸18と、揺動体20と、嵌入部21と、ロック爪23と、ねじりコイルばね28と、を備えている。
揺動体20は、軸20aを中心にベース13に対して回転可能に取り付けられている。また、揺動体20には、ロック爪23が軸18を中心に回転可能に取り付けられている。また、この軸18の周りにはねじりコイルばね28が配置されている。このねじりコイルばね28は、ロック爪23の係合歯25を巻き取りプーリ11のラチェットホイール24へ向けて付勢する。そして、ラチェット機構12のロック爪23および巻き取りプーリ11は、ロック爪23の係合歯25と巻き取りプーリ11のラチェットホイール24とが噛み合うように形成されている。
さらに、揺動体20には、嵌入部21が取り付けられている。この嵌入部21は、金属製の板材であり、揺動体20が揺動することで、その先端が解除ボタン22の凹部33に係合する状態と係合しない状態とでその姿勢が変化する。
また、揺動体20には、スライダ35が取り付けられており、このスライダ35を上下方向へ移動させることで、巻き取りプーリ11とロック爪23との噛み合い有無を切り換えることができる。
なお、ラチェット機構12は、上述の解除ボタン22、収容筒部30、圧縮コイルばね31および支持筒部32とともに解除機構に該当する。
[遠心式ブレーキ100の構成の説明]
遠心式ブレーキ100は、ギヤ49と、ギヤ49に取り付けられた回転部材48と、2つのブレーキ片55と、ブレーキ片ホルダ56と、を備えている。
[遠心式ブレーキ100の構成の説明]
遠心式ブレーキ100は、ギヤ49と、ギヤ49に取り付けられた回転部材48と、2つのブレーキ片55と、ブレーキ片ホルダ56と、を備えている。
このうちギヤ49は、ベース13へ軸受け孔50を介して回転可能に取り付けられている。また、回転部材48は、上述のギヤ49に取り付けられており、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能である。また、回転部材48は、ワイヤ5を巻き取るための巻き取りプーリ11の回転に伴って回転可能である。
また、ブレーキ片55は、回転部材48に対してピン結合されており、その回転部材48と係合するブレーキ片に設けられた係合軸部55Pを中心に回転部材48の回転方向へ移動することで回転部材48に対して接離可能に構成されている。また、ブレーキ片55は、ブレーキ片ホルダ56の突起56aを係合するための係合溝55aが、その前側に形成されている。
この係合溝55aは、その内壁が、ブレーキ片55における係合軸部55Pからの距離が隔たるにしたがって大きくなりながら連続的に変化するよう形成されている。
また、ブレーキ片ホルダ56は、略平行四辺形の板材の両端付近から突起56aをそれぞれ突出させた形状を有している。また、ブレーキ片ホルダ56は、その中央部が回転部材48に回転可能に取り付けられ、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。また、突起56aは、ブレーキ片55の係合溝55aの内部に向けて突出している。また、ブレーキ片ホルダ56は、Oリング57を介して、巻き取りプーリ11に対して回転可能に支持されている。
また、ブレーキ片ホルダ56は、略平行四辺形の板材の両端付近から突起56aをそれぞれ突出させた形状を有している。また、ブレーキ片ホルダ56は、その中央部が回転部材48に回転可能に取り付けられ、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。また、突起56aは、ブレーキ片55の係合溝55aの内部に向けて突出している。また、ブレーキ片ホルダ56は、Oリング57を介して、巻き取りプーリ11に対して回転可能に支持されている。
このことにより、ブレーキ片ホルダ56は、回転部材48が正方向へ回転する際にはブレーキ片55を巻き取りプーリ11における円周方向に開放し(非当接状態)、回転部材48が逆方向へ回転する際にはブレーキ片55を回転部材48の方へ引き寄せて拘束する(当接状態)。ここで、非当接状態とは、ブレーキ片55へは当接せずにブレーキ片55を開放して回転部材48から離間する方向へ移動可能とする状態を云い、当接状態とは、ブレーキ片55へ当接することでブレーキ片55を拘束して回転部材48から離間する方向へは移動させない状態を云う。
また、回転部材48とブレーキ片ホルダ56とは軸部56Pにてピン結合されており、ブレーキ片ホルダ56と回転部材48とが回転可能に構成されている。
なお、ブレーキ片ホルダ56は拘束部材に該当する。
なお、ブレーキ片ホルダ56は拘束部材に該当する。
[窓開閉装置10の動作の説明]
次に、窓開閉装置10の動作について図2および図4を参照して説明する。
まず、開放された障子2を閉鎖する際には、揺動体20を移動させることにより、嵌入部21の先端部をねじりコイルばね90の付勢力によって解除ボタン22の外周に係止させる。この際、巻き取りプーリ11におけるラチェットホイール24の係合歯25にロック爪23が係合し、巻き取りプーリ11がワイヤ5を引き出す方向である反時計方向に回転するのを阻止された状態となる。そして、図示しないハンドルを巻き取りプーリ11における六角孔11aに取り付け、その取り付けたハンドルを巻き取り方向である時計方向に回して巻き取りプーリ11を同方向に回転駆動する。すると、巻き取りプーリ11におけるラチェットホイール24の係合歯25が一歯進む毎に、ロック爪23がねじりコイルばね28の付勢に抗して軸18回りに小角度ずつ揺動することによって各係合歯25に順次係止しつつ、ワイヤ5が巻き取りプーリ11に巻き取られる。
次に、窓開閉装置10の動作について図2および図4を参照して説明する。
まず、開放された障子2を閉鎖する際には、揺動体20を移動させることにより、嵌入部21の先端部をねじりコイルばね90の付勢力によって解除ボタン22の外周に係止させる。この際、巻き取りプーリ11におけるラチェットホイール24の係合歯25にロック爪23が係合し、巻き取りプーリ11がワイヤ5を引き出す方向である反時計方向に回転するのを阻止された状態となる。そして、図示しないハンドルを巻き取りプーリ11における六角孔11aに取り付け、その取り付けたハンドルを巻き取り方向である時計方向に回して巻き取りプーリ11を同方向に回転駆動する。すると、巻き取りプーリ11におけるラチェットホイール24の係合歯25が一歯進む毎に、ロック爪23がねじりコイルばね28の付勢に抗して軸18回りに小角度ずつ揺動することによって各係合歯25に順次係止しつつ、ワイヤ5が巻き取りプーリ11に巻き取られる。
この際、巻き取りプーリ11が時計方向に回転すると、巻き取りプーリ11内周の内歯歯車41と噛み合う遊星ギヤ46a,46bによって、ギヤ49および回転部材48は反時計方向に回転する。ブレーキ片ホルダ56の軸と巻き取りプーリ11のボス部との間にあるOリング57の摩擦によって、巻き取りプーリ11とブレーキ片ホルダ56とは連動するので、ブレーキ片ホルダ56は巻き取りプーリ11と同じ方向に回転する。一方、ギヤと連動したブレーキ片55は、巻き取りプーリ11とは反対方向(時計方向)に回転する(図4(a)および図4(b)参照)。続いて、ブレーキ片ホルダ56の突起56aが、ブレーキ片55の係合溝55aにおける溝幅が広い部分55cから溝幅が狭い最奥位置55bへとブレーキ片55を引き寄せながら移動する。そこで、ブレーキ片55の軸トルクがブレーキ片ホルダ56の軸とOリング57の摩擦量を上回ったとき、ブレーキ片ホルダ56はブレーキ片55と同じ方向(時計方向)へ回転するようになる。このとき、ブレーキ片55はブレーキ片ホルダ56によって拘束された状態となっており、巻き取りプーリ11内周のブレーキシュー45へ近づく方向へは広がることができない。すなわち、ブレーキ力を発生することができない(図4(c)参照)。
そして、ワイヤ5の引き出し長が短くなるのにともなって障子2がガスステイ4の付勢力に抗して窓枠1に接近する方向へ移動する。窓が閉鎖されたら、取り付けたハンドルを回転させるのを停止する。このことにより、巻き取りプーリ11の回転も停止し、ロック爪23がラチェットホイール24へ係合していることによって巻き取りプーリ11が引き出し方向へ回転するのが阻止され、障子2が開窓方向への移動不可能となる。
また、上述のように閉鎖された障子2を開放する際には、巻き取りプーリ11からハンドルを外し、カバー16の収容筒部30から露出した解除ボタン22を圧縮コイルばね31の付勢力に抗して支持筒部32内へ押し込む。すると、揺動体20がねじりコイルばね90の付勢力によって揺動し、嵌入部21を解除ボタン22の凹部33内に嵌入させる。この際、ロック爪23がラチェットホイール24から離間するとともに、揺動体20に支持された嵌入部21は解除ボタン22に当接して停止する。そして、巻き取りプーリ11が引き出し方向へ回転可能となり、ガスステイ4の付勢によって障子2が開放方向へ移動するとともに、ワイヤ5が巻き取りプーリ11から引き出される。
さらに、ロック爪23がねじりコイルばね28の付勢に抗して小角度ずつ揺動することによりラチェットホイール24の係合歯25に1歯ずつ順次係止し、巻き取りプーリ11が、ワイヤ5に引っ張られることにより引き出し方向に回転する。
この際、巻き取りプーリ11が反時計方向に回転すると、巻き取りプーリ11内周の内歯歯車41と噛み合う遊星ギヤ46a,46bによって、ギヤ49および回転部材48は時計方向に回転する。ブレーキ片ホルダ56の軸と巻き取りプーリ11のボス部との間にあるOリング57の摩擦によって、巻き取りプーリ11とブレーキ片ホルダとは連動するので、ブレーキ片ホルダ56は巻き取りプーリ11と同じ方向に回転する。一方、ギヤ49と連動したブレーキ片55は、巻き取りプーリ11と反対方向(反時計方向)に回転する(図4(b)および図4(c)参照)。続いて、ブレーキ片ホルダ56の突起56aが、ブレーキ片55の係合溝55aにおける最奥位置55bから溝幅の広い部分55cへと移動する。そして、ブレーキ片ホルダ56の側面部56bが回転部材48の突起部48aに当接し、ブレーキ片55の軸トルクがブレーキ片ホルダ56の軸とOリング57の摩擦量を上回ったとき、ブレーキ片ホルダ56はブレーキ片55と同じ方向(反時計方向)へ回転するようになる。このとき、ブレーキ片55はブレーキ片ホルダ56による外周方向への拘束から解放された状態となっており、遠心力によってブレーキ片55は巻き取りプーリ11内周のブレーキシュー45へ近づいて強く接触する。すなわち、ブレーキ力を発生することができる(図4(a)参照)。
なお、障子2がストッパに当接して開放した状態では、巻き取りプーリ11を引き出し方向へ回転させるワイヤ5による引張が解除されるようになっている。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態の窓開閉装置10によれば、遠心式ブレーキ100が次のように構成されている。すなわち、遠心式ブレーキ100のブレーキ片55は、回転部材48に対して取り付けられ、その回転部材48への取り付け部分を中心に回転部材48の回転方向へ移動することで回転部材48に対して接離可能に構成されている。また、巻き取りプーリ11の内周には、当接面としてのブレーキシュー45が取り付けられている。また、ブレーキ片55は、ブレーキ片ホルダ56の突起56aを係合するための係合溝55aがその側部に形成されている。一方、ブレーキ片ホルダ56は、その中央部が回転部材48に回転可能に取り付けられ、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。また、突起56aは、ブレーキ片ホルダ56の係合溝55aの内部に向けて突出している。また、ブレーキ片ホルダ56は、Oリング57を介して、巻き取りプーリ11に対して回転可能に支持されている。
[第一実施形態の効果]
(1)このように第一実施形態の窓開閉装置10によれば、遠心式ブレーキ100が次のように構成されている。すなわち、遠心式ブレーキ100のブレーキ片55は、回転部材48に対して取り付けられ、その回転部材48への取り付け部分を中心に回転部材48の回転方向へ移動することで回転部材48に対して接離可能に構成されている。また、巻き取りプーリ11の内周には、当接面としてのブレーキシュー45が取り付けられている。また、ブレーキ片55は、ブレーキ片ホルダ56の突起56aを係合するための係合溝55aがその側部に形成されている。一方、ブレーキ片ホルダ56は、その中央部が回転部材48に回転可能に取り付けられ、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。また、突起56aは、ブレーキ片ホルダ56の係合溝55aの内部に向けて突出している。また、ブレーキ片ホルダ56は、Oリング57を介して、巻き取りプーリ11に対して回転可能に支持されている。
このことにより、第一実施形態の窓開閉装置10によれば、次の(イ)・(ロ)のような作用を奏する。すなわち、(イ)障子2を開放する際には、巻き取りプーリ11が反時計方向に回転することに伴って、ブレーキ片ホルダ56はブレーキ片ホルダ56の係合軸部56PとOリング57との摩擦力によって、当初は巻き取りプーリ11と同方向へ回転する。一方、ギヤ49と連動するブレーキ片55および回転部材48は、時計方向に回転する。次に、ブレーキ片ホルダ56の突起56aがブレーキ片55の係合溝55aの内部を移動し、ブレーキ片ホルダ56の側面部56bが回転部材48の突起部48aに係合することで、ブレーキ片55の軸トルクがブレーキ片ホルダ56の係合軸部56PとOリング57との間の摩擦力を上回るため、ブレーキ片ホルダ56はブレーキ片55と同方向へ回転方向を反転させる。以降、ブレーキ片ホルダ56はブレーキ片55と一体となって回転を行う。この間、ブレーキ片ホルダ56の突起56aがブレーキ片55の係合溝55aの内部を移動することで(図3(b)参照)、ブレーキ片55は自由に移動可能な状態となり、遠心力によってブレーキ片55が、巻き取りプーリの内周のブレーキシュー45に当接する。
(ロ)一方、障子2を閉鎖する際には、巻き取りプーリ11が時計方向に回転することに伴って、ブレーキ片ホルダ56はブレーキ片ホルダ56の係合軸部56PとOリング57との摩擦力によって、当初は巻き取りプーリ11と同方向へ回転する。一方、ギヤ49と連動するブレーキ片55および回転部材48は、反時計方向に回転する。続いて、ブレーキ片ホルダ56の突起56aがブレーキ片55の係合溝55aの内部を最奥位置へとブレーキ片55を引き寄せながら移動する(図3(b)参照)。そして、ブレーキ片55の軸トルクが、ブレーキ片ホルダ56の係合軸部56PとOリング57との間の摩擦力を上回ると、ブレーキ片ホルダ56はブレーキ片55と同方向へ回転方向を反転させる。このようにして、ブレーキ片ホルダ56の突起56aがブレーキ片55の係合溝55aの内部へ移動し、続いてブレーキ片ホルダ56の突起56aがブレーキ片55を引き寄せ、ブレーキ片55が、巻き取りプーリ11のブレーキシュー45から離間する。このことにより、遠心式ブレーキ100が、ブレーキ片55によって巻き取りプーリ11の回転を制動しない状態となる(図3(c)参照)。
このことにより、遠心式ブレーキ100が備えるブレーキ片55がスムーズに移動し、ブレーキを適切にかけることができる。特に、ワイヤ巻き取り操作による障子2の閉鎖時に、不要なブレーキが加わらないので、スムーズで円滑な操作性を得ることができる。
(2)また、第一実施形態の窓開閉装置10によれば、上述のように回転部材48が正方向(時計方向)へ回転する場合には、ブレーキ片55が、ブレーキ片ホルダ56から開放されるので、従来の遠心式ブレーキのようにバネ部材の付勢力によってそのブレーキ力が弱められることがなく、より強力なブレーキ力を発揮することができる。
(3)また、第一実施形態の窓開閉装置10によれば、上述のブレーキ片ホルダ56については、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。このことにより、例えばブレーキ片ホルダ56の姿勢を変化させるための機構を別途備える場合に比べて、簡単な構成で拘束部材の姿勢を変化させることができる。
(4)また、第一実施形態の窓開閉装置10によれば、ブレーキ片55の係合溝55aについては、その内壁が、ブレーキ片55における係合軸部55Pからの距離が隔たるにしたがって大きくなりながら連続的に変化するよう形成されている。このことにより、ブレーキ片ホルダ56をスムーズに当接状態と非当接状態とを切替えることができ、ブレーキ片55をスムーズに移動させることができる。
[第二実施形態]
上記第一実施形態では、遠心式ブレーキ100において、ブレーキ片ホルダ56がOリング57を介して巻き取りプーリ11に対して回転可能に支持されており、回転部材48が反時計方向へ回転する際には、ブレーキ片ホルダ56がブレーキ片55を回転部材48の方へ引き寄せて拘束する。これに対して第二実施形態では、図5に示すように、遠心式ブレーキ200において、軸49とブレーキ片ホルダ156とが一体に構成されており、軸49とともにブレーキ片156が時計方向へ回転する際には、そのブレーキ片ホルダ156がブレーキ片155を回転部材148の方へ引き寄せて拘束する。
上記第一実施形態では、遠心式ブレーキ100において、ブレーキ片ホルダ56がOリング57を介して巻き取りプーリ11に対して回転可能に支持されており、回転部材48が反時計方向へ回転する際には、ブレーキ片ホルダ56がブレーキ片55を回転部材48の方へ引き寄せて拘束する。これに対して第二実施形態では、図5に示すように、遠心式ブレーキ200において、軸49とブレーキ片ホルダ156とが一体に構成されており、軸49とともにブレーキ片156が時計方向へ回転する際には、そのブレーキ片ホルダ156がブレーキ片155を回転部材148の方へ引き寄せて拘束する。
[窓開閉装置110の構成の説明]
図5に示すように、窓開閉装置110は、窓枠1にその一端が連結される索条体としてのワイヤ5と、ベース13と、カバー16と、ラチェット機構12と、ワイヤ5を巻き取り可能な巻き取りプーリ11と、巻き取りプーリ11からワイヤ5が引き出される際に巻き取りプーリ11の回転を制動可能な遠心式ブレーキ200と、を備える。なお、ワイヤ5、ベース13、カバー16、ラチェット機構12、および巻き取りプーリ11については、上述したのでここでは詳細な説明は省略する。
図5に示すように、窓開閉装置110は、窓枠1にその一端が連結される索条体としてのワイヤ5と、ベース13と、カバー16と、ラチェット機構12と、ワイヤ5を巻き取り可能な巻き取りプーリ11と、巻き取りプーリ11からワイヤ5が引き出される際に巻き取りプーリ11の回転を制動可能な遠心式ブレーキ200と、を備える。なお、ワイヤ5、ベース13、カバー16、ラチェット機構12、および巻き取りプーリ11については、上述したのでここでは詳細な説明は省略する。
[遠心式ブレーキ200の構成の説明]
遠心式ブレーキ200は、ギヤ49と、ギヤ49と一体に取り付けられたブレーキ片ホルダ156と、2つのブレーキ片155と、回転部材148と、を備えている。
遠心式ブレーキ200は、ギヤ49と、ギヤ49と一体に取り付けられたブレーキ片ホルダ156と、2つのブレーキ片155と、回転部材148と、を備えている。
このうちギヤ49は、ベース13へ軸受け孔50を介して回転可能に取り付けられている。また、ブレーキ片ホルダ156は、上述のギヤ49と同軸上に取り付けられており、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能である。また、ギヤ49は、ワイヤ5を巻き取るための巻き取りプーリ11の回転に伴って回転可能である。
また、ブレーキ片155は、回転部材48に対してピン結合されており、その回転部材148と係合するブレーキ片に設けられた係合軸部155Pを中心に回転部材148の回転方向へ移動することで回転部材148に対して接離可能に構成されている。また、ブレーキ片155には、ブレーキ片ホルダ156の突起156aを係合するための係合溝155aがその後側に形成されている。この係合溝155aは、その内壁が、ブレーキ片155における係合軸部155Pからの距離が隔たるにしたがって小さくなりながら連続的に変化するよう形成されている。また、ブレーキ片155の係合溝155は、上述の位置に形成される場合のほか、巻き取りプーリ11の使い勝手回転方向が逆の方向に設定されたものにおいては、その裏面(板厚方向における対称面)に形成されるものとする。ブレーキ片ホルダ56の組み付け位置を変更することにより、同じ構成部品で両回転方向のブレーキ装置を供給することができる。
また、ブレーキ片ホルダ156は、略平行四辺形の板材の両端付近から突起156aをそれぞれ突出させた形状を有している。また、ブレーキ片ホルダ156は、ギヤ49と一体に構成されており、ギヤ49と同一の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。また、突起156aは、ブレーキ片155の係合溝155aの内部に向けて突出している。
このことにより、ブレーキ片ホルダ156は、ギヤ49が正方向へ回転する際にはブレーキ片155をプーリ円周方向に開放し(非当接状態)、ギヤ49が逆方向へ回転する際にはブレーキ片155を回転部材148の方へ引き寄せて拘束する(当接状態)。ここで、非当接状態とは、ブレーキ片155へは当接せずにブレーキ片155を開放して回転部材148から離間する方向へ移動可能とする状態を云い、当接状態とは、ブレーキ片155へ当接することでブレーキ片155を拘束して回転部材148から離間する方向へは移動させない状態を云う。
なお、ブレーキ片ホルダ156は拘束部材に該当する。
[窓開閉装置110の動作の説明]
次に、窓開閉装置110の動作について図5および図6を参照して説明する。
[窓開閉装置110の動作の説明]
次に、窓開閉装置110の動作について図5および図6を参照して説明する。
まず、開放された障子2を閉鎖する際には、揺動体20を移動させることにより、嵌入部21の先端部をねじりコイルばね90の付勢力によって解除ボタン22の外周に係止させる。この際、巻き取りプーリ11におけるラチェットホイール24の係合歯25にロック爪23が係合し、巻き取りプーリ11がワイヤ5を引き出す方向である反時計方向に回転するのを阻止された状態となる。そして、図示しないハンドルを巻き取りプーリ11における六角孔11aに取り付け、その取り付けたハンドルを巻き取り方向である時計方向に回して巻き取りプーリ11を同方向に回転駆動する。すると、巻き取りプーリ11におけるラチェットホイール24の係合歯25が一歯進む毎に、ロック爪23がねじりコイルばね28の付勢に抗して軸18回りに小角度ずつ揺動することによって各係合歯25に順次係止しつつ、ワイヤ5が巻き取りプーリ11に巻き取られる。
この際、巻き取りプーリ11が時計方向に回転すると、巻き取りプーリ11内周の内歯歯車41と噛み合う遊星ギヤ46a,46bによって、ギヤ49およびギヤ49と一体に形成されたブレーキ片ホルダ56は反時計方向に回転する(図6(a)および図6(b)参照)。続いて、ブレーキ片ホルダ156の突起156aが、ブレーキ片ホルダ156とは反対方向へ回転するブレーキ片155の係合溝155aにおける溝幅が広い部分155cから溝幅が狭い最奥位置155bへとブレーキ片155を引き寄せながら移動する。ブレーキ片ホルダ156の突起156aがブレーキ片155の係合溝155aにおける溝幅が狭い最奥位置155bへと移動した場合には、ブレーキ片155はブレーキ片ホルダ156によって拘束された状態となっており、巻き取りプーリ11内周のブレーキシュー45へ近づく方向へは広がることができない。すなわち、ブレーキ力を発生することができない(図6(c)参照)。
そして、ワイヤ5の引き出し長が短くなるのにともなって障子2がガスステイ4の付勢力に抗して窓枠1に接近する方向へ移動する。窓が閉鎖されたら、取り付けたハンドルを回転させるのを停止する。このことにより、巻き取りプーリ11の回転も停止し、ロック爪23がラチェットホイール24へ係合していることによって巻き取りプーリ11が引き出し方向へ回転するのが阻止され、障子2が開窓方向への移動不可能となる。
また、上述のように閉鎖された障子2を開放する際には、巻き取りプーリ11からハンドルを外し、カバー16の収容筒部30から露出した解除ボタン22を圧縮コイルばね31の付勢力に抗して支持筒部32内へ押し込む。すると、揺動体20がねじりコイルばね90の付勢力によって揺動し、嵌入部21を解除ボタン22の凹部33内に嵌入させる。この際、ロック爪23がラチェットホイール24から離間するとともに、揺動体20に支持された嵌入部21は解除ボタン22に当接して停止する。そして、巻き取りプーリ11が引き出し方向へ回転可能となり、ガスステイ4の付勢によって障子2が開放方向へ移動するとともに、ワイヤ5が巻き取りプーリ11から引き出される。
さらに、ロック爪23がねじりコイルばね28の付勢に抗して小角度ずつ揺動することによりラチェットホイール24の係合歯25に1歯ずつ順次係止し、巻き取りプーリ11が、ワイヤ5に引っ張られることにより引き出し方向に回転する。
この際、巻き取りプーリ11が反時計方向に回転すると、巻き取りプーリ11内周の内歯歯車41と噛み合う遊星ギヤ46a,46bによって、ギヤ49およびギヤ49と一体に形成されたブレーキ片ホルダ156は時計方向に回転する(図6(b)および図6(c)参照)。続いて、ブレーキ片ホルダ156の突起156aが、ブレーキ片155の係合溝155aにおける最奥位置155bから溝幅の広い部分155cへと移動する。そしてブレーキ片ホルダ156の突起156aは回転部材148の側面部148aに係合し、以降、相対変位の発生はなくなり、ブレーキ片ホルダ156とブレーキ片155は一体となって回転を行う。ブレーキ片ホルダ156の突起156aがブレーキ片55の係合溝55aにおける最奥位置155bから溝幅の広い部分155cへと移動した場合には、ブレーキ片155はブレーキ片ホルダ156から解放された状態となっており、遠心力によってブレーキ片155は巻き取りプーリ11内周のブレーキシュー145へ近づいて強く接触する。すなわち、ブレーキ力を発生することができる(図6(a)参照)。
なお、障子2がストッパに当接して開放した状態では、巻き取りプーリ11を引き出し方向へ回転させるワイヤ5による引張が解除されるようになっている。
[第二実施形態の効果]
(1)このように第二実施形態の窓開閉装置110によれば、上述の第一実施形態の窓開閉装置10が備える遠心式ブレーキ200のようにOリング57などのフリクション部材を必要とすることなく、簡単な構成で、遠心式ブレーキ200が備えるブレーキ片155が遠心力を利用してスムーズに移動し、ブレーキを適切にかけることができる。
[第二実施形態の効果]
(1)このように第二実施形態の窓開閉装置110によれば、上述の第一実施形態の窓開閉装置10が備える遠心式ブレーキ200のようにOリング57などのフリクション部材を必要とすることなく、簡単な構成で、遠心式ブレーキ200が備えるブレーキ片155が遠心力を利用してスムーズに移動し、ブレーキを適切にかけることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記第一実施形態では、遠心式ブレーキ100が、2つのブレーキ片55を有しているが、これには限られず、図7(a)に例示するように、4つのブレーキ片255を有するように構成してもよいし、図7(b)に例示するように、3つのブレーキ片355を有するように構成してもよい。なお、このことは第二実施形態でも同様である。
(2)上記第一実施形態では、ブレーキ片ホルダ56の係合軸部56Pの摩擦力を得る方法としてOリング57を利用しているが、これには限られず、例えばねじりコイルバネをブレーキ片ホルダ56の係合軸部56Pの周りへ配置し、その一端をブレーキ片ホルダ56の係合軸部56Pへ固定するとともに他端を回転部材48へと固定する構成を採用することで、ブレーキ片ホルダ56と回転部材48との回転方向の違いによるねじりコイルバネの中心径の増減による相手部材との摩擦力の変化を利用するようにしてもよい。このように構成しても上記第一実施形態と同様の作用効果を奏する。
1…窓枠、2…障子、3…下框、4…ガスステイ、5…ワイヤ、6…上枠、7…上框、8,9…プーリ、10,110…窓開閉装置、11…巻き取りプーリ、11a…六角孔、12…ラチェット機構、13…ベース、13a…ビス、13b…ビス孔、14…円形孔、16…カバー、16a…貫通孔、17…支持孔、18,20a,47…軸、20…揺動体、21…嵌入部、22…解除ボタン、23…ロック爪、24…ラチェットホイール、25…係合歯、30…収容筒部、32…支持筒部、33…凹部、35…復帰爪、41…内歯歯車、43…収容室、45…ブレーキシュー、46a…上側遊星ギヤ、46b…下側遊星ギヤ、48,148,248,348…回転部材、48a…回転部材の突起部、49…ギヤ、50…軸受け孔、55,155,255,355…ブレーキ片、55a,155a…ブレーキ片の係合溝、55b,155b…ブレーキ片の係合溝における最奥位置、55c,155c…ブレーキ片の係合溝における溝幅の広い部分、55P,155P…ブレーキ片の係合軸部、56,156,256,356…ブレーキ片ホルダ、56a,156a…ブレーキ片ホルダの突起、56b…ブレーキ片ホルダの側面部、56P…ブレーキ片ホルダの軸部、57…Oリング、100,200…遠心式ブレーキ、148a…回転部材の側面部
Claims (7)
- 回転軸を中心にして回転可能な回転部材と、
前記回転部材に対して取り付けられ、その回転部材への取り付け部分を中心に前記回転部材の回転方向へ移動することで前記回転部材に対して接離可能なブレーキ片と、
前記回転部材が正方向へ回転する際には前記ブレーキ片を開放し、前記回転部材が逆方向へ回転する際には前記ブレーキ片を前記回転部材の方へ引き寄せて拘束する拘束部材と、
を備えることを特徴とする遠心式ブレーキ。 - 請求項1に記載の遠心式ブレーキにおいて、
前記拘束部材は、前記ブレーキ片へは当接せずに前記ブレーキ片を開放して前記回転軸から離間する方向へ移動可能とする非当接状態と、前記ブレーキ片へ当接することで前記ブレーキ片を拘束して前記回転軸から離間する方向へは移動させない当接状態とでその姿勢が変化可能であることを特徴とする遠心式ブレーキ。 - 請求項1または請求項2に記載の遠心式ブレーキにおいて、
前記拘束部材は、前記回転軸を中心にして回転可能に構成されていることを特徴とする遠心式ブレーキ。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の遠心式ブレーキにおいて、
前記ブレーキ片は、前記拘束部材と当接可能な当接面を有しており、
前記当接面は、前記ブレーキ片における前記拘束部材側の外壁からの距離によりその溝の大きさが連続的に変化するよう形成されていること
を特徴とする遠心式ブレーキ。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の遠心式ブレーキにおいて、
前記拘束部材は、前記回転部材が逆方向へ回転する際には、前記回転部材との相対位置が変化することに起因して前記ブレーキ片を前記回転部材の方へ引き寄せて拘束すること
を特徴とする遠心式ブレーキ。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の遠心式ブレーキにおいて、
前記拘束部材は、前記回転部材が逆方向へ回転する際には、自らが移動することによって前記ブレーキ片を前記回転部材の方へ引き寄せて拘束すること
を特徴とする遠心式ブレーキ。 - 開閉可能であって開放方向へ付勢された窓の窓枠にその一端が連結される索条体と、
ラチェット機構を有し、前記索条体を巻き取り可能な巻き取りプーリと、
前記ラチェット機構を解除させて、前記巻き取りプーリから前記索条体が引き出される方向へ前記巻き取りプーリを回転可能とする解除機構と、
前記巻き取りプーリから前記索条体が引き出される際に前記巻き取りプーリの回転を制動可能な、請求項1〜請求項6の何れかに記載の遠心式ブレーキと、
を備えることを特徴とする窓開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005272021A JP2007085386A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 遠心式ブレーキおよび窓開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005272021A JP2007085386A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 遠心式ブレーキおよび窓開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007085386A true JP2007085386A (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=37972569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005272021A Pending JP2007085386A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 遠心式ブレーキおよび窓開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007085386A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100939790B1 (ko) | 2009-09-14 | 2010-02-04 | 백진현 | 원심브레이크를 구비하는 수문 권양기 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6216332B2 (ja) * | 1981-05-19 | 1987-04-11 | Kanji Imazaike | |
JPH0613982Y2 (ja) * | 1988-10-26 | 1994-04-13 | 中央発條株式会社 | 排煙窓用開閉操作ボツクス |
JPH0616134Y2 (ja) * | 1987-01-09 | 1994-04-27 | 立川ブラインド工業株式会社 | ロ−ルブラインドの昇降装置 |
-
2005
- 2005-09-20 JP JP2005272021A patent/JP2007085386A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6216332B2 (ja) * | 1981-05-19 | 1987-04-11 | Kanji Imazaike | |
JPH0616134Y2 (ja) * | 1987-01-09 | 1994-04-27 | 立川ブラインド工業株式会社 | ロ−ルブラインドの昇降装置 |
JPH0613982Y2 (ja) * | 1988-10-26 | 1994-04-13 | 中央発條株式会社 | 排煙窓用開閉操作ボツクス |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100939790B1 (ko) | 2009-09-14 | 2010-02-04 | 백진현 | 원심브레이크를 구비하는 수문 권양기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3870392B2 (ja) | 歯車組立体及び歯車組立体を備えた犬用ひもの巻取り装置 | |
JP4794388B2 (ja) | クローズドフェースリール | |
JP2005127438A (ja) | 動力装置 | |
JP3694494B2 (ja) | 車両スライド扉の動力装置 | |
JP2007085386A (ja) | 遠心式ブレーキおよび窓開閉装置 | |
KR20210058992A (ko) | 윈치 | |
JP2005157158A (ja) | スクリーン装置 | |
JP5912777B2 (ja) | ウェビング巻取装置 | |
JPH0815776A (ja) | 映写スクリーン装置 | |
JP4317797B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP3634900B2 (ja) | ハンドル操作機構及び該ハンドル操作機構を備えた窓開閉操作装置 | |
JP2006239288A (ja) | 積載物固定装置 | |
JP2004008115A (ja) | 魚釣用両軸受型リール | |
JP5311651B2 (ja) | シャッター用ロック装置及びシャッター装置 | |
JP3936882B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2015084696A (ja) | リール内部の巻き取り機構 | |
JPH0711583Y2 (ja) | 釣り用スピニングリール | |
JP3480026B2 (ja) | 窓の開閉操作装置 | |
JP3556025B2 (ja) | ハンドル操作機構及び該ハンドル操作機構を備えた窓開閉操作装置 | |
JP3822874B2 (ja) | 車両スライド扉用パワースライド装置 | |
JP3742680B2 (ja) | ハンドル機構及び該ハンドル機構を備えた窓開閉操作装置 | |
KR101415116B1 (ko) | 와이어 늘어짐 방지 장치 | |
JPH1130071A (ja) | 引戸の自動閉鎖装置 | |
JP2000337055A (ja) | 建物その他の物品の開口部の開閉装置 | |
JP3193412U (ja) | 湾曲黒板に用いられるスクリーン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080808 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20100302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100706 |