JP2007083859A - 車両用内装材,車両用ルーフトリム及び車両用内装材の製造方法 - Google Patents

車両用内装材,車両用ルーフトリム及び車両用内装材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 表皮材の汚れが防止され、吸音性にも優れると同時に表皮材と基材との接着性が良好な車両用内装材、車両用ルーフトリム、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 多孔質基材21,多孔質基材21の車外側の面に設けられた非通気性層22、車内側の面に設けられた通気性層23から構成される複数層からなる基材としての複数基材20と、多孔質基材21の車内側の面に設けられた表皮材11,表皮材11の車外側の面に設けられたホットメルトウェブ12から構成される表皮材層10とが、複数基材20の通気性層23および表皮材層10のホットメルトウェブ12で接合されることにより構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は車両用内装材,車両用ルーフトリム及び車両用内装材の製造方法に係り、特に、表皮材の汚れが防止され、吸音性にも優れると同時に表皮材と基材との接着性が良好な車両用内装材,車両用ルーフトリム及び車両用内装材の製造方法に関する。
従来より、ガラス繊維等の強化用繊維の交絡点が熱可塑性樹脂により結接されてなる基材と、不織布,織布,塩化ビニルレザー等からなる表皮材とが接合された車両用内装材が知られている。この車両用内装材として、基材と表皮材とがホットメルト接着剤により接合され、基材と表皮材との間に通気性を有さないポリアミドフィルム等のフィルム層が形成されている内装材が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−334827号公報(図1)
特許文献1に記載の内装材のように、基材と表皮材の間に通気性を有さないフィルム層を備えるものでは、フィルム層により基材への通気が遮断され、通気に伴い車内の埃等が表皮材に付着して起こる汚れが防止され、意匠性の低下が抑えられる。しかし、基材への通気が遮断されるため、車室内からの音が十分に吸収されず、吸音性が低下し、静粛性が損なわれるという問題があった。
そこで、通気にともなう車内の埃等の表皮材への付着による汚れを防止すると同時に吸音性を保つことを目的として、基材の一方の面に非通気性層が設けられ、他方の面に表皮材が設けられると共に、基材と表皮材との間が通気性を有する状態で接合された車両用内装材が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2003−225959号公報(図1)
特許文献2に記載の車両用内装材100を図3に示す。この車両用内装材100は、次の工程により作成される。
つまり、強化用繊維中に熱可塑性樹脂の粒子が均一に分散されたウェブからなる基材101の一方の面に、耐熱用熱可塑性樹脂層103aと、表皮接着用熱可塑性樹脂層103bとを順次積層し、他方の面に、非通気性層102を積層した積層体を形成する。この積層体を、基材101中の熱可塑性樹脂の融点以上、耐熱用熱可塑性樹脂層103a及び非通気性層102の融点以下の温度で加熱して熱可塑性樹脂を溶融し、冷却盤間で加圧してシート状に固化し、緻密なスタンパブルシートを形成する。
その後、スタンパブルシートを、基材101、耐熱用熱可塑性樹脂層103a、及び表皮接着用熱可塑性樹脂層103bの各樹脂の融点以上、且つ、非通気性層102の融点以下の温度で再加熱することにより、耐熱用熱可塑性樹脂層103a及び表皮接着用熱可塑性樹脂層103bからなる通気性層103が熱収縮して一部(G)が基材101に含浸し、この部分が通気性層103の孔となることにより、通気性層103の最表面から基材101に至る複数の孔Hが形成される。その後、表皮接着用熱可塑性樹脂層103b上に表皮材104を接合する。
このように、基材と表皮材との接合部が通気性を有する内装材では、表皮材から基材へと通気するため吸音性に優れるのみならず、基材の表皮材接合面とは反対側の面に非通気性のフィルム層が設けられるため、通気が遮断されて表皮材の表面の汚れが防止され、意匠性の低下が抑えられる。
しかし、上記特許文献2に記載の車両用内装材100では、耐熱用熱可塑性樹脂層103aと表皮接着用熱可塑性樹脂層103bの材料や量により、通気性,吸音性,表皮材の接着性が左右され、適度な通気性,吸音性,表皮の接着性が同時に得られるよう材料を選定し量を調整することが難しいという問題点があった。
つまり、表皮接着用熱可塑性樹脂層103bを厚くすれば接着能力は向上するが、通気性及び吸音性能が低下する。一方、耐熱用熱可塑性樹脂層103aと表皮接着用熱可塑性樹脂層103bを薄くすると、表皮材の接着性が低下する。従って、適度な通気性,吸音性,表皮材の接着性が同時に得られるよう調整することが難しかった。
本発明の目的は、上記問題点を解決することにあり、表皮材の汚れが防止され、吸音性にも優れると同時に表皮材と基材との接着性が良好な車両用内装材,車両用ルーフトリム及び車両用内装材の製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、表皮材の汚れが防止され、吸音性にも優れると同時に表皮材と基材との接着性が良好な車両用内装材を簡易で単純な工程により製造することが可能な車両用内装材の製造方法を提供することにある。
前記課題は、本発明の請求項1によれば、複数層からなる基材に対し表皮材を接着してなる車両用内装材であって、前記複数層からなる基材は、融点160℃でメルトインデックス2〜6g/10分の熱可塑性樹脂と強化用繊維とを6:4〜4:6の比率で含んでなる目付量350〜600g/mの多孔質基材と、該多孔質基材の前記表皮材側の面に形成され、融点160℃でメルトインデックス2〜10g/10分の熱可塑性樹脂からなる熱可塑性樹脂フィルム層と、該熱可塑性樹脂フィルム層の前記表皮材側に形成され、融点90〜120℃でメルトインデックス5〜15g/分である変性ポリエチレンのホットメルト接着剤からなるホットメルトフィルム層と、前記多孔質基材の前記表皮材の反対側の面に形成された非通気性層と、を備え、前記表皮材の前記複数層からなる基材側の面には、前記ホットメルトフィルム層と接するように、融点110〜130℃,メルトインデックス5〜15g/10分の異なる樹脂混合物からなるホットメルト接着剤から形成されたウェブ状のホットメルトウェブ層が設けられ、前記ホットメルトフィルム層と前記ホットメルトウェブ層とが接着することにより前記複数層からなる基材と前記表皮材とが接合されていることにより解決される。
このように、多孔質基材と表皮材との間にホットメルトフィルム層だけでなく、熱可塑性樹脂フィルム層を設けているため、多孔質基材と表皮材を接合するための加熱時に、ホットメルト接着剤が重力によりすべて多孔質基材側に落下して多孔質基材と表皮材との間の接着層がなくなることを防止可能である。さらに、表皮材の複数層からなる基材側の面に、ホットメルトウェブ層を備えているため、ホットメルトフィルム層の膜厚を増すことなく、表皮材と多孔質基材との間の接着能力を高めることが可能となる。ホットメルトウェブ層がフィルム状でなくウェブ状であるため、溶融接着後も通気性が確保され、表皮材と多孔質基材との間の接着能力を高めつつ、通気性を確保することが可能となる。ひいては、この車内用内装材を自動車の内装材として用いた場合に、吸音性及び車内の静粛性を得ることが可能となる。
また、前記ホットメルトウェブ層の前記ホットメルト接着剤は、異なる樹脂混合物からなり、ホットメルトウェブ層のホットメルト接着剤を、融点110〜130℃,メルトインデックス5〜15g/10分に調整することが可能であるため、表皮材の汚れを防止可能であると共に、吸音性,表皮材と基材との接着性が良好な車両用内装材を得ることが可能となる。
また、前記ホットメルトフィルム層の前記ホットメルト接着剤が、変性ポリエチレンであるため、ホットメルトフィルム層のホットメルト接着剤を、融点90〜120℃,メルトインデックス5〜10g/分に調整することが可能となり、表皮材の汚れを防止可能であると共に、吸音性,表皮材と多孔質基材との接着性が良好な車両用内装材を得ることが可能となる。
さらに、前記多孔質基材の前記熱可塑性樹脂が、融点160℃でメルトインデックス2〜6g/10分であるため、表皮材と多孔質基材との接合時に、熱可塑性樹脂が過度に流動することがない。そのため、熱可塑性樹脂が接合部から表皮材へと浸出することがなく、表皮材の表面の汚損による意匠性の低下が防止される。
また、前記多孔質基材の目付量が350〜600g/mであるため、適度な強度を有すると共に軽量の車両用内装材を得ることが可能となる。
なお、前記車両用内装材を備える車両用ルーフトリムとして構成すると好適である。
このように、吸音性が高く表皮材の汚れを防止可能な車両用内装材を車両用ルーフトリムとして構成することにより、車内の静粛性を高めると共に、ルーフトリムの汚れを減少させることが可能となる。
前記課題は、本発明の請求項3に係る車両用内装材の製造方法によれば、熱可塑性樹脂と強化用繊維とを含んでなる多孔質基材の一方の面に、非通気性フィルムからなる非通気性層を形成すると共に、他方の面に融点160℃でメルトインデックス2〜10g/10分の熱可塑性樹脂からなる厚さ30〜60μmの熱可塑性樹脂フィルムと、融点90〜120℃でメルトインデックス5〜15g/分のホットメルト接着剤からなる厚さ30〜75μmのホットメルトフィルムを順次積層して複数層からなる基材を形成する工程と、前記複数層からなる基材を加熱し、該複数層からなる基材上に、融点110〜130℃,メルトインデックス5〜15g/10分のホットメルト接着剤からなる密度20〜50g/m,目付量20〜50g/mのウェブ状のホットメルトウェブと、表皮材とを、前記ウェブが前記複数層からなる基材に面するように積層して、冷間プレスする接合工程と、を順次行うことにより解決される。
このように、多孔質基材と表皮材との間にホットメルトフィルムだけでなく、熱可塑性樹脂フィルムを積層するため、複数層からなる基材の加熱時に、ホットメルト接着剤が重力によりすべて多孔質基材側に落下して多孔質基材と表皮材との間の接着層がなくなることを防止可能である。さらに、表皮材の多孔質基材側の面に、ホットメルトウェブを積層するため、ホットメルトフィルムの膜厚を増すことなく、表皮材と多孔質基材との間の接着能力を高めることが可能となる。ホットメルトウェブがフィルム状でなくウェブ状であるため、接着後も通気性が確保され、表皮材と多孔質基材との間の接着能力を高めつつ、通気性を確保することが可能となる。ひいては、この車内用内装材を自動車の内装材として用いた場合に、吸音性及び車内の静粛性を得ることが可能となる。
このとき、前記接合工程では、前記複数層からなる基材を200℃以上の温度に加熱すると好適である。
このように構成しているため、接合工程で熱可塑性樹脂が適度な流動性を有することとなり、他孔質基材の強度を向上させることが可能となると共に、熱可塑性樹脂の表皮材表面への浸出がより確実に防止される。
本発明によれば、多孔質基材と表皮材との間にホットメルトフィルム層だけでなく、熱可塑性樹脂フィルム層を設けているため、多孔質基材と表皮材を接合するための加熱時に、ホットメルト接着剤が重力によりすべて多孔質基材側に落下して多孔質基材と表皮材との間の接着層がなくなることを防止可能である。さらに、表皮材の多孔質基材側の面に、ホットメルトウェブ層を備えているため、ホットメルトフィルム層の膜厚を増すことなく、表皮材と多孔質基材との間の接着能力を高めることが可能となる。ホットメルトウェブ層がフィルム状でなくウェブ状であるため、溶融後も通気性が確保され、表皮材と多孔質基材との間の接着能力を高めつつ、通気性を確保することが可能となる。ひいては、この車内用内装材を自動車の内装材として用いた場合に、吸音性及び車内の静粛性を得ることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
なお、本明細書におけるメルトインデックス(以下、MIとする。)は、メルトフローレート(MFR)と同義であって、JIS K 7210「熱可塑性プラスチックの流れ試験方法」のA法に従い、同規格の表2「一般に用いられている樹脂ごとの試験条件」で測定した数値である。
図1は、本実施形態に係る車両用内装材が適用される自動車のルーフトリム1の概略平面説明図,図2は本実施形態に係る車両用内装材の断面を示す説明図である。
本実施形態の車両用内装材は、例えば、自動車のルーフトリム1など、天井用内装材として使用される。
ルーフトリム1の構成を図1に基づき説明する。図1は、ルーフトリム1を、自動車の室内側から見た概略平面説明図である。ルーフトリム1は、図2に示す本実施形態の車両用内装材から構成される。不図示の自動車の車体パネルルーフ部の室内面を覆う外形状にトリム加工され、全体として緩やかな湾曲形状に成形されている。
ルーフトリム1のフロント側縁部には、不図示のサンバイザを収納する凹部2がそれぞれ左右一対設けられ、フロント中央部には、ルームミラーハウジング取付用孔3が開設され、略中央には、ルームランプハウジング取付用開口4が設けられている。
本実施形態の車両用内装材は、図2に示すように、多孔質基材21,多孔質基材21の車外側の面に設けられた非通気性層22,車内側の面に設けられた通気性層23から構成される複数層からなる基材としての複層基材20と、多孔質基材21の車内側の面に設けられた表皮材11,表皮材11の車外側の面に設けられたホットメルトウェブ12から構成される表皮材層10とが、複層基材20の通気性層23及び表皮材層10のホットメルトウェブ12で接合されることにより構成されている。
複層基材20は、図2に示すように、多孔質基材21と、通気性層23と、非通気性層22と、によって構成されている。
本実施形態の多孔質基材21は、炭素繊維(カーボン繊維)等の強化用繊維と、この強化用繊維を相互に点接着するポリプロピレン等の熱可塑性樹脂が混合されたものからなる。
強化用繊維としては、炭素繊維のほか、ガラス繊維、ステンレス繊維等の金属繊維や、麻,綿等の植物繊維,及び絹,羊毛等の動物繊維等の天然繊維、アラミド繊維,ポリエステル繊維,ポリアミド繊維等の有機繊維を用いてもよい。
この強化用繊維の繊維長さは、補強効果、膨張性、及び賦形性を確保するという点から、10〜100mmが好ましい。また、強化用繊維の直径は、補強効果及び膨張性を確保するという点から、7〜20μmが好ましい。さらに、熱可塑性樹脂との濡れ性や接着性を改良するために、シランカップリング剤などによる処理が施されていてもよい。
上記熱可塑性樹脂は、多孔質基材21におけるマトリックスを構成する成分であって、強化用繊維に、繊維、粉末等の形態で混合され、複層基材20が加熱された時に溶融して、強化用繊維の交絡点を結接する。
本実施形態では熱可塑性樹脂として、MIが2〜6g/10分のポリプロピレン(融点160℃)を用いる。MIが2g/10分より小さいと、表皮材11と多孔質基材21との加熱接着時に、熱可塑性樹脂の適度な流動性が得られない。また、MIが6g/10分より大きいと、表皮材11と多孔質基材21との加熱接着時に、熱可塑性樹脂が過度に流動し、表皮材11に浸出し易くなる。
またその他、熱可塑性樹脂としてポリエチレン,ポリブテン,エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン樹脂、ポリアクリル酸メチル,ポリアクリル酸エチル,ポリメタクリル酸メチル,ポリメタクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ナイロン−6,ナイロン−66,ナイロン−12等のポリアミド樹脂、及びポリエチレンテレフタレート,ポリカーボネート等のポリエステル樹脂などを用いてもよい。また、配合される熱可塑性樹脂は1種のみでもよいし、2種以上であってもよい。
なお、熱可塑性樹脂は、融点が160℃のものを用いると好適である。
また、熱可塑性樹脂には滑剤,老化防止剤,紫外線吸収剤,帯電防止剤等の通常この種の樹脂に用いられる添加剤を必要に応じて配合する。
強化用繊維と熱可塑性樹脂との混合比率は、曲げ強度及び曲げ弾性率などの機械的強度の高い多孔質材料を得るために、6:4〜4:6であるとよい。強化用繊維の比率が40%より小さくなると、強化用繊維に対する熱可塑性樹脂の比率が高くなり過ぎるため、表皮材11と多孔質基材21との加熱接着時に熱可塑性樹脂が浸出して表皮材11の表面側を汚損し車両用内装材の意匠性が低下する。60%より大きくなると、強化用繊維に対する熱可塑性樹脂の比率が低くなり過ぎるため、強化用繊維の交絡点が充分に結接されず、多孔質基材21の強度が低下する。
また、多孔質基材21は、目付量350〜600g/mのものを用いると好適である。350g/mより小さいと、車両用内装材の強度が低下し、600g/mより大きいと、多孔質基材21の重量が増大し、車両用内装材として要望される軽量化が図りにくくなるためである。
多孔質基材21の表皮材層10側の面には、熱可塑性樹脂フィルム23bとホットメルトフィルム23aが順次積層された通気性層23が形成されている。
熱可塑性樹脂フィルム23bは、多孔質基材21に含まれる熱可塑性樹脂と同じポリプロピレン(融点160℃)からなる膜厚30〜60μmのフィルムである。膜厚が30μmより薄くなると、表皮材11と多孔質基材21との間の接着力が低下し、60μmより厚くなると表皮材11と多孔質基材21との間の通気性が低下して、車両用内装材の吸音性能が低下するため好ましくない。
なお、熱可塑性樹脂フィルム23bとしては、ポリプロピレンのほか、ポリエチレン,ポリブテン,エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン樹脂、ポリアクリル酸メチル,ポリアクリル酸エチル,ポリメタクリル酸メチル,ポリメタクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ナイロン−6,ナイロン−66,ナイロン−12等のポリアミド樹脂、及びポリエチレンテレフタレート,ポリカーボネート等のポリエステル樹脂などを用いてもよい。また、熱可塑性樹脂は1種のみでもよいし、2種以上であってもよい。
熱可塑性樹脂フィルム23bを構成する熱可塑性樹脂は、MI2〜10g/10分のものを用いると好適である。MIが2g/10分より小さいと、表皮材11と多孔質基材21との加熱接着時に、熱可塑性樹脂の適度な流動性が得られない。また、MIが10g/10分より大きいと、表皮材11と多孔質基材21との加熱接着時、熱可塑性樹脂が過度に流動し、多孔質基材21に殆どが滲みこんでしまい、熱可塑性樹脂フィルム23bの層が残らなくなる。また、逆に表皮材11に浸出し易くなる。
また、融点が160℃のものを用いると好適である。
この熱可塑性樹脂フィルム23bは、複層基材20の加熱時に、ホットメルトフィルム23aが重力により多孔質基材21側にすべて落下して多孔質基材21と表皮材11との間の接着層がなくなることを防止する。この熱可塑性樹脂フィルム23bを多孔質基材21とホットメルトフィルム23aとの間に設けることにより、ホットメルトフィルム23aの接着剤を、多孔質基材21と表皮材11との間に、適度に残すことができると共に、熱可塑性樹脂フィルム23bとホットメルトフィルム23aとからなる通気性層23を、適度に孔の空いた通気性のある層とすることが可能となる。
ホットメルトフィルム23aは、ホットメルト接着剤からなる膜厚30〜75μmのフィルムである。膜厚が30μmより薄くなると、充分な接着能力が得られなくなり、75μmより厚くなると、接着能力は向上するが、多孔質基材21と表皮材11との間の通気性が低下し、充分な吸音性能が確保できなくなる。
本実施形態では、ホットメルトフィルム23aを構成するホットメルト接着剤として、公知の変性ポリエチレン接着剤を用いる。
ホットメルトフィルム23aは、ホットメルトウェブ12と共に、多孔質基材21と表皮材11とを接合する接着剤としての役割を果たす。
ホットメルトフィルム23aを構成するホットメルト接着剤としては、その他、PA(ポリアミド),EVA(酢酸ビニル),EEA(エチレン,エチルアクリレート共重合体),PO(ポリオレフィン),PET(ポリエチレンテレフタレート)等を単独又は2種以上組み合わせたものを用いてもよい。
ホットメルトフィルム23aを構成するホットメルト接着剤の融点は、90〜120℃であることが望ましい。90℃より低いと、耐熱上問題であり、120℃より高いと、成形性が劣るからである。
ホットメルトフィルム23aを構成するホットメルト接着剤は、MI5〜15g/分のものを用いると好適である。5g/分より小さいと充分な流動性が得られないため接着能力が低下し、15g/分より大きいとホットメルト接着剤が表皮材11に浸出し、車両用内装材の意匠性を損ねやすくなるためである。
本実施形態では、ホットメルトフィルム23aを構成するホットメルト接着剤として、融点96℃、195℃でのMIが8g/分のものを使用する。
非通気性層22は、図2に示すように、第一PE層22a,耐熱フィルム層22b,第二PE層22cから形成される。
第一PE層22a及び第二PE層22cは、低密度ポリエチレン(LDPE)又は直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)のフィルムである。
耐熱フィルム層22bは、融点216℃のポリアミドからなる厚さ10〜30μmのフィルムである。なお、耐熱フィルム層22bには、その他、ウレタンフィルムを用いてもよい。
このように、耐熱フィルム層22bの両面に第一PE層22a及び第二PE層22cを配置することにより、通気を遮断する耐熱フィルム層22bを多孔質基材21に確実に接着可能となる。
表皮材層10は、図2に示すように、表皮材11とホットメルトウェブ12とによって構成されている。
表皮材11は、図2のように、表皮11aとPUF層11bとから構成されている。
表皮11aは1.5〜5.0mmのポリウレタンフォームからなり、外部からの衝撃を吸収するクッション層としての役割を果たす。PUF層11bの表面には表皮11aがラミネートされ、裏面には、ホットメルトウェブ12が形成されている。
表皮材層10は、本実施形態の構成のほか、目付量140〜250g/mの不織布から構成してもよい。
ホットメルトウェブ12は、異なる樹脂混合物からなるウェブ状(クモの巣状)の構造を有するホットメルト接着剤のシートである。
ホットメルトウェブ12の密度は、20〜50g/mであると好適である。密度が20g/mより小さくなると、接着能力が低下し、50g/mより大きくなると、接着後、表皮材11と多孔性基材21との間の通気性が損なわれるからである。
ホットメルトウェブ12の目付量は20〜50g/mである。目付量が20g/mより小さくなると、充分な接着能力が得られなくなり、50g/mより大きくなると、接着能力は向上するが、多孔質基材21と表皮材11との間の通気性が低下し、充分な吸音性能が確保できなくなる。
ホットメルトウェブ12は、そのほか、EVA(酢酸ビニル),EEA(エチレン,エチルアクリレート共重合体),PET(ポリエチレンテレフタレート)等の成分を単独又は適宜混合したものを用いてもよい。
ホットメルトウェブ12を構成するホットメルト接着剤の融点は、110〜130℃であることが望ましい。130℃より高いと、成形性が劣るからである。
ホットメルトウェブ12を構成するホットメルト接着剤は、MI5〜15g/10分のものを用いると好適である。5g/10分より小さいと充分な流動性が得られないため接着能力が低下し、15g/10分より大きいと接着剤が表皮材11に浸出し、車両用内装材の意匠性を損ねやすくなるためである。
このように、複層基材20側のホットメルトフィルム23aだけでなく、表皮材層10側にもホットメルトウェブ12を設けていることにより、複層基材20側のホットメルトフィルム23aの膜厚を増すことなく、表皮材11と多孔質基材21との間の接着能力を高めることが可能となる。また、ホットメルトウェブ12がフィルム状でなくウェブ状であるため、加熱溶融により表皮材11と多孔質基材21が接合された後の接着能力を高めつつも、表皮材11と多孔質基材21との間の通気性を損ねることがない。
次いで、本実施形態における車両用内装材の製造方法について、図2を参照して説明する。
まず、公知の方法により、強化用繊維と熱可塑性樹脂繊維が混合された混合繊維からなる厚み1〜10mmの多孔質基材21を得る。
次に、この多孔質基材21の上面に、熱可塑性樹脂フィルム23bとホットメルトフィルム23aとを順次積層し、下面に、第一PE層22a,耐熱フィルム層22b,第二PE層22cを順次積層して複層基材20を構成する積層体を形成する。
一方、ポリウレタンフォームからなるPUF層11bの表面にトリコットをラミネートして表皮11aを形成し、PUF層11bと表皮11aとからなる表皮材11を形成しておく。
次いで、複層基材20を構成する積層体を、多孔質基材21及び熱可塑性樹脂フィルム23bを構成する熱可塑性樹脂,ホットメルトフィルム23aを構成するホットメルト接着剤,第一PE層22a,第二PE層22cを構成するポリエチレンの融点以上で、耐熱フィルム層22bを構成する樹脂の融点未満の温度に加熱した後、冷却盤間で加圧してシート状に固化し、図2に示すような複層基材20を得る。
その後、この複層基材20を、熱可塑性樹脂フィルム23bを構成する熱可塑性樹脂及びホットメルトフィルム23aを構成するホットメルト接着剤の融点以上で、耐熱フィルム層22bを構成する樹脂の融点未満の温度に加熱し、車両用ルーフトリム1等の成形金型を有する不図示のプレス成形機に移送し、複層基材20のホットメルトフィルム23a上に、ホットメルトウェブ12と表皮材11を順次積層する。
次いで、プレス成形機の上型と下型を合わせて冷間プレス成形し、複層基材20と表皮材11を接合し、一体化する。このとき、加熱された複層基材20の熱によって、ホットメルトウェブ12が溶融するので、多孔質基材21と表皮材11との間の接着性が向上すると共に、ホットメルトウェブ12がウェブ状に形成されているため、多孔質基材21と表皮材11との間の通気性が失われない。
以上で、本実施形態の車両用内装材が完成する。
なお、本実施形態の車両用内装材は、車両のルーフパネルの室内側に装着される車両用ルーフトリム1に適用可能な構成としたが、車室内後部側に装着されるリヤパーセルシェルフ,車室内の側壁側に装着されるラゲージサイドトリム,またはトランクルーム内に取り付けられるトランクルームトリム,あるいはエンジンルーム内に取り付けられるフードトリム等に適用してもよい。
以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
ポリウレタンフォームからなる厚さ3mmのPUF層11bの表面にトリコットをラミネートして、PUF層11bと表皮11aとからなる表皮材11を形成した。
一方、公知のカード機及びエアーレイ機により調整されたカーボン繊維とポリプロピレン繊維(融点160℃,MI2)とを、カード機からマットとして取り出し、カーボン繊維とポリプロピレン繊維を6:4の比率で混合して厚さ5mmの多孔質基材21(目付量500g/m)を形成した。
その後、この多孔質基材21の上面に、ポリプロピレン(融点160℃,MI7〜8)からなる厚さ40μmの熱可塑性樹脂フィルム23bと、変性ポリエチレン(融点96℃,MI8)からなる厚さ50μmのホットメルトフィルム23aとを順次積層した。また、下面に、LDPE(融点120℃)からなる厚さ20μmの第一PE層22a,ポリアミド(融点216℃)からなる厚さ25μmの耐熱フィルム層22b,LDPE(融点120℃)からなる厚さ20μmの第二PE層22cを順次積層して複層基材20を構成する積層体を形成した。
この積層体を200℃に加熱し、冷却盤間で圧力0.1〜0.5kg/cmで15〜35秒間加圧し、厚さ2〜4mmの複層基材20を得た。
その後、この複層基材20を不図示の遠赤外線ヒータで約200℃まで加熱し、図1の車両用ルーフトリム1の不図示の成形金型を有する不図示のプレス成形機に移送した。
複層基材20のホットメルトフィルム23a上に、異なる樹脂混合物からなる常温のホットメルトウェブ12(密度30g/m,融点120℃,MI8.6g/10分,目付量30g/m)と、先に形成しておいた常温の表皮材11とを、順次積層した。
プレス成形機の上型と下型を合わせ、冷間プレス成形し賦形させて、車両用内装材を得た。
この車両用内装材は、表皮材11と多孔質基材21との間に、通気性層23及びホットメルトウェブ12からなる接合部が形成されている。この接合部は、通気性層23及びホットメルトウェブ12中のホットメルト接着剤が溶融して形成されたものであり、適度な通気性を有する。また、多孔質基材21の表皮材11接合面とは反対面に、通気性を有さない非通気性層22が設けられている。
尚、本発明においては、上記の具体的な実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用内装材が適用される自動車のルーフトリムを示す概略平面説明図である。 本発明の一実施形態に係る車両用内装材の断面を示す説明図である。 従来の車両用内装材の断面を示す説明図である。
符号の説明
1 ルーフトリム
2 凹部
3 ルームミラーハウジング取付用孔
4 ルームランプハウジング取付用開口
10 表皮材層
11 表皮材
11a 表皮
11b PUF層
12 ホットメルトウェブ
20 複層基材
21 多孔質基材
22 非通気性層
22a 第一PE層
22b 耐熱フィルム層
22c 第二PE層
23 通気性層
23a ホットメルトフィルム
23b 熱可塑性樹脂フィルム
100 車両用内装材
101 基材
102 非通気性層
103 通気性層
103a 耐熱用熱可塑性樹脂層
103b 表皮接着用熱可塑性樹脂層
104 表皮材
H 孔

Claims (4)

  1. 複数層からなる基材に対し表皮材を接着してなる車両用内装材であって、
    前記複数層からなる基材は、融点160℃でメルトインデックス2〜6g/10分の熱可塑性樹脂と強化用繊維とを6:4〜4:6の比率で含んでなる目付量350〜600g/mの多孔質基材と、
    該多孔質基材の前記表皮材側の面に形成され、融点160℃でメルトインデックス2〜10g/10分の熱可塑性樹脂からなる熱可塑性樹脂フィルム層と、
    該熱可塑性樹脂フィルム層の前記表皮材側に形成され、融点90〜120℃でメルトインデックス5〜15g/分である変性ポリエチレンのホットメルト接着剤からなるホットメルトフィルム層と、
    前記多孔質基材の前記表皮材の反対側の面に形成された非通気性層と、を備え、
    前記表皮材の前記複数層からなる基材側の面には、前記ホットメルトフィルム層と接するように、融点110〜130℃,メルトインデックス5〜15g/10分の異なる樹脂混合物からなるホットメルト接着剤から形成されたウェブ状のホットメルトウェブ層が設けられ、
    前記ホットメルトフィルム層と前記ホットメルトウェブ層とが接着することにより前記複数層からなる基材と前記表皮材とが接合されていることを特徴とする車両用内装材。
  2. 請求項1記載の前記車両用内装材を備えることを特徴とする車両用ルーフトリム。
  3. 熱可塑性樹脂と強化用繊維とを含んでなる多孔質基材の一方の面に、非通気性フィルムからなる非通気性層を形成すると共に、他方の面に融点160℃でメルトインデックス2〜10g/10分の熱可塑性樹脂からなる厚さ30〜60μmの熱可塑性樹脂フィルムと、融点90〜120℃でメルトインデックス5〜15g/分のホットメルト接着剤からなる厚さ30〜75μmのホットメルトフィルムを順次積層して複数層からなる基材を形成する工程と、
    前記複数層からなる基材を加熱し、該複数層からなる基材上に、融点110〜130℃,メルトインデックス5〜15g/10分のホットメルト接着剤からなる密度20〜50g/m,目付量20〜50g/mのウェブ状のホットメルトウェブと、表皮材とを、前記ウェブが前記複数層からなる基材に面するように積層して、冷間プレスする接合工程と、を順次行うことを特徴とする車両用内装材の製造方法。
  4. 前記接合工程では、前記複数層からなる基材を200℃以上の温度に加熱することを特徴とする請求項3記載の車両用内装材の製造方法。
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