JP2007082916A - ベッド - Google Patents

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金次郎 福士
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Abstract

【課題】 アクチュエータの共通化による低コスト化および使い勝手の向上による高性能化を容易に図ることのできるベッドを提供する。
【解決手段】 昇降可能なメインフレーム3と、メインフレーム3上に配設される起倒自在な背ボトム33を有し、メインフレーム3を昇降させる昇降機構13と、背ボトム33を起倒させる背上げ機構22と、昇降機構13および背上げ機構22の一方を駆動するアクチュエータ21と、昇降機構13および背上げ機構22の他方を駆動する手動駆動手段14と、アクチュエータ21により駆動される昇降機構13によるメインフレーム3の昇降範囲、または、アクチュエータ21により駆動される背上げ機構22による背ボトム33の角度範囲を調整する調整手段31とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メインフレームの高さ調整および背ボトムの傾斜角度の調整を行うことのできるベッドに関する。
従来から、利用者がベッドに乗り降りしやすくしたり、介護者などが介護しやすくしたりするために、昇降機能、背上げ機能、脚上げ機能などの各種の機能を単独もしくは組み合わせたベッドが提案されており、既に、市場に供給されている。
このようなベッドのうち、昇降機能および背上げ機能を有しているベッドは、1つの機能に対して1つのアクチュエータが用いられている。
なお、昇降機能および背上げ機能を有しているベッドとしては、昇降機能と背上げ機能とを連動させることで、1つのアクチュエータにより昇降機能と背上げ機能とを行うことのできるベッドも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−28191号公報
しかしながら、従来のベッドにおいては、近年の低コスト化および高性能化の要求に応えることができないという問題点があった。
すなわち、従来のベッドにおいては、昇降機能および背上げ機能のそれぞれに専用のアクチュエータを必要とし、アクチュエータの共通化を図ることができないという問題点があった。
例えば、従来のベッドにおいて、アクチュエータとして進退自在なロッドを具備する電動シリンダを用いた場合、ベッドの昇降範囲を得るために必要なロッドのストロークと、背ボトムを起倒させる角度範囲(傾斜角度)を得るために必要なロッドのストロークとを同一にすることができないという問題点があった。
また、従来の昇降機能と背上げ機能とを連動させることで1つのアクチュエータにより昇降機能と背上げ機能とを行うことのできるベッドにおいては、昇降機能と背上げ機能とを連動させているため、昇降機能によるベッドの昇降範囲、背上げ機構による背ボトムの角度範囲の調整を行うことができないという問題点があった。さらに、昇降機能と背上げ機能とを連動させているため、昇降と背上げとを個別に行うことができない、すなわち、ベッドの背上げ機能のみを使用したり、ベッドの昇降機能のみを使用したりすることができず、使い勝手に劣るという問題点があった。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、アクチュエータの共通化による低コスト化および使い勝手の向上による高性能化を容易に図ることのできるベッドを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明に係るベッドの特徴は、昇降可能なメインフレームと、該メインフレーム上に配設される起倒自在な背ボトムと、前記メインフレームを昇降させる昇降機構と、前記背ボトムを起倒させる背上げ機構と、前記昇降機構および前記背上げ機構の一方を駆動するアクチュエータと、前記昇降機構および前記背上げ機構の他方を駆動する手動駆動手段と、前記アクチュエータにより駆動される前記昇降機構によるメインフレームの昇降範囲、または、前記アクチュエータにより駆動される前記背上げ機構による背ボトムの角度範囲を調整する調整手段とを具備する点にある。そして、このような構成を採用したことにより、昇降機構と背上げ機構とを個別に動作させることができるとともに、昇降機構によるベッドの昇降範囲、または、背上げ機構による背ボトムの角度範囲の調整を容易に行うことができるので、昇降機構および背上げ機構の駆動に用いるアクチュエータの共通化を容易に図ることができる。
本発明のベッドにおいては、前記手動駆動手段が前記昇降機構によるメインフレームの昇降範囲、または、前記背上げ機構による背ボトムの角度範囲を無段階で調整するものであることが好ましい。そして、このような構成を採用したことにより、メインフレームの高さ位置または背ボトムの角度を使用者の体格や要求や使用状況などに応じて容易かつ確実に調整することができる。
前記手動駆動手段は、前記昇降機構を駆動する手動昇降手段と、前記背上げ機構を駆動する手動背上げ手段とを備え、前記手動昇降手段の取付位置にアクチュエータおよび手動昇降手段が交換可能に取り付けられ、前記手動背上げ手段の取付位置にアクチュエータおよび手動背上げ手段が交換可能に取り付けられることが好ましい。そして、このような構成を採用したことにより、アクチュエータおよび手動駆動手段の交換を容易に行うことができる。
前記アクチュエータが進退自在なロッドを具備する電動シリンダであることが好ましい。そして、このような構成を採用したことにより、昇降機構または背上げ機構の駆動源の小型化を容易に図ることができる。
本発明に係るベッドによれば、昇降機構と背上げ機構とを個別に動作させることができるとともに、昇降機構によるベッドの昇降範囲、または、背上げ機構による背ボトムの角度範囲の調整を容易に行うことができるので、昇降機構および背上げ機構の駆動に用いるアクチュエータの共通化を容易に図ることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1から図7は、本発明に係るベッドの実施形態を示すものであり、図1は全体構成の要部を示す概略部分分解斜視図、図2はベースフレームの要部を示す模式的平面図、図3は昇降機構の近傍を示す模式的側面図、図4は手動駆動手段の一例を示す模式的平面図、図5はメインフレームの要部を示す模式的平面図、図6は背上げ機構の近傍を示す模式的側面図、図7はボトムの要部を示す模式的平面図である。
図1に示すように、本実施形態のベッド1は、ベースフレーム2と、このベースフレーム2上に昇降自在に配設されたメインフレーム3と、このメインフレーム3上に配設されたボトム4とを有している。また、本実施形態のベッド1は、図1の右側が使用状態における頭部側HSとされ、図1の左側が使用状態における脚側FSとされている。
図1および図2に示すように、ベースフレーム2は、金属により平面ほぼ横長矩形の枠状に形成されており、その下面の四隅には、脚部5がそれぞれ固着されている。このベースフレーム2の長手方向(図2の左右方向)の両側には、ベースフレーム2の長手方向に対して直交する幅方向(図2の上下方向)に沿って相互に平行に延在する一対の昇降用回転軸6が回転自在に取着されている。これらの昇降用回転軸6のそれぞれには、一対の昇降用駆動アーム7がベースフレーム2の長手方向に沿って配設されている。これらの昇降用駆動アーム7は、その長手方向の中央部に昇降用回転軸6が挿通されて固着されており、昇降用回転軸6の回転にともなって先端が昇降自在に形成されている。また、各昇降用駆動アーム7の一端には、メインフレーム3に配設された垂直アーム8の先端部が取付用ピン9(図1)により回動自在に取着されている。
前記各昇降用回転軸6の長さ方向のほぼ中央部には、それぞれ一対のリンク板10の長手方向の中央部が挿通されて固着されている。そして、脚側FSの昇降用回転軸6に配設された各リンク板10の内側の上部側には、昇降用駆動メンバ11の左端部がピンにより回動自在に取着されており、頭部側HSの昇降用回転軸6に配設された各リンク板10の内側の上部側には、昇降用駆動メンバ11の右端部がピンにより回動自在に取着されている。また、脚側FSの昇降用回転軸6に配設された各リンク板10の下部には、連結バー12の左端がピンにより回動自在に取着されており、頭部側HSの昇降用回転軸6に配設された各リンク板10の下部には、連結バー12の右端がピンにより回動自在に取着されている。
前記昇降用回転軸6、昇降用駆動アーム7、リンク板10、昇降用駆動メンバ11および連結バー12により、本実施形態のメインフレーム3を昇降させる昇降機構13が構成されている。
なお、昇降機構13によるメインフレーム3の昇降範囲としては、最大60cm程度とすることが好ましい。
また、昇降機構13としては、パンタグラフ式などの従来公知の各種の昇降機構から選択使用することができる。
図3に示すように、前記昇降用駆動メンバ11の下面には、昇降機構13を駆動させるための駆動源としての手動駆動手段14、詳しくは、伸縮自在な手動昇降手段15の一端がブラケットを介してピンで回動自在に取着されている。この手動昇降手段15の他端は、脚側FSに示す昇降用回転軸6に配設されたリンク板10の昇降用回転軸6より下部側にブラケットを介してピンで回動自在に取着されている。そして、手動昇降手段15を伸縮させることで各昇降用回転軸6が回動し、これらの昇降用回転軸6の回動にともなって各昇降用駆動アーム7が回動して、メインフレーム3が上下方向に昇降するようになっている。
本実施形態の手動昇降手段15は、図4に示すように、4つのリンク16が四角形状に組み合わせられており、4つのリンク16の相互に対向する図4の上下方向の接続点の一方(図4の下部)がねじ17の基端部に回動自在に取着され、接続点の他方(図4の上部)がねじ17に螺合するねじ孔を具備するスライダ18に対して回動自在に取着されている。そして、図4の左右方向に示す接続点の一方、例えば図4の左方の接続点が、昇降用回転軸6に配設されたリンク板10の下部側に設けられた取付部に対してブラケットを介してピンにより回動自在かつ着脱自在に取着されており、接続点の他方、例えば図4の右方の接続点が、昇降用駆動メンバ11の下面に設けられた取付部に対してピンにより回動自在かつ着脱自在に取着されている。そして、ねじ17の基端部に設けられたリング19に回転ハンドル20のフック20aを掛けて回転ハンドル20を正逆回転させることで、スライダ18がねじ17上を長手方向に沿って移動し、4つのリンク16の左右の接続点が左右方向に伸縮するように構成されている。
なお、手動駆動手段14としては、例えば、椅子の上下方向の高さ調整などに用いるガスシリンダ(ガススプリング)や、回転操作により伸縮するねじ式のジャッキあるいはシリンダや、手動操作により伸縮する油圧式あるいは空気圧式のジャッキあるいはシリンダなどの各種の手動操作により伸縮する各種のものから選択使用することができる。
また、昇降機構13の駆動源としては、手動昇降手段15の代わりに、後述するアクチュエータ21を用いることができる。この場合、設計コンセプトなどの必要に応じて、アクチュエータ21により駆動される昇降機構13によるメインフレーム3の昇降範囲を調整する調整手段を用いることができる。この調整手段としては、後述する背上げ機構22に用いられるストローク調節体23および背上げ用駆動力伝達アーム24にかわる昇降用駆動力伝達アームを用いた構成を挙げることができる。
図1および図5に示すように、メインフレーム3は、金属により平面横長矩形の枠状に形成されている。また、メインフレーム3の長さ寸法は、ベースフレーム2の長さ寸法より長く形成されており、メインフレーム3の幅寸法は、ベースフレーム2の幅寸法より短く形成されている。そして、メインフレーム3には、4つの垂直アーム8が固着されており、これらの垂直アーム8の先端部たる下端部は、前記ベースフレーム2に配設された昇降用駆動アーム7のそれぞれに取付用ピン9により回動自在に取着されている。
前記メインフレーム3の頭部側HSには、メインフレーム3の長手方向に対して直交する幅方向(図5の上下方向)に沿って平行に延在する背上げ用回転軸25がその両端をメインフレーム3の外側に突出するようにして回転自在に配設されている。この背上げ用回転軸25の両端には、背上げ用アーム26の基端部が固着されている。これらの背上げ用アーム26は、メインフレーム3の長手方向に沿って頭部側HSに向かって配設されており、頭部側HSに位置する自由端部側のメインフレーム3と対向する側面とは反対側の側面には、アームローラ27が回転自在に取着されている。
前記背上げ用回転軸25、背上げ用アーム26およびアームローラ27により、本実施形態の背ボトム33を起倒させる背上げ機構22が構成されている。
なお、背ボトム33の角度範囲(起倒範囲)としては、0(水平状態)から75度の範囲とすることが好ましい。
また、背上げ機構22としては、従来公知の各種の昇降機構から選択使用することができる。
前記メインフレーム3には、背上げ機構22を駆動させるための駆動源としてのアクチュエータ21、本実施形態においては、進退自在なロッド29aを具備する電動シリンダ29が配設されている。この電動シリンダ29の基端部は、図5および図6に示すように、補助フレーム28の固定部にピンで回動自在に取着されている。また、電動シリンダ29のロッド29aの先端部には、ストローク調節体23の大径部23aがピンにより回動自在に取着されている。この大径部23aの先端には長さの長い小径部23bが段部23cによって接続されており、ストローク調節体23は、全体として2段の段付き棒状に形成されている。
なお、アクチュエータ21としての電動シリンダ29のロッド29aの伸縮動作は、アクチュエータ21のコントローラボックスに接続された、操作スイッチ30(図1)により行われるようになっている。
図6に詳示するように、ストローク調節体23の小径部23bの先端には大径のストッパ50が着脱自在に取着されている。そして、小径部23bは、円柱状のローラ51にその軸方向に対して直交する方向に貫通するように形成された小径部23bより大径の貫通孔51aに摺動自在に装着されている。このローラ51の軸方向の両端には、一対の背上げ用駆動力伝達アーム24(一方のみ図示)の一端がローラ51が回転自在になるように取着されており、背上げ用駆動力伝達アーム24の他端は、背上げ用回転軸25の長手方向の中央部に固定されている。
本実施形態の電動シリンダ29は、昇降動作に使用することのできるストロークの大きいものである。そこで、ストロークの60%程度を背上げ動作に使用するため、全ストロークのうちの使用しない40%がローラ51に加わらないように、小径部23bが長く形成されている。したがって、電動シリンダ29のロッド29aが全ストロークのうちの使用しない40%分だけ伸びると、段部23cがローラ51に当接してローラ51を小径部23b上においてストッパ50側に移動させる。これにより、背上げ用駆動力伝達アーム24が背上げ用回転軸25を回動させて背ボトム33を起こすことができるようになっている。
また、背ボトム33を倒す(水平にする)場合には、電動シリンダ29のロッド29aを縮ませる。すると、背ボトム33の自重により、背上げ用アーム26が下降し背上げ用回転軸25を下降方向に回転させる。よって、背上げ用駆動力伝達アーム24に取着してあるローラ51が段部23cに当接しながら背ボトム33が元の位置(水平になる)に復帰する。この時、操作スイッチ30(図1)を押し続けていると、アクチュエータ21のロッド29aが縮んで元の位置になるまではアクチュエータ21が回転する。背ボトム33が元の位置に復帰した後は、段部23cがローラ51から離れる。大径のストッパ50がローラ51に当接する前にアクチュエータ21が停止しロッド29aの縮みが停止することで背上げ用駆動力伝達アーム24の破損およびアクチュエータ21のオーバーロードによる損焼を防止することができるものである。
すなわち、昇降動作に必要な長いストロークを、背上げ動作に必要な短いストロークに調節する(不必要なストロークを遊ばせる)ことができるように構成されている。これにより、電動シリンダ29による背上げ用回転軸25を回転軸とする背上げ用アーム26の角度、ひいては背ボトム33を起倒させる際の角度範囲を調整することができるようになっている。
前記ストローク調節体23および背上げ用駆動力伝達アーム24により、本実施形態のアクチュエータ21により駆動される背上げ機構22による背ボトム33の角度範囲を調整する調整手段31が構成されている。
なお、本実施形態の調整手段31は、電動シリンダ29の昇降動作に必要な長いストロークを、背上げ動作に必要な短いストロークに調節することで、電動シリンダ29の本来のストロークにより得られる背ボトム33の大きな角度範囲を、予め設定された小さな背ボトム33の角度範囲に調節することができるようになっている。
また、背上げ機構22を駆動させるための駆動源としては、前述した昇降機構13の駆動源として用いられる手動駆動手段14、詳しくは手動昇降手段15を、そのまま、手動背上げ手段32として用いることができる。
したがって、本実施形態のベッド1においては、手動昇降手段15の取付位置にアクチュエータ21および手動昇降手段15が交換可能に取り付けられ、手動背上げ手段32の取付位置にアクチュエータ21および手動背上げ手段32が交換可能に取り付けられるようになっている。
すなわち、本実施形態のベッド1においては、昇降機構13および背上げ機構22の一方がアクチュエータ21により駆動され、昇降機構13および背上げ機構22の他方が手動駆動手段14により駆動されるように構成されている。
具体的には、本実施形態のベッド1において、背上げ機構22がアクチュエータ21により駆動され、昇降機構13が手動駆動手段14により駆動されるように構成されている。
本実施形態のベッド1においては、昇降機構13の駆動源としてアクチュエータ21を用いる場合、調整手段31を設けることなく、ロッド29aの先端をリンク板10の下方部に回動自在になるようにピンで固定することで、60cmの昇降範囲を得ることができるように各部のサイズが設定されている。
なお、背ボトム33の背面に受けボトムを設ける構成とすることで、背ボトム33を起こした際に、使用者が楽に座った姿勢を保持するようにしてもよい。この場合の背ボトム33および受けボトムの構成については、本出願人による特願2004−170174に記載したような構造のものを例示できる。
図1および図7に示すように、ボトム4は、全体として平面ほぼ横長矩形の枠状に形成されており、頭部側HSから脚側FAに向かって、背ボトム33、尻ボトム34、膝ボトム35および脚ボトム36が配置されているが、背ボトム33、尻ボトム34、脚ボトム36の配置でもよいものである。尻ボトム34がメインフレーム3に着脱可能にピンで固定される。その尻ボトム34に背ボトム33が屈折自在の接続具で接続されていることにより、背ボトム33が起倒可能となっている。
その他の構成ついては、従来公知のベッドと同様とされているので、その詳しい説明については省略する。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態のベッド1によれば、昇降機構13によるメインフレーム3の昇降と、背上げ機構22による背ボトム33の起倒とのいずれを多用するかにより、昇降機構13および背上げ機構22の駆動源を電動シリンダ29および手動駆動手段14から選択して使用することができる。なお、電動シリンダ29と手動駆動手段14との交換動作については省略する。また、電動シリンダ29と手動駆動手段14との交換は、製造段階、流通段階、使用段階のいずれにおいても容易に行うことができる。
本実施形態のベッド1によれば、昇降機構13と背上げ機構22とを個別に動作させることができるとともに、昇降機構13によるベッド1の昇降範囲、または、背上げ機構22による背ボトム33の角度範囲の調整を容易に行うことができるので、昇降機構13および背上げ機構22の駆動に用いるアクチュエータ21の共通化を容易に図ることができる。
すなわち、アクチュエータ21としての電動シリンダ29のロッド29aのストロークを1種類に固定しても、調整手段31を設けることで、昇降機構13および背上げ機構22のそれぞれの駆動に必要な駆動量を得るように調整することが容易にできる。
本実施形態のベッド1によれば、手動駆動手段14が昇降機構13によるメインフレーム3の昇降範囲、または、背上げ機構22による背ボトム33の角度範囲を無段階で調整するものであるから、メインフレーム3の高さ位置または背ボトム33の角度を使用者の体格や要求や使用状況などに応じて容易かつ確実に調整することができる。すなわち、使い勝手の向上を容易に図ることができる。
本実施形態のベッド1によれば、手動駆動手段14は、昇降機構13を駆動する手動昇降手段15と、背上げ機構22を駆動する手動背上げ手段32とを備え、手動昇降手段15の取付位置にアクチュエータ21および手動昇降手段15が交換可能に取り付けられ、手動背上げ手段32の取付位置にアクチュエータ21および手動背上げ手段32が交換可能に取り付けられるから、アクチュエータ21および手動駆動手段14の交換を容易に行うことができる。
本実施形態のベッド1によれば、アクチュエータ21が進退自在なロッド29aを具備する電動シリンダ29であるから、昇降機構13または背上げ機構22の駆動源の小型化を容易に図ることができる。
したがって、本実施形態のベッド1によれば、アクチュエータ21の共通化による低コスト化および使い勝手の向上による高性能化を容易に図ることができる。
また、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、ベースフレーム、メインフレーム、ボトム、昇降機構、背上げ機構の構成や形状は前述した実勢形態に限定されるものではなく、その他の適宜構成とすることができる。
本発明に係るベッドの実施形態全体構成の要部を示す概略部分分解斜視図 図1のベースフレームの要部を示す模式的平面図 図1の昇降機構の近傍を示す模式的側面図 図1の手動駆動手段の一例を示す模式的平面図 図1のメインフレームの要部を示す模式的平面図 図1の背上げ機構の近傍を示す模式的側面図 図1のボトムの要部を示す模式的平面図
符号の説明
1 ベッド
2 ベースフレーム
3 メインフレーム
4 ボトム
6 昇降用回転軸
7 昇降用駆動アーム
8 垂直アーム
10 リンク板
11 昇降用駆動メンバ
12 連結バー
13 昇降機構
14 手動駆動手段
15 手動昇降手段
21 アクチュエータ
22 背上げ機構
23 ストローク調節体
23a 大径部
23b 小径部
23c 段部
24 背上げ用駆動力伝達アーム
25 背上げ用回転軸
26 背上げ用アーム
27 アームローラ
29 電動シリンダ
29a ロッド
31 調整手段
32 手動背上げ手段
33 背ボトム
50 ストッパ
51 ローラ
51a 貫通孔
HS 頭部側
FS 脚側

Claims (4)

  1. 昇降可能なメインフレームと、該メインフレーム上に配設される起倒自在な背ボトムと、前記メインフレームを昇降させる昇降機構と、前記背ボトムを起倒させる背上げ機構と、前記昇降機構および前記背上げ機構の一方を駆動するアクチュエータと、前記昇降機構および前記背上げ機構の他方を駆動する手動駆動手段と、前記アクチュエータにより駆動される前記昇降機構によるメインフレームの昇降範囲、または、前記アクチュエータにより駆動される前記背上げ機構による背ボトムの角度範囲を調整する調整手段とを具備することを特徴とするベッド。
  2. 前記手動駆動手段は、前記昇降機構によるメインフレームの昇降範囲、または、前記背上げ機構による背ボトムの角度範囲を無段階で調整するものであることを特徴とする請求項1に記載のベッド。
  3. 前記手動駆動手段は、前記昇降機構を駆動する手動昇降手段と、前記背上げ機構を駆動する手動背上げ手段とを備え、前記手動昇降手段の取付位置にアクチュエータおよび手動昇降手段が交換可能に取り付けられ、前記手動背上げ手段の取付位置にアクチュエータおよび手動背上げ手段が交換可能に取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載のベッド。
  4. 前記アクチュエータが進退自在なロッドを具備する電動シリンダであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のベッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101176603B1 (ko) * 2012-01-12 2012-08-23 (주)우성이엔지 환자용 침대
US9930969B2 (en) 2013-05-13 2018-04-03 Paramount Bed Co., Ltd. Bed apparatus
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