JP2007081617A - テレビ装置 - Google Patents

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泰彦 河合
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Abstract

【課題】 電源をオンする操作を行うだけで、電源オン時に予め設定した音量での視聴開始を可能とする。
【解決手段】 制御部11は、適音ボタン34が押されることによって電源がオンされた場合には、適音設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行い、電源ボタン31によって電源がオンされた場合には、現状設定されている音量と前記適音設定音量とを比較し、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にある場合には、その時点で現状設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行い、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、タイマー回路19によって一定時間の計測を開始するとともに、その一定時間の計測中に適音ボタン34またはボリュームボタン33が押されたか否かを確認し、適音ボタン34またはボリュームボタン33が押された場合には、それぞれのボタンに合った音量での出力指示を音声制御回路16に対して行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブラウン管テレビ、液晶テレビ、プラズマテレビ、プロジェクションテレビをはじめ、ビデオ一体型テレビ、HD(ハードディスク)内蔵型テレビ、DVD一体型テレビといった各種のテレビ装置に係り、より詳細には、電源オン時に予め設定した音量で視聴を可能としたテレビ装置に関する。
従来のテレビ装置は、最後に視聴した人が設定した音量がメモリされており、次に電源をオンしたときには、このメモリされている音量(現状設定音量)にて視聴を開始することになる。そのため、視聴者は、その音量が自分の好みの音量でなかった場合には、リモコン等に設けられているボリュームボタンを操作して、自分の視聴したい音量に調整する必要があった。特に、最後に視聴した人が昼間に大音量で視聴していた場合に、深夜に他の人がテレビの電源をオンした場合には、深夜であるにも関わらず、いきなり大音量で視聴が開始されるため、視聴者はあわててボリュームボタンを操作し、音量を下げることになる。また逆に、最後に視聴した人が深夜に極めて小さい小音量で視聴していた場合に、朝や昼間に他の人がテレビの電源をオンした場合には、外部の騒音や室内の騒音等に邪魔されてほとんど聞こえない状態で視聴が開始されるため、視聴者はボリュームボタンを操作して、音量を上げることになる。
そこで、このようなボリュームボタンの操作による音量設定とは別に、視聴者の好みに応じた最適な音量値に自動的に設定可能としたテレビ装置(テレビジョン受像機)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のテレビ装置によれば、視聴者が一度最適な音量値に設定すれば、時刻と視距離に応じた最適な音量値が自動的に調整されるようになっている。具体的には、視距離状態を視距離選択制御部で選択し、その状態をメモリに書込みまたはメモリから読出して視距離状態と音量制御部で設定した音量値と時計制御部でカウントする時刻とに基づき、最適な音量値をファジイ推論部で演算してその結果を音声出力部に出力するようになっている。これにより、テレビを視聴しているときに、その視距離状態と音量値と時刻とに基づいて、常に最適な音量に設定することが可能である。
また、上記のようなボリュームボタンの操作による音量設定に関し、入力ソース毎に音量レベルの変化量データを設定することができ、選択された入力ソースに応じて変化量データを切り換えて、出力音声信号の音量レベルを調整するテレビ装置(テレビジョン受像装置)も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に記載のテレビ装置は、制御部のRAMに、入力ソース毎に初期値データと変化量データとが記憶されており、選択された入力ソースに応じた初期値データに出力音声信号の音量レベルを調整するようになっている。そして、この状態で視聴者が操作部やリモコンによりボリュームボタンを変更すると、RAMに記憶された変化量データに応じて、出力音声信号の音量レベルが調整されるようになっている。また、入力ソースが切り替わると、この新しい入力ソースに応じて、RAMに記憶された初期値データに基づいて出力音声信号の音量レベルが調整され、変化量データもRAMの記憶内容に基づいて新しい入力ソースに応じた大きさに切り替わるようになっている。
さらに、予め設定された複数の音量の設定レベルを複数の操作キーに割り当て、音量の設定レベルが割り当てられた複数の操作キーのうちの1つを操作することによって、映像音量機器が出力する音声出力の音量を設定するように構成されたテレビ装置(音量設定装置)も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−3413号公報 特開2004−32226号公報 特開2003−189119号公報
上記特許文献1のテレビ装置によれば、テレビの視聴中において、その視距離状態と音量値と時刻とに基づいて、自動的に最適な音量に設定することが可能である。また、上記特許文献2のテレビ装置によれば、入力ソース毎に最適な初期値データと音量レベルの変化量データとが選択できるので、ボリュームボタンの操作回数を少なくすることが可能である。さらに、上記特許文献3のテレビ装置によれば、音量出力の設定変更を操作キーの少ない操作回数で行うことが可能である。
しかし、上記特許文献1〜3に記載の技術は、いずれもテレビを視聴中の音量制御であり、電源オン時の制御ではない。また、特許文献1のテレビ装置では、最適な音量値に調整するのにファジイ理論を用いた演算処理を行うため、煩雑な処理が必要になるといった問題もあった。さらに、上記特許文献2,3のテレビ装置では、いずれにしても電源オン後にボリュームボタンや操作キーの操作が必ず必要となり、従来のボリュームボタンの操作と基本的には何ら変わらないといった問題もあった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、基本的に電源をオンする操作を行うだけで、電源オン時に予め設定した音量での視聴開始を可能としたテレビ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のテレビ装置は、指示された音量出力レベルに従って音声信号を増幅しスピーカから出力する音量制御手段と、この音量制御手段に対して所定音量の出力指示を行う制御手段とを備えたテレビ装置において、前記スピーカから出力する音量を予め視聴者の好みの音量に設定する機能及び電源オン機能を有する適音ボタンを備えており、前記制御手段は、前記適音ボタンが押されることによって電源がオンされた場合には、前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行うことを特徴とする。すなわち、本発明によれば、適音ボタンが電源オンボタンも兼ねており、テレビの電源オン時から自分の好みに合った音量で視聴したい場合には、この適音ボタンを押して電源をオンすればよい。これにより、電源オン時の視聴開始から、視聴音量を自分の聞きたい音量に一発で調整することができる。
また、本発明のテレビ装置によれば、前記制御手段は、電源ボタンによって電源がオンされた場合には、現状設定されている音量と前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量とを比較し、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にある場合には、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行うように構成してもよい。すなわち、現状設定音量が適音設定音量でなかった場合でも、その音量差が視聴者の許容範囲内(前記一定の範囲内)であった場合には、現状設定音量で視聴を開始することができる。これにより、時間をかけずに視聴者の好みに近い音量で視聴を開始することができる。
通常、テレビ装置では、電源オフ時の音量をメモリに記憶しておき、次の電源オン時にそのメモリに記憶しておいた音量で視聴を開始するようになっている。すなわち、上記の現状設定音量とは、一般的にはこのメモリに記憶された電源オフ時の音量のことである。
また、本発明のテレビ装置は、一定時間を計測する計測手段をさらに備えており、前記制御手段は、現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、前記計測手段によって一定時間の計測を開始するとともに、その一定時間の計測中に前記適音ボタンまたはボリュームボタンが押されたか否かを確認し、前記適音ボタンが押された場合には、その時点で前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行う一方、前記ボリュームボタンが押された場合には、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行い、かつ、ボリュームボタンの操作に従って音量アップ・ダウン指示を前記音量制御手段に対して行う。そして、前記一定時間の計測を終了したときには、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行うように構成してもよい。このように、電源ボタンのオン時に、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、その後一定時間の間に、視聴者が適音ボタンかボリュームボタンを操作することで、その操作に従った音量で視聴を開始することができる。
また、本発明によれば、前記制御手段は、現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、現状設定音量が適音設定音量に対してどのレベルにあるのかを示す画面をモニタに表示するように構成してもよい。具体的には、現状設定音量が適音設定音量に対して例えばレベル2(ただし、ボリュームボタンを1回押したときに変化する音量をレベル1とする。)だけ大きい場合には、「現状設定音量は適音設定音量に対して+2のレベルになっています。」等のメッセージを併せて表示する。これにより、視聴者は現状設定音量がとの程度の音量であるのかを知ることができるので、そのままの音量(すなわち、現状設定音量)でよいと判断した場合には、何も操作しないで上記の一定時間が経過するのを待てば、一定時間経過後には現状設定音量での視聴が開始されることになる。
また、本発明によれば、前記制御手段は、現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、その時点で、現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行い、または適音設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行い、または現状設定音量での出力指示と適音設定音量での出力指示とを交互に前記音量制御手段に対して行うように構成してもよい。すなわち、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、上記モニタへの表示と合わせて、適音設定音量または現状設定音量を実際にスピーカから放音させる。これにより、視聴者は視覚と聴覚の両方で、現在のテレビ装置の音量設定を確認できるので、どの音量で視聴を開始するのかの判断をより的確に行うことが可能となる。
さらに、本発明のテレビ装置によれば、現在時刻を計時する時計手段をさらに備え、前記適音設定音量は、視聴する時間帯に応じて予め複数種類設定可能に設けられており、前記制御手段は、前記適音ボタンが押された場合には、その適音ボタンが押された時刻から適音設定音量の設定された時間帯を検出し、その時間帯に対応して設定されている適音設定音量を当該適音ボタンに予め設定されている適音設定音量と見做してその後の処理を行うように構成してもよい。テレビ装置を視聴するときの適音は、そのときの視聴環境に応じて異なる。例えば、晩や深夜等の騒音の比較的少ない環境での視聴と、昼間の外部騒音や室内騒音(掃除機の音等)の比較的多い環境での視聴とでは、自ずと視聴の適音は異なってくる。従って、本発明では、このような視聴の時間帯を考慮し、例えば朝用の適音設定音量(例えばレベル10等)、昼用の適音設定音量(例えばレベル12等)、夜用の適音設定音量(例えばレベル8等)の3種類の適音設定音量を予め設定しておく。そして、適音ボタンが押された時間帯が例えば昼の時間帯であった場合には、昼用として設定されている適音設定音量(レベル12等)にてテレビ装置の視聴を開始させる。これにより、視聴の最初から、周囲の騒音にも影響されない比較的大きな音量にて視聴を開始することができる。また、適音ボタンが押された時間帯が例えば夜(深夜等)の時間帯であった場合には、夜用として設定されている適音設定音量(レベル8等)にてテレビ装置の視聴を開始させる。これにより、視聴の最初から、比較的小さな音量にて視聴を開始することができるため、テレビ装置の電源オン時にいきなり大きな音が出て、あわてて音量を小さくするといったことを回避することができる。
この場合、前記適音設定音量は、任意の時間帯に応じて1種類のみ設定可能とし、他の時間帯についての適音設定音量は、前記任意の時間帯での適音設定音量から予め設定された一定レベルだけ変更することで設定するように構成してもよい。例えば、夜用と朝用との間のレベル差をレベル2、朝用と昼用とのレベル差をレベル2と設定しておく。そして、視聴者が、適音ボタンに設定する適音設定音量を昼用として例えばレベル12に設定した場合には、制御手段は、適音ボタンが例えば朝に押された場合には、昼用として設定していたレベル12から2段階レベルを低くしたレベル10を適音設定音量として、レベル10での出力指示を音声制御手段に対して行う。これにより、レベル10の音量での視聴が開始されることになる。
なお、この一定レベルは視聴者により設定可能に設けられていてもよいし、最初から固有の値として内部に設定されていてもよい。
本発明のテレビ装置によれば、適音ボタンが電源オンボタンも兼ねているので、この適音ボタンを押して電源をオンすることで、電源オン時の視聴開始から、視聴音量を自分の聞きたい音量に一発で調整することができる。
また、本発明のテレビ装置によれば、現状設定音量が適音設定音量でなかった場合でも、その音量差が視聴者の許容範囲内であった場合には、現状設定音量で視聴を開始することができるので、電源オン時にあまり時間をかけることなく、視聴者の好みに近い音量で視聴を開始することができる。
また、本発明のテレビ装置によれば、電源ボタンのオン時に、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、その後一定時間の間に、視聴者が適音ボタンかボリュームボタンを操作することで、その操作に従った音量で視聴を開始するように構成したので、その時点で自分の好みに合った音量を選択することができる。
また、本発明のテレビ装置によれば、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、現状設定音量が適音設定音量に対してどのレベルにあるのかを示す画面をモニタに表示するように構成したので、視聴者は現状設定音量がとの程度の音量であるのかを知ることができるため、そのままの音量(すなわち、現状設定音量)でよいと判断した場合には、何も操作しないでも、一定時間経過後には現状設定音量での視聴が可能となる。
また、本発明のテレビ装置によれば、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、その時点で、現状設定音量または適音設定音量で実際にスピーカから放音させるように構成したので、視聴者は視覚と聴覚の両方で、現在のテレビ装置の音量設定を確認できるため、どの音量で視聴を開始するのかの判断をより的確に行うことができる。
さらに、本発明のテレビ装置によれば、適音ボタンが押された場合に、その適音ボタンが押された時刻から適音設定音量の設定された時間帯を検出し、その時間帯に対応して設定されている適音設定音量を当該適音ボタンに予め設定されている適音設定音量と見做すように構成したので、視聴する時間帯に併せて適音設定音量を最適な音量に自動的に設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のテレビ装置の全体構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態のテレビ装置1は、アンテナ2により受信されたデジタル放送の所定のチャンネルで放送された映像と音声を出力するものであり、制御部11、リモコン受光回路12、チューナ14、表示制御回路15、音声制御回路16、モニタ(ディスプレイ)17、スピーカ18、タイマー回路19、現在時刻を計時する時計部20、各種データを記憶するメモリ部21、及びリモコン3によって構成されている。
制御部11は、リモコン51から送信される各種指示に基づいてテレビ装置1の各部を制御する制御部である。具体的には、リモコン受光回路12から、リモコン3の操作内容を示す信号が入力されると、その信号が示す操作内容に従ってチューナ14の駆動制御を行い、所定のチャンネルの電波を受信するため、アンテナ4で受信されたデジタル放送電波の復調、分離、デコード等の各種処理を実行させる。
制御部11は、チューナ14における各種処理により解析されたデータをもとに、映像に係る映像データと音声に係る音声データとを生成し、映像データを表示制御回路15へ出力し、音声データを音声制御回路16へ出力する。
また、制御部11は、リモコン3よりスピーカ18から出力する音量についての音量出力指示が入力された場合には、この音量出力指示に従って音声制御回路16を駆動制御し、音声制御回路16に音量についての制御処理を実行させる。
リモコン受光回路12は、リモコン3から赤外線通信手段により送信される操作信号を受信し、リモコン3における操作内容を示す信号を生成して制御部11へ出力する。
チューナ14は、アンテナ2で受信されたデジタル放送の電波を復調し、さらに分離、デコード等の各種処理を行って解析を行う。アンテナ2で受信されるデジタル放送電波は、放送局側においてエンコード、多重化及び変調等の各種処理を経て送信されているため、チューナ14の解析によって、放送中の番組のデータが出力される。
表示制御回路15は、チューナ14から入力されたデータに基づき制御部11によって生成された映像データをもとに、モニタ17を駆動制御して、モニタ17の表示画面上に映像を表示させる。また、表示制御回路15は、OSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を有しており、各種メニュー画面やメッセージ画面をモニタ17の表示画面上に表示させる。
音声制御回路16は、チューナ14から入力されたデータをもとに制御部11によって生成された音声データに基づいてスピーカ18を駆動し、音声を出力させる。
モニタ17は、ブラウン管、LCD(液晶表示装置)、プラズマディスプレイパネル、あるいはスクリーンとともに設置されたプロジェクター等を備えて構成され、表示制御回路15によって駆動制御されることで表示画面上に各種映像及びOSD画面を表示する。
スピーカ18は、音声制御回路16によって駆動されて音声を出力する。タイマー回路19は、後述する音量制御に関する一定時間を計測するものである。時計部20は、現在時刻を計時する。
メモリ部21は、ROM、RAM、EEPROM、フラッシュメモリ等の各種の揮発性及び不揮発性のメモリで構成されており、不揮発性メモリには、後述する現状設定音量や各種適音設定音量等のデータが記憶される。
リモコン3は、テレビ装置1が有するリモコン受光回路12へ信号を送信してテレビ装置1を遠隔操作するための装置である。そのため、テレビ装置1の電源のオン/オフを行う電源ボタン31、テレビ装置1が受信するチャンネルの切換を行う切換ボタン(テンキーやチャンネルアップダウンキー等)32、音量の調節を行うボリュームボタン33、及び視聴音量を視聴者の好みにあった音量に予め設定するための適音ボタン34等を備えている。また、適音ボタン34は、電源オン機能も備えている。そして、これらのキーの操作時には、操作されたキーに対応する操作信号を生成してリモコン受光回路12へ送信するようになっている。そのため、このリモコン3は、LEDやエンコーダを含む赤外線送信手段(図示省略)を備えており、この赤外線通信手段を用いてテレビ装置1に対して各種信号を送信する。
上記構成において、制御部11は、適音ボタン34が押されることによってテレビ装置1の電源がオンされた場合、及び電源ボタン31が押されることによってテレビ装置1の電源がオンされた後、適音ボタン34が押された場合には、メモリ部21に予め記憶されている適音設定音量での出力指示により音声制御回路16を駆動制御し、音声制御回路16に音量制御処理を実行させる。
以下、テレビ装置1の電源オン時または電源オン後に、適音ボタン34やボリュームボタン33等が押された場合の音量制御に関する処理動作について、具体的に実施例を挙げて説明するが、まずその前に、適音ボタン34に視聴者の好みの音量(適音設定音量)を設定する処理手順について説明する。
<適音設定音量の設定処理>
まず、視聴者は、リモコン3の電源ボタン31を押すことによってテレビ装置1の電源をオンし、次に、図示しないメニューボタンを押すことによってモニタ17に図2(a)に示すメニュー画面を表示させる。そして、そのメニュー画面の中の「適音ボタン設定」の項目51を選択すると、図2(b)に示すような適音音量の設定窓52が表示されるので、この設定窓52の中に視聴者が適音と考える音量レベル(例えばレベル10等)を切換ボタン32のテンキーやアップダウンキーを用いて入力する。その後、画面下の「決定」ボタン53を押すことにより、この設定窓52に設定された音量レベルが適音設定音量としてメモリ部21に記憶される。
以上が、適音設定音量の設定処理の一例であるが、適音設定音量の設定処理はこのような処理手順に限るものではない。例えば、メニュー画面の中の「適音ボタン設定」の項目51を選択すると、装置側で予め用意している複数の音量レベルを提示し、その中から視聴者が選択する、といった処理手順でもよい。また、この場合に、その設定した音量レベルの音を例えば電子音や音楽等で実際にスピーカ18から放音するようにしておけば、視聴者は実際の音量を耳で確認しながら、自分の好みに合った適音を設定することが可能となる。
このようにして適音設定音量がメモリ21に記憶されていることを前提として、以下実施例を説明する。
本実施例1は、本実施形態のテレビ装置1の基本的な音量制御処理動作である。以下、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部11は、リモコン3から送信されてくる電源オンの操作信号を常に監視している(ステップS1)。そして、電源オンの操作信号が送信されてきた場合には、その電源オンの操作信号が、リモコン3の適音ボタン34が押されることによって送信されてきた電源オンの操作信号であるか否かを判断する(ステップS2)。この判断は、適音ボタン34が押されることによって送信される電源オンの操作信号と、電源ボタン31が押されることによって送信される電源オンの操作信号とに識別コードを付加しておき、制御部11がこの識別コードを認識できるようにしておけばよい。その結果、適音ボタン34が押されることによって電源がオンされた場合(ステップS2でYesと判断した場合)には、その適音ボタン34に対応してメモリ部21に記憶されている適音設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行う。これにより音声制御回路16は、指示された音量(この場合には、適音設定音量)にてスピーカ18から音声等を出力する(ステップS9)。
一方、電源オンの操作信号が、適音ボタン34が押されることによって送信されてきた操作信号でなかった場合、つまり、電源オンボタン31が押されることによって送信されてきた電源オンの操作信号である場合(ステップS2でNoと判断された場合)には、現状設定されている音量(現状設定音量)とメモリ部21に記憶されている適音設定音量とを比較し、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内(例えば、適音設定音量±レベル2の範囲内)であるか否かを確認する(ステップS3)。ここで、現状設定音量とは、最後に視聴した人が電源オフ前に設定していた音量のことであり、通常、メモリ部21に記憶されるようになっている。また、ここで言うレベル1とは、ボリュームボタン33を1回押したときに変化する音量レベルのことである。
そして、この比較の結果、現状設定音量が適音設定音量の一定範囲内である場合(ステップS3でYesと判断された場合)には、メモリ部21に記憶されている現状設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行う。これにより音声制御回路16は、指示された現状設定音量にてスピーカ18から音声等を出力する(ステップS8)。
一方、現状設定音量が適音設定音量の一定範囲内でなかった場合(ステップS3でNoと判断された場合)には、制御部11は、その時点でタイマー回路19を起動して、一定時間(例えば、3秒等)の計測を開始するとともに(ステップS4)、その一定時間の計測中に適音ボタン34またはボリュームボタン33が押されたか否かを確認する(ステップS5〜ステップS7)。
その結果、一定時間が経過する前に適音ボタン34が押された場合(ステップS5でYesと判断された場合)には、ステップS9へと動作を進め、その適音ボタン34に対応してメモリ部21に記憶されている適音設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行う。これにより音声制御回路16は、指示された音量(この場合には、適音設定音量)にてスピーカ18から音声等を出力する。
一方、一定時間が経過する前にボリュームボタン33が押された場合(ステップS5でNo、ステップS6でYesと判断された場合)には、その時点でまず、メモリ部21に記憶されている現状設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行い、スピーカ18から音声等を出力するとともに、ボリュームボタン33のアップまたはダウン操作に従って音量のアップまたはダウン処理を行う(ステップS10)。
また、適音ボタン34やボリュームボタン33が押されることなく一定時間が経過した場合(ステップS7でYesと判断された場合)には、その時点で、メモリ部21に記憶されている現状設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行う。これにより、音声制御回路16は、指示された現状設定音量にてスピーカ18から音声等を出力する(ステップS8)。
本実施例2は、上記実施例1のステップS3でNoと判断されて以降の処理において、ステップS4で開始した一定時間の計測処理の間に、音量表示をモニタ17に表示する実施例である。
すなわち、制御部11は、ステップS3で現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にないと判断した場合には、現状設定音量が適音設定音量に対してどのレベルにあるのかを示す画面をモニタ17に表示する。例えば、適音設定音量がレベル10に設定されており、現状設定音量が例えば昼間に電源をオフしたため、レベル12に設定されていた場合には、図4(a)に示すように、「「現状設定音量は適音設定音量に対して+2のレベルになっています。」等のメッセージを表示する。ただし、このような表示に限らず、例えば図4(b)に示すように、「現状設定音量はレベル12、適音設定音量はレベル10に設定されています。」というように、設定音量のレベルを直接表示してもよい。
これにより、視聴者は現状設定音量がとの程度の音量であるのかを目視により確認することができる。この場合、そのままの音量(すなわち、現状設定音量)でよいと判断した場合には、何も操作しないで上記の一定時間(3秒)が経過するのを待てば、一定時間経過後には現状設定音量での視聴が開始されることになる(ステップS8)。
本実施例3は、上記実施例2の音量表示をモニタ17に表示するときに、合わせて所定の音量を実際にスピーカ18から出力するようにした実施例である。すなわち、上記実施例1では、ステップS4で3秒間の計測を開始すると、その3秒間の間に適音ボタン34やボリュームボタン33の操作がされない限り、この3秒間は無音の状態が続くことになる。そこで、本実施例3ではこの3秒間の無音期間に着目し、この期間に音量設定のための参考となる音を出力するようにした実施例である。ここで、音量設定のための参考となる音とは、具体的には、現状設定音量または適音設定音量であり、以下の3つの処理が考えられる。
(第1の処理)
すなわち、制御部11は、ステップS3での現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にないと判断した場合には、その時点で、例えば適音設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行い、スピーカ18から適音設定音量での音を出力させる。このとき、モニタ17には、図5(a)に示すようなメッセージを合わせて表示する。すなわち、「現在、適音設定音量で音を出力しています。現状設定音量はこの適音設定音量に対して+2のレベルになっています。」等のメッセージを表示する。これにより、視聴者は、視覚と聴覚の両方で、現在のテレビ装置1の音量に関する状態を確認できるので、3秒間の計測中に、どの音量で視聴を開始するのかの判断をより的確に行うことが可能となる。
(第2の処理)
すなわち、制御部11は、ステップS3での現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にないと判断した場合には、その時点で、例えば現状設定音量での出力指示を音声制御回路16に対して行い、スピーカ18から現状設定音量での音を出力させる。このとき、モニタ17には、図5(b)に示すようなメッセージを合わせて表示する。すなわち、「現在、現状設定音量で音を出力しています。適音設定音量はこの現状設定音量に対して−2のレベルになっています。」等のメッセージを表示する。これにより、視聴者は、視覚と聴覚の両方で、現在のテレビ装置1の音量に関する状態を確認できるので、3秒間の計測中に、どの音量で視聴を開始するのかの判断をより的確に行うことが可能となる。
(第3の処理)
すなわち、制御部11は、ステップS3での現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にないと判断した場合には、その時点で、現状設定音量での出力指示と適音設定音量での出力指示とを、例えば0.5秒ごとに交互に行い、スピーカ18から現状設定音量での音出力と、適音設定音量での音出力とを0.5秒間隔で交互に行わせる。このとき、モニタ17には、図5(c)に示すようなメッセージを合わせて表示する。すなわち、「現状設定音量はレベル12、適音設定音量はレベル10に設定されています。」等のメッセージを表示する。これにより、視聴者は、視覚と聴覚の両方で、現状設定音量と適音設定音量とを比較しながら確認できるので、3秒間の計測中に、どの音量で視聴を開始するのかの判断をより的確に行うことが可能となる。
本実施例4は、晩や深夜等の騒音の比較的少ない環境での視聴と、昼間の外部騒音や室内騒音(掃除機の音等)の比較的多い環境での視聴とでは、自ずと視聴の適音は異なってくることを考慮した実施例である。すなわち、本実施例4では、このような視聴の時間帯を考慮し、例えば朝用(例えば午前6時から午前9時まで)の適音設定音量としてレベル10、昼用(例えば午前9時から午後6時まで)の適音設定音量としてレベル12、夜用(例えば午後6時から翌日の午前6時まで)の適音設定音量としてレベル8、の3種類の適音設定音量を視聴者が予め設定したとする。これらの設定レベルは、メモリ部21に記憶される。
このようにして時間帯に応じた複数の適音設定音量がメモリ21に記憶されていることを前提として、以下本実施例4の処理動作を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
すなわち、制御部11は、リモコン3からの電源オンの操作信号を常に監視している(ステップS21)。そして、電源オンの操作信号が送信されてきた場合には、時計部20の計時時刻(現在時刻)を参照して、その操作信号が送信されてきた時間帯を確認し(ステップS22)、その確認した時間帯に応じて処理を分岐する。すなわち、送信されてきた時間帯が朝用として設定された時間帯であった場合には、制御部11は、メモリ部21に記憶されている複数の適音設定音量のうち、朝用として記憶されている適音設定音量(レベル10)をその後の音量制御処理に採用する(ステップS23)。また、送信されてきた時間帯が昼用として設定された時間帯であった場合には、制御部11は、メモリ部21に記憶されている複数の適音設定音量のうち、昼用として記憶されている適音設定音量(レベル12)をその後の音量制御処理に採用する(ステップS24)。また、送信されてきた時間帯が夜用として設定された時間帯であった場合には、制御部11は、メモリ部21に記憶されている複数の適音設定音量のうち、夜用として記憶されている適音設定音量(レベル8)をその後の音量制御処理に採用する(ステップS25)。
この後の処理は、上記実施例1で説明したステップS3以降の処理と同じであるので、ここではその後の処理の説明を省略する。これにより、視聴を開始する時間帯に合わせて、視聴環境に合わせた適音設定音量にて視聴を開始することができるため、テレビ装置1の電源オン時にいきなり大きな音が出て、あわてて音量を小さくするといったことを回避することができる。
なお、上記実施例4では、適音設定音量として、朝用、昼用、夜用の3種類全てを設定する構成として説明しているが、朝用または昼用または夜用のうちの1種類のみ設定し、他の時間帯についての適音設定音量は、この設定した時間帯の適音設定音量から予め設定された一定レベルだけ変更することで設定するように構成してもよい。つまり、メモリ部21には、任意の時間帯の1種類の適音設定音量と、夜用と朝用との間のレベル差と、朝用と昼用との間のレベル差とを記憶しておくようにしてもよい。具体的には、例えば、夜用と朝用との間のレベル差をレベル2、朝用と昼用との間のレベル差をレベル2と設定しておく。そして、視聴者が、適音ボタン34に設定する適音設定音量を昼用としてレベル12に設定した場合、制御部11は、適音ボタン34が例えば朝に押された場合には、昼用として設定していたレベル12から2段階レベルを低くしたレベル10を適音設定音量としてその後の音量制御処理に採用するようにしてもよい。これにより、適音ボタン34で電源がオンされた場合には、朝用の適音設定音量であるレベル10の音量で視聴が開始されることになる。
なお、この一定レベル(レベル差)は視聴者により設定可能に設けられていてもよいし、最初から固有の値として装置内部に設定されていてもよい。
本発明の一実施形態に係るテレビ装置の全体構成の一例を示すブロック図である。 適音設定音量の設定処理時にモニタに表示される画面例を示す説明図である。 本実施形態のテレビ装置の基本的な音量制御処理動作を説明するためのフローチャートである。 モニタに表示される音量表示の一例を示す説明図である。 モニタに表示される音量表示の一例を示す説明図である。 実施例4の音量制御処理動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 テレビ装置
2 アンテナ
3 リモコン
11 制御部
12 リモコン受光回路
14 チューナ
15 表示制御回路
16 音声制御回路
17 モニタ
18 スピーカ
19 タイマー回路
20 時計部
21 メモリ部
31 電源ボタン
32 切換ボタン
33 ボリュームボタン
34 適音ボタン

Claims (10)

  1. 指示された音量出力レベルに従って音声信号を増幅しスピーカから出力する音量制御手段と、この音量制御手段に対して所定音量の出力指示を行う制御手段とを備えたテレビ装置において、
    前記スピーカから出力する音量を予め視聴者の好みの音量に設定する機能及び電源オン機能を有する適音ボタンと、一定時間を計測する計測手段と、現在時刻を計時する時計手段とをさらに備え、
    前記適音設定音量は、視聴する時間帯に応じて予め複数種類設定可能に設けられており、
    前記制御手段は、
    前記適音ボタンが押されることによって電源がオンされた場合には、前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行う処理と、
    電源ボタンによって電源がオンされた場合には、現状設定されている音量と前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量とを比較し、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にある場合には、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行う処理と、
    現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、前記計測手段によって一定時間の計測を開始するとともに、その一定時間の計測中に前記適音ボタンまたはボリュームボタンが押されたか否かを確認し、前記適音ボタンが押された場合には、その時点で前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行う一方、前記ボリュームボタンが押された場合には、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行い、かつ、ボリュームボタンの操作に従って音量アップ・ダウン指示を前記音量制御手段に対して行う処理と、
    前記一定時間の計測を終了したときには、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行う処理とを実行するとともに、
    現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、現状設定音量が適音設定音量に対してどのレベルにあるのかを示す画面をモニタに表示する処理と、
    前記適音ボタンが押された場合には、その適音ボタンが押された時刻から適音設定音量の設定された時間帯を検出し、その時間帯に対応して設定されている適音設定音量を当該適音ボタンに予め設定されている適音設定音量と見做してその後の処理を行う処理とをさらに実行することを特徴とするテレビ装置。
  2. 指示された音量出力レベルに従って音声信号を増幅しスピーカから出力する音量制御手段と、この音量制御手段に対して所定音量の出力指示を行う制御手段とを備えたテレビ装置において、
    前記スピーカから出力する音量を予め視聴者の好みの音量に設定する機能及び電源オン機能を有する適音ボタンを備えており、
    前記制御手段は、前記適音ボタンが押されることによって電源がオンされた場合には、前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行うことを特徴とするテレビ装置。
  3. 前記制御手段は、電源ボタンによって電源がオンされた場合には、現状設定されている音量と前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量とを比較し、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にある場合には、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行うことを特徴とする請求項2に記載のテレビ装置。
  4. 一定時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記制御手段は、現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、前記計測手段によって一定時間の計測を開始するとともに、その一定時間の計測中に前記適音ボタンまたはボリュームボタンが押されたか否かを確認し、前記適音ボタンが押された場合には、その時点で前記適音ボタンに予め設定されている適音設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行う一方、前記ボリュームボタンが押された場合には、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行い、かつ、ボリュームボタンの操作に従って音量アップ・ダウン指示を前記音量制御手段に対して行うことを特徴とする請求項2に記載のテレビ装置。
  5. 前記制御手段は、前記一定時間の計測を終了したときには、その時点で現状設定音量での出力指示を前記音量制御手段に対して行うことを特徴とする請求項4に記載のテレビ装置。
  6. 前記制御手段は、現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、現状設定音量が適音設定音量に対してどのレベルにあるのかを示す画面をモニタに表示することを特徴とする請求項4に記載のテレビ装置。
  7. 前記制御手段は、現状設定音量と適音設定音量との比較の結果、現状設定音量が適音設定音量に対して一定の範囲内にない場合には、その時点で、現状設定音量での出力指示を、または適音設定音量での出力指示を、または現状設定音量での出力指示と適音設定音量での出力指示とを交互に、前記音量制御手段に対して行うことを特徴とする請求項6に記載のテレビ装置。
  8. 現在時刻を計時する時計手段をさらに備え、
    前記適音設定音量は、視聴する時間帯に応じて予め複数種類設定可能に設けられており、
    前記制御手段は、前記適音ボタンが押された場合には、その適音ボタンが押された時刻から適音設定音量の設定された時間帯を検出し、その時間帯に対応して設定されている適音設定音量を当該適音ボタンに予め設定されている適音設定音量と見做してその後の処理を行うことを特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれかに記載のテレビ装置。
  9. 前記適音設定音量は、任意の時間帯に応じて1種類のみ設定可能とし、他の時間帯についての適音設定音量は、前記任意の時間帯での適音設定音量から予め設定された一定レベルだけ変更することで設定することを特徴とする請求項8に記載のテレビ装置。
  10. 前記一定レベルは視聴者により設定可能に設けられていることを特徴とする請求項9に記載のテレビ装置。
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