JP2007081497A - 無線通信装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルカメラの接続対象であるコンピュータが、DHCPを用いたIPアドレスの割り当て方法及び自動割り当ての方法でIPアドレスを取得する場合に、短い時間でIPアドレスを確定させ、且つ、コンピュータ及びデジタルカメラが存在するネットワーク上の他の端末に悪影響を与えないようなIPアドレス割り当て方法及び無線通信装置を提供すること。
【解決手段】通信端末と通信を行う無線通信装置であって、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段を備え、アドレス割り当てサーバーが存在しないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供する。又、前記通信端末が既にアドレスを取得したか否かを判断する手段を備え、アドレスを取得していないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】通信端末と通信を行う無線通信装置であって、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段を備え、アドレス割り当てサーバーが存在しないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供する。又、前記通信端末が既にアドレスを取得したか否かを判断する手段を備え、アドレスを取得していないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばコンピュータとデジタルカメラを無線接続して画像データの送受信をする場合において、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在しないときの、コンピュータのIPアドレス割り当てに掛かる時間を短縮させることが可能なアドレス割り当て方法及び無線通信装置に関する。
LAN(Local Area Network)等のネットワークにおいてIP(Internet Protocol)を用いて通信をする場合、端末にはIPアドレスが必要であり、端末にIPアドレスを設定する必要がある。
IPアドレスを端末に設定する方法として、手動で設定を行う方法の他に、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を用いる方法がある。DHCPサーバーからIPアドレスの割り当てを受ける端末のことをDHCPクライアントと言う。DHCPクライアントは、先ず「DHCP DISCOVERメッセージ」をネットワーク上にブロードキャスト(同報通信)する。DHCP DISOCVERメッセージには、媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)アドレス、例えばイーサネットカードなどに付与された固有識別情報が含まれている。
DHCPサーバーは、DHCP DISCOVERメッセージを受信すると、送信元アドレスに自分自身のIPアドレス(DHCPサーバーのIPアドレス)をセットした「DHCP OFFERメッセージ」をネットワーク上にブロードキャストする。このDHCP OFFERメッセージには、DHCP DISCOVERメッセージ送信元(DHCPクライアント)のMACアドレスが含まれているため、DHCPクライアントは、自分宛のDHCP OFFERメッセージであることを認識することができる。
DHCPクライアントは、一定時間、DHCP OFFERメッセージの収集を行い、その収集期間中に1つのDHCP OFFERメッセージが受信された場合には、そのDHCP OFFERメッセージを送信したDHCPサーバーに対して、REQUESTメッセージを送信し、又は、複数のDHCP OFFERメッセージが受信された場合には、そのうちの1つを選択して、当該DHCP OFFERメッセージを送信したDHCPサーバーに対してREQUESTメッセージを送信する。
REQUESTメッセージには、どのIPアドレスを使用したいか等の情報が含まれており、REQUESTメッセージを受信したDHCPサーバーは、割り当てるべきIPアドレスが未だ未使用であれば、肯定応答(ACK)メッセージを返送する。このようにして、DHCPクライアントはDHCPサーバーからIPアドレスを取得する。
一方、DHCPサーバーからのDHCP OFFERメッセージを受信できなかった場合、DHCPサーバーが存在しないので、端末はIPアドレスの自動割り当て(Auto IP)を行う処理を開始する。先ず、ネットワーク番号として、自動割り当て用に予め予約された番号を選択する。ネットワーク番号「169.254」がこの目的のために、国際機関(Internet Assigned Numbers Authority)により割り当てられている。
次に、ランダムなホスト番号を1つ選択する。例えば「218.43」を選択したとする。続いて、選択したアドレスが他の機器によって使用されているか否かを検出するため、「169.254.218.43」に対するアドレス解決(ARP)要求を送信する。ARPパケットは、RFC826により規定されており、IPアドレスに対応する物理アドレスを取得するために使用されている。
ARP要求に対する応答を受信することができたか否かをチェックし、応答を受信できなかった場合、上記IPアドレスを使用している機器はないものと判断し、そのアドレスを自アドレスとして決定して処理を終了する。
一方、アドレス解決要求に対する応答を受信した場合、選択したIPアドレスは他の機器によって使用されていることを意味するので、別のホスト番号を選択し再びアドレス解決要求を送信するステップを繰り返す。
無線ネットワーク上での通信の場合、DHCPサーバーがDHCPクライアントからアクセス不可の場合も十分考えられる。その際のIPアドレスの自動割り当てに関する従来技術としては、特許文献1で開示されているようにアクセスポイントが仮のIPアドレスを端末に対して付与する方法がある。
又、同様にアクセスポイントに適用される従来技術として、特許文献2で開示されているように、無線端末間での通信を可能にするために、アクセスポイントがIPアドレスを端末に対して付与する方法もある。
特開2003−152731号公報
特開2005−033317号公報
しかし、前述のDHCPを用いたIPアドレスの割り当て方法及び自動割り当ての方法では、ネットワーク上にDHCPサーバーが設置されていない場合には、端末のIPアドレスが確定するまでに多大な時間を要する。
例えば、OSとしてWindows XPを搭載している端末の場合、DHCPサーバーがネットワーク上にいない場合は、DHCP DISCOVERメッセージを適当な間隔で送信し続ける。最初のDHCP DISCOVERメッセージ送信から1分経過した後に、ようやくAuto IPによるIPアドレス自動割り当てのシーケンスを開始するため、IPアドレスが確定するまでに約1分の時間を要する。
例えば、コンピュータとデジタルカメラを無線接続して画像データの送受信をする場合において、ユーザーが画像データの送受信を行おうと思って、デジタルカメラの無線機能を有効にしてから、コンピュータ、デジタルカメラの双方でIPアドレスが確定して、画像データ送受信のためのプロトコルを開始するのに1分以上掛かることになり、ユーザーに不便を強いることになる。
この課題は、コンピュータとデジタルカメラのIPアドレスの割り当てを手動で設定すれば解決可能ではあるが、ネットワークの専門知識を持たない一般ユーザーがIPアドレスを入力することは、非常に困難である。
又、Windows XP OSの場合、DHCPを用いたIPアドレスの割り当てを行わず、Auto IPにによるアドレスの自動割り当てのシーケンスを最初から実行することはできない。
そこで、本発明の目的とする処は、デジタルカメラの接続対象であるコンピュータが、DHCPを用いたIPアドレスの割り当て方法及び自動割り当ての方法でIPアドレスを取得する場合に、短い時間でIPアドレスを確定させ、且つ、コンピュータ及びデジタルカメラが存在するネットワーク上の他の端末に悪影響を与えないようなIPアドレス割り当て方法及び無線通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る無線通信装置は以下の構成を採る。
即ち、通信端末と通信を行う無線通信装置であって、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段を備え、アドレス割り当てサーバーが存在しないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供することを特徴とする。
又、上記無線通信装置において、更に、前記通信端末が既にアドレスを取得したか否かを判断する手段を備え、アドレスを取得していないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供するようにしても良い。
又、上記無線通信装置において、更に、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段は、無線通信装置が送信するアドレス割り当て要求に対して応答があるか否かによって判断するようにしても良い。
又、上記無線通信装置において、更に、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段は、通信端末が送信するアドレス割り当て要求に対して、応答があるか否かによって判断するようにしても良い。
又、上記無線装置において、更に、接続対象以外の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供しないようにしても良い。
又、上記無線装置において、更に、接続対象の通信端末であるか否かを、通信端末のMACアドレス情報を基に判断するようにしても良い。
又、本発明は、無線通信装置の制御を行うためのコンピュータプログラムとしても構成することができる。即ち、通信端末と通信を行う無線通信装置の制御方法であって、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する工程を備え、アドレス割り当てサーバーが存在しないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供する工程を備えることを特徴とする。
又、上記無線通信装置の制御方法において、更に前記通信端末が既にアドレスを取得したか否かを判断する工程を備え、アドレスを取得していないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供する工程を備えるようにしても良い。
又、上記無線通信装置の制御方法において、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する工程は、無線通信装置が送信するアドレス割り当て要求に対して、応答があるか否かによって判断するようにしても良い。
又、上記無線通信装置の制御方法において、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する工程は、通信端末が送信するアドレス割り当て要求に対して応答があるか否かによって判断するようにしても良い。
又、上記無線通信装置の制御方法において、更に接続対象以外の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供しないようにしても良い。
又、上記無線通信装置の制御方法において、接続対象の通信端末であるか否かを、通信端末のMACアドレス情報を基に判断するようにしても良い。
本発明によれば、デジタルカメラの接続対象であるコンピュータが、DHCPを用いたIPアドレスの割り当て方法及び自動割り当ての方法でIPアドレスを取得する場合に、短い時間でIPアドレスを確定させ、且つ、コンピュータ及びデジタルカメラが存在するネットワーク上の他の端末に悪影響を与えないようなIPアドレス割り当て方法及び無線通信装置を提供することができる。
又、本発明によれば、ユーザーがコンピュータとデジタルカメラのIPアドレスの割り当てを手動で設定する必要性もないため、ネットワークの専門知識を持たない一般ユーザーにとって利便性が大きく向上する。
<実施の形態1>
以下、本発明に係る無線通信装置の実施の形態1を図面を参照しながら説明する。
以下、本発明に係る無線通信装置の実施の形態1を図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態における全体構成を図2に示す。
図2には本発明の実施形態であるデジタルカメラ21と、デジタルカメラ21の接続対象であるコンピュータ23と、接続対象ではないコンピュータ25と、DHCPサーバ24と、コンピュータ23及びコンピュータ25、DHCPサーバ24が接続するネットワーク26と、IEEE802.11b規格に準拠したアクセスポイント22が示されている。
図3はデジタルカメラ21の主な部分を示したものである。
デジタルカメラ21は、撮影レンズと、撮影レンズを介して入射する被写体光を受光し、光電変換して画像信号を生成するCCDと、後段のアナログ/デジタル(A/D)変換回路等から構成される撮像部323を備えている。撮像部323がCPU331の制御のもと、デジタル画像信号を出力して信号処理部321で信号処理を施した後、RAM322に一時的にデジタル画像信号を保持する。その後作成されたデジタル画像信号に撮影設定情報等を付属情報としてヘッダー領域に付加し、最終的にコンパクトフラッシュ324に画像ファイルとして保存する。
画像ファイルを記録するための記録媒体としては、コンパクトフラッシュの代わりにメモリカード・光磁気ディスクその他のリムーバブルメディアであっても良い。
上記CPU331には、更にROM327、各種操作部材329からの入力を制御するSW制御部328、デジタル画像信号の表示データや、各種ユーザーインターフェイスの表示データを保持するためのVRAM325、IEEE802.11b規格に準拠した無線通信I/F320、FLASH ROM335、USB I/F333が接続されている。又、VRAM325に保持された表示データの内容は、LCDモニタ326に表示される。
ROM327には、画像を撮像するのためのプログラムや、撮影した画像をLCDモニタに表示するためのプログラム、無線通信I/Fから受信したユーザーデータを取得して解釈し、一方で送信データを生成して無線通信I/F320に書き込む等、通信を行うためのプログラム、接続対象PCへのアドレス割り当てを行うためのプログラム等が含まれている。
無線通信I/F320は、内部に無線通信I/Fの制御部330、RFモジュール332を備え、アンテナ334が接続されている。
各種操作部材329は、電源のON/OFFを制御するための電源SW(不図示)や、撮影を指示するためのレリーズSW(不図示)や、LCDモニタ326にデジタル画像信号の表示を指示するためのSW(不図示)や、LCDモニタ326にメニューを表示するためのSW(不図示)や、画像コマを送ったり戻したり、メニューの選択状態を変更したりするために使用するSW(不図示)や、液晶上で直接指示を与えるタッチパネル(不図示)や、無線通信の開始・停止を指示するためのSW(不図示)等が含まれる。
以上のように構成されたデジタルカメラ21を用いて、デジタルカメラ21とコンピュータ23とを接続する際に、DHCPサーバ24が有効な場合と、無効な場合について接続を確立するまでの手順を説明する。
尚、以下の説明において、アクセスポイント22はAP22と記し、コンピュータ23はPC23と記す。
最初に図4を用いてDHCPサーバ24が有効な場合について説明する。
PC23は、予めEtherネットワークにより、DHCPサーバと物理層での接続が確立されているものとする。先ず(1)でPC23は「DHCP DISCOVER」(検索)メッセージを送信し、DHCPサーバの検索を行う。DHCPサーバ24は、(2)の「DHCP OFFER」(検索に対する応答)メッセージを返して、DHCPサーバの存在を示すとともに割り当て可能なIPアドレスを返信する。PC23は、(3)で「DHCP REQUEST」(IPアドレスの要求)を選択したIPアドレスとともに送信する。そして、IPアドレス要求を受けたDHCPサーバ24は、(4)で「DHCP PACK」(IPアドレス要求に対する応答)を返信する。この時点から、PC23は「DHCP OFFER」で受け取ったIPアドレスを使用することができる。
一方、デジタルカメラ21はユーザの指示で無線機能が起動されると、(5)でAP22との間で無線LAN層での接続を確立する。次に、(6)でデジタルカメラ21は、「DHCP DISCOVER」(検索)メッセージを送信し、DHCPサーバの検索を行う。DHCPサーバ24は(7)の「DHCP OFFER」(検索に対する応答)メッセージを返して、DHCPサーバの存在を示すとともに割り当て可能なIPアドレスを返信する。デジタルカメラ21は、(8)で「DHCP REQUEST」(IPアドレスの要求)を選択したIPアドレスとともに送信する。そして、IPアドレス要求を受けたDHCPサーバ24は、(9)で「DHCP PACK」(IPアドレス要求に対する応答)を返信する。この時点から、デジタルカメラ21は「DHCP OFFER」で受け取ったIPアドレスを使用することができる。
次に、デジタルカメラ21は(10)でUPnP(Universal Plug and Play)規格の「UPnP alive」(生存通知)メッセージをネットワーク上にBroadcast送信する。「UPnP alive」メッセージをきっかけにPC23は「UPnP M−SEARCH」(検索)メッセージを送信し、ネットワーク上に存在するUPnPデバイスを検索する。デジタルカメラ21は(12)で、「UPnP M−SEARCH」メッセージの発信元であるPC23に「UPnP M−SEARCH Response」(検索への返答)メッセージを送信する。
PC23は、「UPnP M−SEARCH Response」を受け取ることで、デジタルカメラ21を認識して、(13)のディスクリプションに移る。PC23は、(13)で「UPnP Description Request」(詳細情報の要求)メッセージを送信し、デジタルカメラ21は(14)で「UPnP Description Response」(詳細情報の要求への返答)メッセージを発信元であるPC23に送信する。「UPnP Description Response」には、デジタルカメラ21のモデル名やメーカー名、デジタルカメラ21が備えるサービスタイプ、Vendor拡張の情報等が記述されている。
その後、(15)でPC23とデジタルカメラ21との間で、画像転送プロトコル層での接続を確立して、PC23からデジタルカメラ21内の画像ファイルを閲覧したり、デジタルカメラ21をユーザが操作して、指定した画像をPC23に送信する等のアプリケーションを実行できるようになる。
次に、図5を用いてDHCPサーバ24が無効な場合について説明する。
例えば、本来稼動している筈のDHCPサーバが何らかの理由で停止していることが考えられる。又、PC23がノートPCのように持ち運び可能であって、無線通信I/Fを備えているときに、普段は屋内でDHCPサーバが存在する環境で使用していて、屋外のようにDHCPサーバが存在しない環境に持ち出すようなことも考えられる。このような場合、例えばPC23がWindows XPを搭載している場合、DHCPサーバーがネットワーク上にいない場合は、DHCP DISCOVERメッセージを適当な間隔で送信し続ける。
最初のDHCP DISCOVERメッセージ送信から1分経過した後に、ようやくAuto IPによるIPアドレス自動割り当てのシーケンスを開始するため、PC23のIPアドレスが確定するまでに約1分の時間を要する。従って、PC23を起動して、デジタルカメラ21の無線機能を起動してから、PC23とデジタルカメラ21との間で画像転送プロトコル層の接続を確立するまでに、最低1分の時間を要することになり、ユーザにとって不便な使い勝手を提供することに繋がる。
一方、元々ネットワーク26上にDHCPサーバ24が最初から存在しないような環境も考えられる。この場合、PC23及びデジタルカメラ21のIPアドレスの割り当てを手動で設定する方法を選択することが考えられるが、PC23とデジタルカメラ21が正常に繋がるように、割り当てるIPアドレスの値を決めたり、サブネットマスクの値を決めたりということを、ネットワークの専門知識を持たない一般ユーザーが行うことは非常に困難である。
図5のシーケンスにおいて、先ず(21)でPC23は「DHCP DISCOVER」メッセージを送信し、DHCPサーバの検索を行う。一定時間DHCPサーバからの応答がない場合、再び(22)で「DHCP DISCOVER」メッセージを送信する。
一方、デジタルカメラ21は、ユーザの指示で無線機能が起動されると、(23)でAP22との間で無線LAN層での接続を確立する。次に、(24)でデジタルカメラ21は、「DHCP DISCOVER」メッセージを送信し、DHCPサーバの検索を行う。一定時間DHCPサーバからの応答がない場合、仮IPアドレス(169.254.1.1)を生成して、(25)で仮IPアドレスをパラメータ領域に設定してARP要求パケットを複数回送信して、仮IPアドレスを使用している端末がネットワーク上にないかを検索する。
ARPプロトコルは、TCP/IPネットワークにおいて、IPアドレスからEthernetの物理アドレス(MACアドレス)を求めるのに使われる。ARP応答パケットを一定時間内に受信しなかった場合には、先の仮IPアドレス(169.254.1.1)をデジタルカメラ21のIPアドレスとして設定する。
ここで、デジタルカメラ21は接続対象であるPC23のネットワークI/FのMACアドレス値を内部のFLASH ROM領域335に保持しているものとする。例えば、デジタルカメラ21の操作部材329をユーザが操作して入力したり、デジタルカメラ21のUSB I/F333を使って、PC23とUSB通信手段で接続して、PC23のMACアドレス値を通知したりという方法によって実現可能である。このとき、(26)でPC23のMACアドレスをパラメータ領域に設定してRARP(REVERSE ADDRESS RESOLUTION PROTOCOL)要求パケットを複数回送信する。
RARPプロトコルは、TCP/IPネットワークにおいて、Ethernetの物理アドレス(MACアドレス)からIPアドレスを求めるのに使われる。PC23はDHCPサーバの検索を行っている状態のため、IPアドレスが確定しておらず、デジタルカメラ21からのRARP要求に対して応答することができない。デジタルカメラ21は一定時間RARP応答パケットがない場合、接続対象であるPC23のIPアドレスが決定していないと判断して、PC23に付与するIPアドレス(169.254.1.2)を生成する。
付与する予定のIPアドレスを使用している端末がネットワーク上にないかを検索するために、(27)で付与予定IPアドレスをパラメータ領域に設定してARP要求パケットを複数回送信する。ARP応答パケットを一定時間内に受信しなかった場合には、(29)でPC23が送信する「DHCP DISCOVER」メッセージに対して、(30)の「DHCP OFFER」メッセージを返して、付与IPアドレスを返信する。このとき、デジタルカメラ21は「DHCP DISCOVER」メッセージの発信元MACアドレス領域を調べて、接続対象であるPCのMACアドレスと一致する場合にのみ、「DHCP OFFER」メッセージを返す。
PC23は、(31)で「DHCP REQUEST」(IPアドレスの要求)を受け取った付与IPアドレスとともに送信する。そして、IPアドレス要求を受けたデジタルカメラ21は、(32)で「DHCP PACK」(IPアドレス要求に対する応答)を返信する。この時点から、PC23は「DHCP OFFER」で受け取った付与IPアドレス(169.254.1.2)を使用することができる。
次に、デジタルカメラ21は(33)で「UPnP alive」(生存通知)メッセージをネットワーク上にBroadcast送信する。「UPnP alive」メッセージをきっかけにPC23は(34)で「UPnP M−SEARCH」(検索)メッセージを送信し、ネットワーク上に存在するUPnPデバイスを検索する。デジタルカメラ21は(35)で、「UPnP M−SEARCH」メッセージの発信元であるPC23に「UPnP M−SEARCH Response」メッセージを送信する。
PC23は「UPnP M−SEARCH Response」を受け取ることで、デジタルカメラ21を認識して、(36)のディスクリプションに移る。PC23は、(36)で「UPnP Description Request」(詳細情報の要求)メッセージを送信し、デジタルカメラ21は(37)で「UPnP Description Response」(詳細情報の要求への返答)メッセージを発信元であるPC23に送信する。
その後、(38)でPC23とデジタルカメラ21との間で、画像転送プロトコル層での接続を確立する。
ところで、本来稼動している筈のDHCPサーバが何らかの理由で停止していることによって、PC23がDHCPサーバか24からIPアドレスを割り当てられず、デジタルカメラ21が付与したIPアドレスを使用する場合、ネットワーク26上のPC25も同様にDHCPサーバ24からのIPアドレス割り当てを受けることができない。
デジタルカメラ21は接続対象PCのMACアドレスを記述した「DHCP DISCOVER」メッセージに対してのみ、IPアドレスの付与を行うため、PC25はDHCPサーバからのIPアドレス割り当てシーケンスを1分間続けた後、Auto IPによるIPアドレス自動割り当てのシーケンスを開始し、この後、IPアドレスが確定する。このため、PC23,PC25ともに想定しているものとは異なったIPアドレスを割り当てられることになって、PC23とPC25間で通信を行うようなアプリケーションによっては正常に動作しないことも考えられる。
そこで、本実施形態によるデジタルカメラ21は、(39)で画像転送プロトコルの高さのメッセージを使って、IPアドレス提供通知メッセージをPC23の特定のアプリケーションに送信する。IPアドレス提供通知メッセージを受信したアプリケーションでは、IPアドレスがネットワーク24の設計を考慮せずに設定されていることにともなって、他の通信アプリケーションで不具合が発生する可能性があること等を、PC23のディスプレイ上に表示することも可能である。
次に、デジタルカメラ21の上記のIPアドレス付与処理を図1のフローチャートを使って説明する。
ステップS101でユーザからの無線機能の開始を受けて、ステップS102で無線通信I/F320を起動する。次に、ステップS103でアクセスポイント22との間でIEEE802.11b規格で定められている無線認証の手続きを行い、無線リンクを確立する。本実施の形態では、インフラストラクチャモードでの無線接続を前提としているが、PC23が無線通信I/Fを備えている場合、アドホックモードによって直接デジタルカメラ21とPC23を無線接続した場合でも、以降のシーケンスは適用することができる。
次に、ステップS104で「DHCP DISCOVER」メッセージを送信する。ステップS105で「DHCP OFFER」メッセージを受信したかどうかを調べ、受信している場合にはネットワーク24上にDHCPサーバが存在すると判断して、ステップS106で「DHCP REQUEST」、「DHCP PACK」のメッセージのやり取りによって、DHCPサーバからIPアドレスを割り当てを受けステップS120に進む。
DHCPサーバが存在しないと判断した場合、ステップS107に進み、Auto IPによるIPアドレス自動割り当てのシーケンスを実行してデジタルカメラ21のIPアドレスを確定する。そのために、ステップS107で仮IPアドレスを生成して、ステップS108で仮IPアドレスをパラメータ領域に設定してARP要求パケットを送信する。ステップS109で一定時間ARP応答を受信したか否かを調べ、ARP応答を受信した場合は、再びステップS107で新たな仮IPアドレスを生成してS108でARP要求パケットを送信する。ARP応答を受信しなかった場合は、ステップS110でデジタルカメラ21のIPアドレスを確定する。
次に、接続対象のPC23のIPアドレスが確定しているか否かを調べる。ステップS111で予め保持している接続対象PC23のMACアドレスをパラメータ領域に設定して、RARP要求パケットを送信する。ステップS112でRARP応答パケットを受信した場合は、PC23がAuto IPによるIPアドレス自動割り当て処理等によって、既にIPアドレスを確定しているものと判断してステップS120に進む。
一定時間RARP応答パケットを受信しなかった場合、ステップS113に進み、ARPリクエストによる未使用IPアドレス検索のシーケンスを実行する。ステップS113で付与IPアドレスを生成して、ステップS114で付与予定のIPアドレスをパラメータ領域に設定して、ARP要求パケットを送信する。ステップS115で一定時間ARP応答を受信したか否かを調べ、ARP応答を受信した場合は、再びステップS114で新たな付与IPアドレスを生成してステップS114でARP要求パケットを送信する。ARP応答を受信しなかった場合は、ステップS116で接続対象PC23に付与するIPアドレスを確定する。
次に、ステップS117で「DHCP DISCOVER」メッセージを受信するのを待つ。「DHCP DISCOVER」メッセージを受信した場合、ステップS118で「DHCP DISCOVER」メッセージ内の送信元MACアドレスのフィールドを調べ、接続対象PCのMACアドレスが記述されているか否かを確認する。
接続対象PCのMACアドレスが記述されている場合、ステップS119でステップS116で確定した付与IPアドレスをパラメータに記述して「DHCP OFFER」メッセージを送信し、さらにPC23からの「DHCP REQUEST」メッセージの受信と、それに対する「DHCP PACK」メッセージの送信するという一連のIPアドレス付与の手続きを実行する。
その後、ステップS120でUPnPによるUPnPデバイス被検索の処理、更にPC23からUPnP検索された後に、ステップS121で画像転送プロトコルによる接続確立の処理を実行する。
以上説明したように、本実施形態のデジタルカメラによれば、ネットワーク上にDHCPサーバが存在しない場合でも、接続対象のPCにIPアドレスを即座に付与することができるため、例えばコンピュータとデジタルカメラを無線接続して画像データの送受信をする場合において、ユーザーが画像データの送受信を行おうと思って、デジタルカメラの無線機能を有効にしてから、コンピュータ、デジタルカメラの双方でIPアドレスが確定して、画像データ送受信のためのプロトコルを開始するまで数秒程度しか掛らず、従来のAuto IPによるIPアドレス自動割り当てが行われるまで待ち続ける場合と比較して、ユーザの利便性が大きく向上する。
又、ユーザーがコンピュータとデジタルカメラのIPアドレスの割り当てを手動で設定する必要性もないため、ネットワークの専門知識を持たない一般ユーザーにとって利便性が大きく向上する。
又、本実施形態のデジタルカメラによれば、接続対象のPCにのみIPアドレスを付与する構成であり、ネットワーク上の他の端末に対してIPアドレスを付与することがないため、ネットワーク上の他の端末で通信が行えなくなるといった悪影響を与えることがない。
又、本実施形態のデジタルカメラによれば、接続対象のPCがすでにIPアドレスを確定している場合は、IPアドレスの付与を行わない構成になっている。例えば、接続対象のPCがAuto IPによるIPアドレス自動割り当て処理によって、既にIPアドレスを確定している場合でも、DHCPサーバがネットワーク上に登場した場合は、DHCPサーバからIPアドレスを取得できるようにするため、定期的に「DHCP DISCOVER」メッセージを送信していることがある。
しかし、本実施形態のデジタルカメラでは、ステップS112でIPアドレスが確定していると判断したらその先のIPアドレス付与処理を行うことがないため、接続確立までに掛かる時間を短縮することができる。
ところで、本実施形態におけるデジタルカメラでは、ネットワーク上にDHCPサーバが存在するかどうかを調べる際に、ステップS104で「DHCP DISCOVER」メッセージを送信して、その応答があるかないかによって判断していた。この代わりに接続対象PC23が送信する「DHCP DISCOVER」メッセージと、それに対する「DHCP OFFER」メッセージがあるか否かを監視することによって、ネットワーク上にDHCPサーバが存在するか否かを判断しても良い。
又、ステップS113からS115で獲得した付与IPアドレスを、ステップS119で接続対象のPCに付与するまでの間に、ネットワーク上の他の端末が使用してしまうことも考えられる。そのため、ステップS114からステップS115で示したARPリクエストの処理を定期的に行うことによって、付与予定のIPアドレスが使用済みでないかを定常的に確認するようにしても良い。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態1を図面を参照しながら説明する。
次に、本発明の実施の形態1を図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態における全体構成を図6に示す。
図6には本発明の実施形態であるデジタルカメラ21と、デジタルカメラ21の接続対象であるコンピュータ23が示されている。
デジタルカメラ21は第1の実施形態で説明したものと同様である。
本実施形態では、コンピュータ23はIEEE802.11b規格に準拠した無線通信I/Fを備え、デジタルカメラ21とコンピュータ23が無線のアドホックモードで接続する設定をされているものとする。
又、本実施形態のアドホックモード無線環境には、DHCPサーバが存在しないものとする。
デジタルカメラ21とコンピュータ23とを接続する手順を図7を用いて説明する。
図7のシーケンスにおいて、先ず(41)でデジタルカメラ21はユーザの指示で無線機能が起動されると、PC23との間で無線LAN層での接続を確立する。次に(42)でIEEE802.11b規格で定められているProbe Requestメッセージを送信し、同一の無線ネットワーク環境に存在する無線端末を調べる。
本実施形態ではPC23のみが同じ無線ネットワーク上に存在するため、(43)でProbe Responseメッセージを送信する。デジタルカメラ21では、PC23からしかProbe Responseメッセージが返ってこなかったことから、同一の無線ネットワーク環境にはデジタルカメラ21とコンピュータ23の2台のみしか存在していないと認識する。
次に、(44)でデジタルカメラ21は「DHCP DISCOVER」メッセージを送信し、DHCPサーバの検索を行う。一定時間DHCPサーバからの応答がない場合、仮IPアドレス(169.254.1.1)を生成して、(45)で仮IPアドレスをパラメータ領域に設定してARP要求パケットを複数回送信して、仮IPアドレスを使用している端末がネットワーク上にないかを検索する。ARP応答パケットを一定時間内に受信しなかった場合には、先の仮IPアドレス(169.254.1.1)をデジタルカメラ21のIPアドレスとして設定する。
ここで、デジタルカメラ21は接続対象であるPC23のネットワークI/FのMACアドレス値を内部のFLASH ROM領域335に保持しているものとする。このとき、(46)でPC23のMACアドレスをパラメータ領域に設定してRARP要求パケットを複数回送信する。PC23はDHCPサーバの検索を行っている状態、或はアドレッシング動作を開始していない状態のため、IPアドレスが確定しておらず、デジタルカメラ21からのRARP要求に対して応答することができない。デジタルカメラ21は一定時間RARP応答パケットがない場合、接続対象であるPC23のIPアドレスが決定していないと判断して、PC23に付与するIPアドレス(169.254.1.2)を生成する。
図7のシーケンスの例では無線ネットワーク上には他にIPアドレスを使用している端末が存在しないため、実施の形態1で行っていたようなARP要求パケットによる確認動作は必要ない。(42),(43)の手続きで複数の無線端末からProbe Responseが返ってきた場合は、同一の無線ネットワークにでじたるカメラ21とコンピュータ23以外の端末が存在する可能性があると判断して、ARP要求パケットを送信して付与予定IPアドレスが未使用かどうかを確認する必要がある。
次に、(47)でPC23が送信する「DHCP DISCOVER」メッセージに対して、(48)の「DHCP OFFER」メッセージを返して、付与IPアドレスを返信する。このとき、デジタルカメラ21は「DHCP DISCOVER」メッセージの発信元MACアドレス領域を調べて、接続対象であるPCのMACアドレスと一致する場合にのみ、「DHCP OFFER」メッセージを返す。
PC23は(49)で「DHCP REQUEST」(IPアドレスの要求)を受け取った付与IPアドレスとともに送信する。そして、IPアドレス要求を受けたデジタルカメラ21は、(50)で「DHCP PACK」(IPアドレス要求に対する応答)を返信する。この時点から、PC23は「DHCP OFFER」で受け取った付与IPアドレス(169.254.1.2)を使用することができる。
(51)以降のデジタルカメラ21とPC23のやり取りは実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
以上示したように、デジタルカメラ21とコンピュータ23を無線のアドホックモードで接続する場合においても、本発明を適用でき、ネットワーク上にDHCPサーバが存在しない場合でも、接続対象のPCにIPアドレスを即座に付与することができるため、例えばコンピュータとデジタルカメラを無線接続して画像データの送受信をする場合において、ユーザーが画像データの送受信を行おうと思って、デジタルカメラの無線機能を有効にしてから、コンピュータ、デジタルカメラの双方でIPアドレスが確定して、画像データ送受信のためのプロトコルを開始するまで数秒程度しか掛らず、従来のAuto IPによるIPアドレス自動割り当てが行われるまで待ち続ける場合と比較して、ユーザの利便性が大きく向上するといった効果がある。
21 デジタルカメラ
22 アクセスポイント
23 コンピュータ
24 DHCPサーバ
25 コンピュータ
26 ネットワーク
321 信号処理部
322 RAM
323 撮像部
324 CF
325 VRAM
326 LCDモニタ
327 ROM
328 SW制御部
329 操作部材
330 無線通信制御部
331 CPU
332 RFモジュール
333 USB I/F
334 アンテナ
335 FLASH ROM
22 アクセスポイント
23 コンピュータ
24 DHCPサーバ
25 コンピュータ
26 ネットワーク
321 信号処理部
322 RAM
323 撮像部
324 CF
325 VRAM
326 LCDモニタ
327 ROM
328 SW制御部
329 操作部材
330 無線通信制御部
331 CPU
332 RFモジュール
333 USB I/F
334 アンテナ
335 FLASH ROM
Claims (12)
- 通信端末と通信を行う無線通信装置であって、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段を備え、アドレス割り当てサーバーが存在しないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対して、アドレスを提供することを特徴とする無線通信装置。
- 更に前記通信端末が既にアドレスを取得したか否かを判断する手段を備え、アドレスを取得していないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段は、無線通信装置が送信するアドレス割り当て要求に対して応答があるか否かによって判断することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する手段は、通信端末が送信するアドレス割り当て要求に対して応答があるか否かによって判断することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- 更に接続対象以外の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供しないことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- 接続対象の通信端末であるか否かを、通信端末のMACアドレス情報を基に判断することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
- 通信端末と通信を行う無線通信装置の制御方法であって、ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する工程を備え、アドレス割り当てサーバーが存在しないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供する工程を備えることを特徴とする無線通信装置の制御方法。
- 更に前記通信端末が既にアドレスを取得したか否かを判断する工程を備え、アドレスを取得していないと判断した場合、接続対象の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供する工程を備えることを特徴とする請求項7記載の無線通信装置の制御方法。
- ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する工程は、無線通信装置が送信するアドレス割り当て要求に対して応答があるか否かによって判断することを特徴とする請求項7記載の無線通信装置の制御方法。
- ネットワーク上にアドレス割り当てサーバーが存在するか否かを検知する工程は、通信端末が送信するアドレス割り当て要求に対して応答があるか否かによって判断することを特徴とする請求項7記載の無線通信装置の制御方法。
- 更に接続対象以外の通信端末のアドレス割り当て要求に対してアドレスを提供しないことを特徴とする請求項7記載の無線通信装置の制御方法。
- 接続対象の通信端末であるか否かを、通信端末のMACアドレス情報を基に判断することを特徴とする請求項7記載の無線通信装置の制御方法。
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JP2005263214A JP2007081497A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 無線通信装置及びその制御方法 |
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- 2005-09-12 JP JP2005263214A patent/JP2007081497A/ja not_active Withdrawn
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