JP2006352188A - 無線lan通信装置及び動作切替方法 - Google Patents

無線lan通信装置及び動作切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 同一の無線LAN識別情報が設定されたアクセスポイントが複数存在する場合に、いずれかの無線LAN識別情報を手動で変更せねばならず面倒である。
【解決手段】 無線LANのアクセスポイントとして動作可能なアクセスポイント機能部と、無線LANのクライアントとして動作可能なクライアント機能部と、切替部と、取得部と、判定部と、を備える無線LAN通信装置であって、切替部がアクセスポイント機能部を動作させる場合において、アクセスポイント機能部が、アクセスポイントとして動作するデバイスを所定の領域内で検出した場合に、取得部は、検出したデバイスから無線LAN識別情報を取得し、判定部は、デバイス及び無線LAN通信装置の無線LAN識別情報が互いに一致するか否かを判定し、切替部は、判定部が一致すると判定した場合に、アクセスポイント機能部から切り替えてクライアント機能部を動作させる無線LAN通信装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LANのアクセスポイントとしての動作又は無線LANのクライアントとしての動作を切り替えることが可能な無線LAN通信装置に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)の発達に伴い、データの送受信を行うための無線LANのクライアント機能を有する装置(以下、「クライアント」と呼ぶ。)同士が、データを中継するための無線LANのアクセスポイント機能を有する装置(以下、「アクセスポイント」と呼ぶ。)を介してデータを送受信する、いわゆるインフラストラクチャモードで動作する無線LANシステムが種々提案されている(下記特許文献1参照)。
特開2003−153137号公報
上述のような、インフラストラクチャモードで動作する無線LANシステムにおいて、無線LANの識別情報であるESSID(Extended Service Set ID)として、同じ値が設定されたアクセスポイントが複数存在する場合に、クライアントは、無線LANを介したデータの送受信が行えなくなる場合がある。
例えば、それぞれのアクセスポイントの通信エリア(無線LAN通信の電波が届く範囲)の重なり部分にクライアントが存在する場合、クライアントは、自分に設定されたESSIDと同じESSIDが設定されたアクセスポイントを複数発見することになり、いずれのアクセスポイントを、データを中継するアクセスポイントとするかを決定することができないからである。
かかる場合に、少なくとも1つのアクセスポイントに設定されているESSIDを変更することで、無線LANを介したデータの送受信を可能とすることができる。しかしながら、ESSIDを変更するためには、アクセスポイントに設定用コンピュータを接続して手動で変更しなくてはならず、大変面倒であった。
特に、アクセスポイントが携帯可能である場合には、ESSIDを変更した後に、このアクセスポイントを他の場所に移して設置することが想定される。そして、この新たな設置場所に別のアクセスポイントが存在する場合には、このアクセスポイントに設定されているESSIDと、移設したアクセスポイントに設定されているESSIDと、が同じである可能性がある。この場合、ユーザは、移設したアクセスポイントのESSIDを再び変更することとなり、大変面倒であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、同一の無線LANの識別情報が設定されたアクセスポイントが複数存在し、それぞれのアクセスポイントの通信エリアの重なり部分にクライアントが存在する場合に、簡便な方法で、クライアントが無線LANを介したデータの送受信を行えるようにすることを目的とする。
前述の課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の無線LAN通信装置は、無線LANのアクセスポイントとして動作することが可能なアクセスポイント機能部と、前記無線LANのクライアントとして動作することが可能なクライアント機能部と、前記アクセスポイント機能部又は前記クライアント機能部を切り替えて動作させる切替部と、取得部と、判定部と、を備え、前記切替部が前記アクセスポイント機能部を動作させる場合において、前記アクセスポイント機能部が、前記無線LANのアクセスポイントとして動作するデバイスを、前記無線LAN通信装置を基準とした所定の領域内で検出した場合に、前記取得部は、前記検出したデバイスから前記デバイスの無線LAN識別情報を取得し、前記判定部は、前記取得したデバイスの無線LAN識別情報と、前記無線LAN通信装置の無線LAN識別情報と、が互いに一致するか否かを判定し、前記切替部は、前記判定部が一致すると判定した場合に、前記アクセスポイント機能部から切り替えて前記クライアント機能部を動作させることを要旨とする。
このような構成とすることで、切替部は、判定部がデバイスの無線LAN識別情報と、無線LAN通信装置の無線LAN識別情報と、が互いに一致すると判定した場合に、アクセスポイント機能部から切り替えてクライアント機能部を動作させる。従って、同じ無線LAN識別情報が設定された、無線LANのアクセスポイントが複数存在しないようにすることができる。その結果、無線LANのクライアントは、いずれのアクセスポイントをデータを中継するアクセスポイントとするかを決定することが可能となる。また、ユーザは、無線LAN識別情報を手動で変更しなくてよいので、簡便な方法で、無線LANのクライアントが無線LANを介したデータの送受信を行えるようにすることができる。
上記無線LAN通信装置において、前記取得部は、前記デバイスの無線LAN識別情報の他に、更に、前記デバイスに関するデバイス関連情報を前記デバイスから取得し、前記判定部は、一致すると判定した場合に、更に、前記取得したデバイス関連情報に基づき、前記デバイスが前記無線LANのクライアントとしての動作に切り替わることが可能であるか否かを判定し、前記切替部は、前記判定部が切り替わることが可能でないと判定した場合に、前記アクセスポイント機能部から切り替えて前記クライアント機能部を動作させるようにしてもよい。
このような構成とすることで、切替部は、デバイスが無線LANのクライアントとしての動作に切り替えることが可能でないと判定部が判定した場合に、アクセスポイント機能部から切り替えてクライアント機能部を動作させる。従って、検出したデバイスがクライアントとしての動作に切り替えることができない場合には、このデバイスがアクセスポイントとして動作し、無線LAN通信装置がクライアントとして動作することとなる。その結果、同じ無線LAN識別情報が設定された、アクセスポイントが複数存在しないようにすることができる。
上記無線LAN通信装置において、前記切替部は、前記判定部が切り替わることが可能であると判定した場合において、前記取得したデバイス関連情報により、前記デバイスの処理能力が、前記無線LAN通信装置の処理能力よりも高いと推定される場合に、前記アクセスポイント機能部から切り替えて前記クライアント機能部を動作させるようにしてもよい。
このような構成とすることで、切替部は、デバイスの処理能力が無線LAN通信装置の処理能力よりも高いと推定される場合に、アクセスポイント機能部から切り替えてクライアント機能部を動作させる。従って、このデバイスが本発明の無線LAN通信装置と同じ無線LAN通信装置である場合には、処理能力が高い側を無線LANのアクセスポイントとして動作させ、処理能力が低い側を無線LANのクライアントとして動作させることが可能となる。その結果、この無線LANにおけるデータ転送能力を、より向上させることが可能となる。
上記無線LAN通信装置において、前記取得部は、前記アクセスポイント機能部が検出した前記デバイスに対して、少なくとも前記デバイス関連情報を要求するための所定のコマンドを送信すると共に、前記所定のコマンドに対する応答として前記デバイスが送信する前記デバイス関連情報を受信することにより、前記デバイス関連情報を取得するようにしてもよい。
このような構成とすることで、取得部は、所定のコマンドに対する応答として、デバイス関連情報を取得することができる。従って、例えば、ビーコンに含まれるMACアドレスからデバイス関連情報を取得することができないような場合でも、取得部はデバイス関連情報を取得することが可能となる。
上記無線LAN通信装置において、前記デバイス関連情報は、MACアドレスと、製造時期を示す情報と、製造された順番を示す情報と、処理能力を示す情報と、のうち、少なくともいずれか1つを含むことが好ましい。
デバイスの製造メーカが、MACアドレスのメーカ独自コードにおいて製品種別を示すコードを付与している場合には、それに基づいてデバイスが無線LANのクライアントとしての動作に切り替わることが可能であるか否かを判定することができる。また、製造時期を示す情報に基づき、より後の製造時期のデバイスほど処理能力がより高いと推定することができる。また、製造された順番を示す情報に基づき、より後に製造されたデバイスほど処理能力が高いと推定することができる。更に、処理能力を示す情報に基づき、デバイスの処理能力が無線LAN通信装置の処理能力よりも高いか否かを判定することができる。従って、これらの情報のうち、少なくとも1つを含むことで、デバイスが切替可能か否か、また、デバイスの処理能力が無線LAN通信装置の処理能力よりも高いか否かを判定することができる。
本発明のプロジェクタは、上記無線LAN通信装置を備えるプロジェクタであることを要旨とする。
このような構成とすることで、上記プロジェクタを複数備え、無線LANのクライアントとして動作するパーソナルコンピュータから、これら複数のプロジェクタに無線LANを介して画像データを送信し、画像を同時に投写表示させるようなシステムを構成した場合に、いずれか1つのプロジェクタがアクセスポイントとして動作し、他のプロジェクタがクライアントとして動作することになるので、パーソナルコンピュータは、全てのプロジェクタに画像データを送信することが可能となる。
なお、本発明は、上記した無線LAN通信装置又はプロジェクタといった装置発明の態様に限ることなく、動作切替方法などの方法発明としての態様で実現することも可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1の実施例:
A1.プロジェクタ及び無線LANシステムの概要構成:
A2.動作切替処理:
A3.投写表示動作の概要:
A4.実施例の効果:
B.第2の実施例:
B1.動作切替処理:
B2.実施例の効果:
C.変形例:
A.第1の実施例:
A1.プロジェクタ及び無線LANシステムの概要構成:
図1は、本発明の一実施例としてのプロジェクタの概要構成を示す機能ブロック図である。図1に示すプロジェクタPJ1は、画像を投写表示すると共に、無線LANのアクセスポイント又は無線LANのクライアントとして動作する。
プロジェクタPJ1は、電波の送受信機やアンテナ等から成る無線通信処理部101,CPU102,メモリ103,画像処理部110,液晶パネル駆動部111を備えており、それぞれ内部バス105によって接続されている。さらに、プロジェクタPJ1は、光学系の構成要素として、ランプやリフレクタ等から成る照明光学系112,液晶パネル113,投写レンズ等から成る投写光学系114を備えている。
メモリ103には、プロジェクタPJ1の出荷前に、予めESSIDの初期値である「a」と、MAC(Media Access Control)アドレスとして「00:00:48:02:03:04」(16進表示)と、が記憶されている。なお、破線で囲んだメモリ103に記憶されている製造年月については、第2の実施例で説明する。
さらに、メモリ103には、アクセスポイントとして動作するためのアクセスポイントプログラムと、クライアントとして動作するためのクライアントプログラムと、が予め記憶されている。そして、これらのプログラムが起動されると、CPU102は、それぞれ、アクセスポイント機能部102a,クライアント機能部102cとして機能することになる。また、メモリ103には、前述のアクセスポイントプログラム及びクライアントプログラムの他に、これらのアクセスポイントプログラム又はクライアントプログラムを切り替えて起動させるための切替プログラムが予め記憶されている。そして、この切替プログラムが起動されると、CPU102は、切替部102bとして動作することになる。
プロジェクタPJ1は、この切替部102bが、前述のアクセスポイントプログラム又はクライアントプログラムを切り替えて起動させ、アクセスポイント機能部102a又はクライアント機能部102cを切り替えて動作させることにより、アクセスポイント又はクライアントとして動作する。
前述のプログラムのうち、初期状態においては、アクセスポイントプログラム及び切替プログラムが起動され、CPU102は、アクセスポイント機能部102a及び切替部102bとして機能する。従って、初期状態においては、プロジェクタPJ1はアクセスポイントとして動作する。
なお、前述の無線通信処理部101,CPU102,メモリ103が請求項における無線LAN通信装置に、前述の切替部102bが請求項における切替部及び判定部に、それぞれ相当する。
図2は、図1に示すプロジェクタPJ1を備えた無線LANシステムの概要構成を示す説明図である。図2に示す無線LANシステム1000は、前述のプロジェクタPJ1と、パーソナルコンピュータ10と、を備える。
これらプロジェクタPJ1及びパーソナルコンピュータ10は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11b規格に準拠した無線LANで接続されている。この無線LANはインフラストラクチャモードの無線LANであり、プロジェクタPJ1がアクセスポイントとして、また、パーソナルコンピュータ10がクライアントとして、それぞれ動作している。
パーソナルコンピュータ10は、1点鎖線で示す、プロジェクタPJ1の通信エリアAR1内に設置されている。そして、パーソナルコンピュータ10には、プロジェクタPJ1と同じESSID「a」が設定されている。
そして、この無線LANシステム1000は、クライアントとして動作するパーソナルコンピュータ10が、無線LANを介して画像データをプロジェクタPJ1に送信し、プロジェクタPJ1が受信した画像データの表す画像を投写表示するシステムである。
A2.動作切替処理:
本発明の特徴部分である動作切替処理の前提として、図2に示す無線LANシステム1000において、プロジェクタPJ1がアクセスポイントとして動作している。さらに前提として、図1に示すアクセスポイント機能部102aは、通信エリアAR1内のデバイスに対して自分のESSID及びMACアドレスを通知するために、ESSID及びMACアドレスを含むビーコンと呼ばれる管理用の無線LANパケットを、無線通信処理部101を介して通信エリアAR1に定期的に発信している。
そのような状態において、ユーザが、パーソナルコンピュータ10から送信される画像を複数のプロジェクタで同時に投写するために、プロジェクタPJ2を別の場所から移設した場合について考える。
なお、プロジェクタPJ2は、プロジェクタPJ1と同じ製造メーカの同じ型のプロジェクタであり、装置構成は、図1に示すプロジェクタPJ1の装置構成と同じである。また、プロジェクタPJ2に設定されているESSIDは、プロジェクタPJ1及びパーソナルコンピュータ10に設定されているのと同じ「a」が設定されている。なお、プロジェクタPJ2に設定されているMACアドレスは、「00:00:48:02:03:05」(16進表示)である。
ここで、プロジェクタPJ2の設置位置は、図2に示すように、プロジェクタPJ1の通信エリアAR1内である。このとき、プロジェクタPJ1は、プロジェクタPJ2の通信エリアAR2内に存在し、パーソナルコンピュータ10は、通信エリアAR1と通信エリアAR2との重なり部分に存在する。
その後、ユーザがプロジェクタPJ2の電源をオンすると、プロジェクタPJ2は、プロジェクタPJ1と同様にアクセスポイントとして動作する。そして、プロジェクタPJ2のアクセスポイント機能部102aは、プロジェクタPJ1と同様にして、自分のESSID及びMACアドレスを含むビーコンを発信し始める。なお、パーソナルコンピュータ10におけるプロジェクタPJ1及びプロジェクタPJ2からの電波の強度は同程度である。
プロジェクタPJ1は、プロジェクタPJ2の通信エリアAR2内に設置されているので、プロジェクタPJ2の発信するビーコンを受信することができる。そして、プロジェクタPJ1において、アクセスポイント機能部102aは、無線通信処理部101を介してこのビーコンを受信し、受信したビーコンに含まれるESSID「a」及びMACアドレス「00:00:48:02:03:05」をメモリ103に記憶させる。
同様にして、プロジェクタPJ2においても、アクセスポイント機能部102aが、プロジェクタPJ1が発信するビーコンを受信し、ESSID「a」及びMACアドレス「00:00:48:02:03:04」をメモリ103に記憶させる。
このように、アクセスポイントとして動作する他のデバイスのESSID及びMACアドレスがメモリ103に記憶されると、本発明の特徴部分である動作切替処理が、プロジェクタPJ1,PJ2において、それぞれ開始される。
図3は、第1の実施例における動作切替処理の手順を示すフローチャートである。まず、プロジェクタPJ1側の処理について説明する。
図3に示す動作切替処理が開始されると、図1に示すプロジェクタPJ1の切替部102bは、メモリ103から、自分に設定されているESSID及びビーコンにより取得された相手のESSIDを読み出し、互いに一致するか否かを判定する(ステップS202)。
この場合、前述のように、プロジェクタPJ1のメモリ103には、ビーコンにより取得されたプロジェクタPJ2のESSID「a」と、プロジェクタPJ1のESSID「a」と、が記憶されているので、切替部102bは、ESSIDが一致すると判定する。そして、この場合、切替部102bは、メモリ103から自分に設定されているMACアドレス、及びビーコンにより取得された相手のMACアドレスを読み出し、それぞれのMACアドレスで示されるメーカコード及び製品種別が一致するか否かを判定する(ステップS204)。
図4は、プロジェクタPJ1,PJ2に設定されているMACアドレスの詳細を示す説明図である。図4において、上部がプロジェクタPJ1のMACアドレスを示し、下部がプロジェクタPJ2のMACアドレスを示す。
図4に示すように、MACアドレスは、大きく分けて上位3バイトの製造メーカを識別するメーカコードと、下位3バイトの製造メーカ独自に使用可能なメーカ独自コードと、から成る。そして、プロジェクタPJ1,PJ2の製造メーカでは、メーカ独自コードを、上位2バイトで製品種別を示すと共に下位1バイトで製造された順番に付与されるシリアル番号を示すものとして使用している。
ここで、プロジェクタPJ1,PJ2は、製造メーカ及び製品種別が同じであるので、図4に示すように、それぞれのMACアドレスにおいて、メーカコード及び製品種別が一致している。従って、切替部102bは、プロジェクタPJ1,PJ2のメーカコード及び製品種別が一致すると判定する。
図3に戻って、メーカコード及び製品種別が一致すると判定した場合に、プロジェクタPJ1の切替部102bは、自分に設定されたMACアドレス及び相手のMACアドレスに基づき、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定する(ステップS206)。上述したように、MACアドレスのシリアル番号は、製造された順番で付与されているので、切替部102bは、このシリアル番号を比較することにより、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定することができる。
そして、図4に示すように、プロジェクタPJ2のシリアル番号がプロジェクタPJ1のシリアル番号に比べて大きな値が設定されている。従って、切替部102bは、相手が自分よりも後に製造されたと判定する。
そして、相手が自分よりも後に製造されたと判定した場合、プロジェクタPJ1の切替部102bは、アクセスポイント機能部102aの動作を停止させ、クライアント機能部102cを起動させて、プロジェクタPJ1の動作を、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替える(ステップS208)。これは、相手が自分よりも後に製造された場合、例えば、CPUの処理速度がより速い,より新しいバージョンのアクセスポイントプログラムが格納されている等の理由により、相手の方が自分に比べて処理能力がより高いと推定されるからである。
続いて、プロジェクタPJ2側の動作について説明する。プロジェクタPJ2においても、上述したプロジェクタPJ1と同様に、図3に示す動作切替処理が行われる。ここで、プロジェクタPJ1,PJ2についての、ESSID,メーカコード,製品種別は、互いに一致しているので、ステップS202〜ステップS204までの処理の結果は、上述したプロジェクタPJ1における処理の結果と同じであるので、説明を省略する。
ステップS206の処理において、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定した結果、プロジェクタPJ2において切替部102bは、相手が自分よりも後に製造されていないと判定することとなる。これは、上述したように、MACアドレスのシリアル番号について、プロジェクタPJ2の方がプロジェクタPJ1に比べてより大きな値が設定されているからである。
その結果、プロジェクタPJ2の動作が、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替わることなしに、動作切替処理は終了する。
以上説明したように、プロジェクタPJ1,PJ2において、それぞれ動作切替処理が実行された結果、プロジェクタPJ1はクライアントとしての動作に切り替わり、プロジェクタPJ2はアクセスポイントとして動作したままとなる。従って、無線LANシステム1000にアクセスポイントが唯一存在することとなるため、パーソナルコンピュータ10は、データを中継するアクセスポイントを決定することができ、無線LANを介したデータの送受信を行うことが可能となる。
なお、上述したステップS202の処理において、ESSIDが一致しないと判定した場合には、動作切替処理は終了する。これは以下の理由からである。ESSIDが一致しない場合、プロジェクタPJ1,PJ2に、それぞれ異なるESSIDが設定されていることを示す。従って、パーソナルコンピュータ10に設定されているのと同じESSIDが設定されたアクセスポイントが、無線LANシステム1000内に複数存在することになっておらず、パーソナルコンピュータ10は、データを中継するアクセスポイントを決定することができるからである。
このようにプロジェクタ同士でESSIDが一致しないことは、ユーザが、プロジェクタPJ2に代えて、プロジェクタPJ1に設定されたESSIDとは異なるESSIDが設定された他のプロジェクタを設置した場合や、上述した動作切替処理の後、異なるESSIDが設定されたプロジェクタを、新たに設置した場合などに起こり得る。
また、上述したステップS204の処理において、メーカコード及び製品種別が一致しないと判定した場合には、切替部102bは、ステップS208の処理を実行し、プロジェクタPJ1の動作をアクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替える。これは以下の理由からである。
メーカコード及び製品種別が一致しない場合、相手は、動作切替処理を実行できず、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替えることができない可能性が高い。そこで、自分(プロジェクタPJ1)を、クライアントとしての動作に切り替えることにより、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在するようにするためである。
このようにメーカコード及び製品種別が一致しないことは、ユーザが、プロジェクタPJ2に代えて、他の製造メーカのプロジェクタを設置した場合や、同一メーカであるが、クライアントとしての動作に切り替えることができないプロジェクタを設置した場合などに起こり得る。
A3.投写表示動作の概要:
上述した動作切替処理の後、プロジェクタPJ1,PJ2は、パーソナルコンピュータ10から送信された画像データに基づき、画像を同時に投写表示することが可能となる。この動作切替処理後の投写表示動作について簡単に説明する。
無線LANシステム1000において、パーソナルコンピュータ10は、プロジェクタを検索するための無線LANパケットを定期的に発信している。そして、プロジェクタPJ1は、この無線LANパケットを受信して、パーソナルコンピュータ10に対して自分に設定されているIP(Internet Protocol)アドレスを返信する。一方、プロジェクタPJ2は、動作切替処理の後、この無線LANパケットを受信して、パーソナルコンピュータ10に対して、自分に設定されたIPアドレスを返信する。このようにして、パーソナルコンピュータ10は、プロジェクタPJ1,PJ2のIPアドレスを知ることができる。
そして、パーソナルコンピュータ10は、画像データを含む無線LANパケットを生成する。このとき、あて先IPアドレスとしてプロジェクタPJ1のIPアドレスを設定した無線LANパケットと、プロジェクタPJ2のIPアドレスを設定した無線LANパケットと、をそれぞれ生成する。なお、パーソナルコンピュータ10は、それぞれ生成した無線LANパケットのヘッダ内に記載される「アクセスポイントMACアドレス」として、プロジェクタPJ2のMACアドレスを設定する。そして、パーソナルコンピュータ10は、生成した無線LANパケットを発信する。
プロジェクタPJ2において、図1に示すアクセスポイント機能部102aは、無線通信処理部101を介してこの無線LANパケットを受信する。そして、アクセスポイント機能部102aは、受信した無線LANパケットのヘッダ内にアクセスポイントMACアドレスとして自分のMACアドレスが記載されているので、この無線LANパケットに設定されているあて先IPアドレスを確認して、以下の処理を行う。
すなわち、アクセスポイント機能部102aは、受信したパケットに含まれるあて先IPアドレスが、プロジェクタPJ1のIPアドレスの場合には、このパケットを無線通信処理部101を介してプロジェクタPJ1に中継し、一方、プロジェクタPJ2のIPアドレスの場合には、受信したパケットに含まれる画像データを画像処理部110に渡す。
プロジェクタPJ2において、画像処理部110は、入力された画像データに基づき、画像の表示状態、例えば、コントラストやシャープネスなどが、所望の状態となるように調整し、画像信号として液晶パネル駆動部111に出力する。
液晶パネル駆動部111は、入力された画像信号に基づいて、液晶パネル113を駆動する。これにより、液晶パネル113では、照明光学系112から射出された照明光を、画像情報に応じて変調する。投写光学系114は、プロジェクタPJ1の筐体の前面に取付けられており、液晶パネル113によって変調された投写光を、図示せざる投写対象物であるスクリーンに投写する。これにより、スクリーンに画像が投写表示される。
一方、プロジェクタPJ1では、プロジェクタPJ2から中継された無線LANパケットを、無線通信処理部101を介してクライアント機能部102cが受信する。そして、プロジェクタPJ1のクライアント機能部102cは、受信したパケットに含まれる画像データを画像処理部110に渡す。その後、上述したプロジェクタPJ2における画像投写動作と同様にして、受信した画像データの表す画像が、図示せざるスクリーンに投写表示される。このようにして、プロジェクタPJ1とプロジェクタPJ2とで同時に画像を投写表示することができる。
A4.実施例の効果:
切替部102bは、相手のMACアドレス及び自分のMACアドレスに基づき、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定し、相手が自分よりも後に製造されたと判定した場合に、プロジェクタの動作をアクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替えるようにしている。従って、いずれか一方のプロジェクタのみがクライアントとしての動作に切り替わることになるので、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在することとなる。その結果、パーソナルコンピュータ10は、データを中継するアクセスポイントを決定することができる。従って、ユーザが手動でESSIDを変更しなくとも、簡便な方法で、クライアントが無線LANを介したデータの送受信を行えるようにすることができる。
また、動作切替処理の結果、後に製造されたプロジェクタがアクセスポイントとして動作し、先に製造されたプロジェクタがクライアントとしての動作に切り替わるようにしている。従って、後に製造されて処理能力がより高いと推定されるプロジェクタを、アクセスポイントとして動作させることができる。
また、切替部102bは、相手のESSIDと自分のESSIDとが一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合に、動作切替処理を終了するようにしている。このようにすることで、プロジェクタPJ2に代えて異なるESSIDのプロジェクタを設置した場合や、動作切替処理の後、異なるESSIDが設定されたプロジェクタを新たに設置するような場合でも、パーソナルコンピュータ10は、無線LANを介したデータの送受信を行うことができる。
また、切替部102bは、相手のMACアドレス及び自分のMACアドレスに基づき、メーカコード及び製品種別が一致しないと判定した場合には、プロジェクタの動作を、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替えるようにしている。このようにすることで、相手がクライアントとしての動作に切り替えることができない場合でも、自分の動作をクライアントとしての動作に切り替えることにより、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在するようにすることができる。
B.第2の実施例:
上述した第1の実施例では、プロジェクタPJ1,PJ2は、相手から受信したビーコンに含まれる相手のMACアドレスに基づき、クライアントとしての動作に切り替えるか否かを決定するようにしていた。本実施例では、プロジェクタは、相手に所定のコマンドを送信し、このコマンドの応答として受信する相手の製造年月を示す情報に基づき、クライアントとしての動作に切り替えるか否かを決定するようにする。
なお、システム構成は、図2に示す構成と同じであり、プロジェクタPJ1の装置構成は、図1に示す構成とほぼ同じである。ただし、図1に示す構成と異なり、プロジェクタPJ1の出荷前に、ESSID,MACアドレスに加えて、製造年月が、予めメモリ103に記憶されている。なお、この製造年月として、図1に示すように「2005.4」(2005年4月製造)がメモリ103に記憶されている。
B1.動作切替処理:
第2の実施例における動作切替処理の前提として、第1の実施例と同様に、プロジェクタPJ1は、アクセスポイントとして動作してビーコンを定期的に発信している。そして、第1の実施例と同様に、そのような状態において、ユーザがプロジェクタPJ2を別の場所から移設した場合について考える。
ここで、プロジェクタPJ2の構成は、プロジェクタPJ1の構成と同じである。ただし、プロジェクタPJ2のメモリ103には、製造年月として「2005.5」(2005年5月製造)が記憶されている。なお、プロジェクタPJ2の設置位置は、第1の実施例における設置位置と同じである。
ユーザが、プロジェクタPJ2の電源がオンすると、プロジェクタPJ2は、第1の実施例と同様に、アクセスポイントとして動作してビーコンを発信しはじめる。そして、プロジェクタPJ1,PJ2は、それぞれ相手のビーコンを受信し、相手のESSID及びMACアドレスをメモリ103に記憶させる。
そして、アクセスポイントとして動作する他のデバイスのESSID及びMACアドレスがメモリ103に記憶されると、プロジェクタPJ1,PJ2において、それぞれ動作切替処理が開始される。
図5は、第2の実施例における動作切替処理の手順を示すフローチャートである。まず、プロジェクタPJ1側の動作について説明する。
図5に示す動作切替処理が開始されると、図1に示すプロジェクタPJ1の切替部102bは、メモリ103から、自分に設定されているESSID及びビーコンにより取得された相手のESSIDを読み出し、互いに一致するか否かを判定する(ステップS302)。なお、このステップS302の処理は、第1の実施例におけるステップS202の処理と同じである。そして、第1の実施例と同様に、切替部102bは、ESSIDが互いに一致すると判定する。
ESSIDが互いに一致すると判定した場合に、プロジェクタPJ1の切替部102bは、プロジェクタPJ2に対し、製造年月を要求するコマンド(以下、単に「要求コマンド」とも呼ぶ。)を無線LANパケットとして送信する(ステップS304)。次に、プロジェクタPJ1の切替部102bは、相手から前述の要求コマンドを所定期間内に受信するか否かを判定する(ステップS306)。
この要求コマンドは、アクセスポイントとしての動作又はクライアントとしての動作を切り替えることが可能なデバイスが送信することができる専用コマンドである。そして、このようなデバイスは、この要求デバイスを受信した場合に、この要求コマンドに対する応答として、自分に設定されている製造年月を返信することができる。
なお、プロジェクタPJ1の切替部102bは、相手のESSID及びMACアドレスをメモリ103に記憶させたときに、図示せざるタイマを起動しており、このタイマの起動時から所定期間内に要求コマンドを受信するか否かを判定する。
プロジェクタPJ2は、プロジェクタPJ1と同じ型のプロジェクタなので、プロジェクタPJ2も要求コマンドをプロジェクタPJ1に対して送信することになる。その結果、プロジェクタPJ1の切替部102bは、所定期間内に要求コマンドを受信したと判定する。
そしてこの場合、プロジェクタPJ1の切替部102bは、メモリ103から自分の製造年月を読み出し、この製造年月を含む無線LANパケットを相手に送信する(ステップS308)。前述のようにプロジェクタPJ1のメモリ103には、自分の製造年月「2005.4」が記憶されているので、切替部102bは、この値をプロジェクタPJ2に送信する。
このとき、プロジェクタPJ2でも、前述のステップS304の処理においてプロジェクタPJ1の送信した要求コマンドを受信しており、その応答として自分に設定されている製造年月(20005.5)を含む無線LANパケットをプロジェクタPJ1に送信する。従って、プロジェクタPJ1において、切替部102bは、相手から製造年月を受信することとなり、受信した製造年月をメモリ103に記憶させる(ステップS310)。
次に、プロジェクタPJ1において切替部102bは、メモリ103から自分に設定されている製造年月及び相手から受信した製造年月を読み出し、読み出した製造年月に基づき、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定する(ステップS312)。
前述のように、プロジェクタPJ1には、製造年月として「2005.4」が設定され、プロジェクタPJ2からは、製造年月「2005.5」を受信しているので、切替部102bは、相手が自分よりも後に製造されたと判定する。
そして、相手が自分よりも後に製造されたと判定した場合、プロジェクタPJ1の切替部102bは、第1の実施例と同様にして、プロジェクタPJ1の動作を、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替える(ステップS314)。この切り替えの理由は、第1の実施例におけるステップS208における切り替えの理由と同じである。
続いて、プロジェクタPJ2側の動作について説明する。プロジェクタPJ2においても、上述したプロジェクタPJ1と同様に、図5に示す動作切替処理が行われる。ここで、プロジェクタPJ1,PJ2についての、ESSIDは互いに一致しているので、ステップS302〜ステップS312までの処理の結果は、プロジェクタPJ1における処理の結果と同じであるので、説明を省略する。
ステップS312の処理において、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定した結果、プロジェクタPJ2における切替部102bは、プロジェクタPJ1とは逆に、相手が自分よりも後に製造されていないと判定することとなる。これは、ステップS310の処理において、プロジェクタPJ2は、プロジェクタPJ1から自分に設定されている製造年月「2005.5」よりも前の「2005.4」を受信するからである。
その結果、第1の実施例と同様に、プロジェクタPJ2の動作が、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替わることなしに、動作切替処理は終了する。
以上説明したように、プロジェクタPJ1及びPJ2において、それぞれ動作切替処理が実行された結果、プロジェクタPJ1はクライアントとしての動作に切り替わり、プロジェクタPJ2はアクセスポイントとして動作したままとなる。従って、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在することとなるため、パーソナルコンピュータ10は、データを中継するアクセスポイントを決定することができ、無線LANを介したデータの送受信を行うことが可能となる。
なお、上述したステップS302の処理の結果、ESSIDが一致しないと判定した場合に動作切替処理は終了するが、その理由は、第1の実施例における理由と同じである。
また、ステップS306の処理の結果、所定の期間内に相手から要求コマンドを受信しないと判定した場合に、切替部102bは、ステップS314の処理を実行し、プロジェクタPJ1の動作をクライアントとしての動作に切り替える。これは、要求コマンドを受信しない場合には、相手がアクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替えることができない可能性が高いので、自分(プロジェクタPJ1)の動作を、クライアントとしての動作に切り替えることにより、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在するようにするためである。
B2.実施例の効果:
切替部102bは、製造年月日を要求する専用コマンドを送信し、このコマンドの応答として受信する相手の製造年月日に基づき、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定するようにしている。そして、このコマンドに応答できるのは、アクセスポイントとしての動作又はクライアントとしての動作に切り替えることが可能なデバイスであるので、この要求コマンドの応答を受信することで、切替部102bは、相手が切り替え可能なデバイスである旨と、相手の製造年月日と、を知ることが可能となる。または、この要求コマンドの応答を受信しないことで、切替部102bは、相手が切り替え可能でないデバイスである旨を知ることが可能となる。従って、例えば、相手が他の製造メーカのプロジェクタである場合に、相手が切り替え可能なデバイスであるか否か、また、相手が自分よりも後に製造されたか否かを、MACアドレスに基づいて判定できなくても、これらを判定することが可能となる。
そして、切替部102bは、要求コマンドの応答として受信する相手の製造年月日に基づき、相手が自分よりも後に製造されたか否かを判定するようにし、相手が自分よりも後に製造されたと判定した場合に、プロジェクタの動作をアクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替えるようにしている。従って、第1の実施例と同様に、いずれか一方のプロジェクタのみがクライアントとしての動作に切り替わることになるので、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在することとなる。その結果、パーソナルコンピュータ10は、データを中継するアクセスポイントを決定することができる。以上のことから、ユーザが手動でESSIDを変更しなくとも、簡便な方法で、クライアントが無線LANを介したデータの送受信を行えるようにすることができる。
また、切替部102bは、所定期間内に相手から要求コマンドを受信しないと判定した場合に、プロジェクタの動作を、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替えるようにしている。従って、相手がクライアントとしての動作に切り替えることができない場合には、相手から要求コマンドを受信しないので、自分の動作をクライアントとしての動作に切り替えることとなる。その結果、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在するようにすることができる。
また、第1の実施例と同様に、後に製造されたプロジェクタがアクセスポイントとして動作し、先に製造されたプロジェクタがクライアントとしての動作に切り替わるようにしている。従って、後に製造されて処理能力がより高いと推定されるプロジェクタをアクセスポイントとして動作させることが可能となる。
また、第1の実施例と同様に、切替部102bは、相手のESSIDと自分のESSIDとが一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合に、動作切替処理を終了するようにしている。このようにすることで、プロジェクタPJ2に代えて異なるESSIDのプロジェクタを設置した場合や、動作切替処理の後、異なるESSIDが設定されたプロジェクタを新たに設置するような場合でも、パーソナルコンピュータ10は、無線LANを介したデータの送受信を行うことができる。
C.変形例:
なお、本発明は、前述の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
C1.変形例1:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、プロジェクタPJ2は、プロジェクタPJ1と同じ製造メーカの同じ型のプロジェクタであるとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。他の製造メーカのプロジェクタや同じ製造メーカの異なる型のプロジェクタであって、アクセスポイントとしての動作からクライアントとしての動作に切り替えることができないプロジェクタでも構わない。
上述したように、第1の実施例では、プロジェクタPJ1,PJ2は、自分と相手とでメーカコード及び製品種別が一致しないと判定した場合に、クライアントとしての動作に切り替えるようにしている。また、第2の実施例では、プロジェクタPJ1,PJ2は、所定期間内に要求コマンドを相手から受信しないと判定した場合に、クライアントとしての動作に切り替えるようにしている。従って、相手が、他の製造メーカのプロジェクタや同じ製造メーカの異なる型のプロジェクタであって、クライアントとしての動作に切り替えることができない場合に、自分の動作をクライアントとしての動作に切り替えることとなる。その結果、無線LANシステム1000内にアクセスポイントが唯一存在するようにすることができる。
また、第1の実施例において、相手のプロジェクタが、他の製造メーカのプロジェクタや同じ製造メーカの異なる型のプロジェクタであって、動作を切り替えることが可能なプロジェクタである場合には、以下のようにすればよい。予め、これらのプロジェクタについてのメーカコード及び製品種別を記載したテーブルを、プロジェクタのメモリに記憶させておく。そして、上述した動作切替処理のステップS204の処理において、メーカコード及び製品種別が一致するか否かを判定することに代えて、相手から受信したMACアドレスのメーカコード及び製品種別が、メモリに記憶されているメーカコード及び製品種別と一致するか否かを判定するようにすればよい。また、一致したと判定した場合に、上述したステップS206以降の処理を行うようにすればよい。
C2.変形例2:
上述した第1の実施例及び第2の実施例において、無線LANシステム1000は、プロジェクタを備える構成であったが、プロジェクタに代えて、例えば、パーソナルコンピュータやプリンタなど、アクセスポイント又はクライアントとして動作可能な他の装置を備える構成であっても構わない。このような構成であっても、これら装置がアクセスポイントとして動作する他のデバイスを発見した場合に、動作切替処理を行うことにより、無線LANシステム内にアクセスポイントが唯一存在するようにすることができる。その結果、クライアントは無線LANを介したデータの送受信を可能とすることができる。
C3.変形例3:
上述した第2の実施例では、相手から要求コマンドを所定期間内に受信したか否かを判定することで、相手が動作を切り替え可能か否かを判断するようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではない。動作を切り替え可能か否かを示す情報を、製造年月と共に要求するコマンドを相手に送信し、その応答として得られた情報に基づいて判断するようにしてもよい。なお、この場合、各プロジェクタは、動作を切り替え可能か否かを示す情報を、予めメモリに記憶させておけばよい。
また、第2の実施例では、プロジェクタのメモリに予め記憶されている「製造年月」を比較することで、プロジェクタPJ1の処理能力とプロジェクタPJ2の処理能力とを比較するようにしていたが、本発明は、この「製造年月」に限定されるものではない。例えば、製造年月に代えて、アクセスポイントプログラムのバージョン情報やCPUの動作クロックやメモリ容量といった、処理能力を示す情報を比較するようにしてもよい。この場合、これらの情報を、予めメモリに記憶させておき、相手からの要求コマンドに応じて、これらの情報を返信するようにすればよい。
C4.変形例4:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、プロジェクタPJ1,PJ2は、自分と相手とのESSIDが互いに一致したと判定した場合に、更に、受信した相手のMACアドレス及び製造年月に基づき、「相手がクライアントとしての動作に切り替え可能か否か」及び「相手が自分よりも後に製造されたか否か」を判定して、自分の動作をクライアントとしての動作に切り替えるか否かを決定するようにしていた。本発明はこれに限定されるものではなく、ESSIDが互いに一致したと判定した場合に、他に判定することなく、クライアントとしての動作に切り替えるようにしてもよい。
または、ESSIDが互いに一致したと判定した場合に、受信した相手のMACアドレスに基づき、「相手がクライアントとしての動作に切り替え可能か否か」のみを判定し、動作の切り替えが可能でないと判定した場合には、「相手が自分よりも後に製造されたか否か」を判定することなく、クライアントとしての動作に切り替えるようにしてもよい。
このような構成でも、相手が動作を切り替えることができないデバイスである場合には、自分の動作をクライアントとしての動作に切り替えることになるので、無線LANシステム内にアクセスポイントが唯一存在するようにすることができる。
C5.変形例5:
上述した第1の実施例及び第2の実施例におけるプロジェクタPJ1,PJ2は、図1に示すように、無線通信処理部101,CPU102,メモリ103が、他の機能部(画像処理部110や液晶パネル駆動部111等)と一体となった構成であったが、本発明はこれに限定されるものではない。プロジェクタPJ1,PJ2に無線LANカード用のスロットを設け、このスロットに挿入される無線LANカードが、無線通信処理部,CPU,メモリを備えるようにして、他の機能部と別体とする構成としてもよい。
C6.変形例6:
上述した第1の実施例及び第2の実施例では、前提として、プロジェクタPJ1が既に動作している状況で、プロジェクタPJ2の電源をオンしていたが、プロジェクタPJ1とプロジェクタPJ2とで同時に電源をオンするようにしても構わない。このようにしても、それぞれのプロジェクタPJ1,PJ2は、アクセスポイントとして動作して、互いに相手のビーコンを受信するので、上述した動作切替処理を、それぞれ実行することができる。
C7.変形例7:
上述した第1の実施例及び第2の実施例において、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、アクセスポイント機能部102aやクライアント機能部102cや切替機能部102bを、ハードウェア回路に置き換えるようにしてもよい。
本発明の一実施例としてのプロジェクタの概要構成を示す機能ブロック図である。 図1に示すプロジェクタPJ1を備えた無線LANシステムの概要構成を示す説明図である。 第1の実施例における動作切替処理の手順を示すフローチャートである。 プロジェクタPJ1,PJ2に設定されているMACアドレスの詳細を示す説明図である。 第2の実施例における動作切替処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10...パーソナルコンピュータ
101...無線通信処理部
102...CPU
103...メモリ
105...内部バス
110...画像処理部
111...液晶パネル駆動部
112...照明光学系
113...液晶パネル
114...投写光学系
PJ1,PJ2...プロジェクタ
AR1,AR2...通信エリア

Claims (9)

  1. 無線LAN通信装置であって、
    無線LANのアクセスポイントとして動作することが可能なアクセスポイント機能部と、
    前記無線LANのクライアントとして動作することが可能なクライアント機能部と、
    前記アクセスポイント機能部又は前記クライアント機能部を切り替えて動作させる切替部と、
    取得部と、
    判定部と、
    を備え、
    前記切替部が前記アクセスポイント機能部を動作させる場合において、前記アクセスポイント機能部が、前記無線LANのアクセスポイントとして動作するデバイスを、前記無線LAN通信装置を基準とした所定の領域内で検出した場合に、前記取得部は、前記検出したデバイスから前記デバイスの無線LAN識別情報を取得し、
    前記判定部は、前記取得したデバイスの無線LAN識別情報と、前記無線LAN通信装置の無線LAN識別情報と、が互いに一致するか否かを判定し、前記切替部は、前記判定部が一致すると判定した場合に、前記アクセスポイント機能部から切り替えて前記クライアント機能部を動作させることを特徴とする無線LAN通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線LAN通信装置において、
    前記取得部は、前記デバイスの無線LAN識別情報の他に、更に、前記デバイスに関するデバイス関連情報を前記デバイスから取得し、
    前記判定部は、一致すると判定した場合に、更に、前記取得したデバイス関連情報に基づき、前記デバイスが前記無線LANのクライアントとしての動作に切り替わることが可能であるか否かを判定し、
    前記切替部は、前記判定部が切り替わることが可能でないと判定した場合に、前記アクセスポイント機能部から切り替えて前記クライアント機能部を動作させることを特徴とする無線LAN通信装置。
  3. 請求項2に記載の無線LAN通信装置において、
    前記切替部は、前記判定部が切り替わることが可能であると判定した場合において、前記取得したデバイス関連情報により、前記デバイスの処理能力が、前記無線LAN通信装置の処理能力よりも高いと推定される場合に、前記アクセスポイント機能部から切り替えて前記クライアント機能部を動作させることを特徴とする無線LAN通信装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の無線LAN通信装置において、
    前記取得部は、前記アクセスポイント機能部が検出した前記デバイスに対して、少なくとも前記デバイス関連情報を要求するための所定のコマンドを送信すると共に、前記所定のコマンドに対する応答として前記デバイスが送信する前記デバイス関連情報を受信することにより、前記デバイス関連情報を取得することを特徴とする無線LAN通信装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の無線LAN通信装置において、
    前記デバイス関連情報は、MACアドレスと、製造時期を示す情報と、製造された順番を示す情報と、処理能力を示す情報と、のうち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする無線LAN通信装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の無線LAN通信装置を備えるプロジェクタ。
  7. 無線LAN通信装置において、無線LANのアクセスポイントとしての動作又は前記無線LANのクライアントとしての動作を切り替えるための動作切替方法であって、
    前記無線LAN通信装置が前記無線LANのアクセスポイントとして動作する場合に、前記無線LANのアクセスポイントとして動作するデバイスを、前記無線LAN通信装置を基準とした所定の領域内で検出する第1の工程と、
    前記検出したデバイスから前記デバイスの無線LAN識別情報を取得する第2の工程と、
    前記取得したデバイスの無線LAN識別情報と、前記無線LAN通信装置の無線LAN識別情報と、が互いに一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合に、前記無線LAN通信装置の動作を、前記無線LANのアクセスポイントとしての動作から前記無線LANのクライアントとしての動作に切り替える第3の工程と、
    を備える動作切替方法。
  8. 請求項7に記載の動作切替方法であって、
    前記第2の工程において、前記デバイスの無線LAN識別情報の他に、更に、前記デバイスに関するデバイス関連情報を前記デバイスから取得すると共に、
    前記第3の工程において、一致すると判定した場合に、更に、前記取得したデバイス関連情報に基づき、前記デバイスが前記無線LANのクライアントとしての動作に切り替わることが可能であるか否かを判定し、切り替わることが可能でないと判定した場合に、前記無線LAN通信装置の動作を、前記無線LANのアクセスポイントとしての動作から前記無線LANのクライアントとしての動作に切り替える、動作切替方法。
  9. 請求項8に記載の動作切替方法であって、
    前記第3の工程において、切り替わることが可能であると判定した場合において、前記取得したデバイス関連情報により、前記デバイスの処理能力が、前記無線LAN通信装置の処理能力よりも高いと推定される場合に、前記無線LAN通信装置の動作を、前記無線LANのアクセスポイントとしての動作から前記無線LANのクライアントとしての動作に切り替える、動作切替方法。
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