JP2007079473A - 回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents

回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007079473A
JP2007079473A JP2005270683A JP2005270683A JP2007079473A JP 2007079473 A JP2007079473 A JP 2007079473A JP 2005270683 A JP2005270683 A JP 2005270683A JP 2005270683 A JP2005270683 A JP 2005270683A JP 2007079473 A JP2007079473 A JP 2007079473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
rotational speed
process cartridge
light transmission
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005270683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4722640B2 (ja
Inventor
Takanao Koike
孝尚 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005270683A priority Critical patent/JP4722640B2/ja
Publication of JP2007079473A publication Critical patent/JP2007079473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4722640B2 publication Critical patent/JP4722640B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】光透過型センサを使って回転体の回転速度を精度良く検出すると共に、回転体の着脱動作を容易に行えるようにする。
【解決手段】プロセスカートリッジは、感光体ドラム11を回転可能に支持するプロセスカートリッジ底板30と、プロセスカートリッジ底板30に対して回転軸31により矢印G方向に回動可能に軸支されたプロセスカートリッジ上カバー32などで構成され、プロセスカートリッジ底板30の所定位置に上向きに光透過型センサ16が固定され、プロセスカートリッジ上カバー32の所定位置に横向きに光透過型センサ15を固定されている。回転速度変動を検出する円板13が取り付けられた感光体ドラム11は、プロセスカートリッジ底板30の光透過型センサ16に対して着脱容易である。プロセスカートリッジ上カバー32に固定された光透過型センサ15は、閉じるだけで検出区間に円板13が入り込むため着脱容易である。
【選択図】 図3−2

Description

本発明は、回転体の回転速度を検出して制御を行う回転体回転速度制御装置、それを用いたプロセスカートリッジ、およびそのプロセスカートリッジを用いた画像形成装置に関するものである。
従来より、正確な回転制御が求められる回転体では、回転体の回転速度変動を検出する回転速度検出装置が設けられ、その回転速度検出装置で検出された回転速度変動に基づいて、回転速度の補正が行われていた。
正確な回転制御が求められる回転体としては、例えば、電子写真プロセスで用いられる感光体ドラムがあり、この感光体ドラムの回転速度変動を検出し、その検出結果に基づいて速度補正を行うことにより、画質を向上させるという回転体駆動制御方法及びその装置などが開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−94987号公報
上記特許文献1では、感光体ドラムの回転速度変化を検知することはできるが、実際に回転速度検知板をどのように感光体に取付けるのかといった取付け構造については、具体的に開示されていなかった。しかしながら、実際に画像形成装置内の感光体ドラムやそれを含むプロセスカートリッジ等の着脱を、ユーザあるいはサービスマンが行う必要があるが、回転速度を検知するための回転速度検知板やセンサが取り付けられていることで、これらが着脱時に邪魔となり、簡単に着脱ができなくなるという課題があった。
例えば、センサに光透過型センサを用いた場合、感光体ドラムやプロセスカートリッジを着脱する際に、回転速度を検知するための円板が透過型センサの間隙に衝突して、簡単に着脱できなくなることが考えられる。
また、センサに反射光検知型センサを用いた場合、上述のようなメカ的衝突が起こり難く、着脱の際の問題は無いが、反射光検知型センサのタイプは精度良く検出することが困難であって、仮に精度を上げようとすると、コストアップにつながるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光透過型センサを使って回転体の回転速度を精度良く検出すると共に、回転体の着脱動作を容易に行うことができる回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、回転体の回転軸に固定され、回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板と、該円板が取り付けられた前記回転体を回転可能に支持する支持台と、該支持台に支持された回転体の上部を開閉可能に覆う回転体カバーと、前記支持台の一部に固定され、前記回転体の設置時に前記円板を両面から挟み込む位置に設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサとを備え、前記回転体の設置時に前記光透過型センサの検出区間に前記円板に施されたマークが入り込んで回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、回転体の回転軸に固定され、回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板と、該円板が取り付けられた前記回転体を回転可能に支持する支持台と、該支持台に支持された回転体の上部を開閉可能に覆う回転体カバーと、該回転体カバーの一部に固定され、前記回転体を設置し前記回転体カバーを閉じた時に前記円板を両面から挟み込む位置に設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサとを備え、前記回転体の設置時に前記光透過型センサの検出区間に前記円板に施されたマークが入り込んで回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、回転体の回転速度変動を検出するための突起を回転体の回転軸方向に突出させた検出用突起と、該検出用突起が取り付けられた前記回転体の回転軸の軸受けが設けられた支持板と、該支持板の一部に固定され、前記回転体の設置時に前記検出用突起を両面から挟み込む位置に設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサとを備え、前記回転体の設置時に前記光透過型センサの検出区間に前記検出用突起が入り込んで回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、回転軸が平行に配置された複数の回転体の回転軸を回転可能に軸支し、前面で固定する面板と、該面板を介して各回転軸にそれぞれ固定され、回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板と、該円板近傍の面板に着脱可能な取付け板と、該取付け板の取り付け位置において、取付け板上に固定され、各円板を両面から挟み込む位置にそれぞれ設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサとを備え、前記取付け板を前記面板に取り付けることにより、前記各光透過型センサの検出区間に前記各円板に施されたマークが入り込んで、全ての回転体の回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の回転体回転速度制御装置において、前記回転体は、電子写真プロセスで画像形成を行う感光体であることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の回転体回転速度制御装置を用いたことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載のプロセスカートリッジを用いたことを特徴とする。
請求項1にかかる回転体回転速度制御装置は、回転体の回転軸に回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板が固定され、支持台には円板が取り付けられた回転体が回転可能に支持され、支持台に支持された回転体の上部が回転体カバーによって開閉可能に覆われ、支持台の一部には回転速度変動検出用の光透過型センサが固定され、回転体の設置時に円板を両面から挟み込む位置に光透過型センサが設けられている。このため、回転体を支持台上に設置するだけで、支持台に固定されている光透過型センサが回転速度変動を検出する円板を両面から挟み込む位置に位置決めされることから、光透過型センサを使って回転体の回転速度を精度良く検出できると共に、回転体の着脱が容易に行えるという効果を奏する。
請求項2にかかる回転体回転速度制御装置は、回転体の回転軸に回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板が固定され、支持台には円板が取り付けられた回転体が回転可能に支持され、支持台に支持された回転体の上部が回転体カバーによって開閉可能に覆われ、回転体カバーの一部には回転速度変動検出用の光透過型センサが固定され、回転体が設置され回転体カバーを閉じられた時に円板を両面から挟み込む位置に光透過型センサが設けられている。このため、回転体を設置して回転体カバーを閉じるだけで、光透過型センサの検出区間に円板に施されたマークが入り込み、回転体の回転速度を精度良く検出できると共に、回転体の着脱が容易に行えるという効果を奏する。
請求項3にかかる回転体回転速度制御装置は、回転体の回転速度変動を検出するための検出用突起が回転体の回転軸方向に突出し、その検出用突起が取り付けられた回転体の回転軸の軸受けが支持板に設けられ、支持板の一部には回転体の設置時に検出用突起を両面から挟み込む位置に回転速度変動検出用の光透過型センサが固定されている。このため、回転体を支持板に設置するだけで、光透過型センサの検出区間に検出用突起が入り込み、回転体の回転速度を精度良く検出できると共に、回転体の着脱が容易に行えるという効果を奏する。
請求項4にかかる回転体回転速度制御装置は、回転軸が平行に配置された複数の回転体の回転軸を面板で回転可能に軸支して、前面で固定され、その面板を介して回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板が各回転軸にそれぞれ固定され、その円板近傍の面板に取付け板を着脱可能とし、その取付け板の取り付け位置において、各円板を両面から挟み込む位置に回転速度変動検出用の光透過型センサが取付け板上に固定されている。このため、取付け板を面板に取り付けるだけで、各光透過型センサの検出区間に各円板に施されたマークが入り込み、複数の回転体の回転速度を精度良く検出できると共に、回転体の着脱が容易に行えるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、感光体ドラムの回転速度を制御する感光体ドラム回転速度制御装置10の概略図である。図1に示すように、感光体ドラム回転速度制御装置10は、感光体ドラム11の回転軸12に回転速度変動を検出するためのスリット14a〜14dが形成された円板13が固定されている。そして、この円板13の両面から挟み込むように配置された光透過型センサ15,16は、上下のそれぞれの位置に配置されている。
感光体ドラム11の回転力は、ブラシレスモータ18の回転駆動力が回転軸19を介して駆動ギヤ20に伝えられ、さらにこれと噛み合うドラム駆動ギヤ17から回転軸19を介して感光体ドラム11および円板13に伝えられる。
ブラシレスモータ18の速度検出は、ここではFG(Frequency Generator)による速度検出が行われる。そして、後述する補正された速度指示値との間で、位相比較と速度比較が行われる。位相比較は位相比較部22で行って、その比較結果を積分アンプ24に出力する。また、速度比較は、速度比較部23で行って、その比較結果を積分アンプ24に出力する。それらの比較結果は、積分アンプ24で積分処理され、位相差や速度差を補正する駆動波形がPWMジェネレータ25で生成される。3相ドライバ26は、この駆動波形に基づいてブラシレスモータ18を駆動制御する。
一方、感光体ドラム11の回転速度ムラの検出には、回転速度変動を検出するためのスリット14a〜14dが形成された円板13が用いられる。ここでは、円板13のスリット14a〜14dを上下に配置した光透過型センサ15,16によって検知することにより、円板13の取付け偏心の影響を検知することができる。
まず、図1の光透過型センサ15,16によりホームポジション検知が行われ(ステップS1)、白抜き矢印Dに示すように、スリットセンサ検出間隔(T1、T2)を測定する(ステップS2)。ここまでは、ハード処理で行われる。
続いて、ステップS2の結果に基づいて、制御部のCPU処理が行われる。ここでは、スリットセンサ取り付け偏心補正処理(ステップS3)と速度変化の位相、振幅算出処理(ステップS4)を行うことにより、白抜き矢印Eに示す感光体ドラム11の回転角速度変動Bの線図のようになる。位相は角度Θずれており、Aの振幅で変動していることがわかる。
さらに、ステップS5のCPU処理では、速度補正値の演算処理が行われ、これに基づいてステップS6のハード処理により、速度指示値の補正制御処理が行われる。この補正された速度指示値Cは、白抜き矢印Fの線図中の破線の正弦波で示したように、感光体ドラム11の回転角速度変動Bの線図に対してこれをキャンセルするように変動する値である。
このように、補正された速度指示値を用いて駆動することにより、回転速度ムラがあった感光体ドラム11を一定の角速度で回転させることが可能となる。
図2−1は、図1の感光体ドラムの回転軸に回転速度変化を検知する円板を取り付ける前の状態を示す図であり、図2−2は、図1の感光体ドラムの回転軸に回転速度変化を検知する円板を取り付けた後の状態を示す図である。図2−1に示すように、感光体ドラム11の回転軸12に円板13を白抜き矢印に挿入して固定させ、図2−2に示すように、円板13が感光体ドラム11と共に回転することから、円板のスリット14a〜14dと光透過型センサとを用いて、感光体ドラム11の速度変動を検知することができる。
図3−1は、感光体ドラムを保持するプロセスカートリッジの開閉機構を示す斜視図であり、図3−2は、図3−1のプロセスカートリッジに感光体ドラムを装着した状態を示す斜視図であり、図3−3は、図3−2の感光体ドラムの回転軸を軸支する側板33が描かれた斜視図であり、図3−4は、図3−3のプロセスカートリッジ上カバーを回動させて感光体ドラムの上から蓋をした状態を示す斜視図である。
プロセスカートリッジは、図3−1に示すように、感光体ドラム11を回転可能に支持する支持台としてのプロセスカートリッジ底板30と、プロセスカートリッジ底板30に対して回転軸31により矢印G方向に回動可能に軸支された回転体カバーとしてのプロセスカートリッジ上カバー32などによって構成されている。
第1の実施の形態の特徴は、図3−1に示すように、プロセスカートリッジ底板30の所定位置に上向きに光透過型センサ16が固定され、プロセスカートリッジ上カバー32の所定位置に横向きに光透過型センサ15を固定した点にある。この光透過型センサ16が固定される所定位置とは、図3−2に示すように、感光体ドラム11をプロセスカートリッジ底板30に装着することによって、円板13のスリット14a〜14dが、光透過型センサ16の検出区間に入り込む位置をいう。
また、この光透過型センサ15が固定される所定位置とは、図3−3および図3−4に示すように、感光体ドラム11をプロセスカートリッジ底板30の側板33の軸受け34に装着した後、プロセスカートリッジ上カバー32を回転軸31を中心に矢印G方向に回動させて、感光体ドラム11の上からプロセスカートリッジ上カバー32で蓋をした時、円板13のスリット14a〜14dが、光透過型センサ15の検出区間に入り込む(矢印I方向)位置をいう。
このように、第1の実施の形態によれば、プロセスカートリッジ底板30に光透過型センサ16を上向きに設置することにより、感光体ドラム11を上からプロセスカートリッジ内に取り付ける場合に、円板13が光透過型センサ16の間隙に衝突せずに、容易に装着することが可能となる。また、プロセスカートリッジ内の感光体ドラム11を上方に取り外す時も同様であって、円板13が光透過型センサ16の間隙に衝突せずに容易に取り外すことができる。
さらに、第1の実施の形態によれば、円板の取付け偏心を補正するため、2センサ方式とする場合には、下側の光透過型センサ16とは別に上側にも光透過型センサ15を取付ける必要がある。この場合には、図3−3に示すように、プロセスカートリッジ上カバー32を開いた状態で光透過型センサ15を横向きに設置し、プロセスカートリッジ上カバー32を矢印G方向に90度回動させることによって、図3−4に示すように、円板13が光透過型センサ15の間隙に衝突せずに容易に装着することが可能となる。また、プロセスカートリッジ内の感光体ドラム11を取り外す時も同様であって、円板13が光透過型センサ15の間隙に衝突せずに容易に取り外すことができる。
さらに、第1の実施の形態によれば、安価で回転速度の検出精度の高い光透過型センサが使えることから、感光体ドラムの回転速度制御を低コストかつ高精度に行えるため、このプロセスカートリッジを用いて画像形成装置を構成すれば高画質化できる。
(第2の実施の形態)
図4は、感光体ドラムを回転軸方向に着脱する感光体ドラム回転速度制御装置の概略図であり、図5は、図4の感光体ドラムの回転軸を軸支する支持板に取り付けられた状態の平面図である。図4に示すように、感光体ドラム11を回転軸12の軸方向(白抜き矢印J方向)に移動させ、支持板41の軸受け42に回転軸12を挿入して突き当てる(図5の白抜き矢印L)。これにより、感光体ドラム11の円周上の端部から軸方向に複数個飛び出すように取り付けられた検出用突起40が、支持板41の対抗面に水平に配置された光透過型センサ43,44の間隙にそれぞれ入り込むことで装着が完了する。
これを図5で見ると、検出用突起40が光透過型センサ43,44の間隙に入り込んだ状態で感光体ドラム11が回転するため、光透過型センサ43,44の間隙には回転速度に応じて検出用突起40が移動し、光の遮蔽と透過が繰り返される。光透過型センサ43,44は、このタイミングを検出することにより、検出用突起40の大きさと設置間隔が予めわかっているため、感光体ドラム11の回転速度変動を精度良く検出することが可能となる。
また、支持板41に装着された感光体ドラム11は、感光体ドラム11を回転軸12の反対方向(白抜き矢印Jの反対方向)に引き抜くことにより、検出用突起40と光透過型センサ43,44とが衝突することなく、容易に取り外すことができる。
このように、第2の実施の形態によれば、感光体ドラム11を回転軸12方向に移動させて着脱するタイプであっても、回転速度変動を検出する機構が図4および図5のように構成されているため、着脱動作を容易に行うことができる。また、これによって安価で精度の良い光透過型センサが使えることから、高精度な回転速度変動が検出可能となり、これに基づいて回転速度制御が行われるため、高画質の画像を形成することができる。
また、第2の実施の形態によれば、支持板41に2つの光透過型センサ43,44を配置したことにより、容易に2センサ方式にできることから、感光体ドラムの取付け偏心を補正することができる。
(第3の実施の形態)
図6−1は、1つの感光体ドラムの前面に回転速度変動検出用の円板が取り付けられたプロセスカートリッジの透視図であり、図6−2は、図6−1のプロセスカートリッジをYMCKの4色印刷用に並列配置した透視図であり、図6−3は、図6−2のプロセスカートリッジを使い回転速度変動検出用の円板に対して光透過型センサを取り付ける面板の装着手順説明図であり、図6−4は、図6−3の面板取付け後に光透過型センサが配置された上下の取付け板の取付け説明図であり、図6−5は、図6−4の上下の取付け板を面板に取付け固定した状態図である。
1つの感光体ドラム11を収納したプロセスカートリッジ50の前面に回転速度変動検出用の円板13を取り付ける場合は、図6−1に示すように配置される。また、YMCKの4色印刷用に並列配置した4つのプロセスカートリッジ50Y、50M、50C、50Kの前面にそれぞれ回転速度変動検出用の円板13Y、13M、13C、13Kを取り付ける場合は、図6−2に示すように配置される。
しかし、図6−1および図6−2では、円板13に対して光透過型センサを装着しようとすると、プロセスカートリッジ以外の場所に光透過型センサを固定しなくてはならないため、感光体ドラム11あるいはプロセスカートリッジを着脱する場合は、プロセスカートリッジ以外の場所に固定されている光透過型センサを一旦取り外してから着脱する必要がある。
これに対して、第3の実施の形態では、図6−3に示すように、4つのプロセスカートリッジ50Y、50M、50C、50Kをまとめて、1つの面板60で前面を固定する。この面板60には、プロセスカートリッジから突き出た回転軸12Y、12M、12C、12Kの位置に合わせて、貫通孔61が形成されているため、この貫通孔61に回転軸12を通して面板60をプロセスカートリッジ50の前面で固定する。その後、面板60の前面から円板13Y、13M、13C、13Kをそれぞれの回転軸12Y、12M、12C、12Kに挿入して固定する。このように構成することにより、円板13の着脱が非常に簡単になり、便利に行うことができる。
そして、固定された円板13Y、13M、13C、13Kに対して光透過型センサを着脱可能に装着する場合は、図6−4に示すようにする。すなわち、上取付け板62に対して、各円板の位置に合わせて光透過型センサ64Y、64M、64C、64Kを下向きに固定する。さらに、ここでは下取付け板63に対して、各円板の位置に合わせて光透過型センサ65Y、65M、65C、65Kを上向きに固定する。この光透過型センサが固定された上取付け板62は、矢印N方向に移動して、光透過型センサの間隙に円板が入り込むような位置で面板60にビス66で固定される。また、光透過型センサが固定された下取付け板63は、矢印O方向に移動して、光透過型センサの間隙に円板が入り込むような位置で面板60にビス66で固定する。
その結果、図6−5に示すように、円板13Y、13M、13C、13Kに対して、上取付け板62と下取付け板63を介して上下方向から光透過型センサ64Y〜64K、65Y〜65Kを着脱可能に取り付けることができる。
このように、第3の実施の形態によれば、4つのプロセスカートリッジを並列配置した場合でも、各感光体ドラムの回転軸に円板13Y、13M、13C、13Kをそれぞれ固定した後、光透過型センサ64Y〜64K、65Y〜65Kを取り付けるので、光透過型センサやプロセスカートリッジの着脱を非常に容易に行うことができる。
また、第3の実施の形態によれば、4つのプロセスカートリッジごと画像形成装置などから取り外す場合は、光透過型センサを装着したままでも着脱することが可能である。
さらに、プロセスカートリッジから感光体ドラムを取り出す場合は、ビス66を外して上取付け板62と下取付け板63を面板60から取り除いて、円板と面板60を取り外すだけで、感光体ドラムを容易に取り出すことができる。
なお、上記第3の実施の形態では、円板に対して上下から光透過型センサを配置する2センサ方式を採用したが、いずれか一方の取付け板(62または63)を使って光透過型センサを配置するようにしても良い。
また、上記した各実施の形態では、回転体として感光体ドラムを例にあげて説明したが、必ずしもこれに限定されず、回転速度制御を行うものであればどのようなものでも適用が可能である。
以上のように、本発明にかかる回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置は、回転速度制御を行う回転体に対して回転速度変化検知板としての円板と、その回転状況を検知するための光透過型センサを用いた回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置に適している。
感光体ドラムの回転速度を制御する感光体ドラム回転速度制御装置の概略図である。 図1の感光体ドラムの回転軸に回転速度変化を検知する円板を取り付ける前の状態を示す図である。 図1の感光体ドラムの回転軸に回転速度変化を検知する円板を取り付けた後の状態を示す図である。 感光体ドラムを保持するプロセスカートリッジの開閉機構を示す斜視図である。 図3−1のプロセスカートリッジに感光体ドラムを装着した状態を示す斜視図である。 図3−2の感光体ドラムの回転軸を軸支する側板が描かれた斜視図である。 図3−3のプロセスカートリッジ上カバーを回動させて感光体ドラムの上から蓋をした状態を示す斜視図である。 感光体ドラムを回転軸方向に着脱する感光体ドラム回転速度制御装置の概略図である。 図4の感光体ドラムの回転軸を軸支する支持板に取り付けられた状態の平面図である。 1つの感光体ドラムの前面に回転速度変動検出用の円板が取り付けられたプロセスカートリッジの透視図である。 図6−1のプロセスカートリッジをYMCKの4色印刷用に並列配置した透視図である。 図6−2のプロセスカートリッジを使い回転速度変動検出用の円板に対して光透過型センサを取り付ける面板の装着手順説明図である。 図6−3の面板取付け後に光透過型センサが配置された上下の取付け板の取付け説明図である。 図6−4の上下の取付け板を面板に取付け固定した状態図である。
符号の説明
10 感光体ドラム回転速度制御装置
11 感光体ドラム
11Y,11M,11C,11K 感光体ドラム
12 回転軸
12Y,12M,12C,12K 回転軸
13 円板
13Y,13M,13C,13K 円板
14a〜14d スリット
15,16 光透過型センサ
17 ドラム駆動ギヤ
18 ブラシレスモータ
19 回転軸
20 駆動ギヤ
21 取付け中心
22 位相比較部
23 速度比較部
24 積分アンプ
25 PWMジェネレータ
26 3相ドライバ
30 プロセスカートリッジ底板
31 回転軸
32 プロセスカートリッジ上カバー
33 側板
34 軸受け
40 検出用突起
41 支持板
42 軸受け
43,44 光透過型センサ
50Y,50M,50C,50K プロセスカートリッジ
60 面板
61 貫通孔
62 上取付け板
63 下取付け板
64Y,64M,64C,64K 光透過型センサ
65Y,65M,65C,65K 光透過型センサ
66 ビス

Claims (7)

  1. 回転体の回転軸に固定され、回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板と、
    該円板が取り付けられた前記回転体を回転可能に支持する支持台と、
    該支持台に支持された回転体の上部を開閉可能に覆う回転体カバーと、
    前記支持台の一部に固定され、前記回転体の設置時に前記円板を両面から挟み込む位置に設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサと
    を備え、前記回転体の設置時に前記光透過型センサの検出区間に前記円板に施されたマークが入り込んで回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする回転体回転速度制御装置。
  2. 回転体の回転軸に固定され、回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板と、
    該円板が取り付けられた前記回転体を回転可能に支持する支持台と、
    該支持台に支持された回転体の上部を開閉可能に覆う回転体カバーと、
    該回転体カバーの一部に固定され、前記回転体を設置し前記回転体カバーを閉じた時に前記円板を両面から挟み込む位置に設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサと
    を備え、前記回転体の設置時に前記光透過型センサの検出区間に前記円板に施されたマークが入り込んで回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする回転体回転速度制御装置。
  3. 回転体の回転速度変動を検出するための突起を回転体の回転軸方向に突出させた検出用突起と、
    該検出用突起が取り付けられた前記回転体の回転軸の軸受けが設けられた支持板と、
    該支持板の一部に固定され、前記回転体の設置時に前記検出用突起を両面から挟み込む位置に設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサと
    を備え、前記回転体の設置時に前記光透過型センサの検出区間に前記検出用突起が入り込んで回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする回転体回転速度制御装置。
  4. 回転軸が平行に配置された複数の回転体の回転軸を回転可能に軸支し、前面で固定する面板と、
    該面板を介して各回転軸にそれぞれ固定され、回転速度変動を検出するためのスリット等のマークが施された円板と、
    該円板近傍の面板に着脱可能な取付け板と、
    該取付け板の取り付け位置において、取付け板上に固定され、各円板を両面から挟み込む位置にそれぞれ設けられた回転速度変動検出用の光透過型センサと
    を備え、前記取付け板を前記面板に取り付けることにより、前記各光透過型センサの検出区間に前記各円板に施されたマークが入り込んで、全ての回転体の回転速度変動を検出可能にしたことを特徴とする回転体回転速度制御装置。
  5. 前記回転体は、電子写真プロセスで画像形成を行う感光体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の回転体回転速度制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の回転体回転速度制御装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 請求項6に記載のプロセスカートリッジを用いたことを特徴とする画像形成装置。
JP2005270683A 2005-09-16 2005-09-16 回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 Expired - Fee Related JP4722640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270683A JP4722640B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270683A JP4722640B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007079473A true JP2007079473A (ja) 2007-03-29
JP4722640B2 JP4722640B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37939804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005270683A Expired - Fee Related JP4722640B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4722640B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160917A (ja) * 2007-12-14 2009-07-23 Seiko Epson Corp 画像形成装置、画像形成方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818670A (ja) * 1981-07-28 1983-02-03 Ricoh Co Ltd エンドレスベルト状記録体の移動検知装置
JPS62229264A (ja) * 1986-03-31 1987-10-08 Ricoh Co Ltd カラ−複写機
JPH07140856A (ja) * 1993-06-22 1995-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 回転部材駆動装置の故障検知装置
JPH08220939A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000249227A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Canon Inc 駆動装置及びこの駆動装置を備える画像形成装置
JP2002221887A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Ricoh Co Ltd 回転体の駆動制御装置
JP2002243504A (ja) * 2001-02-09 2002-08-28 Citizen Electronics Co Ltd フォトインタラプタの固定構造
JP2002278366A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818670A (ja) * 1981-07-28 1983-02-03 Ricoh Co Ltd エンドレスベルト状記録体の移動検知装置
JPS62229264A (ja) * 1986-03-31 1987-10-08 Ricoh Co Ltd カラ−複写機
JPH07140856A (ja) * 1993-06-22 1995-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 回転部材駆動装置の故障検知装置
JPH08220939A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000249227A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Canon Inc 駆動装置及びこの駆動装置を備える画像形成装置
JP2002221887A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Ricoh Co Ltd 回転体の駆動制御装置
JP2002243504A (ja) * 2001-02-09 2002-08-28 Citizen Electronics Co Ltd フォトインタラプタの固定構造
JP2002278366A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160917A (ja) * 2007-12-14 2009-07-23 Seiko Epson Corp 画像形成装置、画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4722640B2 (ja) 2011-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4860245B2 (ja) 画像形成装置
JP2007226206A (ja) 画像形成装置
JPH07140844A (ja) 画像形成装置の回転部材の角速度検出装置
JP2007052111A (ja) 画像形成装置
JP2009116251A (ja) 画像形成装置
JP2006246629A (ja) 回転体駆動装置及び画像形成装置
JP4722640B2 (ja) 回転体回転速度制御装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
US7079797B2 (en) Offset preventing color image forming apparatus
JP5369445B2 (ja) モータ制御装置と画像形成装置とプログラム
JP2003186368A (ja) 感光体ドラムの駆動制御方法及び画像形成装置
US9063449B2 (en) Electrophotographic image forming apparatus
JP2006189660A (ja) 回転体駆動制御装置並びに画像形成装置
JP2007114376A5 (ja)
JPH07129034A (ja) 感光体駆動装置およびその制御方法
US5508784A (en) Speed control for color image forming apparatus with residual toner cleaning
JP2005134763A (ja) 転写ベルトの速度制御方法及び転写ベルトの速度制御装置及びこれを用いた画像形成装置及び搬送速度制御用ローラ組立体
JPH06324062A (ja) 感光体の角速度検出装置
JP2006084669A (ja) カラー画像形成装置における感光体駆動制御
JP2008090233A (ja) 速度制御装置および画像形成装置
JP2003149902A (ja) カラー画像形成装置
KR20100045346A (ko) 화상형성장치 및 그 회전체 속도제어방법
JP2008129523A (ja) 画像形成装置
JP3225686B2 (ja) カラー画像形成装置
JP5845647B2 (ja) 無端ベルト駆動装置、画像形成装置及びプログラム
JP2008310254A (ja) 回転情報検出装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees