JP2007079220A - 直接描画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 描画対象物と、発光画素アレイとの位置合せを容易に行うことが可能な直接描画装置を提供する。
【解決手段】 基台にXY直交座標系が画定されている。可動台が、基台に対して少なくともX軸方向に移動可能に支持されている。可動台に描画対象物が保持される。露光光源が、可動台に保持された描画対象物に対向する。露光光源は、X軸に交差する方向に配列する発光画素を含む。各発光画素から放射された光が、可動台に保持された描画対象物の表面に入射する。可動台に固定された入射位置検出器が、発光画素から放射された光を受光し、光の入射位置を計測する。撮像装置が、可動台に保持された描画対象物に形成されたマーク、及び入射位置検出器を撮像し、XY座標系における位置を計測する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直接描画装置に関し、特にプリント基板上に形成されたフォトレジスト膜に回路パターンを直接描画することができる直接描画装置に関する。
プリント基板上のフォトレジスト膜に回路パターンを描画する方法として、回路パターンが形成されたフォトマスクを用いた密着露光、縮小投影露光、近接露光等が知られている。プリント基板の少量多品種化が進むと、プリント基板の種類ごとにフォトマスクを作製しなければならない。このため、フォトマスクを用いない直接描画法が注目されている。
下記の特許文献1に開示されているフォトレジストパターン直接描画装置について説明する。アレイ状に配置された端面発光型エレクトロルミネッセンス(EL)素子を有する露光光源が、基板の上方に配置されている。制御回路により、各EL素子の発光をオンオフ制御する。各EL素子から放射された光が、集光光学系により基板上に照射される。
露光光源及び基板の一方を、EL素子が配列した方向と直交する方向に移動させながら、各EL素子の発光をオンオフ制御することにより、所望のパターンを描画することができる。
特開平5−80524号公報
直接描画装置でプリント基板に描画する際には、プリント基板とEL素子アレイとの位置合せを行う必要がある。
本発明の目的は、描画対象物と、発光画素アレイとの位置合せを容易に行うことが可能な直接描画装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、XY直交座標系を画定する基台と、前記基台に、少なくともX軸方向に移動可能に支持され、描画対象物を保持する可動台と、前記可動台に保持された描画対象物に対向し、X軸に交差する方向に発光画素が配列し、各発光画素から放射された光を、該可動台に保持された描画対象物の表面に入射させる露光光源と、前記可動台に固定され、前記発光画素から放射された光を受光し、光の入射位置を計測する入射位置検出器と、前記可動台に保持された描画対象物に形成されたマーク、及び前記入射位置検出器を撮像し、XY座標系における位置を計測する撮像装置とを有する直接描画装置が提供される。
撮像装置で入射位置検出器を観測することにより、可動台に固定された座標系とXY座標系とを関連付けることができる。撮像装置で描画対象物上のマークを観測することにより、可動台に固定された座標系における描画対象物の位置を算出することができる。
図1A及び図1Bに、それぞれ第1の実施例による直接描画装置の正面図及び平面図を示す。基台1の上に、可動台2が取り付けられている。可動台2の上に、描画対象物10、例えばプリント基板が保持されている。可動台2に保持されたプリント基板10の表面に平行な面をXY面とし、基台1に固定されたXYZ直交座標系を定義する。
可動台2は、移動機構8によりX軸方向及びY軸方向に移動することができる。移動機構8は、制御装置4により制御される。可動台2に保持されたプリント基板10の上方に、露光光源3が配置されている。露光光源3は、Y軸に平行な方向に並んだ多数の発光画素を含む。基台1に対して、露光光源3の相対位置が固定されている。発光画素から放射された光が、可動台2に保持された描画対象物10の表面の所定の位置に入射する。発光画素から放射された光が入射する領域を「集光領域」と呼ぶこととする。集光領域は、描画対象物10の表面において、Y軸に平行な方向に配列する。露光光源3の詳細な構造については、後に図2A及び図2Bを参照して説明する。
可動台2の上面に、集光位置検出器6が固定されている。可動台2に固定されたUV直交座標系を定義する。U軸及びV軸は、それぞれX軸及びY軸に平行である。集光位置検出器6は、露光光源3の発光画素から放射された光を受光することにより、実際に光が入射する位置を計測することができる。集光位置検出器6として、例えば4分割フォトディテクタを用いることができる。
可動台2の上方に、CCDカメラ等からなる撮像装置7が配置されている。撮像装置7は、基台1に対する相対位置が固定されており、描画対象物10に形成されている位置合せ用のマークを観察することにより、その位置を計測する。さらに、集光位置検出器6を撮像装置7の視野内に配置することにより、集光位置検出器6の位置を計測することができる。
集光位置検出器6及び撮像装置7による検出結果が、制御装置4に入力される。制御装置4は、集光位置検出器6及び撮像装置7から入力された検出結果、及び予め与えられている画像データに基づいて、移動機構8を制御するとともに、露光光源3を構成する複数の発光画素の発光のタイミング制御を行う。
冷却装置5が、露光光源3に熱的に結合しており、露光光源3を冷却する。冷却装置5内に冷媒の流路が形成されている。冷媒導入路5aから、冷却装置5内の流路に冷媒が導入され、流路を流れた冷媒が、冷媒排出路5bを通って排出される。
図2Aに、露光光源3及び描画対象物10の部分断面図を示す。露光光源3は、発光画素アレイ30、遮光マスク32、及び集光光学系34を含んで構成される。発光画素アレイ30は、Y軸に平行な仮想直線に沿って配置された多数の発光画素31を含む。発光画素31の各々は、例えば、発光ダイオード(LED)やEL素子で構成され、その発光波長は紫外域である。
発光画素31から放射された光の経路上に、遮光マスク32が配置されている。遮光マスク32には、発光画素31に対応した開口33が形成されている。
図2Bに、発光画素31と開口33との位置関係を示す。Z軸に平行な視線で見たとき、開口33は発光画素31よりも小さく、開口33の各々は、対応する発光画素31に内包される位置に配置されている。発光画素31から放射された光の一部が、その発光画素31に対応する開口33を通過し、残りの成分は、遮光マスク32により遮光される。また、開口33内の全領域を、対応する発光画素31から放射された光が通過する。
図2Aに戻って説明を続ける。集光光学系34が、遮光マスク32と描画対象物10との間に配置されている。集光光学系34は、遮光マスク32に形成された開口33の正立等倍像を、描画対象物10の表面に形成する。開口33が正方形である場合、その大きさによっては、解像限界により頂点が丸みを帯び、円形に近い像が形成される場合がある。集光光学系34として、例えばZ軸に平行な中心軸を持つ多数のセルフォックレンズがXY面に平行な面に沿って2次元的に配置されたセルフォックレンズアレイを用いることができる。
描画対象物10は、樹脂製のコア基板10A、銅箔10B、及び感光膜10Cがこの順番に積層された積層構造を有する。感光膜10Cは、例えばドライフィルム(DF)レジスト、ソルダーレジスト等で形成される。感光膜10Cのうち、開口33の等倍像が形成された領域が感光し、潜像が形成される。
図1A及び図1Bに示したXYステージ2をX軸方向に移動させながら、描画すべき画像データに基づいて発光画素31を発光させることにより、感光膜10Cに、描画すべき画像の潜像を形成することができる。潜像が形成された感光膜10Cを現像することにより、感光膜10Cからなる画像(パターン)が形成される。
開口33の等倍像は、Y軸方向に離散的に分布する。このため、X軸方向に1回移動させただけでは、Y軸方向に連続するパターンを描画することができない。描画対象物10をY軸方向に、開口33のY軸方向に関する寸法分だけ移動させ、その位置でX軸方向に移動させながら、2回目の描画を行う。Y軸方向への移動と、X軸方向へ移動させながらの描画とを繰り返すことにより、Y軸方向に連続したパターンを描画することができる。
第1の実施例では、描画対象物10の表面における画素(ドット)の大きさは、遮光マスク32に形成されている開口33の大きさにより決定される。開口33が発光画素31よりも小さいため、遮光マスク32を配置しない場合に比べて、描画される画像の画素を小さくすることができる。これにより、画像のドット密度を高めることが可能になる。
図3に、集光位置検出器6の概略平面図を示す。集光位置検出器6の上面に、RS直交座標系を定義する。RS直交座標系の第1〜第4象限に、それぞれ第1〜第4の受光領域50a〜50dが配置されている。第1〜第4の受光領域50a〜50dの各々は、例えば1つの辺がR軸に平行な正方形である。第1〜第4の受光領域50a〜50dは、R軸及びS軸に関して線対象であり、かつ原点Fに関して4回回転対称性を持つ。R軸またはS軸を挟んで相互に隣り合う受光領域の間隔をWとする。第1〜第4の受光領域50a〜50dは、独立に受光量を計測することができる。集光位置検出器6は、その上面が、描画対象物10の表面と同じ高さになり、かつR軸がX軸に平行になり、S軸がY軸に平行になるように、可動台2に固定されている。
集光位置検出器6を、図2Aに示した1つの発光画素31の直下に配置すると、集光位置検出器6の上面の一部に、発光画素31から放射された光が入射し、ほぼ円形の集光領域51が形成される。集光領域51の中心が、RS座標の原点Fに一致するとき、第1〜第4の受光領域50a〜50dで計測される光量はすべて等しくなる。集光領域51の中心が原点Fからずれると、第1〜第4の受光領域50a〜50dで計測される光量にばらつきが生ずる。第1〜第4の受光領域50a〜50dのうち少なくとも3個の受光領域で光量が計測された場合、計測された光量に基づいて、集光領域51の位置ずれの大きさとずれの方向とを求めることができる。
集光領域51の位置ずれを検出するために、集光位置検出器6として、間隔Wが少なくとも集光領域51の直径よりも狭いものを用いる必要がある。また、ずれの検出精度を高めるために、間隔Wが、集光領域51の直径の50%以下のものを使用することが好ましい。
図1Aに示した制御装置4の機能について説明する。制御装置4には、描画すべき画像データが記憶されている。XYステージ2を制御して、集光位置検出器6を1つの発光画素31の直下に配置させる。その発光画素31を発光させ、集光位置検出器6による受光量の計測結果を受信する。この計測結果から、当該発光画素31から放射された光の集光領域の中心位置を計測することができる。
図4に、プリント基板10の平面図を示す。プリント基板10の表面に、ローカルなPQ座標系が定義されている。プリント基板10に歪が無い時、P軸とQ軸とは相互に直交する。P軸とQ軸との交点(原点)をGとする。プリント基板10の四隅近傍に、それぞれ位置合せ用のマーク40a〜40dが形成されている。プリント基板10に描画すべき画像の画像データが、PQ座標系を用いて定義されている。
図5及び図6を参照して、制御装置4に記憶された画像データに対応する画像を、プリント基板10の所望の位置に描画する方法について説明する。
図5に、XY座標、UV座標、及びPQ座標の関係を示す。可動台2をX軸方向及びY軸方向に移動させると、XY座標系に対してUV座標系がX軸方向及びY軸方向に並進移動する。理想的には、P軸がU軸と平行になるように、プリント基板10が可動台6に保持される。実際には、機械的精度の限界により、P軸とU軸とは平行にならない。
撮像装置7の視野の中心をXY座標の原点Cとし、集光位置検出器6の中心をUV座標の原点Fとする。露光光源3の複数の発光画素のうち1つを代表画素と定め、この代表画素から放射された光の集光位置を、代表集光位置Rとする。代表画素以外のi番目の発光画素から放射された光の集光位置R(i)と、代表集光位置Rとの関係は予め分かっている。プリント基板10上のPQ座標で定義された点Tと、集光位置R(i)との位置関係がわかれば、発光画素から放射された光を点Tの位置に入射させることができる。すなわち、プリント基板10に、PQ座標で定義された画像を描画することができる。
図6に、描画方法のフローチャートを示す。まず、ステップS1において、集光位置検出器6が撮像装置7の視野内に収まるように、可動台2を移動させる。撮像装置7で集光位置検出器6を観測する。集光位置検出器6を構成する4分割フォトディテクタの受光面は、図3に示したように、4つの受光領域50a〜50dに区分されているため、受光面の画像解析を行うことにより、集光位置検出器6の原点Fの位置を検出することができる。
XY座標に固定された撮像装置7で、UV座標に固定された集光位置検出器6の原点Fの位置を検出することにより、XY座標系とUV座標系との位置を相互に関連付ける情報(以下、「XY−UV関連情報」という。)が得られる。このXY−UV関連情報に基づいて、UV座標で定義された特定の点を、XY座標で定義された特定の位置に移動させることができる。逆に、撮像装置7でUV座標上の被観測点を観測して得られたXY座標から、その被観測点のUV座標を求めることができる。
次に、ステップS2において、集光位置検出器6を代表画素の直下に移動させ、代表画素を発光させる。集光位置検出器6で代表集光位置Rの位置を計測する。この計測結果と、XY−UV関連情報とにより、代表集光位置RをXY座標で表すことができる。
ステップS3において、プリント基板10を可動台2の上に載置し、固定する。これにより、PQ座標系がUV座標系に対して固定される。
ステップS4において、プリント基板10の1つの位置合せ用マーク40aを撮像装置7の視野内に移動させる。位置合せ用マーク40aの画像解析を行うことにより、位置合せ用マーク40aの位置を計測する。プリント基板10上の4個の位置合せ用マーク40a〜40dのうち少なくとも3個のマーク、例えば位置合せ用マーク40a〜40cの位置を計測する。
ステップS5において、ステップS4で計測された結果と、XY−UV関連情報とにより、位置合せ用マーク40a〜40cのUV座標を得る。3個の位置合せ用マーク40a〜40cのUV座標から、プリント基板10の位置及び姿勢を示す情報を取得する。プリント基板10の位置及び姿勢を示す情報は、例えば、基板伸縮量(r,r)、基板残渣回転量θ、基板直交度ω、原点GのUV座標(Q,Q)を含む。ここで、基板伸縮量rは、プリント基板10上の2点のP軸方向の長さの測定値を、その長さの設計値で除した値である。基板伸縮量rは、プリント基板10上の2点のQ軸方向の長さの測定値を、その長さの設計値で除した値である。
基板残渣回転量θは、P軸とU軸とのなす角の大きさである。基板直交度ωは、位置合せ用マークの位置の測定結果から算出したQ軸方向が、P軸に直交する方向からずれた角度であり、両者が直交する時に0°になる。基板10のこれらの位置情報及び姿勢情報により、PQ座標系とUV座標系とを関連付けることができる。
プリント基板10上のある点TのPQ座標を(T,T)とする。PQ座標系の原点GのUV座標を(G,G)とすると、点TのUV座標(T,T)は下記の式で表される。
Figure 2007079220
式(1)に示すように、プリント基板10の位置及び姿勢を示す情報、及びプリント基板10上の点TのPQ座標から、点TのUV座標が算出される。プリント基板10上に描画すべき画像の画像データはPQ座標で表されている。式(1)を適用することにより、この画像データをUV座標で表す。
ステップS6において、ステップS5で得られた画像データのUV座標に基づいて、描画を行う。一例として、プリント基板10上の点Tに、1画素分のドットを形成する場合を説明する。まず、PQ座標の基準点、例えば原点GのY軸方向の位置が代表集光位置RのY座標に一致するように、可動台2を移動させる。なお、必ずしも原点Gを基準点として選択する必要はなく、他の点を基準点としてもよい。
X軸方向に関して、点Tが代表集光位置RのX座標と一致するように、可動台2をX軸方向に移動させる。この状態で、点TのV座標に対応する位置の発光画素を発光させる。これにより、点Tの位置にドットを形成することができる。
プリント基板10をX軸方向に移動させながら、UV座標で表された画像データに基づいてドットを形成すべき位置の発光画素を発光させる。これにより、プリント基板10に2次元の画像を描画することができる。
ステップS7において、未処理の基板があるか否かを判定する。未処理の基板がある場合には、ステップS3に戻り、未処理の基板の処理を行う。未処理の基板がない場合には、処理を終了する。
上記実施例による方法では、可動台2に固定したプリント基板10の位置及び姿勢を計測し、プリント基板10の所望の位置に所望の画像を描画することができる。
次に、第2の実施例について説明する。第1の実施例では、図1A及び図1Bに示した集光位置検出器6で、露光光源3の代表画素から放射された光の集光位置のみを検出したが、第2の実施例では、代表画素以外にもう一つの第2の代表画素から放射された光の集光位置(第2の代表集光位置)も検出する。第2の代表集光位置の検出は、第1の代表集光位置を検出した後、可動台2をY軸方向に移動させて集光位置検出器6を第2の代表画素の直下に配置することにより行うことができる。
少なくとも2つの集光位置を検出することにより、発光画素アレイの位置のみならず、その姿勢及び歪を求めることができる。例えば、露光光源3が発熱すると、熱膨張により発光画素のピッチが広がる。歪が許容限界を超えた場合には、歪が許容限界以下になるまで露光光源3を冷却することにより、歪の少ない画像を描画することができる。
次に、第3の実施例について説明する。第1の実施例では、図1A及び図1Bに示したように、可動台2をX方向及びY方向の2次元方向に移動させた。第3の実施例では、可動台2はX軸方向にのみ移動可能である。その代わりに、撮像装置7をY軸方向に移動させる移動機構が設けられている。撮像装置7をY軸方向に移動させることにより、プリント基板10の表面上の任意の位置に形成されたマークを検出することができる。
集光位置検出器6は、Y軸方向に関して、露光光源3の代表画素と同じ位置に配置されている。このため、可動台2をY軸方向に移動させなくても、代表集光位置を検出することができる。第2の実施例で説明したように、第2の代表画素から放射された光の集光位置を検出する場合には、第2の代表画素の位置にも集光位置検出器を配置すればよい。
次に、第4の実施例について説明する。第1の実施例では、発光画素31がY軸方向に配列していたが、必ずしも発光画素31の配列方向がY軸に平行である必要はなく、X軸と交差する方向であればよい。例えば、Y軸に対して斜め方向に配列する構成としてもよい。Y軸に対して斜めに配列させると、画素ピッチのY軸方向成分が、実際の画素ピッチよりも狭くなる。このため、描画時にプリント基板10をX軸方向に往復させる回数を減らすことができる。相互に隣り合う画素が、Y軸方向に関して部分的に重なるかまたは接する場合には、プリント基板10をX軸方向に1回移動させるだけで、全面に描画することができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
図1Aは、第1の実施例による直接描画装置の正面図であり、図1Bは、その平面図である。 図2Aは、第1の実施例による直接描画装置の露光光源及び描画対象物の断面図であり、図2Bは、発光画素と開口との位置関係を示す図である。 集光位置検出器の平面図である。 プリント基板の平面図である。 基台に固定されたXY座標系、可動台に固定されたUV座標系、及びプリント基板に固定されたPQ座標系の関係を示す線図である。 実施例による直接描画装置を用いてプリント基板に描画を行う方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 基台
2 XYステージ
3 露光光源
4 制御装置
5 冷却装置
6 集光位置検出器
7 撮像装置
8 移動機構
10 プルント基板(描画対象物)
30 発光画素アレイ
31 発光画素
32 遮光マスク
33 開口
34 集光光学系
50a〜50d 受光領域
51 集光領域

Claims (6)

  1. XY直交座標系を画定する基台と、
    前記基台に、少なくともX軸方向に移動可能に支持され、描画対象物を保持する可動台と、
    前記可動台に保持された描画対象物に対向し、X軸に交差する方向に発光画素が配列し、各発光画素から放射された光を、該可動台に保持された描画対象物の表面に入射させる露光光源と、
    前記可動台に固定され、前記発光画素から放射された光を受光し、光の入射位置を計測する入射位置検出器と、
    前記可動台に保持された描画対象物に形成されたマーク、及び前記入射位置検出器を撮像し、XY座標系における位置を計測する撮像装置と
    を有する直接描画装置。
  2. 前記入射位置検出器が、4分割フォトディテクタを含む請求項1に記載の直接描画装置。
  3. さらに、描画すべき画像データが記憶され、前記可動台の移動、前記露光光源の発光画素の発光を制御すると共に、前記入射位置検出器及び前記撮像装置から計測結果を受信する制御装置を有し、
    該制御装置は、前記集光位置検出器が前記撮像装置の視野内に入るように前記可動台を移動させ、該撮像装置により得られた該集光位置検出器の位置情報から、前記可動台に固定されたUV座標系と、前記XY座標系とを関連付けるXY−UV関連情報を算出する請求項1または2に記載の直接描画装置。
  4. 前記制御装置は、前記露光光源を構成する複数の発光画素から選択された少なくとも1つの代表発光画素から放射された光が入射する位置に、前記集光位置検出器が配置されるように前記可動台を移動させ、該代表発光画素から放射された光の入射位置を計測し、計測結果と、前記XY−UV関連情報とに基づいて、該代表発光画素から放射された光の入射位置のXY座標を算出する請求項3に記載の直接描画装置。
  5. 前記制御装置は、前記可動台に保持された描画対象物上のマークが、前記撮像装置の視野内に入るように前記可動台を移動させ、該撮像装置により得られた該マークの位置情報、及び前記XY−UV関連情報に基づいて、前記画像データをUV座標で表す請求項3または4に記載の直接描画装置。
  6. 前記制御装置は、前記可動台をX軸方向に移動させながら、UV座標で表された画像データに基づいて前記露光光源の発光画素を発光させることにより、該可動台に保持された描画対象物に描画を行う請求項5に記載の直接描画装置。
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