JP2007079002A - 光走査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】反射偏向面が光偏向軸を中心に回動可能に支持された光偏向器を用いた光走査装置で、副走査方向においても光束の幅を偏向反射面26の幅よりも広く、いわゆるオーバーフィルドタイプの光学系とする。梁部材20の表面などにおける反射への対策は、部材の表面を粗面仕上げとして入射光を乱反射させる、光源の波長に合わせて分光吸収特性を持つ塗料などを塗布することで入射光を表面で吸収する、あるいは部材の形状を平面でなく曲面で構成する。
【選択図】図8
Description
16.5・a・λ<dt<41.3・a・λ
16.5・a・λ<ds<41.3・a・λ
0.9<dt/ds<1.1
を満たすことを特徴とする。
2(0.0875b−ctan(5f/(f−b))>ds
2(0.249b−ctan(14f/(f−b))>dt
を満たすことを特徴とする。
図1には本発明の第1実施形態に係る光走査装置が示されている。
<振動周波数とミラーのサイズ>
光偏向器12は前述のように偏向反射ミラー24と梁部材20(トーションバースプリング)からなる振動系に外から周期的な力を作用させて駆動するものであるが、特に振動系の固有振動数と、外から与える駆動力の周波数を一致させる事により共振させ、少ない力で大きな振動を発生させて駆動している、所謂レゾナントスキャナが多く用いられる。この振動系の固有振動数はトーションバーのバネ定数をk,ミラー部の慣性モーメントをJとすると次のように表される。
前述のように、往復形偏向素子の振動周波数は偏向反射面の構造(大きさなど)で決まっており、特に高速化の為に周波数を大きくする場合はミラー部の慣性モーメントJを小さくしなければならず、偏向反射面の面幅も小さくする必要がある。それに伴って偏向面上の光束幅も小さくなり、、結像面上でビーム径を細く絞ることは困難となってしまう。
<光学系配置>
図3には本発明の第1実施形態に係る光学系の配置が示されている。
<光束の形状>
図7には本発明の第1実施形態に係る光束の外形が示されている。
で与えられる。
で与えられる。
と制限される。
<ミラーの形状>
図8には本発明の第1実施形態に係るビームスポットの光量分布が示されている。
<半導体レーザーの光量分布>
図9および図10には本発明の第1実施形態に係る光束の光量分布とミラーの配置が示されている。
・・・(3)
と表される。
であり、同じく面幅dsは広がり角が半値全角としてθ‖を持つ光束の幅の上限の角度13°に対応する偏向面上の光束幅よりも小さくする必要があり、その条件は前記(3)式より
となる。以上のような範囲に面幅を設定すれば、広がり角のばらつきに対する感度が最も鈍い領域を使うことができるので、ビームの広がり角がばらついてもビーム径に与える影響は少ない。
<迷光防止>
本発明のように主走査方向・副走査方向共にオーバーフィルドタイプの光学系とした場合、光束の一部が梁部材20(トーションバー)などにかかってしまい、反射した光が所謂迷光となって走査面18上に入射することでコントラストの低下やノイズの発生など画像に対する悪影響を及ぼすことは既に知られている。
<その他>
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
14 レーザ光源
16 結像レンズ
18 被走査面
20 梁部材
24 偏向反射ミラー
26 偏向反射面
28 支持体
Claims (12)
- 画像データに基づいて変調される光束を射出するレーザ光源と、
前記光束を偏向する反射偏向面を備えた光偏向器と、
前記光偏向器によって偏向された前記光束を被走査面上に走査結像する結像光学系と、を備えた光走査装置であって、
前記偏向反射面に入射する前記光束の走査方向幅と副走査方向幅は、前記偏向反射面の主走査方向幅と副走査方向幅より長いことを特徴とする光走査装置。
- 前記反射偏向面は光偏向軸を中心に回動可能に支持されたことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記反射偏向面は略正弦状の往復運動により前記光束を偏向することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記光偏光器から前記被走査面までの距離をa、前記偏向反射面の主走査方向幅をdt、副走査方向幅をds、レーザ光源の波長をλとしたとき、前記a、dt、ds、λが以下の条件
16.5・a・λ<dt<41.3・a・λ
16.5・a・λ<ds<41.3・a・λ
0.9<dt/ds<1.1
を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の光走査装置。
- 前記偏向反射面は略楕円形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の光走査装置。
- 前記偏向反射面に入射する光束の光量分布が略楕円形状であり、前記略楕円形状の長軸を前記偏向反射面の主走査方向幅または副走査方向幅のうち長い方と一致させたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光走査装置。
- 前記偏向反射面の主走査方向幅をdt、副走査方向幅をds、前記結像光学系の焦点距離をf、前記光源から前記結像光学系までの距離をb、前記結像光学系から前記偏向反射面までの距離をcとしたとき、前記dt、ds、f、b、cが以下の条件
2(0.0875b−ctan(5f/(f−b))>ds
2(0.249b−ctan(14f/(f−b))>dt
を満たすことを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
- 前記光束が入射する前記光偏光器の前記偏向反射面を除く部分に反射防止手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の光走査装置。
- 前記反射防止手段は反射防止コーティングであることを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
- 前記反射防止手段は粗面処理であることを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
- 前記反射防止手段は表面を曲面形成した前記偏向反射面支持部材であることを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
- 前記反射防止手段は副走査方向に角度を持って設けられた反射面であることを特徴とする請求項8に記載の光走査装置。
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2005
- 2005-09-13 JP JP2005265563A patent/JP2007079002A/ja active Pending
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