JP2007077621A - 屋根 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成によって屋根自体を太陽の直射日光から保護すると共に、冷却することによって、屋根が高温となるのを防止せんとする。
【解決手段】 透孔9が散在して形成されているシート2を、屋根面上に、屋根1と隙間をおいて張設したことを特徴とする。また、凹凸11、12が一定方向に形成された屋根1面上にシート2を被設し、凹条11とシート2との空間に通風路14を形成し、この通風路14上のシート部に透孔9を設けた。
【選択図】 図5

Description

本発明は屋根に関するものであり、詳しくは屋根を形成する部材が直射日光によって高温となるのを防止し、屋内への影響を無くす屋根に関するものである。
従来の屋根に関するこの種の防止手段としては、屋根裏の空間を換気して屋根からの影響を絶たんとするものがあり、また、屋根自体を断熱構造としたりして、屋根からの温度の上昇を防いでいるのである。
特開2003−184216公報 特開2003−80772公報
屋根裏の空間を換気したり、屋根を断熱構造とする上記従来の方法は、その効果は期待されるけれど、潤沢な経費が必要であり、例えば工場、倉庫や車庫等の場合に応用することは構造上無理があり、特に瓦棒葺や折版を利用した金属製屋根の場合には太陽の直射日光で相当な高熱となって屋内に影響するのである。
そこで、本発明は簡易な構成によって、凹凸条を形成した屋根自体を太陽の直射日光から保護すると共に、冷却することによって、屋根が高温となるのを防止せんとするものである。
請求項1の屋根は、凹凸条が一定方向に形成された屋根の凸条面に近接してシートを被設し、凹条とシートとの空間に通風路を形成し、この通風路上のシート部に透孔を設け、該透孔から通風路の換気を可能とすると共に、シートの浮き上がりを防止したことを特徴とするものである。
屋根の上面をシートで被覆するため直射日光の当るのを防ぎ、形成した通風路内を風(空気)が透孔から出入りして凹条部を換気、空冷する作用を奏し、シートの浮き上がりを抑制する作用も有するのである。
請求項2の発明は、折版で凹凸面が形成された屋根であり、簡易な屋根として広く利用されている金属性の折版に作用させるものである。
請求項3の発明は、シートが屋根の凹凸条方向の端部を除いた内方から被設してあることを特徴とするものであり、シートが被設してない屋根の凹条部の端部から風を出入りさせ、形成された通風路の換気作用と凹条部の空冷作用と、シートの浮き上がりの抑制を促進させるものである。
請求項4の発明は、一つの連続した通風路上のシート部には複数の透孔が設けられていることを特徴とするものであり、風の出入り口を確実に確保する作用を有する。
請求項5の発明は、シートに耐光・耐熱・防水加工を施したことを特徴とするものであり、直射日光等の遮光・断熱作用を促すものとなる。
請求項1に係る屋根は、凹凸条が一定方向に形成された屋根面とし、その凸条面に近接してシートを被設し、凹条とシートとの空間に通風路を形成したため、被設したシート自体で屋根面への直射日光等の照りつけを防止する効果を有すると共に、通風路内を風が通ることによって、該路内の空気を換気して熱せられるのを防ぎ、且つ風の流通によって路内を冷やす空冷効果も得られるものである。
そして、通風路上のシート部に透孔を設けてあるため、風はこの透孔から自由に出入りし風の流通作用を促進させ換気効果と空冷効果を高めるものとなり、更にシートの浮き上がりによるバタつきや破損を防止し、シートに溜まる雨水の排水を促す効果もある。
斯かる作用効果を人為的又は機械的に行うもので無く、自然のままに行うものであって、ランニングコストを必要としない経済的効果も有するのである。
特に折版で凹凸面が形成された屋根は直射日光で高温となり易く、本発明の恩恵に浴するものであり、シートが屋根の凹凸条方向の端部を除いた内方から被設すれば、屋根の端部から風が形成された通風路へ確実に進入し、凹条部の空冷効果を一層高めるものである。
更に、一つの連続した通風路上のシート部には複数の透孔を設ければ、風の流通の出入り口を確実に確保して、換気・空冷効果や浮き上がり抑制効果を期待できるものであり、シートに耐光・耐熱・防水加工を施したものとすれば、直射日光等の遮光・断熱作用を高められ、屋根が高温と成るのを防止すものとなり、防水効果も得られる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示す屋根の平面図、図2及び図3は要部断面図であり、屋根1にシート2を張設した構成となっている。
屋根1は陸屋根であって、図面上で上から下の方向へ緩く傾斜し折版10で形成してあり、折版10の凹条(谷部)11と凸条(山部)12も傾斜に沿って図面上で上下方向に配置されて形成している。
屋根1は凹凸状が形成されていればよく、形成するための手段・構成は折版の利用に限定されるものでなく、屋根の種類も問わない。
シート2は周囲に鳩目を当着して形成した取り付け孔7、7・・に対応して、屋根1の周端部に突設した鉤13、13・・・に引っ掛け、屋根1の凸条面に近接して被設したものである。
また、屋根1の凹条11と被設したシート2とで形成された通風路14のシート部に透孔9、9・・が設けてある。
したがって、通風路14内の空気がシート2の凹条の端部や透孔9から出入りして流通するものであるから、通風路14内の空気が換気されて高温となるのを防止できると共に、通風路14を形成する屋根1の凹条11やシート2の空冷作用も行い、また、風等に起因してシートの表裏間での圧力差でシート2が浮き上がりバタつくのを防げるのである
シート2の透孔9は、連続する一つの通風路14に複数個設けることが好ましく、透孔9の散在の程度も太陽光が通過して屋根を高温化することと、換気流通との関係で適宜設計するものとなる。
透孔9の形状は円形や四角形等の任意な形状を選択でき、大きさは通風路14の幅を超えて形成するまでは必要無いけれど、風の出入りが速やかにできる大きさとする。
また、透孔9を多く設けすぎると、シート2の遮光・遮熱効果に影響を与えることとなる。
シート2は、各種織物布、ビニール布、ゴム素材等で引っ張り強さのあるものが望ましく、日除けシートと称する耐光・耐熱や防水などの各種加工を施したものや、寒冷紗を用いてもよい。
図4は、他の実施の形態を示す平面図であり、一平面状の屋根1の面に複数のシート2、2・・が互いに間隔15を設けて被設してあり、この間隔15を設けた部分から通風路14への空気が出入りして流通できるようにしている。
図5は、他の実施の形態を示す平面図であり、シート2が屋根1の凹凸条11、12方向の端部16を除いた内方から被設してあり、シート2が被設されていない端部16から通風路14への空気の進入が容易となるものである。
以上の説明は本発明の一実施の形態を示したものであり、同一の作用効果を得られる単なる設計の変更や常套手段による変形は本発明の実施態様に含まれるものである。
本発明の一実施の形態を示す平面図である。 図1の要部断面図である。 図1の要部断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す平面図である。 本発明の他の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
1 屋根
2 シート
7 取り付け孔
9 透孔
10 折版
11 凹条
12 凸条
13 鉤
14 通風路
15 間隔
16 端部

Claims (6)

  1. 透孔が散在して形成されているシートを、屋根面上に、屋根と隙間をおいて張設したことを特徴とする屋根。
  2. 凹凸条が一定方向に形成された屋根面上にシートを被設して、凹条とシートとの空間に通風路を形成し、この通風路上のシート部に透孔を設けたことを特徴とする屋根。
  3. 折版で凹凸面が形成された屋根である請求項2記載の屋根。
  4. シートが屋根の凹凸条方向の端部を除いた内方から被設してあることを特徴とする請求項2又は3記載の屋根。
  5. 一つの連続した通風路上のシート部には複数の透孔が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4記載のいずれか1項記載の屋根。
  6. シートが日除けシートであることを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれか1項記載の屋根。
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