JP2016188534A - 屋根の遮熱構造 - Google Patents

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【課題】簡易な構造で、屋根材への日射を抑制することのできる屋根の遮熱構造を提供すること。【解決手段】屋根の遮熱構造(1)は、屋根材(10)と、屋根材(10)の上方に配置される遮熱ボード(20)とを備え、遮熱ボード(20)は、厚み方向に貫通する複数の貫通孔(21)を有しており、南中時に貫通孔(21)の上端縁から入射する太陽光線を、貫通孔(21)の内側壁面で受光するように、貫通孔(21)が設けられている。【選択図】図1

Description

この発明は、屋根の遮熱構造に関する。
従来から、屋根の遮熱構造として、特開2008−261212号公報(特許文献1)や特開2011−47166号公報(特許文献2)が知られている。特許文献1には、遮熱特性を有する矩形形状の屋根用遮断シートが開示されている。屋根用遮断シートには、複数の透過孔を配列させることで、屋根材とシート材との間に高温の空気が停滞しないようにすることが開示されている。特許文献2には、折板屋根に金属製の遮熱板を設けた二重遮熱構造の屋根が開示されている。
特開2008−261212号公報 特開2011−47166号公報
特許文献1のような屋根用遮断シートは、太陽光線が透過孔の部分を通り抜けて屋根材に日射されるため、有効に遮熱ができない。また、特許文献2のような二重遮熱構造の屋根は、コストがかかっていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、簡易な構造で、屋根材への日射を抑制することのできる屋根の遮熱構造を提供することを目的とする。
この目的のため、本発明の一態様に係る屋根の遮熱構造は、屋根材と、屋根材の上方に配置される遮熱ボードとを備え、遮熱ボードは、厚み方向に貫通する複数の貫通孔を有しており、南中時において貫通孔の上端縁から入射する太陽光線を、貫通孔の内側壁面で受光するように、貫通孔が設けられている。
好ましくは、南中時において貫通孔の上端縁から入射する太陽光線を、貫通孔の内側壁面で受光するように、貫通孔の形状、大きさおよび角度の少なくともいずれかが定められている。
好ましくは、貫通孔は、遮熱ボードの延在方向に対して直交するように設けられる。
好ましくは、貫通孔の深さは、貫通孔の最大径の3倍以上である。
好ましくは、貫通孔の深さは、貫通孔の最大径の8倍以下である。
好ましくは、貫通孔は、遮熱ボードの延在方向に対して傾斜して設けられ、日射方向とは異なる方向に傾斜している。
好ましくは、遮熱ボードは、平面視正方形形状である。
好ましくは、屋根材は、遮熱ボードを厚み方向に保持する保持具を有し、保持具により、遮熱ボードは、屋根材から離間して配置される。
本発明によれば、簡易な構造で、屋根材への日射を抑制することのできる屋根の遮熱構造を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る屋根の遮熱構造の断面図である。 遮熱ボードの平面図である。 遮熱ボードの貫通孔へ入射する太陽光線を示す模式図である。 立地条件に応じた貫通孔の形状(比率)を示す模式図である。 貫通孔における放熱を示す模式図である。 本発明の実施の形態2における遮熱ボードを示す断面図である。 遮熱ボードの貫通孔へ入射する太陽光線を示す模式図である。 貫通孔の平面視形状の変形例を示す平面図である。 屋根の遮熱構造の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における遮熱ボードを傾斜屋根に用いた状態を示す模式断面図である。 折板屋根を備えた一般的な建物を模式的に示す模式断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
はじめに、本実施の形態に係る屋根の遮熱構造の説明に先立ち、一般的な工場の屋内環境について、図11を参照しながら簡単に説明する。
図11を参照して、建物100は、たとえば、折板屋根の屋根材10を有する。屋根材10が日射熱を受けると、屋根材10の温度は高温になり、屋根材10は強い放射熱を放出する。そのため、屋根材10からの放射熱によって、屋内空間9内の温度は高温となる。また、建物100内には様々な内部装置8が存在するため、これらの装置8による内部発熱によっても屋内空間9内の温度は高温化する。そうすると、図11において一点鎖線の楕円で示すように、屋内空間9には、熱気が滞留し、屋根材10も高温となる。
このような屋内空間9を改善するべく、本実施の形態では、遮熱ボードを用いることで、太陽光線が屋根材10に直接入射されることを防止している。以下に、このような屋根の遮熱構造について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係る屋根の遮熱構造1の断面図である。本実施の形態では、図1において、矢印A1で示す方向を遮熱ボード20の延在方向といい、矢印A2で示す方向を遮熱ボード20の厚み方向という。図1を参照して、本実施の形態に係る屋根の遮熱構造1について説明する。
屋根の遮熱構造1は、水平方向に延在する陸屋根の屋根材10と、屋根材10の上方に配置される遮熱ボード20とを備える。屋根材10は、典型的には折板屋根であり、谷部11と山部12とを有している。遮熱ボード20は、屋根材10の山部12に載置されている。遮熱ボード20は、保持具13のフランジ部131と山部12とにより厚み方向に保持されている。なお、屋根材10の山部12にハゼ部があるような場合、保持具13はハゼをつかむ金物であってもよい。
図2、3を参照して、遮熱ボード20について説明する。遮熱ボード20は、平面視矩形形状である。遮熱ボード20の厚みは、公知の遮熱シート材よりも厚く、たとえば20mm以上である。重量およびコストの関係上、遮熱ボード20の厚みは、60mm以下であることが望ましい。遮熱ボード20は、コンクリート系材料または耐候性を有する樹脂系材料などが用いられる。遮熱ボード20は、表面20aで受光した日射を反射する材料または反射する加工がされていることが望ましい。遮熱ボード20は、厚み方向に貫通する複数の貫通孔21を有している。
貫通孔21は、遮熱ボード20の表面20aにおいて、規則正しく所定ピッチで配列されている。なお、遮熱ボード20の周縁部25は、遮熱ボード20を取り付ける際、保持具13で保持される部分であり、貫通孔21は設けられていなくてもよい。
貫通孔21の形状、大きさおよび角度の少なくともいずれかを適切に設定することで、貫通孔21の上端縁23から入射する太陽光線を貫通孔21の内側壁面22で受光し、上端縁23から入射した太陽光線が下端縁24に到達しないようにしている。つまり、貫通孔21に入射した太陽光線は、貫通孔21を通り抜けず、屋根材10に入射しない。
貫通孔21の平面視形状は、たとえば、円形であり、全体形状は、円柱形状である。本実施の形態では、貫通孔21は、遮熱ボード20の延在方向に対して直交するように設けられる。
太陽光線の入射角度について説明する。四季を通して、最も日射角度が大きいのは、夏至の南中時である。貫通孔21の上端縁23の位置(高さ)から内側壁面22における南中時の太陽光線の受光点までの深さをdとすると、貫通孔21の深さDをd以上とすることで、太陽光線が内側壁面22に当たるようにすることができる。
日射角度は緯度の違いにより異なってくるため、立地条件に応じて、貫通孔21の横寸法すなわち直径Wと、深さDとの比率を定めてもよい。直径Wと深さDとの比率は、貫通孔21の形状に含まれる。日本の最北端である北海道、東京、九州の最南端である鹿児島の3拠点を例に挙げて、貫通孔の説明をする。なお、以下の説明において、貫通孔21の直径Wは、5mmとする。
夏至の南中高度θは、以下の式で算出される。
θ=90°−緯度+23.4° ・・・(1)
夏至の南中高度を用いて、貫通孔21の直径Wと深さDとの比率は、以下の式で算出される。
D/W=tanθ ・・・(2)
図4(A)は、遮熱ボード20を北海道(特に、北海道庁)で使用することを想定した場合の貫通孔211の直径Wと深さD1との関係を示す模式図である。数式(1)を用いて、北海道庁の緯度は43°であることから、北海道庁の夏至の南中高度θは70.4°である。数式(2)を用いて、遮熱ボード20が北海道で使用される場合、貫通孔211の直径Wと深さD1との関係は、以下の数式で求めることができる。
D1/W=tanθ=tan70.4°=2.80
したがって、北海道における貫通孔211の深さD1を、貫通孔211の直径Wの約2.8倍としてもよい。
図4(B)は、遮熱ボード20を東京で使用することを想定した場合の貫通孔212の直径Wと深さD2との関係を示す模式図である。数式(1)を用いて、東京の緯度は35°であることから、東京の夏至の南中高度θは、78.4°である。数式(2)を用いて、東京における貫通孔212の形状は、以下の数式で求めることができる。
D2/W=tanθ=tan78.4°=4.87
したがって、東京における貫通孔212の深さD2を、貫通孔212の直径Wの約4.9倍としてもよい。
図4(C)は、遮熱ボード20を鹿児島で使用することを想定した場合の貫通孔21の直径Wと深さD3との関係を示す模式図である。数式(1)を用いて、鹿児島(特に、鹿児島市)の緯度は31°であるため、夏至の鹿児島の南中高度θは、82.4°である。数式(2)を用いて、鹿児島における貫通孔21の形状は、以下の数式で求めることができる。
D/W=tanθ=tan82.4°=7.49
したがって、鹿児島における貫通孔21の深さD3を、貫通孔21の直径Wの約7.5倍としてもよい。この場合、貫通孔21の直径Wは5mmであるため、貫通孔21の深さD3は約37.45mmである。
以上より、貫通孔21の深さD、すなわち遮熱ボード20の厚みは、北海道を考慮すると、貫通孔21の直径Wの少なくとも3倍以上であり、望ましくは、鹿児島を考慮して、7.5倍以上である。すなわち、日本で使用する場合は、遮熱ボード20の厚み(深さD)を貫通孔21の直径Wの7.5倍以上にすれば、ほぼ日本全国において同一の遮熱ボード20を使用することができる。よって、貫通孔21の直径Wが5mmである場合、遮熱ボード20の厚み(D)は40mm以上であればよい。ただし、上述のように、遮熱ボード20の厚みを薄くすることが望ましいため、厚みDは、直径Wの8倍以下とすればよい。
なお、貫通孔21の大きさおよび形状を、直径Wを基準として説明したが、遮熱ボード20の厚み(D)を基準とし、立地条件により貫通孔21の直径Wを求めてもよい。たとえば、日本での使用を想定した場合、厚み(D)が30mmの遮熱ボード20を使用すると、鹿児島を想定した計算結果により、直径Wは4mm以下であればよい。
このような構造とされることにより、太陽光線が、貫通孔21に入射したとしても遮熱ボード20の内側壁面22で受光され、屋根材10に到達しないため、屋根材10が日射により高温になりにくい。一方、表面20aで受光した日射熱により遮熱ボード20自体が高温になると、遮熱ボード20の裏面からの放熱により、屋根材10が温められる。しかし、図5に示すように、遮熱ボード20に複数の貫通孔21が設けられていることで、遮熱ボード20の表面20aからの放熱に加え、貫通孔21の内側壁面22からも放熱されるため、遮熱ボード20自体の温度の上昇を抑制することができる。したがって、遮熱ボード20からの屋根材10への放熱量も小さくなり、屋根材10が温められることを防ぐことができる。さらに、貫通孔21が空気の流動経路となり、屋根材10と遮熱ボード20との間の高温の空気を外方に放出することができる。
なお、上記実施の形態において、貫通孔21の平面視形状が円形であるとしたが、貫通孔21の平面視形状は、円形に限定されない。たとえば、貫通孔21の平面視形状が正四角形であってもよい。この場合、貫通孔21の横寸法Wは、四角形の対角線とする。このように、横方向の最大長さを基準に貫通孔21の深さDを設定しておくことで、方位を考慮することなく、遮熱ボード20を配置することができる。
<実施の形態2>
上記実施の形態では、遮熱ボード20の貫通孔21は、遮熱ボード20の延在方向に対して直交するように設けた。これに対し、本実施の形態では、貫通孔は、遮熱ボードの延在方向に対して傾斜して設けられている。図6は、本発明の実施の形態における遮熱ボードを示す断面図である。図7(A)は、本発明の実施の形態における遮熱ボードの貫通孔へ入射する太陽光線を示す模式図であり、図7(B)は、実施の形態1における遮熱ボードの貫通孔へ入射する太陽光線を示す模式図である。図7は、いずれも鹿児島における南中高度θの日射角度を示している。図6,7を参照して、実施の形態1と異なる点のみ詳細に説明する。図6において、矢印A3で示す方向を日射方向という。日射方向は、ほぼ北向きである。
遮熱ボード20Aの貫通孔21Aは、日射方向とは異なる方向に傾斜している。より具体的には、貫通孔21Aの傾斜方向は、日射方向の反対方向である。このような構成とすることで、図7(A)の遮熱ボード20Aの厚みD4と図7(B)の遮熱ボード20の厚みD3とを比較すると明らかなように、本実施の形態の貫通孔21Aの直径は、実施の形態1の貫通孔21の直径Wと同じであるにもかかわらず、遮熱ボード20Aの厚み(貫通孔21Aの深さD3)を薄くすることができる。したがって、遮熱ボード20Aの重量を実施の形態1の遮熱ボード20よりも軽減することができ、コストを抑制することができる。
また、図7(A)を参照して、貫通孔21Aの南側の上端縁23Aと北側の下端縁24Aとが垂直方向に重なるように貫通孔21Aの傾斜角度を選ぶことで、本実施の形態の遮熱ボード20Aを日本だけでなく、あらゆる地域でも使用することができる。なお、この遮熱ボード20Aは、太陽光線が貫通孔21Aの内側側面22Aに入射するように、立地条件に応じて、裏返して使用することもできる。
以上、説明した遮熱ボード20Aを屋根材10に取り付ける場合は、貫通孔21Aの傾斜方向を日射方向と反対方向に設定する必要がある。つまり、貫通孔21Aの傾斜方向を南側に向けて設置する必要がある。この場合、遮熱ボード20Aを平面視正方形にすることが望ましい。このようにすることで、現場で南方位を確認して、貫通孔21Aの傾斜方向が南向きとなるように、遮熱ボード20Aを容易に設置することができる。
なお、貫通孔21Aの角度は、立地条件と貫通孔21Aの形状に応じて選ばれていればよい。
貫通孔21が円形以外の平面視形状の場合、平面視形状は、方位に合わせて定められてもよい。この場合、貫通孔21の横寸法は、横方向の最大長さでなくてもよい。たとえば、図8に示すように、平面視四角形形状の貫通孔21Bである場合、四角形の一辺が南北方向に沿うように、遮熱ボード20に貫通孔を形成すれば、貫通孔21Bの横寸法Wは、四角形の一辺の長さL1としてもよい。このように配置することで、横寸法Wを最大長さL2とするよりも、遮熱ボード20の厚み(D)を薄くできる。あるいは、遮熱ボード20の厚み(D)が固定であれば、貫通孔21の開口面積(四角形の大きさ)を大きくすることができる。
なお、上記実施の形態において、遮熱ボード20は、保持具13により屋根材10の山部12に接して取り付けられている例を示したが、遮熱ボード20と屋根材10とは離間して設けられていてもよい。図9を参照して、保持具13Aは、屋根材10の山部12に取り付けられ、上方に延びている固定部132と、固定部132の上端部に設けられ、遮熱ボード20を厚み方向に挟持する挟持部133とを有している。
このようにすることで、遮熱ボード20裏面全体と屋根材10との間に空間が形成されるため、遮熱ボード20からの放熱により屋根材10の12が直接温められることを防ぐことができる。さらに、遮熱ボード20と屋根材10との間に空間が形成されているため、その空間が空気の流動経路となって、屋根材10と遮熱ボード20との間の高温の空気を効果的に貫通孔21より外方に放出することができる。
また、上記実施の形態において、屋根材10は、折板屋根であるとしたが、平板状の屋根であってもよい。さらに、屋根材は、水平方向に延在する陸屋根であるとしたが、傾斜屋根であってもよい。図10を参照して、たとえば実施の形態2の遮熱ボード20Aが、傾斜屋根10Aに沿って設けられる。この場合、遮熱ボード20Aと傾斜屋根10Aとの間に、たとえば30mm以上の通気層を設けてもよい。遮熱ボード20Aを用いる場合、傾斜屋根10Aの傾斜方向に応じて、遮熱ボード20Aを裏返して使用してもよい。
また、上記実施の形態において、工場の屋根として説明したが、住宅の屋根に用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 屋根の遮熱構造、8 内部装置、9 屋内空間、10 屋根材、11 谷部、12 山部、13 保持具、20 遮熱ボード、20a 表面、21 貫通孔、22 内側壁面、23 上端縁、24 下端縁、25 周縁部、100 建物、131 フランジ部、132 固定部、133 挟持部。

Claims (8)

  1. 屋根材と、
    前記屋根材の上方に配置される遮熱ボードとを備え、
    前記遮熱ボードは、厚み方向に貫通する複数の貫通孔を有しており、
    南中時において前記貫通孔の上端縁から入射する太陽光線を、前記貫通孔の内側壁面で受光するように、前記貫通孔が設けられている、屋根の遮熱構造。
  2. 南中時において前記貫通孔の上端縁から入射する太陽光線を、前記貫通孔の内側壁面で受光するように、前記貫通孔の形状、大きさおよび角度の少なくともいずれかが定められている、請求項1に記載の屋根の遮熱構造。
  3. 前記貫通孔は、前記遮熱ボードの延在方向に対して直交するように設けられる、請求項1または2に記載の屋根の遮熱構造。
  4. 前記貫通孔の深さは、前記貫通孔の最大径の3倍以上である、請求項3に記載の屋根の遮熱構造。
  5. 前記貫通孔の深さは、前記貫通孔の最大径の8倍以下である、請求項3または4に記載の屋根の遮熱構造。
  6. 前記貫通孔は、前記遮熱ボードの延在方向に対して傾斜して設けられ、日射方向とは異なる方向に傾斜している、請求項1または2に記載の屋根の遮熱構造。
  7. 前記遮熱ボードは、平面視正方形形状である、請求項6に記載の屋根の遮熱構造。
  8. 前記屋根材は、遮熱ボードを厚み方向に保持する保持具を有し、
    前記保持具により、前記遮熱ボードは、前記屋根材から離間して配置される、請求項1〜7のいずれかに記載の屋根の遮熱構造。
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