JP3129324U - 屋根 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成によって屋根自体を太陽の直射日光から保護すると共に、冷却することによって、屋根が高温となるのを防止せんとする。
【解決手段】 透孔9が散在して形成されているシート2を、屋根面上に、屋根1と隙間をおいて張設し、前記透孔9から隙間空間の換気を可能とすると共に、シート2の浮き上がりを防止したことを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 透孔9が散在して形成されているシート2を、屋根面上に、屋根1と隙間をおいて張設し、前記透孔9から隙間空間の換気を可能とすると共に、シート2の浮き上がりを防止したことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本考案は屋根に関するものであり、詳しくは屋根を形成する部材が直射日光によって高温となるのを防止し、屋内への影響を無くす屋根に関するものである。
従来の屋根に関するこの種の防止手段としては、屋根裏の空間を換気して屋根からの影響を絶たんとするものがあり、また、屋根自体を断熱構造としたりして、屋根からの温度の上昇を防いでいるのである。
屋根裏の空間を換気したり、屋根を断熱構造とする上記従来の方法は、その効果は期待されるけれど、潤沢な経費が必要であり、例えば工場、倉庫や車庫等の場合に応用することは構造上無理があり、特に瓦棒葺や金属製屋根の場合には太陽の直射日光で相当な高熱となって屋内に影響するのである。
そこで、本考案は簡易な構成によって屋根自体を太陽の直射日光から保護すると共に、冷却することによって、屋根が高温となるのを防止せんとするものである。
本考案の屋根は、透孔を散在して形成したシートを、屋根面上に、屋根とに隙間空間をおいて張設し、前記透孔から隙間空間の換気を可能とすると共に、シートの浮き上がりを防止したことを特徴とするものである。
本考案の屋根は、透孔が散在して形成されているシートを、屋根面上に、屋根と隙間をおいて張設したものであるため、屋根の上面を直射日光が照りつけて屋根が高温と成るのを防ぐ効果があり、屋根とシートとの間に形成された空間内を風(空気)が透孔からも出入りして換気して屋根を冷やす効果も期待でき、更にシートの浮き上がりを抑制し、バタついたりしてシートが破損するのを防止し、更にシートに溜まる雨水を透孔から排水する効果も有するのである。
斯かる作用効果を人為的又は機械的に行うもので無く、自然のままに行うものであって、ランニングコストを必要としない経済的効果も有するのである。
斯かる作用効果を人為的又は機械的に行うもので無く、自然のままに行うものであって、ランニングコストを必要としない経済的効果も有するのである。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の一実施の形態を示す屋根の平面図、図2及び図3は要部断面図であり、屋根1にシート2を張設した構成となっている。
屋根1は平屋根の瓦棒葺屋根であって、葺き板3のつなぎ目のキャップ4に取り付けた雪止め用金具5のアングル6に、シート2の周囲に設けた取り付け孔7、7・・を利用して鉤13、13・・・に引っ掛け、シート2を屋根1の面から浮かし、隙間8を設けて屋根1上に張設したものである。
また、シート2には透孔9、9・・が散設してある。
図1は本考案の一実施の形態を示す屋根の平面図、図2及び図3は要部断面図であり、屋根1にシート2を張設した構成となっている。
屋根1は平屋根の瓦棒葺屋根であって、葺き板3のつなぎ目のキャップ4に取り付けた雪止め用金具5のアングル6に、シート2の周囲に設けた取り付け孔7、7・・を利用して鉤13、13・・・に引っ掛け、シート2を屋根1の面から浮かし、隙間8を設けて屋根1上に張設したものである。
また、シート2には透孔9、9・・が散設してある。
シート2により、屋根1は直接太陽光線が当たらずに遮断されるため、屋根1自体の温度上昇を防止できる。
そして、屋根1とシート2とに隙間8の空間が形成されており、シート2に透孔9、9・・が設けてあるため、空気が屋根1のシート2の端部や透孔9から出入りして流通するものであるから、隙間8の空間内の空気が換気されて高温となるのを防止できると共に、屋根1自体の空冷作用も行い、また、シート2が風等で浮き上がり、バタついてシートが破損するのを防げるのである。
そして、屋根1とシート2とに隙間8の空間が形成されており、シート2に透孔9、9・・が設けてあるため、空気が屋根1のシート2の端部や透孔9から出入りして流通するものであるから、隙間8の空間内の空気が換気されて高温となるのを防止できると共に、屋根1自体の空冷作用も行い、また、シート2が風等で浮き上がり、バタついてシートが破損するのを防げるのである。
シート2は、各種織物布、ビニール布、ゴム素材等で引っ張り強さのあるものが望ましく、日除けシートと称する耐光・耐熱や防水などの各種加工を施したものや、寒冷紗を用いてもよい。
また、透孔9の形状及び大きさは任意なものを採択でき、散在の程度も太陽光が通過して屋根を高温化することと、換気流通との関係で適宜設計するものとなる。
また、透孔9の形状及び大きさは任意なものを採択でき、散在の程度も太陽光が通過して屋根を高温化することと、換気流通との関係で適宜設計するものとなる。
以上の説明は本考案の一実施の形態を示したものであり、同一の作用効果を得られる単なる設計の変更や常套手段による変形は本考案の実施態様に含まれるものである。
1 屋根
2 シート
3 葺き板
4 キャップ
5 雪止め用金具
6 アングル
7 取り付け孔
8 隙間
9 透孔
13 鉤
2 シート
3 葺き板
4 キャップ
5 雪止め用金具
6 アングル
7 取り付け孔
8 隙間
9 透孔
13 鉤
Claims (1)
- 透孔を散在して形成したシートを、屋根面上に、屋根とに隙間空間をおいて張設し、前記透孔から隙間空間の換気を可能とすると共に、シートの浮き上がりを防止したことを特徴とする屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009811U JP3129324U (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009811U JP3129324U (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 屋根 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006320126 Continuation | 2005-09-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3129324U true JP3129324U (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=43280288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006009811U Expired - Lifetime JP3129324U (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129324U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008196282A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-08-28 | Nakada Sangyo Kk | 屋根構造 |
WO2008114467A1 (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Sawaya Co., Ltd. | 屋根用遮断シート及びそれを用いた屋根 |
-
2006
- 2006-12-04 JP JP2006009811U patent/JP3129324U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008196282A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-08-28 | Nakada Sangyo Kk | 屋根構造 |
WO2008114467A1 (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Sawaya Co., Ltd. | 屋根用遮断シート及びそれを用いた屋根 |
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