JP4116481B2 - 金属板製広小舞、金属瓦屋根の軒先構造及び金属瓦屋根 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、屋根瓦、特に金属屋根瓦を用いて屋根を葺くとき好適に用いることができるに広小舞の構造に係り、また、この広小舞を用いて葺いた金属瓦屋根の軒先構造及び金属瓦屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属屋根は、軽量であって施工効率が高く、かつ色彩、形状の選択範囲が広いので一般住宅のほか、高層集合住宅や倉庫、工場にも広く利用されている。しかし、このような金属屋根は、伝熱性が高く、遮音性に劣るため、結露や夏季の高温、冬期の低温や騒音など多くの住環境上の問題を抱えており、そのさらなる普及のためにはこれらの問題を解決する必要がある。
【0003】
そのような問題を解決するために、特許文献1には、金属板の表面材および断熱性のある裏打材からなる屋根材において、前記裏打材の表面に軒から棟の方向に空気の流れが可能な複数の凹溝と、これにつながる水勾配方向に対し横方向の凹溝を軒側端に設けた屋根材が提案されている。
【0004】
このような手段によって、金属屋根あるいはその裏打材の裏側に空気の流れを作ることにより、前記の問題をある程度解決することが可能である。しかしながら、金属屋根の施工に当たっては、軒先の雨仕舞いのため、野地板を屋根板より軒側に出し、そこに広子舞と呼ばれる中間部材を介してスターター(唐草、軒先水切りとも呼ばれる)を取り付けている。この広子舞は、一般に木質のブロックで製作され、野地板の前面を広く覆う形状をしているため、前記特許文献1の手段によって、たとえば野地板と裏打材との間に空気の流れる換気通路を作っても軒先からこの換気通路に外気が十分流れ込まないという問題が生ずる。
【0005】
このような広子舞に関しては、たとえば特許文献2に凹部底面を有する略逆ハット型広子舞を屋根の野地板先端に取付固定することによって、概略逆ハット型広子舞の凹部底面と屋根材との間に空気通路を形成した小屋裏の換気構造が提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特許第2632458号公報
【特許文献2】
特開2001-349023号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献2による場合も、広子舞はその側面が野地板の前面を広く覆っているものであり、それを通して小屋裏に外気を導入するものであるために、先に述べた金属屋根あるいはその裏打材の裏側に設けた換気通路に外気を導入することは困難である。
【0008】
本発明は、かかる従来の広小舞に関する問題点を解決し、屋根、特に金属屋根あるいはその裏打材(断熱材)の裏側に設けた換気通路に外気を導入することが容易な金属板製広小舞を提案するものである。また本発明は、かかる金属板製広小舞を用いて金属屋根あるいはその裏打材の裏側に設けた換気通路に外気を導入することが容易な軒先構造及びさらに導入された外気を屋根頂部の換気棟から逸散させることができる金属瓦屋根を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の金属板製広小舞は、桁方向に延在する平坦な頂部と、該頂部から垂下した脚部と、該脚部に設けた野地板取り付け部とを有してなる金属板製広小舞であって、前記脚部には外気流通用開口部が設けられているものである。本発明を実施するに当たっては、金属板製広小舞を桁方向に延在する平坦な頂部と、該頂部の両側端から垂下した軒側脚部および棟側脚部と、該棟側脚部に設けた野地板取り付け部とを有し、前記軒側脚部及び棟側脚部には外気流通用開口部が設けられているものとするのが好適である。
【0010】
本発明の金属瓦屋根の軒先構造は、上記金属板製広小舞を備え、該広小舞の外気流通用開口部を金属屋根直下及び/又は野地板直上に形成された換気通路に通ずるようにしている。
【0011】
さらに、金属屋根直下及び/又は野地板直上に軒先から屋根頂部に至る換気通路を有し、該換気通路から流出する空気を屋根頂部の換気棟から逸散させる金属瓦屋根に前記軒先構造を利用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその代表的な実施例に基づき具体的に説明する。図1は、本発明において用いる金属瓦屋根の換気構造の断面構造を示す概要図、図4はその斜視図である。図2、図3は、それぞれ金属瓦屋根の軒先構造の詳細説明図、屋根頂部の代表的な構造の断面を示す説明図である。
【0013】
ここに示すように、金属瓦1が日照によって熱せられたときに軒先から外気が入るようにし、それを金属瓦屋根の裏側に設けた断熱材2と野地板3(その上にはルーフィング4が施されている)との間の換気通路19を通して屋根頂部に設けた換気棟20の内側21に導き、さらに排気口22を通してから熱気を外部に逃がすことができるようになっている。
【0014】
本発明では、軒先の構築のために用いる広小舞10を、その側面を通して外気を換気通路19に導くことができるものとしている。このような広小舞10は、図5及び図6に示されているように、屋根の桁方向に延在する頂部平坦部11と、該頂部平坦部11の両側端から垂下した軒側脚部12および棟側脚部13と、該棟側脚部13の端部に設けた野地板取り付け部15とを有し、その軒側脚部12及び棟側脚部13にそれぞれ外気流通用開口部14、16を設けたものとなっている。
【0015】
この金属製広小舞10の幅W、軒側脚部12及び棟側脚部13の高さH1、H2、さらにその長さLは、通常の木製あるいは金属製広小舞と同様金属屋根と野地板との取り合いを考慮して定めればよい。また、その材質は、風雨にさらされること、及び製作上の成形性を考慮してめっき鋼板とするのが適当であるが、銅板やステンレス鋼板等に代えることもできる。
【0016】
軒側脚部12及び棟側脚部13に設けた外気流通用開口部14、16の大きさは、前記換気通路19に十分な外気を流通させることができるものであればよく、屋根の設計条件を考慮して必要な住環境が得られるように適宜定めればよい。その形状は、本例では脚部の一部を切り欠いたものとなっているが、これに限られることなく、たとえば前記脚部12、13に適当な直径の円形通気孔を多数穿設したものとしてもよい。
【0017】
なお、上記金属板製広小舞は、鋼板等のプレス成形により一体物とすることにより製作するのが、経済的、効率的であるが、必要に応じて他の手段、たとえば溶接、あるいは締鋲類による緊結などを併用してもよい。
【0018】
上記金属板製広小舞10を金属屋根軒先に取り付ける場合の構造は、図2に例示するとおりである。ここでは、まず、野地板3の所定箇所に金属板製広小舞10を野地板取り付け部15によって、たとえば、ビスによって取り付ける。次いで、軒先スターター5および軒先吊子6を金属板製広小舞10と嵌合するように取りつける。
【0019】
この構造を取ることにより、外気は、図2に点線で示したように、軒先スターター5の裏面から金属板製広小舞10の軒側開口部14に入り、その棟側開口部16を抜けて野地板3と断熱材2の間に形成されている換気通路19に流れることができる。換気通路19を通る外気は、すでに図1に示したように、金属瓦を勾配方向、桁方向にに連ねてできた屋根の断熱材2の下を通って屋根頂部に至り、換気棟20の内側21、さらに排気口22から外部に逸散して排出される。これによって、日照時でも野地板3の温度は比較的低温に保たれ、建物の住環境の改善を図ることができる。
【0020】
以上、本発明の実施形態をその1実施例にしたがって説明したが、本発明は上記実施例に限られるものではない。たとえば、金属板製広小舞の形状を、桁方向に延在する平坦な頂部とからなるものとし、その脚部に外気流通用開口部を設けたものとすることができる。具体的には図7に示すように、広小舞の形状を断面H形鋼状とし、そのフランジ相当部の一方の面を本発明における頂部平坦部11、他の面を野地板取り付け部15とし、ウェブ相当部を脚部17とし、該脚部17に多数の円形の孔を設け、これを開口部18としてもよい。同様に図8に示すように断面溝形鋼状として本発明の金属板製広小舞とすることもできる。
【0021】
また、たとえば、金属瓦1と野地板3との間に設ける換気通路19は、上記実施例における断熱材2と野地板3の間のほかに、金属屋根1と断熱材2との間に設けてもよい。このような場合には、広小舞10の棟側脚部13に断熱材2と野地板3の間の換気通路に対応する位置に開口部が設けられればよい。
【0022】
また、換気棟20の構造も上記実施例に限定されず、公知の種々の構造のものを利用することができる。さらに、軒先スターター5と広小舞10の取り付け構造も上記実施例に限られず、たとえば、広小舞と軒先スターターを一体に構成したものとすることができる。要するに、広小舞の軒側脚部及び棟側脚部に設けられた開口部を通して外気が換気通路に十分送りこめるようになっていればよい。
【0023】
なお、本発明に係る金属製広小舞は上記説明に明らかなように、金属瓦屋根の構築に好適に利用できるが、それに限られるものではなく、たとえばスレート瓦下に換気通路を設ける場合にも利用することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明により広小舞を通して外気を金属屋根瓦と断熱材の間、あるいは断熱材と野地板との間に設けた換気通路に十分な外気を送り込めるようになる。これにより、野地板の温度上昇や結露を効果的に抑制することができ、住環境の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る金属瓦屋根の断面構造の概要図である。
【図2】 本発明に係る金属瓦屋根の軒先構造の断面構造を示す説明図である。
【図3】 屋根頂部の代表的な断面構造を示す説明図である。
【図4】 本発明に係る広小舞を用いた金属屋根の換気の状態を示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る広小舞の代表例の(a)平面図、(b)正面図、(c)背面図、(d)AA側面図である。
【図6】 本発明に係る広小舞の代表例の斜視図である。
【図7】 本発明に係る広小舞の形状をH形鋼状としたときの斜視図である。
【図8】 本発明に係る広小舞の形状を溝形鋼状としたときの斜視図である。
【符号の説明】
1:金属屋根
2:断熱材
3:野地板
4:ルーフィング
5:軒先スターター
6:軒先吊子
10:金属製広小舞
11:頂部平坦部
12:軒側脚部
13:棟側脚部
14:(軒側脚部の)開口部
15:(棟側脚部の端部の)野地板取り付け部
16:(棟軒側脚部の)開口部
17:脚部
18:開口部
19:換気通路
20:換気棟
21:換気棟の内側
22:排気口
Claims (4)
- 桁方向に延在する平坦な頂部と、該頂部から垂下した脚部と、該脚部に設けた野地板取り付け部とを有してなる金属板製広小舞であって、
前記脚部には外気流通用開口部が設けられていることを特徴とする金属板製広小舞。 - 桁方向に延在する平坦な頂部と、該頂部の両側端から垂下した軒側脚部および棟側脚部と、該棟側脚部に設けた野地板取り付け部とを有してなる金属板製広小舞であって、
前記軒側脚部及び棟側脚部には外気流通用開口部が設けられていることを特徴とする金属板製広小舞。 - 請求項1又は2記載の金属板製広小舞を備え、該広小舞の外気流通用開口部を金属屋根直下及び/又は野地板直上に形成された換気通路に通ずるようにしてなることを特徴とする金属瓦屋根の軒先構造。
- 金属屋根直下及び/又は野地板直上に軒先から屋根頂部に至る換気通路を有し、該換気通路から流出する空気を屋根頂部の換気棟から逸散させる金属瓦屋根において、
前記軒先には請求項3の金属瓦屋根の軒先構造を有することを特徴とする金属瓦屋根。
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2003
- 2003-03-17 JP JP2003072637A patent/JP4116481B2/ja not_active Expired - Lifetime
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