JP2007076671A - ラベル装着システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ラベル基材をセットするとき、作業を容易に行うことのできるラベル装着システムを提供する。
【解決手段】ラベル基材搬送装置3による供給路の途中に設けられ、ラベル基材Sの予め設定されたマークMを検出するマークセンサ26と、ラベル基材Sの、ラベル生成手段によってラベル基材Sが切断され、基準位置からマークセンサ26までのアドレス長Aとラベル基材Sのラベル長Cとを設定する操作表示装置75と、ラベル基材Sがラベル基材搬送装置3に対して配置され、操作表示装置75によって設定されたアドレス長A及びラベル長Cとに基づいて、ラベル基材Sを、マークセンサ26によってマークMが検出された地点から、回転刃28の切断位置に一致する地点まで移動させ、複数のボトルBがそれぞれラベル装着開始位置K2に供給されるタイミングとラベル生成装置4の切断タイミングとを整合させラベル装着システムを起動する制御装置61とを備える。
【選択図】図10

Description

本願発明は、長尺状のラベル基材から切断されて生成されるラベルを被装着部材(例えばPETボトル等の容器)の表面に装着するためのラベル装着システムに関するものである。
図12は、従来のラベル装着システムの概略図である(例えば特許文献1参照)。図13は、後述するラベル生成装置、ラベル搬送装置及びラベル受渡装置の概略構成を示す図である。
特許第3437077号公報
このラベル装着システムは、例えばPETボトルの表面に、そのボトル内に注入される飲料等の名称を表すシュリンクラベルを装着するものである。ラベル装着システムは、後述するラベル装着装置82に対してボトルBを供給するためのボトル供給装置81と、ボトル供給装置81によって供給されたボトルBにラベルLを装着するためのラベル装着装置82と、長尺状のラベル基材Sを繰り出して後述するラベル生成装置84に供給するラベル基材搬送装置83と、長尺状のラベル基材Sを切断して単体のラベルLを生成するラベル生成装置84(図13参照)と、ラベル生成装置84によって生成されたラベルLを吸着しながら下方に搬送するラベル搬送装置85(図13参照)と、ラベル搬送装置85からラベルLを受け取り、ラベル装着装置82に受け渡すラベル受渡装置86と、ラベルLが装着されたボトルBを下流工程に搬送するためのボトル搬送装置87とによって大略構成されている。
なお、図12は平面図であり、図13は側面図である。図12においては、ラベル基材搬送装置83によって略水平方向に搬送されるラベル基材Sは、紙面に対して垂直方向からラベル受渡装置86に搬送される構成となっている。ラベル基材Sが供給される供給路の途中には、図示しない折変装置が設けられている。この折変装置は、ボトルBにラベルLが装着される際にラベルLを筒状にして開きやすくするために、基材繰出部88(図12参照)から繰り出されたシート状のラベル基材Sを折り変えらせることでその折り畳み位置を変化させるものである。
この折変装置によって折り変えられたラベル基材Sは、図13に示すように、送りローラ89及び従動ローラ90によって構成されるラベル基材搬送装置83によって搬送される。ラベル基材搬送装置83によって搬送されたラベル基材Sは、回転刃91及び固定刃92によって構成されるラベル生成装置84によって切断されてラベルLとして生成される。
生成されたラベルLは、図示しないフィードモータ、このフィードモータの駆動によって回転されるプーリ93、そのプーリ93に掛け渡される無端状のフィードベルト94、及び図示しない吸引装置によって構成されるラベル搬送装置85に受け渡され、ラベル搬送装置85によって、吸引されながらフィードベルト94上に保持されて順次下方に搬送される。そして、ラベルLは、ラベル受渡位置K6においてラベル受渡装置86のテイクアップ部材95に受け取られ、テイクアップ部材95によって吸着されながらラベル装着装置82に順次受け渡される。
ラベル装着装置82に受け渡されたラベルLは、図12に示すように、ボトル供給装置81に供給されたボトルBに装着される。ラベルLが装着されたボトルBは、ラベル装着装置82からボトル搬送装置87によって下流工程に向けて搬送される。
このラベル装着システムにおいては、ラベル装着装置82によって複数のボトルBがそれぞれラベル装着開始位置K2(図12参照)に供給されるタイミングを基準にして、ラベル生成装置84が予め設定された切断タイミングでラベル基材Sを繰り返し切断するようになっている。
ここで、ラベル基材Sは、ボトルBに装着される略筒状のラベルLが連続的に繋がったものである。ラベル基材Sは、基材繰出部88においては略シート状に折り畳まれた状態で例えば図示しない基材リールに巻回されている。
このラベル装着システムにおいては、一つの基材リールに巻回されているラベル基材Sについて、ラベル基材Sを構成する全てのラベルLが生成されると、新たに新規の基材リールに巻回されているラベル基材Sをこのラベル装着システムにセット(配置)する必要がある。あるいは、例えば異なる品種のシュリンクラベル(大きさの異なるラベル等)をボトルBに装着する場合、品種の異なるシュリンクラベルのラベル基材Sを新たにこのラベル装着システムにセットする必要がある。
従来、ラベル基材Sをラベル装着システムにセットする作業は、作業者による手作業で行われていた。すなわち、ラベル基材Sをラベル装着システムにセットする場合、ラベル基材Sを基材リールから繰り出し、それをラベル基材搬送装置83の送りローラ89と従動ローラ90との間に挟み込み、ラベル基材Sの隣り合うラベルLの間の切断位置をラベル生成装置84の基材切断位置K5(図13参照)に一致させる。
ところが、上記作業のうち、特に隣り合うラベルLの間の切断位置をラベル生成装置84の基材切断位置K5に一致させる作業は、高い精度が必要とされる。すなわち、切断位置を一致させるとき、少しの誤差があると、図14に示すように、ラベル基材Sの切断位置が微妙にずれてくる。
図14(a) は、ラベル基材Sが正規の位置で切断された場合を示し、図14(b) は、ラベル基材Sの切断位置がずれた場合を示している。ラベル基材Sは、詳細には飲料等の名称を表すデザイン部Dと、隣り合うデザイン部Dとの間に設けられたクリア部CLとが交互に連続して形成されたものであり、クリア部CLのほぼ中央が正規の切断位置(図14(a)の一点鎖線参照)として設定されている。図14(b) に示すように、ラベル基材Sの切断位置がずれると、切断されたラベルLがボトルBに装着されるとき、デザイン部Dが正規の位置に対してずれて装着されることになり、ラベルLがずれた不良ボトルを生成してしまうことがある。
そのため、ラベル基材Sをラベル装着システムにセットする作業は、上記のような不具合を可及的に生じさせないようにするため、より慎重に行う必要がある。したがって、上記作業は、作業者にとっては手間でありかつ煩わしいものとなっていた。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ラベル装着システムに対してラベル基材をセットするとき、その作業を容易に行うことのできるラベル装着システムを提供することを、その課題とする。
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明に係るラベル装着システムは、所定の間隔で配列された複数の被装着部材を順次所定のラベル装着開始位置に供給する被装着部材供給手段と、複数のラベルが一列に配列され、所定の供給経路に配置されたラベル基材を供給するラベル基材供給手段と、前記ラベル基材供給手段によって供給されたラベル基材を、前記複数の被装着部材がそれぞれ前記ラベル装着開始位置に供給されるタイミングを基準にして、予め設定された所定の切断タイミングで所定の切断器を用いて繰り返し切断することにより前記各被装着部材に対するラベルを生成するラベル生成手段と、前記ラベル生成手段によって生成された各ラベルを下流の所定位置に搬送するラベル搬送手段と、前記ラベル装着開始位置で前記ラベル搬送手段によって搬送された各ラベルを受け取り、前記被装着部材供給手段により当該ラベル装着開始位置に順次供給される被装着部材に対して装着処理を行うラベル装着手段と、を備えたラベル装着システムであって、前記ラベル基材供給手段による供給路の途中に設けられ、前記ラベル基材の各ラベル内の予め設定された基準位置を検出する検出手段と、前記ラベル基材における、前記ラベル生成手段によって前記ラベル基材が切断されるときの、前記基準位置から前記検出手段までの基準距離を設定する基準距離設定手段と、前記ラベル基材のラベルの長さを設定するラベル長さ設定手段と、前記ラベル基材が前記ラベル基材供給手段に対して配置されるとき、前記基準距離設定手段によって設定された基準距離と、前記ラベル長さ設定手段によって設定されたラベルの長さとに基づいて、前記ラベル基材を、前記検出手段によって前記基準位置が検出された地点から、前記ラベル基材の切断位置が前記切断器の切断位置に一致する地点まで移動させる移動手段と、前記移動手段によって前記ラベル基材が移動された後、前記複数の被装着部材がそれぞれ前記ラベル装着開始位置に供給されるタイミングと前記ラベル生成手段の切断タイミングとを整合させてこのラベル装着システムを起動する起動手段と、を備えたことを特徴としている(請求項1)。
この構成によれば、ラベル基材をラベル基材供給手段に対して配置するとき、基準距離設定手段によって設定された基準距離と、ラベル長さ設定手段によって設定されたラベルの長さとに基づいて、ラベル基材を、検出手段によって基準位置が検出された地点から、ラベル基材の切断位置が切断器の切断位置に一致する地点まで移動され、この移動後、複数の被装着部材がそれぞれラベル装着開始位置に供給されるタイミングとラベル生成手段の切断タイミングとを整合されてこのラベル装着システムが起動される。そのため、作業者は、基準距離とラベルの長さとを設定すれば、ラベル基材が自動でラベル基材供給手段の所定位置に配置され、その後、ラベル装着システムが起動されるので、作業者によるラベル基材をセットする作業が大幅に簡略化することができ、利便性の高いラベル装着システムを提供することができる。
また、上記ラベル装着システムにおいて、前記移動手段によって前記ラベル基材が移動された後、前記起動手段によってこのラベル装着システムが起動される前に、前記ラベル生成手段の前記切断器を個別的に動作させ、前記ラベル基材を切断する切断器駆動手段をさらに備えるとよい(請求項2)。
また、上記ラベル装着システムにおいて、前記切断器駆動手段によって前記切断器を駆動させた後、前記ラベル搬送手段を個別的に動作させ、生成されたラベルを搬送するラベル搬送駆動手段をさらに備えるとよい(請求項3)。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本願発明に係るラベル装着システムの概略構成を示す図である。図2は、後述するラベル基材搬送装置3、ラベル生成装置4、及びラベル搬送装置5の構成を示す図である。
図1は、本願発明に係るラベル供給システム及びラベル装着システムの概略構成を示す図である。図2は、後述するラベル基材搬送装置3、ラベル生成装置4、及びラベル搬送装置5の構成を示す図である。
このラベル装着システムは、例えばPETボトルの表面に、そのボトル内に注入される清涼飲料水等の名称を表すシュリンクラベルを装着するものである。このラベル装着システムでは、水平面内で多数のボトルBを一列に配列して搬送する一方、多数のラベルLが一定の間隔で印刷された長尺状のラベル基材Sを繰り出しながら各ラベルLに切断し、そのラベルLをボトルBの搬送経路に順次搬送し、その搬送経路上の所定の位置で各ボトルBに各ラベルLを装着するようになっている。
ラベル装着システムは、図1及び図2に示すように、後述するラベル装着装置2に対してボトルBを供給するためのボトル供給装置1と、ボトル供給装置1によって供給されたボトルBにラベルLを装着するためのラベル装着装置2と、長尺状のラベル基材Sを繰り出して後述するラベル生成装置4に向けて搬送するラベル基材搬送装置3と、ラベル基材搬送装置3から供給された長尺状のラベル基材Sを切断することによりラベルLを生成するラベル生成装置4(図2参照)と、ラベル生成装置4によって生成されたラベルLを吸着しながら下方に搬送するラベル搬送装置5(図2参照)と、ラベル搬送装置5からラベルLを受け取り、ラベル装着装置2に受け渡すラベル受渡装置6と、ラベルLが装着されたボトルBを下流工程に搬送するためのボトル搬送装置7とによって大略構成されている。
なお、図1は平面図であり、図1においては、ラベル基材搬送装置3により略水平方向に搬送されるラベル基材Sは、ラベル受渡装置6に対して紙面の垂直方向から搬送される構成となっている(図2参照)。また、ラベル基材Sが供給される供給路の途中には、図示しない折変装置が設けられている。この折変装置は、ボトルBにラベルLが装着される際にラベルLを筒状にして開きやすくするために、基材繰出部22(図1参照)から繰り出されたシート状のラベル基材Sを折り変えらせることでその折り畳み位置を変化させるものである。
通常、一つの基材リール(図示せず)に巻回されているラベル基材Sについて当該ラベル基材Sを構成するラベルLが全て生成されると、新たに新規の基材リールに巻回されているラベル基材Sがこのラベル装着システムにセット(配置)される。あるいは、例えば異なる品種のシュリンクラベル(大きさの異なるラベル等)をボトルBに装着する場合、品種の異なるシュリンクラベルのラベル基材Sが新たにこのラベル装着システムにセットされる。
本実施形態においては、上記ラベル基材Sがラベル装着システムにセットされるとき、ラベル基材Sが基材切断位置K5に自動で移動されるのであるが(このときの動作制御を以下「カット位置合わせ制御」という)、このカット位置合わせ制御では、上記ラベル基材搬送装置3、ラベル生成装置4、及びラベル搬送装置5が、通常の運転動作形態と異なる動作形態で駆動される。以下では、主として通常の運転動作形態を説明し、カット位置合わせ制御における動作形態については、その都度説明する。
ボトル供給装置1は、複数の中空のボトルBを搬送してラベル装着装置2に供給するものである。ボトル供給装置1は、コンベア11、スクリューコンベア12(以下、単に「スクリュー12」という。)及びスターホイール13からなる。
コンベア11は後述する搬送モータ64によって駆動され、スクリュー12は後述する主軸16に連結されて駆動され、複数のボトルBを搬送する。具体的には、コンベア11は、多数のボトルBを一列に並べて搬送する機能を果たし、スクリュー12は、コンベア11によって搬送される多数のボトルB(これらのボトルBの間隔は必ずしも一定ではない)の間隔を所定の間隔(スターホイール13の周縁に形成されたボトルBを保持するための複数の凹部13aの間隔に相当)に調整する機能を果たす。
スターホイール13は、ラベル装着装置2の後述する主軸16と同期して回転し、外周部において複数のボトルBを等間隔で保持しながらラベル装着装置2に受け渡す。具体的には、スターホイール13は、コンベア11及びスクリュー12によって搬送された各ボトルBをボトル保持用の各凹部13aで保持してラベル装着装置2に搬送する機能を果たす。
ラベル装着装置2は、ボトル供給装置1から供給されたボトルBを保持しながら、それらを周方向に搬送するとともに、搬送途中においてラベル受渡装置6からラベルLを受け渡され、受け渡されたラベルLをボトルBに嵌挿し、ラベルLが装着されたボトルBをボトル搬送装置7に受け渡すものである。
ラベル装着装置2は、ボトルBを保持するための図示しない複数のラベル装着ヘッドと、複数のラベル装着ヘッドを放射状に一定間隔(この間隔はスターホイール13の各部13aの間隔と略同一である)で取り付けられた主軸16とを有している。ラベル装着ヘッドは、後述する主軸モータ62によって主軸16が回転されることにより回転される。なお、ラベル装着ヘッドの回転速度は、後述する上位制御装置60によって制御され、ボトルBの生産量に応じて変化可能とされている。ラベル装着ヘッドには、図示しないラベル嵌挿部が設けられている。ラベル嵌挿部は、ラベル受渡装置6によって受け渡されたラベルLをボトルBに上方から嵌挿する(図1では紙面に垂直な手前側から紙面上に向かう方向で嵌挿する)ものである。
ラベル装着装置2は、ボトル受渡位置K1(図1参照)においてボトル供給装置1から供給されたボトルBを、ラベル装着ヘッドに保持しながら周方向に搬送する。ラベル装着装置2は、ラベル受渡装置6からラベル受渡位置K2においてラベルLを受け取り、その受け取ったラベルLをラベル装着位置K3において、ラベル嵌挿部によりボトルBに装着する。そして、ラベル装着装置2は、受渡位置K4において、ラベルLが装着されたボトルBをボトル搬送装置7に受け渡す。
ボトル搬送装置7は、ボトルBに装着されたラベルLを熱収縮させるための図示しない加熱装置に、ラベルLが装着されたボトルBを搬送するためのものである。ボトル搬送装置7は、スターホイール18及びコンベア20からなる。ラベル装着装置2に対して、ボトル供給装置1をボトルBの入力側とすると、ボトル搬送装置7はボトルBの出力側となる。
スターホイール18は、ラベル装着装置2の主軸16と同期して回転し、ラベル装着装置2のラベル装着ヘッドから受け渡されたボトルBを等間隔で保持して(スターホイール13の周縁に形成されたボトル保持用の凹部18aで保持して)コンベア20に向けて搬送する。コンベア20は後述する搬送モータ66によって駆動され、スターホイール18から搬送されたボトルBを加熱装置に向けて搬送する。
ラベル基材Sは、図3に示すように、ボトルBに装着される略筒状のラベルLが連続的に繋がったものである。ラベル基材Sは、基材繰出部22(図1参照)においては略シート状に折り畳んだ状態で例えば図示しない基材リールに巻回されている。なお、以下の説明では、ラベル基材Sの状態で繋がっているラベルLと、切断されたラベルLとを区別するために、ラベル基材Sの状態で繋がっているラベルLを「デザインラベルDL」と称することにする。
ラベル基材Sは、デザインラベルDLが連続的に繋がった構成とされ、デザインラベルDLは、ボトルBの名称等を表すためのデザイン部Dと、例えば透明のクリア部CLとによって構成されている。ラベル基材Sは、通常、クリア部CLのほぼ中央(図3の一点鎖線参照)で切断されることにより、複数のラベルLに生成される。なお、両端のクリア部CLの中央において切断されたときのデザインラベルDLの長さを、以下、「カット長」(図3のC参照)と称することにする。
デザインラベルDL内の適所には、それごとに例えば矩形状のマークMが形成されている。このマークMは、後述するマークセンサ26によって検出されるものであり、ラベル生成装置4によってラベル基材Sが切断されるときの基準位置となるものである。なお、マークMとしては、矩形状のものに代えて、デザインラベルDL内に描かれたデザインの形状、文字若しくは記号等、又はそれらの一部(例えば形状の一部)が用いられてもよい。また、マークMの形成位置は、デザインラベルDL内において図3に示す位置に限るものではなく、デザインラベルDLの中央付近や右端付近に形成されてもよい。
ラベル基材搬送装置3は、基材繰出部22から繰り出された長尺状のラベル基材Sを所定の速度で連続的に送り出すものである。ラベル基材搬送装置3は、図2に示すように、後述する送りモータ68によって駆動される送りローラ23と、この送りローラ23との間に略シート状に折り畳まれたラベル基材Sを挟み込む従動ローラ24とから構成されている。送りモータ68は、後述する制御装置61によって回転制御される。両ローラ23,24によって挟み込まれたラベル基材Sは、送りローラ23の回転によって所定速度で送り出され、それらの下方に設けられたラベル生成装置4の回転刃28(後述)における基材切断位置K5(図2参照)に供給される。
本実施形態におけるラベル基材搬送装置3は、カット位置合わせ制御が行われるとき、通常の運転動作と異なる動作で駆動される。具体的には、ラベル基材Sが通常の運転動作における搬送速度に対して比較的遅い搬送速度で搬送されるように駆動される。
ラベル基材搬送装置3の供給経路の途中には、マークセンサ26が設けられている(図2参照)。マークセンサ26は、各デザインラベルDL内に設けられたマークMを検出するためのものである。マークセンサ26は、例えばマークMの有無を光学的に検出するものであり、反射型のものあるいは透過型のものが用いられる。マークセンサ26の検出結果は、後述する制御装置61に出力され、制御装置61において、各デザインラベルDL内のマークMを検出した検出タイミングが認識されるようになっている。
ラベル生成装置4は、ラベル基材搬送装置3によって供給されたラベル基材Sを所定長さに順次切断することにより複数のラベルLを生成するものである。ラベル生成装置4は、基材切断位置K5に固定設置された固定刃27と、後述する回転刃モータ71によって駆動される回転刃28とによって構成されている。回転刃モータ71は、後述する制御装置61によってその回転が制御され、上記送りローラ23とその回転速度の同期がとられている。回転刃28は、1回転する毎に、ラベル基材搬送装置3によって連続的に送り出されるラベル基材Sを順次切断することで、所定長さのラベルLを順次生成する。
例えば、回転刃28が1回転する時間をt[秒]、送りローラ23及び従動ローラ24によって搬送されるラベル基材Sの搬送速度をV[cm/秒]とすると、ラベル基材Sは、V・t[cm]単位で切断されることになる。したがって、ラベル基材Sに一列に配列印字された多数のラベルLの長さをZ[cm]とすると、ラベル基材Sの先頭の切断位置を併せ、Z/tの搬送速度でラベル基材Sを搬送すれば、時間t[秒]毎にラベル基材Sが長さZ[cm]単位で切断されることになり、これにより各ラベルLが順次生成されることになる。
本実施形態におけるラベル生成装置4は、カット位置合わせ制御が行われるとき、回転刃28が他の装置の駆動動作とは個別的に独立して回転駆動され、ラベル基材Sを切断する動作を行う(詳細は後述)。
ラベル搬送装置5は、ラベル生成装置4によって生成されたラベルLを、下方に位置するラベル受渡位置K6(図1及び図2参照)に順次搬送するものである。ラベル搬送装置5は、基材切断位置K5近傍及びラベル受渡位置K6にそれぞれ設けられたガイドローラ30と、後述するフィードモータ73の駆動によって回転されるプーリ31と、そのプーリ31に掛け渡される2本のフィードベルト32と、このフィードベルト32にラベルLを吸引保持させる吸引機構部33と、ラベルLをその下端から上端にわたってフィードベルト32に順次密着させることで吸引機構部33によるフィードベルト32へのラベルLの吸引保持動作を補助する吸引補助部34とによって構成されている。
2本のフィードベルト32は、テンションローラ36によって一定の張力が付与され、フィードモータ73の回転駆動によって、基材切断位置K5近傍とラベル受渡位置K6との間を、ラベル基材搬送装置3によるラベル基材Sの供給速度より速い速度で循環移動する。
フィードベルト32は、図4に示すように、搬送しようとするラベルLの幅よりも狭い間隔で上下方向に平行に配置されており、各フィードベルト32にはその幅方向の中央部に長手方向に沿って多数の吸引孔32aが一定間隔で形成されている。
吸引機構部33は、ガイドローラ30,30間に各フィードベルト32に沿ってそれぞれ配置された吸引室38と、この吸引室38に形成された接続口38aに図示しないチューブ等を介して接続されるコンプレッサ等の吸引装置77(後述)とから構成されている。各吸引室38のフィードベルト32との接触面には、吸引口38bが開放されている。
吸引補助部34は、ラベルLの搬送経路を挟んで、各フィードベルト32に対向するように設けられており、2個一対の押圧ローラ40、2個のガイドローラ41a,41b、及び図示しないモータの駆動によって回転されるプーリ42に掛け渡されるベルト43と、このベルト43に張力を与えるためのテンション付与機構部44とから構成されている。プーリ42により駆動されるベルト43は、フィードベルト32の移動速度と同一速度で循環移動するように設定されている。押圧ローラ40は、基材切断位置K5から送られてくるラベルLをフィードベルト32に密着させるために、ベルト43を介してラベルLをフィードベルト32側に押圧するものである。
本実施形態におけるラベル搬送装置5は、カット位置合わせ制御が行われるとき、通常の運転動作と異なる動作で駆動される。具体的には、ラベル基材Sが通常の運転動作における搬送速度に対して比較的遅い搬送速度で搬送されるように駆動され、カット位置合わせ制御におけるラベル搬送装置5によるラベルLの搬送速度は、ラベル基材搬送装置3によるラベル基材Sの搬送速度と略同一とされる。
なお、ラベル搬送装置5は、ラベルLを上下方向に搬送するものに限らず、略水平方向に搬送するものであってもよい。この場合、ラベル装着装置2の構成は、略水平方向に沿ってボトルBが搬送される構成に代えて、略鉛直方向に沿ってボトルBが搬送される構成とされてもよい。また、ラベル搬送装置5は、ラベルLを吸着して搬送するものに限らず、例えばラベルLを図示しない挟持装置で挟み込むようにして搬送されてもよい。
ラベル受渡装置6は、ラベル搬送装置5によってラベル受渡位置K6に搬送されたラベルLを受け取り、図1に示すラベル装着装置2のラベル受渡位置K2に受け渡すためのものである。
ラベル受渡装置6は、ラベルLを吸着保持する複数のテイクアップ部材46と、それらを放射状に支持する回転軸47とを備えている。テイクアップ部材46は、図5(a) に示すように、上下方向に延びた基部48と、基部48から左右方向に延出された複数のアーム部49とを有している。テイクアップ部材46は、その表面に吸引口46aが形成され、吸引口46aは、後述する吸引装置78に接続されている。テイクアップ部材46は、図5(b) に示すように、受け取ったラベルLをこの吸引装置78による吸引力によって吸引しながら搬送する。
ラベル受渡装置6の回転軸47(図1参照)は、後述する上位制御装置60によってラベル装着装置2の主軸16に図示しないギアを介して連結されており、この主軸16と連動かつ同期して回転される。テイクアップ部材46は、回転軸47が回転駆動されることにより、図2に示すように略水平方向に移動されて、ラベル受渡位置K6においてラベルLを順次受け取るようになっている。
通常のシステム運転時においては、ラベル搬送装置5によってフィードベルト32のラベル受渡位置K6にラベルLが搬送されるタイミングと、テイクアップ部材46によってラベルLを受け取るタイミングとが一致するように設定されている。つまり、ラベル搬送装置5によってラベル受渡位置K6にラベルLが搬送されたタイミングで、テイクアップ部材46がラベルLを順次受け取るようになっている。
テイクアップ部材46によって移動されるラベルLは、図1に示すラベル受渡位置K2においてラベル装着装置2に受け渡される。ラベル装着装置2のラベル装着ヘッドには、図6(同図は上から見た図)に示すように、テイクアップ部材46によって移動されるラベルLを受け取るための受取部50が設けられている。受取部50は、先端に把持部51,51が取り付けられた開閉可能な一対の揺動アーム52,52と、揺動アーム52,52を開閉させる開閉装置53と、把持部51,51に把持されるラベルLを吸引するための図示しない吸引装置とによって構成されている。なお、図6(a) は、ラベルLを把持部51が把持した状態を示し、図6(b) は、シート状のラベルLを筒状に開口した状態を示している。
把持部51は、図7(同図は横から見た図)に示すように、上下方向に延びた基部54と、基部54から略水平方向に延びた複数の把持アーム部55とによって構成されている。受取部50は、テイクアップ部材46によって片面が吸引保持された状態で搬送されたラベルLを、ラベル受渡位置K2において、図6に示すように、把持アーム部55がテイクアップ部材46のアーム部49と互いに離間しつつ交互に組み合わされる状態となりながら、ラベルLを把持することにより受け取る。受取部50によって開口されたラベルLは、図1に示すラベル装着位置K3において、ラベル嵌挿部によってボトルBに対して上方から嵌挿されるようになっている。なお、ラベルLは、ラベル受渡装置6が用いられずに、ラベル搬送装置5から直接的にラベル装着装置2に受け渡されるようにしてもよい。
図8は、ラベル装着システムの電気的構成を示すブロック図である。このラベル装着システムは、上位制御装置60及び制御装置61を備えており、上位制御装置60には、制御装置61が接続され、上位制御装置60及び制御装置61の間では、ラベル装着動作に関するデータ及び制御信号等が互いに入出力される。
上位制御装置60は、このラベル装着システムを統括的に制御する装置である。上位制御装置60には、ラベル装着装置2の主軸16を回転させるための主軸モータ62を駆動するインバータ63が接続されている。上位制御装置60は、主軸モータ62を回転駆動させるための制御信号をインバータ63に出力すると、インバータ63から主軸モータ62に対して駆動信号が出力され、これにより、主軸モータ62が回転駆動され、主軸16及びスクリュー12が回転される。
また、上位制御装置60には、ボトル供給装置1のコンベア11を動作させるための搬送モータ64を駆動するインバータ65が接続されている。上位制御装置60は、コンベア11を動作させるための制御信号をインバータ65に出力すると、インバータ65から搬送モータ64に対して駆動信号が出力され、これにより、搬送モータ64が回転駆動され、コンベア11がラベル装着装置2に向けてボトルBを搬送する。
上位制御装置60には、ボトル搬送装置7のコンベア20を動作させるための搬送モータ66を駆動するインバータ67が接続されている。上位制御装置60は、コンベア20を動作させるための制御信号をインバータ67に出力すると、インバータ67から搬送モータ66に対して駆動信号が出力され、これにより、搬送モータ66が回転駆動され、コンベア20がボトルBを図示しない加熱装置に向けて搬送する。
上位制御装置60は、主軸モータ62、搬送モータ64,66の回転速度を変化させることが可能とされ、これらの回転速度が変化されることにより、ボトルBの供給速度を変化させることができる。なお、ラベル受渡装置6の回転軸47は、主軸モータ62によって回転される主軸16と連動して回転されるため、上位制御装置60によって主軸16の回転速度が変化すると、それに同期して回転軸47の回転速度も変化する。
上位制御装置60には、フィードベルト32にラベルLを吸引保持させるための吸引装置77が接続されている。吸引装置77は、制御装置61からの制御信号によって制御される。
上位制御装置60には、テイクアップ部材46がラベルLを吸引するための吸引装置78が接続されている。吸引装置78は、制御装置61からの制御信号によって制御される。
制御装置61は、図示しないマイクロコンピュータを備えており、上位制御装置60からの指令及び予め記憶された動作プログラムに基づいて、ラベル基材搬送装置3の送りローラ23、ラベル生成装置4の回転刃28、及びラベル搬送装置5のプーリ31の各動作を制御するものである。制御装置61には、各種のデータを記憶するための図示しないメモリが備えられている。
制御装置61は、カット位置合わせ制御が行われるとき、送りローラ23、回転刃28、及びプーリ31の各動作を制御し、通常の運転動作時と異なる動作を送りローラ23、回転刃28、及びプーリ31に行わせる。
制御装置61には、上位制御装置60に接続されたインバータ63が接続されており、インバータ63から図示しない主軸エンコーダの検出信号を入力することにより、ラベル装着装置2のラベル装着ヘッドの回転位置を常時把握している。すなわち、上記主軸エンコーダは、1本のボトルBがラベル装着装置2によって搬送され現在の位置から一つ前のボトルBの位置に移動するまでの期間において所定の基準パルス群(例えば5000パルス)を制御装置61に対して出力している。制御装置61は、この基準パルス群に基づいて、回転刃28がラベル基材Sを切断するタイミングを決定し、回転刃モータ71を制御する。また、制御装置61は、主軸エンコーダの検出信号を入力することにより、ラベル受渡装置6のテイクアップ部材46の回転位置を常時把握している。
制御装置61には、送りローラ23を回転駆動するための送りモータ68を制御するサーボアンプ69が接続されている。制御装置61は、送りローラ23を回転動作させるための制御信号をサーボアンプ69に出力すると、サーボアンプ69から送りモータ68に対して駆動信号が出力され、これにより、送りモータ68が回転駆動され、送りローラ23が回転する。また、制御装置61には、送りモータ68に取り付けられたパルスエンコーダ70の検出信号が入力される。
制御装置61には、回転刃28を回転駆動するための回転刃モータ71を制御するサーボアンプ72が接続されている。制御装置61は、回転刃28を回転動作させるための制御信号をサーボアンプ72に出力すると、サーボアンプ72から回転刃モータ71に対して駆動信号が出力され、これにより、回転刃モータ71が回転駆動され、回転刃28が回転する。また、制御装置61には、回転刃モータ71に取り付けられたパルスエンコーダ76が接続されており、パルスエンコーダ76の検出信号がサーボアンプ72を介して入力される。
制御装置61には、フィードベルト32が掛け渡されたプーリ31を回転駆動するためのフィードモータ73を制御するサーボアンプ74が接続されている。制御装置61は、プーリ31を回転動作させるための制御信号をサーボアンプ74に出力すると、サーボアンプ74からフィードモータ73に対して駆動信号が出力され、これにより、フィードモータ73が回転駆動され、プーリ31が回転してフィードベルト32が循環移動される。また、制御装置61には、フィードモータ73に取り付けられたパルスエンコーダ79が接続されており、パルスエンコーダ79の検出信号が入力される。
制御装置61には、マークセンサ26が接続されており、マークセンサ26の出力信号が入力される。制御装置61は、マークセンサ26からの出力信号により、マークセンサ26が、ラベル基材Sの供給経路上におけるラベル基材SのマークMを検出したタイミングを認識するようになっている。
制御装置61には、作業者がラベル装着動作に関する各種の設定を行ったり、ラベル装着動作の状態を表示したりするための操作表示装置75が接続されている。操作表示装置75は、操作表示画面となる部分がいわゆるタッチパネルと、そのタッチパネルの背面に設けられた表示部とによって構成されており(いずれも図示せず)、例えば作業者がタッチパネルを通じて所定の操作を行うと、それに応じた操作信号が制御装置61に出力される。また、操作表示装置75には、制御装置61からの表示データが入力され、表示部にその表示データに応じた表示内容が表示される。
図9は、操作表示装置75の表示部に表示される画面の一例を示す図である。操作表示装置75の表示画面には、図8に示すように、上述したカット長C(図3参照)を設定するための第1数値設定部75aと、後述するアドレス長Aを設定するための第2数値設定部75bと、第1数値設定部75a及び第2数値設定部75bに表示された数値をデフォルト値に戻すための変更取消スイッチ75cと、第1数値設定部75a及び第2数値設定部75bに表示された表示値を入力確定するための入力確定スイッチ75dとが設けられている。
ここで、カット長Cとは、図3及び図10(b) に示すように、ラベル基材Sが隣り合う2つのクリア部CLの中央において切断されたときのラベルLの長さのことである。また、アドレス長Aとは、図10(b)に示すように、回転刃28によってラベル基材Sが切断されるときの、デザインラベルDLに設けられているマークMとマークセンサ26の検出位置(同図のM0参照)との距離Aのことをいい、本願でいう基準距離に相当するものである。
図10(a) は、マークセンサ26によってデザインラベルDL上のマークMが検出されるときの状態を示すものである。本実施形態では、カット位置合わせ制御において、ラベル基材Sを、図10(a) に示す状態からカット長Cとアドレス長Aとの差、すなわち「カット長C−アドレス長A」で表される距離(図10(b) の「C−A」参照)だけ移動させる。これにより、ラベル基材Sは、図10(b) に示すように、回転刃28が切断位置で切断される状態になるため、ラベル基材Sが切断されるべき基材切断位置K5にラベル基材Sを移動させることができる。
制御装置61は、送りローラ23の1回転当たりのラベル基材Sを搬送する距離を認識しており、上記「カット長C−アドレス長A」で表される距離に相当する、送りローラ23(送りモータ68)の回転量(詳細にはパルスエンコーダ70の出力パルス数)を算出し、その回転量だけ送りローラ23(送りモータ68)を駆動し、ラベル基材Sを「カット長C−アドレス長A」で表される距離だけ移動させる。
なお、図9には示していないが、操作表示装置75には、カット位置合わせ制御に移行するときに作業者によって操作されるカット位置合わせ指令スイッチが設けられており、このスイッチが操作されると、制御装置61に対してカット位置合わせ指令コマンドが出力される。制御装置61では、このカット位置合わせ指令コマンドによりカット位置合わせ制御を行うようになっている。
次に、上記構成における作用を、制御装置61の制御動作を示すフローチャートである図11を参照して説明する。
まず、このラベル装着システムでは、初期情報として作業者によってカット長C及びアドレス長Aが実測され、それらが操作表示装置75を介して予め入力される。例えば、カット長Cは、例えばデザインラベルDLの10枚分の長さが実測され、それを10(枚)で除算することにより、1枚分のデザインラベルDLの長さ、すなわちカット長Cが決定される。また、アドレス長Aは、実際にラベル基材Sの切断位置を基材切断位置K5に合わせ、そのときのデザインラベルDLのマークMとマークセンサ26の検出位置との差が作業者によって実測されることにより決定される。なお、これらカット長C及びアドレス長Aは、通常の運転開始時の前に、予め入力されていてもよい。
制御装置61は、カット長C及びアドレス長Aが操作表示装置75を介して予め入力されるか否かを監視しており(S1)、カット長C及びアドレス長Aが操作表示装置75を介して入力されると(S1:YES)、「カット長C−アドレス長A」で表される距離を算出して(S2)、その算出結果を図示しないメモリに記憶する。この場合、「カット長C−アドレス長A」で表される距離に相当する送りモータ68の回転量又はパルスエンコーダ70の出力パルス数が記憶されていてもよい。
作業者は、新たにラベル基材Sをラベル装着システムにセットする必要性が生じた場合、新たなラベル基材Sを基材リールから繰り出し、その先端をラベル基材搬送装置3の送りローラ23と従動ローラ24との間に挟み込みながら供給し、先端が基材切断位置K5の手前に位置するように配置する。その後、作業者は、操作表示装置75のカット位置合わせ指令スイッチを操作して、カット位置合わせ制御を行わせる。
制御装置61は、カット位置合わせ指令が操作表示装置75を介して作業者によって入力されたか否かを監視しており(S3)、作業者によってカット位置合わせ指令が入力された場合(S3:YES)、制御装置61は、カット位置合わせ制御を行う。
このとき、制御装置61は、回転刃28及び固定刃28がラベル基材Sの進行を遮っていないか否かを判別する(S4)。すなわち、ラベル基材Sが切断されるときには、回転刃28及び固定刃28が一部重なるようにしてラベル基材Sの搬送方向を遮断するように位置するのであるが、ラベル基材Sが作業者によってセットされたとき、回転刃28及び固定刃28がそのような状態になっていると、ラベル基材Sの進行が阻害されるため、上記判別を行ってラベル基材Sの進行が阻害されないようにしている。上記判別は、回転刃28の回転角度、すなわち回転刃モータ71のパルスエンコーダ76の出力パルス数に基づいて行われる。
ステップS4において、回転刃28と固定刃28とがラベル基材Sの進行を遮っていると判別した場合(S4:YES)、回転刃モータ71を所定角度回転させ、回転刃28を回転させ(S5)、回転刃28がラベル基材Sの搬送方向を遮らないような位置まで移動させる。
次いで、制御装置61は、送りモータ68とフィードモータ73とを駆動し、両者を低速で回転させることにより送りローラ23及びプーリ31を回転させ、ラベル基材Sを搬送させる(S6)。送りモータ68及びフィードモータ73は、ラベル基材Sが引っ張られたり、弛んだりすることのないよう、両者によるラベルLの供給速度及びラベルLの搬送速度をほぼ同一にして、ラベル基材Sを搬送する。
そして、このラベル基材Sの搬送中に、マークセンサ26によってマークMが検出されるか否かを判別する(S7)。ラベル基材Sの搬送中に、マークセンサ26からの検出信号が出力され、マークセンサ26によってマークMが検出されたと判別した場合(S7:YES)、送りモータ68及びフィードモータ73の駆動を停止し、ラベル基材Sの搬送を停止させ(S8)、マークセンサ26によるマーク検出位置を記憶する。具体的には、送りモータ68に接続されたパルスエンコーダ70の出力パルス数を記憶する。
その後、制御装置61は、メモリに記憶されている、「カット長C−アドレス長A」で表される距離を読み出し、その距離に相当する送りモータ68の回転数(又はパルスエンコーダ70のパルス数)を算出し、「カット長C−アドレス長A」で表される距離を移動させる(S9)。すなわち、マークセンサ26によってマークMが検出された地点(図10(a) 参照)からラベル基材Sの切断位置が基材切断位置K5に一致する地点(図10(b) 参照)まで、ラベル基材Sを移動させる。
ラベル基材Sの切断位置が基材切断位置K5に一致する地点までラベル基材Sが移動されると、制御装置61は、回転刃28を他の装置とは個別的に独立して駆動させ、ラベル基材Sを切断する(S10)。これは、ステップS6においてラベル基材Sが移動したことによって、基材切断位置K5から下流方向にはみ出したラベル基材Sの先端のデザインラベルDLを除去するための動作である。
次いで、制御装置61は、プーリ31を駆動することにより、フィードベルト32を他の装置とは個別的に独立して駆動し、切断したラベルLを吸着した状態で搬送させる(S11)。フィードベルト32上を搬送されたラベルLは、その後、フィードベルト32から離脱し下方に落下することにより除去される。
その後、制御装置61は、ラベル装着装置2によって複数のボトルBがそれぞれラベル装着開始位置K2(図1参照)に供給されるタイミングと、ラベル生成装置4の切断タイミングとを整合させてこのラベル装着システムを再度起動させる。これにより、通常の運転が再開され、切断ずれのない良好なラベルLが生成される。
このように、ラベル基材Sをセットするときには、作業者は、操作表示装置75を介してカット位置合わせ指令を入力するだけで、ラベル基材Sが基材切断位置K5まで自動で移動されるので、作業者による作業性をより向上させることができる。また、作業者が切断位置の調整を行わなくてよいので、切断位置にずれが生じることを抑制することができ、作業者によるラベル基材をセットする準備作業が大幅に簡素化することができる。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述したカット位置合わせ制御における動作は、ラベル装着システムの運転中に、何らかの原因でエラーが発生してラベル基材Sの供給が停止し、ラベル基材Sをセットし直して運転を再開する場合に適用されてもよい。この場合、図11のステップS11のフィードベルト32によるラベル基材Sの搬送後、ラベル基材Sエラーが発生した地点(カット位置合わせ制御指令が操作された地点)まで戻すために、回転刃28、送りローラ23及びフィードベルト32を同期して動作させればよい。
本願発明に係るラベル装着システムの概略構成を示す図である。 ラベル基材搬送装置、ラベル生成装置、及びラベル搬送装置の構成を示す図である。 ラベル基材の構成を示す図である。 フィードベルトの要部構成図である。 テイクアップの構成を示し、(a) はテイクアップの側面図、(b) はテイクアップがラベルを吸着した状態を示す斜視図である。 ラベル装着装置の受取部の構成を示し、(a) はラベルを受取部の把持部が把持した状態を示す図、(b) はシート状のラベルを筒状に開口した状態を示す図である。 テイクアップが把持部にラベルを受け渡すときの状態を示す図である。 ラベル装着システムの電気的構成を示す図である。 操作表示装置の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 ラベル基材、回転刃及びマークセンサの位置関係を示す図であり、(a) はマークが検出されるときの状態、(b) はラベル基材が基材切断位置まで移動されたときの状態を示す。 制御装置の制御動作を示すフローチャートである。 従来のラベル装着システムの概略図である。 従来のラベル装着システムの主要機器の接続構成を概略的に表した図である。 ラベル基材の構成を示す図であり、(a) はラベル基材が正規の位置で切断された場合を示し、(b) はラベル基材Sの切断位置がずれた場合を示す。
符号の説明
1 ボトル供給装置
2 ラベル装着装置
3 ラベル基材搬送装置
4 ラベル生成装置
5 ラベル搬送装置
6 ラベル受渡装置
7 ボトル搬送装置
23 送りローラ
26 マークセンサ
28 回転刃
31 プーリ
32 フィードベルト
60 上位制御装置
61 制御装置
68 送りモータ
71 回転刃モータ
73 フィードモータ
75 操作表示装置
A アドレス長
B ボトル
C カット長
DL デザインラベル
L ラベル
M マーク
S ラベル基材

Claims (3)

  1. 所定の間隔で配列された複数の被装着部材を順次所定のラベル装着開始位置に供給する被装着部材供給手段と、
    複数のラベルが一列に配列され、所定の供給経路に配置されたラベル基材を供給するラベル基材供給手段と、
    前記ラベル基材供給手段によって供給されたラベル基材を、前記複数の被装着部材がそれぞれ前記ラベル装着開始位置に供給されるタイミングを基準にして、予め設定された所定の切断タイミングで所定の切断器を用いて繰り返し切断することにより前記各被装着部材に対するラベルを生成するラベル生成手段と、
    前記ラベル生成手段によって生成された各ラベルを下流の所定位置に搬送するラベル搬送手段と、
    前記ラベル装着開始位置で前記ラベル搬送手段によって搬送された各ラベルを受け取り、前記被装着部材供給手段により当該ラベル装着開始位置に順次供給される被装着部材に対して装着処理を行うラベル装着手段と、
    を備えたラベル装着システムであって、
    前記ラベル基材供給手段による供給路の途中に設けられ、前記ラベル基材の各ラベル内の予め設定された基準位置を検出する検出手段と、
    前記ラベル基材における、前記ラベル生成手段によって前記ラベル基材が切断されるときの、前記基準位置から前記検出手段までの基準距離を設定する基準距離設定手段と、
    前記ラベル基材のラベルの長さを設定するラベル長さ設定手段と、
    前記ラベル基材が前記ラベル基材供給手段に対して配置されるとき、前記基準距離設定手段によって設定された基準距離と、前記ラベル長さ設定手段によって設定されたラベルの長さとに基づいて、前記ラベル基材を、前記検出手段によって前記基準位置が検出された地点から、前記ラベル基材の切断位置が前記切断器の切断位置に一致する地点まで移動させる移動手段と、
    前記移動手段によって前記ラベル基材が移動された後、前記複数の被装着部材がそれぞれ前記ラベル装着開始位置に供給されるタイミングと前記ラベル生成手段の切断タイミングとを整合させてこのラベル装着システムを起動する起動手段と、
    を備えたことを特徴とする、ラベル装着システム。
  2. 前記移動手段によって前記ラベル基材が移動された後、前記起動手段によってこのラベル装着システムが起動される前に、前記ラベル生成手段の前記切断器を個別的に動作させ、前記ラベル基材を切断する切断器駆動手段をさらに備える、請求項1に記載のラベル装着システム。
  3. 前記切断器駆動手段によって前記切断器を駆動させた後、前記ラベル搬送手段を個別的に動作させ、生成されたラベルを搬送するラベル搬送駆動手段をさらに備える、請求項2に記載のラベル装着システム。
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