JP2007076532A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 バットレス部におけるブロックの大きさに対応する凹部の合理的な改良工夫により、デザイン性及び所定のディフェクト対策機能を保ちつつ、操縦安定性能及び乗り心地性能の向上が図れるようにする。
【解決手段】 トレッド部2とサイドウォール部3間のバットレス部11におけるトレッド部接地端2eの外周に隣接する領域に、周方向Aに連続した縦溝8,12とこれら縦溝8,12に連続する状態で周方向Aに間隔をあけて軸方向Bに形成される横溝9とを備え、これら縦溝8,12と横溝9に囲まれてトレッドパターンを形成する要素である複数のブロック13に、周方向に延在する凹部14が設けられている空気入りタイヤ1において、凹部14の個数をブロック13の周方向長さLに応じて変化させている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、特に、トレッド部とサイドウォール部の間のバットレス部のブロックに設ける凹部を改良して、操縦安定性能及び乗り心地性能の向上を図るものである。
この種の空気入りタイヤにおいて、パターン構成要素であるブロックに設けられる凹部は、バットレス部の見栄えを良くするためのデザイン性、並びにブロック剛性を調整することにより操作安定性、乗り心地性能の向上が図れ、ま、タイヤの加硫成形時のエア残留に伴うベア等の発生がないようにエア排出効果を発揮させるためのディフェクト対策といった用とで設けられている。
上記のような事情、特に、バットレス部のデザイン性向上の観点から、従来、前記ブロックに様々な形状の凹部が設けられた空気入りタイヤが数多く提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献3参照)。
特開平6−87303号公報 特開2003−54221号公報 特開2004−203299号公報
しかしながら、特許文献1〜3で提案されている従来の空気入りタイヤは、ブロックの大きさ、特に、ブロックの周方向長さに関係なく、図6に示すように、各ブロック13に一個づつあるいは複数個づつの凹部14を設けるといったように、全てのブロックに等しい数の凹部が設けられていた。また、それら凹部の周方向の長さもブロックの周方向長さに対して全て等しい比率に設定されていた。そのため、ブロックの周方向長さの違いによるブロック単位での剛性の変化に対応することができず、周方向で撓みやすいブロックと撓みにくいブロックとが混在することになり、車両走行時における操縦安定性能及び乗り心地性能に不均一性を生じるという問題があった。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、ブロックバットレス部におけるブロックの大きさに対応する凹部の合理的な配置工夫により、デザイン性及びディフェクト対策機能を損なうことなく、操縦安定性能及び乗り心地性能を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明として、トレッド部とサイドウォール部の間のバットレス部におけるトレッド部接地端の外周に隣接する領域に、周方向に連続した縦溝と、該縦溝と連続すると共に周方向に間隔をあけてトレッド部側へと軸方向に形成される横溝とを備え、前記縦溝と横溝に囲まれる各ブロックに、前記縦溝との近接側に周方向に延在する凹部が設けられている空気入りタイヤにおいて、
前記凹部の個数が、ブロックの周方向長さに応じて変えられていることを特徴とする空気入りタイヤを提供している。
前記各ブロックに設けられる前記凹部の周方向の長さ範囲は、不均一としてもよいが、均一としていることが好ましい。
前記凹部の数は、周方向長さの長いブロックの方が周方向長さの短いブロックよりも少なくしてもよく、また、それとは逆に、周方向長さの長いブロックの方が周方向長さの短いブロックよりも多くしてもよい。
また、前記各ブロックに設けられる前記凹部は、その径方向幅を1〜6mmとしていることが好ましい。
さらに、前記各ブロックに設けられる前記凹部は、その深さを一定としてもよいし、また、周方向に変化させてもよい。
前記のように、周方向に連続したピッチを形成するパターン構成要素であるブロックの周方向長さに対応して該ブロックに設けられる凹部の個数に変化をつけることにより、デザイン性及び加硫成形時のディフェクト対策のために設けられる凹部の存在に起因する各ブロック単位の剛性のばらつきを収束することが可能となる。
これによって、タイヤ周上に周方向長さの異なるブロックが混在するにもかかわらず、各ブロックの撓み性を均等またはほぼ均等にして、車両走行時における操縦安定性能及び乗り心地性能の向上を図ることができる。
前記各ブロックに設けられる前記凹部の周方向両外端間の長さは、当該ブロックの周方向長さに対して50%以上95%以下に設定されていることが好ましい。特に、前記ブロックの周方向長さの平均値に対して、周方向長さが平均値以上のブロックでは、前記凹部の周方向両外端間の長さを該ブロックの周方向長さの80%以上90%以下とし、周方向長さが平均値未満のブロックでは、前記凹部の周方向両外端間の長さを該ブロックの周方向長さの80%未満50%以上としていることがより好ましい。
このように各ブロックに設けられる凹部の周方向両外端間の長さを、当該ブロックの周方向の長さに対して等比率でなく、周方向長さに対して不等比率に変化させることにより、各ブロック単位の剛性のばらつきをより少なくして、操縦安定性能及び乗り心地性能を一層向上することができる。
また、前記凹部が複数設けられているブロックにおける複数の凹部は、軸方向に位相させて配置していることが好ましい。
この場合は、ブロックの剛性のばらつきをブロックの周方向とブロックの幅方向の比較的広い範囲で収束させることが可能となり、これによって、バットレス部における撓み性をより均等にして操縦安定性能及び乗り心地性能の更なる向上を図ることができる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、バットレス部に周方向に連続的に形成されるブロックに、バットレス部のデザイン性並びにタイヤの加硫成形時のディフェクト対策に有効な凹部を設けるにあたって、各ブロックの周方向長さに対応して凹部の個数を変えるといったように、タイヤの材質やバットレス部の硬度等に応じて合理的に配置工夫することにより、各ブロック単位の剛性のばらつきを収束し、各ブロックの撓み性を均等またはほぼ均等にすることが可能となる。
これによって、各ブロックに等しい数の凹部が設けられていた従来の空気入りタイヤに比べて、正規内圧状態のタイヤに正規荷重を付加して平面に接地させたときに接地しないバットレス部のデザイン性及び所定のディフェクト対策機能をなんら損なうことなく、バッドレス部全周の撓み性を均一にして車両走行時における操縦安定性能及び乗り心地性能を向上することができる。
また、各ブロックに設けられる凹部の周方向両外端間の長さを、当該ブロックの周方向の長さに対して等比率でなく、周方向長さに対して不等比率に変化させることにより、各ブロック単位の剛性のばらつきをより少なくして、操縦安定性能及び乗り心地性能を一層向上することができる。
さらに、前記凹部が複数設けられているブロックにおける複数の凹部を軸方向に位相させて千鳥状に配置して、ブロックの剛性のばらつきをブロックの周方向及びブロックの幅方向の比較的広い範囲で収束可能とすることによって、バットレス部における撓み性を均等にして操縦安定性能及び乗り心地性能を一層向上することができる。
以下、本発明に係る空気入りタイヤムの実施の形態を、図面を参照して説明する。
第1実施形態の空気入りタイヤ1は、図1の軸方向断面図及び図2のトレッドパターンの一部拡大平面図に示すように、トレッド部2と、このトレッド部2の両端からタイヤ半径方向内側に向けて延びるサイドウォール部3と、このサイドウォール部3のタイヤ半径方向の内端に接続されるビード部4とからなる。
前記トレッド部2からサイドウォール部3を通り前記ビード部4に延びる本体部6aに、前記ビード部4のビードコア5周りをタイヤ軸方向の内側から外側に向かって折り返すカーカス6と、前記トレッド部2の内部からカーカス6の半径方向外側に亘って配される補強用ベルト層7とを備えている。
前記カーカス6は、タイヤ赤道Cに対して60〜90°の角度で傾斜するラジアルまたはセミラジアル配列の1枚もしくは複数枚のカーカスコード6bを備えている。そのカーカスコードとしては、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維のコードが用いられる。
前記ベルト層7は、複数枚(図面上では3枚で示すが、2枚以上であればよい)のベルトプライからなる。そのベルトプライとしては、前記カーカスコード6bと同様に、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維、さらにはスチールコード等の無機繊維からなるベルトコードをタイヤ赤道Cに対して10〜70°の角度で傾斜し、かつ隣り合うベルトコード同士が互いに交差する向きに配して用いられる。
前記トレッド部2の接地面2Aには、タイヤ周方向Aに連続して延びる複数本、本実施例では4本の縦溝8と、これら縦溝8に連続すると共に隣接する縦溝8,8間及び縦溝8とトレッド接地端2eを結ぶように周方向Aに間隔をあけてタイヤ軸方向に延びる複数本の横溝9とが形成されている。これら縦溝8と横溝9とにより分割された多数のブロック10が周方向Aに沿って配列されるセンターブロックパターン群15a,15bがタイヤ幅方向Wに沿って並設されている。
前記トレッド部2とサイドウォール部3の間のバットレス部11におけるトレッド接地端2eの外側に隣接する領域、詳しくは、正規内圧状態のタイヤに正規荷重を付加して平面に接地させたときに接地しない部分にも、前記縦溝8より幅が狭くて周方向に連続して延びる縦溝12が形成されており、該縦溝12に連続する位置にまで前記横溝9は延ばされている。
前記幅の狭い縦溝12及び前記トレッド部2の縦溝8と横溝9に囲まれて分割された多数のブロック13が周方向Aに沿って配列されるサイドブロックパターン15cがタイヤ幅方向Wの両側に形成されている。このサイドブロックパターン15cの構成要素である多数の各ブロック13の外表面で、前記幅狭の縦溝12に近接する位置には、周方向Aに延在する凹部14が設けられている。この凹部14は、図3に示すように、略半球状の断面形状を有する。
以上のような基本構成を有する空気入りタイヤ1において、前記サイドブロックパターン15cの各ブロック13の外表面に設けられる凹部14の個数は、各ブロック13の周方向長さに応じて変えられている。
具体例を説明すると、前記サイドブロックパターン15cは、例えば乗用車用の空気入りタイヤである場合、SS,S,M,L,LLの5種類といったように、周方向Aに大きさの異なるピッチを並べて形成されている。それらピッチの大きさによって、前記サイドブロックパターン15cを構成する各ブロック13の周方向長さも当然に異なり、その周方向長さに応じて凹部14の個数(分割数)を変化させたものである。
この第1実施形態の空気入りタイヤ1は、図2に示すように、サイドブロックパターン15cがSS,S,M,L,LLの5種類のピッチを有し、それに伴いブロック13の周方向長さがL1〜L5の5通りの形態を有するもので、L1,L2で示す周方向長さが長い2つのブロック13にはそれぞれ1個の凹部14を、L3〜L5で示す周方向長さが短い3つのブロック13にはそれぞれ2個の凹部14を設けたものである。
前記各ブロック13に設けられている前記凹部14全体の周方向の長さ範囲Laは、図4に示すように、凹部14の分割数に関係なく全て均一であり、かつ、凹部14の軸方向幅wは、1〜6mmの範囲に設定され、また、凹部14の深さdは、一律1mmに設定されているが、周方向で深さdに変化をもたせてもよい。
さらに、前記各ブロック13に設けられる単位凹部14の周方向両外端間の長さLbは、当該ブロック13の周方向長さに対して50%以上95%以下に設定されている。好ましくは、各ブロック13の周方向長さの平均値LA、例えば第1実施形態の場合、
LA=(L1+L2+L3+L4+L5)/5
に対して、周方向長さが平均値LA以上のブロックでは、前記の長さLbを当該ブロックの周方向長さの80%以上90%以下とし、周方向長さが平均値LA未満のブロックでは、前記長さLbを当該ブロックの周方向長さLの80%未満50%以上に設定されている。
上記のような構成の第1実施形態の空気入りタイヤ1によれば、バットレス部11におけるトレッド接地端2eの外側に隣接する領域のサイドブロックパターン15cを構成する要素であるブロック13の周方向長さに対応して凹部14の分割数に変化をつけることにより、デザイン性及び加硫成形時のディフェクト対策のためのエア排出機能をなんら損なうことなく、それらを良好に保ちつつ、凹部14の存在に起因する各ブロック13単位の剛性のばらつきを収束することが可能となる。これによって、タイヤ周上に周方向長さの異なるブロック13が混在するにもかかわらず、各ブロック15の撓み性をタイヤ周方向で均一またはほぼ均一にして、車両走行時における操縦安定性能及び乗り心地性能の向上を図ることができる。
図5は第2実施形態を示し、この第2実施形態の空気入りタイヤ1では、周方向長さがL3〜L5と短い3つのブロック13に設けられている2個の凹部14を軸方向Bに位相させて千鳥状に配置している。その他の構成、即ち、第2実施形態の空気入りタイヤ1の軸方向断面構造並びにセンターブロックパターン群15a,15b及びサイドブロックパターン15cからなるトレッドパターンは第1実施形態の図1で示すものと同様であるため、同一部分に同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
上記のような構成の第2実施形態の空気入りタイヤ1によれば、第1実施形態の場合と同様な性能を発揮するのはもとより、特に、2個の凹部14を軸方向Bに位相させた千鳥状の配置とすることにより、各ブロック13の剛性のばらつきを周方向及び径方向の比較的広い範囲で収束することが可能となり、バットレス部11における撓み性を周方向でより均一なものにして車両走行時における操縦安定性能及び乗り心地性能を一層向上することができる。
なお、前記第1及び第2実施形態で説明した構成以外に、例えば、サイドブロックパターン15cの各ブロック13の外表面に設けられる凹部14の個数を前記第1実施形態とは逆に、周方向長さが長い(L1,L2)2つのブロック13には2個以上の複数の凹部14を設ける一方、周方向長さが短い(L3〜L5)3つのブロック13にはそれぞれ1個の凹部14を設けてもよい。
また、前記第1及び第2実施形態では、センターブロックパターン15a,15b及びサイドブロックパターン15cのピッチがSS,S,M,L,LLの5種類に分けられたものについて説明したが、S,M,Lの3種類のピッチを有し、それに伴ってブロック13の周方向長さが3通りのものについて、それら周方向長さの異なる各ブロック13に対する凹部14の分割数を随時変化させて構成したものであってもよい。
(実施例)
図1,図2に示すような構成を有するとともにパターンピッチがS,M,Lの3種類であり、かつ、サイズが205/60R16で、凹部の周方向寸法(ブロックの周方向長さに対する比率)が表1の(a)に示すタイプA〜D、凹部の分割数が表1の(b)に示すタイプE〜H、複数の凹部の径方向配置が表1の(c)に示すタイプI〜Lのサマータイヤ(実施例1〜実施例9)を試作し、このサマータイヤを2000ccのFF車両に装着してロード走行させた時の操縦安定性能及び乗り心地性能をテストした。なお、図6に示すように、前記と同一構成、同一仕様の従来のサマータイヤ(比較例1)及び本発明の構成範囲外のサマータイヤ(比較例2〜比較例5)についても同様のテストを行い、それらの性能を比較して評価した。そのテスト結果を表2に示す。
Figure 2007076532
Figure 2007076532
なお、テスト結果を示す表2において操縦安定性能及び乗り心地性能の評点は、共に官能評価で実施され、数値が大きいほど良好であることを示している。
テストの結果から、本発明に相当する実施例1〜9のものは、比較例1〜5のものに比べて、操縦安定性能及び乗り心地性能が共に優れている、あるいは、それらのうち一方の性能が他方の性能低下を少なくして顕著に向上していることが確認できた。
本発明に係る空気入りタイヤの第1実施形態の軸方向断面図である。 第1実施形態の空気入りタイヤのトレッドパターンの一部拡大平面図である。 第1実施形態の空気入りタイヤの要部の拡大縦断面図である。 第1実施形態の空気入りタイヤの要部の拡大平面図である。 第2実施形態の空気入りタイヤのトレッドパターンの一部拡大平面図である。 従来の空気入りタイヤ(比較例1)のトレッドパターンの一部拡大平面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
2e トレッド部接地端
3 サイドウォール部
8,12 縦溝
9 横溝
10,13 ブロック
11 バッドレス部
14 凹部
A タイヤ周方向
B タイヤ軸方向
L1〜L5 ブロックの周方向長さ
La 凹部の周方向の長さ範囲
w 凹部の径方向幅
d 凹部の深さ

Claims (7)

  1. トレッド部とサイドウォール部の間のバットレス部におけるトレッド部接地端の外周に隣接する領域に、周方向に連続した縦溝と、該縦溝と連続すると共に周方向に間隔をあけてトレッド部側へと軸方向に形成される横溝とを備え、前記縦溝と横溝に囲まれる各ブロックに、前記縦溝との近接側に周方向に延在する凹部が設けられている空気入りタイヤにおいて、
    前記凹部の個数が、ブロックの周方向長さに応じて変えられていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記各ブロックに設けられる前記凹部の周方向の長さ範囲は、均一としている請求項1に記載の空気入りタイヤム。
  3. 前記各ブロックに設けられる前記凹部の周方向両外端間の長さは、当該ブロックの周方向長さに対して50%以上95%以下に設定している請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ブロックの周方向長さの平均値に対して、周方向長さが平均値以上のブロックでは、前記凹部の周方向両外端間の長さを該ブロックの周方向長さの80%以上90%以下とし、周方向長さが平均値未満のブロックでは、前記凹部の周方向両外端間の長さを該ブロックの周方向長さの80%未満50%以上としている請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記凹部が複数設けられているブロックにおける複数の凹部は、軸方向に位相させて配置している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記各ブロックに設けられる前記凹部は、その軸方向幅を1〜6mmとしている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記各ブロックに設けられる前記凹部は、その深さを一定とし、あるいは、周方向に変化させている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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