JP2007076388A - 車両の姿勢制御装置 - Google Patents

車両の姿勢制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007076388A
JP2007076388A JP2005262788A JP2005262788A JP2007076388A JP 2007076388 A JP2007076388 A JP 2007076388A JP 2005262788 A JP2005262788 A JP 2005262788A JP 2005262788 A JP2005262788 A JP 2005262788A JP 2007076388 A JP2007076388 A JP 2007076388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
correlation value
acceleration
attitude control
braking force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005262788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4670555B2 (ja
Inventor
Yasuo Motoyama
廉夫 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2005262788A priority Critical patent/JP4670555B2/ja
Publication of JP2007076388A publication Critical patent/JP2007076388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4670555B2 publication Critical patent/JP4670555B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】車両の走行状態に応じて車両に必要な安定性を確保することができるようにする。
【解決手段】
実旋回相関値が目標旋回相関値に近づくように車両(10)の各車輪(13L,13R,15L,15R)に対して制動力を調整する制御である姿勢制御を実行する姿勢制御手段(43)と、車両(10)の前後方向加速度および加速要求のうち少なくともいずれか一方に相関する値である加速相関値を検出する加速相関値検出手段(44)と、加速相関値検出手段(44)によって検出された加速相関値に応じて、姿勢制御手段(43)による各車輪(13L,13R,15L,15R)に対する最大制動力を変更する最大制動力変更手段(46)とを備えて構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の姿勢制御装置に関するものである。
従来より、図7に示すように、車両100が旋回する場合、目標とする旋回半径よりも実際の旋回半径が小さくなる場合、即ちオーバステアが生じた場合に、旋回中心とは反対側の前車輪(前外輪)101および後車輪(後外輪)104に対する各制動力F101,F104と、旋回中心側の前車輪(前内輪)102に対する制動力F102とを下式(1)の関係を満たすように設定することで、車両100に対して図7中反時計回りのヨーモーメントYM100Aを発生させ、車両100が目標旋回半径に沿って走行できるようにするための制御(姿勢制御)に関する技術が存在する。
102<F104<F101・・・(1)
また、この姿勢制御によれば、図8に示すように、目標旋回半径よりも実際の旋回半径が大きくなる場合、即ちアンダーステアが生じた場合に、前外輪101,前内輪102および旋回中心側の後輪(後内輪)103に対する各制動力F101,F102,F103を、下式(2)の関係を満たすように設定することで、車両100に対して図8中時計回りのヨーモーメントYM100Bを発生させ、車両100が目標旋回半径に沿って走行できるようにすることもできるようになっている。
101<F102<F103・・・(2)
このような、車両の姿勢制御に関する技術の一例としては、以下の特許文献1の技術が挙げられ、この特許文献1には、単に車両の姿勢制御を実行するのみならず、例えば、アクセルペダルの踏込量が大きい場合や操舵角速度などが小さい場合には、ドライバによる車両制御に余裕があるとみなし、姿勢制御が実行されにくくする旨が開示されている。
特許3303435号公報
しかしながら、特許文献1は、その図5等に開示されているように、ドライバにアクセルペダル操作やステアリングホイールに対する操作に応じて、車両の姿勢制御の効果に対するゲインを変更するようになっている。
したがって、特許文献1の技術によれば、姿勢制御を実行したとしても、ゲインの大小に応じて、姿勢制御の効果そのものが小さくなったり大きくなったりすることとなる。
このため、このゲインが小さく設定されている場合に、車両の安定性を高める必要が生じたとしても、姿勢制御の効果が小さく、安定性を確保することができないという課題がある。
他方、車両の安定性を高めるべく、ゲインを通常より大きく設定した場合には、姿勢制御の効果が必要以上に大きくなり、各車輪のブレーキ装置の磨耗部品の寿命の低下を招くとともに、モータスポーツなど高い速度で走行することを必要とする場面においては、高速走行の妨げとなってしまうという課題も生じる。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、車両の走行状態に応じて、車両に必要な安定性を確保することができる、車両の姿勢制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両の姿勢制御装置(請求項1)は、車両の実際の旋回状態を示す実旋回相関値を検出する実旋回相関値検出手段と、該車両の目標とする旋回状態を示す目標旋回相関値を求める目標旋回相関値取得手段と、該実旋回相関値検出手段により検出された該実旋回相関値が該目標旋回相関値取得手段によって取得された該目標旋回相関値に近づくように該車両の各車輪に対して制動力を調整する制御である姿勢制御を実行する姿勢制御手段と、該車両の前後方向加速度および加速要求のうち少なくともいずれか一方に相関する値である加速相関値を検出する加速相関値検出手段と、該加速相関値検出手段によって検出された該加速相関値に応じて、該姿勢制御手段による該各車輪に対する最大制動力を変更する最大制動力変更手段とを備えて構成することを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明の車両の姿勢制御装置は、請求項1記載の内容において、該最大制動力変更手段は、実旋回相関値と目標旋回相関値とに基づき旋回状態検出手段により該車両がオーバステア状態にあると判定された場合における最大制動力よりも、該車両がアンダーステア状態にあると判定された場合における最大制動力を小さくすることを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の車両の姿勢制御装置は、請求項1または2記載の内容において、該姿勢制御手段の作動を規制する旨の要求を検出する規制要求検出手段と、該姿勢制御手段に対する作動規制要求を該規制要求検出手段が検出した場合にのみ該最大制動力変更手段の作動を許可する作動許可手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の車両の姿勢制御装置は、請求項1〜3いずれか1項に記載の内容において、該車両の前後方向加速度を実測する前後加速度センサが設けられ、該加速相関値取得手段は、該前後加速度センサの計測結果を該加速相関値とすることを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の車両の姿勢制御装置は、請求項1〜3いずれか1項に記載の内容において、該車両のドライバによる加減速要求を検出する加減速要求検出手段が設けられ、加速相関値検出手段は、該加減速要求検出手段による検出結果を加速相関値とすることを特徴としている。
また、請求項6記載の本発明の車両の姿勢制御装置は、請求項1〜3いずれか1項に記載の内容において、該車両には、該車輪に対する制動力を発生させる油圧制動装置と、該油圧制動装置の油圧を計測する油圧計測手段が設けられ、加速相関値検出手段は、該油圧計測手段による計測結果を該加速相関値とすることを特徴としている。
また、請求項7記載の本発明の車両の姿勢制御装置は、請求項1〜3いずれか1項に記載の内容において、該車両には駆動力を発生させるエンジンと、該エンジンの出力トルクに相関する値であるトルク相関値を検出する出力トルク相関値検出手段とが設けられ、該加速相関値検出手段は、該トルク相関値検出手段による計測結果を該加速相関値とすることを特徴としている。
本発明の車両の姿勢制御装置によれば、車両の実際の走行状態に応じて、車両に必要な安定性を確保することができるので、車両の各車輪に対する制動力を個別に制御する姿勢制御が実行された場合でも、各車輪に必要以上の制動力が加えられることを防ぐことができる。(請求項1)
また、オーバステア状態の車両の姿勢を制御するほうが、アンダーステア状態の車両の姿勢を制御するよりも一般的には困難であるため、姿勢制御手段による車両の安定性向上が望まれる場面であるが、オーバステア状態の車両に対する姿勢制御の最大制動力を、アンダーステア状態の車両に対する姿勢制御の最大制動力よりも大きく設定することにより、オーバステア状態の車両の安定性を確保しながら、各車輪に対する制動力が必要以上に大きくなることを防ぐことができる。
また、オーバステア状態にある場合の最大制動力よりも、アンダーステア状態にある場合の最大制動力が小さくなるように設定されているため、車両加速中、長い期間に亘ってアンダーステア状態が続き、この期間中ずっと各輪が制動されることにより生じる発熱を抑制することができる。
(請求項2)
また、姿勢制御の実行を規制することが望まれているのか否かに応じて、各車輪に対する制動力の最大値が変更されるようになっているので、姿勢制御による最大効果を必要に応じて変更することができる。(請求項3)
また、車両の前後方向加速度を実測する前後加速度センサの測定結果を加速相関値とすることができるようになっているので、姿勢制御の最大効果を車両の実際の挙動に応じて的確に変更することができる。(請求項4)
また、車両のドライバによる加速要求を検出する加速要求検出手段による計測結果を加速相関値としているので、ドライバの加減側要求に的確に対応して姿勢制御による最大効果を変更することができる。(請求項5)
また、車両の全車輪に対する制動力を発生させる油圧制動装置の油圧を計測する油圧計測手段による計測結果を加速相関値としているので、ドライバの加速要求に的確に対応して姿勢制御による最大効果を変更することができる。(請求項6)
また、エンジンの出力トルクに相関する値であるトルク相関値を検出する出力トルク相関値検出手段による検出結果を加速相関値としているので、車両の加減速に対応して姿勢制御による最大効果を変更することができる。(請求項7)
以下、図面により、本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置について説明すると、図1はその全体構成を示す模式的なブロック図、図2は姿勢制御に用いられる制御マップを示す模式図、図3は姿勢制御の内容を示すフローチャート、図4,図5および図6は姿勢制御を実行した場合の各車輪への制動力を示す模式図である。
図1に示すように、車両10の前方(図1中左方)側には、エンジン11およびトランスミッション12が備えられ、このエンジン11によって生じたトルクがトランスミッション12およびドライブシャフト14L,14Rを介して左右前輪13L,13Rに対してそれぞれ伝達されるようになっている。また、このトランスミッション12には図示しないディファレンシャルギアボックスが内蔵され、車両10が旋回した場合に生じる左右前輪13L,13Rでの回転速度が吸収されるようになっている。
また、前輪13L,13Rおよび後輪15L,15Rの各車輪には、それぞれ、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rが設けられるとともに、これらのブレーキ装置16L,16R,17L,17Rによる各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動力をそれぞれ独立して制御する油圧制御ユニット(油圧制動装置)19が設けられている。なお、この油圧制御ユニット19は後述するECU30からの指令を受けて作動するようになっている。
また、この車両10には、車両10のヨーレイトを検出し、このヨーレイトを示す信号をECU30に対して出力するヨーレイトセンサ21が設けられるとともに、車両10の前後方向の加速度を示す信号である前後G信号をECU30に対して出力する前後Gセンサ(前後加速度センサ)22が設けられている。
さらに、車両10のドライバによって操作されるステアリングホイール(図示略)の角度、即ち、舵角を検出する舵角センサ23が設けられるとともに、ブレーキペダルに対するドライバの踏力に応じて上昇するブレーキマスタシリンダ圧を検出するマスタシリンダ圧センサ24が設けられている。
また、各車輪13L,13R,15L,15Rのそれぞれには、車輪速度センサ25L,25R,26L,26Rが設けられ、各車輪13L,13R,15L,15Rの回転速度をそれぞれ検出できるようになっている。
また、この車両10には、ECU(電子制御ユニット;Electronic Controlled Unit)30が備えられており、このECU30は、いずれも図示しない、インターフェースユニット,CPU,メモリなど種々の機器が内蔵されて構成されている。そして、このECU30のメモリ内には、ソフトウェアプログラムとして、実ヨーレイト検出部(実ヨーレイト検出手段)41,目標ヨーレイト検出部(目標ヨーレイト検出手段)42,姿勢制御部(姿勢制御手段)43,前後加速検出部(加速相関値取得手段)44,上限クリップ部(最大制動力変更手段)46および作動許可部(作動許可手段)47が内蔵されている。
これらのうち、実ヨーレイト検出部41は、ヨーレイトセンサ21によって検出されたヨーレイト(実ヨーレイト)を示す信号をヨーレイトセンサ21から読込み、車両10の実際の旋回状態を示す値である実旋回相関値として算出するものである。
また、目標ヨーレイト検出部42は、車輪速度センサ25L,25R,26L,26Rによって検出された各車輪13L,13R,15L,15Rの車輪速度と、舵角センサ23によって検出された舵角とに基づいて、ドライバが所望している方向に車両10が旋回するために必要なヨーレイト(目標ヨーレイト)を、車両10の目標とする旋回状態を示す目標旋回相関値として求めるものである。
さらに、この目標ヨーレイト検出部42は、実旋回相関値と目標旋回相関値とに基づいて、車両10にアンダーステア(「US」と記載する場合がある)が生じているのか、或いは、オーバステア(「OS」と記載する場合がある)が生じているのかを示すUS/OS指数を求めるようになっている。
なお、このUS/OS指数は車両10の旋回方向によって正負が逆転するようになっており、本実施形態においては、車両10の旋回方向とUS/OS指数とは以下のような関係(1)および(2)にあるものとする。
・関係(1)−右旋回時
US/OS指数が正: アンダーステア状態
US/OS指数が負: オーバステア状態
・関係(2)−左旋回時
US/OS指数が正: オーバステア状態
US/OS指数が負: アンダーステア状態
したがって、目標ヨーレイト検出部42は、舵角センサ23により検出された舵角により車両10が右旋回中であると判定し且つUS/OS指数が正(US/OS指数>0)となっている場合には、車両10はアンダーステア状態にあると判定し、車両10が右旋回中であると判定し且つUS/OS指数が負(US/OS指数<0)となっている場合には、車両10はオーバステア状態にあると判定するようになっている。
他方、この目標ヨーレイト検出部42は、舵角センサ23により検出された舵角により車両10が左旋回中であると判定し且つUS/OS指数が正(US/OS指数>0)となっている場合には、車両10はオーバステア状態にあると判定し、また、車両10が左旋回中であると判定し且つUS/OS指数が負(US/OS指数<0)となっている場合には、車両10はアンダーステア状態にあると判定するようになっている。
また、姿勢制御部43は、予め定められた閾値よりも、US/OS指数の絶対値が大きくなると、実ヨーレイト検出部41により求められた実旋回相関値が、目標ヨーレイト検出部42により検出された目標旋回相関値と一致するように車両10の各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動力を個別に制御する姿勢制御を実行するものである。なお、この各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動は、姿勢制御部43からの指示を受けた油圧制御ユニット19が行なうようになっている。なお、この閾値は、予めECU40のメモリ内に記憶されるようになっている。
また、この姿勢制御部43が姿勢制御を実行する場合には、このECU30に内蔵されたエンジン制御部(図示略)により、エンジン11の出力も抑制されるが、この技術は既に公知のものであるので、ここではその説明を省略する。なお、後述する姿勢制御キャンセルスイッチ27がオンである場合には、エンジン11の出力制御はエンジン11の出力抑制は行なわれないようになっている。
また、前後加速検出部44は、前後Gセンサ22によって実測された車両10の前後方向加速度を示す前後G信号を前後Gセンサ22から読込み、車両10の前後方向の加減速に相関する値である加速相関値を求めるものである。
また、上限クリップ部46は、目標ヨーレイト検出部42による車両10の旋回状態の判定結果(即ち、車両10にアンダーステアが生じているか或いはオーバステアが生じているか)に基づいて、後述する最大ブレーキ圧マップ48を参照することで、前後加速検出部44によって検出された加速相関値に応じて、姿勢制御部43による各車輪13L,13R,15L,15Rに対する最大制動力FMAXを変更するものである。
この最大ブレーキ圧マップ48は、ECU40のメモリ内に記録されており、図2に示すように、その横軸には加速相関値が規定され、また、その縦軸には、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rによる各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動力の最大値FMAXが規定されている。
また、この最大ブレーキ圧マップ48には、車両10にオーバステアが生じている場合の最大制動力FMAXを規定するFMAX-OS、および、アンダーステアが生じている場合の最大制動力FMAXを規定するFMAX-USがそれぞれ設定されている。
また、この最大ブレーキ圧マップ48中、オーバステア発生時の最大制動力FMAX-OSは、アンダーステア発生時の最大制動力FMAX-USよりも、加速相関値に関わらず常に大きくなるように設定されている。
したがって、加速相関値が一定であったとしても、車両10がオーバステア状態にある場合には、アンダーステア状態にある場合よりも、最大ブレーキ圧FMAXは大きく設定されるようになっている。
また、作動許可部47は、姿勢制御キャンセルスイッチ(規制要求検出手段)27がオンである場合にのみ上限クリップ部46の作動を許可するものである。なお、この姿勢制御キャンセルスイッチ27は、車両10のドライバによって操作されるスイッチであって図示しないインストルメントパネルに設けられ、ドライバが姿勢制御部43の作動を規制したい場合にオン状態にされ、逆にドライバが姿勢制御43を作動させたい場合にオフ状態にされるものである。
つまり、この姿勢制御キャンセルスイッチ27がオンとなる状態として考えられる場面とは、例えば、ドライバの運転技術が高く、当該ドライバが姿勢制御部43による車両10の姿勢制御を要していない場合や、モータスポーツにおいて車両10の安定性よりも加速性を優先したい場合などが想定される。
もっとも、ドライバが姿勢制御部43による姿勢制御を必要としていない場合であっても、車両10の安定性を最低限は確保する必要があるため、姿勢制御キャンセルスイッチ27がオン状態になっていたとしても、完全に姿勢制御部43の作動を停止させるのではなく、姿勢制御により作動する各ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rの最大制動力FMAXをクリップするようになっているのである。
本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図3のフローチャートに示すように、まず、ステップS11において、ECU30の実ヨーレイト検出部41が、ヨーレイトセンサ21から信号を読込み、車両10の実際の旋回状態を示す実旋回相関値として取り扱われる実ヨーレイトを取得する。
その後、ステップS12において、目標ヨーレイト検出部42は、車輪速度センサ25L,25R,26L,26Rによって検出された各車輪13L,13R,15L,15Rの車輪速度と、舵角センサ23によって検出された舵角とに基づいて、車両10の目標とする旋回状態を示す目標旋回相関値として取り扱われる目標ヨーレイトを算出する。
そして、ステップS13において、この目標ヨーレイト検出部42は、実旋回相関値と目標旋回相関値とに基づいてUS/OS指数を求める。このUS/OS指数は、上述したように、車両10がアンダーステア傾向にあるのか、或いは、オーバステア傾向にあるのかを示す値であって、車両10が右旋回中である場合には、その値が大きいほどアンダーステア傾向が強くなっていることを示すものであり、逆に、車両10が左旋回中である場合には、その値が大きいほどオーバステア傾向が強くなっていることを示すものである。
また、このステップS13において、目標ヨーレイト検出部42は、実ヨーレイトと目標ヨーレイトとに基づき、車両10がオーバステア状態にあるのか、或いは、アンダーステア状態にあるのかを判定する。
このとき、姿勢制御キャンセルスイッチ27がオフ状態である場合には(ステップS14のNoルート)、作動許可部47が上限クリップ部46の作動を禁止するため、姿勢制御部43は、各ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rの最大ブレーキ圧FMAXについての制限を受けずに通常の姿勢制御を実行する(ステップS15)。
一方、姿勢制御キャンセルスイッチ27がオン状態である場合(ステップS14のYesルート)、前後加速検出部44が、前後Gセンサ22によって計測された、車両10の前後方向加速度を示す前後G信号を読込み、車両10の前後方向の加減速に相関する値である加速相関値を求める(ステップS16)。
そして、上限クリップ部46は、ステップS13において行なわれた目標ヨーレイト検出部42によるUS/OS判定の結果に基づいて、後述する最大ブレーキ圧マップ48を参照することで、前後加速検出部44によって検出された加速相関値に応じて、姿勢制御部43による各車輪13L,13R,15L,15Rに対する最大制動力FMAXを設定する(ステップS17)。
つまり、目標ヨーレイト検出部42により、車両10にはオーバステアが生じていると判定された場合、この上限クリップ部46は、各ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rの最大ブレーキ圧FMAXを、オーバステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-OSを超えないように設定する。
他方、目標ヨーレイト検出部42により、車両10にはアンダーステアが生じていると判定された場合、この上限クリップ部46は、各ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rの最大ブレーキ圧FMAXを、アンダーステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-USを超えないように設定する。
そして、姿勢制御部43は、ステップS18において設定された最大ブレーキ圧FMAX(即ち、オーバステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-OS或いはアンダーステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-US)を超えないように、各ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを制御するように油圧制御ユニット19に対して指示し、姿勢制御を実行する(ステップS20)。
ここで、もう少し具体的に、上限クリップ部46が作動した状態で姿勢制御が実行された場合を、図4,図5および図6を用いて説明する。
図4(A)に示すように車両10がオーバステア状態であり、且つ、図2に示すように加速相関値がa1(即ち、車両10が加速中)であった場合、姿勢制御部43は、旋回中心とは反対側の前車輪(前外輪)13Lに制動力を加えることで、オーバステアを抑制するヨーモーメントを発生させる。
また、図4(B)に示すように車両10がアンダーステア状態であり、且つ、図2に示すように加速相関値がa1であった場合、姿勢制御部43は、旋回中心側の後車輪(後内輪)15Rに制動力を加えることで、アンダーステアを抑制するヨーモーメントを発生させる。
また、図5(A)に示すように車両10がオーバステア状態であり、且つ、図2に示すように加速相関値がa2(即ち、車両10が僅かに減速中)であった場合、姿勢制御部43は、前外輪13Lに制動力を加えることで、オーバステアを抑制するヨーモーメントを発生させる。なお、車両10が僅かに減速中とは、ここでは、エンジンブレーキを使用しているような場合を想定している。
また、図5(B)に示すように車両10がアンダーステア状態であり、且つ、図2に示すように加速相関値がa2であった場合、姿勢制御部43は、後内輪15Rに制動力を加えることで、アンダーステアを抑制するヨーモーメントを発生させる。
また、図6(A)に示すように車両10がオーバステア状態であり、且つ、図2に示すように加速相関値がa3(即ち、車両10の減速度が大きい)場合、姿勢制御部43は、前外輪13Lに制動力を加えることで、オーバステアを抑制するヨーモーメントを発生させる。
また、図6(B)に示すように車両10がアンダーステア状態であり、且つ、図2に示すように加速相関値がa3であった場合、姿勢制御部43は、後内輪15Rに制動力を加えることで、アンダーステアを抑制するヨーモーメントを発生させる。
つまり、制動制御キャンセルスイッチ27がオン状態であることにより、上限クリップ部46が作動している際に、図4(A),図5(A)および図6(A)に示すように、車両10にオーバステアが発生した場合には、前外輪13Lに対する制動力の最大値FMAXが、上限クリップ部46により、オーバステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-OSを超えないように制御されるので、姿勢制御実行による効果の度合いは、上限クリップ部46が作動していない場合よりも小さくなる。
同様に、制動制御キャンセルスイッチ27がオン状態であることにより、上限クリップ部46が作動している際に、図4(B),図5(B)および図6(B)に示すように、車両10にアンダーステアが発生した場合には、後内輪15Rに対する制動力の最大値FMAXが、上限クリップ部46により、アンダーステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-USを超えないように制御されるので、姿勢制御実行による効果の度合いは、上限クリップ部46が作動していない場合よりも小さくなる。
また、図4(A)における前外輪13Lに対する制動力の最大値FMAX-OS-a1よりも、図5(A)における前外輪13Lに対する制動力の最大値FMAX-OS-a2の方が大きく、また、図5(A)における前外輪13Lに対する制動力の最大値FMAX-OS-a2よりも、図6(A)における前外輪13Lに対する制動力の最大値FMAX-OS-a3の方がさらに大きくなっている。つまり、加速相関値に応じて、制動力の最大値FMAXは異なり、これらの図4(A),図5(A)および図6(A)に示す場合においては、下式(3)の関係が満たされるようになっている。
MAX-OS-a1<FMAX-OS-a2<FMAX-OS-a3・・・(3)
同様に、図4(B)における後内輪15Rに対する制動力の最大値FMAX-US-a1よりも、図5(B)における後内輪15Rに対する制動力の最大値FMAX-US-a2の方が大きく、また、図5(B)における前外輪13Lに対する制動力の最大値FMAX-US-a2よりも、図6(B)における後内輪15Rに対する制動力の最大値FMAX-US-a3の方がさらに大きくなっている。つまり、加速相関値に応じて、制動力の最大値FMAXは異なり、これらの図4(B),図5(B)および図6(B)に示す場合においては、下式(4)の関係が満たされるようになっている。
MAX-US-a1<FMAX-US-a2<FMAX-US-a3・・・(4)
このように、上式(3)および(4)の関係が成立しているのは、図2に示す最大ブレーキ圧マップ48において、オーバステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-OSおよびアンダーステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-USは、加速相関値が小さくなるに連れて増大するように設定されていることによるものである。
つまり、車両10は、減速度が大きくなるに連れて、前輪13L,13Rへの荷重が増えるとともに、後輪15L,15Rへの荷重が少なくなるため、車両10の安定性が低減するため、ドライバが姿勢制御を不要と判断し、姿勢制御キャンセルスイッチ27をオン状態にしている場合であっても、車両10が減速することにより低減した安定性を、姿勢制御部43によって実行される姿勢制御によって補うべく、オーバステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-OSおよびアンダーステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-USは、減速度が大きくなる(即ち、加速相関値が小さくなる)に連れて、増大するように最大ブレーキ圧マップ48上、規定されているのである。
このように、本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置によれば、車両10の実際の走行状態に応じて、車両10に必要な安定性を確保することができるので、車両10の各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動力を個別に制御する姿勢制御が実行された場合でも、各車輪13L,13R,15L,15Rに必要以上の制動力が加えられることを防ぐことができる。
また、オーバステア状態の車両10の姿勢を制御するほうが、アンダーステア状態の車両10の姿勢を制御するよりも一般的には困難であり、姿勢制御の実行により、車両安定性の向上が望まれる場面であるが、オーバステア状態の車両10に対する姿勢制御の最大制動力FMAX-OSが、アンダーステア状態の車両10に対する姿勢制御の最大制動力FMAX-USよりも大きく設定されることにより、オーバステア状態の車両安定性を確保しながら、各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動力が必要以上に大きくなることを防ぐことができる。
なお、アンダーステア状態は、オーバステア状態が継続する期間に比べて短い場合が多く、さらに、姿勢制御キャンセルスイッチ27をオンである場合にはエンジン11の出力は制限されないため、一見、ブレーキ装置21L,21R,22L,22Rが長い期間作動し続けることによる熱害や、ブレーキ装置21L,21R,22L,22Rのパッドの磨耗の問題が生じるかのようにも見える。
しかしながら、本実施形態に係る車両の姿勢制御装置によれば、最大制動力FMAXが、車両10の加速度が大きくなるほどに小さくなるように設定されているので、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rが発熱することを抑制し、また、ブレーキ装置21L,21R,22L,22Rのパッド(図示略)が磨耗することを抑制することができる。
さらに、車両10の前後方向加速度を実測する前後Gセンサ22の測定結果に基づいて加速相関値を求めるようになっているので、車両10の実際の挙動に的確に対応して姿勢制御を実行させることができ、換言すれば、不要な姿勢制御の実行を廃することができる。
また、姿勢制御の実行を規制することが望まれているのか否かに応じて、各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動力の最大値FMAXが変更されるようになっているので、姿勢制御による最大効果を必要に応じて変更することができる。
また、加速中の車両10で姿勢制御が実行された場合であっても、最大制動力FMAXの抑制度が大きくなることにより、ドライバや他の乗員の違和感を低減することもできる。
また、減速中の車両10で姿勢制御が実行された場合には、最大制動力FMAXの抑制度が小さくなることにより、姿勢制御による効果を高め、特に、パニックブレーキ時などの緊急制動時においても、車両10の安定性を向上させることができる。
また、図2に示すように、最大制動力FMAXが、車両10の加速度が大きくなるほどに小さくなるように設定されているので、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rが発熱することを抑制し、また、ブレーキ装置21L,21R,22L,22Rのパッドが磨耗することを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態においては、前後加速検出部44が、車両10の前後方向加速度を実測する前後加速度センサ22の測定結果を加速相関値とする場合を例にとって説明したが、このような場合に限定するものではない。
例えば、この前後加速検出部44が、アクセルポジションセンサによって計測された車両10のドライバによる加速要求を加速相関値として扱うようにしてもよい。この場合、ドライバの加速要求に的確に対応して、姿勢制御による最大ブレーキ圧FMAXを抑制することで、姿勢制御による最大効果を変更することができる。
別の例としては、この前後加速検出部44が、マスタシリンダ圧センサ24よる計測結果を加速相関値として扱うようにしてもよい。この場合、ドライバによるブレーキペダルの踏力に応じて、姿勢制御による最大ブレーキ圧FMAXを抑制することで、姿勢制御の最大効果を的確に変更することができる。
さらに別の例としては、エンジン11の出力トルクに相関する値(例えば、目標筒内圧や、体積効率など)をトルク相関値として検出する出力トルク相関値検出部(出力トルク相関値検出手段)をECU40のメモリ内にソフトウェアとして設け、前後加速検出部44が、出力トルク相関値検出部による検出結果を加速相関値として扱うようにしてもよい。これにより、車両10の加減速に応じて姿勢制御による最大ブレーキ圧FMAXを抑制することで、姿勢制御による最大効果を的確に変更することができる。
また、上述の実施形態においては、最大ブレーキ圧マップ48上、オーバステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-OSと、アンダーステア発生時の最大ブレーキ圧FMAX-USとを別々に設定した場合を例にとって説明したが、このような場合に限定するものではなく、オーバステア時においてもアンダーステア時においても共通の最大ブレーキ圧FMAXを設定するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、車両10が、いわゆるFF車である場合に着いて説明したが、このような場合に限定されるわけではなく、FR車,MR車,4WD車,RR車など、いずれの場合であっても良い。
本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置の全体構成を示す模式的なブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置による姿勢制御の実行時に用いられる制御マップを示す模式図であって、最大ブレーキ圧を規定したものを示す。 本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置による姿勢制御の内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置による姿勢制御の作用を示す模式図であって、(A)は加速中の車両にオーバステアが生じている場合を示し、(B)は加速中の車両にアンダーステアが生じている場合を示す。 本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置による姿勢制御の作用を示す模式図であって、(A)は減速度の小さい車両にオーバステアが生じている場合を示し、(B)は減速度の小さい車両にアンダーステアが生じている場合を示す。 本発明の一実施形態に係る車両の姿勢制御装置による姿勢制御の作用を示す模式図であって、(A)は減速度の大きい車両にオーバステアが生じている場合を示し、(B)は減速度の大きい車両にアンダーステアが生じている場合を示す。 一般的な車両の姿勢制御の作用を示す模式図であって、車両にオーバステアが生じている場合を示す。 一般的な車両の姿勢制御の作用を示す模式図であって、車両にアンダーステアが生じている場合を示す。
符号の説明
10 車両
22 前後加速度センサ
24 ブレーキマスタシリンダ圧センサ(油圧計測手段)
27 姿勢制御キャンセルスイッチ(規制要求検出手段)
41 実ヨーレイト検出部(実旋回相関値検出手段)
42 目標ヨーレイト検出部(目標旋回相関値取得手段)
43 姿勢制御部(姿勢制御手段)
44 前後加速検出部(加速相関値取得手段)
46 上限クリップ部(最大制動力変更手段)
47 作動許可部(作動許可手段)


Claims (7)

  1. 車両の実際の旋回状態を示す実旋回相関値を検出する実旋回相関値検出手段と、
    該車両の目標とする旋回状態を示す目標旋回相関値を求める目標旋回相関値取得手段と、
    該実旋回相関値検出手段により検出された該実旋回相関値が該目標旋回相関値取得手段によって取得された該目標旋回相関値に近づくように該車両の各車輪に対して制動力を調整する制御である姿勢制御を実行する姿勢制御手段と、
    該車両の前後方向加速度および加速要求のうち少なくともいずれか一方に相関する値である加速相関値を検出する加速相関値検出手段と、
    該加速相関値検出手段によって検出された該加速相関値に応じて、該姿勢制御手段による該各車輪に対する最大制動力を変更する最大制動力変更手段とを備えて構成する
    ことを特徴とする、車両の姿勢制御装置。
  2. 該最大制動力変更手段は、実旋回相関値と目標旋回相関値とに基づき旋回状態検出手段により該車両がオーバステア状態にあると判定された場合における最大制動力よりも、該車両がアンダーステア状態にあると判定された場合における最大制動力を小さくする
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両の姿勢制御装置。
  3. 該姿勢制御手段の作動を規制する旨の要求を検出する規制要求検出手段と、
    該姿勢制御手段に対する作動規制要求を該規制要求検出手段が検出した場合にのみ該最大制動力変更手段の作動を許可する作動許可手段とを備える
    ことを特徴とする、請求項1または2記載の車両の姿勢制御装置。
  4. 該車両の前後方向加速度を実測する前後加速度センサが設けられ、
    該加速相関値取得手段は、該前後加速度センサの計測結果を該加速相関値とする
    ことを特徴とする、請求項1〜3いずれか1項記載の車両の姿勢制御装置。
  5. 該車両のドライバによる加減速要求を検出する加減速要求検出手段が設けられ、
    加速相関値検出手段は、該加減速要求検出手段による検出結果を加速相関値とする
    ことを特徴とする、請求項1〜3いずれか1項記載の車両の姿勢制御装置。
  6. 該車両には、該車輪に対する制動力を発生させる油圧制動装置と、該油圧制動装置の油圧を計測する油圧計測手段が設けられ、
    加速相関値検出手段は、該油圧計測手段による計測結果を該加速相関値とする
    ことを特徴とする、請求項1〜3いずれか1項記載の車両の姿勢制御装置。
  7. 該車両には駆動力を発生させるエンジンと、該エンジンの出力トルクに相関する値であるトルク相関値を検出する出力トルク相関値検出手段とが設けられ、
    該加速相関値検出手段は、該トルク相関値検出手段による計測結果を該加速相関値とする
    ことを特徴とする、請求項1〜3いずれか1項記載の車両の姿勢制御装置。


JP2005262788A 2005-09-09 2005-09-09 車両の姿勢制御装置 Expired - Fee Related JP4670555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005262788A JP4670555B2 (ja) 2005-09-09 2005-09-09 車両の姿勢制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005262788A JP4670555B2 (ja) 2005-09-09 2005-09-09 車両の姿勢制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007076388A true JP2007076388A (ja) 2007-03-29
JP4670555B2 JP4670555B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=37937118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005262788A Expired - Fee Related JP4670555B2 (ja) 2005-09-09 2005-09-09 車両の姿勢制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4670555B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221625A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 株式会社アドヴィックス 制動制御装置
JP2019172014A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 マツダ株式会社 車両の制御装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04185560A (ja) * 1990-11-21 1992-07-02 Nissan Motor Co Ltd 制動力制御装置
JPH0524522A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Nissan Motor Co Ltd 制動力制御装置
JP2000355232A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Nissan Motor Co Ltd 先行車追従制御装置
JP2002127887A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 車両の姿勢制御装置
JP2002219958A (ja) * 2001-01-29 2002-08-06 Toyota Motor Corp 車両用ヨーレイト制御装置
JP2004210269A (ja) * 2003-01-03 2004-07-29 General Motors Corp <Gm> 車両統合シャーシ制御システムのための方法及び装置
JP2005104348A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 車両のステア特性制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04185560A (ja) * 1990-11-21 1992-07-02 Nissan Motor Co Ltd 制動力制御装置
JPH0524522A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Nissan Motor Co Ltd 制動力制御装置
JP2000355232A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Nissan Motor Co Ltd 先行車追従制御装置
JP2002127887A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 車両の姿勢制御装置
JP2002219958A (ja) * 2001-01-29 2002-08-06 Toyota Motor Corp 車両用ヨーレイト制御装置
JP2004210269A (ja) * 2003-01-03 2004-07-29 General Motors Corp <Gm> 車両統合シャーシ制御システムのための方法及び装置
JP2005104348A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 車両のステア特性制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015221625A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 株式会社アドヴィックス 制動制御装置
JP2019172014A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 マツダ株式会社 車両の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4670555B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4179392B1 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP4333729B2 (ja) 車両挙動制御装置
JP4631549B2 (ja) 車両運動安定化制御装置
JP4069921B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP6844500B2 (ja) 車両の挙動制御装置
JP2009051369A (ja) 車両の挙動制御装置
JP2009012707A (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP2007255664A (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP2013039892A (ja) 車両のヨーモーメント発生旋回効率化装置
JP2005271824A (ja) 車両の挙動制御装置
JP5234265B2 (ja) 車両の前後力制御装置
JP4626550B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP2005271818A (ja) 車両のロールオーバ抑制制御装置
JP2007291909A (ja) 車両走行制御装置
JP5088032B2 (ja) 車両の制駆動制御装置及び制駆動制御方法
JP4923475B2 (ja) 車両走行制御装置および車両走行制御方法
JP4670555B2 (ja) 車両の姿勢制御装置
JP5333245B2 (ja) 車両挙動制御装置
JP4928221B2 (ja) 車両挙動制御装置
JP4506626B2 (ja) 車両の姿勢制御装置
JP4497064B2 (ja) 車両の姿勢制御装置
JP5040013B2 (ja) 車両の旋回挙動制御装置
JP2020163891A (ja) 走行制御装置
JP2006123611A (ja) 車両用操舵装置
JP2015186978A (ja) 車両用自動運転制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110103

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4670555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees