JP2007076112A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワーク環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、同一ネットワーク上で複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有できるようにする。
【解決手段】 印刷データに対して処理を行う、少なくとも1つ以上のユーザ対応プログラムを登録する登録手段と、前記登録されたユーザ対応プログラム各々に対して利用するユーザを設定する設定手段と、印刷装置に対してデータを送信しているユーザを識別する識別手段と、その識別結果に応じて前記ユーザ対応プログラムを選択する選択手段と、前記ユーザ対応プログラムを実行する実行手段を持つ。
【選択図】 図1
【解決手段】 印刷データに対して処理を行う、少なくとも1つ以上のユーザ対応プログラムを登録する登録手段と、前記登録されたユーザ対応プログラム各々に対して利用するユーザを設定する設定手段と、印刷装置に対してデータを送信しているユーザを識別する識別手段と、その識別結果に応じて前記ユーザ対応プログラムを選択する選択手段と、前記ユーザ対応プログラムを実行する実行手段を持つ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択が可能な印刷装置に関する。
事務処理に於けるOA化が進み、ホストコンピュータから印刷装置へデータを転送して印刷を行う文書、図面等が増加し、文書をPCを用いて作成することは既に一般的となっている。また、機器の世代交代も次々進み、古いモノクロの印刷装置から、新しいカラーの印刷装置、様々なフィニッシング(例えばステープルやパンチによる穴あけ等)の行える高速な印刷装置なども登場している。そして、それらをPCやワークステーションから利用するためのドライバやユーティリティも同時に進化し、印刷装置とドライバ、ユーティリティを一緒に利用することで、様々な設定や処理が可能となってきている。
上記のように、印刷システムの進化、世代交代が進み、一般ユーザの利用する環境が変化していく一方、特定の業務においては、その業務の特殊性に合わせてPCやワークステーション上に独自のプログラムを搭載して印刷システムを構築することも多く、一般のユーザのようにドライバやユーティリティを利用せずにシステムを構築している場合や、特定用途向けにチューニングされたドライバやユーティリティを利用している場合が存在する。そのような特殊な印刷システム環境においては、一般ユーザのようにプリンタドライバが変更、更新されたからといって、すぐに変更してしまうことができず、システム全体でプリンタドライバのチェックを行ってから入れ替えるというような手順を踏む必要があり、システムが動かなくなるような事態を極力さけたいという要求が存在する。
また、その規模もPCと印刷装置といった小さいシステムから、数千台の機器による複数のPC、印刷装置を組み合わせる規模の大きいシステムも存在し、特定の業務向けに印刷システムを組む場合には、システム導入時の印刷装置の仕様に合わせた制御コマンドの出力や、当時のPDLの言語仕様に乗っ取ってシステムが作成されているため、印刷装置とセットとなるドライバの交換や、システム全体のプログラムの変更などが難しく、新しい印刷装置への乗り換えがし難く、システムをほとんど変更することなく新しい印刷装置を導入したいという要望がある。
そして、印刷装置自体を個別のシステムに合わせるという方法も想定できるが、印刷装置を制御するプログラム全体を入れ替えるには、開発費や変更に伴うテストの費用等、大きなコストが発生してしまい、個別のシステムに応えるのも難しい。
その結果、このような個別のシステムの要望に応え、障害等が出た場合にもなるべく手軽に対応できるように、印刷装置のコントローラの一部に追加プログラムを準備する、あるいは、一部の機能を置き換えることによって、各ユーザ個別の環境に合わせたカスタマイズを行う仕組みが実装されるようになってきている。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開平7-288634号公報
しかしながら、過去のシステム(以下、旧システム)が存在する中でプログラムを変更せずに新しい印刷装置を導入した場合、従来の印刷装置やドライバ(以下、旧ドライバ)には、最新のドライバのように、個々のユーザを識別するべく情報を印刷データそのものに乗せて送信するような仕組みが存在しないため、ネットワーク上で利用している各環境に応じてカスタマイズされたユーザ対応のためのプログラムを選択して実行することができなかった。また、パラレル I/FやUSB I/Fなどの各種入出力手段によってデータを送ってくる場合にも、各環境に応じてカスタマイズされたユーザ対応のためのプログラムを選択して実行することができなかった。
ファクシミリ装置などでは、先願として、特開平7-288634のようにLAN上の機器から送られてくるコマンドを解析して、ファクシミリ通信かデータ通信かを切り替える発明がなされているが、上記のようにそれぞれのユーザの個別の環境でシステムに変更を加えることなく、印刷装置の動作の一部を変更するようなカスタマイズされたユーザ対応プログラムを登録、動作させることを目的として、そのプログラムを切り替えるための手段は有していなかった。
そこで、本発明は、ネットワーク環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、同一ネットワーク上で複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、異なるI/Fを利用する通信環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、それぞれの通信環境において複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、ネットワーク上の各ユーザをグループでまとめて管理することによって、同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザを管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることを目的とする。
また、本発明は、複数の通信手段ごとに異なる各ユーザをグループで管理することによって、異なる通信環境であっても同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザをまとめて管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることを目的とする。
また、本発明は、ネットワーク、および、通信手段毎の情報を利用する様々なユーザを対応する必要のあるカスタマイズされたユーザ対応プログラム毎にグループでの管理を可能にし、同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザを管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の印刷装置は、以下のような構成を備える。
即ち、印刷データに対して処理を行う、少なくとも1つ以上のユーザ対応プログラムを登録する登録手段と、前記登録されたユーザ対応プログラム各々に対して利用するユーザを設定する設定手段と、印刷装置に対してデータを送信しているユーザを識別する識別手段と、その識別結果に応じて前記ユーザ対応プログラムを選択する選択手段と、前記ユーザ対応プログラムを実行する実行手段を持つことを特徴とする印刷装置である。
即ち、印刷データに対して処理を行う、少なくとも1つ以上のユーザ対応プログラムを登録する登録手段と、前記登録されたユーザ対応プログラム各々に対して利用するユーザを設定する設定手段と、印刷装置に対してデータを送信しているユーザを識別する識別手段と、その識別結果に応じて前記ユーザ対応プログラムを選択する選択手段と、前記ユーザ対応プログラムを実行する実行手段を持つことを特徴とする印刷装置である。
また、前記ユーザを識別する識別手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータのネットワークにおけるアドレス情報を利用することを特徴とする印刷装置である。
また、前記ユーザを識別する識別手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータと印刷装置の繋がっている通信手段の情報を利用することを特徴とする印刷装置である。
また、前記ユーザを設定する設定手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータのネットワークにおけるアドレス情報をグループ化して設定する設定手段を持つことを特徴とする印刷装置である。
また、前記ユーザを設定する設定手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータと印刷装置の繋がっている通信手段の情報をグループ化して設定する設定手段を持つことを特徴とする印刷装置である。
(作用)
以上の構成を持って、本発明は、ネットワーク環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、同一ネットワーク上で複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有することが可能となる。
以上の構成を持って、本発明は、ネットワーク環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、同一ネットワーク上で複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有することが可能となる。
また、本発明は、異なるI/Fを利用する通信環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、それぞれの通信環境において複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有することが可能となる。
また、本発明は、ネットワーク上の各ユーザをグループでまとめて管理することによって、同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザを管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることが可能となる。
また、本発明は、複数の通信手段ごとに異なる各ユーザをグループで管理することによって、異なる通信環境であっても同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザをまとめて管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることが可能となる。
また、本発明は、ネットワーク、および、通信手段毎の情報を利用する様々なユーザを対応する必要のあるカスタマイズされたユーザ対応プログラム毎にグループでの管理を可能にし、同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザを管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることが可能となる。
上記のように、以上の構成に於て、本発明は、ネットワーク環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、同一ネットワーク上で複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有することを可能ならしめた。
また、本発明は、異なるI/Fを利用する通信環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、それぞれの通信環境において複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有することを可能ならしめた。
また、本発明は、ネットワーク上の各ユーザをグループでまとめて管理することによって、同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザを管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることを可能ならしめた。
また、本発明は、複数の通信手段ごとに異なる各ユーザをグループで管理することによって、異なる通信環境であっても同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザをまとめて管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることを可能ならしめた。
また、本発明は、ネットワーク、および、通信手段毎の情報を利用する様々なユーザを対応する必要のあるカスタマイズされたユーザ対応プログラム毎にグループでの管理を可能にし、同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザを管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることを可能ならしめた。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
まず、本発明の実施の形態を適用可能な印刷装置の一例としてカラーレーザビームプリンタの構成例を説明する。
図2は本実施例を適用した印刷システムの図であり、ホストコンピュータ1(2001)、ホストコンピュータ2(2002)と印刷装置2003、それらの機器が繋がっているネットワーク2000から構成されるシステム構成を示した図である。
図1は、前記印刷装置2003の例として、カラーレーザビームプリンタ2003、それらの機器が繋がっているネットワーク2000とネットワークに接続するための通信線1004から構成されるシステム構成を示した図である。
カラーレーザビームプリンタ2003内の1031は、プリンタ全体の動作を司るレーザビームプリンタ制御ユニットである。 制御ユニットには、ネットワーク2000と繋がる通信線1004を介して入出力を司る入出力部1032を通じて、各ホストコンピュータ1(2001)、2(2002)との通信を行う。また、印字のための制御コードや、入出力部1032からデータの送受信を行うための入出力バッファ(1033)、制御ユニット全体の動作を制御するCPU1034、CPUの動作を記述するプログラムが内蔵されているプログラムROM1035、前記制御コード、データの解釈や印刷に必要な計算、印字データの処理のためのワークメモリに利用されるRAM1036、印刷装置の電源が遮断されても保持しておく必要のあるデータを格納する不揮発性RAM(NVRAM)1037、ホストコンピュータ1001から受信した印刷データを解析する印刷データ解析部1061、印刷データ解析部1061により解析された結果に応じて、各種の画像オブジェクトを生成する画像情報生成部1062、各色プレーン(イエローY、シアンC、マゼンタM、ブラックK)ごとにエンジンに画像オブジェクトをビットマップ画像に展開し、展開されたビットマップ画像を印刷装置エンジンに転送するY画像展開/転送部1038Y、C画像展開/転送部1038C、M画像展開/転送部1038M、K画像展開/転送部1038K、実際に紙に印刷を行う印刷装置エンジン部1039と制御ユニットとエンジン部を繋ぐエンジンI/F部1040、印刷装置の操作を行う操作パネル1041、制御ユニットと操作パネル1041を繋ぐパネルI/F部1042および、印字データや様々な印刷装置の情報等の保存に利用される外部メモリ1043と制御ユニットと外部メモリを繋ぐメモリI/F部1044、そして各ユニットをつなぐシステムバス1045からシステムは構成されている。さらに、プログラムROMには、ユーザの個別な要求に応えるために本来の印刷装置の動作に対して、ユーザ用のプログラムを登録することが可能であり、カスタマイズされたユーザ対応プログラムを登録するユーザ対応プログラム登録部1071、登録されたユーザ対応プログラムを動作させるユーザを特定するユーザ判断部1072、前記判断部の結果に従って、プログラムの選択を行うユーザ対応プログラム選択部1073が存在する。そして、登録されたプログラムを保持するためにNVRAM1037には、ユーザ対応プログラムの本体を保存しておくユーザ対応プログラム登録領域1080、ユーザの情報とユーザ対応プログラムの対応関係等の管理情報を保持するためのユーザ対応プログラム管理情報1037が存在する。
エンジン部1039には、紙の給紙から印字、排出までの印刷の制御を行うエンジン制御部1046、Y、M、C、Kのカラーの印刷時の処理を行うカラー印刷モードと、Kのみを利用してモノクロの印刷時の処理を行うモノクロ印刷モードを切り替えるカラー/モノクロ印字制御部1047が存在している。
図3はカラーレーザビームプリンタのエンジン部1039である。図3に示すカラーレーザビームプリンタ1030は、図3に示すように、筐体3001を備え、筐体3001には、エンジン1036を構成するための各機構と、その各機構による各印字プロセス処理に関する制御を行うエンジン制御部1046、及びプリンタコントローラ1031(図1に示す)を収納する制御ボード収納部3003とが内臓されている。
このカラーレーザビームプリンタには、垂直方向に併設された4個の像担持体としての感光体ドラム3010(3010K,3010M,3010C,3010Y)を備えている。この感光体ドラム3010は、駆動手段(不図示)によって、図1の逆時計回りの方向に回転駆動される。感光体ドラム3010の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム3010の表面を均一に帯電する帯電装置3011(3011K,3011M,3011C,3011Y)、画像情報に基いてレーザビームを照射し、感光体ドラム3010上の静電潜像を形成するスキャナ部3012(3012K,3012M,3012C,3012Y)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置3013(3013K,3013M,3013C,3013Y)、感光体ドラム3010上のトナー像を転写材に転写させる静電搬送転写装置3014、転写後の感光体ドラム3010表面に残った転写後トナーを除去するクリーニング装置3015 は(3015K,3015M,3015C,3015Y)、一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ3016(3016K,3016M,3016C,3016Y)を形成し、筐体3001に着脱可能なものとなっている。
次に各部の構成について順次説明する。感光体ドラム3010は、有機光伝導体層(OPC感光体)を流布して構成したものである。感光体ドラム3010は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、図中反時計回りに回転駆動される。
各帯電装置3011は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム3010表面に当接させるとともに、このローラに電源(不図示)によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム3010表面を一様に帯電させるものである。
スキャナ部3012は、感光体ドラム3010の水平方向に配置され、レーザダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光がスキャナモータによって高速回転されるポリゴンミラー3028(3028K,3028M,3028C,3028Y)に照射される。ポリゴンミラーに反射した画像光は、結像レンズ3017(3017K,3017M,3017C,3017Y)を介して帯電済みの感光体ドラム3010表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
現像装置3013(3013K,3013M,3013C,3013Y)はそれぞれ転写材の搬送方向上流側(図中の下側)から順に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納した現像器から構成される。感光体ドラム3010上の静電潜像の現像時には、対応する現像器の容器内のトナーを送り機構によって塗布ローラ3013k1,3013m1,3013c1,3013y1に送りこみ、回転する現像ローラ3013k2,3013m2,3013c2,3013y2の外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電化を付与(摩擦帯電)する。この現像ローラと、静電潜像が形成された感光体ドラム3010との間に現像バイアスを印加することにより、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像するものである。
クリーニング装置3015は、現像装置3013によって感光体ドラム3010上に現像されたトナーが転写材に転写された後、転写されないで感光体ドラム3010表面に残ったいわゆる転写残トナーを除去するものである。
全ての感光体ドラム3010K,3010M,3010C,3010Yに対向し、接するように循環移動するベルト部材としての静電搬送ベルト3008が配設されている。この静電搬送ベルト3008は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に転写材を静電吸着して上記感光体ドラム3010に転写材を接触させるべく循環移動する。また、静電搬送ベルト3008の転写材搬送方向上流(図中下側)には吸着ローラ3009が当接している。転写材の搬送に際しては、前記吸着ローラ3009にバイアス電圧を印加することで、接地されたローラ3018aとの間に電界を形成し、静電搬送ベルト3008および転写材の間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせることができるようになっている。
これにより、転写材は静電搬送ベルト3008により転写位置まで搬送され、感光体ドラム3010上のトナー像が順次転写される。
前記静電搬送ベルト3008の内側(裏面側)に当接し、4個の感光体ドラム3010K,3010M,3010C,3010Yに対応して転写部材としての転写ローラ3019(3019k,3019m,3019c,3019y)が併設されている。これら転写ローラ3019には転写バイアス用電源(不図示)が接続されている。これら転写ローラ3019は、感光体ドラム3010と対向し、転写部を形成する。これら転写ローラ3019から正極性の電荷が静電搬送ベルト3008を介して転写材に印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム3010に接触中の転写材に、感光体ドラム3010上の負極性のトナー像が転写される。
静電搬送ベルトは、駆動ローラ3020、従動ローラ3018a,3018b、テンションローラ3021の4本のローラにより掛け渡され、図の時計回りの方向に回転する。これにより、上述した静電搬送ベルト3008が循環移動して転写材が従動ローラ3018a側から駆動ローラ3020側へ搬送される間に感光体ドラム上のトナー像を転写される。
給送部3022は、画像形成部に転写材を給送するものであり、複数枚の転写材が給送カセット3005に収納されている。画像形成時には、給送ローラ3006(半月ローラ)、レジストローラ対3007が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット3005内の転写材を1枚ずつ分離給送するとともに、転写材先端は、レジストローラ対3007に突き当たり、一旦停止し、ループを形成した後、静電搬送ベルト3008へと再給送されていく。
定着部3023は、転写材に転写された複数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転する加熱ローラ3024とこれに圧接して転写材に熱及び圧力を印加する加圧ローラ3025とからなる。
すなわち、感光体ドラム3010上のトナー像を転写した転写材は定着部3023を通過する際に定着ローラ対で搬送されると共に、定着ローラ対3024,3025によって熱及び圧力を印加される。これによって複数色のトナー像が転写材表面に定着される。
また、イエロー、マゼンタ、シアンのプロセスカートリッジ3016Y,3016M,3016Cは図示しない昇降機構によって感光体ドラム3010Y,3010M,3010Cが静電搬送ベルト3008に当接した状態から左方へ移動し、静電搬送ベルト3008から離間した位置へ移動可能に構成されている。そして、選択された印刷モードに応じて前記昇降機構が動作するようになっている。すなわち、前述のエンジン制御部1046におけるカラー/モノクロ印字制御部1047において、カラー印刷モードを指定した場合には、感光体ドラム3010Y,3010M,3010Cが静電搬送ベルト3008に当接した状態となり、各転写ローラ3019Y,3019M,3019C,3019Kからの電圧印加により、感光体ドラム3010のトナー像がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で順次転写される。一方、モノクロ印刷モードを指定した場合には、前記昇降機構によって、感光体ドラム3010Y,3010M,3010Cを静電搬送ベルト3008から離間させることによって、感光体ドラム3010Kのみが静電搬送ベルト3008に当接した状態となり、転写ローラ3019Kからの電圧の印加により、感光体ドラム3010Kのトナー像がブラックのみで転写されることになる。カラー印刷モードは、必ずしもカラー文書を印字するものではなく、モノクロ文書をカラー印刷モードで印字すれば、トナー像がブラックにのみ形成される違いのみでカラー印刷モードと同じ動作で印字を行うことが可能である。
このようにして、トナー像を転写された転写材3004は、駆動ローラ3020で宣伝搬送ベルト3008から分離され、定着器3023に至り、転写材3004は、上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対3026によって排出部Fに排出されることになる。
筐体3001には、パネル部1037を構成するための操作パネル3002が取り付けられている。操作パネル3002には、指示入力操作のためのスイッチ群、情報表示のためのLED表示器、LCD表示器が設けられている。また、プリンタコントローラにより印字データ等の記憶に利用される外部メモリ部1038を構成するための外部メモリユニット3027が取り付けられている。
図4は、図2の構成におけるホストコンピュータ1(2001)の構成を示した図である。
ホストコンピュータ1(2001)内の4001は、ホストコンピュータ1の動作を司るホストコンピュータ制御部である。制御部4001には、コンピュータ全体の動作を制御するCPU4002、CPU4002の動作を記述するプログラムが内蔵されているプログラムROM4003、ホストコンピュータと外部機器との制御コード、データの送受信を行う入出力部4004と、入出力部への入出力バッファ、前期制御コード、データの解釈や印刷に必要な計算、印刷データの処理のためのワークメモリに利用されるRAM4005、RAM4005には、コンピュータ上で動作するワードプロセッサソフトや表計算ソフト等のアプリケーションプログラム(APプログラム1)4006や印刷装置へ出力するための制御コードを生成するプログラムであるプリンタドライバ1(4007)が存在する。プリンタドライバ内には、印刷する印字装置の解析可能な印刷記述言語(PDL)の生成を行う印刷データ生成部1(4031)が存在する。また、コンピュータで処理した画像をユーザに表示するディスプレイ4009と、それを制御するディスプレイコントローラ4010、ユーザからの命令を受け付けるためのキーボード4011とそれを制御するためのキーボードコントローラ4012、印字データや様々なホストコンピュータの情報等の保存に利用される外部メモリ4013とそれを制御するメモリコントローラ4014そして各ユニットをつなぐシステムバス4015からなる。
次に、上述したシステム構成で各装置の動作について以下に説明する。
まず、カラーレーザビームプリンタ2003にユーザ対応プログラム1071の登録を行う場合について説明する。カラーレーザビームプリンタ2003は、操作パネル部1041からユーザ対応プログラム登録モードへ切り替えると、登録モード中のデータの入力をユーザ対応プログラム用のデータとして処理を行い、ユーザ対応プログラムを内部に格納する処理を行う。 ユーザ対応プログラム登録部1071での処理フローを図5に、図6に、ユーザ対応プログラムを登録する際のデータ形式を示す。
ユーザ対応プログラム登録データ6000は、例えば、図6のような形式を持つ。6001は、6001はユーザ対応プログラム登録開始コードで、ユーザ対応プログラム登録データの開始を示す制御コード、6002はユーザ情報の登録で、ユーザ対応プログラムを利用するユーザを特定するためのものであり、本実施例では、後述のIPアドレスを利用して特定することになる。6003は、ユーザ対応プログラムの実行コードのサイズであり、実行コードの管理に利用する。6004はユーザ対応プログラムの実行コードであり、ユーザに応じて実行されるプログラム本体である。6005はユーザ対応プログラム登録データのチェックサムであり、データの誤り検出に利用される。6006はユーザ対応プログラム登録終了コードで、ユーザ対応プログラム登録データの終了を示す制御コードである。
さて、図5において、ユーザ対応プログラム登録モードになり、前記ユーザ対応プログラム登録データ6000が印刷装置に流れると、ユーザ対応プログラムの登録が開始され、5001において、ユーザ対応プログラム登録データのチェックサムの計算を開始し、各データの読み出し時に、チェックサムの計算を行うようにする。5002において、ユーザ対応プログラム登録データ6000の先頭2バイトが読み出される。ここで、登録データ開始制御コードであることが確認されなかった場合(5003でNO)には、パネルへのメッセージの表示などのエラー処理を行い5004、処理を終了する。確認された場合(5003でYES)には、ユーザ情報、すなわち、本実施例では、設定されているIPアドレスをユーザ対応プログラム管理情報1081に登録し5005、5006でユーザ対応プログラムのサイズを登録データより取得した後、ユーザ対応プログラムの実行コード本体をユーザ対応プログラム登録領域1080に登録してIPアドレスとの関連付けをユーザ対応プログラム管理情報1081に登録する。次に、登録データよりデータのチェックサムを取得し5008、5001で起動されたチェックサムの計算の結果と比較を行い5009、比較が正しい場合(5009でYES)には、登録が正常に行われたと判断して、ユーザ対応プログラムの登録を終了する。比較が誤っている場合(5009でNO)には、データに何らかの異常があったとして、ユーザ対応プログラム登録領域1080、および、ユーザ対応プログラム管理情報1081に登録した登録情報の削除を行い5010、エラー処理を行って5011、ユーザ対応プログラムの登録を終了する。このようにすることによって、例えば、図7のようにユーザを識別するための登録IPアドレスとNVRAM上のユーザ対応プログラムの実行コードの登録アドレスの関係がユーザ対応プログラム管理情報1081として登録されることになる。ユーザ対応プログラム管理情報の内容例を図7に示す。本実施例において、ホストコンピュータ1、ホストコンピュータ2、カラーレーザビームプリンタのIPアドレスが111.222.33.44, 111.222.33.55, 111.222.33.66 と割り当てられているとすると、ホストコンピュータ1の登録IPアドレス、および、そのユーザ対応プログラムの登録が行われ、NVRAM1の領域に登録された場合の関係が、2行目に内容となる。1行目の Default は、登録IPアドレス上にデータ元のIPアドレスが無い場合の動作を規定するものであり、ここの例では、ユーザ対応プログラムの登録が無いことを示している。
一方、上記のようにユーザ対応プログラムが登録された状態で、ホストコンピュータ1において、ユーザより印刷の指示がキーボード4011から指示されると、利用しているAPプログラム1(4006)からユーザが選択した印刷装置2003に対応するプリンタドライバ4007が呼び出され、印刷する文書を印刷装置の印刷データ解析部1061で解析可能なデータ(例えば印刷装置2003で解釈可能なPDL)を印刷データ生成部4031で生成して印刷データが生成される。この印刷データは、本実施例では、ネットワーク2000のプロトコル、例えば、TCP/IPにおけるパケットでデータが行われることになる。ネットワーク上のあるホストコンピュータ1から送信要求のコマンドが送られて来る。ここで、ホストコンピュータ1からの入出力部4004コマンド制御について説明する。まず、ホストコンピュータ1は印刷データをネットワーク上に流すために、ネットワーク上のアドレスをもとに、印刷データファイルを生成する。この印刷データファイルは、接続されたネットワークのプロトコルに従い構成され、本実施例では、TCP/IPのプロトコルに従って構成されることになる。TCP/IPのデータ構成は、図19に示すように、MACアドレス・IPヘッダ・TCPヘッダ・データ部などにより構成される。以下、本実施例に関する主要な構成要素について説明する。まず、19003は、データの送信先を示すMACアドレス(6バイト)であり、19004は、送信元を示すMACアドレス(6バイト)である。このMACアドレスは、ネットワークに接続される機器固有のアドレスであり、OSIレイヤ7におけるデータリンク層に相当するものである。IPヘッダ19006は、OSIレイヤ7におけるネットワーク層のプロトコルに相当するものである。このIPヘッダには、ネットワーク上の機器にアクセスするためのアドレスが設定されるものであり、8010は送信元のIPアドレス、8011は送信先のIPアドレスが格納されているものである。TCPヘッダ19007は、データ転送の信頼性の確保を規定するトランスポート層に相当するものである。データ部19008は、画像データやコマンドデータなどを格納するものである。このデータ部19008は、図19からもわかる通り、データ長の制限があるため、画像データ等を通信する時は複数パケットで1つの処理が構成される。また、このデータ部19008は、OSIレイヤ7におけるアプリケーション層に相当するものである。印刷データファイルの構成は、TCP/IPのプロトコルに従っているため、MACアドレス・IPヘッダ・TCPヘッダ・データ部などから構成されている。本実施例では、ホストコンピュータ1から送られる印刷データファイル中の19010の送信元のIPアドレスは、111.222.33.44、19011の送信先のIPアドレスは、カラーレーザビームプリンタのアドレス、111.222.33.66 が設定されてデータが送信されることになる。
さて、カラーレーザビームプリンタ2003において、印刷データをネットワーク2000と繋がる通信線1004を介して入出力部1032で受け取ると、ここで、CPU1034は、プログラムROM1036に記述されたプログラムに従い、印刷データファイルより印刷データ部分が取り出され、入力バッファ1033を経由してRAM1036に蓄えられる。この際、入力された印刷データファイルより送信もとのIPアドレス(本実施例では、111.222.33.44)が取り出され、ユーザ情報1091としてRAM1038上に保持されることになる。ここで、印刷データの入力が確認されると、ユーザ対応プログラム選択/実行部1073が実行され、ユーザ対応のプログラムが実行されることになる。ユーザ対応プログラム選択実行部における処理フローを図8に示す。図8において、まず、入出力部によって取り出されたユーザ情報1091を参照し8001、ユーザ対応プログラム管理情報から対応するユーザ対応プログラムが存在するかどうかを検索する8002。この時点で、データに記録されていたユーザ情報とユーザ対応プログラムが登録されている対象がユーザ対応プログラム管理情報(ここではIPアドレス)により、ユーザの判断が行われる。 本実施例では、図7のユーザ対応プログラム管理情報上に、ユーザ情報であるIPアドレス111.222.33.44 が存在するかどうかをチェックされた結果、NVRAM1上にユーザ対応プログラムの存在が確認されるため、ユーザ対応プログラムが存在することになる。プログラムが存在する場合(8003でYES)、ユーザ対応プログラムをRAM1036上のユーザ対応プログラム実行領域1090にロードし8004、1034は、本ユーザ対応プログラム実行領域のプログラムを実行して8005、ユーザ対応プログラム選択/実行を終了する。プログラムが存在しない場合には(8003でNO)、すなわち、本実施例では、ホストコンピュータ2から印刷データが送信された場合には、ホストコンピュータ2のIPアドレス情報がユーザ情報として設定されることになり、111.222.33.55 になるため、図7のユーザ対応プログラム管理情報上にはユーザ対応プログラムが存在しないことになり、そのままユーザ対応プログラム選択/実行を終了する。
次にユーザ対応プログラムについて詳述する。上記実施例において、ホストコンピュータ1と同じ構成であるが、プリンタドライバがホストコンピュータのプリンタドライバ1に対してプリンタドライバ2、印刷データ生成部2のように異なる図14のような構成のホストコンピュータ2を考える。ホストコンピュータ1のプリンタドライバ1、および、印刷データ生成部1は、印刷装置2003とは異なる旧カラーレーザビームプリンタ用のドライバであるような場合に、PDLの言語仕様の拡張によって、同じコマンドでも仕様が変化する場合がある。そのような場合には、旧ドライバ(本実施例ではプリンタドライバ1)からそのまま印刷装置2003にデータをプリンタドライバ1から流してしまうと、印刷装置2003では解釈がうまく行えず、誤った結果、あるいは予期せぬ障害を引き起こす可能性がある。そこで、旧ドライバより吐き出された印刷データを新ドライバであるプリンタドライバ2が吐き出す印刷データと同じように補正するような処理を必要がある。プリンタドライバ1をプリンタドライバ2に変更するということも考えられるが、プリンタドライバ1と共に動かしていたようなアプリケーションプログラムなどが存在すると(本実施例ではAPプログラム1)、システムの安定性などからドライバを変更した場合の十分なテストなどが必要になったり、アプリケーションが特殊に作られていて、どうしてもユーザ環境が変更できないケースも存在する。このような場合、ホストコンピュータ1からの出力に対して修正を加えるユーザ対応プログラムの設定を行うことで対応可能である。
本実施例では、プリンタドライバ1より作られた印刷データの印刷コマンドの一部に書式の変更や、置き換え等が必要な場合の例を示し、ユーザ対応プログラムの処理内容のフローを図15に示す。図15において、入出力部を通過し、入力バッファからRAM上に蓄えられた印刷データについてユーザ対応プログラムの実行が開始される(実行するしないの制御は後述。)と、印刷データのチェックが終了したかどうかを確認し(15001)、終了していれば(15001でYES)、ユーザ対応プログラムの実行を終了して通常の処理に復帰する。終了していなければ(15001でNO)、印刷データをRAM上から1命令分(引数等も含む)を解釈して取り出し(15002)、取り出された印刷コマンドの書式等の変換の必要があるかどうかをプログラム内のテーブルから検索する(15003)。そして、コマンドを検索した結果、変換の必要があるコマンドである場合には(15004でYES)、設定の内容に従って、コマンド毎の決まった処理を行い(15005)、変換後に、RAM上に変換した印刷データを書き戻して、次のコマンドの処理に移る(15006)。変換の必要がないコマンドである場合には(15004でNO)、そのままRAM上に印刷データを書き戻して、次のコマンドの処理に戻る(15006)。例えば、図16におけるような変換が必要な印刷コマンドと、その時に行う変換等のルールをテーブルとしてプログラム内に保持し、取り出された命令がCOM1であれば、その処理Func1を、COM2であれば、Func2、COM3であれば、Func3 というように必要なコマンドの変換や置換等の処理を行う。COM4のようにコマンドが前記変換の必要なコマンドのテーブルに存在しないような場合には、そのまま次の処理に移ることになる。このように処理することによって、プリンタドライバ1が吐き出した印刷データのうち、印刷装置で解釈できないようなコマンドの変換を行うというユーザの環境に合わせたユーザ対応プログラムの実行を行うことで、印刷装置を変更してもそのまま印刷装置の利用が可能になることになる。
ユーザ対応プログラムの実行が終了すると、プリンタドライバ1、および、プリンタドライバ2のどちらから送られた印刷データも解釈可能となるため、次の処理に移る。印刷データ解析部1061において、印刷コマンドの解析を行い、画像情報生成部1037においてデータの処理を行ない、図形や文字、イメージデータ等1つ1つ(画像オブジェクト)についての画像情報を生成する。印字を行う1ページ内の全ての画像オブジェクトの画像情報を生成後、1ページ分の生成が終了したところで、エンジンに対して、エンジンI/F部1040を通し、印字の実行を開始すると共に、連続印字を行う場合のエンジンの制御を管理しながら、画像情報を各画像設定管理部(1060Y,M,C,K)に対して指定して各プレーンに対する画像情報の設定タイミングを監視させ、ページ間で画像情報の切り替わるタイミングで設定を変更しながら、各プレーンに対する画像展開/転送部(1038Y,M,C,K)を通して各オブジェクトをビットマップ画像に展開し、エンジンI/F部1040を通して、印刷装置エンジン部1039に送られる。印刷装置エンジン部では、指定の印刷モードで与えられたビットマップ画像を転写材に印刷し、転写材は、指定された排紙口より排紙されることになる。
本実施例では、印刷データ解析部1061の処理が行われる前に、ユーザ対応プログラムを実行しているが、入出力部1032によるユーザ情報であるIPアドレスの取得さえ可能であれば、どの時点でユーザ対応プログラムを実行しても、あるいはどの処理と並列にユーザ対応プログラムを実行してもユーザに応じてユーザ対応プログラムの実行が可能であることは言うまでもない。
上記のように、ネットワーク環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、同一ネットワーク上で複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有することが可能となる。
上記の実施例1においては、同じネットワーク上にある複数のホストコンピュータにおいて、ユーザ情報としてIPアドレスを利用して、対応するカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行することによって、個別のユーザの要求に従ったプログラムを実行させるように制御したが、例えば、ホストコンピュータと印刷装置がパラレルI/F、シリアルI/F、USB I/Fなどの異なるI/Fによる複数の入出力部を持つ場合においてもユーザ情報として各種I/Fに応じて、各種I/Fを利用しているユーザ毎にユーザ情報として各入出力部の情報を利用することによって、同様に個別のユーザの要求に従ったプログラムを実行させることも可能である。
図9は本実施例を適用した印刷システムの図であり、ホストコンピュータ1(2001)、ホストコンピュータ2(2002)と印刷装置9003 、それらの機器が繋がっているネットワーク2000であり、ホストコンピュータ1、2、およびネットワーク2000は、実施例1と同様である。加えて、ホストコンピュータ3(9004)がパラレルI/Fによる通信線9005によって印刷装置9003と繋がっているシステム構成を示した図である。
図11は、前記印刷装置9003の例として、カラーレーザビームプリンタ9003、それらの機器が繋がっているネットワーク2000とネットワークに接続するための通信線1004から構成されるシステム構成を示した図である。この場合、カラーレーザビームプリンタ9003の構成は実施例1のカラーレーザビームプリンタとほぼ同じであるが、本実施例ではパラレルI/Fである、ケーブル9005によりホストコンピュータ3(9004)と繋がっている第2の通信手段である入出力部2が存在する。
また、図12は、図9の構成におけるホストコンピュータ3(9004)の構成を示した図である。ホストコンピュータ3(9004)の構成は、ホストコンピュータ1の構成とほぼ同じであるが、本実施例では、パラレルI/Fによって印刷装置とデータの入出力を行っており、入出力部2(12004)により印刷装置9003と接続されている点が異なる。
次に上述したシステム構成で各装置の動作について以下に説明する。
本実施例においては、実施例1の動作と同じように図5のフローに従ってユーザ対応プログラムの登録が可能である。本実施例の場合、ユーザ対応プログラムを登録する際に登録されるユーザ情報1091、および、ユーザ対応プログラム管理情報1081が異なることになる。さて、ここで、例として、予め入出力部、入出力部2に対応するIDを1111,2222(4バイト)と定義しておくと、図6とほぼ同じ構成で、図10のように10002のユーザ情報の内容を入出力部に対応したIDを入れることによって、実施例1と同様にユーザ対応プログラム管理情報を設定し、ユーザ対応プログラムの登録されることになる。ユーザ対応プログラム管理情報の内容例を図13に示す。本実施例において、ホストコンピュータ1、ホストコンピュータ2はネットワーク2000に接続されており、ホストコンピュータ3は、パラレルI/Fである印刷装置の入出力2(1100)と接続されているため、ホストコンピュータ3を登録した場合、ユーザ情報として、入出力部2に対応するID、2222が登録され、そのユーザ対応プログラムの登録が行われ、NVRAM2の領域に登録された場合の関係が、2行目に内容となる。1行目の Default は、登録されていない入出力部、すなわち、本実施例では、パラレルI/F以外からデータを受けた場合の動作を規定するものであり、ユーザ対応プログラムの登録が無いことを示している。
一方、上記のようにユーザ対応プログラムが登録された状態で、ホストコンピュータ3において、ユーザより印刷の指示がキーボード12011から指示されると、利用しているAPプログラム1(12008)からユーザが選択した印刷装置9003に対応するプリンタドライバ12007が呼び出され、印刷する文書を印刷装置9003の印刷データ解析部1061で解析可能なデータ(例えば印刷装置9003で解釈可能なPDL)を印刷データ生成部12031で生成して印刷データが生成される。この印刷データは、本実施例では、パラレルI/Fである入出力部2を通して行われることになる。カラーレーザビームプリンタ9003において、印刷データをパラレルケーブル9005を介して入出力部2(1100)で受け取ると、ここで、CPU1034は、プログラムROM1036に記述されたプログラムに従い、印刷データが取り出され、入力バッファ1033を経由してRAM1036に蓄えられる。この際、データの入出力口となった入出力部2においては、ユーザ情報1091と使われた通信手段の入出力部2の情報、すなわち、前記の対応するID、2222をRAM1038上に保持することになる。ここで、印刷データの入力が確認されると、実施例1における図8と同じ処理フローを行い、ユーザ対応プログラム選択/実行部1073が実行される。ここで、本実施例では、データの入力口となった入出力部2によるユーザ情報とユーザ対応プログラムが登録されている対象がユーザ対応プログラム管理情報(ここでは登録入出力部のID)により、ユーザの判断が行われる。本実施例では、図13のユーザ対応プログラム管理情報上に、ユーザ情報である登録入出力部2のID.2222 が存在するかどうかをチェックされた結果、NVRAM2上にユーザ対応プログラムの存在が確認されるため、ユーザ対応プログラムが存在することになり、ユーザ対応プログラムが実行される。以下の処理は、実施例1と同様である。また、ホストコンピュータ1や2から印刷データが送られた場合には、ホストコンピュータ1、2のデータの入り口である入出力部のIDがユーザ情報として設定されることになり、1111が設定されるため、図13のユーザ対応プログラム管理情報上にはユーザ対応プログラムが存在しないことになり、そのままユーザ対応プログラム選択/実行を終了し、実施例1と同様の印刷処理を行って、印刷が行われることになる。
上記のように、異なるI/Fを利用する通信環境において、印刷データにユーザ情報を持たない旧システム、旧ドライバを利用するユーザを対象としたユーザに対応したカスタマイズされたユーザ対応プログラムを各ユーザ毎に選択可能にし、それぞれの通信環境において複数の異なる環境を利用しているユーザが異なるカスタマイズされたユーザ対応プログラムを実行できることによって、印刷装置を共有することが可能となる。
上記の実施例1、2においては、ユーザ情報としてIPアドレス、あるいは入出力部の種類を利用して、対応するユーザ対応プログラムを実行することによって、個別のユーザの要求に従ったプログラムを実行させるように制御したが、これらのユーザ情報をグループ化して管理させることによって、いくつかの同じIPアドレスの場合には、どのユーザ対応プログラムを実行といったような制御を行わせることも可能である。
まず、ユーザ情報としてIPアドレスを利用した場合について述べる。この場合は、印刷システムの構成、処理はほぼ実施例1と同じであるが、図5における処理フローのうち、ユーザ情報を登録する5005の処理が拡張される。そして、図6のユーザ対応プログラム登録データ6000に対応して、グルーピングするためのグループIDのコード20000が付加されることになる。さて、ユーザ情報を登録する際、本実施例では、図17、18のように、設定されているIPアドレスと共にユーループの情報との関連、且つ、グループとユーザ対応プログラムの関係をユーザ情報としてユーザ対応プログラム管理情報1081に登録することになる。一度、グループとユーザ対応プログラムの関係が登録されていれば、その後は、図20の情報のうち、ユーザ対応プログラムのサイズを0にして、ユーザ対応プログラムの実行コードを登録しなくてもIPアドレスと実行されるユーザ対応プログラムの関係は、図17、図18により実現される、すなわち、本実施例においては、まず、111.222.33.44のIPアドレスとグループG1のグループとの関係、G1と実行されるユーザ対応プログラムのアドレスNVRAM1が登録され、次に、111.222.33.77のIPアドレスとグループG1のグループとの関係のみが登録されれば、111.222.33.77とユーザ対応プログラムのアドレスNVRAM1の関係は、図18により既に規定されていることになる。 このようにユーザ情報をグループ化して管理させることによって、いくつかの同じIPアドレスの場合には、どのユーザ対応プログラムを実行といったような制御の実現が可能となる。
次に、ユーザ情報として複数の入出力部の情報を利用した場合について述べる。この場合は、印刷システムの構成、処理はほぼ実施例2と同じであるが、図5における処理フローのうち、ユーザ情報を登録する5005の処理が前記実施例同様に拡張される。そして、図10のユーザ対応プログラム登録データ10000に対応して、グルーピングするためのグループIDのコード21000が付加されることになる。さて、ユーザ情報を登録する際、本実施例では、図22、23のように、設定されている入出力部、入出力部2に対応するID1111,2222と共にユーループの情報との関連、且つ、グループとユーザ対応プログラムの関係をユーザ情報としてユーザ対応プログラム管理情報1081に登録することになる。一度、グループとユーザ対応プログラムの関係が登録されていれば、その後は、図20の情報のうち、ユーザ対応プログラムのサイズを0にして、ユーザ対応プログラムの実行コードを登録しなくてもIPアドレスと実行されるユーザ対応プログラムの関係は、図22 、図23により実現されるのは、前記実施例と同じである。本実施例においては、まず、1111の入出力部のIDとグループG1のグループとの関係、G1と実行されるユーザ対応プログラムのアドレスNVRAM1が登録され、次に、2222の入出力部のIDとグループG2のグループとの関係、G2と実行されるユーザ対応プログラムのアドレスNVRAM2が登録され、入出力部から印刷データが得られた場合には、ユーザ対応プログラムのアドレスNVRAM1から始まるユーザ対応プログラムが、入出力部2から印刷データが得られた場合には、ユーザ対応プログラムのアドレスNVRAM2から始まるユーザ対応プログラムが実行されることになる。 このようにユーザ情報をグループ化して管理させることによって、いくつかの入出力部の場合にはどのユーザ対応プログラムを実行といったような制御の実現が可能となる。
上記のように複数の通信手段ごとに異なる各ユーザをグループで管理することによって、異なる通信環境であっても同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザをまとめて管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることが可能となる。
また、ネットワーク、および、通信手段毎の情報を利用する様々なユーザを対応する必要のあるカスタマイズされたユーザ対応プログラム毎にグループでの管理を可能にし、同一のカスタマイズされたユーザ対応プログラムを動作させる必要のあるユーザを管理し、対応するプログラムを同一にすることでカスタマイズされたユーザ対応プログラムの保守性を向上させることが可能となる。
なお、図21は、本発明を適用したカラーレーザビームプリンタのユーザ対応プログラムの構成を示す図である。
1004 通信線
1031 プリンタコントローラ
1032 入出力部
1033 入出力バッファ
1034 CPU
1035 プログラムROM
1036 RAM
1037 NVRAM
1038Y Y画像展開/転送部
1038M M画像展開/転送部
1038C C画像展開/転送部
1038K K画像展開/転送部
1039 印刷装置エンジン部
1040 エンジンI/F部
1041 操作パネル部
1042 パネルI/F部
1043 外部メモリ部
1044 メモリI/F部
1045 システムバス
1046 エンジン制御部
1047 カラー/モノクロ印字制御部
1061 印刷データ解析部
1062 画像情報生成部
1071 ユーザ対応プログラム登録部
1072 ユーザ判断部
1073 ユーザ対応プログラム選択/実行部
1080 ユーザ対応プログラム登録領域
1081 ユーザ対応プログラム管理情報
1090 ユーザ対応プログラム実行領域
1091 ユーザ情報
2000 ネットワーク
2001 ホストコンピュータ1
2002 ホストコンピュータ2
2003 カラーレーザビームプリンタ
3001 筐体
3003 制御ボード収納部
3005 給送カセット
3006 給送ローラ
3007 レジストローラ対
3008 静電搬送ベルト
3009 吸着ローラ
3010 感光体ドラム
3011 帯電装置
3012 スキャナー部
3013 現像装置
3014 静電搬送転写装置
3015 クリーニング装置
3016 プロセスカートリッジ
3017 結像レンズ
3018 従動ローラ
3019 転写ローラ
3020 駆動ローラ
3021 テンションローラ
3022 給送部
3023 定着部
3024 加熱ローラ
3025 加圧ローラ
3026 排紙ローラ対
3027 外部メモリユニット
3028 ポリゴンミラー
1031 プリンタコントローラ
1032 入出力部
1033 入出力バッファ
1034 CPU
1035 プログラムROM
1036 RAM
1037 NVRAM
1038Y Y画像展開/転送部
1038M M画像展開/転送部
1038C C画像展開/転送部
1038K K画像展開/転送部
1039 印刷装置エンジン部
1040 エンジンI/F部
1041 操作パネル部
1042 パネルI/F部
1043 外部メモリ部
1044 メモリI/F部
1045 システムバス
1046 エンジン制御部
1047 カラー/モノクロ印字制御部
1061 印刷データ解析部
1062 画像情報生成部
1071 ユーザ対応プログラム登録部
1072 ユーザ判断部
1073 ユーザ対応プログラム選択/実行部
1080 ユーザ対応プログラム登録領域
1081 ユーザ対応プログラム管理情報
1090 ユーザ対応プログラム実行領域
1091 ユーザ情報
2000 ネットワーク
2001 ホストコンピュータ1
2002 ホストコンピュータ2
2003 カラーレーザビームプリンタ
3001 筐体
3003 制御ボード収納部
3005 給送カセット
3006 給送ローラ
3007 レジストローラ対
3008 静電搬送ベルト
3009 吸着ローラ
3010 感光体ドラム
3011 帯電装置
3012 スキャナー部
3013 現像装置
3014 静電搬送転写装置
3015 クリーニング装置
3016 プロセスカートリッジ
3017 結像レンズ
3018 従動ローラ
3019 転写ローラ
3020 駆動ローラ
3021 テンションローラ
3022 給送部
3023 定着部
3024 加熱ローラ
3025 加圧ローラ
3026 排紙ローラ対
3027 外部メモリユニット
3028 ポリゴンミラー
Claims (5)
- 印刷データに対して処理を行う、少なくとも1つ以上のユーザ対応プログラムを登録する登録手段と、前記登録されたユーザ対応プログラム各々に対して利用するユーザを設定する設定手段と、印刷装置に対してデータを送信しているユーザを識別する識別手段と、その識別結果に応じて前記ユーザ対応プログラムを選択する選択手段と、前記ユーザ対応プログラムを実行する実行手段を持つことを特徴とする印刷装置。
- 前記ユーザを識別する識別手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータのネットワークにおけるアドレス情報を利用することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記ユーザを識別する識別手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータと印刷装置の繋がっている通信手段の情報を利用することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記ユーザを設定する設定手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータのネットワークにおけるアドレス情報をグループ化して設定する設定手段を持つことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
- 前記ユーザを設定する設定手段は、ユーザの利用しているホストコンピュータと印刷装置の繋がっている通信手段の情報をグループ化して設定する設定手段を持つことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005265596A JP2007076112A (ja) | 2005-09-13 | 2005-09-13 | 印刷装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013240964A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Seiko Epson Corp | 媒体処理装置、及び、posシステム |
JP2013244628A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Seiko Epson Corp | 媒体処理装置、及び、posシステム |
-
2005
- 2005-09-13 JP JP2005265596A patent/JP2007076112A/ja not_active Withdrawn
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JP2013244628A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Seiko Epson Corp | 媒体処理装置、及び、posシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |