JP2007075973A - 研磨方法及び研磨装置、並びに研磨装置制御用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダミーウエハ等を使用することなく、研磨面の状態を研磨に最適な状態に調整して研磨処理を再開できるようにして、ダミーウエハ等にかかるコストを削減できるようにする。
【解決手段】 研磨休止時に待機運転を行い、待機運転終了後に、研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を行い、研磨準備処理終了後に被研磨物に対する研磨処理を開始する。待機運転終了後に研磨準備処理を行うか否かを、待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定してもよい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、半導体ウエハ等の基板(被研磨物)の表面を研磨して平坦化する研磨方法及び研磨装置、並びに研磨装置を制御する研磨装置制御用プラグラムに関する。
半導体装置の製造工程において、半導体ウエハ等の基板は、一般にロット単位で管理されている。例えば、半導体ウエハを研磨装置で研磨する際には、カセットに複数枚(1ロット)の半導体ウエハを収納し、このカセットを研磨装置に装填して該カセットに収納した各半導体ウエハに対する研磨処理を行っている。
半導体装置は、一般に複数の処理工程を経て製造される。このため、全体の工程管理の結果、研磨装置に半導体ウエハ等の基板が所定時間に亘って搬送されないことがある。このとき、研磨装置は、次の研磨処理に備えてアイドリング(待機運転)運転の状態に入る。このアイドリング時に、研磨装置では研磨テーブル上に貼付された研磨パッド(研磨布)に純水を供給することにより、研磨パッド表面(研磨面)の乾燥を防ぐことが一般に行われている。
アイドリング後、研磨装置に半導体ウエハ等の基板が収納されたカセットが装填されると、研磨工程が再開されるが、アイドリング後の研磨パッド表面(研磨面)の温度は、純水の供給や研磨処理が行われていないことによって低下しており、この温度で研磨処理を行うと研磨レートが低下してしまう。また、研磨液であるスラリーは、その物性によって水を弾くものもあり、このため、アイドリング後、研磨工程を再開する間に研磨パッドにスラリーを馴染ませておく必要がある。そのため、従来、半導体ウエハ等の基板を実際に研磨するのに先だって、研磨装置の研磨面にスラリーを供給しながら、研磨装置でダミーウエハ(Non Product Wafer)等を数枚研磨することにより、研磨パッド表面の温度を所望の温度にし、また研磨パッドにスラリーを馴染ませ、研磨パッドが研磨に最適な状態になるように調整することが一般に行われている。
しかし、ダミーウエハは消耗品であり、研磨工程を再開するに際して、アイドリング毎に5枚前後のダミーウエハを使用することもあり、そのため、ダミーウエハのコストが問題となっている。また、ダミーウエハ用のカセットを用意し、そのカセットを搭載するためのスペースを確保する必要があるため、その占有面積の確保が研磨装置の省スペース化を妨げている。
研磨装置に備えられ、半導体ウエハ等の基板を保持するトップリングとして、基板に対する複数の独立した圧力室を備えたものが知られている。このトップリングの各圧力室には、一般にゴム等の弾性体が設けられており、圧力室の内部に外部から気体を供給して圧力室を加圧することによって弾性体を伸縮させ、これにより基板の押圧を行うようにしている。この場合、トップリングの使用時間が長くなると、弾性体が経時的に硬化(劣化)し、圧力室の内部に所定の気体圧を加えて圧力室内を加圧しても、弾性体の伸縮が少なくなるという難点がある。
研磨パッドは、その表面(研磨面)に所定の粗度を有し、これにより半導体ウエハ等の基板の表面を研磨するようにしている。しかし、研磨パッドの使用時間が長期に亘ると、その表面の粗さが減少し、研磨パッド表面を目立てするためのドレッシングを行っても、研磨パッド表面の所定の粗さが得られなくなる。このために、研磨パッドを使い切る前に交換することがあった。
本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、ダミーウエハ等を使用することなく、研磨面の状態を研磨に最適な状態に調整して研磨処理を再開できるようにして、ダミーウエハ等にかかるコストを削減できるようにした研磨方法及び研磨装置、並びに研磨装置制御用プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、研磨休止時に待機運転を行い、前記待機運転終了後に、研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を行い、前記研磨準備処理終了後に被研磨物に対する研磨処理を開始することを特徴とする研磨方法である。
待機運転終了後に、研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を行うことで、ダミーウエハ等を使用することなく、研磨面の温度を所望の温度にし、また研磨面にスラリーを馴染ませて、研磨面が研磨に最適な状態になるように調整することができる。ここで、ドレッシングは、研磨面の目立てや該研磨面を持つ研磨パッド等の洗浄を目的に行う工程であり、通常は1枚の基板に対する研磨を行った後、次の基板に対する研磨を開始する迄の間に、純水を供給しながらドレッサを研磨面に押圧させ、両者を相対移動させて行われる。
請求項2に記載の発明は、前記待機運転中に、前記研磨面に純水を供給することを特徴とする請求項1記載の研磨方法である。
これにより、待機運転中に研磨面が乾燥してしまうことを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、前記待機運転終了後に前記研磨準備処理を行うか否かを、前記待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定することを特徴とする請求項1または2記載の研磨方法である。
待機運転終了後、研磨準備処理を行うか否かを、待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定することで、待機運転終了後の必要な時にのみ研磨準備処理を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、前記待機運転中に前記研磨面のドレッシングを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の研磨方法である。
このように、待機運転中に研磨面のドレッシングを行うことで、研磨面に対するドレッシング時間をより長くし、研磨面の十分な目立てを行って、研磨面を持つ研磨パッド等の寿命を延ばすことができる。
請求項5に記載の発明は、前記待機運転中に、弾性体を介して被研磨物を研磨面に向けて押圧するトップリングの圧力室内を加圧することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の研磨方法である。
このように、待機運転中に、トップリングの圧力室を加圧して、被研磨物を押圧する弾性体を強制的に伸縮させることで、弾性体が経時的に硬化(劣化)して該弾性体の伸縮が不足してしまうことを防止することができる。
請求項6に記載の発明は、研磨面を有する研磨テーブルと、被研磨物を保持し前記研磨面に対して押圧するトップリングと、前記研磨面に対するドレッシングを行うドレッサと、前記研磨面に研磨液を供給する研磨液供給ノズルと、研磨休止中における待機運転終了後に前記研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を行うように、前記研磨テーブル、研磨液供給ノズル及び前記ドレッサを制御する制御部を有することを特徴とする研磨装置である。
請求項7に記載の発明は、前記制御部は、前記待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に前記研磨準備処理を行うか否かを決定することを特徴とする請求項6記載の研磨装置である。
請求項8に記載の発明は、研磨休止時に待機運転を実行させ、前記待機運転終了後に、研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を実行させ、前記研磨準備処理終了後に被研磨物に対する研磨処理を開始させることを特徴とする研磨装置制御用プログラムである。
請求項9に記載の発明は、前記待機運転終了後に前記研磨準備処理を行うか否かを、前記待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定することを特徴とする請求項8記載の研磨装置制御用プログラムである。
請求項10に記載の発明は、前記待機運転中に研磨面のドレッシングを行うか否かを、研磨面の累積使用時間を基に決定することを特徴とする請求項8または9記載の研磨装置制御用プログラムである。
請求項11に記載の発明は、弾性体を介して被研磨物を研磨面に向けて押圧するトップリングの圧力室を前記待機運転中に加圧するか否かを、前記弾性体の累積使用時間を基に決定することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の研磨装置制御用プログラムである。
本発明によれば、待機運転(アイドリング)後におけるダミーウエハ等の研磨工程に変わるものとして、スラリーを供給しながら研磨面をドレッシングする研磨準備処理を行うことで、研磨装置に新しく装置を付加する等の設計変更を行うことなく、ダミーウエハ等の使用にかかるコストを削減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下の例では、半導体ウエハ等の基板を被研磨物として、基板の表面(被研磨面)を平坦に研磨するようにした例を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る研磨装置の全体配置図を示す。図1に示すように、研磨装置は、走行レール200上を移動する搬送ロボット202がカセット204内にストックされている半導体ウエハ等の基板(被研磨物)の出し入れを行うとともに、未研磨及び研磨済みの基板を、載置台206及び搬送ロボット208に中継させて、カセット204とロータリートランスポーター210との間を往復させる。そして、ロータリートランスポーター210上の基板を、後述するトップリング1に保持させつつ研磨テーブル100上に位置させることにより、複数枚の基板を、1ロット単位で連続して研磨処理することができるように、研磨装置はシステム化されている。
研磨装置には、研磨後の基板を洗浄し乾燥させる洗浄機212,214、基板表面の2段目の研磨を行う研磨テーブル216、研磨テーブル100,216のドレッシングを行うためのドレッサ218,220、及びドレッサ218を洗浄するための水桶222が備えられている。なお、複数の研磨液や複数の研磨条件(研磨レシピ)を切替ることにより、1台の研磨テーブル100で2段研磨やそれ以上の複数段研磨を行うことも可能になっている。
また、4台の研磨テーブルを備え、2台の研磨テーブルを1セットとして基板を2段研磨する運転や、4台の研磨テーブルを用いて基板を4段研磨する運転を可能とした研磨装置を使用してもよい。
この研磨装置は、研磨前、多段研磨プロセスにおけるプロセス間、あるいは研磨後に洗浄及び乾燥処理を経た基板表面における膜の膜厚等の表面状態を測定する測定部としてのITM(In-line Thickness Monitor)224を備えている。つまり、図1に示すように、走行レール200の延長線上には、搬送ロボット202が研磨後の基板をカセット204内に収納する前、もしくは搬送ロボット202が研磨前の基板をカセット204から取出した後(In-line)に、光学的手段による基板表面へ入射し反射した光学信号により、半導体ウエハ等の基板表面における酸化膜等の絶縁膜の膜厚、導電性膜の銅膜やバリア層等の研磨状態を測定するITM(測定部)224が配置されている。
研磨装置の研磨部は、研磨対象である半導体ウエハ等の基板を保持して研磨テーブル上の研磨面に押圧し、これによって、基板の表面を平坦に研磨する。図2に示すように、トップリング1の下方には、表面(上面)を研磨面101aとした研磨パッド(研磨布)101を貼付した研磨テーブル100が設置されている。研磨テーブル100の上方には、研磨液供給ノズル102が設置されており、この研磨液供給ノズル102によって研磨テーブル100上の研磨パッド101上に研磨液(スラリー)Qが供給される。これにより、研磨部が構成されている。更に、研磨テーブル100の上方には、純水供給ノズル104が設置されており、この純水供給ノズル104によって研磨テーブル100上の研磨パッド101上に純水が供給される。
市場で入手できる研磨パッド101としては種々のものがあり、例えば、ロデール社製のSUBA800、IC−1000、IC−1000/SUBA400(二層クロス)、フジミインコーポレイテッド社製のSurfin xxx−5、Surfin 000等がある。SUBA800、Surfin xxx−5、Surfin 000は、繊維をウレタン樹脂で固めた不織布であり、IC−1000は、硬質の発泡ポリウレタン(単層)である。発泡ポリウレタンは、ポーラス(多孔質状)になっており、その表面に多数の微細な凹みまたは孔を有している。研磨パッド101は、基本的には消耗部材であり、基板の表面を研磨することによりすり減っていく。実際の研磨プロセスにおいては、研磨パッド101が所定の厚さになるか、または研磨速度が低下した時に、新しい研磨パッド101への張り替えを行っている。
トップリング1は、自在継手部10を介してトップリング駆動軸11に接続されており、トップリング駆動軸11は、トップリングヘッド110に固定されたトップリング用エアシリンダ111に連結されている。トップリング用エアシリンダ111によってトップリング駆動軸11は上下動し、トップリング1の全体を昇降させるとともに、トップリング本体2の下端に固定されたリテーナリング3を研磨テーブル100に押圧する。トップリング用エアシリンダ111は、レギュレータRE1を介して圧縮空気源120に接続されており、レギュレータRE1によって、トップリング用エアシリンダ111に供給される加圧空気の空気圧等の気体圧を調整することができる。これにより、リテーナリング3が研磨パッド101を押圧する押圧力を調整することができる。
トップリング駆動軸11は、キー(図示せず)を介して回転筒112に連結されている。回転筒112は、その外周部にタイミングプーリ113を備えている。トップリングヘッド110には、回転駆動部としてのトップリング用モータ114が固定されており、タイミングプーリ113は、タイミングベルト115を介してトップリング用モータ114に設けられたタイミングプーリ116に接続されている。従って、トップリング用モータ114を回転駆動することによって、タイミングプーリ116、タイミングベルト115及びタイミングプーリ113を介して回転筒112及びトップリング駆動軸11が一体に回転し、トップリング1が回転する。トップリングヘッド110は、フレーム(図示せず)に固定支持されたトップリングヘッドシャフト117によって支持されている。
また、図示しないが、トップリング用モータ114には、このトルクを測定する測定部としてのトルクセンサが設けられている。例えば基板表面の研磨中に、基板上の金属膜が除去されて金属膜の下に形成された絶縁膜が研磨面に対して露出すると、摩擦力の変化によりトップリング用モータ114にかかるトルクが変化する。この変化をトルクセンサ(測定部)で検知し、これによって、金属膜が除去されたことを判定することができる。このトルクセンサは、実際にモータのトルクを測るものでもよいし、モータの電流を計測するものでもよい。また、この例では、トルクセンサをトップリング用モータ114に設置しているが、研磨テーブル100を回転させるための研磨テーブル用モータに測定部としてのトルクセンサを設置してもよい。
ドレッサ218は、揺動自在なドレッサヘッド130の自由端に設けられている。そして、ドレッサ218は、トップリング1とほぼ同様に、エアシリンダ(図示せず)の駆動に伴って上下動し、モータ及びタイミングプーリ(図示せず)を介して回転するようになっている。
次に、トップリング1について、図3及び図4を用いてより詳細に説明する。図3は、トップリング1を示す縦断面図、図4は、図3に示すトップリング1の底面図である。
図3に示すように、トップリング1は、内部に収容空間を有する円筒容器状のトップリング本体2と、トップリング本体2の下端に固定されたリテーナリング3を備えている。トップリング本体2は、例えば金属やセラミックス等の強度及び剛性が高い材料から形成されている。リテーナリング3は、例えば剛性の高い樹脂材又はセラミックス等から形成されている。
トップリング本体2は、円筒容器状のハウジング部2aと、ハウジング部2aの円筒部の内側に嵌合される環状の加圧シート支持部2bと、ハウジング部2aの上面の外周縁部に嵌合された環状のシール部2cとを備えている。トップリング本体2のハウジング部2aの下面に固定されているリテーナリング3の下部は内方に突出している。なお、リテーナリング3をトップリング本体2と一体的に形成してもよい。
トップリング本体2のハウジング部2aの中央部上方には、上述したトップリング駆動軸11が配設されており、トップリング本体2とトップリング駆動軸11とは自在継手部10により連結されている。この自在継手部10は、トップリング本体2及びトップリング駆動軸11とを互いに傾動可能とする球面軸受け機構と、トップリング駆動軸11の回転をトップリング本体2に伝達する回転伝達機構とを備えており、トップリング本体2のトップリング駆動軸11に対する傾動を許容しつつ、トップリング駆動軸11の押圧力及び回転力をトップリング本体2に伝達する。
球面軸受け機構は、トップリング駆動軸11の下面の中央に形成された球面状凹部11aと、ハウジング部2aの上面の中央に形成された球面状凹部2dと、両凹部11a,2d間に介装された、セラミックスのような高硬度材料からなるベアリングボール12とから構成されている。回転伝達機構は、トップリング駆動軸11に固定された駆動ピン(図示せず)とハウジング部2aに固定された被駆動ピン(図示せず)とから構成される。トップリング本体2が傾いても被駆動ピンと駆動ピンは相対的に上下方向に移動可能であるため、これらは互いの接触点をずらして係合して、回転伝達機構がトップリング駆動軸11の回転トルクをトップリング本体2に確実に伝達する。
トップリング本体2及びトップリング本体2に一体に固定されたリテーナリング3の内部に画成された空間内には、トップリング1によって保持される半導体ウエハ等の基板Wに当接する弾性パッド4と、環状のホルダーリング5と、弾性パッド4を支持する概略円盤状のチャッキングプレート6とが収容されている。弾性パッド4は、その外周部がホルダーリング5と該ホルダーリング5の下端に固定されたチャッキングプレート6との間に挟み込まれており、チャッキングプレート6の下面を覆っている。これにより弾性パッド4とチャッキングプレート6との間には空間が形成されている。
ホルダーリング5とトップリング本体2との間には弾性膜からなる加圧シート7が張設されている。加圧シート7は、一端をトップリング本体2のハウジング部2aと加圧シート支持部2bとの間に挟み込み、他端をホルダーリング5の上端部5aとストッパ部5bとの間に挟み込んで固定されている。トップリング本体2、チャッキングプレート6、ホルダーリング5、及び加圧シート7によって、トップリング本体2の内部に圧力室21が形成されている。図3に示すように、圧力室21には、チューブやコネクタ等からなる流体路31が連通されており、圧力室21は、流体路31内に設置されたレギュレータRE2を介して圧縮空気源120に接続されている。なお、加圧シート7は、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)、ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどの強度及び耐久性に優れたゴム材によって形成されている。
なお、加圧シート7がゴムなどの弾性体からなり、加圧シート7をリテーナリング3とトップリング本体2との間に挟み込んで固定した場合には、弾性体としての加圧シート7の弾性変形によってリテーナリング3の下面において好ましい平面が得られなくなってしまう。従って、これを防止するため、この例では、別部材として加圧シート支持部2bを設けて、加圧シート7をトップリング本体2のハウジング部2aと加圧シート支持部2bとの間に挟み込んで固定している。
なお、特願平8−50956号(特開平9−168964号公報)や特願平11−294503号に記載されているように、リテーナリング3をトップリング本体2に対して上下動可能としたり、リテーナリング3をトップリング本体2とは独立に押圧可能な構造としたりすることもでき、このような場合には、必ずしも上述した加圧シート7の固定方法が用いられるとは限らない。
弾性パッド4とチャッキングプレート6との間に形成される空間の内部には、弾性パッド4に当接する当接部材としてのセンターバッグ8(中心部当接部材)及びリングチューブ9(外側当接部材)が設けられている。この例においては、図3及び図4に示すように、センターバッグ8は、チャッキングプレート6の下面の中心部に配置され、リングチューブ9は、このセンターバッグ8の周囲を取り囲むようにセンターバッグ8の外側に配置されている。なお、弾性パッド4、センターバッグ8及びリングチューブ9は、加圧シート7と同様に、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)、ポリウレタンゴム、シリコンゴム等の強度及び耐久性に優れたゴム材によって形成されている。
チャッキングプレート6と弾性パッド4との間に形成される空間は、上記センターバッグ8及びリングチューブ9によって複数の空間に区画されており、これによりセンターバッグ8とリングチューブ9の間には圧力室22が、リングチューブ9の外側には圧力室23がそれぞれ形成されている。
センターバッグ8は、弾性パッド4の上面に当接する弾性膜81と、弾性膜81を着脱可能に保持するセンターバッグホルダー82(保持部)とから構成されている。センターバッグホルダー82にはねじ穴82aが形成されており、このねじ穴82aにねじ55を螺合させることにより、センターバッグ8がチャッキングプレート6の下面の中心部に着脱可能に取付けられている。センターバッグ8の内部には、弾性膜81とセンターバッグホルダー82とによって中心部圧力室24が形成されている。
同様に、リングチューブ9は、弾性パッド4の上面に当接する弾性膜91と、弾性膜91を着脱可能に保持するリングチューブホルダー92(保持部)とから構成されている。リングチューブホルダー92にはねじ穴92aが形成されており、このねじ穴92aにねじ56を螺合させることにより、リングチューブ9がチャッキングプレート6の下面に着脱可能に取付けられている。リングチューブ9の内部には、弾性膜91とリングチューブホルダー92とによって中間部圧力室25が形成されている。
圧力室22,23、中心部圧力室24及び中間部圧力室25には、チューブやコネクタ等からなる流体路33,34,35,36がそれぞれ連通されており、各圧力室22〜25は、それぞれの流体路33〜36内に設置されたレギュレータRE3,RE4,RE5,RE6を介して、供給源としての圧縮空気源120に接続されている。なお、上記流体路31,33〜36は、トップリング駆動軸11の上端部に設けられたロータリージョイント(図示せず)を介して、各レギュレータRE2〜RE6に接続されている。
上述したチャッキングプレート6の上方の圧力室21及び上記圧力室22〜25には、各圧力室に連通される流体路31,33〜36を介して加圧空気等の加圧流体又は大気圧や真空が供給されるようになっている。図2に示すように、圧力室21〜25の流体路31,33〜36上に配置されたレギュレータRE2〜RE6によってそれぞれの圧力室に供給される加圧流体の圧力を調整することができる。これにより各圧力室21〜25の内部の圧力を各々独立に制御する又は大気圧や真空にすることができるようになっている。
このように、レギュレータRE2〜RE6によって各圧力室21〜25の内部の圧力を独立に可変とすることにより、弾性パッド4を介して基板Wを研磨パッド101に押圧する押圧力を基板Wの部分(区画領域)毎に調整することができる。なお、場合によっては、これらの圧力室21〜25を真空源121に接続してもよい。
次に、このように構成されたトップリング1の研磨時における動作について説明する。研磨時には、トップリング1の下面に基板Wを保持させるとともに、トップリング駆動軸11に連結されたトップリング用エアシリンダ111を作動させてトップリング1の下端に固定されたリテーナリング3を所定の押圧力で研磨テーブル100の研磨パッド101の研磨面101aに押圧する。この状態で、圧力室22,23、中心部圧力室24及び中間部圧力室25にそれぞれ所定の圧力の加圧流体を供給し、基板Wを研磨テーブル100の研磨パッド101の研磨面101aに押圧する。そして、研磨液供給ノズル102から研磨液Qを流すことにより、研磨パッド101に研磨液Qが保持され、基板Wの研磨される面(下面)と研磨パッド101の研磨面101aとの間に研磨液Qが存在した状態で基板Wの下面の研磨が行われる。
ここで、基板Wの圧力室22,23の下方に位置する部分は、それぞれ圧力室22,23に供給される加圧流体の圧力で研磨面に押圧される。また、基板Wの中心部圧力室24の下方に位置する部分は、センターバッグ8の弾性膜81及び弾性パッド4を介して、中心部圧力室24に供給される加圧流体の圧力で研磨面に押圧される。基板Wの中間部圧力室25の下方に位置する部分は、リングチューブ9の弾性膜91及び弾性パッド4を介して、中間部圧力室25に供給される加圧流体の圧力で研磨面に押圧される。
従って、基板Wに加わる研磨圧力は、各圧力室22〜25に供給される加圧流体の圧力をそれぞれ制御することにより、基板Wの半径方向に沿った各部分毎に調整することができる。すなわち、制御部(コントローラ)400が、レギュレータRE3〜RE6によって、各圧力室22〜25に供給する加圧流体の圧力をそれぞれ独立に調整し、基板Wを研磨テーブル100上の研磨パッド101に押圧する押圧力を基板Wの部分毎に調整している。このように、基板Wの部分毎に研磨圧力が所望の値に調整された状態で、回転している研磨テーブル100の上面の研磨パッド101に基板Wが押圧される。同様に、レギュレータRE1によって、トップリング用エアシリンダ111に供給される加圧流体の圧力を調整し、リテーナリング3が研磨パッド101を押圧する押圧力を変更することができる。
このように、研磨中に、リテーナリング3が研磨パッド101を押圧する押圧力と、基板Wを研磨パッド101に押圧する押圧力を適宜調整することにより、基板Wの中心部(図4のC1)、中心部から中間部(C2)、外方部(C3)、そして周縁部(C4)、更には基板Wの外側にあるリテーナリング3の外周部までの各部分における研磨圧力の分布を所望の値とすることができる。
なお、基板Wの圧力室22,23の下方に位置する部分には、弾性パッド4を介して流体から押圧力が加えられる部分と、開口部41の箇所のように、加圧流体の圧力そのものが基板Wに加わる部分とがあるが、これらの部分に加えられる押圧力は、同一圧力でもよく、それぞれ任意の圧力でも押圧ができる。また、研磨時には、弾性パッド4は、開口部41の周囲において基板Wの裏面に密着するため、圧力室22,23の内部の加圧流体が外部に漏れることはほとんどない。
このように、基板Wを同心の4つの円及び円環部分(C1〜C4)に区画し、それぞれの部分(領域)を独立した押圧力で押圧することができる。研磨レートは、基板Wの研磨面に対する押圧力に依存するが、上述したように各部分の押圧力を制御することができるので、基板Wの4つの部分(C1〜C4)の研磨レートを独立に制御することが可能となる。従って、基板Wの表面の研磨すべき薄膜の膜厚に半径方向の分布があっても、基板全面に亘って研磨の不足や過研磨をなくすことができる。
すなわち、基板Wの表面の研磨すべき膜が、基板Wの半径方向の位置によって膜厚が異なっている場合であっても、上記各圧力室22〜25のうち、基板Wの表面の膜厚の厚い部分の上方に位置する圧力室の圧力を他の圧力室の圧力よりも高くすることにより、あるいは、基板Wの表面の膜厚の薄い部分の上方に位置する圧力室の圧力を他の圧力室の圧力よりも低くすることにより、膜厚の厚い部分の研磨面への押圧力を膜厚の薄い部分の研磨面への押圧力より大きくすることが可能となり、その部分の研磨レートを選択的に高めることができる。これにより、成膜時の膜厚分布に依存せずに基板Wの全面に亘って過不足のない研磨が可能となる。
ここで、基板Wの周縁部に起こる縁だれは、リテーナリング3の押圧力を制御することにより防止できる。また、基板Wの周縁部において研磨すべき膜の膜厚に大きな変化がある場合には、リテーナリング3の押圧力を意図的に大きく、あるいは、小さくすることで、基板Wの周縁部の研磨レートを制御することができる。なお、上記各圧力室22〜25に加圧流体を供給すると、チャッキングプレート6は上方向の力を受けるので、この例では、圧力室21には流体路31を介して圧力流体を供給し、各圧力室22〜25からの力によりチャッキングプレート6が上方に持ち上げられるのを防止している。
上述のようにして、トップリング用エアシリンダ111によるリテーナリング3の研磨パッド101への押圧力と、各圧力室22〜25に供給する加圧空気による基板Wの部分毎の研磨パッド101への押圧力とを適宜調整して基板Wの研磨が行われる。
以上説明したように、圧力室22,23、センターバッグ8の内部の圧力室24、及びリングチューブ9の内部の圧力室25の圧力を独立に制御することにより、基板に対する押圧力を制御することができる。更に、この例によれば、センターバッグ8及びリングチューブ9の位置や大きさなどを変更することによって、押圧力の制御を行う範囲を簡単に変更することができる。
すなわち、基板の表面に形成される膜の膜厚分布は、成膜の方法や成膜装置の種類により変化するが、この例によれば、基板に押圧力を加える圧力室の位置や大きさをセンターバッグ8及びセンターバッグホルダー82、またはリングチューブ9及びリングチューブホルダー92を交換するだけで変更することができる。従って、研磨すべき膜の膜厚分布に合わせて押圧力を制御すべき位置や範囲をトップリング1の極一部を交換するだけで容易かつ低コストで変更することが可能となる。換言すれば、研磨すべき基板の表面の研磨すべき膜の膜厚分布に変化があった場合にも、容易かつ低コストで対応することができる。なお、センターバッグ8またはリングチューブ9の形状及び位置を変更すると、結果的にセンターバッグ8とリングチューブ9に挟まれる圧力室22及びリングチューブ9を取り囲む圧力室23の大きさを変えることにもなる。
この研磨装置の研磨対象となる基板上には、例えば配線を形成するための銅めっき膜が成膜されているとともに、その下地材料としてバリア層が成膜されている。この研磨装置の研磨対象となる基板の最上層に酸化シリコン等の絶縁膜が成膜されているときには、光学式センサやマイクロ波センサによりその絶縁膜の膜厚を検知することができる。光学式センサの光源としては、ハロゲンランプ、キセノンフラッシュランプ、LEDまたはレーザー光源などが用いられる。
研磨パッド101の研磨面(表面)101aは、所定の粗度を有しており、これにより半導体ウエハ等の基板の表面を研磨するようにしている。しかし、研磨が進むにつれ、研磨パッド101の研磨面101aの粗度が低下して研磨性能が低下する。このため、研磨の合間、つまり1枚の基板に対する研磨を行った後、次の基板に対する研磨を行う迄の間に、研磨パッド101の研磨面101aのドレッシングを行う。このドレッシングは、研磨パッド101の研磨面101aの目立てや研磨パッド101の洗浄を目的に行う工程である。
つまり、先ず待避位置にあったドレッサ218を研磨テーブル100上の所定の位置まで水平に移動させ、更にドレッサ218を下降させて、ドレッサ218の下面(ドレッシング面)を研磨パッド101の研磨面101aに所定の押圧力で押圧する。同時に、純水供給ノズル104から研磨パッド101に純水を供給しながら、ドレッサ218及び研磨テーブル100を共に回転させ、これによって、研磨パッド101の研磨面101aのドレッサ218によるドレッシングを行う。そして、ドレッシング終了後、ドレッサ218及び研磨テーブル100の回転、並びに純水供給ノズル104からの純水の供給を停止し、ドレッサ218を上昇させた後、元に待避位置に戻す。
ここで、研磨装置による研磨は、1ロット単位で行われる。つまり、研磨装置に装填されたカセット204内に収納された全ての基板Wに対する研磨が修了すると、カセット204は研磨装置から取出されて、次工程に搬送される。そして、研磨装置に新たなカセット204に装填されると、この新たなカセット204内に収納された基板Wに対する研磨が再開される。研磨が修了して再開される迄の間、研磨装置は、次に研磨処理に備えるため、待機運転(アイドリング)の状態に入る。
この例では、図5に示すように、制御部400は、操作パネルなどの入力部401からの入力や、各種データ処理を行うホストコンピュータ402からの入力に基づいて研磨装置を以下のように制御する。
すなわち、待機運転の状態に入ると、研磨テーブル100を回転させながら、純水供給ノズル104から研磨パッド101に純水を供給して、研磨パッド101の乾燥を防止する。待機運転後に研磨装置にカセット204が装填されると、研磨装置内の制御部400は、純水供給ノズル104からの純水の供給を停止して、研磨液供給ノズル102からの研磨液(スラリー)Qの供給を開始し、同時に、ドレッサ218を研磨パッド101の研磨面101aに押圧しながら、ドレッサ218と研磨テーブル100を共に回転させる。これにより、研磨パッド101の研磨面101aをドレッシングする研磨準備処理(研磨前ドレッシング工程)を行う。この研磨準備処理の時間は、例えば制御部400に設けられた入力部401を介して作業者により入力される。この研磨準備処理終了後に、カセット204から基板Wを一枚ずつ取出して、基板Wに対する研磨を開始する。
このように、待機運転終了後、基板Wに対する研磨を開始する前に、研磨パッド101の研磨面101aに研磨液Qを供給しながら該研磨面101aをドレッシングする研磨準備処理を行うことで、ダミーウエハ等を使用することなく、研磨面101aの温度を所望の温度にし、研磨パッド101に研磨液Qを馴染ませて、研磨面101aが研磨に最適な状態になるように調整することができる。これによって、研磨装置に新しく装置を付加する等の設計変更を行うことなく、ダミーウエハ等の使用にかかるコストを削減することができる。尚、図示しない放射温度計により研磨面101aの表面温度・分布を測定し、その測定結果を所望の表面温度・分布と比較し、研磨面101aが所望の表面温度・分布になるように上述の研磨準備処理(研磨前ドレッシング工程)を制御するようにしてもよい。
この例では、待機運転終了後に研磨準備処理を行うか否かを、待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定するように設定されている。研磨準備処理は、待機運転終了後、毎回行う必要はなく、この処理を行うか否かを、待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定することで、待機運転終了後の必要な時にのみ研磨準備処理を行うことができる。尚、上述の研磨面101aの表面温度・分布の測定結果に基づいて、研磨準備処理を行うか否かを決定するようにしてもよい。
制御部400に格納されたプログラムは、入力部401より入力されたパラメータを基に、待機運転(アイドリング運転)、研磨準備処理(研磨前ドレッシング工程)及び基板の研磨工程に関する運転条件をそれぞれ設定して研磨装置を作動させる。
また、待機運転中に、研磨パッド101の研磨面101aをドレッシングする操作が設定されている。つまり、待機運転中に、研磨パッド101に純水供給ノズル104から純水を供給しつつ、研磨面101aにドレッサ218を押付け、更にドレッサ218と研磨テーブル100を共に回転させるようにしている。
研磨が進むにつれ、研磨パッド101の研磨面101aの粗度が低下して研磨性能が低下する。このため、前述のように、研磨の合間にドレッサ218を研磨パッド101の研磨面101aに当接させ、両者を互いに相対運動させることにより、研磨パッド101の研磨面101aの目立て、つまり粗度を回復するドレッシング処理を行っている。しかし、研磨パッド101の使用が長時間に亘ると、所定のドレッシング時間では研磨面101aの目立てが不十分になり、そのため十分な粗度が得られない場合がある。このような場合には、研磨パッド101を使い切る前であっても交換する必要がある。この例のように、待機運転中に研磨パッド101の研磨面101aの純水によるドレッシングを行うことにより、所定のドレッシングに追加したドレッシングを行って、十分な研磨面101aの目立てを行うことができ、これにより、研磨パッド101の寿命を延ばすことができる。
また、待機運転中に、トップリング1の密閉された圧力室24,25内に気体圧をかけて該圧力室24,25を加圧する操作が設定されている。なお、他の圧力室22,23を覆う弾性パッド4の所定の位置には開口部41が設けられて密閉されておらず、したがって、待機運転中に、これらの圧力室22,23に気体圧をかけて該圧力室22,23を加圧することはできない。
トップリング1の圧力室24,25に気体圧をかけ該圧力室24,25を加圧することで伸縮するゴム等からなる弾性体、つまり弾性膜81,91及び弾性パッド4は、時間の経過に伴って徐々に硬化(劣化)する。このため、複数ロットに亘って基板を研磨処理する際、初期ロットの基板に対して研磨を行うときに圧力室24,25に加えていた気体圧と同じ気体圧を、後期ロットの基板に対して研磨を行うときに圧力室24,25に与えても、弾性膜81,91及び弾性パッド4が硬化して伸縮が不足し、これにより基板に対する所望の押圧力が得られないということが生じる。この例のように、研磨準備処理中にトップリング1の密閉された圧力室24,25に気体圧を加えることにより、圧力室24,25に気体圧を加えることによって伸縮する弾性体、つまり弾性膜81,91及び弾性パッド4が硬化することを防止することができる。
研磨装置の制御部400は、待機運転中のこれらの操作を設定することが可能となっており、入力部401を介して入力されたパラメータをもとに、制御部400内のプログラムが待機運転中の研磨装置の操作条件を決定する。待機運転中での研磨パッド101の研磨面101aのドレッシングは、研磨パッド101をある程度使用した後に必要となることが多い。このため、研磨パッド101の使用時間を条件として、研磨パッド101の研磨面101aのドレッシングを行うか否かを決定するようにしてもよい。また、待機運転中のトップリング1の圧力室24,25への加圧は、該圧力室24,25への加圧によって伸縮する弾性体、つまり弾性膜81,91及び弾性パッド4をある程度使用した後に必要となることが多い。このため、弾性体、つまり弾性膜81,91及び弾性パッド4の使用時間を条件として、圧力室24,25への加圧条件を決定するようにしてもよい。
図6は、他のトップリング500の底面図を示す。この例のトップリング500には、センタエリア圧力室501、リプルエリア圧力室502、アウターエリア圧力室503及びエッジエリア圧力室504の合計4つの圧力室が同心状に備えられ、これらの圧力室501〜504は、弾性パッド(弾性体)506で一体に覆われている。そして、センタエリア圧力室501及びアウターエリア圧力室503の表面を覆う弾性パッド506の所定に位置には、基板吸着用の開口部508が設けられている。
したがって、この例では、リプルエリア圧力室502とエッジエリア圧力室504が密閉されているので、待機運転中に気体圧をかけて加圧するのは、リプルエリア圧力室502とエッジエリア圧力室504となる。
実施の形態に係る研磨装置の全体配置図を示す。 研磨装置の研磨部を示す概要図である。 研磨装置のトップリングを示す縦断面図である。 研磨装置のトップリングの底面図である。 研磨装置の制御ブロック図である。 他のトップリングを示す一部切断の面図である。
符号の説明
1,500 トップリング
4,506 弾性パッド(弾性体)
5 ホルダーリング
6 チャッキングプレート
7 加圧シート
8 センターバッグ
9 リングチューブ
22,23,24,25,501,502,503,504 圧力室
41,508 開口部
81,91 弾性膜(弾性体)
82 センターバッグホルダー
92 リングチューブホルダー
100 研磨テーブル
101 研磨パッド
102 研磨液供給ノズル
104 純水供給ノズル
110 トップリングヘッド
120 圧縮空気源
121 真空源
130 ドレッサヘッド
204 カセット
206 載置台
210 ロータリートランスポーター
212,214 洗浄機
218 ドレッサ
400 制御部
401 入力部
402 ホストコンピュータ

Claims (11)

  1. 研磨休止時に待機運転を行い、
    前記待機運転終了後に、研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を行い、
    前記研磨準備処理終了後に被研磨物に対する研磨処理を開始することを特徴とする研磨方法。
  2. 前記待機運転中に、前記研磨面に純水を供給することを特徴とする請求項1記載の研磨方法。
  3. 前記待機運転終了後に前記研磨準備処理を行うか否かを、前記待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定することを特徴とする請求項1または2記載の研磨方法。
  4. 前記待機運転中に、前記研磨面のドレッシングを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の研磨方法。
  5. 前記待機運転中に、弾性体を介して被研磨物を研磨面に向けて押圧するトップリングの圧力室内を加圧することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の研磨方法。
  6. 研磨面を有する研磨テーブルと、
    被研磨物を保持し前記研磨面に対して押圧するトップリングと、
    前記研磨面に対するドレッシングを行うドレッサと、
    前記研磨面に研磨液を供給する研磨液供給ノズルと、
    研磨休止中における待機運転終了後に前記研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を行うように、前記研磨テーブル、研磨液供給ノズル及び前記ドレッサを制御する制御部を有することを特徴とする研磨装置。
  7. 前記制御部は、前記待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に前記研磨準備処理を行うか否かを決定することを特徴とする請求項6記載の研磨装置。
  8. 研磨休止時に待機運転を実行させ、
    前記待機運転終了後に、研磨面に研磨液を供給しながら該研磨面をドレッシングする研磨準備処理を実行させ、
    前記研磨準備処理終了後に被研磨物に対する研磨処理を開始させることを特徴とする研磨装置制御用プログラム。
  9. 前記待機運転終了後に前記研磨準備処理を行うか否かを、前記待機運転の延べ運転時間または延べ実効回数を基に決定することを特徴とする請求項8記載の研磨装置制御用プログラム。
  10. 前記待機運転中に研磨面のドレッシングを行うか否かを、研磨面の累積使用時間を基に決定することを特徴とする請求項8または9記載の研磨装置制御用プログラム。
  11. 弾性体を介して被研磨物を研磨面に向けて押圧するトップリングの圧力室を前記待機運転中に加圧するか否かを、前記弾性体の累積使用時間を基に決定することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の研磨装置制御用プログラム。
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