JP2007074336A - オーディオシステム及びオーディオ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マルチチャンネルで音声信号を出力し、これらのチャンネルの音声がバランスするリスニングポイントをより拡大することができるオーディオ装置を提供する。
【解決手段】 マルチチャンネルl,c,r,sl,srでオーディオ信号を出力するオーディオ装置1において、マルチチャンネルのうち少なくとも2つの特定チャンネルの音声を各特定チャンネルで異なるリスニングポイントに対応させて複数系統(チャンネルsl1〜sl3,sr1〜sr3)に分離し、この分離した各オーディオ信号の出力レベル及び出力タイミングのうち少なくとも一方を制御する信号処理部4と、各特定チャンネルでリスニングポイントを共有する系統の各音声が対応するリスニングポイントで所定の音像定位を実現するように、分離した各オーディオ信号のレベル制御値及びディレイ制御値の少なくとも一方を信号処理部4に設定する処理制御部71と、を備えたものである。
【選択図】 図3

Description

この発明は、マルチチャンネルでオーディオ信号をスピーカに出力するオーディオシステム及びオーディオ装置に関するものである。
従来、複数のスピーカと、これらのスピーカにマルチチャンネルでオーディオ信号を出力するオーディオ装置とを備えたオーディオシステムは広く知られている(例えば、非特許文献1)。
このようなオーディオシステムは、例えば映画館やコンサートホール等で用いられており、リスナの周囲に配置された複数のスピーカにオーディオ信号を出力することで、リスナに臨場感あふれる音響を提供することが可能となる。図10は、5.1チャンネル方式の従来のオーディオシステムにおける各スピーカL,C,R,SR,SLの配置例を示す図である。
このオーディオシステムでは、一般的に、音場MAのフロント側(映画スクリーンSC側)に左チャンネルl、センターチャンネルc、右チャンネルrの音声信号を出力するスピーカL,C,Rが配置されるとともに、左サイドに左サラウンドチャンネルslの音声信号を出力するスピーカSLが、右サイドに右サラウンドチャンネルsrの音声信号を出力するスピーカSRが配置される。そして、これらの5チャンネルの音声信号を出力するためのスピーカL,C,R,SL,SRの他に、スピーカLとスピーカCとの間にサブウーファチャンネルの音声信号を出力するためのサブウーハが配置されて、このサブウーハチャンネルを合わせた5.1チャンネルでオーディオ装置は音声信号を出力する。なお、サブウーハチャンネルは低音の音声信号を専用で出力するものあるため、以下、サブウーハチャンネル及びサブウーハについての説明は省略する。
大野進監修、「サウンドレコーディング技術概論 −2004改訂版−」社団法人日本音楽スタジオ協会、 平成16年4月9日、p.317−325
従来のオーディオシステムは、映画館のような大規模な音場に配置されると、リスナのリスニングポイントによっては各スピーカから放音される音声がバランスしない場合がある。図11は従来のオーディオシステムにおいて、スピーカSR,SLから放音されてリスニングポイントに到達する音声を説明するための図である。本図は図10で示す音場MAを1対のスピーカSR,SLの配置位置で切断した断面図である。ここでは、中央のリスニングポイントLP1では各スピーカSR,SLからの距離が均等であるため、各スピーカSR,SLから放音された音声が同じタイミングでかつ同音量で到達する(バランスする)ため、製作段階で意図された本来の音像の定位が忠実に再現される。
しかしながら、左サイドのリスニングポイントLP2では、スピーカSLからの距離がスピーカSRからの距離よりも短い。このため、スピーカSLから放音された音声がスピーカSRから放音された音声よりも大音量でかつ速く到達し、製作段階で意図された本来の音像の定位が忠実に再現されない。また、右サイドのリスニングポイントLP3では、スピーカSRからの距離がスピーカSLからの距離よりも短い。このため、スピーカSRから放音された音声がスピーカSLから放音された音声よりも大音量でかつ速く到達し、製作段階で意図された本来の音像の定位が忠実に再現されない。
上述した様に、従来のオーディオシステムでは、各スピーカSR,SLから放音された音声がバランスするリスニングポイントは中央部のリスニングポイントLP1に限定されていた。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、マルチチャンネルで音声信号を出力するオーディオシステムにおいて、これらマルチチャンネルの音声の所定の音像定位が実現するリスニングポイントをより拡大することができるオーディオシステム及びこれに用いるオーディオ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明では以下の手段を採用している。
(1)本発明は、マルチチャンネルのオーディオ信号を再生するスピーカ群であって、前記マルチチャンネルのうち少なくとも2つの特定チャンネルについては各特定チャンネルで複数系統のスピーカを備え、各特定チャンネルのスピーカ同士が共有するリスニングポイントの系統毎にスピーカセットとして組み合わされて、各スピーカセットで異なるリスニングポイントに指向性を設定されているものと、前記マルチチャンネルのうち前記特定チャンネルのオーディオ信号を前記複数系統のスピーカに対応させて分離し、各スピーカセットからの各音声が指向性を設定されたリスニングポイントで所定の音像定位を実現するように、分離したオーディオ信号のレベル及びディレイのうち少なくとも一方を制御する信号処理部を有するオーディオ装置と、を備えたオーディオシステムである。
(2)また、本発明は、上記オーディオシステムにおいて、前記特定チャンネルのスピーカは、ライン状に配列された複数のスピーカユニットを備えたアレイスピーカであることを特徴とする。なお、マトリクス状や千鳥配置状に配列されたスピーカユニットを備えたアレイスピーカも、「ライン状に配列された複数のスピーカユニットを備え」ているため、本発明の「アレイスピーカ」に含まれる。
(3)また、本発明は、マルチチャンネルでオーディオ信号を出力するオーディオ装置において、前記マルチチャンネルのうち少なくとも2つの特定チャンネルの音声を各特定チャンネルで異なるリスニングポイントに対応させて複数系統に分離し、この分離した各オーディオ信号の出力レベル及び出力タイミングのうち少なくとも一方を制御する信号処理部と、各特定チャンネルでリスニングポイントを共有する系統の各音声が対応するリスニングポイントで所定の音像定位を実現するように、前記分離した各オーディオ信号のレベル制御値及びディレイ制御値の少なくとも一方を前記信号処理部に設定する処理制御部と、を備えたことを特徴とするオーディオ装置である。
上述した(1)、(2)の発明の構成によれば、信号処理部によって、マルチチャンネルのうち少なくとも2つの特定チャンネルの音声がリスニングポイントを共有する複数系統に分離される。そして、各特定チャンネルの音声が対応するリスニングポイントで所定の音像定位が実現するように、分離した各オーディオ信号のレベル制御値及びディレイ制御値の少なくとも一方が信号処理部に設定される。これによって、信号処理部では、設定されたレベル制御値やディレイ制御値に基づいて複数系統に分離された音声信号の出力レベルや出力タイミングが制御される。このため、特定チャンネルのうちリスニングポイントを共有する系統の各音声が、このリスニングポイントに同音量で到達する(バランスする)ように制御することや、同じタイミングで到達する(バランスする)ように制御することが可能となる。
本発明によれば、複数のリスニングポイントに出力音声を到達させる構成において、前記複数のリスニングポイントの中の各リスニングポイントに対応する出力音声をこのリスニングポイントに同音量でかつ同じタイミングで到達する(バランスする)ように調整することが可能となる。このため、複数のリスニングポイントで所定の音像定位が実現される。これによって、マルチチャンネルで音声信号を出力するオーディオ装置において、これらのチャンネルの音声について所定の音像定位が実現するリスニングポイントをより拡大するオーディオ装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
図1〜図5を参照して本発明の第1の実施形態であるオーディオシステム100について説明する。本実施形態にかかるオーディオシステム100では各スピーカL,C,R,SL,SRの配置位置については図10で示す配置位置と同様である。また、本実施形態では、各スピーカL,C,Rの構成は従来と同様であるが、スピーカSL(I)〜SL(III),SR(I)〜SR(III)が複数のスピーカL1〜L3,R1〜R3から成るスピーカセットであることが従来のスピーカの構成と相違している。スピーカSL(I)〜SL(III)の構成は同一であるため、以下スピーカSL(I)についてのみ説明し、その他のスピーカSL(II),SL(III)の説明を省略する。また、スピーカSR(I)〜SR(III)の構成は同一であるため、以下スピーカSR(I)についてのみ説明し、その他のスピーカSR(II),SR(III)については説明を省略する。
各スピーカSL1〜3,SR1〜3は、所定の狭い範囲(対応するリスニングポイントLPをカバーできるだけの範囲)で指向性を有する音声を放音するものである。そして、図1で示すように、音場MAは左右方向に3つのリスニングポイントLP(LP1〜LP3)の領域に区分され、各スピーカSL1〜3,SR1〜3は、音声がそれぞれ異なるリスニングポイントLP1〜LP3に向かうような角度で配置されるものである。
本実施形態では、スピーカSR1及びスピーカSL1は、放音する音声が中央のリスニングポイントLP1に到達する角度で配置される。スピーカSR2及びスピーカSL2は、放音する音声が左側のリスニングポイントLP2に到達する角度で配置される。スピーカSR3及びスピーカSL3は、放音する音声が右側のリスニングポイントLP3に到達する角度で配置される。
ここで、各スピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3の放音した音声に上述したような狭い指向性を持たせるための構成及び原理を説明する。図2(A)は、各スピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3の概略構成を示す図であり、(B)は各スピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3からの音声が狭い指向性を持つ原理を示す図である。
(A)で示す様に、各スピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3は、アレイ状(例えば直線状、マトリクス状、千鳥配置状等)に配列された複数のスピーカユニットsuから成る。(B)で示す様に、この各スピーカユニットsuからの音声は放射状(円形)に伝播する。このため、同一のオーディオ信号が各スピーカユニットsuから出力された場合には、各スピーカユニットsuから放音された音声は、各スピーカユニットsuの正面方向に伝播する成分のみ位相が一致して強め合い、他の斜め方向へ伝播する成分は隣接するスピーカユニットsuからの成分と干渉し合うことで打ち消される。これによって、各スピーカユニットsuの合成された成分は各スピーカユニットsuの正面方向に伝播する音声ビームが主力となる。なお、各スピーカユニットsuに供給するオーディオ信号の位相を制御することにより各スピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3のアレイ面から斜めに音声ビームを形成することもできる。
図3は、本実施形態にかかるオーディオシステム100の構成を概略的に示すブロック図である。図4は、チャンネル別設定登録テーブルTを示す図である。
オーディオシステム100は、オーディオ装置1に上述した複数のスピーカL,C,R,SR(SR1〜SR3),SL(SL1〜SL3)を接続してなる。オーディオ装置1は、各スピーカL,C,R,SR(SR1〜SR3),SL(SL1〜SL3)にマルチチャンネルで音声信号を出力するものである。以下、各チャンネルには、対応するスピーカL,C,R,SR(SR1〜SR3),SL(SL1〜SL3)のアルファベット識別符号を小文字にした識別符号l,c,r,sr(sr1〜sr3),sl(sl1〜sl3)を付して示す。このオーディオ装置1は、オーディオI/F2、信号処理部3、信号処理部4、D/Aコンバータ5、増幅部6、コントロール部7を備える。
オーディオI/F2は、入力端子8を介して再生装置(図略)からデジタルオーディオ(音声)信号を入力するインターフェース回路である。再生装置(図略)は例えば映画フィルムに記録された映像信号をこのフィルムから読み出すとともにこのフィルムに記録されたデジタルオーディオ信号(サウンドトラック)を読み出し、この読み出したオーディオ信号をオーディオI/F2に入力する。信号処理部3は、例えばDSP(Digital Signal Processor)等であり、入力したオーディオ信号を複数チャンネル(チャンネルl,c,r,sr,sl)のオーディオ信号に分離して、各チャンネルのオーディオ信号に応じた各スピーカへの出力レベル、ディレイ、周波数特定等を調整する所定の音声信号処理を施す。
信号処理部4は、例えばDSP(DigitalSignal Processor)等であり、信号処理部3で音声信号処理が施されたチャンネルsr,slのオーディオ信号が入力され、この入力されたオーディオ信号を複数系統(チャンネルsr1〜sr3,sl1〜sl3)に分離する。すなわち、信号処理部4は入力されたチャンネルsrのオーディオ信号をチャンネルsr1〜sr3の3つの系統分だけ生成するとともに、入力されたチャンネルslのオーディオ信号をチャンネルsl1〜sl3の3つの系統分だけ生成する。
信号処理部4は、この分離した各オーディオ信号の音声を対応するリスニングポイントsl1〜sl3でバランスさせるための音声信号処理を施す。この音声信号処理には、例えば、対応するスピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3への出力レベル,ディレイ,周波数特性の調整等がある。
この音声信号処理を施す理由について図1を参照して説明する。中央のリスニングポイントLP1では各スピーカSR1,SL1からの距離が均等であるため、各スピーカSR1,SL1に同じタイミングで同波形のオーディオ信号を入力すると、各スピーカSR1,SL1から放音された音声が同音量でかつ同タイミングで到達する(バランスする)。しかしながら、左側のリスニングポイントLP2ではスピーカSL2からの距離がスピーカSR2からの距離よりも短いため、スピーカSL2からの音声がスピーカSR2からの音声よりも大音量でかつ速く到達する。
一方、右側のリスニングポイントLP3ではスピーカSR3からの距離がスピーカSL3からの距離よりも短いため、スピーカSR3からの音声がスピーカSL3からの音声よりも大音量でかつ速く到達する。また、高音部分が低音部分よりも減衰率が大きいため、スピーカSL3からの音声の高音部分がスピーカSR3からの音声の高音部分よりも小さく聞こえる。
このため、信号処理部4は、チャンネルsl2の音声信号をチャンネルsr2の音声信号と比較して、その出力レベルを小さくするとともに、そのディレイを大きくして、リスニングポイントLP2で各スピーカSR2,SL2からの音声が同音量かつ同じタイミングで到達するように調整する。また、信号処理部4は、チャンネルsr3の音声信号をチャンネルsl3の音声信号と比較して、その出力レベルを小さくするとともに、そのディレイを大きくして、リスニングポイントLP3で各スピーカSR3,SL3からの音声が同音量かつ同じタイミングで到達するように調整する。この信号処理部4の音声信号処理については、詳しくは図5を用いて後述する。
D/Aコンバータ5は入力されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換するものである。D/Aコンバータ5は各チャンネルl,c,r,sl1〜3,sr1〜3に対応して設けられている。チャンネルl,c,rに対応するD/Aコンバータ51,52,53は信号処理部3から音声信号が入力され、変換したアナログ音声信号をそれぞれ対応する増幅部6(6l,62,63)に入力する。各チャンネルsl1〜3,sr1〜3に対応するD/Aコンバータ54〜59は信号処理部4からオーディオ信号が入力され、変換したアナログ音声信号をそれぞれ対応する増幅部6(64〜69)に入力する。
増幅部6(61〜69)は入力された音声信号を所定の出力レベルに増幅するものである。増幅部6は各チャンネルl,c,r,sl1〜3,sr1〜3に対応して設けられており、出力端子9を介して増幅した音声信号を対応するスピーカL,R,C,SR1〜SR3,SL1〜SL3に出力する。
コントロール部7は、例えばCPU(central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)やROM(Read OnlyMemory)等のメモリ等で実現され、上記各構成の動作を制御するものである。コントロール部7は、図4で示すようなチャンネル別設定登録テーブルTを記憶するテーブル記憶部71を備える。
このチャンネル別設定登録テーブルTは、各チャンネルsr1〜sr3,sl1〜sl3に対応づけてディレイ制御値D1〜D6,及びレベル制御値L1〜L6が登録されている。このディレイ制御値D1〜D6は、各チャンネルsl1〜sl3,sr1〜sr3の音声信号に上述したようなディレイを付与するように信号処理部4の信号処理を制御する値に設定されている。また、レベル制御値L1〜L6は、各チャンネルsl1〜sl3,sr1〜sr3の音声信号を上述したような出力レベルに調整するように信号処理部4の信号処理を制御する値に設定されている。このディレイ制御値D1〜D6及びレベル制御値L1〜L6は、算出された値が予めオペレータによって図略の操作部を用いて入力されている。なお、この入力方法は、図略の通信手段を用いてインターネット等のネットワークを介してダウンロードする方法であっても、図略の入出力部を用いて記憶媒体から入力する方法であってもよい。
また、コントロール部7は、例えば内蔵するメモリに記憶されるプログラムを実行することで信号処理制御部72として機能する。信号処理制御部72は、信号処理部3の信号処理を制御するとともに、チャンネル別設定登録テーブルTを用いて信号処理部4の信号処理を制御する。すなわち、信号処理制御部72は、チャンネル別設定登録テーブルTから各チャンネルsl1〜sl3,sr1〜sr3に対応するレベル制御値L1〜L6及びディレイ制御値D1〜D6を読み出して、各チャンネルsl1〜sl3,sr1〜sr3に対応付けて信号処理部4に設定する。
図5は、図3で示す信号処理部4及びその周辺の構成をより詳細に示すブロック図である。信号処理部4は、分離処理部41、ゲイン調整処理部42及びディレイ調整処理部43を備える。分離処理部41は、入力されたチャンネルsrのオーディオ信号をチャンネルsr1〜sr3の3つの系統分だけ生成する処理や、入力されたチャンネルslのオーディオ信号をチャンネルsl1〜sl3の3つの系統分だけ生成する処理を行い、この処理を施したオーディオ信号をゲイン調整処理部42に入力する。
ゲイン調整処理部42には、予め信号処理制御部71によってレベル制御値が各チャンネルsr1〜sr3,sl1〜sl3に対応付けて設定されている。ゲイン調整処理部42は、レベル制御値に従って、入力された各チャンネルsr1〜sr3,sl1〜sl3のオーディオ信号の出力レベルを各オーディオ信号の音声が対応するリスニングポイントLP1〜LP3でバランスするように調整する。
また、ゲイン調整処理部42は、信号処理制御部71による設定に基づいて必要に応じて周波数特性を調整する処理も行う。例えば、スピーカSL1〜SL3やスピーカSR1〜SR3から到達する音声の周波数特性をリスニングポイントLP1〜LP3で実測する。ここで、実測した周波数特性が製作段階で意図された所定の周波数特性とは異なる場合がある。ゲイン処理部42は、リスニングポイントLP1〜LP3で到達する音声が所定の周波数特性になるように、チャンネルsl1〜sl3,sr1〜sr3の音声信号の周波数特性を調整する。
ゲイン調整処理部42は、信号処理を施したオーディオ信号をディレイ調整処理部43に入力する。ディレイ調整処理部43には、予め信号処理制御部71によってディレイ制御値が各チャンネルsr1〜sr3,sl1〜sl3に対応付けて設定されている。ディレイ調整処理部43は、ディレイ制御値に従って、入力された各チャンネルsr1〜sr3,sl1〜sl3の音声信号に対応するディレイを付与して、各オーディオ信号が対応するリスニングポイントLP1〜LP3に同タイミングで到達するように調整している。ディレイ調整処理部43は、信号処理を施した各チャンネルsr1〜sr3,sl1〜sl3のオーディオ信号を対応するD/Aコンバータ54〜59に入力する。
上記構成によって、本実施形態では、各リスニングポイントLP1〜LP
3(異なったリスニングポイント)へ音声を到達させる際に、チャンネルsr,slのオーディオ信号を各リスニングポイントLP1〜LP3に対応する複数系統に分離し、この分離したオーディオ信号の音声が各リスニングポイントLP1〜LP3のうち対応するスポットでバランスするように、各オーディオ信号の各スピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3への出力レベル及び出力タイミングが信号処理部4で調整される。これによって、スピーカSR,SLから放音される音声がバランスする範囲を従来に比較して拡大させることができる。
(第2の実施形態)
以下に、図6〜図8を参照して、本発明の第2の実施形態にかかるオーディオシステム100Aを説明する。図6は、第2の実施形態にかかるリスニングポイントLPを説明するための図である。図6で示すように、第2の実施形態では、音場MAの前後方向に3つのリスニングポイントLPが設けられている。そして、フロントに配置されたスピーカL,C,Rからの音声はこれらの3つのリスニングポイントLPに指向する。
これらの3つのリスニングポイントLPのうち、フロントに近いものがリスニングポイントLP11、中央側のものがリスニングポイントLP12、遠い側のものがリスニングポイントLP13である。なお、このリスニングポイントLP11,LP12,LP13にはそれぞれ第1の実施形態で説明したリスニングポイントLP1〜LP3が含まれている。
図7は、第2の実施形態にかかるオーディオシステム100Aの構成を概略的に示すブロック図である。なお、本図では、オーディオシステム100Aのうちオーディオシステム100と同一の構成については省略して示す。
オーディオシステム100Aでは、フロントに配置されるスピーカL,C,RについてもリスニングポイントLP11〜LP13に対応する個数(3個)だけ設けられている。スピーカLのうちリスニングポイントLP11に対応するものがスピーカL1,R1,C1、リスニングポイントLP12に対応するものがスピーカL2,R2,C2、リスニングポイントLP13に対応するものがスピーカL3,R3,C3である。
オーディオ装置1Aは、信号処理部3とDAコンバータ5との間に信号処理部4Aが配置されている。信号処理部4Aは、分離処理部41A、ゲイン調整処理部42A及びディレイ調整処理部43Aを備える。分離処理部41Aは、チャンネルl,r,cの音声信号をスピーカL1〜L3,R1〜R3,C1〜C3に入力するための3つの信号に分離する。すなわち、分離処理部41Aは、チャンネルlをチャンネルl1〜l3に分離し、チャンネルrをチャンネルr1〜r3に分離し、チャンネルcをチャンネルc1〜c3に分離する。
ゲイン調整処理部42Aは、分離処理部41Aで分離した各チャンネルl1〜l3,r1〜r3,c1〜c3の音声信号の信号レベルを調整する。ここでの信号レベルは、スピーカL1〜L3,R1〜R3,C1〜C3からの音声が、スピーカSL1〜SL1から到達する音声やスピーカSR1〜SR3から到達する音声とバランスが取れた音量で到達するように設定される。
また、ディレイ調整処理部43Aは、ゲイン調整処理部42Aで信号レベルを調整した音声信号に対して遅延時間を付与する処理を施す。この遅延時間は、図8で示すように、スピーカL1〜L3,R1〜R3,C1〜C3から出力された音声がスピーカSL,SRから到達する音声と同期してリスニングポイントLP11〜LP13に到達するような時間に設定される。具体的には、リスニングポイントLPを共有するチャンネルにおいて、該リスニングポイントLPに到達するのに最も時間を要するチャンネルの遅延時間に、その他のチャンネルの遅延時間が同じとなるように設定すればよい。
なお、このリスニングポイントLP11〜LP13に音声が到達するタイミングと、この音声に対応する映像を表示するタイミングとを同期させてもよい。
ディレイ調整処理部43Aは、処理を施したチャンネルl1〜l3の音声信号を対応するDAコンバータ5(51A〜51C)に入力する。また、チャンネルr1〜r3の音声信号を対応するDAコンバータ5(52A〜52C)に入力する。また、チャンネルc1〜c3の音声信号を対応するDAコンバータ5(53A〜53C)に入力する。
DAコンバータ51A〜51Cに入力されたlチャンネルの音声信号は増幅部61A〜61Cを介してスピーカL1〜L3に入力される。DAコンバータ52A〜52Cに入力されたrチャンネルの音声信号は増幅部62A〜62Cを介してスピーカR1〜R3に入力される。DAコンバータ51A〜51Cに入力されたcチャンネルの音声信号は増幅部63A〜63Cを介してスピーカC1〜C3に入力される。なお、オーディオシステム100Aにおける上述した構成の他の構成については、オーディオシステム100と同様であるため説明を省略する。
上記構成によって、第2の実施形態では、第1の実施形態の効果に加えて、音場MAのスピーカL,C,Rの近い側に居るリスナに対しても遠い側に居るリスナに対しても、映像再生と同期した最適なタイミングで及び最適な音量でスピーカL,R,Cからの音声を提供することができる。
(第3の実施形態)
以下に、図7及び図9を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。図9は、第3の実施形態にかかるリスニングポイントを説明するための図である。第2の実施形態では、フロントのスピーカL,R,CのリスニングポイントLPは、前後方向に設けられたリスニングポイントLP11〜LP13であった。これに対して、第3の実施形態にかかるオーディオシステム100Bでは、スピーカL,R,CのリスニングポイントLPをより細かく設定する。すなわち、スピーカSL,SRのリスニングポイントLPと同じリスニングポイントLP1〜LP3に、スピーカL,R,Cからの音声も指向させる。
以下に、フロントに近い側の(スピーカSL(I),SR(I)の)リスニングポイントLP1〜LP3をリスニングポイントLP1−1〜LP3−1と記載する。また、中央側の(スピーカSL(II),SR(II)の)リスニングポイントLP1〜LP3をリスニングポイントLP1−2〜LP3−2と記載する。また、フロントに遠い側の(スピーカSL(III),SR(III)の)リスニングポイントLP1〜LP3をリスニングポイントLP1−3〜LP3−3と記載する。
以下に、図7を参照して、第3の実施形態にかかるオーディオシステム100Aを説明する。上述したように、第3の実施形態では計9箇所のリスニングポイントLPに音声を指向させる。このため、スピーカL,R,Cは計9個だけ、すなわち図7で示すスピーカL1〜L3に加えてスピーカL4〜L9が,スピーカR1〜R3に加えてスピーカR4〜R9が、スピーカC1〜C3に加えてスピーカC4〜C9が配置される。
また、信号処理部4Aでは、分離処理部41Aがチャンネルl,c,rをスピーカL,C,Rの個数分の9チャンネルの音声信号に分離することが図7で示す第2の実施形態とは異なっている。
また、ゲイン調整処理部42Aは、分離処理部41Aで分離された音声信号の出力レベルを調整することは第2の実施形態と同じである。これに対して、リスニングポイントLP1−1〜LP3−1,LP1−2〜LP3−2,LP1−3〜LP3−3でスピーカL,R,C,SL,SRからの音声の音量がバランスよく到達するように、出力レベルを設定することが第2の実施形態とは相違している。
そして、ディレイ調整処理部43Aは、ゲイン調整処理部42Aで出力レベルが調整された音声信号に遅延時間を付与することは第2の実施形態と同じである。これに対して、リスニングポイントLP1−1〜LP3−1,LP1−2〜LP3−2,LP1−3〜LP3−3でスピーカL,R,C,SL,SRからの音声が同期して到達するように、遅延時間を設定することが第2の実施形態とは相違している。
なお、第3の実施形態にかかるオーディオ装置1Aでは、上述した構成の他の構成については、DAコンバータ5及び増幅部6がスピーカL1〜L9,R1〜R9,C1〜C9に対応する個数ぶん設けられていることの他は第2の実施形態と同一である。このため、説明を省略する。
第2の実施形態では、スピーカL,R,Cからの音声が前後方向で異なるリスニングポイントLPに指向する構成であるが、左右方向で異なるリスニングポイントLPに指向する構成ではない。このため、第2の実施形態では、左右方向でのリスナの聴取位置の違いに起因したスピーカL,R,Cからリスナの位置に到達する音声のアンバランスを是正することはできない。
すなわち、図9を参照して、(a)で示すリスニングポイントLP2−1と、(b)で示すリスニングポイントLP1−1と、(c)で示すリスニングポイントLP3−1とでは、スピーカL,R,Cからの距離がそれぞれ異なっている。第2の実施形態では、このような左右方向でのスピーカL,R,Cからの距離の違いに応じて、スピーカL,R,Cから出力する音声の出力タイミングや音量を制御する構成ではない。
これに対して、第3の実施形態では、スピーカL,R,Cからの音声が前後方向で異なるリスニングポイントLPに指向するとともに、左右方向で異なるリスニングポイントLPに指向する構成である。このため、第3の実施形態では、第2の実施形態とは異なり、左右方向でのリスナの聴取位置の違いを原因とした、リスナの聴取位置でのスピーカL,R,Cからの音声のアンバランスを是正することができる。
なお、本実施形態は、以下の変形例を採用することができる。
(1)また、本実施形態では、リスニングポイントLP1〜LP3に音声を指向させるスピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3を備え、これらに出力するオーディオ信号を、このオーディオ信号の音声が各リスニングポイントLP1〜LP3でバランスするように調整しているが、この構成に限定されず、音声を指向させるリスニングポイントの数をより多くまたは少なく設定する構成であってもよい。
(2)なお、本実施形態では、スピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3はアレイスピーカであるが、この構成に限定されない。スピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3は指向性をリスニングポイントLP1〜LP3をカバーできる狭い指向性を持つスピーカであればよい。
(3)また、本実施形態では、スピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3から各スピーカユニットsuの正面方向に向かう音声ビームを出力するように音声信号処理が施される。そして、この音声ビームがリスニングポイントLP1〜LP3に向かう様な角度で(リスニングポイントLP1〜LP3に正面が向くように)スピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3が配置される構成である。これに対して、本発明はこの構成に限定されない。例えば、スピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3を各リスニングポイントLP1〜LP3に正面が向くように配置せず、音声ビームがリスニングポイントLP1〜LP3に向かうように音声信号処理を行う構成等であってもよい。
(4)また、本実施形態では、スピーカSR(I)〜SR(III),SL(I)〜SL(III)を3個のスピーカSR1〜SR3,SL1〜SL3から成るスピーカセットとする構成であるが、この構成に限定されない。例えば、3個のスピーカSR1〜SR3及びスピーカSL1〜SL3をそれぞれ1台のアレイスピーカで構成してもよい。この場合には、1台のアレイスピーカのスピーカユニット群のうち一部からリスニングポイントLP1に指向する音声ビームが出力され、他の一部からリスニングポイントLP2に指向する音声ビームが出力され、その他の一部からリスニングポイントLP3に指向する音声ビームがそれぞれ出力される。
(1)本実施形態では、5.1チャンネルのマルチチャンネル方式のオーディオ装置1,1Aについて説明したが、チャンネル数はこれに限定されず、マルチチャンネルでオーディオ信号を出力するオーディオ装置(2チャンネルステレオを含む)であればよい。
各スピーカSR,SLから放音された音声が各リスニングポイントLP1〜LP3に到達する様子を示した図である。 (A)は、各スピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3の概略構成を示す図であり、(B)は各スピーカSL1〜SL3,SR1〜SR3からの音声が指向性を持つ原理を示す図である。 本実施形態にかかるオーディオシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 チャンネル別設定登録テーブルTを示す図である。 図3で示す信号処理部の構成及びその周辺の構成をより詳細に示すブロック図である。 第2の実施形態にかかるリスニングポイントを説明するための図である。 第2の実施形態にかかるオーディオシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 図7で示すオーディオ装置が音声信号に付与する遅延時間を説明するための図である。 第3の実施形態にかかるリスニングポイントを説明するための図である。 5.1チャンネル方式の従来のオーディオシステムにおける各スピーカL,C,R,SR,SLの配置例を示す図である。 従来のオーディオシステムにおいて、スピーカSR,SLから放音されてリスニングポイントに到達する音声を説明するための図である。
符号の説明
1,1A−オーディオ装置 9−出力端子 4,4A−信号処理部 72−信号処理制御部(処理制御部) L,C,R,SL,SR−スピーカ l,c,r,sl,sr−チャンネル D1〜D6−ディレイ制御値 L1〜L6−レベル制御値 LP1〜LP3,LP11〜LP13−リスニングポイント

Claims (3)

  1. マルチチャンネルのオーディオ信号を再生するスピーカ群であって、前記マルチチャンネルのうち少なくとも2つの特定チャンネルについては各特定チャンネルで複数系統のスピーカを備え、各特定チャンネルのスピーカ同士が共有するリスニングポイントの系統毎にスピーカセットとして組み合わされて、各スピーカセットで異なるリスニングポイントに指向性を設定されているものと、
    前記マルチチャンネルのうち前記特定チャンネルのオーディオ信号を前記複数系統のスピーカに対応させて分離し、各スピーカセットからの各音声が指向性を設定されたリスニングポイントで所定の音像定位を実現するように、分離したオーディオ信号のレベル及びディレイのうち少なくとも一方を制御する信号処理部を有するオーディオ装置と、
    を備えたオーディオシステム。
  2. 前記特定チャンネルのスピーカは、ライン状に配列された複数のスピーカユニットを備えたアレイスピーカであることを特徴とする請求項1に記載のオーディオシステム。
  3. マルチチャンネルでオーディオ信号を出力するオーディオ装置において、
    前記マルチチャンネルのうち少なくとも2つの特定チャンネルの音声を各特定チャンネルで異なるリスニングポイントに対応させて複数系統に分離し、
    この分離した各オーディオ信号の出力レベル及び出力タイミングのうち少なくとも一方を制御する信号処理部と、
    各特定チャンネルでリスニングポイントを共有する系統の各音声が対応するリスニングポイントで所定の音像定位を実現するように、前記分離した各オーディオ信号のレベル制御値及びディレイ制御値の少なくとも一方を前記信号処理部に設定する処理制御部と、
    を備えたことを特徴とするオーディオ装置。
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