JP2007073617A - 電極構造体、実装用基板及び突起電極並びにこれらの製造方法 - Google Patents

電極構造体、実装用基板及び突起電極並びにこれらの製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 突起電極製造時におけるはんだブリッジの発生を抑制する。
【解決手段】 電極構造体10Aは、基板20上に少なくとも一列に複数が配設され、はんだが濡れない側面11A及びはんだが濡れる上面12Aを備える。基板20は合成樹脂から成り、電極構造体10Aの側面11Aを除く部分は基板20上に形成された銅箔12aから成り、電極構造体10Aの側面11Aは銅箔12の酸化膜11aから成る。つまり、電極構造体10A及び基板20はプリント配線板である。側面11Aは基板20に対してほぼ垂直である。このような形状は、例えば基板20上でフォトレジストをパターニングし、その凹部にめっきを施す、アディティブ法によって得られる。電極構造体10Aによれば、側面11Aにはんだが濡れないことにより、隣接する電極構造体10Aとの間ではんだブリッジが成長しにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばプリント配線板、インターポーザ基板、半導体基板、セラミックス基板等の上に突起状のはんだバンプを形成してBGA(ball grid array)やバンプ付ダイ(bumped die)を製造する際に好適な、電極構造体等に関する。本明細書では、プリント配線板、インターポーザ基板、半導体基板、セラミックス基板等を、単に「基板」という。また、はんだバンプのように表面にはんだ層を有するものを「突起電極」といい、この場合のパッド電極のようにはんだ層が設けられるコアを「電極構造体」という。
図6は従来の電極構造体、実装用基板及び突起電極を示し、図6[1]は平面図、図6[2]は図6[1]におけるVI−VI線縦断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
電極構造体80は、平面形状が短辺及び長辺を有する長方形状を呈し、基板85の周辺部上に短辺方向に複数が配設される。基板85は合成樹脂から成り、電極構造体80は銅箔から成る。すなわち、実装用基板95は、基板85及び電極構造体80から成るプリント配線板であり、突起電極90の形成後にフリップチップ等が実装される。基板85上には銅箔から成る配線86が形成され、ソルダレジスト87,88で配線86を部分的に覆うことにより電極構造体80が形成されている。突起電極90は、電極構造体80と、電極構造体80上に設けられたはんだ層91と、から成る。
例えば金スタッドバンプを有するフリップチップ(図示せず)を用意する。そして、その金スタッドバンプを突起電極90に接触させ、この状態で加熱する。すると、はんだ層91が溶融することにより、突起電極90と金スタッドバンプとが電気的かつ機械的に接続(はんだ付)される。この種の従来技術は、例えば特許文献1に開示されている。
また、従来の一般的な突起電極90の形成方法は、スクリーン印刷法やディスペンス法などを用いて基板85の電極構造体80上にはんだペースト(図示せず)を塗布し、このはんだペーストを加熱してリフローすることによりはんだ層91を形成する、というものであった。
特開平5−226825号公報
しかしながら、従来の電極構造体、実装用基板及び突起電極には、次のような問題があった。
突起電極90の正確な断面構造は、図6[2]に示すように、電極構造体80の上面82だけでなく側面81にもはんだ層91が広がっている。したがって、突起電極90の幅W2は側面81のはんだ層91の分だけ電極構造体80の幅よりも大きくなるので、隣接する電極構造体80間ではんだブリッジが発生しやすくなる。
スタッドバンプ等は電極構造体80の上面82に接続されるので、はんだ層91の高さH2が一定以上必要となる。はんだ層91の高さH2を高くしようとすると、必然的に突起電極90の幅W2が大きくなってしまうので、ますます電極構造体80間ではんだブリッジが発生しやすくなる。
また、電極構造体80の側面81のはんだ層91は、スタッドバンプ等との接続(以下「はんだ付」という。)にはほとんど寄与しない。そのため、はんだ付に必要なはんだ量を確保するためには、電極構造体80の長さL1を伸ばす必要があった。幅W2及び高さH2は、はんだブリッジが発生しやすくなるので、これ以上大きくできないからである。その結果、電極構造体80の占有面積が大きくなって、基板20の面積の縮小化及び有効利用の妨げとなっていた。
そこで、本発明の目的は、はんだブリッジの発生を抑制するとともに、電極構造体の占有面積を縮小し得る、電極構造体等を提供することにある。
本発明者は、電極構造体間ではんだブリッジが発生する現象について研究を重ねた結果、電極構造体の側面にはんだが濡れることにより、突起電極の幅が電極構造体の幅よりも大きくなることを突き止めた。本発明はこの知見に基づきなされたものである。
すなわち、本発明に係る電極構造体は、平面形状が短辺及び長辺を有する長方形状を呈し、基板上に短辺方向に複数配設される電極本体を備えている。そして、この電極本体がはんだの濡れる上面とはんだの濡れない側面とを有する、ことを特徴とする。(請求項1)。
これにより、側面にははんだ層を形成せずに、上面にのみはんだ層を形成することが可能となる。その結果、電極構造体の側面にはんだが濡れないことにより、配設された列内における電極構造体間ではんだブリッジが成長しにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる。この効果は、特にペリフェラル型の電極構造体に顕著になる。なぜなら、近年の微細化の要求に応えるため、短辺方向の電極構造体が極めて高密度になっているので、はんだブリッジが発生しやすいからである。
また、従来の電極構造体では、電極構造体の上面のはんだ層を高くしてはんだ量を増やそうとすると、突起電極の幅が大きくなってはんだブリッジが発生しやすくなるため、電極構造体の長辺を伸ばすことにより必要なはんだ量を得ていた。これに対して、本発明に係る電極構造体では、突起電極の幅を大きくすることなく、電極構造体の上面のはんだ層を高くしてはんだ量を増やすことができる。したがって、電極構造体の長辺を従来よりも短縮できるので、基板の面積の縮小化及び有効利用が図れる。
また、電極構造体の側面が酸化膜から成る、としてもよい(請求項2)。例えば、基板は合成樹脂から成り、電極構造体の側面を除く部分が基板上に形成された銅箔から成り、電極構造体の側面が銅箔の酸化膜から成る、としてもよい。プリント配線板は、広く普及していることから容易に入手できる。しかも、銅の酸化膜は、極めて容易に形成できるとともに、極めてはんだ濡れ性が悪い。したがって、フラックスの種類などに関係なく、より確実に電極構造体の側面にははんだ層を形成せずに、電極構造体の上面にのみはんだ層を形成することが可能となる。
本発明に係る電極構造体の製造方法は、本発明に係る電極構造体を製造する方法であって、上面となる領域及び側面となる領域に酸化膜を形成する工程と、上面となる領域のみから酸化膜を除去する工程と、を含むことを特徴とする(請求項3)。上面及び側面となる領域に酸化膜を形成すると、上面及び側面の両方ではんだが濡れなくなってしまう。そこで、上面となる領域のみから酸化膜を除去することにより、はんだが濡れる上面とはんだが濡れない側面とを得る。
本発明に係る実装用基板は、基板と、基板の周辺部に設けられた本発明に係る電極構造体と、を備えたことを特徴とする(請求項4)。これは、ペリフェラル型の実装用基板であり、前述した理由によって本発明の効果が特に顕著になる。
本発明に係る実装用基板の製造方法は、本発明に係る実装用基板を製造する方法であって、基板上に銅箔から成る配線パターンを形成する第一工程と、配線パターンを黒化処理する第二工程と、黒化処理された配線パターンを部分的にソルダレジスト膜で覆う第三工程と、ソルダレジスト膜で覆われなかった配線パターンに対して異方性エッチングを施すことにより、黒化処理によって形成された酸化膜を上面となる領域から除去する第四工程と、を含む(請求項5)。第二工程の黒化処理は、銅上に亜酸化銅の皮膜を成長させる処理であり、配線パターンとソルダレジスト膜との密着性を高める。第四工程において、ソルダレジスト膜はエッチング用レジスト膜としても機能する。第一工程から第三工程までは既存の工程であるので、第四工程を追加するだけという簡単な方法で、本発明に係る実装用基板を製造できる。
本発明に係る突起電極は、本発明に係る電極構造体と、その上面にのみ設けられたはんだ層と、を備えたものである(請求項6)。本発明に係る電極構造体の作用及び効果によって、突起電極間のはんだブリッジの発生が抑えられる。
本発明に係る突起電極の製造方法は、本発明に係る電極構造体を、多数のはんだ粒子とフラックス作用を有する液体との混合物から成るはんだ材料の中に浸漬する浸漬工程と、はんだ粒子の融点以上にはんだ材料及び電極構造体を加熱することにより、電極構造体の上面にのみはんだ層を形成するリフロー工程と、を含む(請求項7)。電極構造体が浸漬されたはんだ材料を加熱すると、多数のはんだ粒子は、溶融して互いに合一し、電極構造体の上面に濡れる。これを繰り返すことにより、電極構造体の上面にはんだ層が成長する。このとき、はんだ粒子は電極構造体の側面に濡れることはないので、はんだブリッジの発生が抑えられる。
本発明に係る電極構造体によれば、はんだが濡れる上面とはんだが濡れない側面とを有することにより、側面にははんだ層を形成せずに、上面にのみはんだ層を形成できるので、側面のはんだ濡れに起因するはんだブリッジの発生を抑制できる。しかも、突起電極の幅を伸ばすことなく、電極構造体の上面のはんだ層を高くしてはんだ量を増やすことができることにより、電極構造体の長辺を従来よりも短縮できるので、電極構造体の占有面積を縮小できる(請求項1)。
また、電極構造体の側面を酸化膜とした場合は、酸化膜は極めて容易に形成できるとともに極めてはんだ濡れ性が悪いので、本発明に係る電極構造体を容易かつ確実に得ることができる(請求項2)。
本発明に係る電極構造体の製造方法によれば、上面及び側面となる領域に酸化膜を形成し、上面となる領域のみから酸化膜を除去することにより、本発明に係る電極構造体を容易かつ確実に得ることができる(請求項3)。
本発明に係る実装用基板によれば、基板の周辺部に本発明に係る電極構造体を設けてペリフェラル型の実装用基板とすることにより、前述した理由によって本発明の効果がとりわけ顕著になる(請求項4)。
本発明に係る実装用基板の製造方法によれば、既存の工程に、ソルダレジスト膜で覆われなかった配線パターンに対して異方性エッチングを施す工程を追加するだけで、本発明に係る実装用基板を容易に製造できる(請求項5)。
本発明に係る突起電極によれば、本発明に係る電極構造体を用いたことにより、突起電極製造時における突起電極間でのはんだブリッジの発生を抑制できる(請求項6)。
本発明に係る突起電極の製造方法によれば、多数のはんだ粒子とフラックス作用を有する液体との混合物から成るはんだ材料を用いた場合でも、本発明に係る電極構造体を用いたことによりはんだ粒子が電極構造体の側面に濡れにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる(請求項7)。
図1[1]は、本発明に係る電極構造体の第一実施形態を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態の電極構造体10Aは、平面形状が短辺及び長辺を有する長方形状を呈し、基板20上に短辺方向に複数配設され、はんだが濡れない側面11A及びはんだが濡れる上面12Aを備える。基板20は合成樹脂から成り、電極構造体10Aの側面11Aを除く部分は基板20上に形成された銅箔(電極本体)12aから成り、電極構造体10Aの側面11Aは銅箔12aの酸化膜11aから成る。つまり、電極構造体10A及び基板20はプリント配線板である。側面11Aは基板20に対してほぼ垂直である。このような形状は、例えば基板20上でフォトレジストをパターニングし、その凹部にめっきを施す、アディティブ法によって得られる。
電極構造体10Aによれば、側面11Aにはんだが濡れないことにより、隣接する電極構造体10Aとの間ではんだブリッジが成長しにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる。しかも、上面12Aのはんだ層を高くしてはんだ量を増やすことができることにより、電極構造体10Aの長辺を従来よりも短縮できる。
図1[2]は、本発明に係る電極構造体の第二実施形態を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1[1]と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の電極構造体10Bは、平面形状が短辺及び長辺を有する長方形状を呈し、基板20上に短辺方向に複数配設され、はんだが濡れない側面11B及びはんだが濡れる上面12Bを備える。電極構造体10Bの側面11Bを除く部分は基板20上に形成された銅箔(電極本体)12bから成り、電極構造体10Bの側面11Bは銅箔12bの酸化膜11bから成る。側面11Bと上面12Bとの境界の角は、丸みを帯びた曲面13となっている。曲面13は、故意に形成されたものでも自然に形成されたものでもよいし、平面であってもよいし、側面11B及び上面12Bの一方又は両方に含まれてもよい。
電極構造体10Bによれば、側面11Bにはんだが濡れないことにより、隣接する電極構造体10Bとの間ではんだブリッジが成長しにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる。しかも、上面12Bのはんだ層を高くしてはんだ量を増やすことができることにより、電極構造体10Bの長辺を従来よりも短縮できる。
図1[3]は、本発明に係る電極構造体の第三実施形態を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1[1]と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の電極構造体10Cは、平面形状が短辺及び長辺を有する長方形状を呈し、基板20上に短辺方向に複数配設され、はんだが濡れない側面11C及びはんだが濡れる上面12Cを備える。電極構造体10Cの側面11Cを除く部分は基板20上に形成された銅箔(電極本体)12cから成り、電極構造体10Cの側面11Cは銅箔12cの酸化膜11cから成る。側面11Cは基板20に対して斜めになっていて、電極構造体10Cの断面が台形状になっている。このような形状は、例えば基板20の全面に銅箔を貼り付け、その上でフォトレジストをパターニングし、その凹部をエッチングする、サブトラクティブ法によって得られる。
電極構造体10Cによれば、側面11Cにはんだが濡れないことにより、隣接する電極構造体10Cとの間ではんだブリッジが成長しにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる。しかも、上面12Cのはんだ層を高くしてはんだ量を増やすことができることにより、電極構造体10Cの長辺を従来よりも短縮できる。
なお、上記各実施形態において、基板20は、エポキシ樹脂などの合成樹脂に限らず、セラミックス、絶縁皮膜付き金属、酸化膜付きシリコンなどでもよい。また、銅箔12a,12b,12cの代わりに、ニッケル等を用いてもよい。酸化膜11a,11b,11cの代わりに例えばポリイミドなどの有機膜を用いてもよい。酸化膜11a,11b,11cは、後述する黒化処理によって形成してもよいし、酸素中又は空気中での加熱によって形成してもよい。
図2は本発明に係る実装用基板及び突起電極の第一実施形態を示し、図2[1]は平面図、図2[2]は図2[1]におけるII−II線縦断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
電極構造体10Aは、基板20の周辺部上に一列に複数が配設され、はんだが濡れない側面11A及びはんだが濡れる上面12Aを備える。また、電極構造体10は、平面形状が幅W1の短辺及び長さL1の長辺を有する長方形状を呈し、基板20上に短辺方向に複数が配設される。基板20は合成樹脂から成り、電極構造体10Aの側面11Aを除く部分は基板20上に形成された銅箔から成り、電極構造体10Aの側面11Aは銅箔の酸化膜から成る。
実装用基板40は、基板20及び電極構造体10Aを有するペリフェラル型のプリント配線板であり、突起電極50の形成後に、フリップチップ等が実装される。また、基板20上には銅箔から成る配線21が形成され、ソルダレジスト22,23で配線21を部分的に覆うことによって電極構造体10Aが形成されている。突起電極50は、電極構造体10A及びはんだ層51から成る。はんだ層51は、電極構造体10Aの上面12Aにのみ設けられている。
電極構造体10Aによれば、電極構造体10Aの側面11Aにはんだが濡れないことにより、隣接する電極構造体10Aとの間ではんだブリッジが成長しにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる。実装用基板40は及び突起電極50も、電極構造体10Aを有することにより、同様の効果を奏する。
突起電極50の正確な断面構造は、図2[2]に示すように、電極構造体10Aの上面12Aのみにはんだ層91が広がっている。そのため、突起電極50の幅W1は、電極構造体10の幅と同じであることにより、図6に示す従来の突起電極90の幅W2よりも小さくなる。したがって、突起電極50の高さH1を、図6に示す従来の突起電極90の高さH2と同じにしても、隣接する突起電極50間で、従来よりもはんだブリッジの発生を抑えられる。
また、本実施形態は、ペリフェラル型であるので、この効果が特に顕著になる。なぜなら、近年の微細化の要求に応えるため、短辺方向の電極構造体10Aが極めて高密度になっているので、はんだブリッジが発生しやすいからである。
更に、図6に示す従来の電極構造体80では、電極構造体80の上面のはんだ層の高さH2を大きくしてはんだ量を増やそうとすると、突起電極90の幅W2が大きくなってはんだブリッジが発生しやすくなるため、電極構造体80の長さL2を大きくすることにより必要なはんだ量を得ていた。これに対して、本実施形態の電極構造体10Aでは、突起電極50の幅W1を大きくすることなく、上面12Aのはんだ層51の高さH1を大きくしてはんだ量を増やすことができる。したがって、電極構造体10Aの長さL1を従来よりも縮小できるので、基板20の面積の縮小化及び有効利用が図れる。
ここで、具体的な数値範囲の一例を述べると、幅W1は25〜65μm、長さL1は110〜150μm、電極構造体10のピッチは60〜120μm、電極構造体10の厚さは8〜16μm、ソルダレジスト22,23の厚さは20〜30μmである。
図3は図2の電極構造体及び実装用基板の製造方法を示す断面図であり、図3[1]〜図3[5]の順に工程が進行する。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図2と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
まず、基板20上に、銅箔12aから成る配線パターン21を形成する(図3[1])。その形成方法は、アディティブ法でもサブトラクティブ法でも何でもよい。
続いて、配線パターン21を黒化処理する(図3[2])。黒化処理とは、銅箔12a上に亜酸化銅の酸化膜11aを成長させる処理である。具体的には、市販の黒化処理液中に基板20及び配線パターン21を浸すことによって行われる。黒化処理の目的は、配線パターン21と後工程で用いられるソルダレジスト22との密着性を高めることにある。
続いて、黒化処理された配線パターン21を部分的にソルダレジスト膜22で覆う(図3[3])。この工程によって、電極構造体10Aの平面形状が決まる。
続いて、ソルダレジスト膜22で覆われなかった配線パターン21に対して、異方性エッチングを施す(図3[4])。このとき、ソルダレジスト膜22はエッチング用レジスト膜としても機能する。これにより、上面12Aとなる領域のみから、酸化膜11aが除去される。このとき用いる異方性エッチングは、例えばアルゴンイオン41を上方向から酸化膜11aに衝突させることによって酸化膜11aを除去するプラズマ洗浄である。
以上の工程によって、はんだが濡れない側面11A及びはんだが濡れる上面12Aを有する電極構造体10Aが得られる(図3[5])。また、図3[1]から図3[3]までは既存の工程である。したがって、本実施形態によれば、図3[4]に示す工程を追加するだけで、電極構造体10A及び実装用基板40を容易に製造できる。
図4は図2の突起電極の製造方法を示す断面図であり、図4[1]〜図4[3]の順に工程が進行する。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図3と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。なお、図3における酸化膜11aは、実際には極めて薄いので、図4では省略する。
図4[1]は基板20上にはんだ材料Sを塗布した状態であり、図4[2]は基板20及びはんだ材料Sを加熱中の状態であり、図4[3]はその加熱が終了した状態である。
まず、本実施形態で使用するはんだ材料Sについて説明する。はんだ材料Sは、多数のはんだ粒子S1aと脂肪酸エステルからなる液体S2との混合物からなり、電極構造体10Aにはんだ層51b,51cを形成して突起電極50b,50cを製造するために用いられる。そして、液体S2は、常温の状態で基板20に滴下すると自重で広がって均一な厚みになる粘度と、はんだ粒子S1aの融点以上に加熱された状態ではんだ粒子S1aによるはんだ濡れを電極構造体10Aの上面12Aにのみ引き起こすフラックス作用とを有する。はんだ粒子S1aは、液体S2とともに基板20に滴下した際に液体S2とともに広がって均一に分散する、混合比及び粒径を有する。
また、はんだ粒子S1aは表面に自然酸化膜(図示せず)のみを有する。液体S2は、脂肪酸エステルであるので、有機酸の一種である遊離脂肪酸を元々含んでいる。遊離脂肪酸は、はんだ粒子S1の融点以上に加熱された状態で、はんだ粒子S1a同士の合一をある程度抑制しつつ、はんだ粒子S1aと電極構造体10Aとのはんだ付けを促進するとともに、電極構造体10Aに形成されたはんだ層51bとはんだ粒子S1bとの合一を促進する作用を有する。
液体S2に含まれる有機酸は、必要に応じて添加してもよい。つまり、はんだ粒子S1aの酸化度合いや分量に応じて、液体S2の有機酸含有量を調整する。例えば、多量の突起電極50cを形成する場合は、はんだ粒子S1aも多量になるので、全てのはんだ粒子S1aの酸化膜を還元するのに十分な有機酸を含有する必要がある。
はんだ粒子S1aは液体S2中に均一に分散している必要があるので、はんだ材料Sは使用直前に撹拌しておくことが望ましい。はんだ粒子S1aの材質は、鉛フリーはんだ又は錫鉛系はんだ等を使用する。また、隣接する電極構造体10A同士の周端間の最短距離よりも、はんだ粒子S1aの直径を小さくするとよい。この場合、隣接する二つの電極構造体10A上のはんだ層51bにそれぞれ到達したはんだ粒子S1b同士は、接触しないため合一してはんだブリッジを形成することがない。
はんだ材料Sは、電極構造体10Aを有する基板20上に、常温において自然落下により滴下させる。これだけで、基板20上に均一な厚みのはんだ材料Sを塗布できる。つまり、スクリーン印刷を用いることなく、均一な膜厚のはんだ材料Sの塗布膜を基板20上に形成することができる。塗布の均一性は突起電極50cの品質のばらつきに影響を及ぼすため、できる限り均一に塗布する。その後、基板20全体を均一に加熱することにより、突起電極50cの形成が可能となる。加熱は短時間ではんだ融点以上まで昇温する。短時間で昇温することにより、プロセス中での有機酸活性力の低下を抑えることができる。
はんだ粒子S1aの組成としては、例えばSn−Ag−Cu(融点218℃)、Sn−Ag(融点221℃)、Sn−Cu(融点227℃)、Sn−Pb(融点183℃)、Sn−Bi(融点138℃)等を使用する。図示しない加熱手段は、例えばブロワと電熱ヒータとからなり、熱風を当てて基板20側(下側)からはんだ材料Sを加熱する。
図5は、図4の製造方法の前工程を示す断面図である。つまり、図5は浸漬工程を示し、図4はリフロー工程を示す。したがって、図5[1]〜図5[3]→図4[1]〜図4[3]の順に工程が進行する。以下、図4及び図5に基づき説明する。ただし、図5において図4と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
図5では、基板20上の電極構造体10Aの図示を略している。まず、図5[1]に示すように、受け容器30に基板20を入れる。そして、注ぎ容器31中で必要に応じはんだ材料Sを撹拌した後、注ぎ口32からはんだ材料Sを基板20上に滴下させる。すると、はんだ材料Sが自重で広がって均一な厚みになる。このときは、常温でよく、しかも、はんだ材料Sの自然落下を利用できる。なお、印刷機や吐出機を用いてはんだ材料Sを基板20上に塗布してもよい。
なお、受け容器30は、リフロー工程で基板20とともに加熱するので、耐熱性があって熱伝導が良く、かつはんだ粒子S1によるはんだ濡れが生じない金属例えばアルミニウムからなる。また、受け容器30は、平板状の基板20を載置する平らな底面33と、はんだ材料Sの横溢を防止する周壁34とを有する。この場合は、受け容器30の底面33上に基板20が密接するので、熱伝導が向上する。なお、図4では受け容器30の図示を略している。
また、浸漬工程の途中又は後に、基板20を水平に回転させることによって、基板20上のはんだ材料Sを均一な厚みにしてもよい。基板20を水平に回転させるには、市販のスピンコート装置を用いればよい。
浸漬工程の終了は、受け容器30内の基板20の無い箇所におけるはんだ材料Sの液面を、基板20の表面よりも下にするか上にするか、によって二通りに分かれる。図5[2]は、当該液面を基板20の表面の下にする場合である。この場合、基板20上のはんだ材料Sの厚みt1は、はんだ材料Sの主に表面張力及び粘性によって決まる値である。一方、図5[3]は、当該液面を基板20の表面の上にする場合である。この場合、基板20上のはんだ材料Sの厚みt2は、滴下するはんだ材料Sの量に応じた所望の値に設定できる。
以上の浸漬工程によって、図4[1]に示すように、複数の電極構造体10Aが離間して設けられた基板20上に、はんだ材料Sがベタ塗りによって載置されたことになる。このとき、複数の電極構造体10Aを含む面に、全体的にはんだ材料Sが載置される。はんだ材料Sは、ちょうどインクのような状態である。
続いて、リフロー工程で、基板20及びはんだ材料Sの加熱が始まると、液体S2の粘性が低下する。すると、はんだ粒子S1aは、液体S2よりも比重が大きいので、沈降して電極構造体10A上に積み重なり、その一方で液体S2の対流に伴って舞い上がる。
続いて、基板20及びはんだ材料Sの温度は、上昇してはんだ粒子S1aの融点以上になる。すると、図4[2]に示すように、はんだ粒子S1aの合一が進んでより大きなはんだ粒子S1bになるとともに、はんだ粒子S1a,S1bが電極構造体10Aの上面12Aにのみ濡れて、はんだ層51bが形成される。このとき、電極構造体10Aの側面11Aは、はんだ濡れ性が悪いため、はんだ粒子S1a,S1bが濡れない。したがって、隣接する電極構造体10A間で、側面11A同士を接続するはんだブリッジが発生しない。
また、このとき、液体S2に含まれる有機酸の作用によって、次のような状態が引き起こされる。まず、はんだ粒子S1a同士は必要以上の合一が抑えられる。なお、はんだ粒子S1a同士は合一しても一定の大きさ以下であれば問題ない。一方、はんだ粒子S1aは、電極構造体10Aの上面12A上に広がって界面に合金層(図示せず)を形成する。その結果、電極構造体10A上にはんだ層51bが形成され、はんだ層51bに更にはんだ粒子S1bが合一する。その結果、はんだ層51bは成長して、図4[3]に示すようなはんだ層51cを有する突起電極50cとなる。
なお、図4[3]において、突起電極50cの形成に使用されなかったはんだ粒子S1cは、残った液体S2とともに後工程で洗い落とされる。
以上のとおり、本実施形態の電極構造体10Aによれば、上面12Aが側面11Aよりも良好なはんだ濡れ性を有することにより、上面12Aに比べて側面11Aでははんだが濡れにくくなるので、側面11Aのはんだ濡れに起因するはんだブリッジの発生を抑制できる。また、本実施形態の突起電極50cによれば、電極構造体10Aを用いたことにより、突起電極50c製造時における突起電極50c間でのはんだブリッジの発生を抑制できる。更に、本実施形態の突起電極50cの製造方法によれば、多数のはんだ粒子S1aとフラックス作用を有する液体S2との混合物から成るはんだ材料Sを用いた場合でも、電極構造体10Aを用いたことによりはんだ粒子S1aが電極構造体10Aの側面11Aに濡れにくくなるので、はんだブリッジの発生を抑制できる。
本発明に係る電極構造体の実施形態を示す断面図であり、図1[1]は第一実施形態、図1[2]は第二実施形態、図1[3]は第三実施形態である。 本発明に係る実装用基板及び突起電極の第一実施形態を示し、図2[1]は平面図、図2[2]は図2[1]におけるII−II線縦断面図である。 図2の電極構造体及び実装用基板の製造方法を示す断面図であり、図3[1]〜図3[5]の順に工程が進行する。 図2の突起電極の製造方法(リフロー工程)を示す断面図であり、図4[1]〜図4[3]の順に工程が進行する。 図2の突起電極の製造方法(浸漬工程)を示す断面図であり、図5[1]〜図5[3]の順に工程が進行する。 従来の電極構造体、実装用基板及び突起電極を示し、図6[1]は平面図、図6[2]は図6[1]におけるVI−VI線縦断面図である。
符号の説明
10A,10B,10C 電極構造体
11a,11b,11c 酸化膜
11A,11B,11C 電極構造体の側面
12a,12b,12c 銅箔(電極本体)
12A,12B,12C 電極構造体の上面
50,50b,50c 突起電極
51,51b,51c はんだ層
20 基板
40 実装用基板
S はんだ材料
S1a,S1b,S1c はんだ粒子
S2 液体

Claims (7)

  1. 平面形状が短辺及び長辺を有する長方形状を呈し、基板上に前記短辺方向に複数配設される電極本体を備え、
    この電極本体がはんだの濡れる上面とはんだの濡れない側面とを有する、
    ことを特徴とする電極構造体。
  2. 前記側面が酸化膜から成る、
    ことを特徴とする請求項1記載の電極構造体。
  3. 請求項1又は2記載の電極構造体を製造する方法であって、
    前記上面となる領域及び前記側面となる領域に酸化膜を形成する工程と、前記上面となる領域のみから前記酸化膜を除去する工程と、
    を含むことを特徴とする電極構造体の製造方法。
  4. 前記基板と、この基板の周辺部に設けられた請求項1又は2記載の電極構造体と、
    を備えたことを特徴とする実装用基板。
  5. 請求項4記載の実装用基板を製造する方法であって、
    前記基板上に銅箔から成る配線パターンを形成する工程と、
    前記配線パターンを黒化処理する工程と、
    黒化処理された前記配線パターンを部分的にソルダレジスト膜で覆う工程と、
    前記ソルダレジスト膜で覆われなかった前記配線パターンに対して異方性エッチングを施すことにより、前記黒化処理によって形成された酸化膜を前記上面となる領域から除去する工程と、
    を含むことを特徴とする実装用基板の製造方法。
  6. 請求項1又は2記載の電極構造体と、前記上面にのみ設けられたはんだ層と、
    を備えたことを特徴とする突起電極。
  7. 請求項1又は2記載の電極構造体を、多数のはんだ粒子とフラックス作用を有する液体との混合物から成るはんだ材料の中に浸漬する工程と、
    前記はんだ粒子の融点以上に前記はんだ材料及び前記電極構造体を加熱することにより、前記電極構造体の前記上面にのみはんだ層を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする突起電極の製造方法。
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