JP2007072781A - 入場管理・監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】入場対象エリアに対する入場管理は勿論のこと、入場後の入場者の状態や行動等をリアルタイムに把握することができる入場管理・監視システムを提供する。
【解決手段】航空機等の入場対象エリアに入場する前に取得した顔画像と、入場対象エリアに入場して座席に着席した際に取得した顔画像とを照合し、両顔画像の間に所定の関係が成立する場合、当該人物が座席に着席しているか否かの着席状態を検知して表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】航空機等の入場対象エリアに入場する前に取得した顔画像と、入場対象エリアに入場して座席に着席した際に取得した顔画像とを照合し、両顔画像の間に所定の関係が成立する場合、当該人物が座席に着席しているか否かの着席状態を検知して表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、たとえば、顔画像などの生体情報を用いてセキュリティを必要とする空港および航空機等の入場制限エリアに対する入場許可者の入場を管理するとともに入場後の入場者の状態や行動等を監視する入場管理・監視システムに関する。
たとえば、顔画像を用いた入場管理システムとして以下のような技術が公知である。すなわち、ビデオカメラなどのカメラを有していて、入場対象エリア(部屋や施設等)に入場しようとする人物がカメラの前に立ち止まり、カメラのレンズに顔を向けることで、人物の顔画像をカメラが撮像して入力し、この入力した顔画像をあらかじめ辞書情報として登録されている顔画像と照合することにより当該人物は本人であるかを判定し、当該人物が本人である場合、入場対象エリアの入場用のドア(ゲート装置)を解錠する(たとえば、特許文献1参照)。
また、顔画像を用いた計算機監視システムが公知である(たとえば、特許文献2参照)。この技術は、操作許可者が常に計算機を使用しているかを監視し、不許可者を検知する技術である。
特開2000−331207号公報
特開2002−7351号公報
また、顔画像を用いた計算機監視システムが公知である(たとえば、特許文献2参照)。この技術は、操作許可者が常に計算機を使用しているかを監視し、不許可者を検知する技術である。
このようなシステムを、たとえば、空港および航空機等の入場制限エリアに対する入場許可者の入場を管理するとともに入場後の入場者の状態や行動等を監視する入場管理・監視システムに適用した場合、入場管理は可能であるが、入場後の入場者の状態や行動等を監視することはできない。
すなわち、たとえば、航空機に搭乗した後や離陸後、入場者(以下、搭乗者ともいう)の長時間の離席は何かしら搭乗者にトラブルが発生したか、あるいは搭乗者の不審な行動と考えられる場合がある。しかしながら、客室乗務員は全ての搭乗者の状態や行動を把握することは不可能であるため、搭乗者のトラブルに対してリアルタイムに対応することは困難である。
そこで、本発明は、入場対象エリアに対する入場管理は勿論のこと、入場後の入場者の状態や行動等をリアルタイムに把握することができる入場管理・監視システムを提供することを目的とする。
本発明の入場管理・監視システムは、内部に複数の座席を備えた入場対象エリアに入場を希望する人物の生体情報を、当該人物が前記入場対象エリアに入場する前にあらかじめ取得する第1の生体情報取得手段と、前記入場を希望する人物が前記入場対象エリアに入場し、当該入場対象エリア内の所定の座席に着席した際、当該人物の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、この第2の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報とを照合することにより両生体情報の間に所定の関係が成立するか否かを判定する照合手段と、この照合手段により両生体情報の間に所定の関係が成立すると判定された場合、当該人物が座席に着席しているか否かの着席状態を検知して表示する着席状態表示手段とを具備している。
また、本発明の入場管理・監視システムは、内部に複数の座席を備えた入場対象エリアに入場を希望する人物の少なくとも顔を含む画像を、当該人物が前記入場対象エリアに入場する前にあらかじめ取得する第1の画像取得手段と、前記入場を希望する人物が前記入場対象エリアに入場し、当該入場対象エリア内の所定の座席に着席した際、少なくとも当該人物の顔を含む画像を取得する第2の画像取得手段と、この第2の画像取得手段により取得された顔画像と前記第1の画像取得手段により取得された顔画像とを照合することにより両顔画像の間に所定の関係が成立するか否かを判定する照合手段と、この照合手段により両顔画像の間に所定の関係が成立すると判定された場合、当該人物が座席に着席しているか否かの着席状態を検知して表示する着席状態表示手段と、この着席状態表示手段による着席状態の表示後、前記第2の画像取得手段により取得された画像により座席の状態を連続的に監視する座席状態監視手段と、この座席状態監視手段による監視結果に基づき現在の座席状態を表示する座席状態表示手段と、前記第2の画像取得手段により取得された画像内に人物の顔が存在するか否かを判定する顔有無判定手段と、この顔有無判定手段による判定結果が前回の判定結果と同じか否かを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と同じ場合、前記顔有無判定手段による処理から再度行なうよう制御する第1の制御手段と、前記第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と異なり、かつ、前記顔有無判定手段により顔が存在すると判定された場合に、計時動作を開始する着席タイマ手段と、前記第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と異なり、かつ、前記顔有無判定手段により顔が存在しないと判定された場合に、計時動作を開始する離席タイマ手段と、前記顔有無判定手段の判定結果に基づき前記座席状態表示手段の表示内容を更新するとともに、前記着席タイマ手段および前記離席タイマ手段の各計時内容を前記座席状態表示手段の対応する座席状態の表示部に表示するよう制御する第2の制御手段とを具備している。
本発明によれば、入場対象エリアに対する入場管理は勿論のこと、入場後の入場者の状態や行動等をリアルタイムに把握することができる入場管理・監視システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、人物の生体情報として顔画像を用いた場合を例として述べるが、顔画像以外に、指紋画像、虹彩情報、掌形画像、指画像、静脈情報、音声情報などの他の生体情報を用いても同様に実施できる。
なお、以下の説明では、人物の生体情報として顔画像を用いた場合を例として述べるが、顔画像以外に、指紋画像、虹彩情報、掌形画像、指画像、静脈情報、音声情報などの他の生体情報を用いても同様に実施できる。
また、以下の説明では、入場対象エリアへの入場管理として、たとえば、空港における航空機への搭乗(入場)時および離陸後の管理・監視に対する適用を代表的な例として説明する。
図1は、本実施の形態に係る入場管理・監視システムの構成を模式的に示すものである。図1において、たとえば、空港内のチェックインカウンタには、入場情報取得手段としてのチェックイン端末装置11が設置されている。チェックイン端末装置11は、航空機(入場対象エリア)に搭乗(入場)を希望する搭乗者(入場者)Mが、たとえば所持する搭乗券(入場券)を挿入して所定の操作を行なうことにより、搭乗手続を行なうものである。
チェックイン端末装置11の近傍には、第1の生体情報取得手段および第1の画像取得手段としての第1の顔画像取得装置12が設置されている。第1の顔画像取得装置12は、搭乗手続を行なっている搭乗者Mの生体情報、この例の場合は顔画像(少なくとも顔を含む画像)を取得するもので、たとえば、ビデオカメラ等を主体に構成されている。
第1の顔画像取得装置12により取得された搭乗者Mの顔画像は、チェックイン端末装置11により取得された当該搭乗者Mの情報(搭乗者氏名、便番号、座席番号等)とともに搭乗者情報管理装置としての管理サーバ13へ送られ、そこに一時保存される。
航空機内の各座席14には、それぞれ第2の生体情報取得手段および第2の画像取得手段としての第2の顔画像取得装置15が設置されている。第2の顔画像取得装置15は、当該座席の後の座席に着席した搭乗者Mの生体情報、この例の場合は顔画像(少なくとも顔を含む画像)を取得するもので、たとえば、ビデオカメラ等を主体に構成されている。
第2の顔画像取得装置15により取得された搭乗者Mの顔画像は、各種照合、判定、制御手段として機能する搭乗者管理装置としての機内サーバ16へ送られる。機内サーバ16には、表示手段としての表示装置17および管理サーバ13が接続されている。ここに、機内サーバ16および表示装置17は、たとえば、航空機内に設置されていて、客室乗務員が表示装置17を目視可能となっている。
次に、このような構成において、チェックイン手続の処理について図2に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、搭乗者Mは、空港内のチェックインカウンタにおいて、所持している搭乗券をチェックイン端末装置11に挿入することにより(ステップS1)、チェックイン手続を行なう(ステップS2)。このとき、チェックイン端末装置11は、挿入された搭乗券からそれに記録されている搭乗者情報(搭乗者氏名、便番号、座席番号等)を読取る。なお、搭乗券に座席番号が記録されていない場合もあり、そのような場合は、当該チェックイン端末装置11における搭乗者Mによる座席番号の選択設定により取得する。
まず、搭乗者Mは、空港内のチェックインカウンタにおいて、所持している搭乗券をチェックイン端末装置11に挿入することにより(ステップS1)、チェックイン手続を行なう(ステップS2)。このとき、チェックイン端末装置11は、挿入された搭乗券からそれに記録されている搭乗者情報(搭乗者氏名、便番号、座席番号等)を読取る。なお、搭乗券に座席番号が記録されていない場合もあり、そのような場合は、当該チェックイン端末装置11における搭乗者Mによる座席番号の選択設定により取得する。
搭乗者Mがチェックイン手続を行なっている際、第1の顔画像取得装置12により当該搭乗者Mの顔画像が取得される(ステップS3)。第1の顔画像取得装置12により取得された搭乗者Mの顔画像は、チェックイン端末装置11により取得された搭乗者情報(搭乗者氏名、便番号、座席番号等)とともに管理サーバ13へ送られ、そこに一時保存される(ステップS4)。
管理サーバ13は、チェックイン端末装置11から送られた当該搭乗者Mの顔画像および搭乗者情報(搭乗者氏名、便番号、座席番号等)を機内サーバ16へ送り、そこに保存させる(ステップS5)。ここに、このステップS5の処理が本発明における登録手段に対応している。
次に、航空機への搭乗時の管理・監視処理について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
搭乗者Mが搭乗口のゲート装置(図示しない)で改札を受けて目的の航空機に搭乗し、所定の座席14に着席すると(ステップS11)、それが第2の顔画像取得装置15により取得された画像に基づき検知され、第2の顔画像取得装置15により座席14に着席した搭乗者Mの顔画像が取得される(ステップS12)。第2の顔画像取得装置15により取得された着席時の顔画像は、当該搭乗者Mが着席した座席14の座席番号とともに機内サーバ16へ送られる(ステップS13)。
搭乗者Mが搭乗口のゲート装置(図示しない)で改札を受けて目的の航空機に搭乗し、所定の座席14に着席すると(ステップS11)、それが第2の顔画像取得装置15により取得された画像に基づき検知され、第2の顔画像取得装置15により座席14に着席した搭乗者Mの顔画像が取得される(ステップS12)。第2の顔画像取得装置15により取得された着席時の顔画像は、当該搭乗者Mが着席した座席14の座席番号とともに機内サーバ16へ送られる(ステップS13)。
機内サーバ16は、内部に保存しているチェックイン時の顔画像の中から、第2の顔画像取得装置15から送られた座席番号と対応する座席番号を有する顔画像を取得し、この取得した顔画像と第2の顔画像取得装置15により取得された着席時の顔画像とを照合することにより両顔画像の間に所定の関係が成立するか否か、この例の場合は両顔画像が一致するか否かを判定する(ステップS13,S14)。ここに、このステップS13,S14の処理が本発明における照合手段に対応している。
ステップS13,S14における判定の結果、両顔画像が一致した場合、機内サーバ16は、当該搭乗者Mは正常な搭乗者であると判断して、このとき第2の顔画像取得装置15により取得された画像により、当該搭乗者Mが座席に着席しているか否かの着席状態を検知し(ステップS16)、その検知結果を座席番号とともに表示装置17に表示する(ステップS17)。ここに、このステップS16,S17の処理が本発明における着席状態表示手段に対応している。
なお、このとき、表示装置17に第2の顔画像取得装置15により取得された顔画像をも座席番号および着席状態に対応させて同時に表示するようにしてもよい。
なお、このとき、表示装置17に第2の顔画像取得装置15により取得された顔画像をも座席番号および着席状態に対応させて同時に表示するようにしてもよい。
ステップS13,S14における判定の結果、両顔画像が不一致の場合、機内サーバ16は、当該搭乗者Mは不正な搭乗者であるか、搭乗機あるいは座席を間違えているものと判断して、その旨を座席番号とともに表示装置17に表示し(ステップS18)、客室乗務員等に警告する。この警告に基づき、客室乗務員は、たとえば、チェックイン時の顔画像と異なる旨、あるいは、搭乗機または座席を間違えている旨を当該搭乗者Mに対して報告する(ステップS19)。
次に、航空機の離陸後の管理・監視処理について図4に示すフローチャートを参照して説明する。
機内サーバ16は、第2の顔画像取得装置15により取得された監視画像により座席の状態を常時監視する動作を開始する(ステップS21)。ここに、このステップS21の処理が本発明における座席状態監視手段に対応している。
機内サーバ16は、第2の顔画像取得装置15により取得された監視画像により座席の状態を常時監視する動作を開始する(ステップS21)。ここに、このステップS21の処理が本発明における座席状態監視手段に対応している。
次に、機内サーバ16は、ステップS21の監視結果に基づき現在の座席状態(搭乗者Mが座席に着席しているか否か等)を表示装置17に表示する(ステップS22)。ここに、このステップS22の処理が本発明における座席状態表示手段に対応している。
なお、このとき、表示装置17に第2の顔画像取得装置15により取得された監視画像をも座席状態に対応させて同時に表示するようにしてもよい。
なお、このとき、表示装置17に第2の顔画像取得装置15により取得された監視画像をも座席状態に対応させて同時に表示するようにしてもよい。
次に、機内サーバ16は、第2の顔画像取得装置15により取得された画像内に搭乗者Mの顔が存在するか否かを判定する(ステップS23)。ここに、このステップS23の処理が本発明における顔有無判定手段に対応している。
次に、機内サーバ16は、ステップS23の判定結果が前回の判定結果と同一が否かを判定する(ステップS24)。この判定の結果、前回の判定結果と同一の場合、機内サーバ16は、ステップS23に戻って上記同様な動作を繰り返す。ここに、上記ステップS24の処理が本発明における第1の判定手段に対応している。
ステップS24における判定の結果、前回の判定結果と異なる場合、機内サーバ16は、ステップS23の判定結果が顔ありであったか顔なしであったかをチェックする(ステップS25)。このチェックの結果、顔ありであった場合、機内サーバ16は、このとき第2の画像取得装置15により取得された顔画像と内部に保存しているチェックイン時の顔画像とを照合することにより当該着席人物が同一人物であることを確認する(ステップS26)。ここに、このステップS26の処理が本発明における着席人物確認手段に対応している。
次に、機内サーバ16は、内蔵した着席タイマ手段としての着席タイマ(図示しない)の計時動作を開始する(ステップS27)。また、ステップS25におけるチェックの結果、顔なしであった場合、機内サーバ16は、内蔵した離席タイマ手段としての離席タイマ(図示しない)の計時動作を開始する(ステップS28)。
次に、機内サーバ16は、ステップS23の判定結果に基づき表示装置17に表示されている座席状態を更新するとともに、着席タイマおよび離席タイマの各計時内容を表示装置17の対応する座席状態の表示部に表示させ(ステップS29)、その後、ステップS23に戻って上記同様な動作を繰り返す。
次に、図4のステップS23における顔有無判定処理について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
第2の画像取得装置15により取得された画像を一定時間(たとえば、数分に1回)ごとに繰り返し取込む(ステップS31)。ここに、このステップS31の処理が本発明における画像取込手段に対応している。
第2の画像取得装置15により取得された画像を一定時間(たとえば、数分に1回)ごとに繰り返し取込む(ステップS31)。ここに、このステップS31の処理が本発明における画像取込手段に対応している。
次に、この取込まれた画像内に人物の顔が存在するか否かを判定する(ステップS32)。ここに、このステップS32の処理が本発明における第2の判定手段に対応している。この判定の結果、顔が存在する場合、図示しない顔なしカウンタをクリアして(ステップS33)、図示しない顔ありカウンタをカウントアップする(ステップS34)。ここに、このステップS31の処理が本発明における第1のカウンタ制御手段に対応している。
次に、顔ありカウンタのカウント値をあらかじめ定められた閾値と比較し(ステップS35)、カウント値が閾値未満のときはステップS31に戻って上記同様な動作を繰り返し、カウント値が閾値以上のときは顔ありと最終的に判定する(ステップS36)。このステップS35,S36の処理が本発明における第1の比較手段に対応している。
ステップS32における判定の結果、顔が存在しない場合、図示しない顔ありカウンタをクリアして(ステップS37)、図示しない顔なしカウンタをカウントアップする(ステップS38)。このステップS38の処理が本発明における第2のカウンタ制御手段に対応している。
次に、顔なしカウンタのカウント値をあらかじめ定められた閾値と比較し(ステップS39)、カウント値が閾値未満のときはステップS31に戻って上記同様な動作を繰り返し、カウント値が閾値以上のときは顔なしと最終的に判定する(ステップS40)。このステップS39,S40の処理が本発明における第2の比較手段に対応している。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、チェックイン時に取得した顔画像を基に搭乗時における搭乗者のチェック(正常な搭乗者であるか等)や状態(着席状態等)を管理し監視することができるとともに、離陸後の機内での搭乗者の状態(着席状態、行動等)を管理し監視することが可能となる。
これにより、たとえば、各搭乗者の体調や不審な動き等をリアルタイムに把握することが可能となる。また、各搭乗者を名前と顔を一致させて把握できるので、より正確な搭乗者の把握が可能となる。さらに、搭乗者の着席状態などを把握することにより、サービス向上の期待が持てる。
M…搭乗者(入場者)、11…チェックイン端末装置(入場情報取得手段)、12…第1の顔画像取得装置(第1の生体情報取得手段、第1の顔画像取得手段)、13…管理サーバ(搭乗者情報管理装置)、14…座席、15…第2の顔画像取得装置(第2の生体情報取得手段、第2の顔画像取得手段)、16…機内サーバ(搭乗者管理装置)、17…表示装置(表示手段)。
Claims (7)
- 内部に複数の座席を備えた入場対象エリアに入場を希望する人物の生体情報を、当該人物が前記入場対象エリアに入場する前にあらかじめ取得する第1の生体情報取得手段と、
前記入場を希望する人物が前記入場対象エリアに入場し、当該入場対象エリア内の所定の座席に着席した際、当該人物の生体情報を取得する第2の生体情報取得手段と、
この第2の生体情報取得手段により取得された生体情報と前記第1の生体情報取得手段により取得された生体情報とを照合することにより両生体情報の間に所定の関係が成立するか否かを判定する照合手段と、
この照合手段により両生体情報の間に所定の関係が成立すると判定された場合、当該人物が座席に着席しているか否かの着席状態を検知して表示する着席状態表示手段と、
を具備したことを特徴とする入場管理・監視システム。 - 前記第1の生体情報取得手段は、入場対象エリアに入場を希望する人物が当該入場対象エリアに対する入場手続を行なう際に当該人物の生体情報を取得することを特徴とする請求項1記載の入場管理・監視システム。
- 内部に複数の座席を備えた入場対象エリアに入場を希望する人物の少なくとも顔を含む画像を、当該人物が前記入場対象エリアに入場する前にあらかじめ取得する第1の画像取得手段と、
前記入場を希望する人物が前記入場対象エリアに入場し、当該入場対象エリア内の所定の座席に着席した際、少なくとも当該人物の顔を含む画像を取得する第2の画像取得手段と、
この第2の画像取得手段により取得された顔画像と前記第1の画像取得手段により取得された顔画像とを照合することにより両顔画像の間に所定の関係が成立するか否かを判定する照合手段と、
この照合手段により両顔画像の間に所定の関係が成立すると判定された場合、当該人物が座席に着席しているか否かの着席状態を検知して表示する着席状態表示手段と、
この着席状態表示手段による着席状態の表示後、前記第2の画像取得手段により取得された画像により座席の状態を連続的に監視する座席状態監視手段と、
この座席状態監視手段による監視結果に基づき現在の座席状態を表示する座席状態表示手段と、
前記第2の画像取得手段により取得された画像内に人物の顔が存在するか否かを判定する顔有無判定手段と、
この顔有無判定手段による判定結果が前回の判定結果と同じか否かを判定する第1の判定手段と、
この第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と同じ場合、前記顔有無判定手段による処理から再度行なうよう制御する第1の制御手段と、
前記第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と異なり、かつ、前記顔有無判定手段により顔が存在すると判定された場合に、計時動作を開始する着席タイマ手段と、
前記第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と異なり、かつ、前記顔有無判定手段により顔が存在しないと判定された場合に、計時動作を開始する離席タイマ手段と、
前記顔有無判定手段の判定結果に基づき前記座席状態表示手段の表示内容を更新するとともに、前記着席タイマ手段および前記離席タイマ手段の各計時内容を前記座席状態表示手段の対応する座席状態の表示部に表示するよう制御する第2の制御手段と、
を具備したことを特徴とする入場管理・監視システム。 - 前記第1の画像取得手段は、入場対象エリアに入場を希望する人物が当該入場対象エリアに対する入場手続を行なう際に当該人物の顔画像を取得することを特徴とする請求項3記載の入場管理・監視システム。
- 内部に複数の座席を備えた入場対象エリアに入場を希望する人物が入場手続を行なう際、当該人物の少なくとも氏名情報および座席情報を取得する入場情報取得手段と、
前記人物が入場手続を行なう際、当該人物の少なくとも顔を含む画像を取得する第1の画像取得手段と、
この前記第1の画像取得手段により取得された顔画像を前記入場情報取得手段により取得された当該人物の氏名情報および座席情報と対応させて登録する登録手段と、
前記入場を希望する人物が前記入場対象エリアに入場し、当該入場対象エリア内の所定の座席に着席した際、少なくとも当該人物の顔を含む画像を取得する第2の画像取得手段と、
この第2の画像取得手段により顔画像が取得された人物が着席している座席に対応する座席情報を有する顔画像を前記登録手段から取得し、この取得した顔画像と前記第2の画像取得手段により取得された顔画像とを照合することにより両顔画像の間に所定の関係が成立するか否かを判定する照合手段と、
この照合手段により両顔画像の間に所定の関係が成立すると判定された場合、当該人物が座席に着席しているか否かの着席状態を検知して表示する着席状態表示手段と、
この着席状態表示手段による着席状態の表示後、前記第2の画像取得手段により取得された画像により座席の状態を連続的に監視する座席状態監視手段と、
この座席状態監視手段による監視結果に基づき現在の座席状態を表示するとともに、前記登録手段から取得した当該座席に着席している人物の氏名情報および前記第2の画像取得手段により取得された当該人物の顔画像を前記座席状態と対応させて表示する座席状態表示手段と、
前記第2の画像取得手段により取得された画像内に人物の顔が存在するか否かを判定する顔有無判定手段と、
この顔有無判定手段による判定結果が前回の判定結果と同じか否かを判定する第1の判定手段と、
この第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と同じ場合、前記顔有無判定手段による処理から再度行なうよう制御する第1の制御手段と、
前記第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と異なり、かつ、前記顔有無判定手段により顔が存在すると判定された場合に、計時動作を開始する着席タイマ手段と、
前記第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と異なり、かつ、前記顔有無判定手段により顔が存在しないと判定された場合に、計時動作を開始する離席タイマ手段と、
前記顔有無判定手段の判定結果に基づき前記座席状態表示手段の表示内容を更新するとともに、前記着席タイマ手段および前記離席タイマ手段の各計時内容を前記座席状態表示手段の対応する座席状態の表示部に表示するよう制御する第2の制御手段と、
を具備したことを特徴とする入場管理・監視システム。 - 前記顔有無判定手段は、
前記第2の画像取得手段により取得された画像を一定時間ごとに繰り返し取込む画像取込手段と、
この画像取込手段により取込まれた画像内に人物の顔が存在するか否かを判定する第2の判定手段と、
この第2の判定手段により顔が存在すると判定された場合、顔なしカウンタをクリアして顔ありカウンタをカウントアップする第1のカウンタ制御手段と、
前記顔ありカウンタのカウント値をあらかじめ定められた閾値と比較し、カウント値が閾値未満のときは前記画像取込手段からの処理を再度行なうよう制御し、カウント値が閾値以上のときは顔ありと最終的に判定する第1の比較手段と、
前記第2の判定手段により顔が存在しないと判定された場合、前記顔ありカウンタをクリアして前記顔なしカウンタをカウントアップする第2のカウンタ制御手段と、
前記顔なしカウンタのカウント値をあらかじめ定められた閾値と比較し、カウント値が閾値未満のときは前記画像取込手段からの処理を再度行なうよう制御し、カウント値が閾値以上のときは顔なしと最終的に判定する第2の比較手段と、
を具備したことを特徴とする請求項3または請求項5記載の入場管理・監視システム。 - 前記第1の判定手段による判定の結果、前回の判定結果と異なり、かつ、前記顔有無判定手段により顔が存在すると判定された場合、このとき前記第2の画像取得手段により取得された顔画像と前記第1の画像取得手段により取得された顔画像とを照合することにより当該着席人物が同一人物であることを確認する着席人物確認手段をさらに具備し、
前記着席タイマ手段は、前記着席人物確認手段による着席人物の確認後に計時動作を開始することを特徴とする請求項3または請求項5記載の入場管理・監視システム。
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