JP2007071871A - 電圧検出装置、及び電動車輌 - Google Patents

電圧検出装置、及び電動車輌 Download PDF

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Abstract

【課題】できる限り低コストに、内部基準電圧以上の電圧で検出誤差を補正することが可能な電圧検出装置を提供する。
【解決手段】本発明の電圧検出装置は、組電池の任意の電池ブロックの両端電圧を取出すための第1のスイッチ群、直列接続及び並列接続に切り替えられる2以上のコンデンサを有する充放電部、及び2以上のコンデンサの放電電圧を入力する電圧検出部、を有する。第1の期間において2以上のコンデンサが任意の電池ブロックの両端電圧で直列に充電され、第2の期間において第1の期間に充電された2以上のコンデンサが直列に放電され、その放電電圧が電圧検出部に検出される。第3の期間において2以上のコンデンサが所定の内部基準電圧で並列に充電され、第4の期間において第3の期間に充電された2以上のコンデンサが直列に放電され、その放電電圧を基準として電圧検出部の検出誤差が補正される。
【選択図】図2

Description

本発明は、組電池の電圧を検出するための電圧検出装置、及びそれを備えた電動車輌に関する。
従来、組電池を構成する電池ブロックの電圧を検出するための装置として、特許文献1の電池電圧検出装置が開示されている。
特許文献1に記載の電池電圧検出装置は、ツェナーダイオードのような定電圧降下回路を含む基準電圧発生部と並列に、1つのコンデンサを有し、スイッチの切り替えによって、組電池を構成する二次電池でコンデンサを充電する。電圧検出部は、充電後のコンデンサの両端電圧を基準電圧として入力することで、内部基準電圧の補正を行う。
特開2002−040064号公報(第2図)
上記従来例の電池電圧検出装置は、基準電圧発生用の電源を接続する必要がなく、単独かつ頻繁に内部基準電圧の補正を行えるという利点を有する一方で、定電圧降下回路を構成するツェナーダイオードの降伏電圧以上の内部基準電圧を発生することができなかった。
このため、比較的高電圧の電池ブロック電圧を検出する場合、精度良く検出誤差を補正出来ない、という問題を有していた。
本発明は、上記問題に鑑み、できる限り低コストに、内部基準電圧以上の電圧で検出誤差を補正することが可能な電圧検出装置、及びそれを備えた電動車輌を提供することを課題とする。
上記問題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明の電圧検出装置は、1つ以上の二次電池からなる電池ブロックを1つ以上直列接続させた構成を有する組電池の任意の電池ブロックの両端電圧を取出すための複数のスイッチを有する第1のスイッチ群、前記任意の電池ブロックの両端電圧又は所定の内部基準電圧で充電され、直列接続及び並列接続に切り替えられる2つ以上のコンデンサを有する充放電部、及び前記2つ以上のコンデンサの放電電圧を入力する電圧検出部、を有する電圧検出装置であって、第1の期間において、互いに直列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記組電池の任意の電池ブロックの両端電圧で充電され、第2の期間において、互いに直列接続された、前記第1の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧が前記電圧検出部によって検出され、第3の期間において、互いに並列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記所定の内部基準電圧でそれぞれ充電され、第4の期間において、互いに直列接続された、前記第3の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧を基準として前記電圧検出部の検出誤差が補正される。この発明によれば、直列接続及び並列接続に切り替えられる2つ以上のコンデンサを設けることにより、内部基準電圧以上の電圧で検出誤差を補正することができる、という効果を有する。コンデンサは低コストである。
好ましくは、前記充放電部は、前記2つ以上のコンデンサのそれぞれの間に設けられ相互に連動してオンオフする1つ以上のスイッチを有する第2のスイッチ群と、前記2つ以上のコンデンサと前記内部基準電圧を供給する電源との間に設けられて、連動してオンオフ制御される複数のスイッチからなる第3のスイッチ群と、を有する。この発明によれば、コンデンサ及びスイッチは低コストである故に、できる限り低コストに、内部基準電圧以上の電圧で検出誤差を補正することが可能な電圧検出装置を実現できる、という効果を奏する。
更にこうした電圧検出装置は、以下の(A)〜(D)に列記するような態様での具体化が可能である。
(A)前記第3のスイッチ群は、前記2つ以上のコンデンサのうちの1つのコンデンサの第1端子と前記内部基準電圧を供給する電源の正極との間に接続された第1のスイッチと、前記1つのコンデンサの第2端子と前記内部基準電圧を供給する電源の負極との間に接続された第2のスイッチと、を備える。
(B)前記第1、第2、及び第4の期間では、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることにより、前記2つ以上のコンデンサが直列接続される。
(C)前記第3の期間では、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオフとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオンとされることにより、前記2つ以上のコンデンサが並列接続される。
(D)前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの高電位端子と前記電圧検出部との間に接続された第3のスイッチと、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの低電位端子と、前記電圧検出部との間に接続されて、前記第3のスイッチと連動してオンオフ制御される第4のスイッチと、を備える。なおこうした(D)の構成でのコンデンサの充放電は、(D1)前記第1及び第3の期間では、前記第3及び第4のスイッチが共にオフとされることで前記2つ以上のコンデンサが充電される、或いは(D2)前記第2及び第4の期間において、前記第3及び第4のスイッチが共にオンとされることで前記2つ以上のコンデンサが放電される、といった態様で実現できる。
(E)前記第1のスイッチ群は、複数のスイッチを有する第1のマルチプレクサと、複数のスイッチを有する第2のマルチプレクサとを備え、前記第1のマルチプレクサの各スイッチは、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの高電位端子と、前記複数の電池ブロックの各々の第1端子との間に接続され、前記第2のマルチプレクサの各スイッチは、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの低電位端子と、前記複数の電池ブロックの第2端子との間に接続される。なおこうした(E)の構成では、(E1)前記第1の期間では、前記第1のマルチプレクサのいずれか1つのスイッチのみがオンとされ、且つ前記第2のマルチプレクサのいずれか1つのスイッチのみがオンとされることで、前記2つ以上のコンデンサが任意の電池ブロックの両端電圧で充電される、或いは(E2)前記第2、第3及び第4の期間では、前記第1のマルチプレクサの全てのスイッチのみがオフとされ、且つ前記第2のマルチプレクサの全てのスイッチのみがオフとされる、といった態様で電源電圧の検出及び検出誤差の補正を行うことができる。
更に以上の本発明の電圧検出装置は、全ての電池ブロックが一巡されるまで、対象とする電池ブロックを順次切り替えながら、前記第1の期間及び第2の期間が繰り返されることで、前記電圧検出部は、全ての電池ブロックの両端電圧を検出し、次いで前記第3の期間及び第4の期間において、前記電圧検出部の検出結果の検出誤差の補正を行うように構成することで、検出誤差補正を行った上で全ての電池ブロックの両端電圧を個別に検出することができるようになる。
一方、本発明の電動車輌は、直列接続された複数の電池ブロックを有する組電池と、前記複数の電池ブロックのうちの任意の両端電圧を検出する電圧検出装置と、を備える電動車輌であって、前記電圧検出装置は、前記任意の電池ブロックの両端電圧を取出すための複数のスイッチを有する第1のスイッチ群、前記任意の電池ブロックの両端電圧又は所定の内部基準電圧で充電され、直列接続及び並列接続に切り替えられる2つ以上のコンデンサを有する充放電部、及び前記2つ以上のコンデンサの放電電圧を入力する電圧検出部、を有し、第1の期間において、互いに直列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記組電池の任意の電池ブロックの両端電圧で充電され、第2の期間において、互いに直列接続された、前記第1の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧が前記電圧検出部によって検出され、第3の期間において、互いに並列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記所定の内部基準電圧でそれぞれ充電され、第4の期間において、互いに直列接続された、前記第3の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧を基準として前記電圧検出部の検出誤差が補正される。この発明によれば、上記の電圧検出装置と同等の効果を奏する電動車輌を実現することができる。
本発明によれば、できる限り低コストに、内部基準電圧以上の電圧で検出誤差を補正することが可能な電圧検出装置、及びそれを備えた電動車輌を実現することができる。
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施例について、図面とともに記載する。
図1、2、及び3を用いて、本発明の実施例における電圧検出装置について説明する。図1は、本実施例の電圧検出装置を備えた電動車輌の構成を示すブロック図である。図1において、本実施例の電動車輌は、組電池1、ハイサイドコンタクタ2、ローサイドコンタクタ3、プリチャージコンタクタ4、制限抵抗5、コンデンサ6、インバータ7、モータジェネレータ8、電流センサ9、電源制御部10、及び車輌制御部11を有する。
組電池1は、直列接続された複数の電池ブロックから構成される、総電圧300Vの電源である。各電池ブロックは、比較的低電圧の二次電池を複数個直列接続することによって構成される。二次電池は、例えば、エネルギー密度、出力密度、サイクル寿命等の基本特性に優れる密閉型のニッケル水素化物電池(ニッケル水素蓄電池)であるが、これに限らず、リチウムイオン二次電池、ニッケルカドミウム蓄電池、鉛蓄電池等を用いても良い。
組電池1の正極側には、ハイサイドコンタクタ2の一端が接続され、負極側にはローサイドコンタクタ3の一端が接続される。プリチャージコンタクタ4は、制限抵抗5と共に直列回路を構成し、この直列回路は、ハイサイドコンタクタ2と並列に接続される。
ハイサイドコンタクタ2、ローサイドコンタクタ3、及びプリチャージコンタクタ4は、各々可動接点と固定接点とを有し、さらに可動接点を動作させるためのコイルを有する。各コイルは一端を接地電位に接続し、車輌制御部11を介して補助電源電圧Vsubをコイルに印加することによって可動接点を可動せしめ、接点間の導通状態及び遮断状態を切り替える。
コンデンサ6は、ハイサイドコンタクタ2の他端と、ローサイドコンタクタ3の他端との間に接続された平滑用のコンデンサである。コンデンサ6は、インバータ7に印加される電圧の変動を抑える働きをし、モータジェネレータ8に安定して電圧を供給するために設けられる。
インバータ7は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor )等の高速スイッチングが可能な複数組のトランジスタ及びダイオードから構成される。インバータ7は、入力した直流電源を三相の交流電圧に変換し、モータジェネレータ8の各相に電圧を順次印加する。これにより、モータジェネレータ8が回転駆動される。
モータジェネレータ8は、インバータ7によって制御され、例えばロータ内部に埋め込まれた磁石が、ステータコイルに印加された電圧によって回転力を与えられることによって回転駆動する。モータジェネレータ8は、三相交流発電機又は三相交流電動機として機能する。モータジェネレータ8は、発電機として機能している場合、組電池1を充電し、電動機として機能している場合、組電池1から供給される電力を消費する。
車輌制御部11は、車輌判定部110、コンタクタ制御部111、及びインバータ制御部112を有する。
車輌判定部110は、操作者が図示しないイグニションキー、アクセル、シフトレバー、ブレーキ等を操作することによって出力される操作信号を、操作信号入力端子OPから入力する。車輌判定部110は、入力した各操作信号に応じて、コンタクタ制御部111、インバータ制御部112、及び電源制御部10に命令を出力する。
コンタクタ制御部111は、ハイサイドコンタクタ2、ローサイドコンタクタ3、及びプリチャージコンタクタ4のコイルに補助電源電圧Vsubを印加することによって、各コンタクタ2、3、及び4の導通状態及び遮断状態を制御する。
インバータ制御部112は、インバータに印加される電圧、及び、インバータ7の出力信号である帰還した三相の電圧信号を入力する。インバータ制御部112は、入力した各信号に基づいて、インバータ7の各トランジスタを制御する制御信号を出力し、インバータ7を介してモータジェネレータ8の回転数等を制御する。
電源制御部10は、電圧検出装置100、電流検出部105、温度検出部108、及び電源判定部109を有する。
電流検出部105は、例えば、電源判定部109が指示するタイミングで、あるいは、所定の電流測定周期毎に、電流センサ9が検出した組電池1の低電位側に流れる電流を読み出して、電源判定部109に出力する。電流センサ9は、例えば、導線を流れる電流によって発生する電磁界を検出するホールセンサを用いて、組電池1の低電位側のラインに流れる電流を検出する。
温度検出部108は、例えば電源判定部109が指示するタイミングで、あるいは、所定の電流測定周期毎に、組電池1の近傍に設けられた温度センサ108a及び108bによって組電池1の温度を検出する。温度センサ108a及び108bは、例えばサーミスタ等である。本実施例において、温度センサは2個図示されているが、温度センサの数は1個以上の任意の数であって良い。しかし、組電池1内での温度差を補償するために2個以上設けられることが好ましい。
電圧検出装置100は、組電池1の任意の電池ブロックの両端電圧を検出する。電圧検出装置100については、後に図2を用いて更に詳しく説明する。
電源判定部109は、電圧検出装置100が検出した組電池1の各電池ブロックの両端電圧と、温度検出部108が検出した組電池1の温度と、電流検出部105が検出した組電池1に流れる電流とを入力する。電源判定部109は、入力した組電池1の諸情報を用いて組電池1の状態を監視し、車輌制御部11に出力する。車輌制御部11は、電源判定部109から入力される組電池1の状態に基づいて、インバータ制御及びコンタクタ制御を行う。
次に、図2を参照して、本発明の特徴である電圧検出装置100について詳細に説明する。図2は、図1に示した構成のうち、組電池1、電圧検出装置100、及び電源判定部109のみを抜き出して、その詳細構成を記載した回路図である。
図2において、電圧検出装置100は、第1のマルチプレクサ101、第2のマルチプレクサ102、サンプルスイッチ部103、電圧検出部106、及び充放電部107を有する。第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102は、組電池の任意の電池ブロックの両端電圧を取出すための第1のスイッチ群を形成する。また、図2において、組電池1は、n個の電池ブロックを有し、各電池ブロックを高電位側から順にそれぞれBB1、BB2、・・・、BB(n−1)、BBnとしている。
第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102は、組電池1の高電位側、組電池1の各電池ブロック間、及び組電池1の低電位側に交互に一端が接続された複数のスイッチから構成される。第1のマルチプレクサ101の各スイッチ1011、1012、・・・101pは、他端がサンプルスイッチ部103のスイッチ103aに接続される。第2のマルチプレクサ102の各スイッチ1021、・・・102qは、他端がサンプルスイッチ部103のスイッチ103bに接続される。なお本実施形態においては、スイッチ103aが上記第3のスイッチに、スイッチ103bが上記第4のスイッチにそれぞれ相当する。
第1のマルチプレクサ101を構成する複数の(図2ではp個)スイッチの中から適当な1つのスイッチ、及び、第2のマルチプレクサ102を構成する複数の(図2ではq個)スイッチの中から適当な1つのスイッチ、を選択してこの2つのスイッチをオンとし、その他のスイッチを全てオフにする。これによって、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102は、組電池1の電池ブロックのうち任意の1つの電池ブロックの両端電圧を取り出すことができる。
なお、第1のマルチプレクサ101のスイッチの総数p及び第2のマルチプレクサ102のスイッチの総数qと、組電池1の電池ブロックの数nとの間には、以下の式が成り立つ。
p+q=n+1 ・・・・・・(1)
例えば、図2に示した構成において、組電池1の高電位側は、第1のマルチプレクサ101のスイッチ1011の一端に接続されている。組電池1の電池ブロックBB1及びBB2の接続点は、第2のマルチプレクサ102のスイッチ1021の一端に接続されている。組電池1の電池ブロックBB2及びBB3の接続点は、第1のマルチプレクサ101のスイッチ1012の一端に接続されている。組電池1の電池ブロックBB(n−1)及びBBnの接続点は、第1のマルチプレクサ101のスイッチ101pの一端に接続されている。組電池1の低電位側は、第2のマルチプレクサ102のスイッチ102qの一端に接続されている。
例えば、電池ブロックBB2の両端電圧は、第2のマルチプレクサ102のスイッチ1021及び第1のマルチプレクサ101のスイッチ1012をオンとし、その他のスイッチを全てオフにすることによって、取り出すことができる。
サンプルスイッチ部103は、一端が第1のマルチプレクサ101の各スイッチに接続され、他端が電圧検出部106に接続されたスイッチ103aと、一端が第2のマルチプレクサ102の各スイッチに接続され、他端が電圧検出部106に接続されたスイッチ103bとを有する。スイッチ103a及び103bは、相互に連動してオンオフ制御される。
充放電部107は、第1のマルチプレクサ101とサンプルスイッチ部103のスイッチ103aとの接続点、及び第2のマルチプレクサ102とサンプルスイッチ部103のスイッチ103bとの接続点間に接続される。充放電部107は、補正スイッチ部104、コンデンサC1、C2及びC3、スイッチSW1及びSW2、及び、高精度基準電圧Vrefを有する。なお本実施形態では、このスイッチSW1及びSW2により上記第2のスイッチ群が構成されている。
コンデンサC1、スイッチSW1、コンデンサC2、スイッチSW2、及びコンデンサC3は、この順で、第1のマルチプレクサ101とサンプルスイッチ部103のスイッチ103aとの接続点、及び第2のマルチプレクサ102とサンプルスイッチ部103のスイッチ103bとの接続点間に直列に接続される。スイッチSW1及びSW2は、相互に連動してオンオフ制御される。
補正スイッチ部104は、スイッチ104a〜104eを有する。スイッチ104aは、コンデンサC1の高電位側に接続された第1端子と、高精度基準電圧Vref(例えば、5V)を有する内部電源の正極に接続された第2端子とを有する。スイッチ104bは、コンデンサC1の低電位端子に接続された第1端子と上記内部電源の負極に接続された第2端子とを有する。スイッチ104cは、コンデンサC2の高電位側に接続された第1端子と、上記内部電源の正極に接続された第2端子とを有する。スイッチ104dは、コンデンサC2の低電位端子に接続された第1端子と上記内部電源の負極に接続された第2端子とを有する。更にスイッチ104eは、コンデンサC3の高電位端子に接続された第1端子と上記内部電源の正極に接続された第2端子とを有する。これらスイッチ104a〜104eは、連動してオンオフ制御される。なお本実施形態では、これらスイッチ104a〜104eにより上記第3のスイッチ群が構成されている。
コンデンサC1、C2、及びC3の接続関係は、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102、充放電部107のスイッチSW1及びSW2、スイッチ103a及び103b、及びスイッチ104a〜104eが制御されることによって、組電池1の任意の電池ブロック又は電圧検出部106に対して直列接続、あるいは、充放電部107内の高精度基準電圧Vrefに対して並列接続に切り替えられる。
電圧検出部106は、抵抗1060、1061、1065、及び1068と演算増幅器1063とで構成される差動増幅回路、相互に連動してオンオフ制御されるスイッチ1062及び1064、及びA/D変換器1067を有する。電圧検出部106は、スイッチ1062及び1064がオフである時、サンプルスイッチ部103の各スイッチ103a及び103bを介してそれぞれ入力される充放電部107の放電電圧を検出し、A/D変換して電源判定部109に出力する。スイッチ1062及び1064がオンである時、電圧検出部106の出力はゼロである。
電源判定部109は、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の各スイッチ、サンプルスイッチ部103のスイッチ103a及び103b、スイッチSW1及びSW2、補正スイッチ部104のスイッチ104a〜104eを制御する。電源判定部109は、上記各スイッチを制御して、ある期間において、組電池1の各電池ブロックの両端電圧を監視し、別の期間において、電圧検出部106の検出誤差を補正する。
以下、電源判定部109の各スイッチの制御について詳しく説明する。
第1の期間において、電源判定部109は、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の適当な2つのスイッチをオンに制御して、組電池1の任意の電池ブロックの両端電圧を取り出す。同時に、電源判定部109は、スイッチSW1及びSW2をオン、スイッチ104a〜104eをオフ、スイッチ103a及び103bをオフに制御する。コンデンサC1、C2、及びC3は、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102によって取り出された組電池1の任意の電池ブロックの両端電圧で充電される。この時、コンデンサC1、C2、及びC3は直列接続である。
第2の期間において、電源判定部109は、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の全スイッチをオフにし、スイッチ103a及び103bをオンに制御して、第1の期間において充電されたコンデンサC1、C2、及びC3を放電する。この時、スイッチSW1及びSW2はオン、スイッチ104a〜104eはオフのままである故に、コンデンサC1、C2、及びC3は直列接続である。スイッチ103a及び103bがオンである故に、コンデンサC1、C2、及びC3の放電電圧は、電圧検出部106に入力され、検出される。電源判定部109は、電圧検出部106が検出した電圧を入力し、その値が正常範囲内であるか否かを監視する。
第3の期間において、電源判定部109は、スイッチ103a及び103bをオフ、スイッチSW1及びSW2をオフ、スイッチ104a〜104eをオンに制御して、高精度基準電圧VrefでコンデンサC1、C2、及びC3を充電する。第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の全スイッチはオフのままである。この時、スイッチSW1及びSW2がオフである故に、コンデンサC1、C2、及びC3は並列接続であり、高精度基準電圧Vrefでそれぞれ充電される。
第4の期間において、電源判定部109は、スイッチ103a及び103bをオン、スイッチSW1及びSW2をオン、スイッチ104a〜104eをオフに制御して、第3の期間において充電されたコンデンサC1、C2、及びC3を放電する。第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の全スイッチはオフのままである。この時、コンデンサC1、C2、及びC3は直列接続である。スイッチ103a及び103bがオンである故に、コンデンサC1、C2、及びC3の放電電圧は、電圧検出部106に入力され、検出される。電源判定部109は、電圧検出部106が検出した電圧を入力し、その値を基準として、電圧検出部106の検出誤差を補正する。具体的には、電圧検出部106の演算増幅器1063のオフセット電圧を補正する。
なお、電源判定部109は、更に電圧検出部106のスイッチ1062及び1064を制御しても良い。その場合、電圧検出部106のスイッチ1062及び1064は、上記第1の期間及び第3の期間においてオン、上記第2の期間及び第4の期間においてオフに制御される。
次に、図2及び図3を参照して、上記の構成を有する本発明の電圧検出装置100の動作について、説明する。図3は、電圧検出装置100の各スイッチの動作を説明するための図である。
図3の期間T1に渡って、スイッチSW1及びSW2はオン、スイッチ104a〜104eはオフに維持される。
期間T1の前半(第1の期間に相当する)において、第1のマルチプレクサ101のスイッチ1011及び第2のマルチプレクサ102のスイッチ1021がオンに制御され、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の他のスイッチは全てオフに制御される。これにより、組電池1の電池ブロックBB1の両端電圧が取り出される。スイッチSW1及びSW2はオン、スイッチ104a〜104eはオフ、スイッチ103a及び103bがオフである故に、組電池1の電池ブロックBB1の両端電圧で、直列接続されたコンデンサC1、C2、及びC3が充電される。
期間T1の後半(第2の期間に相当する)において、第1のマルチプレクサ101のスイッチ1011及び第2のマルチプレクサ102のスイッチ1021がオフに制御され(これにより第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の全てのスイッチがオフとなる。)、スイッチ103a及び103bがオンとなる。直列接続された、期間T1の前半(第1の期間に相当する)で充電されたコンデンサC1、C2、及びC3の放電電圧が電圧検出部106に入力される。
したがって、期間T1によって、組電池1の電池ブロックBB1の両端電圧が検査される。
図3の期間T2に渡って、スイッチSW1及びSW2はオン、スイッチ104a〜104eはオフに維持される。
期間T2の前半(第1の期間に相当する)において、第2のマルチプレクサ102のスイッチ1021及び第1のマルチプレクサ101のスイッチ1012がオンに制御され、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の他のスイッチは全てオフに制御される。これにより、組電池1の電池ブロックBB2の両端電圧が取り出される。スイッチSW1及びSW2はオン、スイッチ104a〜104eはオフ、スイッチ103a及び103bがオフである故に、組電池1の電池ブロックBB2の両端電圧で、直列接続されたコンデンサC1、C2、及びC3が充電される。
期間T2の後半(第2の期間に相当する)において、第2のマルチプレクサ102のスイッチ1021及び第1のマルチプレクサ101のスイッチ1012がオフに制御され(これにより第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の全てのスイッチがオフとなる。)、スイッチ103a及び103bがオンとなる。直列接続された、期間T2の前半(第1の期間に相当する)で充電されたコンデンサC1、C2、及びC3の放電電圧が、電圧検出部106に入力される。
したがって、期間T2によって、組電池1の電池ブロックBB2の両端電圧が検査される。
上記の動作を組電池1の全ての電池ブロックに対して繰り返すことにより、組電池1の全電池ブロックBB1〜BBnについて、その両端電圧が順に検査される。
次に、図3の期間ADJにおいて、電圧検出部106の検出誤差が補正される。
図3の期間ADJに渡って、第1のマルチプレクサ101及び第2のマルチプレクサ102の全てのスイッチはオフに維持される。
期間ADJの前半(第3の期間に相当する)において、スイッチSW1及びSW2がオフ、スイッチ104a〜104eがオン、スイッチ103a及び103bがオフに制御される。高精度基準電圧Vrefで、並列接続されたコンデンサC1、C2、及びC3がそれぞれ充電される。
期間ADJの後半(第4の期間に相当する)において、スイッチSW1及びSW2がオン、スイッチ104a〜104eがオフ、スイッチ103a及び103bがオンとなる。期間ADJの前半(第3の期間に相当する)で充電された、直列接続されたコンデンサC1、C2、及びC3の放電電圧が、電圧検出部106に入力される。
コンデンサC1、C2、及びC3は、期間ADJの前半(第3の期間に相当する)において、高精度基準電圧Vrefでそれぞれ並列に充電されているため、期間ADJの後半(第4の期間に相当する)において、直列接続されたコンデンサC1、C2、及びC3の放電電圧は、高精度基準電圧Vrefの3倍である。電源判定部109は、電圧検出部106が検出した、高精度基準電圧Vrefの3倍の電圧を用いて、電圧検出部106のオフセット電圧を調整して検出誤差を補正する。電圧検出部106は、高精度基準電圧Vref以上の電圧で検出誤差を補正することができる。
以上の構成によれば、本発明の電圧検出装置は、比較的低い内部基準電圧を備える場合でも、内部基準電圧以上の電圧で検出誤差を補正することが可能な電圧検出装置を実現することができる。このため、高い電池ブロック電圧を検出する場合でも精度良く検出誤差を補正することができる。また、コンデンサ及びスイッチは低コストである故に、本発明の電圧検出装置は低コストである。
なお、本実施例において、充放電部107は、コンデンサC1、C2、及びC3の3つのコンデンサを有した。しかし、これに限らず、電圧検出装置の検出誤差を補正するための所望の電圧値に応じて、コンデンサ数を変更し得る。充放電部107は、2つ以上のコンデンサを有していれば、内部基準電圧以上の電圧で検出誤差を補正することができる、という効果を発揮する。
本発明にかかる電圧検出装置は、例えば、電気自動車(PEV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、燃料電池と二次電池とを有するハイブリッド電気自動車等の電動車輌に搭載される組電池の電圧検出装置として利用することができる。
本発明の実施例における電圧検出装置を備えた電動車輌の構成を示す図 本発明の実施例における電圧検出装置の構成を示す図 本発明の実施例における電圧検出装置のスイッチ動作を説明するための図
符号の説明
1 組電池
2 ハイサイドコンタクタ
3 ローサイドコンタクタ
4 プリチャージコンタクタ
5 制限抵抗
6 平滑用コンデンサ
7 インバータ
8 モータ
9 電流センサ
10 電源制御部
11 車輌制御部
100 電圧検出装置
101 第1のマルチプレクサ
102 第2のマルチプレクサ
103 サンプルスイッチ部
104 補正スイッチ部
105 電流検出部
106 電圧検出部
107 充放電部
108 温度検出部
108a、108b 温度センサ
109 電源判定部
110 車輌制御部
111 コンタクタ制御部
112 インバータ制御部

Claims (13)

  1. 1つ以上の二次電池からなる電池ブロックを1つ以上直列接続させた構成を有する組電池の任意の電池ブロックの両端電圧を取出すための複数のスイッチを有する第1のスイッチ群、
    前記任意の電池ブロックの両端電圧又は所定の内部基準電圧で充電され、直列接続及び並列接続に切り替えられる2つ以上のコンデンサを有する充放電部、及び
    前記2つ以上のコンデンサの放電電圧を入力する電圧検出部、
    を有する電圧検出装置であって、
    第1の期間において、互いに直列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記組電池の任意の電池ブロックの両端電圧で充電され、
    第2の期間において、互いに直列接続された、前記第1の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧が前記電圧検出部によって検出され、
    第3の期間において、互いに並列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記所定の内部基準電圧でそれぞれ充電され、
    第4の期間において、互いに直列接続された、前記第3の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧を基準として前記電圧検出部の検出誤差が補正される
    ことを特徴とする電圧検出装置。
  2. 前記充放電部は、
    前記2つ以上のコンデンサのそれぞれの間に設けられ相互に連動してオンオフする1つ以上のスイッチを有する第2のスイッチ群と、
    前記2つ以上のコンデンサと前記内部基準電圧を供給する電源との間に設けられて、連動してオンオフ制御される複数のスイッチからなる第3のスイッチ群と、
    を有する請求項1に記載の電圧検出装置。
  3. 前記第3のスイッチ群は、
    前記2つ以上のコンデンサのうちの1つのコンデンサの第1端子と前記内部基準電圧を供給する電源の正極との間に接続された第1のスイッチと、
    前記1つのコンデンサの第2端子と前記内部基準電圧を供給する電源の負極との間に接続された第2のスイッチと、
    を備える請求項2に記載の電圧検出装置。
  4. 前記第1、第2、及び第4の期間では、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることにより、前記2つ以上のコンデンサが直列接続されてなる請求項2に記載の電圧検出装置。
  5. 前記第3の期間では、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオフとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオンとされることにより、前記2つ以上のコンデンサが並列接続されてなる請求項2に記載の電圧検出装置。
  6. 請求項2に記載の電圧検出装置において、
    前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの高電位端子と前記電圧検出部との間に接続された第3のスイッチと、
    前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの低電位端子と、前記電圧検出部との間に接続されて、前記第3のスイッチと連動してオンオフ制御される第4のスイッチと、
    を備えることを特徴とする電圧検出装置。
  7. 前記第1及び第3の期間では、前記第3及び第4のスイッチが共にオフとされることで前記2つ以上のコンデンサが充電される請求項6に記載の電圧検出装置。
  8. 前記第2及び第4の期間において、前記第3及び第4のスイッチが共にオンとされることで前記2つ以上のコンデンサが放電される請求項6に記載の電圧検出装置。
  9. 前記第1のスイッチ群は、複数のスイッチを有する第1のマルチプレクサと、複数のスイッチを有する第2のマルチプレクサとを備え、
    前記第1のマルチプレクサの各スイッチは、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの高電位端子と、前記複数の電池ブロックの各々の第1端子との間に接続され、
    前記第2のマルチプレクサの各スイッチは、前記第2のスイッチ群の前記1つ以上のスイッチがオンとされ、且つ前記第3のスイッチ群の前記複数のスイッチがオフとされることで直列接続されたときの前記2つ以上のコンデンサの低電位端子と、前記複数の電池ブロックの第2端子との間に接続される
    請求項2〜8のいずれか1項に記載の電圧検出装置。
  10. 前記第1の期間では、前記第1のマルチプレクサのいずれか1つのスイッチのみがオンとされ、且つ前記第2のマルチプレクサのいずれか1つのスイッチのみがオンとされることで、前記2つ以上のコンデンサが任意の電池ブロックの両端電圧で充電される請求項9に記載の電圧検出装置。
  11. 前記第2、第3及び第4の期間では、前記第1のマルチプレクサの全てのスイッチのみがオフとされ、且つ前記第2のマルチプレクサの全てのスイッチのみがオフとされる請求項9に記載の電圧検出装置。
  12. 全ての電池ブロックが一巡されるまで、対象とする電池ブロックを順に切り替えながら、前記第1の期間及び第2の期間が繰り返されることで、前記電圧検出部は、全ての電池ブロックの両端電圧を検出し、次いで前記第3の期間及び第4の期間において、前記電圧検出部の検出結果の検出誤差の補正を行う
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の電圧検出装置。
  13. 直列接続された複数の電池ブロックを有する組電池と、前記複数の電池ブロックのうちの任意の両端電圧を検出する電圧検出装置と、を備える電動車輌であって、
    前記電圧検出装置は、前記任意の電池ブロックの両端電圧を取出すための複数のスイッチを有する第1のスイッチ群、前記任意の電池ブロックの両端電圧又は所定の内部基準電圧で充電され、直列接続及び並列接続に切り替えられる2つ以上のコンデンサを有する充放電部、及び前記2つ以上のコンデンサの放電電圧を入力する電圧検出部、を有し、
    第1の期間において、互いに直列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記組電池の任意の電池ブロックの両端電圧で充電され、
    第2の期間において、互いに直列接続された、前記第1の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧が前記電圧検出部によって検出され、
    第3の期間において、互いに並列接続された前記2つ以上のコンデンサが前記所定の内部基準電圧でそれぞれ充電され、
    第4の期間において、互いに直列接続された、前記第3の期間に充電された前記2つ以上のコンデンサが放電され、その放電電圧を基準として前記電圧検出部の検出誤差が補正される
    ことを特徴とする電動車輌。
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