JP2007070076A - 定量供給装置及び定量供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被供給物を好適に供給できる定量供給装置及び定量供給方法を提供する。
【解決手段】被供給物を貯留するホッパー2と,ホッパー2の下部から送出された被供給物を横向きの搬送方向Dに向かって搬送する搬送機構3とを備える定量供給装置1において,ホッパー2に下方に向かうほど開口断面積が小さくなる縮小部23を設けた。縮小部23の下端部には,ホッパー2から被供給物を送出させる送出口25を設け,搬送方向Dに対して縮小部23の下端部の前側には,縮小部23の下端部と搬送機構3との間に隙間26を設けた。さらに,隙間26に向かって前進及び隙間26から後退するプッシャー30を備え,プッシャー30を進退移動させる駆動機構31を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は,定量供給装置及び定量供給方法に関する。
例えば都市ごみ,産業廃棄物等の廃棄物を焼却する焼却設備などでは,廃棄物を細粒状に破砕した後,焼却炉に投入して燃焼させている。その際,廃棄物の焼却炉への投入は,炉内の燃焼状態を安定させるため,単位時間当たりの投入量が一定になるように,即ち,定量的になるようにしている。
従来,細粒状のものを定量的に供給する装置として,ホッパーとベルトコンベアを備えた構成のものが知られている(例えば,特許文献1参照)。かかる定量供給装置は,ホッパーの下部に送出口が設けられ,該送出口の下方にベルトコンベア等の搬送機構が配置された構成となっている。被供給物はホッパー内に貯留され,送出口から排出されてベルトコンベア上に載せられ,ベルトコンベアの周動によって横向きに搬送される構成となっている。
特開平9−240842号公報
しかしながら,従来の定量供給装置にあっては,ホッパーに貯留されている被供給物が,ベルトコンベアの周動に伴って横方向に移動させられ,ホッパーの前部に密集しやすかった。その結果,ホッパー内で被供給物が滞留したり,ブリッジなどの棚吊り現象が引き起こされたりして,被供給物の送出が妨げられ,定量供給が不可能になる問題があった。このような問題に鑑み,例えば特許文献1では,剪断刃物をベルトコンベアに近接させて設ける構成が提案されているが,例えば被供給物の嵩密度が低い場合,流動性が高い場合など,被供給物の性状によっては,廃棄物の挙動を制御することが難しく,定量供給を行うことが難しかった。
本発明は,かかる問題に鑑みてなされたものであり,被供給物を好適に供給できる定量供給装置及び定量供給方法を提供することにある。
上記課題を解決するため,本発明によれば,被供給物を貯留するホッパーと,前記ホッパーの下部から送出された被供給物を横向きの搬送方向に向かって搬送する搬送機構とを備える定量供給装置であって,前記ホッパーに,下方に向かうほど開口断面積が小さくなる縮小部が設けられ,前記縮小部の下端部に,前記ホッパーから被供給物を送出させる送出口が設けられ,前記搬送方向に対して前記縮小部の下端部の前側には,前記縮小部の下端部と前記搬送機構との間に隙間が設けられ,前記隙間に向かって前進及び前記隙間から後退するプッシャーが備えられ,前記プッシャーを進退移動させる駆動機構が備えられていることを特徴とする,定量供給装置が提供される。
前記プッシャーは略直棒状をなし,前記プッシャーの長さ方向に沿って進退移動するとしても良い。前記プッシャーは,前記送出口側に向かうに従い下方に向かう傾斜した方向に沿って進退移動するとしても良い。
前記ホッパーは,ホッパー本体と,前記ホッパー本体の内部に設けられた邪魔板とを備え,前記邪魔板は,前記搬送方向において前記ホッパー本体の前側から前記ホッパーの内側に向かうに従い下方に向かう方向に傾斜させられ,前記縮小部は,前記ホッパー本体と前記邪魔板とによって形成されているとしても良い。前記搬送機構はベルトコンベアであっても良い。
また,本発明によれば,被供給物をホッパーに貯留し,前記ホッパーの下部から送出される被供給物を,前記ホッパーの下方に設けられた搬送機構によって,横向きの搬送方向に向かって搬送して供給する方法であって,前記ホッパーの内部に設けられた,下方に向かうほど開口断面積が小さくなる縮小部によって,前記被供給物の流路を制限し,前記縮小部の下端部に設けられた送出口から送出される被供給物を,前記縮小部の下端部と前記搬送機構との間に設けられた隙間を介して送出させ,前記被供給物の搬送を行いながら,プッシャーを前記隙間に向かって前進及び前記隙間から後退させることを特徴とする,定量供給方法が提供される。
即ち本発明は,定量供給装置及び定量供給方法に関するものであり,ホッパーの内部に邪魔板や縮小部を設けるとともに,ホッパーから送出される被供給物をプッシャーによってほぐしたり押し戻したりすることで,ホッパーの棚吊りや詰まりを防止するものである。
本発明によれば,縮小部を設けたことにより,ホッパー内の廃棄物が送出口へ円滑に下降させられる。縮小部の下端部と搬送機構との間の隙間付近に密集しやすい廃棄物を,プッシャーによってほぐしたり押し戻したりすることができる。これにより,廃棄物の滞留,棚吊り現象,詰まり等を防止でき,廃棄物の定量供給を好適に行うことができる。
以下,本発明の好ましい実施形態を説明する。図1に示すように,本発明にかかる定量供給装置1は,被供給物としての廃棄物を貯留するホッパー2と,ホッパー2の下部から被供給物を受け取って横向き(図1においては左方から右方に向かう方向)の搬送方向Dに向かって搬送する搬送機構としてのベルトコンベア3とを備えている。ホッパー2の下部及びベルトコンベア3は,筐体4によって囲まれている。
廃棄物は,例えば都市ごみ,産業廃棄物等の廃棄物を破砕機等によって予め所定の粒径以下の細粒状に破砕したものである。廃棄物の一例としては,廃棄自動車からリサイクル備品を取り除いた残りの廃棄物を粉砕したシュレッダーダスト(ASR:Automobile Shredder Residue)が挙げられる。廃棄物の成分は多様であり,例えばASRの場合は,鉄鋼,銅等の各種金属類や,ウレタン,ゴム,ガラス等の異なる複数種類の物質が混在した状態になっている。
図1及び図2に示すように,ホッパー2は,略四角筒状のホッパー本体10と,ホッパー本体10の内部に設けられた邪魔板11とを備えている。また,ホッパー2の前側(廃棄物の搬送方向Dにおいて前側)下部には,後述するプッシャー30を備えた押し出し機13が設置されている。
ホッパー本体10は,4つの側壁10a,10b,10c,10dが縦向きに立設されるように備えられており,互いに対向する2つの側壁10a,10cが搬送方向Dに対して前方,後方にそれぞれ配置されている。ホッパー本体10の上部には,ホッパー本体10内に廃棄物を投入するための投入口21が設けられている。ホッパー本体10の下部には,略方形状の開口22が設けられている。
邪魔板11は,例えば略長方形の薄板状をなし,ホッパー本体10の下部において,ホッパー本体10の前側(搬送方向Dに対して前側)からホッパー本体10の内側に向かうに従い,即ち搬送方向Dの逆方向に向かうに従い,下方に向かう方向に傾斜させられている。図示の例では,前側壁10aの内側面からホッパー本体10の中心部側に向かうに従い下方に向かうように傾斜させられている。邪魔板11の三つの辺部(搬送方向Dに対して前側,左側,右側の辺部)は,ホッパー本体10の前側の側壁10a,左側の側壁10b,右側の側壁10dの各内側面に沿ってそれぞれ近接させられている。また,邪魔板11の下辺部(搬送方向Dに対して後側の辺部)11aは,ホッパー本体10の下部開口22に近接させられている。こうして,邪魔板11によってホッパー本体10内の空間が2つに仕切られている。邪魔板11の上方の空間のうち,ホッパー本体10の側壁10b,10c,10dの下部と邪魔板11とによって囲まれた空間は,上方から下方に向かうに従い開口断面積が次第に小さくなる縮小部23となっている。さらに,この縮小部23の下端部に位置する開口,即ち,側壁10b,10c,10dの各下縁部と邪魔板11の下辺部11aとによって囲まれた略方形状の開口が,ホッパー2の内部から廃棄物を送出させるための送出口25となっている。
縮小部23の搬送方向Dに対して前側の下端部(即ち邪魔板11の下辺部11a)とベルトコンベア3(後述するベルト53の上面)との間には,隙間26が設けられている。ホッパー2の内部から送出口25を介してベルトコンベア3上に載せられた被供給物は,この隙間26を通過して前方に搬送されるようになっている。
押し出し機13は,隙間26に向かって前進及び隙間26から後退するように進退移動するプッシャー30と,プッシャー30を進退移動させる駆動機構としてのシリンダ31とを備えている。
プッシャー30は,例えば略直棒状をなし,縮小部23の外側において,縮小部23の前方かつ下方に配置されている。即ち,ホッパー本体10の内部において,邪魔板11の下方に配置されている。また,プッシャー30の長さ方向が搬送方向Dの逆方向に向かうに従い下方に向かうように,即ち,隙間26の前方から隙間26側に向かうに従い下方に向かうように,傾斜させて備えられている。
シリンダ31は,側壁10aの外側に取り付けられている。プッシャー30は,このシリンダ31の駆動により伸縮するシリンダロッドと一体的に,プッシャー30の長さ方向に沿って進退移動させられる。即ち,長さ方向である略直線方向の移動方向Aに沿って,側壁10a側に後退した位置P1(図1において実線)と,隙間26側に前進した位置P2(図1において二点鎖線)との間で進退移動するようになっている。図示の例では,移動方向Aと邪魔板11の傾斜方向とは,互いに略平行になっている。さらに,移動方向Aと搬送方向Dとは,平面視(図2参照)において略平行な方向になっている。また,後退位置P1に移動したとき,プッシャー30の先端部は,邪魔板11の下方に移動する。一方,前進位置P2に移動したとき,プッシャー30先端部は,隙間26に進入し,平面視において邪魔板11の下辺部11aから搬送方向Dとは逆方向に向かって突出するようになっている。
ベルトコンベア3は,並列に配置された一対の回転軸51,52と,回転軸51,52に渡って巻回された無端状のベルト53とを備えている。回転軸51,52は,ホッパー2の下方において送出口25より後方と前方とにそれぞれ備えられており,左右方向(搬送方向Dと略直交する方向)に向けて,互いに略平行かつ同じ高さに配置されている。ベルト53は,回転軸51,52の外周面に巻回されており,上面が略水平になるように保持されている。また,ベルト53の上面が開口22に対向するように設けられている。回転軸51が図1において右回転させられると,ベルト53は回転軸52を回転させながら周動し,ベルト53の上面が後方から前方に向かって,即ち搬送方向Dに沿って略水平方向に移動させられるようになっている。
また,ベルト53の外面には,複数の羽根55が設けられている。羽根55は,ベルト53の周動方向において所定間隔を空けて配置され,それぞれベルト53の幅方向(左右方向)に向けて備えられている。そして,ベルト53の周動に伴い,ベルト53と一体的に,上面側において搬送方向Dに移動するようになっている。
上記のように構成された定量供給装置1にあっては,先ず廃棄物がホッパー2の投入口21から投入される。ホッパー2の下部においては,廃棄物が送出口25から落下してベルト53の上面に載せられる。こうして,廃棄物がベルト53上に堆積させられ,ホッパー2の内部に蓄積される。ホッパー2の内部に廃棄物が貯留されたら,ベルトコンベア3を駆動させ,廃棄物の搬送を開始させる。ベルトコンベア3の駆動により,ベルト53の上面が所定の速度で搬送方向Dに移動させられると,ベルト53上の廃棄物が羽根55によって押されながら搬送方向Dに向かって搬送され,隙間26を通過して,前方へ連続的かつ定量的に(単位時間当たりに送出される重量が一定になるように)送り出される。こうしてベルト53上の廃棄物が隙間26に送出されることで,ホッパー2内部の廃棄物が送出口25側に下降し,ベルト53上に順次供給され,連続的に搬送されていく。特に縮小部23においては,邪魔板11によって廃棄物の流路が制限され,廃棄物が邪魔板11に沿って円滑に下降するようになっており,これにより,ホッパー2内で廃棄物が滞留したり棚吊り現象が生じたりすることを好適に防止できる。送出口25,隙間26を介してホッパー2から送出された廃棄物は,さらに搬送方向Dに向かって搬送され,ベルト53の上面前端部においてベルト53から落下し,筐体4の下方に設けられた図示しない排出口を介して,フィーダ等に定量的に供給され,フィーダ等を介して焼却炉に投入される。
このように廃棄物の搬送を行いながら,シリンダ31を適宜駆動させ,プッシャー30を進退移動させる。プッシャー30は,廃棄物を送り出す間,例えば後退位置P1と前進位置P2との間で,所定の時間間隔で周期的かつ連続的に往復移動させるようにしても良い。プッシャー30が後退位置P1から前進位置P2に向かって前進(即ち,平面視において搬送方向Dに対して逆方向に移動)すると,隙間26付近の廃棄物は,プッシャー30によって搬送方向Dに対して逆方向に押し戻され,あるいは,プッシャー30によって分断されたり,プッシャー30に伴って移動させられたりする。従って,廃棄物がベルト53の移動に伴い隙間26付近に密集しようとしても,プッシャー30によって押し戻され,あるいは,分断されたり攪拌されたりすることでほぐされるので,廃棄物が流動しやすい状態に改善される。これにより,送出口25や隙間26付近において廃棄物が引っ掛かったり詰まったりすることを防止でき,連続的な送り出しが可能になる。また,ベルト53の上面では廃棄物がプッシャー30の先端部によって押されることで好適に均され,廃棄物を隙間26から定量的に送り出すことができる。プッシャー30が前進位置P2から後退位置P1に向かって後退(即ち,平面視において搬送方向Dに移動)すると,プッシャー30の先端部が隙間26から離隔し,廃棄物が隙間26から送出されやすくなる。このようなプッシャー30の進退移動を繰り返すことで,廃棄物を隙間26から円滑に送出させることができる。
かかる定量供給装置1によれば,邪魔板11を設けることによってホッパー2に縮小部23を形成したことにより,ホッパー2内の廃棄物を円滑に流動させ,送出口25に向かって円滑に下降させて送出させることができ,さらに,隙間26付近に密集しやすい廃棄物を,プッシャー30の進退移動によってほぐしたり適度に押し戻したりすることができる。これにより,廃棄物の滞留,棚吊り現象,詰まり等を防止でき,廃棄物をホッパー2内から送出口25,隙間26へと円滑に流動させることができる。従って,廃棄物の定量供給を好適に行うことができる。様々な性状の廃棄物の流動を好適に制御でき,例えば廃棄物の嵩密度が低い場合,流動性が高い場合などであっても,定量供給を好適に行うことができる。
以上,本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,以上の実施形態においては,焼却炉に廃棄物を定量供給するための定量供給装置として説明したが,本発明は,他の技術分野において様々な被供給物を定量的に供給する装置や方法に適用できる。例えば土砂,汚泥,その他各種の粒子状や粉体状のものを被供給物として搬送する各種の定量供給装置及び方法に適用できる。
また,ホッパー2の構造も以上の実施形態に示したものには限定されない。縮小部23は邪魔板11によってホッパー本体10内を仕切ることで構成されているとしたが,例えばホッパー本体10の前方の側壁10a下部を傾斜した壁面とすることで,縮小部を形成しても良い。
プッシャー30は略直棒状の部材としたが,他の様々な形状であっても良い。例えば左右方向の幅を有する板状にしても良いし,あるいは櫛状にしても良い。また,押し出し機13やプッシャー30は,複数個設けても良い。例えば邪魔板11の下方において,押し出し機13を左右方向において複数個並べて設けたり,上下方向に並べて設けたりしても良い。そうすれば,複数のプッシャーの進退移動により,被供給物のほぐしや押し戻しをさらに効果的に行うことができる。
また,プッシャー30の進退移動の方向や,後退位置P1,前進位置P2の位置も,実施の形態に示したものには限定されない。例えばプッシャー30の先端部は,平面視において邪魔板11の下辺部11aから突出させなくても良く,隙間26に進入させる,あるいは,隙間26の前方に近接させるだけでも良い。この場合も,廃棄物を好適にほぐしたり押し戻したりすることができる。また,廃棄物の嵩密度等の性状や,ベルトコンベア3の搬送速度等に応じて,後退位置P1,前進位置P2を調節しても良い。
また,以上の実施形態では,廃棄物の搬送を行いながら,プッシャー30を周期的に進退移動させる方法を例示したが,プッシャー30の操作方法はかかるものに限定されない。例えば,廃棄物の流動状態を監視し,滞留のおそれがあるときや,隙間26に比較的大きな廃棄物が挟まれたときなどに,適宜プッシャー30によって廃棄物をほぐしたり押し戻したりするようにしても良い。これにより,廃棄物の詰まりを簡単に解消できる。
搬送機構としてはベルトコンベア3の他,例えばスクリューコンベア,2軸スクリューコンベア,エプロンコンベア,スラットコンベア等,各種の搬送機構を適用できる。図3は,搬送機構としてスクリューコンベア60を設けた,第二の実施形態にかかる定量供給装置61を示している。図3において,定量供給装置61のホッパー2,押し出し機13は,実施の形態で説明した定量供給装置1に備えられたものとほぼ同じ構造を有しているので,詳細な説明は省略する。スクリューコンベア60は,筐体4に代えて設けられたケーシング62の内部に,略丸棒状のスクリューシャフト63と,スクリューシャフト63に沿って螺旋状に取り付けられたスクリュー羽根65とが収容された構成となっている。スクリューシャフト63は,搬送方向Dに向けられている。スクリュー羽根65は,薄い帯板が複数回螺旋形に巻回された形状をなし,その外周縁は筒状のケーシング62によって囲まれている。スクリュー羽根65の外周縁と邪魔板11の下辺部11aとの間には,隙間66が形成されている。プッシャー30は,隙間66に対して進退可能になっている。かかる構成において,ホッパー2に廃棄物を貯留し,スクリューシャフト63を回転中心としてスクリュー羽根65を所定の回転数で回転させると,送出口25からケーシング62内に落下した廃棄物は,回転するスクリュー羽根65によって押されながら,各スクリュー羽根65同士の間に順次移動することにより,搬送方向Dに沿って搬送されていく。そして,スクリュー羽根65の前端部において,ケーシング62に設けられた排出口67から落下し,図示しないフィーダ等に定量的に供給される。このような構成においても,プッシャー30を隙間66に向かって前進及び隙間66から後退させることにより,隙間66付近に密集しやすい廃棄物をほぐしたり押し戻したりすることができる。かかる定量供給装置61においても,廃棄物の滞留,棚吊り現象,詰まり等を防止でき,定量供給を好適に行うことができる。
本発明は,破砕された廃棄物,その他各種の被供給物を定量的に供給する装置及び定量供給方法に適用できる。
本実施の形態にかかる定量供給装置の概略縦断面図である。 定量供給装置の概略横断面図である。 別の実施形態にかかる定量供給装置の概略縦断面図である。
符号の説明
A 移動方向
D 搬送方向
1 定量供給装置
2 ホッパー
3 ベルトコンベア
10 ホッパー本体
11 邪魔板
13 押し出し機
23 縮小部
25 送出口
26 隙間
30 プッシャー
31 シリンダ
53 ベルト

Claims (6)

  1. 被供給物を貯留するホッパーと,前記ホッパーの下部から送出された被供給物を横向きの搬送方向に向かって搬送する搬送機構とを備える定量供給装置であって,
    前記ホッパーに,下方に向かうほど開口断面積が小さくなる縮小部が設けられ,
    前記縮小部の下端部に,前記ホッパーから被供給物を送出させる送出口が設けられ,
    前記搬送方向に対して前記縮小部の下端部の前側には,前記縮小部の下端部と前記搬送機構との間に隙間が設けられ,
    前記隙間に向かって前進及び前記隙間から後退するプッシャーが備えられ,
    前記プッシャーを進退移動させる駆動機構が備えられていることを特徴とする,定量供給装置。
  2. 前記プッシャーは略直棒状をなし,前記プッシャーの長さ方向に沿って進退移動することを特徴とする,請求項1に記載の定量供給装置。
  3. 前記プッシャーは,前記送出口側に向かうに従い下方に向かう傾斜した方向に沿って進退移動することを特徴とする,請求項1又は2に記載の定量供給装置。
  4. 前記ホッパーは,ホッパー本体と,前記ホッパー本体の内部に設けられた邪魔板とを備え,
    前記邪魔板は,前記搬送方向において前記ホッパー本体の前側から前記ホッパーの内側に向かうに従い下方に向かう方向に傾斜させられ,
    前記縮小部は,前記ホッパー本体と前記邪魔板とによって形成されていることを特徴とする,請求項1〜4のいずれかに記載の定量供給装置。
  5. 前記搬送機構はベルトコンベアであることを特徴とする,請求項1〜4のいずれかに記載の定量供給装置。
  6. 被供給物をホッパーに貯留し,前記ホッパーの下部から送出される被供給物を,前記ホッパーの下方に設けられた搬送機構によって,横向きの搬送方向に向かって搬送して供給する方法であって,
    前記ホッパーの内部に設けられた,下方に向かうに従い開口断面積が小さくなる縮小部によって,前記被供給物の流路を制限し,
    前記縮小部の下端部に設けられた送出口から送出される被供給物を,前記縮小部の下端部と前記搬送機構との間に設けられた隙間を介して送出させ,
    前記被供給物の搬送を行いながら,プッシャーを前記隙間に向かって前進及び前記隙間から後退させることを特徴とする,定量供給方法。
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