JP2007069705A - 車両用開閉ルーフのロックシステム - Google Patents
車両用開閉ルーフのロックシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007069705A JP2007069705A JP2005258247A JP2005258247A JP2007069705A JP 2007069705 A JP2007069705 A JP 2007069705A JP 2005258247 A JP2005258247 A JP 2005258247A JP 2005258247 A JP2005258247 A JP 2005258247A JP 2007069705 A JP2007069705 A JP 2007069705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- open
- state
- fully closed
- closed state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【解決手段】 駆動装置4は、正逆回転可能なモータ42と、モータ42の動力に基いて、ロック装置2の係合手段25をロック位置に変位させ得るロック方向及びオープン位置に変位させ得るオープン方向へ移動可能な入力部材43と、入力部材43に従動し、そのロック方向及びオープン方向への移動を係合手段25へ伝達可能な出力部材44とを含む動力伝達機構とを備える。
【選択図】 図2
Description
(1)車体に開閉可能に支持されたルーフパネルを全閉状態に拘束するロック装置と、該ロック装置を操作するための駆動装置とを備えた車両用開閉ルーフのロックシステムにおいて、前記ロック装置は、前記ルーフパネルの全閉直前状態において前記ロック装置に対向する箇所に設けられたキャッチャーに係合して、オープン位置からロック位置へ変位することにより、前記ルーフパネルを前記全閉直前状態から全閉状態に変位させるとともに全閉状態に拘束し、また、前記ルーフパネルの前記全閉状態において前記ロック位置から前記オープン位置へ変位することにより、前記全閉状態の拘束を解除するとともに前記ルーフパネルを前記全閉状態から前記全閉直前状態に変位させる係合手段を備え、前記駆動装置は、正逆回転可能なモータと、該モータの動力に基いて、前記係合手段を前記ロック位置に変位させ得るロック方向及び前記オープン位置に変位させ得るオープン方向へ移動可能な入力部材と、該入力部材に従動し、そのロック方向及びオープン方向への移動を前記係合手段へ伝達可能な出力部材とを含む動力伝達機構とを備える。
(a)請求項1記載の発明によると、駆動装置のモータの動力に基いて、ロック装置の係合手段をオープン位置からロック位置へ変位させることにより、ルーフパネルを全閉直前状態から全閉状態へ変位させるとともに全閉状態に拘束するため、ルーフパネルにおける全閉状態の気密性の向上を図ることができる。また、駆動装置のモータの動力に基いて、係合手段をロック位置からオープン位置へ変位させることにより、全閉状態の拘束を解除するとともにルーフパネルを全閉状態から全閉直前状態に変位させるため、ルーフパネルを円滑に開き動作させることができる。さらには、係合手段は、ルーフパネルを全閉直前状態と全閉状態との間を変位させ得る引き込み・押出機能と全閉状態に拘束するロック機能とを兼ね備えているため、従来に比して、格段に部品点数の削減を図ることができる。
(開動作)
ルーフパネル(11)及びバックウインドウパネル(12)が全閉状態(D)にある場合には、図8に実線で示すように、ロック装置(2)の回動係合軸(25)は、キャッチャー(3)の嵌合孔(32)に嵌合し、また、回動係合軸(25)の係合部(25a)は、カム溝(33)の横溝部(33c)に係合して、ルーフパネル(11)は、閉塞状態(D)に拘束されている。また、駆動装置(4)は、図9、12に示すロック状態にある。
4節リンク機構(13)の動作に基いて、ルーフパネル(11)及びバックウインドウパネル(12)が全開状態(A)から半開状態(B)(C)を経て全閉直前状態に移行すると、図8に想像線で示すように、各ロック機構(2)の回動係合軸(25)は、キャッチャー(3)の嵌合孔(32)に嵌合するとともに、回動係合軸(25)の係合部(25a)は、カム溝(33)の縦溝部(33a)に係合し、全閉直前検出センサ(35)により全閉直前状態が検出される。
例えば、電装系の故障等により、モータ(42)の駆動が不能になり、ルーフパネル(11)を全閉状態(D)にすることができなくなったり、または、ルーフパネル(11)を開けることができなくなった場合には、手動操作部材(46)の手動操作をもって、ロック装置(2)の回動係合軸(25)をロック位置に移動させたり、オープン位置に移動させたりして、ルーフパネル(11)を全閉状態(D)に拘束したり、その拘束を解除したりすることができる。
(2)ロック装置
(3)キャッチャー
(4)駆動装置
(11)ルーフパネル
(12)バックウインドウパネル
(13)4節リンク機構
(14)後部収容室
(15)ラゲージドア
(16)フロントウインドウフレーム
(17)ロッド
(21)ベース部材
(21a)検知部
(21b)長孔
(22)枢軸
(23)アーム部材
(23a)長孔
(24)回動レバー
(24a)連結部
(24b)端部
(25)回動係合軸(係合手段)
(25a)係合部
(26)(27)位置検出センサ
(31)ベース部材
(32)嵌合孔
(33)カム溝
(33a)縦溝部
(33b)傾斜溝部
(33c)横溝部
(34)スライダ
(35)全閉直前検出センサ
(36)スプリング
(41)ベース部材
(42)モータ
(42a)ピニオン
(43)セクタギヤ(入力部材、動力伝達機構)
(43a)係合溝
(43b)歯部
(44)出力レバー(出力部材、動力伝達機構)
(44a)突軸
(44b)連結孔
(45)断続部材(断続手段、動力伝達機構)
(45a)突軸
(46)手動操作部材(断続手段、動力伝達機構)
(47)スプリング(負荷吸収手段、動力伝達機構)
(47a)(47b)脚部
(48)枢軸
(49)引っ張りスプリング
(461)(462)アーム部
(461a)(462a)押出部
(461b)(462b)係合部
Claims (6)
- 車体に開閉可能に支持されたルーフパネルを全閉状態に拘束するロック装置と、該ロック装置を操作するための駆動装置とを備えた車両用開閉ルーフのロックシステムにおいて、
前記ロック装置は、前記ルーフパネルの全閉直前状態において前記ロック装置に対向する箇所に設けられたキャッチャーに係合して、オープン位置からロック位置へ変位することにより、前記ルーフパネルを前記全閉直前状態から全閉状態に変位させるとともに全閉状態に拘束し、また、前記ルーフパネルの前記全閉状態において前記ロック位置から前記オープン位置へ変位することにより、前記全閉状態の拘束を解除するとともに前記ルーフパネルを前記全閉状態から前記全閉直前状態に変位させる係合手段を備え、
前記駆動装置は、正逆回転可能なモータと、該モータの動力に基いて、前記係合手段を前記ロック位置に変位させ得るロック方向及び前記オープン位置に変位させ得るオープン方向へ移動可能な入力部材と、該入力部材に従動し、そのロック方向及びオープン方向への移動を前記係合手段へ伝達可能な出力部材とを含む動力伝達機構とを備えることを特徴とする車両用開閉ルーフのロックシステム。 - 動力伝達機構は、少なくともモータの動力に基づく入力部材のオープン方向への移動を出力部材が該ロック装置の係合手段へ伝達する際、前記出力部材のオープン方向への移動が規制されたとき、前記入力部材をオープン方向へ所定量変位可能にする負荷吸収手段を含むことを特徴とする請求項1記載の車両用開閉ルーフのロックシステム。
- 動力伝達機構は、入力部材と出力部材との間を繋ぐ動力伝達経路を接続する接続状態と同じく切断する切断状態に変位可能な断続部材を有する断続手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の車両用開閉ルーフのロックシステム。
- 負荷吸収手段を、入力部材と出力部材との間を繋ぐ動力伝達経路に設けたスプリングとすることを特徴とする請求項2または請求項2に従属する請求項3記載の車両用開閉ルーフのロックシステム。
- 断続手段は、さらに手動操作が可能で、かつ一方向へ移動することにより、断続部材を切断状態に変位させるとともに出力レバーをロック方向へ移動させ、また他方向へ移動することにより、断続部材を切断状態に変位させるとともに前記出力レバーをオープン方向へ移動させ得る手動操作部材を含むことを特徴とする請求項3または請求項3に従属する請求項4記載の車両用開閉ルーフのロックシステム。
- 入力部材と出力部材と断続部材と手動操作部材とを、同軸によりそれぞれ回動可能に枢支したことを特徴とする請求項5記載の車両用開閉ルーフのロックシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005258247A JP4630773B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 車両用開閉ルーフのロックシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005258247A JP4630773B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 車両用開閉ルーフのロックシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007069705A true JP2007069705A (ja) | 2007-03-22 |
JP4630773B2 JP4630773B2 (ja) | 2011-02-09 |
Family
ID=37931552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005258247A Expired - Fee Related JP4630773B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 車両用開閉ルーフのロックシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4630773B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017159316A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | ベバスト ジャパン株式会社 | ルーフロック装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264658A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-18 | Aisin Seiki Co Ltd | リトラクタブルルーフの保持機構 |
JP2002339622A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Oi Seisakusho Co Ltd | 車両用ロックのオープン及びクローズ装置 |
-
2005
- 2005-09-06 JP JP2005258247A patent/JP4630773B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264658A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-18 | Aisin Seiki Co Ltd | リトラクタブルルーフの保持機構 |
JP2002339622A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Oi Seisakusho Co Ltd | 車両用ロックのオープン及びクローズ装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017159316A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | ベバスト ジャパン株式会社 | ルーフロック装置 |
US10773580B2 (en) | 2016-03-18 | 2020-09-15 | Webasto Japan Co., Ltd. | Roof lock device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4630773B2 (ja) | 2011-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11162284B2 (en) | One motor latch assembly with power cinch and power release having soft opening function | |
US11525289B2 (en) | Vehicular closure latch assembly with roller-type latch mechanism and cinch mechanism | |
EP2940234B1 (en) | A motor vehicle having a double latch assembly | |
JP5724109B2 (ja) | 車両用ドアの開放規制装置 | |
US7581767B2 (en) | Door closing device | |
JP4755528B2 (ja) | 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置 | |
US10214944B2 (en) | Opening-and-closing device for vehicle door | |
US9637954B2 (en) | Vehicle door outer handle structure | |
EP2940235B1 (en) | Vehicle door latch device | |
JP4630773B2 (ja) | 車両用開閉ルーフのロックシステム | |
JP4502824B2 (ja) | 車両用ドアクローザ装置 | |
JP5103337B2 (ja) | 回動体のロック構造、および収納装置 | |
JP4742065B2 (ja) | 車両用開閉体のクロージャ装置 | |
JP4399214B2 (ja) | 開閉体のクロージャ装置 | |
JP4576310B2 (ja) | 温室用駆動装置 | |
JP2002339624A (ja) | 車両用ロックにおける回動部材の位置検出装置 | |
JP2789425B2 (ja) | 自動車の自動ドア開閉装置 | |
JP3926085B2 (ja) | 自動車用ドアロック装置 | |
JP3836864B2 (ja) | スライドドアの中間ストッパコントロール機構 | |
JP2004203251A (ja) | 車両用開閉体の開閉構造 | |
JP2009084869A (ja) | スライドドア装置 | |
JP4369798B2 (ja) | スライドドア | |
JP2008248665A (ja) | 車両における中間ストッパ機構 | |
JP2000027511A (ja) | ドアロック装置 | |
JP2003328621A (ja) | 車両用ドアクロージャ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100910 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101109 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |