JP2007069189A - 沈殿槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードウェルから流出する水の流れ方向を変更するための水平なプレート上から堆積物を落下させる手段を備えた沈殿槽を提供する。
【解決手段】原水はフィードウェル12内に供給され、その下端とプレート10との間から放射方向に流出する。原水は、その後槽体11の内周壁面11bに沿って流れ、溢流堰15を溢流し、清澄水排出管16より排出される。この槽体内周壁面11bに沿って流れる間に、傾斜板14同士を間を流れることにより、効率良く沈降分離処理がなされる。沈降物は、内周壁面11bから槽体底面11aに沿って流れ、ピット状の排出部13に流れ込み、ここから槽体11外へ排出される。プレート10はフィードウェル12に固定されている。プレート10の上面に沿って回転して堆積物を払い落とすレーキ9が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、原水を沈降分離処理するための沈殿槽(沈降分離装置)に係り、特に槽体の中央部に供給された原水の少なくとも一部が槽体の内周壁面に沿って上昇して清澄水となり、この清澄水が溢流部から流出するよう構成された沈殿槽に関する。
沈殿槽として、槽体の中央部のフィードウェルから該槽体内に供給された原水の少なくとも一部が、該槽体の内周壁面に沿って上昇し、該槽体上部の溢流部から清澄水となって流出するよう構成したものが周知である。また、このフィードウェルの下端に対峙して水平にプレートを設け、フィードウェルからの流出水の流れ方向を放射方向に変更するよう構成することが公知である(特開2005−66533号)。
特開平10−165714号には、このフィードウェルの下端に対峙して、原水流れを放射方向にするための円錐形のプレートを設けることが記載されている。
特開平10−165714号公報 特開2005−66533号公報
特開平10−165714号のようにプレートを円錐形とした場合には、プレート上に堆積物は溜りにくい。ところが、プレートを円錐形としたのでは、フィードウェルからの水の流れ方向を水平方向に変更する作用が弱い。
特開2005−66533号公報のように、プレートを水平とした場合には、フィードウェルからの水の流れ方向を水平方向に変更する作用に優れたものとなるが、プレート上に堆積物が溜り易くなる。
本発明は、フィードウェルから流出する水の流れ方向を変更するための水平なプレート上から堆積物を落下させる手段を備えた沈殿槽を提供することを目的とする。
請求項1の沈殿槽は、槽体の中央部のフィードウェルから該槽体内に供給された原水の少なくとも一部が、該槽体の内周壁面に沿って上昇し、該槽体上部の溢流部から清澄水となって流出する沈殿槽であって、該フィードウェルの下端に対峙して水の流れ方向を変更するためのプレートが水平に設けられている沈殿槽において、該プレート上の堆積物を落下させる堆積物落下手段として、該プレートの上面に沿ってプレートと相対的に回転するレーキを設けたことを特徴とするものである。
請求項2の沈殿槽は、請求項1において、前記レーキは、該プレートの上面に沿って回転する回転レーキであることを特徴とするものである。
請求項3の沈殿槽は、請求項1において、前記プレートを前記フィードウェルの軸心線回りに回動させる回動手段が設けられており、前記レーキは、該プレートの上面に沿って延設された固定レーキであることを特徴とするものである。
請求項4の沈殿槽は、請求項2において、前記槽体の底部に、槽体底面に沿って回転する集泥用レーキが設けられており、前記回転レーキは、該集泥用レーキと一体に回転するように設けられていることを特徴とするものである。
請求項5の沈殿槽は、請求項3において、前記槽体の底部に、槽体底面に沿って回転する集泥用レーキが設けられており、前記プレートは、該集泥用レーキと一体に回転するように設けられていることを特徴とするものである。
請求項6の沈殿槽は、請求項2又は4において、前記回転レーキの先端に、前記フィードウェルの下端に沿って回転する起立片を設けたことを特徴とするものである。
請求項7の沈殿槽は、請求項3又は5において、前記プレートの外周縁部に、前記フィードウェルの下端に沿って回転する起立片を設けたことを特徴とするものである。
なお、本発明では、該槽体の平均水深が100〜400cmであり、該プレート上面の槽体底面からの高さが20〜150cmであることが好ましい。
また、フィードウェルと前記プレートとの間から放射方向に流出する原水の水平方向の線速度が4〜10cm/secであることが好ましい。
本発明の沈殿槽は、槽体の内周壁面に沿って傾斜板を設けてもよい。槽体の底部に、槽体底面に沿って回転する集泥用レーキを設けた場合には、傾斜板は、上部が該集泥用レーキの回転方向の逆方向となるように傾斜していることが望ましい。
本発明では、槽体の底面が水平であることが望ましい。
本発明では、プレートと相対的に回転するレーキを設けており、このレーキによってプレート上の堆積物を落下させることができる。
本発明では、レーキを回転させてもよく、レーキは固定式としておきプレートを回転させるようにしてもよい。いずれの場合でも、プレート上の堆積物はレーキによってプレートの縁部に掻き寄せられてプレート上から落下する。
槽体底面に集泥用レーキを設けた場合には、この集泥用レーキと回転レーキ又はプレートとを一体に回転させるように構成してもよい。このようにすれば、駆動系統をまとめ、構成の簡素化を図ることができる。
回転レーキの先端又はプレートの外周縁部にフィードウェルの下端に沿って回転する起立片を設けることにより、フィードウェルからの水の流出口に付着する汚泥を除去することができる。
なお、フィードウェルの下端とプレートとの間の原水出口から排出された原水は、SSを含むために原水出口周囲の処理水よりも重く、密度流が下向きに生じる。このため、フィードウェル出口の高さが150cmよりも高いと、槽体内の底部の汚泥部に乱流を起こしてしまい、汚泥界面が高くなり、処理水質が悪くなるおそれがある。また、原水出口の高さが20cmよりも低いと、濃縮汚泥中に直接水平方向の水流が流れ込むため、汚泥を巻き上げてしまうため、やはり処理水質が悪くなるおそれがある。
原水出口の高さを20〜150cmにすると、スラッジブランケット表面上に略水平方向に被処理水を供給できるため、効率的な沈降分離を行うことができる。
フィードウェルの下端とプレートとの間の原水出口から放射方向に流出する原水の水平方向の線速度を4〜10cm/secにすると、乱流が生じることなく効率的に固形分を沈降させることができる。
本発明の沈殿槽にあっては、槽体中央部に供給された原水の多くは、槽体底部に沿って槽体内周壁面に向って流れ、次いで該内周壁面に沿って上昇し、この間に固形分の沈降分離処理がなされ、清澄水が槽体上部の溢流部を溢流する。この槽体内周壁面に傾斜板を設けた場合には、この槽体内周壁面に沿って水が上昇する間に効率よく沈降分離処理される。本発明では、傾斜板は槽体内周壁面に沿って設ければ足り、従来例に比べて傾斜板の設置枚数が少なくて済み、装置構成が簡易になると共に、装置構成コストも安価なものとしうる。
この傾斜板の傾斜方向を集泥用レーキの回転方向と逆方向とすることにより、固形分が傾斜板に当って沈降し易くなる。
本発明では、槽体の底面を水平とすることにより、槽体の外周側でも水深が大きくなり、該外周側でも沈降分離効率が高くなる。
以下、本発明の好ましい形態について説明する。第1図(a)は実施の形態に係る沈殿槽の縦断面図、第1図(b)は第1図(a)のB−B線断面図、第2図(a)は第1図のII−II線矢視図、第2図(b)は同(a)のB−B線断面図である。第3図はフィードウェルの下部の斜視図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図はシャフト及び回転レーキの斜視図である。
この実施の形態に係る沈殿槽にあっては、槽体11は円形であり、その槽体11の中央部にフィードウェル12が設置されている。このフィードウェル12は上下両端が開放した円筒状であり、その上端部は槽体11内の水面位よりも上方に突出している。
このフィードウェル12の下端に対峙して、フィードウェル12からの原水の流れ方向を放射方向とするためのプレート10が設けられている。この実施の形態では、プレート10は水平円板状であり、フィードウェル12の下部に対し連結板12aを介して連結されている。
このプレート10の中央部には、後述のレーキシャフト20が貫通した開口10aが設けられている。この開口10aとレーキシャフト20との間は、ラバーシール8(第4図)によって封じられている。
このプレート10の上面に沿って回転し、プレート10上の堆積物を落下させるためのレーキ9が該レーキシャフト20に取り付けられている。この実施の形態では、レーキ9は該レーキシャフト20から放射方向に2本延設されているが、1本又は3本以上であってもよい。レーキ9の先端は、プレート10の外周縁の直近にまで延在している。
レーキ9とプレート10との間には若干の隙間があいている。
前記連結板12aはプレート10の外周端面に溶接等により固着されており、回転するレーキ9が当らないよう構成されている。
槽体11の底面は水平であり、その中央部には、沈降した固形分を集めて排出するためのピット状の排出部13が設けられている。
この槽体11の内周壁面11bに多数の傾斜板14が設置されている。各傾斜板14は、略長方形の平板状であり、その一長側辺が内周壁面11bに接している。各傾斜板14同士の間隔は一定であり、各傾斜板14の傾斜角度θ(水平面に対する仰角)も同一である。この各傾斜板14の傾斜角度θは45゜〜80゜特に約55〜70゜程度が好適である。傾斜板14は、内周壁面11bの全周にわたって設けられている。この実施の形態では、傾斜板14の下端は槽体底面11aから所定距離上方に位置している。また、傾斜板14の上端は、槽体11の水面位よりも下方に位置している。傾斜板14の横幅Lは槽体11の半径の5〜30%程度が好適であって、5〜20%程度が特に好適である。
この傾斜板14は、上部ほど後述の集泥用レーキ板23の回転方向Rと反対方向となるように傾斜している。傾斜板14の下端と上端とのレベル差は液深Hの20〜80%が好適であって、30〜60%が特に好適である。傾斜板14の下端は、フィードウェル12の下端と同レベル程度か好ましい。傾斜板14同士の槽体内周壁面に沿う周方向の間隔は固体粒子の堆積や付着による閉塞を防ぐために5cm以上であることが好ましく、5〜100cm特に10〜50cm程度が好ましい。
内周壁面11bの上部に沿って溢流部としての溢流堰15が設けられている。
槽体底面11aに沿ってレーキ板23を回転させるようにレーキ装置が設けられている。このレーキ装置は、前記フィードウェル12の軸心部分を通って上下方向に延設されたレーキシャフト20と、該レーキシャフト20の下部から放射方向に延設された支持アーム21,22と、該アーム21,22に取り付けられたレーキ板23と、レーキシャフト20の上端が連なった駆動装置(図示略)とを有する。
アーム21,21は槽体11の直径方向に延在し、アーム22,22はこれと直交方向に延在している。レーキ板23は、レーキが矢印R方向に回転したときに、槽体底面11a上の堆積物を槽体底面11aの中央側へ移動させるように各アーム21,22の長手方向と斜交方向に配設されている。
この槽体11の水深即ち槽体底面11aに対する溢流堰15の上端の高さHは100〜400cmであり、好ましくは100〜250cmである。
プレート10の上面の槽体底面11aからの高さHは20〜80cmであり、好ましくは25〜60cm特に30〜50cmである。
フィードウェル12の下端(フランジ12f)とプレート10との間の原水出口の上下間隔Hは、この原水出口から流出する原水の水平方向の線速度Vが4〜10cm/sec特に5〜8cm/sec程度となるように設定するのが好適である。
原水がフィードウェル12内に供給されてからフィードウェル12の下端とプレート10との間の原水出口から放射方向に流出するまでのフィードウェル12内での原水の滞留時間は20〜60秒程度が好適であり、30〜45秒程度が特に好適である。
原水は、フィードウェル12内に対しその内周面の接線方向に60〜160cm/secの線速度で導入されるのが好ましい。これにより、原水がフィードウェル12を短絡的に下方へ直進することがなく、フィードウェル12の下端とプレート10との間から全方向へ均等に流出するようになる。
このように構成された沈殿槽10において、原水はフィードウェル12内に供給され、フィードウェル12の下端とプレート10との間の原水出口から放射方向に流出する。その後、原水は槽体内周壁面11bに沿って流れ、溢流堰15を溢流し、清澄水排出管より排出される。
このプレート10の上面に堆積した汚泥等の堆積物は、レーキシャフト20と一体的に回転するレーキ9によってプレート10の外周縁から払い落される。
フィードウェル12下の原水出口から流出した原水が放射方向に流れる間に原水中から槽体底面11a上に沈降した沈降物は、レーキがR方向に回転することにより、槽体底面11a上を中心方向に沿って移動し、ピット状の排出部13に落ち込み、排出される。
この実施の形態では、フィードウェル12の下の原水出口高さを20〜80cmとしているため、フィードウェル12の下端とプレート10との間の原水出口から放射方向に流出した原水は、スラッジブランケット表面上部に流入するようになり、効率的に固形分が沈降分離されるようになる。
フィードウェル12下の原水出口から放射方向に流れ、その後槽体内周壁面に達した原水がこの槽体内周壁面11bに沿って流れる間に、傾斜板14同士の間を流れることにより、効率良く沈降分離処理がなされる。この実施の形態では、傾斜板14の傾斜方向が、レーキ回転方向Rと反対であるため、槽体11内でレーキ回転方向に周回しながら傾斜板14,14間に入り込んだ固形物は、傾斜板14の下向き面に当り、きわめて効率よく沈降分離されるようになる。沈降物は、内周壁面11bから槽体底面11aに沿って流れ、ピット状の排出部13に流れ込み、ここから槽体11外へ排出される。
この実施の形態では、槽体底面11aを水平としており、槽体11の外周側でも水深が深い。そのため、槽体11の外周側での沈降分離効率が高いものとなる。
槽体底面11aが水平であるため、レーキ板23によって沈降物が容易に中心側へ掻き寄せられ、排出部13内へスムーズに集められる。
この実施の形態では、長いアーム21に加え、短いアーム22を設けているので、中心側に沈降物が多量に掻き寄せられてきても、スムーズに排出部13へ落し込むことができる。
上記実施の形態では、槽体底面11aは水平であるが、中央に向って下り勾配となっていてもよい。この場合、水深やフィードウェル下端高さの基準となる槽体底面レベルは、該槽体底面の平均レベルであるとして扱えばよい。本明細書における底面とは、槽体底面が水平であるときには該槽体底面を示し、槽体底面が傾斜しているときには底面の中間高さ部分を示す。
本発明では、第6,7図に示すように、レーキ9の先端に起立板9aを設けてもよい。この起立板9を設けることにより、プレート10の周縁部に集まる汚泥を掻き落すことができる。
第8図は別の実施の形態に係る沈殿槽のフィードウェル下部付近を示す斜視図、第9図は第8図のIX−IX線断面図である。
この実施の形態では、レーキシャフト20にプレート10が固着され、プレート10がレーキシャフト20と一体に回転するようになっている。レーキ9Aは、プレート10の上面に沿って該プレート10の直径方向に延在している。レーキ9Aの先端側の突片9bがフィードウェル12の下部に固着されている。レーキ9Aとプレート10との間には若干の間隙があいている。レーキ9Aの求心方向の端部は、レーキシャフト20の外周面の直近に位置している。レーキ9Aの放射方向の先端はプレート10の外周縁部に達している。
この実施の形態でも、レーキシャフト20の回転に伴ってプレート10に対しレーキ9Aが相対的に回転することにより、プレート10上の堆積物がレーキ9Aによって払い落される。
上記実施の形態では、傾斜板14は一方向にのみ傾斜した単板状であるが、第10図のように、波形に屈曲した傾斜板14Aであってもよい。
本発明では、傾斜板14同士(又は14A同士)の間にラシヒリング形状の多孔質充填体を充填し、傾斜板同士の間の流路を細かく分割してもよい。
本発明では、第11図の通り、アーム21をレーキシャフト側が高位となるように傾斜させ、槽体中央側ほどレーキ板23Aの高さが大きくなるようにしてもよい。このようにすれば、掻き寄せられる沈降物がレーキ板23Aを乗り越えることが確実に防止される。
上記実施の形態では槽体11は平面視形状が円形であるが、方形や五角形以上の多角形
、楕円形等であってもよい。
本発明は、排水処理のほか、各種プロセスでの沈殿槽にも用いることができる。
実施の形態に係る沈殿槽の縦断図である。 図2(a)は図1のII−II線矢視図、図2(b)は同(a)のB−B線断面図である。 フィードウェル下部の斜視図である。 図3のIV−IV線断面図である。 レーキ及びレーキシャフトの斜視図である。 さらに別の実施の形態におけるフィードウェル下部の縦断面図である。 図6の実施の形態におけるレーキ及びレーキシャフトの斜視図である。 さらに異なる実施の形態におけるフィードウェル下部の斜視図である。 図8のIX−IX線断面図である。 別の実施の形態に設けられる傾斜板の側面図である。 異なる実施の形態に係る槽体底部の縦断図である。
符号の説明
8 ラバーシール
9,9A レーキ
9a 起立片
10 プレート
11 槽体
11b 槽体内周壁面
12 フィードウェル
14,14A 傾斜板
20 レーキシャフト
21,22 支持アーム
23,23A レーキ板

Claims (7)

  1. 槽体の中央部のフィードウェルから該槽体内に供給された原水の少なくとも一部が、該槽体の内周壁面に沿って上昇し、該槽体上部の溢流部から清澄水となって流出する沈殿槽であって、
    該フィードウェルの下端に対峙して水の流れ方向を変更するためのプレートが水平に設けられている沈殿槽において、
    該プレート上の堆積物を落下させる堆積物落下手段として、該プレートの上面に沿ってプレートと相対的に回転するレーキを設けたことを特徴とする沈殿槽。
  2. 請求項1において、前記レーキは、該プレートの上面に沿って回転する回転レーキであることを特徴とする沈殿槽。
  3. 請求項1において、前記プレートを前記フィードウェルの軸心線回りに回動させる回動手段が設けられており、
    前記レーキは、該プレートの上面に沿って延設された固定レーキであることを特徴とする沈殿槽。
  4. 請求項2において、前記槽体の底部に、槽体底面に沿って回転する集泥用レーキが設けられており、
    前記回転レーキは、該集泥用レーキと一体に回転するように設けられていることを特徴とする沈殿槽。
  5. 請求項3において、前記槽体の底部に、槽体底面に沿って回転する集泥用レーキが設けられており、
    前記プレートは、該集泥用レーキと一体に回転するように設けられていることを特徴とする沈殿槽。
  6. 請求項2又は4において、前記回転レーキの先端に、前記フィードウェルの下端に沿って回転する起立片を設けたことを特徴とする沈殿槽。
  7. 請求項3又は5において、前記プレートの外周縁部に、前記フィードウェルの下端に沿って回転する起立片を設けたことを特徴とする沈殿槽。
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