JP2007068909A - 異径の円板状体混合物の選別装置 - Google Patents
異径の円板状体混合物の選別装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 異径の円板状体が混合された円板状体混合物を、高速で選別することができる円板状体混合物の選別装置を提供する。
【解決手段】 選別装置は、円板状体を一段の列の状態で搬送する搬送ベルトと、該搬送ベルトの送出側端部に配置された弾発機構とを備える。弾発機構は、円板状体の径より狭い間隔で配置されコイルバネ24により相互に接近する方向に付勢された一対の可動体25を有する。可動体25は、円板状体の通過時に付勢に抗して拡開され、円板状体の最大横幅部位が通過して元の状態に瞬時に戻る時に、円板状体に拡開幅に対応する弾発力を付与するので、これによって、大径の円板状体は遠くに、小径の円板状体は近くに弾き出すことができる。
【選択図】 図5
Description
異径の円板状体混合物を、搬送面に所要間隔で設けた隆起部間に受け入れて、一段一列もしくは一段複数列の状態で搬送する搬送ベルトと、
該搬送ベルトの送出側端部に配置されて、円板状体にその径に対応する大きさの弾発力を付与して弾き出す弾発機構とを備えていて、
異径の円板状体混合物を、弾き出された飛距離の差によって選別するようにしたことを特徴とするものである。
該可動体は、円板状体がその間に一枚ずつ隆起部で押し込まれながら通過する時に付勢に抗して拡開され、該円板状体の最大横幅部位が通過して元の状態に復帰する時に、円板状体に拡開幅に対応する弾発力を付与することにより、
大径の円板状体は遠くに、小径の円板状体は近くに弾き出すようにしたことを特徴とするものである。
また、弾発機構は、固定体と、該固定体から所要間隔をおいて配置されて固定体の方向に付勢された可動体とを有し、
該可動体は、円板状体が固定体と可動体との間に一枚ずつ隆起部で押し込まれながら通過する時に付勢に抗して固定体から拡開され、該円板状体の最大横幅部位が通過して元の状態に復帰する時に、円板状体に拡開幅に対応する弾発力を付与することにより、
大径の円板状体は遠くに、小径の円板状体は近くに弾き出すようにしたことを特徴とするものである。
なお、上記可動体を、可動軸にローラを備えたものとすることができるし、固定体を、固定軸とすることも、あるいは固定軸にローラを備えたものとすることもできる。
搬送ベルトの受入れ側端部に異径の円板状体混合物を搬送ベルトに送出するためのホッパーを配設し、該ホッパーの底面と搬送ベルトの搬送面との間に円板状体一枚分の厚み寸法より大きく二枚分の厚み寸法よりも小さい隙間を設けて、ホッパーの底面を均し手段とすることができ、
また、隆起部の高さを円板状体の厚み寸法と同等以下としたうえに、搬送ベルトの途中にフレームを配設し、このフレームと搬送ベルトの搬送面との間に円板状体一枚分の厚み寸法より大きく二枚分の厚み寸法よりも小さい隙間を設けて、フレームを均し手段とすることもできる。
また、円板状体を、遊技機に使用される遊技媒体とすることができ、
搬送ベルトを、遊技機設置島内に配設した遊技媒体回収装置に連結することもできる。
弾発機構を、相互に接近する方向に付勢された一対の可動体を有するものとすることによって、円板状体の通過時に付勢に抗して拡開された可動体が、円板状体の最大直径部位が通過して元の状態に瞬時に復帰する時に、円板状体に拡開幅に対応する弾発力を付与するので、大径の円板状体は遠くに、小径の円板状体は近くに弾き出すことができる。
弾発機構を、固定体と、この固定体の方向に付勢される可動体とを有するものとしても、可動体が復帰する時に円板状体に拡開幅に対応する弾発力を付与することができる。
図1〜4は、本発明の円板状体混合物の選別装置を示す図であって、1はホッパー、2はホッパー1から受け入れた円板状体混合物を搬送する搬送ベルトであって、この搬送ベルト2は30°程度の角度でもって斜め上方に傾斜している。搬送ベルト2は、ホッパー1の配設された低位側端部から他方の上位側端部に円板状体混合物を搬送する。円板状体混合物は少なくとも径の異なる2種の円板状体が混合されたものである。また、3は円板状体混合物を弾き出す選別機構、4は分別された大小の円板状体を回収するための分別貯留タンクである。なお、搬送ベルト2は水平方向に向けることができる。
11 傾斜底面、12 排出口、21 レーン、22 搬送面、23 隆起部、24 コイルバネ、25 可動体、26 ローラ、27 長孔、28 支持フレーム
Claims (11)
- 異径の円板状体混合物を、搬送面に所要間隔で設けた隆起部間に受け入れて、一段一列もしくは一段複数列の状態で搬送する搬送ベルトと、
該搬送ベルトの送出側端部に配置されて、円板状体にその径に対応する大きさの弾発力を付与して弾き出す弾発機構とを備えていて、
異径の円板状体混合物を、弾き出された飛距離の差によって選別するようにしたことを特徴とする異径の円板状体混合物の選別装置。 - 弾発機構は、所要間隔をおいて配置されて相互に接近する方向に付勢された一対の可動体を有し、
該可動体は、円板状体がその間に一枚ずつ隆起部で押し込まれながら通過する時に付勢に抗して拡開され、該円板状体の最大横幅部位が通過して元の状態に復帰する時に、円板状体に拡開幅に対応する弾発力を付与することにより、
大径の円板状体は遠くに、小径の円板状体は近くに弾き出すようにしたことを特徴とする請求項1に記載の異径の円板状体混合物の選別装置。 - 弾発機構は、固定体と、該固定体から所要間隔をおいて配置されて固定体の方向に付勢された可動体とを有し、
該可動体は、円板状体が固定体と可動体との間に一枚ずつ隆起部で押し込まれながら通過する時に付勢に抗して固定体から拡開され、該円板状体の最大横幅部位が通過して元の状態に復帰する時に、円板状体に拡開幅に対応する弾発力を付与することにより、
大径の円板状体は遠くに、小径の円板状体は近くに弾き出すようにしたことを特徴とする請求項1に記載の異径の円板状体混合物の選別装置。 - 可動体を、可動軸にローラを備えたものとしたことを特徴とする請求項2または3に記載の異径の円板状体混合物の選別装置。
- 固定体を、固定軸、または固定軸にローラを備えたものとしたことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の異径の円板状体混合物の選別装置。
- 搬送ベルトに、受け入れた円板状体を一段に均すための均し手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の異径の円板状体混合物の選別装置。
- 搬送ベルトの受入れ側端部に異径の円板状体混合物を搬送ベルトに送出するためのホッパーを配設し、該ホッパーの底面と搬送ベルトの搬送面との間に円板状体一枚分の厚み寸法より大きく二枚分の厚み寸法よりも小さい隙間を設けて、ホッパーの底面を均し手段としたことを特徴とする請求項6に記載の異径の円板状体混合物の搬送装置。
- 隆起部の高さを円板状体の厚み寸法と同等以下としたうえに、搬送ベルトの途中にフレームを配設し、このフレームと搬送ベルトの搬送面との間に円板状体一枚分の厚み寸法より大きく二枚分の厚み寸法よりも小さい隙間を設けて、フレームを均し手段としたことを特徴とする請求項6に記載の異径の円板状体混合物の選別装置。
- 搬送ベルトの前方に、選別された円板状体を収容するための分別貯留タンクを備えたことを特徴とする請求項1に記載の円板状体混合物の選別機構。
- 円板状体は、遊技機に使用される遊技媒体であることを特徴とする請求項1に記載の異径の円板状体の選別装置。
- 搬送ベルトが、遊技機設置島内に配設した遊技媒体回収装置に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の異径の円板状体混合物の選別装置。
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