JP2007068599A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】 後部座席における使用形態の多様化を簡単な構造で図り得るようにする。
【解決手段】 後部座席Xにおけるシートクッション1の一部を、取り外し可能な着脱部4とするとともに、該着脱部4を、他の着座部分に対して着脱自在に装着できるように構成して、後部座席Xにおけるシートクッション1の一部を取り外して得られた着脱部4を他の座席部分に装着することにより、当該座席部分を通常以外の使用形態として使用可能となるとともに、着脱部4を取り外さない場合には、通常の後部座席Xとしての使用が可能となるようにしている。
【選択図】 図2
【解決手段】 後部座席Xにおけるシートクッション1の一部を、取り外し可能な着脱部4とするとともに、該着脱部4を、他の着座部分に対して着脱自在に装着できるように構成して、後部座席Xにおけるシートクッション1の一部を取り外して得られた着脱部4を他の座席部分に装着することにより、当該座席部分を通常以外の使用形態として使用可能となるとともに、着脱部4を取り外さない場合には、通常の後部座席Xとしての使用が可能となるようにしている。
【選択図】 図2
Description
本願発明は、後部座席として用いられる車両用シートに関し、さらに詳しくは使用形態の多様化を図った車両用シートに関するものである。
一般的に、後部座席用の車両用シートは、二つの主着座部と該主着座部の間に位置する補助着座部とからなるベンチタイプのものが主流であり、着座部を前後に移動できない構造となっている。
上記構造の車両用シートの場合、乗員の身長(特に、脚の長さ)の違いによっては座り心地がよくないものとなるという不具合があった。
車両用シートにおいて、前部座席について乗員の身長に合わせられるように、着座部前縁に両側部を残して凹欠部を形成し、この凹欠部を埋めるクッション部材を前記凹欠部前端に着脱可能に装着する構造としたものが既に提案されている(特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されている前部座席の場合、着座部前縁に両側部を残して凹欠部を形成し、この凹欠部を埋めるクッション部材を前記凹欠部前端に着脱可能に装着する構造とすることができるが、後部座席について、使用形態の多様化を図る場合にはそのまま適用することが難しい。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、後部座席における使用形態の多様化を簡単な構造で図り得るようにすることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、後部座席Xのシートクッション1の一部を、取り外し可能な着脱部4とするとともに、該着脱部4を、他の着座部分に対して着脱自在に装着できるように構成している。
上記のように構成したことにより、後部座席Xのシートクッション1の一部を取り外して得られた着脱部4を他の座席部分に装着すれば、当該座席部分を通常以外の使用形態として使用可能となるし、着脱部4を取り外さない場合には、通常の後部座席Xとしての使用が可能となる。従って、着脱部4の取り外し・装着を行う場合と行わない場合とで異なる使用形態を選択することができることとなり、簡単な構造で後部座席Xにおける使用形態の多様化を図ることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた車両用シートにおいて、前記後部座席Xのシートクッション1を、二つの主着座部1a,1aと該主着座部1a,1aの間に位置する補助着座部1bとからなるベンチタイプとするとともに、前記着脱部4を、前記補助着座部1bにおける前端部分とし、該着脱部4が装着される着座部分を、前記主着座部1a,1aのいずれかの前端部とすることもでき、そのように構成した場合、ベンチタイプの後部座席Xにおける主着座部1aの形状を変えることなく、補助着座部1bにおける前端部分からなる着脱部4の装着により使用形態の多様化を図ることができるし、着脱部4を取り外した跡に形成される段部20を補助着座部1bに着座した子供の足置き台として利用することもできる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第1の手段を備えた車両用シートにおいて、前記後部座席Xのシートクッション1を、二つの主着座部1a,1aと該主着座部1a,1aの間に位置する補助着座部1bとからなるベンチタイプとするとともに、前記着脱部4が装着される着座部分を、前部座席Yにおけるシートクッション1の後端部とすることもでき、そのように構成した場合、前部座席Yにおけるシートクッション1の後端部に装着された着脱部1をベンチタイプの後部座席Xにおける主着座部1aに着座した乗員の足置き台として利用できることとなり、さらなる使用形態の多様化を図ることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を備えた車両用シートにおいて、前記着脱部4および該着脱部4が装着される着座部分に、該着脱部4の装着状態を保持する装着保持機構Aを設けることもでき、そのように構成した場合、着脱部4の装着状態を確実に保持できることとなり、安全性が向上する。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第4の手段を備えた車両用シートにおいて、前記装着保持機構Aを、前記着脱部4側に設けられたサポート部材5と、前記着脱部4が装着される着座部分に設けられ、前記サポート部材5が嵌挿保持されるガイド部材6とにより構成することもでき、そのように構成した場合、着脱部4側のサポート部材5を着座部分側のガイド部材6に対して嵌挿保持するだけで着脱部4を着座部分に確実に装着保持せしめることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第6の手段として、上記第5の手段を備えた車両用シートにおいて、前記装着保持機構Aには、前記サポート部材5の抜け止めを行うとともに手動操作により抜け止めを解除できる抜け止め手段15を付設することもでき、そのように構成した場合、抜け止め手段15によりサポート部材5の抜け止めを行うことができるとともに、手動操作により抜け止めを解除できることとなり、より一層安全性が向上する。
本願発明の第1の手段によれば、後部座席Xにおけるシートクッション1の一部を、取り外し可能な着脱部4とするとともに、該着脱部4を、他の着座部分に対して着脱自在に装着できるように構成して、後部座席Xにおけるシートクッション1の一部を取り外して得られた着脱部4を他の座席部分に装着することにより、当該座席部分を通常以外の使用形態として使用可能となるとともに、着脱部4を取り外さない場合には、通常の後部座席Xとしての使用が可能となるようにしたので、着脱部4の取り外し・装着を行う場合と行わない場合とで異なる使用形態を選択することができることとなり、簡単な構造で後部座席Xにおける使用形態の多様化を図ることができるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた車両用シートにおいて、前記後部座席Xのシートクッション1を、二つの主着座部1a,1aと該主着座部1a,1aの間に位置する補助着座部1bとからなるベンチタイプとするとともに、前記着脱部4を、前記補助着座部1bにおける前端部分とし、該着脱部4が装着される着座部分を、前記主着座部1a,1aのいずれかの前端部とすることもでき、そのように構成した場合、ベンチタイプの後部座席Xにおける主着座部1aの形状を変えることなく、着脱部4の装着により使用形態の多様化を図ることができるし、着脱部4を取り外した跡に形成される段部20を補助着座部1bに着座した子供の足置き台として利用することもできる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第1の手段を備えた車両用シートにおいて、前記後部座席Xのシートクッション1を、二つの主着座部1a,1aと該主着座部1a,1aの間に位置する補助着座部1bとからなるベンチタイプとするとともに、前記着脱部4が装着される着座部分を、前部座席Yにおけるシートクッション1の後端部とすることもでき、そのように構成した場合、前部座席Yの後端部に装着された着脱部4をベンチタイプの後部座席Xにおける主着座部1aに着座した乗員の足置き台として利用できることとなり、さらなる使用形態の多様化を図ることができる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第1、第2又は第3の手段を備えた車両用シートにおいて、前記着脱部4および該着脱部4が装着される着座部分に、該着脱部4の装着状態を保持する装着保持機構Aを設けることもでき、そのように構成した場合、着脱部4の装着状態を確実に保持できることとなり、安全性が向上する。
本願発明の第5の手段におけるように、上記第4の手段を備えた車両用シートにおいて、前記装着保持機構Aを、前記着脱部4側に設けられたサポート部材5と、前記着脱部4が装着される着座部分に設けられ、前記サポート部材5が嵌挿保持されるガイド部材6とにより構成することもでき、そのように構成した場合、着脱部4側のサポート部材5を着座部分側のガイド部材6に対して嵌挿保持するだけで着脱部4を着座部分に確実に装着保持せしめることができる。
本願発明の第6の手段におけるように、上記第5の手段を備えた車両用シートにおいて、前記装着保持機構には、前記サポート部材5の抜け止めを行うとともに手動操作により抜け止めを解除できる抜け止め手段15を付設することもでき、そのように構成した場合、抜け止め手段15によりサポート部材5の抜け止めを行うことができるとともに、手動操作により抜け止めを解除できることとなり、より一層安全性が向上する。
以下、添付の図面を参照して、本願発明を幾つかの好適な実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
図1ないし図6には、本願発明の第1の実施の形態にかかる車両用シートが示されている。
図1ないし図6には、本願発明の第1の実施の形態にかかる車両用シートが示されている。
この車両用シートは、後部座席Xとして用いられるものであり、図1に示すように、乗員が着座するシートクッション1と乗員の背もたれとなるシートバック2とからなっている。前記シートクッション1は、二つの主着座部1a,1aと該主着座部1a,1aの間に位置する補助着座部1bとからなるベンチタイプとされている。前記主着座部1a,1aと補助着座部1bとは車幅方向寸法がほぼ等しくされており、補助着座部1bの車幅補助寸法は、符号3はヘッドレストである。前記主着座部1a,1aと補助着座部1bとは車幅方向寸法がほぼ等しくされており、ヘッドレスト3の車幅方向寸法より大きくされている。
前記シートクッション1の一部(例えば、前記補助着座部1bの前端部分)は、取り外し可能な着脱部4とされており、該着脱部4は、後述するように、他の着座部分(例えば、前記主着座部1a,1aのいずれかの前端部)に対して着脱自在に装着できるように構成されている。
前記着脱部4および該着脱部1aが装着される着座部分(例えば、前記補助着座部1bおよび前記主着脱部1aの前端部分)には、該着脱部4の装着状態を保持する装着保持機構Aが設けられている。
前記装着保持機構Aは、図3および図4に示すように、前記着脱部4側に設けられた一対のサポート部材5,5と、前記補助着座部1bおよび前記主着脱部1aの前端部分に設けられ、前記サポート部材5,5がそれぞれ嵌挿保持されるガイド部材6,6とにより構成されている。
本実施の形態の場合、前記各サポート部材5は、前記着脱部4の分離面において上下方向中間部よりやや下方部位から水平に突出する嵌挿部5aと、該嵌挿部5aの前端から下向き斜め後方に一体に延設されるように前記着脱部4内に埋設された支持部5bとからなっていて、全体として金属製の棒状体により構成されている。そして、前記支持部5bの下端は、前記着脱部4の装着状態において後部座席Xのシートクッション1が固定されている車体部分Cに当接され得る構造となっている。このようにすることにより、着脱部4の装着状態におけるサポート部材5の剛性が向上することとなる。一方、前記ガイド部材6は、前記主着座部1aおよび補助着座部1bの前端面に形成された嵌挿穴7(図1参照)に対応するように前記主着座部1a内に水平に埋設された筒状体からなっている。
前記ガイド部材6の固定構造は、以下に説明するように、主着座部1aと補助着座部1bとで異なっている。
(1) 主着座部1aにおけるガイド部材6の固定構造
この場合、図3に示すように、シートクッション1の底部に配設された金属製の枠線8から立設された一対の金属製の枠体9,9の上端部をガイド部材6に巻き付けることにより、ガイド部材6の固定が行われる。符号10は枠体9の位置決めを行うロック片、11は異物対策用のフェルト、12,13は前記枠線8の強度向上を図る目的で設けられた補強部材である。
(2) 補助着座部1bにおけるガイド部材6の固定構造
この場合、補助着座部1bには、枠線が存在していないため、主着座部1aとは異なる固定構造が採用される。即ち、図4に示すように、シートクッション成形時にガイド部材6の外周側にスラブ材14(例えば、粒子の粗いウレタン)を巻き付けてシートクッション1を成形する。すると、スラブ材14の粒子の中にシートクッション1を構成するモールドがしみこんでガイド部材6の固定が行われる。
(1) 主着座部1aにおけるガイド部材6の固定構造
この場合、図3に示すように、シートクッション1の底部に配設された金属製の枠線8から立設された一対の金属製の枠体9,9の上端部をガイド部材6に巻き付けることにより、ガイド部材6の固定が行われる。符号10は枠体9の位置決めを行うロック片、11は異物対策用のフェルト、12,13は前記枠線8の強度向上を図る目的で設けられた補強部材である。
(2) 補助着座部1bにおけるガイド部材6の固定構造
この場合、補助着座部1bには、枠線が存在していないため、主着座部1aとは異なる固定構造が採用される。即ち、図4に示すように、シートクッション成形時にガイド部材6の外周側にスラブ材14(例えば、粒子の粗いウレタン)を巻き付けてシートクッション1を成形する。すると、スラブ材14の粒子の中にシートクッション1を構成するモールドがしみこんでガイド部材6の固定が行われる。
ところで、上記装着保持機構Aには、前記サポート部材5の抜け止めを行うとともに手動操作により抜け止めを解除できる抜け止め手段15が付設されている。該抜け止め手段15は、図5に示すように、前記ガイド部材6の前部に形成された収納部16に上下摺動自在に収納される略環状のロック部15aと、該ロック部15aの上端から前向きに一体に突設される操作部15bとからなっており、該操作部15bの前端部は、外部から手動操作可能なようにシートクッション1の前端面から突出せしめられている。前記ロック部15aの下部内面には、常態においては前記サポート部材5における嵌挿部5aの下面に形成された係合凹部17に係合する係合部18が形成されており、前記操作部15bの押し下げ操作に伴って前記ロック部15aが弾性変形して前記切欠凹部17から係合部18が離脱し、抜け止め手段15による抜け止め作用が解除されることとなっている。なお、操作部15bへの手動操作は、シートクッション1と着脱部4との間の隙間を介して行われる。
また、図6に示すように、前記嵌挿穴7は、着脱部4が存在していない時の外観を良好に保つために、ガイド部材6が見えないようにかなり小径とされており、嵌挿穴7の周縁には、嵌挿穴7へのサポート部材5の嵌挿が容易なように、180°の間隔をもって一対の縦方向のスリット19,19が形成されている。なお、このスリット19,19の形成方向は、図示のものに限定されない。
また、図3に仮想線で示すように、前記サポート部材5における支持部5bの下端を車体部分Cに沿うように下方に延設することもでき、このようにすると、サポート部材5のより一層の強度向上が期待できる。この場合、着脱部4も、仮想線で示すように、下方に下げた形状とするのが望ましい。
上記のように構成したことにより、ベンチタイプの後部座席Xにおける主着座部1a,1aの形状を変えることなく、着脱部4の装着により使用形態の多様化を図ることができるし、着脱部4を取り外した跡に形成される段部20(図2参照)を補助着座部1bに着座した子供の足置き台として利用することもできる。また、装着保持機構Aの作用(換言すれば、サポート部材5のガイド部材6への嵌挿)により着脱部4の装着状態を確実に保持できることとなり、安全性が向上する。また、抜け止め手段15によりサポート部材5の抜け止めを行うことができるとともに、手動操作により抜け止めを解除できることとなり、より一層安全性が向上する。
ところで、図7に示すように、上記構成の着脱部4を、前部座席Yのシートクッション1の後端部に装着することも考えられる。このようにすると、着脱部4を足置きとして利用することができる。この場合、汚れることを考慮すると、着脱部4の表裏を逆(即ち、裏側を上面として装着するのが好ましい。
第2の実施の形態
図8には、本願発明の第2の実施の形態にかかる車両用シートにおける装着保持機構が示されている。
図8には、本願発明の第2の実施の形態にかかる車両用シートにおける装着保持機構が示されている。
この場合、装着保持機構Aを構成するサポート部材5は、内部中空な管状体からなっており、着脱部4内をほぼ貫通している。そして、このサポート部材5内には、抜け止め手段15を構成する操作杆21が回動自在に挿入されており、該操作杆21の後端には、前記ガイド部材6に形成された切欠溝22に係合される係合片23が設けられている。また、前記操作杆21は、着脱部4の前面から突出せしめられており、その前端には、該操作杆21を手動により回動操作させるための操作把手24が設けられている。このようにすると、常態においては、操作杆21の後端に設けられた係合片23がガイド部材6の切欠溝22に係合しており、このことにより、サポート部材5の抜け止めが行われることとなっているが、操作把手24を手動により回動操作することにより、図9に矢印Mで示すように、操作杆21の後端に設けられた係合片23がガイド部材6の切欠溝22から離脱することとなる。この状態においては、サポート部材5に対する抜け止め作用が解除されることとなり、着脱部4をシートクッション1から離脱させることができる。符号25はサポート部材5に取り付けられた支持部である。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
第3の実施の形態
図10には、本願発明の第3の実施の形態にかかる車両用シートの要部が示されている。
図10には、本願発明の第3の実施の形態にかかる車両用シートの要部が示されている。
この場合、着脱部4は、その上部(例えば、1/3)に斜め下向きのカット線を入れて分離可能な可動部4aと固定部4bとにより構成されており、該可動部4aと固定部4bとを蝶番等からなる連結部4cを介して開閉自在とされいる。また、可動部4aの反連結部側および固定部4bの反連結部側には、ボタン、ホック、マグネット等からなる止め具26A,26Bがそれぞれ取り付けられており、これらの止め具26A,26Bを相互に結合した場合、図10に仮想線で示すように、可動部4aが固定部4bの上方に支持されて着脱部4が元の形状となり、前記止め具26A,26Bを分離して可動部4aを連結部4cを中心に前方側に展開した場合、図10に実線で示すように、固定部4bと可動部4aとが上面を連続させた状態の足乗せ台として機能することとなる。このようにすると、後部座席Xにおける使用形態のさらなる多様化を図ることができる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
第4の実施の形態
図11は、本願発明の第4の実施の形態にかかる車両用シートの要部が示されている。
図11は、本願発明の第4の実施の形態にかかる車両用シートの要部が示されている。
この場合、着脱部4は、サポート部材5に対して弾性部材(例えば、スプリング)27を介して支持されている。また、この着脱部4内には、バイブレータ28が内蔵されている。このようにすると、着脱部4を上下方向にスイングさせることができるとともに、バイブレータ28による振動を乗員の足に伝達させることができることとなり、後部座席Xにおける使用形態のさらなる多様化を図ることができる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
なお、本願発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
1はシートクッション
1aは主着座部
1bは補助着座部
4は着脱部
5はサポート部材
6はガイド部材
15は抜け止め手段
20は段部
Aは装着保持機構
Cは車体部分
Xは後部座席
Yは前部座席
1aは主着座部
1bは補助着座部
4は着脱部
5はサポート部材
6はガイド部材
15は抜け止め手段
20は段部
Aは装着保持機構
Cは車体部分
Xは後部座席
Yは前部座席
Claims (6)
- 後部座席(X)におけるシートクッション(1)の一部を、取り外し可能な着脱部(4)とするとともに、該着脱部(4)を、他の着座部分に対して着脱自在に装着できるように構成したことを特徴とする車両用シート。
- 前記後部座席(X)のシートクッション(1)を、二つの主着座部(1a),(1a)と該主着座部(1a),(1a)の間に位置する補助着座部(1b)とからなるベンチタイプとするとともに、前記着脱部(4)を、前記補助着座部(1b)における前端部分とし、該着脱部(4)が装着される着座部分を、前記主着座部(1a),(1a)のいずれかの前端部としたことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
- 前記後部座席(X)のシートクッション(1)を、二つの主着座部(1a),(1a)と該主着座部(1a),(1a)の間に位置する補助着座部(1b)とからなるベンチタイプとするとともに、前記着脱部(4)が装着される着座部分を、前部座席(Y)のシートクッション(1)の後端部としたことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
- 前記着脱部(4)および該着脱部(4)が装着される着座部分には、該着脱部(4)の装着状態を保持する装着保持機構(A)を設けたことを特徴とする請求項1、2および3のいずれか一項記載の車両用シート。
- 前記装着保持機構(A)を、前記着脱部(4)側に設けられたサポート部材(5)と、前記着脱部(4)が装着される着座部分に設けられ、前記サポート部材(5)が嵌挿保持されるガイド部材(6)とにより構成されていることを特徴とする請求項4記載の車両用シート。
- 前記装着保持機構(A)には、前記サポート部材(5)の抜け止めを行うとともに手動により抜け止めを解除できる抜け止め手段(15)を付設したことを特徴とする請求項5記載の車両用シート。
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