JP2007068582A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源オンオフを伴う不正行為を露見しやすくする。不正行為を防止する。
【解決手段】 内部動作に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、内部動作に関する設定の変更を行うための状態において設定を変更するための設定変更スイッチと、設定キースイッチ及び設定変更スイッチからの信号に基づき予め定められた手順に従い設定の変更を行うメイン基板と、メイン基板に電流を供給する電源装置PS1及びPS2と、電源装置をオンオフする電源スイッチと、電源スイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過した後に電源装置の電流をメイン基板に供給するための遅延回路Dとを備える。
【選択図】 図5

Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機において、遊技者が所定の枚数のメダルや遊技球等の遊技媒体を遊技機に投入してゲームを楽しむことができる。遊技に必要な遊技媒体は、遊技ホール内に設けられた遊技媒体貸機等で借りることができ、所望の遊技機の遊技媒体投入口に投入することによりゲームを開始することができる。
スロットマシンは、基本的に図柄が揃ったときに賞品としてメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理の内容は所定の範囲内で設定の変更(以下、設定変更)が可能であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。設定変更は、遊技機の扉を開け、電源部に設けられた設定キースイッチをオンにした後に電源スイッチをオフからオンにし、設定変更可能なモード(設定変更モード)に移行した後、設定変更スイッチを押す等の所定の操作手順により行われた。
遊技者のごく一部に不正行為(いわゆるゴト行為)を行う者がいた。例えば、設定変更を不正に行うことにより、遊技機の設定を自己に有利なものに不正に変更する者がいた。このような設定変更ゴト(不正な設定変更)を防止するために、遊技機の扉には鍵が設けられて容易に開閉できないようになっているとともに、設定変更モードにする際に鍵を必要とするようになっていた。しかし、盗んだ鍵を使うなどして設定変更を行うことがあったようである。鍵さえあれば不正な設定の変更が可能であった。不正の発覚を避けるために、不正な設定変更はごく短時間で行われているようである。
従来の遊技機では、鍵を持ち、所定の設定変更の手順を知っている者であれば誰でも簡単に設定変更を行うことができた。これでは、不正行為に対するセキュリティが低く、不正行為の被害に遭いやすいという問題点があった。
(1)不正な設定変更を防止する技術として、通常の設定変更キースイッチと、別にハードキーを併用したダブルキーによりセキュリティ性を高めたものがある(下記の特許文献1)。
特開2004-201796号公報「遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム」
(2)また、別の対策として一定時間操作を無効にすることも考えられる。例えば、設定変更の操作中、任意の操作ステップ後の一定時間において遊技機の操作が出来なくなるようにすることで設定変更に要する時間を長くし、設定変更に係る不正行為を防止するのである。
上記(1)には、特定のハードキーを見破れば設定変更モードに直ちに移行できる、という問題点がある。上記(2)には、設定変更の操作には手間取るが、設定変更モードへの移行自体は直ちに行える、という問題点とともに、設定変更の処理プログラムを大幅に変更する必要があるという難点がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、プログラムの修正を行うことなく、設定変更に係る不正行為を抑止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係る遊技機は、内部動作に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、内部動作に関する設定の変更を行うための前記状態において設定を変更するための設定変更スイッチと、前記設定キースイッチ及び前記設定変更スイッチからの信号に基づき予め定められた手順に従い設定の変更を行う制御部と、前記制御部に電流を供給する電源装置と、前記電源装置をオンオフする電源スイッチと、前記電源スイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過した後に前記電源装置の電流を前記制御部に供給するための遅延回路と、を備えるものである。
前記遅延回路は、例えば、前記電源装置の出力と前記制御部の間に設けられ、前記電源スイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過した後にオンとなる接点を備えるものである。
前記遅延回路は、例えば、前記電源スイッチと前記電源装置の間に設けられ、前記電源スイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過した後にオンとなる接点を備えるものである。
前記接点に並列に接続され、前記設定キースイッチのオンオフに従いオンオフされる第2接点を備え、前記設定キースイッチがオンのときにのみ前記遅延回路を有効にするようにしてもよい。
タイマーと、前記接点に並列に接続され、前記タイマーのオンオフに従いオンオフされる第2接点とを備え、例えば営業時間内においてのみ前記遅延回路を有効にするようにしてもよい。
前記電源装置とは別の電源装置であって、前記遅延回路に接続されない第2電源装置と、
前記電源スイッチがオンにされたとき前記第2電源装置から電流を受けて光又は音で報知する報知装置とを備えるようにしてもよい。
本発明によれば、電源の供給を遅らせる遅延回路を備えることにより、設定変更モードヘの移行自体に時間がかかるようにすることができる。これにより設定変更に係る不正行為が露見しやすくなり、当該不正行為を抑止することができるようになる。しかも、本発明の実現には遅延回路を設けるだけですみ、プログラムの変更やそれに伴う設定変更手順の変更を伴わないので、簡単に実施できる利点もある。
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132のさらに下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップボタン140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ゲーム表示部131には開口部が設けられていて、それを通して遊技者が前記リールユニット203の各回転リールの図柄を見ることができるようになっている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニット203の駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニットは、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は電源部205のパネルの詳細を示す。
図3において、電源スイッチ2051は電源のオン/オフスイッチであり、電源部パイロットランプ2052は電源がオンのとき点灯するランプ(LED)であり、打ち止め有無スイッチ2053はメダルの払い出し枚数を制限する打ち止めを「有り」または「無し」に設定するスイッチである。打ち止め有無スイッチ2053は通常「無し」に設定されていて、頻繁に使用されることはない。設定キースイッチ2054は設定変更を行うためのスイッチであり、設定変更/リセットスイッチ(以下、「設定変更スイッチ」と記す)2055は設定値を変更したり、装置をリセットするためのスイッチであり、AC100Vパイロットランプ2056は筐体の電源であるAC100Vが供給されていることを示すランプであり、AC電源出力及び電源ケーブル2057は電源を供給するためのものである。
図4は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図4において、200、201はそれぞれCPU、ROM及びRAMを内蔵するメイン基板(制御部)、サブ基板(副制御部)である。メイン基板200はメダルの投入、払い出し、リールの制御、当選処理などを行う。サブ基板201は演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、符号を付していないベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131のリールの内部照明、電飾、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。121は、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置である。
上記設定キースイッチ2054、リセットスイッチ2055を少なくとも備える電源部205は、メイン基板200に接続されている。電源部205は、電源スイッチ2051がオンにされてから予め定められた時間が経過した後に、電源電流を設定変更に係る制御部であるメイン基板200に供給するための遅延回路Dをさらに備える。遅延回路Dについては後に詳しく説明する。
メイン基板200は、遊技者の操作を受けて内部抽選(内部動作)を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板200は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。メイン基板200のROM内には例えば設定値1〜6にそれぞれ対応する複数の抽選テーブル(図示しない)が格納されており、設定変更によって設定された設定値に対応した抽選テーブルを用いて抽選処理が行われる。設定値とは、メイン基板200に記憶されるものであって、予め用意された複数のテーブルのいずれかを選択するために使用されるものである。
サブ基板201は、メイン基板200からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板201は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
遊技機は、基本的に図柄が揃ったときにメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理については、所定の範囲内で設定可能(当選の確率を高くしたり低くしたりできる)であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。通常のスロットマシンは、BB,RB、小役等の抽選確率の異なる複数(例えば6つ)の抽選テーブルを予め備える。スロットマシンの抽選では、それら複数の抽選テーブルの中から1つが設定され、この設定された抽選テーブルに基づいて抽選による当たり/ハズレの判定がなされる。複数の抽選テーブルのうちどれを使用するかに関する設定を変更することを、設定変更と称している。例えば設定値1〜6に対して、それぞれ第1抽選テーブル〜第6抽選テーブルが選択され使用される。
なお、メイン基板200のROMには、このスロットマシンで実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、前記抽選テーブルが格納されている。抽選テーブルは、図示しない乱数発生部で抽出された乱数を各入賞態様に区分けするように区分されており、前記乱数発生部で発生する一定範囲の数値の中から抽出される乱数を各入賞態様に区画するデータを記憶している。すなわち、抽選テーブルは、乱数発生器がとる乱数の全領域に対応して、各入賞態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を入賞1、入賞2、・・・というように設定する。抽出された乱数データは、乱数発生器から生成される乱数と対応するようにした全領域中の各入賞態様ごとに区分されたデータそれぞれと照合し、当該乱数データが属する入賞態様に対応する当選が決定される。例えば、抽出された乱数の数値が、抽選テーブルのどの区分(領域)に属するか調べ、その区分が例えば入賞1の区分であれば「入賞1」と判定される。同様に、抽出された乱数の数値が入賞判定テーブル5の外れの区分(領域)に属すれば「外れ」と判定される。抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、所定の図柄が揃えば入賞図柄に相当するメダルが払い出される。各種の入賞はこのような抽選テーブルのデータ設定に応じた確率の下で発生し図柄の停止制御が行われるため、遊技者の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業時間内でのトータル的なメダル支払い率がほぼ一定に維持されている。
図5は、発明の実施の形態1に係る電源系統図を示す。電源部205は、+5V電源ユニット、+12V電源ユニット及び+24V電源ユニットの3つの電源ユニット(電源装置)を備え、3種類の電圧を発生する。メイン基板(制御部)200には+5V及び+12Vが供給され、ホッパ装置121には+24Vが供給される(実際の遊技機はもっと複雑であるが、説明の便宜上、簡略化している)。
図5に示すように、発明の実施の形態1に係る遊技機は、内部動作に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチ2054と、内部動作に関する設定の変更を行うための前記状態において設定を変更するための設定変更スイッチ2055と、これらスイッチ2054・2055からの信号に基づき予め定められた手順に従い設定の変更を行うメイン基板(制御部)200と、メイン基板200に電流を供給する電源ユニットPS1及びPS2と、これらとは別の電源ユニット(第2電源装置)PS3と、各電源ユニットをオンオフする電源スイッチ2051と、電源スイッチ2051がオンにされてから予め定められた時間が経過した後に電源ユニットPS1及びPS2の電流をメイン基板200に供給するための遅延回路Dと、を備える。
従来の遊技機の設定変更手順は、「電源スイッチオフ」→「設定キースイッチオン」→「電源スイッチオン」→「設定変更モードヘ移行」→「設定変更」→「設定キースイッチオフ」となっている。発明の実施の形態における手順も同じであるが、本発明の実施の形態では「電源スイッチオン」と「設定変更モードヘ移行」の間に、遅延回路Dによる遅延(例えば5分間)というステップが加えられる。このため、電源オンにしてもなかなか設定変更モードに移行できず、不正行為が露見する可能性が高くなり、その結果、不正行為の抑止につながる。
図5では、メイン基板200の電源ユニットPS1及びPS2にのみ遅延回路Dを設けているので、これらとは別の電源ユニット(第2電源部)PS3の電流は電源スイッチ2051のオンにより直ちに供給される。そこで、電源スイッチ2051がオンにされたとき、電源ユニット(第2電源部)PS3から電流を受けて光又は音で報知する電源スイッチオン報知装置(図5のパイロットランプLMP)を備えることで、電源スイッチ2051の動作自体は有効であることを店員に知らせることができる。別の電源ユニット(第2電源部)を備えないと、電源投入の遅延を電源スイッチ又は電源装置の故障と明確に区別することができないので不便である。
図6(a)は、図5に適用される遅延回路Dの例を示す。遅延回路Dは、電源スイッチ2051がオンにされてから予め定められた時間が経過した後に電源ユニットPS1及びPS2の出力電流をメイン基板(制御部)200に供給するものである。遅延回路Dは、電源ユニットPS1及びPS2の出力側にそれぞれ設けられるが、図6(a)はそれらのうちのひとつを示している。
図6(a)において、D1は遅延回路Dの入力(すなわち電源ユニットPS1又はPS2の出力)を積分する積分回路である。積分回路D1は、抵抗とコンデンサとを備える公知のものである。D2は、積分回路D1の出力が予め定められた電圧Vthに到達したときに電流を出力する増幅器(コンパレータ)である。D3は、増幅器D2により駆動されるコイルD3−1と、これにより開閉される接点(スイッチ)D3−2とを備えるリレーである。
電源ユニットPS1及びPS2の出力はリレーD3の接点D3−1の一方に接続され、接点D3−1の他方はメイン基板200に接続されている。リレーD3は増幅器D2で駆動されるが、増幅器D2も電源ユニットPS1及びPS2の出力で動作し、しかもその前段には積分回路D1が設けられているので、電源ユニットPS1及びPS2の出力の立ち上がりに比べて増幅器D2によるリレーD3の動作は必ず遅延することになる。遅延時間は、積分回路D1の時定数(抵抗の大きさとコンデンサの容量の積)及び/又は増幅器D2の閾値Vthにより調整可能である。
さらに、図6(b)のタイミングチャートを参照して説明を加える。リレーD3の接点D3−2の両端をそれぞれA及びBとする。電源スイッチ2051がオンにされ、AC100Vが電源ユニットPS1及びPS2に供給されると、その出力であるA点の電圧は速やかに立ち上がり、規定の電圧値で安定する(時刻T1)。A点の電圧を受けて、積分回路D1の出力が指数関数的に徐々に高くなり、十分な時間が経過するとA点の電圧に到達する。その前に、積分回路D1の出力が閾値Vthに到達した時点(時刻T2)で、増幅器(コンパレータ)D2が動作し、その出力でリレーD3のコイルD3−1が駆動され、接点D3−2が閉じ、B点にA点の電圧が現れる。時刻T1と時刻T2の間の時間Tdが遅延時間である。
次に、図12及び図13を参照して設定変更の手順を説明する。
図12は設定変更手順の全体を示す。まず、遊技機の電源をオフにする(図12のS10)。電源スイッチ2051をオフにすることで、遅延回路Dの存在にかかわらず、直ちに電源がオフになる。そして、設定キースイッチ2054をオンにする(同S11)。設定キースイッチ2054をオンにするためには鍵が必要である。そして遊技機の電源をオンにする(同S12)。上述したように、電源部205に設けられた遅延回路Dにより、少なくともメイン基板(制御部)200に対して、予め定められた時間(遅延時間Td)を経過後に電流が供給される(同S13)。
そして、図13の設定変更処理(S14)が行われる。これは従来と同様の手順である。設定変更/リセットスイッチ2055が操作されると(S50でYES)、現在の設定値(メイン基板の図示しないメモリに記憶されている)に1を加える(S51)。設定値の上限に達したとき、例えば設定値が6を超えた場合は(S52でYES)、設定値を初期化、例えば1に戻す(S53)。その後、及び、設定変更/リセットスイッチ2055が操作されていないとき(S50でNO)、スタートスイッチ134が押下されたかどうか判定し、押下されたときは(S54でYES)、設定値を確定する(S55)。例えば、設定値をメイン基板のメモリに格納する。そして、設定キースイッチ2054をオフにする(S56)。これで設定変更処理が終了する。設定変更処理(図12のS14)が完了すると、通常の遊技モードになる。
このように、発明の実施の形態1によれば、遅延回路を設けたため、設定キースイッチをオンした後に電源スイッチをオンしても、なかなか電流が供給されない。電流が供給されないと設定変更モードに移行できない。設定変更に時間がかかるようになるので設定変更に係る不正行為が露見しやすくなる。よって、不正行為の抑止になる。
しかも、発明の実施の形態1によれば、設定変更手順には何ら変更はないため、遅延回路を追加するだけで、プログラムの修正などその他の変更はない。発明の実施の形態1はその実施が容易である。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1は、遅延回路Dを電源ユニットPS1及びPS2の出力側に設けたものであった。図7は電源スイッチ2051に遅延回路Dを設けたものである。すなわち、遅延回路Dを電源スイッチ2051に設け、電源スイッチ2051がオンにされてから予め定められた時間が経過した後に電源ユニットPS1乃至PS3に交流電圧AC100Vを供給する。電源スイッチ2051のよる交流電圧AC100Vのオンを遅延させるので、メイン基板200で直接使用されない+24V電源ユニットPS3も他の電源ユニットPS1・PS2と同じように制御される(なお、電源スイッチ2051として複数の接点を備えるものを使用し、遅延回路Dが設けられていない接点に電源ユニットPS3を接続すれば、電源スイッチのオンと同時に電源ユニットPS3の出力を供給することができる)。
図8は、図7に適用される遅延回路Dの例を示す。電源スイッチ2051の出力(交流電圧AC100V)を直流に変換する整流回路D4を備える。電源スイッチ2051の出力はリレーD3でオンオフされる。電源スイッチ2051をオンにしても、リレーD3がオフであるので直ちに電源ユニットPS1乃至PS3の電源はオンにはならない。整流回路D4の出力がオンになってから、積分回路D1と増幅器D2により予め定められた時間Tdだけ経過するとリレーD3がオンになり、ここで遊技機の電源がオンになる。
発明の実施の形態3.
以上の実施の形態は電源オンのときに常に電流の供給が遅延されるものであった。不正行為を防止する観点からは、設定変更を行うときにのみ電流の供給を遅延すればよい。本発明の実施の形態3はそのような遊技機の構成について説明を加える。
図9は、遅延回路Dが設定変更キースイッチ2054の出力に基づき動作するように構成したものである。すなわち、設定変更キースイッチ2054がオンになったときにのみ、遅延回路Dが有効になる。したがって、設定変更を伴わない通常の電源オンのときは、電流が直ちに供給されて通常の動作状態になり、動作開始まで待たされることがないので便利である。
図10は、タイマー2058を設け、遅延回路Dがタイマー2058の出力に基づき動作するように構成したものである。すなわち、タイマーの出力に従い予め定められた時間内で、遅延回路Dが有効になる。例えば、タイマー2058を通常の営業時間内(10:00乃至21:00など)で遅延回路Dが有効になるように設定しておけば、営業時間外で行われるホールの係員による正規の設定変更の際に電流の供給遅延は行われないので、設定変更作用を効率的に進めることができる。通常の営業時間内で設定変更を行うことはないので、その時間内で電流の供給遅延を行うだけでも不正行為の抑止につながる。
図11は、図9及び図10に適用される遅延回路Dの例を示す。遅延回路DのリレーD3をバイパスするリレーD5を備え、リレーD5を設定キースイッチ2054又はタイマー2058の出力で制御する。リレーD5が動作して接点D5−2がオンになると遅延回路Dは無効になる。したがって、設定キースイッチ2054がオンになったときにリレーD5がオフになるように、設定キースイッチ2054の接点をリレーD5に接続するか、又は、タイマー2058が営業時間内のときにリレーD5がオフになるように、タイマー2058の接点をリレーD5に接続する。
図9のように、遅延回路Dを設定キースイッチ2054がオンの場合にのみ作動させることで、通常の電源のオンオフ時に遅延回路Dを無効にできて、使い勝手が良くなる。
図10のように、タイマー(時計機能)を持たせ、営業時間中の設定キースイッチ2054のオン時のみ遅延回路Dを作動させることで使い勝手が良くなる。営業時間中の設定変更はまれであるため、このような場合にのみ遅延回路Dを作動させることが望ましい。
なお、以上の説明において、電源部205に設定変更キースイッチ2054、設定変更スイッチ2055、タイマー2058を設けたが、本発明はこのような構成に限定されないのは言うまでもない。例えば、メイン基板(制御部)200に設定変更キースイッチや設定変更スイッチを設けるようにしてもよい。
また、遅延回路として電子タイマーを例に挙げたが、本発明はこのような構成に限定されないのは言うまでもない。例えば、市販の機械式のタイマーや遅延リレーを用いることができる。また、遅延回路Dに用いるリレーD3やD5として機械式リレーのほか、電子式のリレー(ソリッドステートリレー)を用いることができる。電子式リレーの場合は接点のオンオフはトランジスタのオンオフに相当する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 スロットマシンの電源部の正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 発明の実施の形態1に係る電源系統図である。 図6(a)は発明の実施の形態1に係る遅延回路の例を示し、図6(b)はそのタイミングチャートを示す。 発明の実施の形態2に係る電源系統図である。 発明の実施の形態2に係る遅延回路の例である。 発明の実施の形態3に係る電源系統図である。 発明の実施の形態3に係る他の電源系統図である。 発明の実施の形態3に係る遅延回路の例である。 発明の実施の形態に係る遊技機の動作フローチャートである。 設定変更処理のフローチャートである。
1 メダルセレクタ
100 スロットマシン
120 スロットマシン本体
121 ホッパ装置
122 ホッパタンク
130 前扉
131 ゲーム表示部
132 メダル投入口
133 リジェクトボタン
134 スタートスイッチ
135 払出し口
136 導出路
140 ストップボタン
200 メイン基板(制御部)
201 サブ基板(副制御部)
202 操作部
203 リールユニット
204 演出表示部(リールの内部照明、電飾、液晶表示装置、スピーカなど)
205 電源部
2054 設定キースイッチ
2055 設定変更/リセットスイッチ
2058 タイマー
D 遅延回路
D1 積分回路
D2 増幅器(コンパレータ)
D3、D5 リレー
D3−1,D5−1 コイル
D3−2,D5−2 接点、第2接点
D4 整流回路
LMP パイロットランプ(報知装置)
PS1 +5V電源ユニット(電源装置)
PS2 +12V電源ユニット(電源装置)
PS3 +24V電源ユニット(第2電源装置)

Claims (6)

  1. 内部動作に関する設定の変更を行う状態に遊技機を移行させるための設定キースイッチと、内部動作に関する設定の変更を行うための前記状態において設定を変更するための設定変更スイッチと、前記設定キースイッチ及び前記設定変更スイッチからの信号に基づき予め定められた手順に従い設定の変更を行う制御部と、前記制御部に電流を供給する電源装置と、前記電源装置をオンオフする電源スイッチと、前記電源スイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過した後に前記電源装置の電流を前記制御部に供給するための遅延回路と、を備える遊技機。
  2. 前記遅延回路は、前記電源装置の出力と前記制御部の間に設けられ、前記電源スイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過した後にオンとなる接点を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遅延回路は、前記電源スイッチと前記電源装置の間に設けられ、前記電源スイッチがオンにされてから予め定められた時間が経過した後にオンとなる接点を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 前記接点に並列に接続され、前記設定キースイッチのオンオフに従いオンオフされる第2接点を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
  5. タイマーと、前記接点に並列に接続され、前記タイマーのオンオフに従いオンオフされる第2接点とを備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
  6. 前記電源装置とは別の電源装置であって、前記遅延回路に接続されない第2電源装置と、
    前記電源スイッチがオンにされたとき前記第2電源装置から電流を受けて光又は音で報知する報知装置とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の遊技機。
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