JP2007159625A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正に遊技状態が変更されることを防止できる遊技機を提供することができる。
【解決手段】6段階の設定値(1〜6)の何れか1つに基づく確率で内部抽選を行い、当該内部抽選の結果に応じて遊技を進行するに際し、主設定値及び副設定値をそれぞれ選択するための主設定キー353及び主設定変更スイッチ355及び副設定キー151及び副設定変更スイッチ153を備え、内部抽選に用いられる主設定値を、RAM128に更新記憶する一方、副設定キー151及び副設定変更スイッチ153により選択された副設定値を設定値格納部174に更新記憶しておき、スタートレバー354の押下タイミングで主設定値と副設定値とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合、設定値が異常である旨の報知を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するパチスロ機、パロット機を始めとするスロットマシン等の遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、遊技媒体として所定数のメダルを投入し、始動レバーを操作することで、当該遊技に対する役の当落抽選が実行されると共に、周面に複数の図柄が表示された複数列(一般的には3列)の図柄変動リール(表示装置)が回転することにより、所謂、図柄の変動表示を開始するようになっている。
上述した始動レバーの操作によって回転を開始した図柄変動リールは、それぞれに対応して設けられた停止ボタンを遊技者が操作することで、調整図柄数の範囲内でほぼ遊技者の意図する位置に停止される。
ここで、パチスロ機は、前記始動レバーの操作時に内部抽選が実行されて役の当たり/外れが決められており、遊技者が停止ボタンにより各図柄変動リールの停止操作を行い、当該内部抽選に当選している場合に、当該当選に対応する図柄が揃った時点で入賞となり、権利行使がなされる。
また、内部抽選の結果に応じて、図柄変動リールは、遊技者が停止操作をした時点の図柄位置から調整図柄数の範囲内で当選役図柄の引込み及び非当選役図柄の蹴飛ばし制御を行い、内部抽選の結果、役が当選した場合には、調整図柄数の範囲内で当選役図柄を引込んで当選役図柄の組み合わせを表示しやすいように、また、内部抽選の結果が外れの場合には、図柄変動リールは当選役に対応する図柄の組み合わせを表示しないように所謂すべり制御が実行されて停止される。
なお、仮に内部抽選の結果が当たりであっても、図柄変動リールが当選役に対応する図柄で停止表示されなかった場合は、入賞とならず、上記権利行使はなされない。
ところで、遊技機では、遊技者の遊技状態の有利さを複数段階に設定可能であり、当該有利さの段階は、一般的には、6段階の設定値により示される。この6段階の設定値に応じて、例えば、上記内部抽選の各役の当選確率等が異なる。
従来、不正に利益を得ることを目的として、上記設定値を書き換えることが行われた場合に、不正な設定変更であるとしてエラー処理を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−66305公報
しかしながら、上述したような従来の遊技機では、遊技制御用の回路基板であるメイン基板のみで設定情報等を管理しているため、セキュリティ面に不安があるだけでなく、ノイズ等によりメイン基板が初期状態になった場合はホール側の意図した設定にならず、営業面にも影響が生ずる、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、不正又は不当に遊技状態が変更されることを防止できる遊技機を提供することが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、役の当選確率が異なる複数の設定値の中から選択された何れかの設定値に基づく当選確率で役の抽選を行い、当該抽選の結果に応じて遊技を進行する遊技機であって、前記複数の設定値の中から何れかの設定値を記憶するための第1の記憶手段と、この第1の記憶手段とは別に設けられ、前記複数の設定値と対応してそれぞれ同一の意味付けを持つ複数の副設定値を設け、これらの複数の副設定値の中から前記第1の記憶手段で記憶された設定値と同一の意味付けを持つ前記副設定値を記憶するための第2の記憶手段と、この第2の記憶手段に記憶されている副設定値と前記第1の記憶手段に記憶されている設定値とが一致するか否かを遊技の状況に応じて適宜判定する判定手段と、この判定手段により、前記設定値と前記副設定値とが一致しないと判定された場合に、異常である旨の報知を実行する異常報知手段と、を備えている。
請求項1記載の発明によれば、スロットマシン等の遊技機において、第1の記憶手段に、複数の設定値の中から何れかの設定値が選択されて記憶され、当該第1の記憶手段に記憶されている設定値に基づく当選確率で役の抽選が行われ、当該抽選の結果に応じて遊技が進行される。
ここで、設定値は、通常、遊技店側が選択するようになっているが、当該設定値は役の抽選における当選確率を左右するものであるので、遊技者により不正に変更される恐れがある。
そこで、請求項1記載の発明では、第1の記憶手段とは別に前記第1の記憶手段に記憶される前記設定値に対応する副設定値を記憶する第2の記憶手段を設けて、遊技の進行に応じて適宜設定値と副設定値の情報とが一致するか否かを判定し、設定値と副設定値とが一致しないと判定された場合、設定値が異常である旨の報知を実行するようにしており、不正に遊技状態が変更されることを防止できる。
すなわち、本発明によれば、例えば、遊技店の営業時間中に基板を接続するハーネスから直接データを操作されるなどして、外部からの要因により第1の記憶手段の設定変更が行われた場合や、別の設定記憶手段があることを知らない者が不正に第1の記憶手段の設定値を変更した場合など、第1の記憶手段が不正に書き換え又は交換された場合に即座に異常と判断することができ、設定値が異常である旨の報知が実行されるので、当該報知が不正行為の抑止力となる。
また、請求項2記載の発明では、前記判定が遊技の進行に応じた所定の時期に行われることにより、設定値の不正変更や不当変更の発生を適時迅速に知ることができる。
更に、請求項3記載の発明では、遊技の進行に応じた所定の時期には、遊技を開始するための開始手段の押下時を含むことにより、設定値の変更の発生の有無を遊技前に知ることができる。
なお、上記遊技の進行に応じた所定の時期としては、パチスロ機等におけるベットボタンや始動レバー等の各種操作部の操作時や、遊技が開始されてからの経過時間経過時等を適宜設定することができる。
請求項4の発明は、前記異常報知手段は、前記遊技の進行に応じて遊技情報の報知演出を実行する報知手段により前記設定情報が異常である旨の報知を実行することを特徴としている。
すなわち、営業時間中に設定情報に異常が発生した場合に、遊技の進行状況に応じた遊技情報の報知演出が異常である旨の報知に切り替わるので、不正が生じた遊技機の周囲にまで、何らかの異常が発生していることが報知でき、不正行為の防止効果が更に増大する。
請求項5の発明は、前記第1の記憶手段を含んで構成され、前記遊技の進行を制御する主基板と、前記第2の記憶手段、前記判定手段及び前記異常報知手段を含んで構成された副基板と、を備え、前記主基板と前記副基板とが、前記主基板から前記副基板に対する一方的な通信のみが可能に接続され、前記主基板は、前記遊技の進行に応じた所定の時期に、前記第1の記憶手段に記憶されている設定値の情報を前記副基板に送信し、前記副基板は、前記設定値の情報を受信した場合に前記判定手段による判定を実行することを特徴としている。
請求項5記載の発明によれば、第2の記憶手段が、実際に遊技に用いる設定情報を記憶する第1の記憶手段とは異なる基板上に構成されるので、設定情報を書き換えたり、記憶手段自体を交換したりして不正を行う場合に時間や手間がかかることになり、設定情報の不正な変更をより確実に防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、役の当選確率が異なる複数の設定値の中から選択された何れかに基づく当選確率で役の抽選を行い、当該抽選の結果に応じて遊技を進行するに際し、前記設定値を選択して記憶するための第1の記憶手段と、前記設定値と同一の意味付けを持つ副設定値を選択して記憶するための第2の記憶手段と、を備え、前記遊技の状況に応じて適宜前記設定値と前記副設定値とが一致するか否かを判定し、前記設定値と前記副設定値とが一致しないと判定された場合、前記設定値が異常である旨の報知を実行するので、不正又は不当に遊技状態が変更されたまま遊技を続けることを防止できる遊技機を提供することができる。
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303とを備えて構成されている。
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306及び払出部310に分類することができる。
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304の上部には、立体的な装飾ランプ304Aも左右方向に設けられている。また、装飾ランプ304近傍には、演出用の音声等を再生するためのスピーカ305R、305Lが設けられている。
装飾部304の表示パネル部312は、演出用の動画像を表示するための液晶表示装置313と、回胴表示図柄を表示するための表示窓314とを備えている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
この表示窓314の内部には、3個の回胴リール350A、350B、350Cを主要部として構成された図柄変動部316が配設されている。
また、表示窓314の下部には、このパチスロ機300の遊技媒体であるメダルの払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定値(1〜6の6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面(テーブル306A)の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また、上面左端部からは順にクレジットの払い戻しをする際に押下操作される精算ボタン103、1枚ベット(投入)ボタン352A、マックスベット(最大投入)ボタン352Bが設けられている。また、突き出し部分の前面左端部からは、順に始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とを備えている。
3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで周面に配列された図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、回転を停止した場合に表示窓314から見える図柄のうち、中行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、上行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、下行に並んだ図柄の中心を結ぶラインと、2本の対角線上に並んだ図柄の中心をそれぞれ結ぶ2本のラインと、の5本の有効ライン上に停止した図柄の組み合わせが遊技の結果を示す。
なお、5本のラインのうち、どのラインが有効ラインとされるかはメダルの投資数によって決まり、1枚のメダルがベットされた場合は中行に並んだ図柄の中心を結ぶラインが有効ラインとされ、3枚のメダルがベットされた場合は全てのラインが有効ラインとされる。これらの有効ラインは、表示ランプ(図示省略)が点灯することにより遊技者に対して案内表示される。
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー354を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
さらに、この始動レバー354による操作タイミングは、後述する内部抽選のタイミングとなっており、当該始動レバー354の操作によって、当たり(役当選)/外れが決定するようになっている。
図2には、上記パチスロ機300の動作を制御するための制御ブロック図が概略的に示されている。
パチスロ機300の制御系は、主制御部100を中心に構成されており、この主制御部100には、メダル投入部320から投入されたメダルを識別し、メダルの投入数や種類(不正又は純正)等を出力するメダルセレクタ102が接続されると共に、始動レバー354、上述したリール350A、350B、350Cのそれぞれに対応する停止ボタン356A、356B、356C、MAXベットボタン352B、1枚ベットボタン352A並びに遊技を中止する際に遊技機内部に貯留(クレジット)したメダルを戻すための精算ボタン103が、それぞれ操作状態を検出する不図示のセンサ等を介して接続されている。
また、主制御部100は、CPUを含んで構成される主制御回路110を備えており、主制御回路110には、主として遊技の進行状況に応じた各種制御のパラメータ等を一時的に記憶するRAM128と、各種プログラム等が記憶されたROM130と、が接続されると共に、主制御回路110の動作の基準となるクロックパルスを生成するクロックパルス発生回路124が分周器126を介して接続されている。
また、主制御回路110には、乱数発生器120及び乱数ラッチ回路122が接続されている。主制御回路110は、分周器126を介して入力されたクロックパルスに同期して乱数発生器120を制御して順次乱数を発生させ、乱数ラッチ回路122では、当該乱数発生器120により発生された乱数を取得する。
パチスロ機300では、始動レバー354による操作タイミングで役の当落を決定する内部抽選が主制御部100により行われるようになっており、主制御回路110では、始動レバー354が操作されると上記乱数ラッチ回路122に対して、乱数の取得、保持及び出力を指示し、これにより乱数ラッチ回路122から入力された乱数に応じて抽選結果を導出する。
なお、内部抽選が当たり(役当選)の場合は、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作により当たり図柄が揃うと入賞となり、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、揃った図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。
ここで、役には小役と大役とがあり、それぞれ遊技者に対する有利さの度合いが異なる。小役に入賞した場合には、役に応じて予め定められた枚数のメダルが配当される一方、大役に入賞した場合には役に応じた大役遊技が実行される。この大役遊技では、複数回の小役ゲームを実行可能に構成されている。このため、当然、小役よりも大役の方が、遊技者にとってより有利な遊技状態となる。
また、主制御部100には、モータ駆動回路132が接続されており、当該モータ駆動回路132には、左(L)、中(C)、右(R)用の各リールモータ106A、106B、106Cを介してそれぞれ左、中、右の各リール350A、350B、350Cが接続されている。
さらに、主制御部100には、3個のリール350A、350B、350Cの回転位置を検出するためのリール位置検出回路134が接続されており、主制御部100では、各リール350A、350B、350Cの位置を常時把握することができるようになっている。
また、パチスロ機300では、上記始動レバー354による操作タイミングで図柄変動部316による図柄変動を開始するようになっており、主制御部100は、始動レバー354が操作されると、モータ駆動回路132を介したリールモータ106A、106B、106Cの駆動をそれぞれ開始し、3個のリール350A、350B、350Cをそれぞれ回転させると共に、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる操作に基づいて、3個のリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
ここで、主制御部100では、上記停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる際、内部抽選の結果に応じて、所定図柄数のすべり制御を実行するようになっている。
すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄が有効ライン上に停止する停止タイミングで停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらし(蹴飛ばし)、外れ図柄配列で停止するように制御する。
また、内部抽選が当りのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当り図柄が停止しない場合でも、所定図柄数内であれば、意図的にこの当たり図柄が有効ライン上に揃って停止するように停止位置をずらす(引き込み)制御を行う。
上記蹴飛ばし、引き込みを行うことで、内部抽選の結果と遊技の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当り図柄を揃えることが可能となることで、遊技者の取りこぼしを可能な範囲で防いでいる。
また、主制御部100には、パチスロ機300内部に設けられたホッパー138を作動させるためのホッパー駆動回路136が接続されている。ホッパー138にはメダルが貯留されており、主制御部100では、リール位置検出回路134からの出力により特定された停止図柄に応じて、ホッパー駆動回路136を介したホッパー138からのメダルの払い出しが実行される。
さらに、ホッパー138近傍には、ホッパー138から払出されるメダルを検出するメダル検出センサ140が配設されており、払出完了信号回路142を介して主制御部100に接続されている。払出完了信号回路142では、メダル検出センサ140からの検出信号に基づいて払出が完了したか否かが判定され、払出が完了したと判定された時点で払出完了信号が生成されて主制御部100に入力される。
主制御部100では、払出完了信号回路142から払出完了信号が入力されるとホッパー駆動回路136を介してホッパー138によるメダルの払出しを終了する。
さらに、主制御部100には、表示ランプ駆動回路144が接続されており、当該表示ランプ駆動回路144を介して前述した7セグメント表示部315A、表示部315B、7セグメント表示部315C及びメダルの投入枚数であるベット数表示ランプ146の点灯及び消灯を制御する。
一方、主制御部100には、副制御部150が接続されており、主制御部100は副制御部150に対して、随時制御状態を示すコマンド信号を入力する。なお、本実施の形態では、主制御部100と副制御部150との間の通信としては、主制御部100から副制御部150に対する一方的な通信だけが実行され、副制御部150から主制御部100に対する通信は一切行うことができない構成となっている。
副制御部150には、液晶制御回路152が接続されており、液晶制御回路152では、演出のために設けられた液晶表示装置(LCD)313の表示状態を制御する。
また、副制御部150には、ランプ駆動回路156が接続されており、当該ランプ駆動回路156を介して装飾ランプ304Aに内蔵されているランプ112や、バックライト158等の発光を制御する。
さらに、副制御部150には、スピーカ駆動回路154が接続され、スピーカ305L、305Rからの音声(効果音)出力を制御する。
副制御部150では、主制御部100のパチスロ機300の制御状態に応じて、LCD313、スピーカ305L、305R、バックライト158や装飾ランプ304Aに内蔵されたランプ112及び有効化ライン等の表示ランプ157等による報知演出を実行する。
図3は、本実施の形態に係る主制御部100における通常遊技制御のための制御系を機能的に示したブロック図である。
主制御部100は、抽選部180を含んで構成されており、当該抽選部180には、始動レバー354が操作されたことを示す操作信号が入力されるようになっている。抽選部180は、所定数のメダルの投入(ベット)がなされた後の始動レバー354の操作をトリガとして、内部抽選を実行するようになっている。
抽選部180では、始動レバー354の操作に同期して乱数値を取得し、当該乱数値をテーブル選択部182を経由して当選役・図柄決定部184へ送出する。
テーブル選択部182には、抽選部180により取得され得る数値に対応する役・図柄を示す情報がパチスロ機300の遊技状態毎に記憶されたテーブルが格納されている。なお、パチスロ機300の遊技状態としては、例えば、通常遊技、大役内部当選中、大役作動中等があげられる。
テーブル選択部182では、遊技状態制御部186から現在の遊技状態を示す情報を得て、上記遊技状態毎に設けられたテーブルから役・図柄を決定すべきテーブルを選択する。このテーブル選択部182で選択されたテーブルに基づいて、当選役・図柄決定部184は、当選役(小役(リプレイを含む)、大役(RB、BB))及び当選図柄を決定し、決定した当選役及び当選図柄を遊技状態制御部186に入力する。
遊技状態制御部186には、パチスロ機300の遊技状態に応じた各種プログラムを示すデータが記憶された遊技プログラムメモリ188が接続されている。遊技状態制御部186は、主として遊技実行制御部186Aにより遊技プログラムメモリ188から遊技状態に応じた遊技プログラムデータを適宜読み出して実行することにより、遊技状態を制御するようになっている。
なお、遊技プログラムメモリ188には、通常遊技プログラムを示すデータ及び大役遊技プログラムを示すデータがそれぞれ記憶されており、例えば、通常遊技状態の場合は、遊技プログラムメモリ188から通常遊技プログラムデータが読み出され、大役遊技状態の場合はBB、RBの内部当選状態、BB、RBの各遊技状態に応じて、大役遊技プログラムデータが読み出され、それぞれのプログラムデータに基づいて処理が実行される。
一方、主制御部100は、リール駆動制御部194を含んで構成されており、始動レバー354の始動操作に基づき、前回の遊技の開始後、4.1秒を経過した後、モータ駆動部132を介してリールモータ106A、106B、106Cを駆動させてリール350A、350B、350Cの回転を開始する。
また、リール駆動制御部194は、停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいてリール350A、350B、350Cの回転を停止させる停止制御を行う。
また、リール350A、350B、350Cには、それぞれ位置検出センサ198A、198B、198Cが取り付けられており、リール位置検出回路134を介してリール駆動制御部194に接続されている。リール駆動制御部194では、リール350A、350B、350Cのそれぞれの回転位置を認識し、前記すべり制御を加味した状態でリール350A、350B、350Cを停止させると共に、停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列を遊技状態制御部186へ送出する。
この停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列により、遊技状態制御部186では、何らかの役に入賞したか否かが確認され、小役に入賞した場合には所定の配当が行われると共に、入賞した小役がリプレイであればリプレイゲームが実行され、大役であれば遊技実行制御部186Aにより大役遊技プログラムが遊技プログラムメモリ188から読み出されて実行される。
なお、大役には、ビッグボーナス(以下、適宜「BB」という)及びレギュラーボーナス(以下、適宜「RB」という)が含まれており、小役には、上述したリプレイのほか、チェリー、タケ、ベル等の小役が予め設定されている。
また、上述した大役プログラムとしては、レギュラーボーナスゲームプログラム及びビッグボーナスゲームプログラムがそれぞれ別個に記憶されている。
同図に示されるように、遊技状態制御部186には、フラグ管理制御部190を介してフラグメモリ192が接続されており、上述した内部抽選の当選結果に応じた役の内部当選状態をフラグの状態によって管理している。
各フラグは、内部抽選で当選することにより成立し、一般に、小役のフラグの状態は1回の遊技で消滅(フラグ不成立)するが、大役のフラグの状態はその後各リール350A、350B、350Cが停止して表示窓314に大役図柄が所定の配列で表示されることにより大役に入賞するまで維持される。
なお、フラグメモリ192は、上述したリール駆動制御部194に接続されており、当該フラグメモリ192に記憶されたフラグの状態は、リール駆動制御部194による停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づく停止制御の際の引き込みまたは蹴飛ばしのすべり制御のパラメータとして適用される。
また、副制御部150では、主制御部100による遊技の進行状況に応じてLCD(液晶画像表示素子)313、スピーカ305L、305R及びバックライト158や装飾ランプ304Aに内蔵されたランプ112等による報知演出が実行される。当該演出を行うか否か及び演出の内容については、主制御部100における内部抽選時に決定されるようになっており、決定された演出に関する情報は演出コマンドとして副制御部150に送信されるようになっている。これにより、副制御部150では、適宜演出コマンドに基づく演出が実行される。
ここで、本実施の形態では、パチスロ機300本体内部に設けられた主設定キー353(同図では図示省略、図4参照)をONすると、パチスロ機300本体内部に設けられた主設定変更スイッチ355(同図では図示省略、図4参照)を操作することにより上記遊技状態の設定値を変更可能に構成されている。
なお、主設定キー353及び主設定変更スイッチ355は、遊技者によって操作されるものではないためパチスロ機300本体の内部に設けられており、通常は遊技店側のスタッフのみが操作可能である。
また、同図に示されるように、主制御部100の遊技状態制御部186は、設定値更新部186Bを含んで構成されている。当該設定値更新部186Bは、上記主設定キー353及び主設定変更スイッチ355の操作に基づいて1〜6の6段階の設定値の更新を実行する。なお、当該6段階の設定値は、設定値更新部186Bにより主制御部100のRAM128の所定領域に更新記憶される。
設定値更新部186Bにより更新された設定値は、テーブル選択部182におけるテーブル選択のパラメータとして用いられて設定値に応じた当選確率で各役の内部抽選が実行され、当該設定値に基づいた内部抽選の結果に応じて遊技が進行されることになる。
ところで、本実施の形態では、上記主制御部100に対する設定値の更新とは別に、副制御部150に対しても設定値の更新を行い、主制御部100に設定された設定値と副制御部150に設定された設定値とを副制御部150によって定期的に比較して、両者が一致しない場合に設定値が以上であると判断して報知するようにしている。
そこで、上記設定値更新部186Bでは、例えば始動レバーが操作されたタイミングなど、予め設定されたタイミングで設定値を副制御部150に送信するようになっており、遊技の進行状況に応じて、所定の遊技周期毎に設定値が副制御部150に送信される。
図4は、本実施の形態に係る設定値の不正変更検出及びその報知に関する機能を中心に示す機能ブロック図である。以下、同図を参照して本実施の形態に係る設定値の不正変更検出及びその報知について説明する。
同図に示されるように、パチスロ機300本体内部に設けられた副設定キー151をONすると、パチスロ機300本体内部に設けられた副設定変更スイッチ153を操作することにより上記遊技状態の設定値を変更可能に構成されている。
また、同図に示されるように、副制御部150は、コマンド識別部170及び演出実行部177を含んで構成されており、コマンド識別部170は演出実行部177に接続されている。
コマンド識別部170では、受信したコマンドを識別し、受信したコマンドの種類に応じた指示を演出実行部177に入力するようになっている。
演出実行部177は、液晶制御回路152、スピーカ駆動回路154及びランプ駆動回路156に接続されており、各回路を介してLCD313、スピーカ305、バックライト158、ランプ112及び有効化ライン等の表示ランプ157を制御して、コマンド識別部170から入力される、受信したコマンドの種類に応じた指示遊技の進行状況に応じた報知演出を行う。
一方、副制御部150は、副設定値更新部172、設定値格納部174及び設定値比較部178をさらに含んで構成されており、副設定値更新部172は設定値格納部174に、設定値比較部178は設定値格納部174及び演出実行部177にそれぞれ接続されている。
副設定値更新部172では、上記副設定キー151及び副設定変更スイッチ153の操作に基づいて1〜6の6段階の設定値の更新を実行する。なお、当該6段階の設定値は、主制御部100の主設定キー353及び主設定変更スイッチ355の操作に基づいて更新され、設定値変更部186Bに記憶される設定値と同一の意味付けを持つものであり、副設定値更新部172により設定値格納部174に格納する。
なお、以下では、主制御部100における設定値と副制御部150における設定値とを区別するために、上記主設定キー353及び主設定変更スイッチ355の操作に基づいて更新された設定値を「主設定値」とし、副設定キー151及び副設定変更スイッチ153の操作により設定値格納部174に格納された設定値を「副設定値」として説明する。
また、設定値比較部178には、主制御部100から副制御部150に送信された主設定値が入力されるようになっている。設定値比較部178では、主設定値されると、設定値格納部174に格納されている副設定値と入力された主設定値とを比較する。当該比較の結果、副設定値と主設定値とが一致しなかった場合は、その旨を示す情報を演出実行部177に入力する。
演出実行部177では、設定値比較部178から入力があった場合には、主制御部100に対して、不正な設定値の変更が行われたものと判断して、設定値エラーとして報知する演出を実行する。
すなわち、主制御部100と副制御部150との両方の設定値をそれぞれ変更する必要があることを知らない者が不正目的で主制御部100に対する設定値の変更だけを行った場合は、主設定値と副設定値とが一致しないので、副制御部150により設定値エラーの報知が実行されることになる。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
図5には、主制御部100で実行される遊技状態制御の処理の流れがフローチャートとして示されている。以下、同図を参照して本実施の形態に係る遊技状態制御処理について説明する。
まず、ステップ200では、ベットボタン352を介したベット操作に基づくベット処理の完了待ちを行い、その後に始動レバー354の操作を有効にしてステップ202に移行して始動レバー354の操作待ちを行う。
次のステップ204では、役の内部抽選を行い、その後にステップ206に移行して内部抽選により大役に当選したか否かを判定する。当該判定が肯定判定となった場合は当選した大役の種類に応じた大役フラグが成立し、ステップ208に移行して遊技状態をボーナス内部中に設定した後にステップ210に移行する。
一方、ステップ206で否定判定となった場合は遊技状態の設定を行うことなくステップ210に移行する。
ステップ210では、リール350A、350B、350Cの回転を開始し、その後にステップ212に移行して、後述するリール停止制御処理を実行することにより、リール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
すなわち、ベットボタンを介したベット操作によりメダルが投資されると始動レバー354の操作を有効とし、始動レバー354を介した始動操作に基づいて内部抽選を実行すると共にリールの回転を開始する。
なお、始動レバー354が操作されたタイミングで、設定値が副制御部150へ送信される。また、役の内部抽選が実行されると、内部抽選の結果を示すコマンドが副制御部150へ送信される。
また、リール350A、350B、350Cの回転開始後の停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づいて、操作された停止ボタン356A、356B、356Cに対応するリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
これにより、各有効ライン上に各リール350A、350B、350Cの図柄が1つずつ表示された状態で、各リール350A、350B、350Cの回転が停止される。
なお、各停止ボタン356A、356B、356Cの操作タイミングを示すコマンド、各リール350A、350B、350Cの停止位置を示すコマンドもそれぞれ送信される。
次のステップ214では、リール350A、350B、350Cの停止位置に基づいて有効ライン上に停止した図柄の組み合わせ(停止図柄)を特定し、特定した停止図柄を内部抽選により当選した役の入賞図柄と照合し、一致した場合には当該役に入賞したものと判定する。
次のステップ216では、入賞判定の結果が入賞であったか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は、再びステップ200に戻る。また、ステップ216で肯定判定となった場合はステップ218に移行して、ステップ214による入賞判定の結果、入賞した役が大役であったか否かを判定する。ステップ218で肯定判定となった場合はステップ222に移行する。
ステップ222では、入賞した大役の種類を判別する。当該判別の結果、RB入賞と判別された場合にはステップ224に移行し、遊技状態をRB作動中とした後にステップ226に移行してRBゲームを実行し、その後にステップ236に移行する。
なお、RBゲームは小役への当選確率が高いRB遊技が実行され、何らかの小役に8回入賞した場合、又はRB遊技の実行回数が12回となった場合に終了する。
ステップ222の大役種類の判別によりBB入賞と判別された場合には、ステップ230に移行して遊技状態をBB作動中に設定し、その後にステップ232に移行してBBゲームを実行して、その後にステップ236に移行する。
なお、BBゲームは、上記RBゲームが連続して実行され、BBゲーム中の総払出枚数が予め設定された上限値に到達した時点で終了する。
ステップ236では、遊技状態を通常遊技に設定し、その後に再びステップ200に戻る。
一方、ステップ218で否定判定となった場合は、ステップ220に移行して、入賞役に応じた配当として予め設定された枚数のメダルの払出を実行し、その後に再びステップ200に戻る。
ここで、図6は、主設定キー353がONされた場合に主設定値更新部186Bにより実行される6段階の設定処理の流れを示すフローチャートであり、以下、同図を参照して、本実施の形態に係る6段階の設定処理について説明する。
まず、ステップ448では、この時点で設定されている主設定値を表示し、その後にステップ450に移行する。
ステップ450では、主設定変更スイッチ355が押下されたか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ452に移行して、主設定値をインクリメントした後にステップ454に移行して、インクリメント後の主設定値が6よりも大きいか否かを判定する。
ステップ454で肯定判定となった場合は6より大きい設定はないため、ステップ456に移行して主設定値を1にセットし、その後にステップ458に移行する。
一方、ステップ454で否定判定となった場合は、ステップ456の処理を実行することなくステップ458に移行する。
ステップ458では、更新後の主設定値を保存し、その後再びステップ448に戻り、更新後の主設定値を表示する。
また、ステップ450で否定判定となった場合はステップ460に移行して、始動レバー354が操作されたか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は再びステップ450に戻る。
ステップ460で肯定判定となった場合はステップ462に移行して、主設定キー353のOFF操作待ちを行い、主設定キー353がOFFされるとステップ462が肯定判定となって、本6段階の設定処理を終了する。
すなわち、6段階の設定処理では、主設定変更スイッチ355が押下されると主設定値をインクリメントし、始動レバー354が操作され、その後さらに主設定キー353がOFFされた場合には設定変更を終了し、以後の遊技は更新後の主設定値に基づいて進行されることになる。
なお、副設定キー151がONされた場合に副設定値更新部172により実行される6段階の設定処理についても、同図に示す主設定値更新部186Bによる6段階の設定処理と同様であるので、当該処理の流れの図示及び詳細な説明を省略する。
図7は、副制御部150により所定期間(本実施の形態では、0.5秒)毎に実行されるメイン処理の流れのうち、設定値のエラー報知に関する処理のみを詳細に示すフローチャートであり、以下、同図を参照して、本実施の形態に係る設定値のエラー報知について説明する。
まず、ステップ500では、コマンドを受信したか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ502に移行する。
ステップ502では、コマンドに応じた処理を実行すべく、受信したコマンドの種類を識別し、次のステップ508では、各種コマンドに応じた処理を実行し、その後に本メイン処理を終了する。
一方、ステップ500で否定判定となった場合は、ステップ510に移行して、主設定値を受信したか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合はそのまま本メイン処理を終了する。
また、ステップ510で肯定判定となった場合は、ステップ512に移行して、受信された主設定値が設定値格納部174に格納された副設定値と一致するか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は受信した主設定値が正常であると判断し、そのまま本メイン処理を終了する。
一方、ステップ512で否定判定となった場合は、受信した主設定値が異常であり、パチスロ機300の設定値が不正に変更されたものと判断し、ステップ514に移行して、適宜LCD313、スピーカ305、バックライト158及びランプ112等を制御して設定値エラー報知を実行し、その後に本メイン処理を終了する。
図8は、設定値エラー報知により設定値エラー画面がLCD313に表示された状態が一例として示されている。同図に示す例では、設定値エラー画面には、設定値に異常がある可能性がある旨を示すメッセージを含んでいる。
また、LCD313による報知に加え、スピーカ305を介して警告音を再生したり、ランプ112やバックライト158を全て消灯したりすることにより、設定値の異常が周囲にも分かるように強調して報知してもよい。
なお、当該設定値エラー報知は、主設定値及び副設定値が再設定されて、エラーが解消されるまで継続することが好ましい。また、エラーを解消するためのスイッチ等を設けて、当該スイッチが操作されるまで設定値エラー報知を継続するようにしてもよい。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、6段階の設定値(1〜6)の何れか1つに基づく確率で内部抽選を行い、当該内部抽選の結果に応じて遊技を進行するに際し、主設定値(設定情報)を選択するための主設定キー353及び主設定変更スイッチ355、及び副設定値(設定コピー情報)を選択するための副設定キー151及び副設定変更スイッチ153を備え、内部抽選に用いられる主設定値を、RAM128に更新記憶する一方、副設定キー151及び副設定変更スイッチ153により選択された副設定値を設定値格納部174に更新記憶しておき、スタートレバー354の押下タイミングで主設定値と副設定値とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合、設定値が異常である旨の報知を実行するので、不正に遊技状態が変更されることを防止できる遊技機を提供することができる。
また、本実施の形態では、主設定値を更新記憶するRAM128と副設定値を記憶する設定値格納部174とが、それぞれ異なる基板上に構成されるので、設定値の不正な変更をより確実に防止することができる。
なお、本実施の形態では、LCD313にエラー画面を表示することによりエラーの発生を報知する形態について説明したが、本発明はLCDをはじめとした表示手段により報知する形態に限定されるものではなく、ランプやLEDのように点灯状態により報知を行う手段や音声の再生により報知を行う手段等、副制御部150により制御される各部位により適宜報知を行うようにすることができる。
また、本実施の形態におけるパチスロ機の構成(図1乃至図4参照)及び各処理の流れ(図5乃至8参照)は一例であり、適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施の形態では、設定コピー情報(副設定値)を選択する第2の選択手段として、副設定キー151及び副設定変更スイッチ153を適用した形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、外部端末を接続可能に構成し、当該外部端末により副設定値を選択するようにしてもよいし、有線又は無線通信により副設定値を選択する構成としてもよい。
実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。 実施の形態に係るパチスロ機の動作制御ブロック図である。 主制御部における通常遊技を主体とした制御系を機能的に示したブロック図である。 実施の形態に係る設定値のエラー検出及びその報知に関する機能的なブロック図である。 実施の形態に係る遊技状態制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る6段階の設定処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る副制御部により実行されるメイン処理の流れを示すフローチャートである。 メイン処理によりLCDに設定値エラー画面が表示された状態を示す模式図である。
符号の説明
100 主制御部(主基板)
128 RAM(第1の記憶手段)
132 モータ駆動回路
134 リール位置検出回路
150 副制御部(副基板)
151 副設定キー
153 副設定変更スイッチ
170 コマンド識別部
172 設定変更コマンド処理部
174 設定値格納部(第2の記憶手段)
177 演出実行部(異常報知手段、報知手段)
178 設定値比較部(判定手段)
186 遊技状態制御部
186A 遊技実行制御部
186B 設定値更新部
188 遊技プログラムメモリ
190 フラグ管理制御部
192 フラグメモリ
194 リール駆動制御部
300 パチスロ機
313 LCD
314 表示窓
354 始動レバー
350A、350B、350C リール
353 設定キー
355 設定変更スイッチ
356A、356B、356C 停止ボタン

Claims (5)

  1. 役の当選確率が異なる複数の設定値の中から選択された何れかの設定値に基づく当選確率で役の抽選を行い、当該抽選の結果に応じて遊技を進行する遊技機であって、
    前記複数の設定値の中から何れかの設定値を記憶するための第1の記憶手段と、
    この第1の記憶手段とは別に設けられ、前記複数の設定値と対応してそれぞれ同一の意味付けを持つ複数の副設定値を設け、これらの複数の副設定値の中から前記第1の記憶手段で記憶された設定値と同一の意味付けを持つ前記副設定値を記憶するための第2の記憶手段と、
    この第2の記憶手段に記憶されている副設定値と前記第1の記憶手段に記憶されている設定値とが一致するか否かを遊技の状況に応じて適宜判定する判定手段と、
    この判定手段により、前記設定値と前記副設定値とが一致しないと判定された場合に、異常である旨の報知を実行する異常報知手段と、
    を備えた遊技機。
  2. 前記判定手段は、前記遊技の進行に応じた所定の時期に前記設定値と前記副設定値とが一致するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技の進行に応じた所定の時期には、遊技を開始するための開始手段の押下時を含むことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記異常報知手段は、前記遊技の進行に応じて遊技情報の報知演出を実行する報知手段により前記設定情報が異常である旨の報知を実行することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  5. 前記第1の記憶手段を含んで構成され、前記遊技の進行を制御する主基板と、
    前記第2の記憶手段、前記判定手段及び前記異常報知手段を含んで構成された副基板と、
    を備え、
    前記主基板と前記副基板とが、前記主基板から前記副基板への一方的通信が可能に接続され、
    前記主基板は、前記遊技の進行に応じた所定の時期に、前記第1の記憶手段に記憶されている設定値の情報を前記副基板に送信し、
    前記副基板は、前記設定値の情報を受信した場合に前記判定手段による判定を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055726A1 (ja) * 2008-11-14 2010-05-20 アルゼゲーミング・アメリカ・インク イベントゲームにより付与される賞の配当量を音声によるメッセージで案内するゲーミングシステムとその制御方法

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