JP2007066456A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作可能で、かつネットワークに対する接続が切断された場合に必要のない記録媒体へのアクセスを削減できるようにする。
【解決手段】 ネットワークに対して接続されている場合にはネットワークを介して接続された外部装置102からの要求により動作し、ネットワークに対して接続されていない場合にはユーザーからの要求により動作する記録再生装置にて、外部装置からの要求に応じた動作にて記録媒体D1に変更が加えられたか否かを判定し、外部装置からの要求による動作制御からユーザーの要求による動作制御に移行する際には、記録媒体に変更が加えられたと判定された場合のみ記録媒体の再読み込みを実行するようにして、必要のない記録媒体へのアクセスを削減し無駄な待ち時間を削減できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録再生装置及び記録再生方法に関し、詳しくは外部装置からの要求による動作及び外部装置からではなくユーザーからの要求による動作が可能な記録再生装置における記録媒体の読み込み処理技術に関する。
従来のデジタルビデオカメラでは、撮影した動画像データを磁気テープに記録していた。近年では、撮影した動画像データをDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクに記録するデジタルビデオカメラも提案されている(例えば、特許文献1の図1参照)。
特開2001−167558号公報
光ディスクを記録媒体として用いたデジタルビデオカメラをPC(パーソナルコンピュータ)に接続した場合、デジタルビデオカメラはPCの外部記憶装置として動作する。PCの外部記憶装置として動作する場合、デジタルビデオカメラは、どのような内容の光ディスクが装着されているかを知る必要がない。
一方、デジタルビデオカメラをPCから切り離した場合、デジタルビデオカメラはPCの外部記憶装置としてではなく、デジタルビデオカメラとして動作することになるため、どのような内容の光ディスクが挿入されているかを知る必要がある。
しかしながら、このような構成では、デジタルビデオカメラがPCから切り離されたときは必ず光ディスクを再読み込みしなければならない。そのため、デジタルビデオカメラがPCから切り離されてからデジタルビデオカメラがデジタルビデオカメラとして使用可能な状態になるまでに多大な時間を浪費するという問題が生じる。
本発明は、外部装置から切り離された場合に必要のない記録媒体へのアクセスを削減できるようにすることを目的とする。
本発明に係る記録再生装置は、例えば、画像データを含むデジタルデータを記録媒体に記録可能な記録再生装置であって、上記記録媒体からデジタルデータを再生する再生手段と、ネットワークに対して接続されている場合には当該ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作を制御し、上記ネットワークに対して接続されていない場合にはユーザーからの要求により動作を制御する動作制御手段と、上記動作制御手段による上記外部装置からの要求に応じた動作制御にて上記記録媒体に係る変更が加えられたか否かを判定する判定手段とを備え、上記ネットワークに対する接続切断により上記外部装置からの要求による動作制御からユーザーからの要求による動作制御に移行する際には、上記判定手段により上記記録媒体に係る変更が加えられたと判定された場合のみ、上記再生手段は上記記録媒体の再読み込みを実行することを特徴とする。
本発明に係る記録再生装置は、例えば、ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作する第1のモードとユーザーの要求により動作する第2のモードとを有し、かつデジタルデータを記録媒体に記録可能な記録再生装置であって、上記ネットワークに対して接続されている場合には上記第1のモードで動作し、上記ネットワークに対して接続されていない場合には上記第2のモードで動作するとともに、上記ネットワークに対して接続されている場合の第1のモードにおいて記録媒体に変更が加えられたか否かを判定する判定手段を備え、上記ネットワークに対する接続切断により上記第1のモードから上記第2のモードに動作状態が遷移する際に、上記判別手段により記録媒体に変更が加えられたと判定された場合には記録媒体の再読み込みを実行し、上記判別手段により記録媒体に変更がないと判定された場合には記録媒体の再読み込みを行わないことを特徴とする。
本発明に係る記録再生方法は、例えば、画像データを含むデジタルデータを記録媒体に記録可能な記録再生方法であって、ネットワークに対して接続されている場合には当該ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作を制御し、上記ネットワークに対して接続されていない場合にはユーザーからの要求により動作を制御する動作制御工程と、上記動作制御工程による上記外部装置からの要求に応じた動作制御にて上記記録媒体に係る変更が加えられたか否かを判定する判定工程と、上記ネットワークに対する接続切断により上記外部装置からの要求による動作制御からユーザーからの要求による動作制御に移行する際には、上記判定工程にて上記記録媒体に係る変更が加えられたと判定された場合のみ、上記記録媒体の再読み込みを実行する再読み込み工程とを有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、例えば、ネットワークに対して接続されている場合に当該ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作を制御する第1の動作制御ステップと、上記外部装置からの要求に応じた動作制御にて、画像データを含むデジタルデータを記録可能な記録媒体に係る変更が加えられたか否かを判定する判定ステップと、上記ネットワークに対する接続切断により上記外部装置からの要求による動作制御からユーザーからの要求による動作制御に移行する際に、上記判定ステップにて上記記録媒体に係る変更が加えられたと判定された場合のみ、上記記録媒体の再読み込みを実行する再読み込みステップと、上記ネットワークに対して接続されていない場合にユーザーからの要求により動作を制御する第2の動作制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、上記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークに対する接続が切断された際に、記録媒体に変更があり再読み込みが必要な場合のみ記録媒体の再読み込みを行うことで、再読み込みの必要のない記録媒体へのアクセスを削減でき、再読み込みに係る無駄な待ち時間を削減することができる。これにより、ネットワークに対する接続が切断されてから記録再生装置が使用可能な状態になるまでの時間を短縮してユーザービリティを向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による記録再生装置の一例であるデジタルビデオカメラを含むデジタルビデオカメラシステムの構成例を示す図である。図1に示すシステムは、撮影した画像の画像データをDVD−RAM(8cm)等の光ディスク(ディスク媒体ともいう)D1に記録したり、その光ディスクからユーザーによって選択された画像データを再生したりするデジタルビデオカメラ101と、外部装置の一例であるパーソナルコンピュータ(PC)102とから構成される。
デジタルビデオカメラ101とPC102とは、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したネットワークを介して通信可能なように接続される。具体的には、デジタルビデオカメラ101とPC102は、それぞれUSBインターフェースを備えており、これらのUSBインターフェースにUSBケーブル103を接続することで画像データを含むデータの伝送を実現している。本実施形態においては、デジタルビデオカメラ101とPC102とのデータ伝送に用いるUSBの伝送プロトコルとして、マスストレージを用いる場合を説明する。つまり、デジタルビデオカメラ101は、PC102側からドライブとして認識される。
図2は、デジタルビデオカメラ101の要部構成を示すブロック図である。
撮像部201は、被写体を撮影して、その動画像データを生成する。撮像部201は、生成した動画像データをバス212に対して出力する。
信号処理部202は、画像データの記録時には、撮像部201からバス212を介して出力された動画像データを所定の符号化方式で符号化して、記録再生制御部211に出力する。信号処理部202は、画像データの再生時には、記録再生制御部211によりディスクD1から再生された動画像データを復号して表示制御部209に出力する。
メイン制御部203は、デジタルビデオカメラ101内の各構成要素とバス212を介して接続され、メイン制御部203上で動作するソフトウェアによって各構成要素の制御指示を行う。通信制御部204は、外部の機器、すなわち図1に示したPC102とUSBデバイスコネクタ205を介してUSBケーブル103により接続された場合に、マスストレージ規格に従って通信制御を行う。内部メモリ206は、メイン制御部203が用いる各種のソフトウェア(コンピュータプログラム)や、PC102から送信された各種の情報などを記憶する。
入力操作制御部207は、ユーザーが操作部208に対して入力したキー情報を判別し、そのキー情報をメイン制御部203上で動作するソフトウェアに通知する。表示制御部209は、信号処理部202等から出力された動画像データに基づいて、表示部210に表示する映像を生成し表示を制御する。
記録再生制御部211は、光ディスクD1に対して、撮影したデータの記録及び再生を行う。また、記録再生制御部211は、読み出したデータを内部メモリ206に転送する制御を行う。この読み出されて内部メモリ206に転送されたデータは、通信制御部204を介して外部装置(PC102)に送信するか、あるいは表示制御部209を介して表示部210に転送される。
図3は、PC102の要部構成を示すブロック図である。
メイン制御部301は、CPUで構成され、装置(PC102)全体の制御を司る。内部メモリ302は、ハードディスクドライブ(HDD)303からロードされたオペレーティングシステム(OS)や各種アプリケーションプログラムを記憶する。この内部メモリ302にロードされたOSや各種アプリケーションプログラムが、メイン制御部301(CPU)により適宜読み出されて実行されることで、後述する図5や図6に示す処理が実現される。HDD303は、OS、及び本実施形態で用いるDVC制御アプリケーションを含む各種のアプリケーションプログラムを格納する。
入力操作制御部304は、マウス等のポインティングデバイス(PD)やキーボード(KB)等で構成される入力装置305からの入力を受けて、その入力操作を示すキー(KEY)情報をメイン制御部301に出力する。通信制御部306は、USBホストコネクタ307を介してUSBケーブル103により接続されるデジタルビデオカメラ101とのデータ送受信に係る通信制御を行う。表示制御部308は、CRTや液晶表示器等で構成される表示部309にビデオ信号を出力したり、メイン制御部301からの要求に対して内部のビデオメモリに描画したりする。データバス310は、PC102内の各機能ブロック間でデータを送受信するためのものである。
<DVC制御アプリケーション>
次に、PC102にインストールされているDVC制御アプリケーションについて説明する。DVC制御アプリケーションは、デジタルビデオカメラ101を制御するためのアプリケーションであり、HDD303に記憶されている。
図4は、DVC制御アプリケーションのユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ユーザーインターフェース401は、データのコピーや、記録媒体であるディスクの初期化やイジェクトなどの操作を入力するためのユーザーインターフェースである。
コピーボタン402は、読み込み元405(図4に示す例では、HDD303)のデータを、書き込み先406(図4に示す例では、デジタルビデオカメラ101のディスクD1)にコピーするためのボタンである。
初期化ボタン403は、書き込み先406のデジタルビデオカメラ101に挿入されているディスクD1の初期化実行を要求するためのボタンである。
イジェクトボタン404は、書き込み先406のデジタルビデオカメラ101に挿入されているディスクD1のイジェクト(排出)を要求するためのボタンである。
図5は、DVC制御アプリケーションが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS501にて、メイン制御部301は、ネットワークを介してデジタルビデオカメラ101が接続されているか否かを調べる。その結果、メイン制御部301は、デジタルビデオカメラ101が接続されている場合にはステップS502に遷移し、デジタルビデオカメラ101が接続されていない場合には再びステップS501においてデジタルビデオカメラ101が接続されているか否かの判別を行う。
具体的には、何らかのUSB規格対応デバイスがコネクタ307を介してUSBケーブル103により接続されると、それに応じて接続信号がコネクタ307を介して通信制御部306に通知される。その接続信号は、さらに通信制御部306によってメイン制御部301に通知される。メイン制御部301は、この通知を受けると、USB規格に準拠したディスクリプタ構造を取得することでコネクタ307に接続されているデバイス情報を得る。これにより、メイン制御部301は、コネクタ307を介して所望のデジタルビデオカメラ101が接続されているか否かを判別することが可能となる。
コネクタ307を介してUSBケーブル103によりデジタルビデオカメラ101が接続されている場合には、ステップS502にて、メイン制御部301は、ユーザーにより、コピーボタン402、初期化ボタン403、あるいはイジェクトボタン404のいずれかを選択されたか否かを判別する。
コピーボタン402、初期化ボタン403、あるいはイジェクトボタン404のいずれかがユーザーにより入力装置305を用いて押されると、入力装置305より入力操作制御部304にKEY情報が入り、さらにメイン制御部301に通知される。メイン制御部301は、現在の状態と、押されたKEY情報とからどのボタンが押されたか判別する。
ここで、コピーボタン402が押された場合にはステップS503に進み、消去ボタン403が押された場合にはステップS507に進み、イジェクトボタン404が押された場合にはステップS509に進む。なお、メイン制御部301は、入力装置305より入力操作制御部304を介してKEY情報が送られてこなければ、いずれのボタン402、403、404も押されていないと判別し、再びステップS501に戻ってデジタルビデオカメラ101の接続確認を行う。
(コピー処理)
まず、コピーボタン402が押されたと判別されてステップS503に遷移した場合の処理について説明する。
ステップS503にて、メイン制御部301は、通信制御部306及びコネクタ307を介して、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)規格に規定されているWRITE10コマンド(書き込みコマンド)をデジタルビデオカメラ101に対して発行する。これにより、メイン制御部301は、デジタルビデオカメラ101での光ディスクD1へのデータ書き込みを指示する。
ここで、USBのマスストレージ規格(マスストレージクラス)によりATAPIコマンドを実行した場合について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態におけるPC102からのコマンド送信処理を示すフローチャートである。なお、図6の説明においては便宜上、ATAPIコマンドを発行する側をホストと称し、ATAPIコマンドを受ける側をデバイスと称す。
まず、ステップS601にて、ホストは、ATAPIのコマンド形式のコマンドをCBW(Command Block Wrapper)と呼ばれるマスストレージのデータ構造の中に入れて送信する。
次に、ステップS602にて、ホストは、コマンドの形式がステータスなどを取得するためのコマンドであればステップS603に遷移し、データを送信するためのコマンドであればステップS604に遷移する。また、ホストは、送受信するデータがなければステップS605に遷移してコマンドが成功したか否かを判別する。
ステップS603では、所定のデータ構造のデータがコマンドを受けたデバイスから送られてきて、ホストがこれを受信する。
ステップS604では、ホストは、例えばWRITE10などの書き込みを行うためのコマンドなどでデバイスにデータを送信する。
ステップS605では、コマンドが成功したかどうかをホストに通知するため、デバイスはCSW(Command Status Wrapper)と呼ばれるマスストレージに規定されているデータ構造によりデータを送信する。ホストは、そのCSWを受け取ることにより、コマンドが成功したか否かを判定する。
図5に示したステップS503の説明に戻る。
上記図6で説明したようにして、メモリ制御部301は、マスストレージのプロトコルに基づきATAPI規格で規定されているWRITE10コマンドを発行する。
コマンドの発行は、メイン制御部301の命令により内部メモリ302に蓄積されたCBWを通信制御部306よりコネクタ307を介して送信する。送信されたコマンドは、USBケーブル103を介してデジタルビデオカメラ101により受信される。メモリ制御部301は、WRITE10コマンドをデジタルビデオカメラ101に送信した後、光ディスクD1に書き込みたいデータをHDD303から読み出して通信制御部306よりコネクタ307を介してデジタルビデオカメラ101に送信する。そして、メモリ制御部301は、WRITE10コマンドで指定されたセクタ分だけデータをデジタルビデオカメラ101に送信し、それが終了したらステップS504に遷移する。
ステップS504にて、メモリ制御部301は、DVC制御アプリケーションによって指定された読み込み元405の送信すべきデータが書き込み先406であるデジタルビデオカメラ101にすべて送られたか否かを判別する。その結果、すべてのデータが送られていなければ再びステップS503に戻り、すべてのデータが送信されている場合にはステップS505に遷移する。
ステップS505にて、メモリ制御部301は、書き込みが終了した後のファイナライズ処理をデジタルビデオカメラ101にて実行させる。ファイナライズ処理は、ATAPI規格に規定されているCLOSEコマンドをデジタルビデオカメラ101に対して発行することにより実行し、ステップS506に遷移する。
ステップS506にて、メモリ制御部301は、デジタルビデオカメラ101でのファイナライズ処理が終了したか否かを、ATAPIコマンドのTEST UNIT READYコマンドを用いてポーリングすることにより検出する。メモリ制御部301は、発行したTEST UNIT READYコマンドに対して、CSWにおいてエラーが返ってこない場合にはファイナライズ処理が終了したものと判断してコピー処理を終了する。
(初期化処理)
次に、初期化ボタン403が押されたと判別されてステップS507に遷移した場合の処理について説明する。
ステップS507にて、メイン制御部301は、デジタルビデオカメラ101にて光ディスクD1の初期化処理を実行させるため、ATAPIのBLANKコマンドをデジタルビデオカメラ101に対して発行する。具体的には、BLANKコマンドが、メイン制御部301の指示により、通信制御部306、コネクタ307、及びUSBケーブル103を介してデジタルビデオカメラ101に送信される。BLANKコマンドの送信が終わった後、メイン制御部301はCSWを受信してステップS508に遷移する。
ステップS508にて、メイン制御部301は、デジタルビデオカメラ101での消去動作による初期化処理が終了したか否かを判別するため、ステップS506と同様に、ATAPIのTEST UNIT READYコマンドを用いてポーリングする。メモリ制御部301は、TEST UNIT READYコマンドをCSWにおいてエラーが返ってこなくなるまでポーリングし、CSWにおいてエラーが返ってこない場合には初期化処理が終了したものと判断して初期化処理を終了する。
なお、ここでは初期化処理について、BLANKコマンドを用いる場合を説明したが、FORMAT UNITコマンドを使用しても良い。
(イジェクト処理)
次に、イジェクトボタン404が押されたと判別されてステップS509に遷移した場合の処理について説明する。
デジタルビデオカメラ101に挿入されている光ディスク(記録媒体)D1を排出されるイジェクトの実行は、ATAPIのSTART STOP UNITコマンドを用いる。
ステップS509にて、メイン制御部301は、デジタルビデオカメラ101にて光ディスクD1をイジェクトさせるため、ATAPIのSTART STOP UNITコマンドをデジタルビデオカメラ101に対して発行する。具体的には、START STOP UNITコマンドが、メイン制御部301の指示により、通信制御部306、コネクタ307、及びUSBケーブル103を介してデジタルビデオカメラ101に送信される。START STOP UNITコマンドの送信が終わった後、メイン制御部301はCSWを受信してイジェクト処理を終了する。
図7〜図9を用いて、ATAPI規格で規定されているWRITE10コマンド、BLANKコマンド、及びSTART STOP UNITコマンドについて簡単に説明する。
図7は、WRITE10コマンドの構成例を示した図である。
フィールド701は、Operation Codeが入力されるフィールドであり、WRITE10コマンドであることを示すための“2Ah”が入力される。フィールド702は、データを書き込む論理アドレスを示すフィールドである。フィールド703は、送信するデータ長を示すフィールドである。このフィールド703には、DVDメディアの場合にはセクタ数を指定することになる。
図8は、BLANKコマンドの構成例を示した図である。
フィールド801は、Operation Codeが入力されるフィールドであり、BLANKコマンドであることを示す“A1h”が入力される。フィールド802は、Blanking Typeであり、初期化の種類を指定するフィールドである。例えば、すべてのデータを初期化する場合、フィールド802には“000b”(Blank the Disc)が入力され、簡易消去を行う場合、フィールド802には“001b”(Minimally blank the disc)が入力される。
図9は、START STOP UNITコマンドの構成例を示した図である。
フィールド901は、Operation Codeが入力されるフィールドであり、START STOP UNITコマンドであることを示す“1Bh”が入力される。フィールド902は、Power ConditionとLoEjとStartとの組合せによって、イジェクト命令やロード命令などを指定するためのフィールドである。ここで、Power Conditionが“0h”、LoEjが“1b”、Startが“0b”の場合には、イジェクト命令を実行する。
<デジタルビデオカメラ101>
次に、本実施形態におけるデジタルビデオカメラ101の動作について説明する。
本実施形態におけるデジタルビデオカメラ101は、動作状態としてPCモード、カメラモード及び再生モードを有する。PCモードは、デジタルビデオカメラ101とPC102がUSBケーブル103を介して接続されている場合(言い換えれば、デジタルビデオカメラ101がネットワークに接続されている場合)に、PC102からの命令(要求)に対応した処理を実行する動作モードである。また、カメラモード及び再生モードは、デジタルビデオカメラ101とPC102がUSBケーブル103を介して接続されていない場合(言い換えれば、デジタルビデオカメラ101がネットワークに接続されていない場合)に、ユーザーがデジタルビデオカメラ101に入力した命令(要求)に対応した処理を実行する動作モードである。カメラモードが選択されている場合、デジタルビデオカメラ101は、被写体を撮影して得た動画像データを光ディスクD1に記録することができる。一方、再生モードが選択されている場合、デジタルビデオカメラ101は、ユーザーがデジタルビデオカメラ101のユーザーインターフェースを用いて選択した動画像データを光ディスクD1から再生し、再生した動画像データを表示部210に表示することができる。
デジタルビデオカメラ101は、デジタルビデオカメラ101とPC102がUSBケーブル103を介して接続されていない場合(言い換えれば、デジタルビデオカメラ101がネットワークに接続されていない場合)、スイッチ等によりカメラモード又は再生モードを選択することができる。また、デジタルビデオカメラ101は、再生モードが選択されているときにデジタルビデオカメラ101とPC102とをUSBケーブル103を介して接続すると、動作モードを自動的にPCモードに変更する。さらに、デジタルビデオカメラ101は、デジタルビデオカメラ101をPC102から切り離した場合(言い換えれば、デジタルビデオカメラ101がネットワークから切り離した場合)、動作モードを自動的に再生モードに変更する。
デジタルビデオカメラ101は、これらの各モードに応じて異なるプログラムモジュールを起動し処理を行う。したがって、本実施形態では、以下のモジュール構成で処理を行うものとする。
モジュールA:PCモード時のプログラムモジュール
モジュールB:再生モード時のプログラムモジュール
なお、モジュールBは再生モード時に動作するメインモジュールであり、モジュールAはデジタルビデオカメラ101がPC102に接続されたときにモジュールBによって起動されて動作する。モジュールBは、デジタルビデオカメラ101がPC102から切り離されてモジュールAが停止するまで待機する。
以降、各モジュールについて詳細に説明する。
(モジュールA)
図10は、モジュールAにて実行される処理の流れを示すフローチャートである。
後述するが、モジュールAはモジュールBによって生成されるモジュールである。
まず、ステップS1001にて、メイン制御部203は、イジェクトKEY情報が操作部208より入力操作制御部207を介して通知されたか否かを判別する。判別の結果、イジェクトKEY情報が通知された場合には、ステップS1006に遷移してイジェクト処理を実行する。このイジェクト処理については後述する。一方、イジェクトKEY情報が通知されなければ、ステップS1002に進む。
ステップS1002にて、メイン制御部203は、USBケーブル103を介してPC102からコマンドが送信されてきていないか否かを判別する。ここで、PC102からのコマンドは、USBケーブル103及びコネクタ205を介して通信制御部204に受信され、さらにメイン制御部203に通知される。受信したコマンドはCBWのパケット構造で受信される。メイン制御部203は、上述したフィールド701、フィールド801、フィールド901のようなOperation Codeの値をみて、受信したコマンドの種類を判別し、その結果を基に各コマンドに応じて処理を振り分ける。
具体的には、ATAPIのWRITE10、WRITE12、あるいはSEND DVD STRUCTUREのような光ディスクD1に対する書き込み命令などのコマンドを受信した場合には、ステップS1003に遷移する。また、CLOSEコマンドを受信し、それに応じてファイナライズを初めとしたクローズ処理を実行する場合にはステップS1004に遷移する。BLANKコマンドやFORMAT UNITコマンドなどを受信し、それに応じて光ディスクD1の初期化や消去などを実行する場合にはステップS1005に遷移する。START STOP UNITコマンドを受信し、それに応じて光ディスクD1のイジェクト処理を実行する場合にはステップS1006に遷移する。なお、コマンドの受信がなければステップS1007に遷移する。
ステップS1003に遷移した場合には、ステップS1003にて、メイン制御部203は、コマンドを受信した後に実際に書き込むデータを、コネクタ205を介して通信制御部204により受信し、受信したデータを内部メモリ206に格納し記憶させる。メイン制御部203は、受信したデータの書き込み命令を実行するため、内部メモリ206に格納されているデータを記録再生制御部211により光ディスクD1に対して書き込ませる。そして、メイン制御部203は、コマンドで指定されたすべてのデータを光ディスクD1に書き込ませた後、内部メモリ206に格納されるディスク状態変更フラグをセットして、ステップS1007に遷移する。
ステップS1004に遷移した場合には、ステップS1004にて、メイン制御部203は、ファイナライズ処理を初めとしたクローズ処理を実行するため、記録再生制御部211に対して受信したクローズ処理命令を送る。クローズ処理命令を受けた記録再生制御部211は、光ディスクD1のディスクをクローズする。そのクローズ処理が終了したら、メイン制御部203は、内部メモリ206に格納されるディスク状態変更フラグをセットして、ステップS1007に遷移する。
ステップS1005に遷移した場合には、ステップS1005にて、メイン制御部203は、初期化処理を実行するため、記録再生制御部211に対して初期化命令を送る。初期化命令を受けた記録再生制御部211は、光ディスクD1のディスクを初期化する。その初期化処理が終了したらメイン制御部203は、内部メモリ206に格納されるディスク状態変更フラグをセットして、ステップS1007に遷移する。
ステップS1006に遷移した場合には、ステップS1006にて、メイン制御部203は、挿入されている光ディスクD1をトレイから取り出すためのイジェクト処理を実行するため、記録再生制御部211に対してイジェクト命令を送る。イジェクト命令を受けた記録再生制御部211は、光ディスクD1をトレイから排出する。このイジェクト処理が終了したらメイン制御部203は、内部メモリ206に格納されるディスク状態変更フラグをセットして、ステップS1007に遷移する。
ステップS1007にて、メイン制御部203は、通信制御部204及びコネクタ205を介してPC102が接続されているか否かを判別する。その結果、PC102が接続されていればステップS1001に戻り、PC102が接続されていなければステップS1008に遷移する。
ステップS1008にて、メイン制御部203は、内部メモリ206に格納されるディスク状態変更フラグがたっているか否か判定する。判定の結果、上記ステップS1003、S1004、S1005、及びS1006にてディスク状態変更フラグがセットされたっていればディスクの状態が変更されているので、メイン制御部203は、ステップS1009に遷移する。そして、ステップS1009にて、メイン制御部203は、ディスクの状態が変更されているので光ディスクD1の再読み込みを実行する必要があることをモジュールBに対して通知するための変数をセットしてステップS1010に進む。なお、この変数は、内部メモリ206上に用意した図12に示すようなディスク状態変更用の変数1202にセットされる。一方、ディスク状態変更フラグがたっていなければ、メイン制御部203は、ディスクの状態に変更がないと判定し、ステップS1009をスキップしてステップS1010に遷移する。
ステップS1010にて、メイン制御部203は、モジュールA自身の削除とモジュールBへPCモードの終了の通知を実行するため、内部メモリ206上に存在する図12のPC接続モード用変数1201の値をクリアする。さらに、メイン制御部203は、モジュールBにPCモードが終了したことを通知し、モジュールAの処理を終了する。
(モジュールB)
図11は、モジュールBにて実行される処理の流れを示すフローチャートである。
モジュールBは、デジタルビデオカメラ101のメインモジュールの1つであり、PC102と接続されていないときに動作して、PC102との接続時にはモジュールAの処理が終了するまで待ち続ける。
まず、ステップS1101にて、メイン制御部203は、操作部208、入力操作制御部207より送られてくる電源KEY情報から、電源がON(オン)の状態であるか否かを判別する。その結果、電源がONの状態であればステップS1102に遷移し、電源がOFFの状態であればステップS1106に遷移して終了処理を実行してモジュールBの処理を終了する。
ステップS1102にて、メイン制御部203は、コネクタ205及び通信制御部204を介して通知される接続情報に基づいてPC102が接続されているか否かを判別する。判別の結果、PC102が接続されていなければステップS1103に遷移し、PC102が接続されていればステップS1107に遷移する。
ステップS1103にて、メイン制御部203は、デジタルビデオカメラ101が光ディスクD1のディスク情報を取得しているか否かを調べて、再ロードが必要であるか否かを判別する。例えば電源投入時には必ず光ディスクD1の読み込みが必要であるが、一度読み込んだ後は記録やフォーマットなどの動作を実行しない限り再読み込みは必要ではない。ここで、既に取得しているディスク情報があるか否かの判別は、内部メモリ206に格納されている図12に示すようなディスクパラメータ1203を調べることで、ディスク情報が格納されているか否かを判別することが可能になっている。ディスク情報を取得しているか否かの判別の結果、ディスク情報がない場合にはディスク情報の読み込みを行うためにステップS1104に遷移し、ディスク情報がすでに存在する場合には存在しているディスクパラメータを使用することとしてステップS1105に遷移する。
なお、ディスクパラメータとは、例えば光ディスクのメディアの種類(DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、CD−R、CD−RWなど)、書き込みフォーマットの種類(VR、VIDEOなど)、ファイナライズ済みかそうでないかなどの情報を含むものである。また、動画像データが格納されている論理アドレス情報、記録されている動画像データの品質情報及び画像サイズ、インデックス情報が格納されているアドレス、記録可能なディスク容量などの情報を含むものでもある。このようなディスクパラメータを取得することでインデックス表示や動画再生、動画記録を実行することが可能となる。
ステップS1104にて、メイン制御部203は、記録再生制御部211を介して光ディスクD1のディスク情報を取得して、取得したディスク情報を内部メモリ206内に用意されているディスクパラメータ1203の領域に格納する。ディスク情報の取得には、ATAPIのREAD10コマンド(読み込みコマンド)を用いて、所定の論理アドレスに対してアクセスしてUDF(Universal Disk Format)のファイルシステムからファイル情報を取得する。また、メディアの種類などは各情報に応じて、READ DISC INFORMATIONコマンドや、READ TRACK INFORMATIONにより取得し、記録可能なディスク容量はREAD CAPACITY情報で取得することが可能である。メイン制御部203は、ディスク情報を取得してディスクパラメータ1203に保存した後、ステップS1105に遷移する。
ステップS1105にて、メイン制御部203は、操作部208及び入力操作制御部207よりKEY情報が通知されているか否かを判別する。この判別の結果、KEY情報が送られてきていればステップS1106に進んでKEY情報に対応した処理を実行する。一方、KEY情報が送られてこなければ再びステップS1101に戻り電源状態の確認を行う。
ステップS1107に遷移した場合には、ステップS1007にて、メイン制御部203は、PC102が接続されているのでPCモードに移行するため、上述したPC接続時専用のモードであるモジュールAを起動する。また、メイン制御部203は、内部メモリ206に格納されるPC接続モード用変数1201に値をセットして、現在の光ディスクD1のパラメータ情報を内部メモリ206のディスクパラメータ領域1203に保存しておき、ステップS1108に進む。
以降PC接続中はステップS1108とステップS1109を繰り返すことになる。
ステップS1108にて、メイン制御部203は、ステップS1101と同様にして電源の状態を調べて、電源がONの状態ならばステップS1109に遷移し、電源がOFF状態になっていればステップS1106に遷移して終了処理を実行してモジュールBの処理を終了する。
ステップS1109にて、メイン制御部203は、PC接続モード用変数1201を参照して、デジタルビデオカメラ101がPC102から切り離されることによりモジュールAの処理が終了した否かを判別する。その結果、モジュールAが起動中であればステップS1108に戻り、モジュールAが終了していればステップS1110に遷移する。
ステップS1110にて、メイン制御部203は、上述したモジュールAが終了する際に内部メモリ206のディスク状態変更用の変数1202に値がセットされているか否かを判別する。その判別の結果、ディスク状態変更用の変数1202に値がセットされていれば、光ディスクD1の再読み込みが必要であるので、ステップS1111に遷移する。ステップS1111にて、メイン制御部203は、記録再生制御部211に対して再読み込み命令を送り、光ディスクD1の再読み込みを実行させる。
一方、ディスク状態変更用の変数1202に値がセットされていなければステップS1101に戻る。
ここで、例えばデジタルビデオカメラ101の電源投入前に、USBケーブル103によりデジタルビデオカメラ101とPC102と接続されている場合の処理の流れについて説明する。
デジタルビデオカメラ101は、電源投入前にUSBケーブル103によりPC102と接続されていると、本モジュールBにおいてディスクの読み込みを行う前にモジュールAを起動してPCモードで動作していることが予想される。すなわち、図11に示したステップS1101、ステップS1102を経由して直ぐにステップS1107に遷移するため、ステップS1104のディスク情報の読み込み処理を実行しないでPCモードに切り替わってしまう。この場合、モジュールAにおいて、書き込み、初期化、ディスク交換などのディスク状態が変更する処理が行われないと、ステップS1110において参照する内部メモリ206のディスク状態変更用の変数1202に値がセットされない。その結果、ステップS1111でのディスクの読み込み処理ステップが行われずにS1101に戻ってしまうため、ステップS1101の時点ではディスク情報はディスクパラメータ1203には保持されていない状態になる。このため、ステップS1102からステップS1103に進み、ステップS1103においてディスクパラメータ1203が存在しないことからステップS1104に遷移する。そして、上述したようにステップS1104において、ディスク情報を取得しディスクパラメータ1203にデータを格納する。
以上、説明したように本実施形態によれば、上述したモジュールA及びモジュールBの処理を実行することで、PCモードから再生モードに移行する際には、PCモードにおいて記録媒体であるディスクD1の状態が変更されディスクの再読み込みが必要なディスク状態になっている場合にはディスクの再読み込みを実行し、そうでなければ再読み込みを実行しないように制御することが可能となる。これにより、再読み込みの必要のない場合には再読み込みを実行しないことで余計なディスクD1へのアクセスを削減し、PCモードから再生モードへの移行にて従来必ず行われていたディスクD1の再読み込みに係る無駄な待ち時間を削減することができる。したがって、PCモードから再生モードに移行する場合に、再生モードにてデジタルビデオカメラ101が使用可能な状態になるまでの時間を短縮してユーザービリティを向上させることができる。
(その他の実施形態)
上述した実施形態は、装置あるいはシステム内のコンピュータ(あるいはCPU、MPU等)で実行可能なコンピュータプログラムによって実現することもできる。この場合、上記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を介して上記装置あるいはシステムに供給される。上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたコンピュータプログラムを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのコンピュータプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるコンピュータプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたコンピュータプログラムがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのコンピュータプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の一実施形態におけるデジタルビデオカメラシステムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるデジタルビデオカメラ101を制御するDVC制御アプリケーションのユーザーインターフェースの一例を示す図である。 本実施形態におけるDVC制御アプリケーションが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるコマンド送信処理を示すフローチャートである。 WRITE10コマンドの構成例を示した図である。 BLANKコマンドの構成例を示した図である。 START STOP UNITコマンドの構成例を示した図である。 本実施形態におけるデジタルビデオカメラの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態におけるデジタルビデオカメラの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態におけるデジタルビデオカメラの内部メモリに蓄積されたデータの一例を示す図である。
符号の説明
101 デジタルビデオカメラ(記録再生装置)
102 パーソナルコンピュータ(外部装置)
203 メイン制御部
204 通信制御部
205 コネクタ
206 内部メモリ
211 記録再生制御部
301 メイン制御部
306 通信制御部
307 コネクタ
D1 光ディスク

Claims (12)

  1. 画像データを含むデジタルデータを記録媒体に記録可能な記録再生装置であって、
    上記記録媒体からデジタルデータを再生する再生手段と、
    ネットワークに対して接続されている場合には当該ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作を制御し、上記ネットワークに対して接続されていない場合にはユーザーからの要求により動作を制御する動作制御手段と、
    上記動作制御手段による上記外部装置からの要求に応じた動作制御にて上記記録媒体に係る変更が加えられたか否かを判定する判定手段とを備え、
    上記ネットワークに対する接続切断により上記外部装置からの要求による動作制御からユーザーからの要求による動作制御に移行する際には、上記判定手段により上記記録媒体に係る変更が加えられたと判定された場合のみ、上記再生手段は上記記録媒体の再読み込みを実行することを特徴とする記録再生装置。
  2. ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作する第1のモードとユーザーの要求により動作する第2のモードとを有し、かつデジタルデータを記録媒体に記録可能な記録再生装置であって、
    上記ネットワークに対して接続されている場合には上記第1のモードで動作し、上記ネットワークに対して接続されていない場合には上記第2のモードで動作するとともに、
    上記ネットワークに対して接続されている場合の第1のモードにおいて記録媒体に変更が加えられたか否かを判定する判定手段を備え、
    上記ネットワークに対する接続切断により上記第1のモードから上記第2のモードに動作状態が遷移する際に、上記判別手段により記録媒体に変更が加えられたと判定された場合には記録媒体の再読み込みを実行し、上記判別手段により記録媒体に変更がないと判定された場合には記録媒体の再読み込みを行わないことを特徴とする記録再生装置。
  3. 上記記録媒体はディスク媒体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生装置。
  4. 上記判定手段による判定結果に基づいて、上記記録媒体に変更が加えられたか否かを示すフラグを保持するフラグ保持手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の記録再生装置。
  5. 上記判定手段は、上記記録媒体への消去要求、上記記録媒体への書き込み要求、上記記録媒体へのファイナライズ処理要求、及び上記記録再生装置に挿入されている記録媒体の排出要求の少なくとも1つの上記外部装置からの要求による動作が行われた場合に、上記記録媒体に変更が加えられたと判定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の記録再生装置。
  6. 上記外部装置に接続するネットワークは、USB規格に準拠したネットワークであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
  7. 上記第1のモードにおいて、ユーザーからの記録媒体排出要求により挿入されている記録媒体を排出した後に、上記ネットワークに対する接続切断により上記第1のモードから上記第2のモードに動作状態が遷移する場合には、上記第2のモードにおいて記録媒体の再読み込みを実行することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  8. 上記記録媒体から記録に係る情報を取得する記録情報取得手段と、
    上記第2のモードにおいて上記記録情報取得手段により取得した上記記録に係る情報を上記第1のモードにおいても保持する情報保持手段とを備え、
    上記ネットワークに対する接続切断により上記第1のモードから上記第2のモードに動作状態が遷移する場合には、上記情報保持手段に保持していた上記記録に係る情報を、上記第2のモード起動時に挿入されている記録媒体の記録に係る情報として使用することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  9. 電源が入っていない状態でネットワーク接続用のインターフェースで上記外部装置と接続されている状態で、電源を入れた場合に、上記記録情報取得手段により記録媒体の記録に係る情報を取得する前に上記ネットワークに対して接続するとともに、
    上記ネットワークに対する接続が切断する際に記録媒体の再読み込みが必要か否かを判定する判定手段を有しており、
    上記ネットワークに対して接続する際に、上記判定手段で使用する判別フラグをオンの状態にしておき、
    上記ネットワークに対する接続切断により上記第1のモードから上記第2のモードに動作状態が遷移する場合には、上記判定手段において記録媒体の再読み込みを実行することを特徴とする請求項8に記載の記録再生装置。
  10. 画像データを含むデジタルデータを記録媒体に記録可能な記録再生方法であって、
    ネットワークに対して接続されている場合には当該ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作を制御し、上記ネットワークに対して接続されていない場合にはユーザーからの要求により動作を制御する動作制御工程と、
    上記動作制御工程による上記外部装置からの要求に応じた動作制御にて上記記録媒体に係る変更が加えられたか否かを判定する判定工程と、
    上記ネットワークに対する接続切断により上記外部装置からの要求による動作制御からユーザーからの要求による動作制御に移行する際には、上記判定工程にて上記記録媒体に係る変更が加えられたと判定された場合のみ、上記記録媒体の再読み込みを実行する再読み込み工程とを有することを特徴とする記録再生方法。
  11. ネットワークに対して接続されている場合に当該ネットワークを介して接続された外部装置からの要求により動作を制御する第1の動作制御ステップと、
    上記外部装置からの要求に応じた動作制御にて、画像データを含むデジタルデータを記録可能な記録媒体に係る変更が加えられたか否かを判定する判定ステップと、
    上記ネットワークに対する接続切断により上記外部装置からの要求による動作制御からユーザーからの要求による動作制御に移行する際に、上記判定ステップにて上記記録媒体に係る変更が加えられたと判定された場合のみ、上記記録媒体の再読み込みを実行する再読み込みステップと、
    上記ネットワークに対して接続されていない場合にユーザーからの要求により動作を制御する第2の動作制御ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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