JP2007012198A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単にダビング処理が可能な装置を提供する。
【解決手段】 第1の記録媒体から再生された情報データ受信する通信手段と、前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを第2の記録媒体に記録する記録手段と、前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が前記第1の記録媒体からの情報データを記憶しているか否かを判別する判別手段と、ダビング指示に応じて前記記録手段による記録動作を制御する制御手段とを備え、前記判別結果に基づき、前記第1の記録媒体からの情報データを前記通信手段により受信しながら前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第1の記録モードと、前記記憶手段より前記第1の記録媒体からの情報データを読み出して前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第2の記録モードとを切り替える。
【選択図】 図11

Description

本発明は記録装置に関し、特に記録媒体から再生した情報データを外部より受信して他の記録媒体に記録する技術に関する。
従来、デジタルカメラやビデオカメラ等、撮影した画像データをデジタルデータとしてメモリカードや磁気テープなどに記録再生する装置が知られている。また、近年では、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクに対して撮影した画像データを記録再生するディスクビデオカメラも登場している。
この様なディスクビデオカメラで用いられる光ディスクやメモリカードは比較的高価であるため、記録した画像データを大容量の記録メディアにコピーした後、ディスクのデータを消去して繰り返し使用することが考えられる。
具体的には、光ディスクやメモリカードに記録された画像データをパーソナルコンピュータ(PC)に送信し、PCに内蔵、あるいは装着された大容量のハードディスクドライブ(HDD)あるいは光ディスクに保存する方法が考えられる(例えば、特許文献1参照)。
この場合、ユーザはPCとデジタルカメラやビデオカメラをUSBやIEEE1394の様な高速シリアルインターフェイスで接続し、メモリカードや光ディスクに記録されたデータをPCに内蔵、あるいは装着された大容量記録装置に転送して保存する。その際、ユーザはPC上のアプリケーションによって、ソースの記録媒体から大容量記録装置への転送を指定して実行することが一般的である。
特開2002−82777
前述の様に、ビデオカメラに装着されているディスクに記録されているデータをPCの大容量記録メディアに転送し保存するためには、ユーザはPC側でデータ保存アプリケーションを操作しなければならない。
この様なPCのアプリケーションの操作は複雑であり、PCを使用することが少ないユーザにとっては制御がわずらわしい。
即ち、ユーザは、PCを制御することなく、ビデオカメラを制御することだけで装着された記録媒体に記録されたデータを大容量記録装置に転送し、保存することが望まれる。
また、撮影した画像データを別の大容量記録媒体に保存した後、ディスクに記録されたデータを消去して、再度、ディスクを使用するというのが一般的な使用方法である。
このことを考えると、ディスクに記録されているデータを別の大容量記録媒体に転送してダビングする場合、出来るだけ簡単にダビング処理が実現できることが望ましい。
本発明はこの様な問題を解決し、記録媒体に記録された情報データを外部から受信して他の記録媒体にダビングする際に、簡単にダビング処理が可能な装置を提供することを目的とする。
本発明においては、第1の記録媒体に記録された情報データを再生する再生装置より送信された情報データを受信する通信手段と、前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを第2の記録媒体に記録する記録手段と、前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が前記第1の記録媒体からの情報データを記憶しているか否かを判別する判別手段と、前記第1の記録媒体に記録された情報データのダビング指示に応じて、前記第1の記録媒体からの情報データを前記第2の記録媒体に記録すべく前記記録手段による記録動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記判別結果に基づき、前記再生装置より送信された前記第1の記録媒体からの情報データを前記通信手段により受信しながら前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第1の記録モードと、前記記憶手段に記憶された前記第1の記録媒体からの情報データを読み出して前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第2の記録モードとを切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、簡単に情報データを他の記録媒体に記録することが可能となる。
以下、添付図面に従って本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明を適用したデータ伝送システムの構成例である。
図1のシステムは、DVD−RAM(8cm)等の光ディスクD1に対して画像データや音声データを記録再生するビデオカメラ101と、大容量のDVD−RAM(5インチ)等の大容量光ディスクD2に対してデータを記録再生するための記録再生ドライブ103を有するPC102から構成される。
ビデオカメラ101とPC102はそれぞれ、USBインターフェイスを備え、これらのUSBインターフェイスにUSBケーブル104を接続することでデータの伝送を実現している。本実施形態においては、USBの伝送プロトコルとしてはマスストレージを用いる場合を説明する。また本実施形態においては、光ディスクD1に記録されたデータをPC102に転送し、大容量光ディスクD2に記録することが可能である。
図2はビデオカメラ101の要部構成を示すブロック図である。
撮像部201は被写体を撮影して動画像データを生成し、バス213に出力する。信号処理部202は、記録時においては撮像部201から出力された動画像データを周知の符号化方式で符号化し、記録再生制御部212に出力し、再生時においてはディスクD1から再生された動画像データを復号して表示制御部210に出力する。メイン制御部203はバス213を介して各構成要素と接続され、メイン制御部203上で動作するソフトウェアによって各構成要素の制御指示を行う。通信制御部204は、外部の機器、すなわち図1におけるPC102とUSBデバイスコネクタ205を介してUSBケーブル104で接続された場合に、マスストレージ規格に従って通信制御を行う。206は内部メモリで、メイン制御部203にて用いる各種のソフトウェアや、PC102から送信された各種の情報などを記憶する。
入力操作制御部207は、操作部208に対してユーザが入力を行った場合のキー情報を判別し、メイン制御部203上で動作するソフトウェアに対して通知する。また操作部208は、点灯可能なLEDが埋め込まれた形式のボタン209が具備されている。このボタン209は、ビデオカメラ101がUSBケーブル104でPC102に接続した際に、ユーザがダビングの開始を指示するための機能を持つと共に、LEDの点灯状態によってPC102によるダビングが可能な状態であるか否かをユーザに知らせる機能を持つ。
表示制御部210は表示部211に対して表示する映像を生成し表示を制御する。記録再生制御部212は、光ディスクD1に対して、撮影したデータの記録、再生、また読み出したデータを内部メモリ206に転送する制御を行う。読み出されたデータは、通信制御部204を介して外部に送信するか、表示制御部211を介して表示部へ転送される。
PC102の主要部のブロック構成図を図3に示す。
図示のように、PC102は、装置全体の制御を司るメイン制御部(CPUで構成される)301、オペレーティングシステム(OS)や各種アプリケーションをロードしたり、光ディスクD2に対してデータを書き込む際にバッファ領域として使用される内部メモリ302、OS、及び、本実施形態で用いる記録再生ドライブ103の制御用のアプリケーションを含む各種のアプリケーションプログラムを格納するハードディスクドライブ(HDD)303、マウス等のポインティングデバイスやキーボードで構成される入力装置305からの入力を受けてメイン制御部301に出力する入力操作制御部304、USBホストコネクタ307を介してデータを送受信する通信制御部306、CRTや液晶表示器等で構成される表示部309へのビデオ信号を出力したり、メイン制御部301からの要求に対して内部のビデオメモリへの描画する表示制御部308、各機能ブロックの間でデータを送受信するデータバス310を備える。
以上、実施形態におけるビデオカメラ101及びPC102の構成について説明した。次に、実施形態における処理について説明する。
<PC102におけるアプリケーションプログラムの説明>
本実施形態におけるHDD303に格納されているアプリケーションプログラムは、大別して以下の三つのプログラムモジュールA乃至Cで構成される。それぞれのプログラムは次のような機能を果たす。
モジュールA:ビデオカメラとの間でステータス通信を行うプログラム
モジュールB:ビデオカメラから送信された画像データの受信、及び、光ディスクD2への書き込み処理(ダビング処理)を行うプログラム
モジュールC:OSが起動した際に内部メモリ206に常駐し、サポートしているビデオカメラが接続されているかを検出するプログラム
本実施形態では、これら三つのモジュールによって、ビデオカメラ101とPC102とがUSBケーブル104で接続され、書き込み可能な光ディスクD2が記録再生ドライブ103に装着されていることを判別する機能と、自動的にビデオカメラ101に装着された光ディスクD1に記憶された全てのデータファイルをPC102に送信して光ディスクD2に書き込むダビング機能を実現する。
内部メモリ302は、本実施形態におけるアプリケーションプログラム以外にも、ユーザが利用する各種アプリケーションプログラム(例えば、文書編集やメール、WWWブラウザ等)が利用することになる。
従って、ビデオカメラ101をPC102に接続していない場合、内部メモリ302において本実施形態のアプリケーションが使用する領域が少ないほうが望ましい。そのため、内部メモリ302に常駐するプログラムは、アプリケーションプログラム全てではなく、そのアプリケーションを起動するか否かを決定するモジュールCのみとした。
なお、実施形態のアプリケーションにとってビデオカメラの機種名は既知である。USBインターフェイスは、元々、ホットプラグアンドプレイとして策定されたインターフェイスであり、USBホストコネクタ307にUSBケーブル104を介してビデオカメラ101を接続すると、マスストレージ通信を確立する。この通信確立の手順は公知である。
この際、OSは、その接続されたデバイスを認識することになり、そのデバイス名も取得する。本実施形態におけるモジュールCは、USBホストコネクタ307にデバイスが接続されたというイベント発生を監視し、USBデバイスの接続がなされた場合に実行する。以下、各モジュールA乃至Cの処理を説明する。
<モジュールC(常駐プログラム)の説明>
図4は、実施形態におけるモジュールCの処理手順を示すフローチャートである。この処理は、先に説明したように、USBホストコネクタ307に何らかのデバイスが接続された場合に実行する。
先ず、ステップS401では、接続されたUSBデバイスが既知のビデオカメラ101であるか否かを判定する。否の場合には処理を終了する。また、ビデオカメラ101が接続されたと判定した場合には、処理はステップS402に進んで、PC102がダビング可能状態である場合には、後述するコマンド“READY(0)”を、USBホストコネクタ307を介してビデオカメラ101に送信する。
また、ステップS402において、ダビング可能状態で無くBUSY状態の場合、後述するコマンド“BUSY(6)”を送信し、PC102に記録再生ドライブ103が接続されていない場合には後述するコマンド“NO DRIVE(7)”を送信し、PC102に十分な電力が供給されていない場合には後述するコマンド“LOW BATTERY(8)”を送信する。次いで、ステップS403にて、プログラムモジュールAを起動する(HDD303から内部メモリ302に読込み実行する)。
ここで、内部メモリ302の使用量が高くモジュールAが起動できない場合、メイン制御部301は表示制御部308を制御し、表示装置309にエラーメッセージを表示する。
なお、図4の処理はUSBホストコネクタ307に新たにUSBデバイスが接続された場合に実行するだけでなく、記録再生ドライブ103が接続された場合にも同様に図4の処理を実行する。
この場合にはステップS401でNとなるため、そのまま処理を終了することになるが、これ以外にも、例えば、記録再生ドライブ103が固定的にPC102に接続されている場合(PC102が記録再生ドライブ103を内蔵する場合)には、光ディスクD2が記録再生ドライブ103に装着されたことに応じて図4の処理を実行しても良い。
<モジュールAの説明>
このモジュールAは、前述の通り、ビデオカメラ101とPC102が接続されている場合に実行されるモジュールである。
また、このモジュールAが起動した場合、それ以前に、既にビデオカメラ101に対して何らかのコマンドを送信していることになる。また、このモジュールAは一旦起動すると、後述のダビング動作中は内部メモリ302に常駐し、ビデオカメラ101からのレスポンスデータを受信した場合にも実行される。
モジュールAの処理で、ビデオカメラ101に送信するコマンドは図5に示すデータ構造を持つ。図5のコマンドは、ATAPIのコマンドブロックの構成に従った12バイトのデータで構成される。ATAPIの規格では、データオフセット0バイト目のフィールド501はこのコマンドブロックの制御情報を示しているが、本実施形態の機能はATAPIの規格で定められていないので、ベンダ固有のコマンドを示す0xFF(0xは16進数を示す)が指定する。
フィールド502は、ATAPIの規格に従い、上位3ビットにLogical Unit Numberを指定する構成としているが、本実施形態においては、0を指定する。フィールド503は、このコマンドの詳細機能を指定するもので、本実施形態においては0x01を指定する。
フィールド504は本実施形態において最も重要な意味を持つフィールドで、PC102のステータス情報を示しており、図6に示す値が設定される。各値の意味は次の通りである。
“READY(0)”はPC102がデータを受信して記録保存が可能な状態であることを示す。“転送中(1)”はデータを受信中であることを示す。“終了処理中(2)”はデータを受信してディスクD2に記録を行い、終了処理が実行されていることを示す。“完了(3)”はデータを受信してディスクD2に記録が完了したことを示す。“中止(4)”はデータを受信して記録保存が完了するまえに処理が中断されたことを示す。“ERROR(5)”はデータを受信してディスクD2に対する記録が完了する前に処理がエラーとなったこと、例えば書き込みエラーが発生したことにより中断されたことを示す。“BUSY(6)”はPC102が他の処理中であり、ダビングを出来ない状態であることを示す。“NO DRIVE(7)”はPC102に記録再生ドライブ103が接続されていないことを示す。“LOW BATTERY(8)”はPC102が例えばポータブルなタイプでバッテリ駆動可能な場合に電力が足りない状態であることを示す。“FORMAT(9)”はPC102がフォーマット処理中である状態であることを示す。
フィールド505はPC102でビデオカメラ101から取得するデータのデータ長を表す。
フィールド506はPC102に接続されている記録再生ドライブ103に装着されている光ディスクの種類を示しており、図7に示す値が設定される。各値の意味は次のとおりである。
“NO MEDIA(0)”はPC102に接続されている記録再生ドライブ103に光ディスクD2が装着されていないことを示す。“NOT SUPPORT(1)”はPC102に接続されている記録再生ドライブ103に装着されている光ディスクD2がサポートしていないメディアであることを示す。“DVD−R(2)”はPC102に接続されている記録再生ドライブ103にDVD−Rディスクが装着されていることを示す。“DVD−RW(3)”はPC102に接続されている記録再生ドライブ103にDVD−RWディスクが装着されていることを示す。“DVD−RAM(4)”はPC102に接続されている記録再生ドライブ103にDVD−RAMディスクが装着されていることを示す。“DVD+R(5)”はPC102に接続されている記録再生ドライブ103にDVD+Rディスクが装着されていることを示す。“DVD+RW(6)”はPC102に接続されている記録再生ドライブ103にDVD+RWディスクが装着されていることを示す。
フィールド507はPC102に接続されている記録再生ドライブ103に装着されている光ディスクの状態を示しており、図8に示す値が設定される。各値の意味は次の通りである。
“NO MEDIA(0)”は記録再生ドライブ103にメディアが装着されていないことを示す。“BALANK(1)”は記録再生ドライブ103に装着されているメディアがブランクディスク(何も記録されていないディスク)であることを示す。“FORAMT処理済み(2)”は記録再生ドライブ103に装着されているメディアがフォーマット済みのディスクであることを示す。“データ有り(3)”は記録再生ドライブ103に装着されているメディアに、既に何らかのデータが記録されていることを示す。“FINALIZE済み(4)”は記録再生ドライブ103に装着されているディスクが終了処理済みであることを示す。“ダメージディスク(5)”は記録再生ドライブ103に装着されているメディアがダメージディスク(傷などによりデータを正しく読み書きできないディスク)であることを示す。
フィールド508は光ディスクD2に対して後述の如くディスクD1のデータをダビング中に、ダビング(書き込み)終了までの残り時間を示すデータである。
前述の様に、モジュールAが起動した際には、既に、PC102からビデオカメラ101に対して、既に“READY(0)”または、“BUSY(6)”、“NO DRIVE(7)”、“LOW BATTERY(8)”コマンドの何れかを送信しているので、その応答(レスポンスデータ)がビデオカメラ101から返ってくる。
また、後述するように、ダビング中でもビデオカメラ101からレスポンスデータが返ってくるので、その場合にも、このレスポンスデータに応じた処理を実行することになる。かかる点を踏まえ、モジュールAの処理を、図9のフローチャートに従って説明する。
先ず、ステップS901では、受信したレスポンスデータのフィールドの値に従い、次にコマンドを送信する送信時間が設定される。この送信時間が設定されると、その時間を待って、モジュールAを構成するコマンド送信処理(図10)が実行される。
図10に示すように、このコマンド送信処理は、ステップS1001でステータスを取得し、ステップS1002にて取得したステータスを図5に示すデータ構造のコマンドとしてビデオカメラ101に送信する。この結果、ビデオカメラ101からは、そのレスポンスデータが返っているので、その都度、本処理が実行することになる。
図9の説明に戻る。ステップS901の処理、即ち、コマンド送信の起動タイミングの設定を行うと、ステップS902に進んでPC102の状態を確認する。BUSY状態でなければステップS903に進んで、ドライブが存在するかを調べる。ドライブが存在する場合はステップS904に進み、バッテリがLOW BATTERY状態でないか確認する。LOW BATTERY状態でなければステップS905に進み、記録再生ドライブ103に書き込み可能なドライブが装着されているか確認し、ドライブ情報をメディアタイプフィールド(図5のフィールド506)に格納する。メディアタイプが書き込み可能なメディアである場合には処理はステップS906に進んで、レスポンスデータのフィールド(後述する図18のフィールド1805)を確認し、“READY(0)”であれば、ビデオカメラ101は、撮像した画像データの送信が可能状態であるものとし、ステップS907に遷移する。
ステップS907では、図18に示すレスポンスデータのフィールド1804のFormatビットを確認し、1が設定されているか否かを判断する。詳細は後述するが、ビデオカメラ101より記録先ディスクD2のフォーマット要求があった場合にこのフィールドが1にセットされる。Formatビットが1にセットされている場合、ステップS910に進み、記録再生ドライブ103に装着されているディスクD2の初期化処理を実行する。
また、ステップS904でFormatビットが1に設定されていなかった場合、ステップS908に進み、図18に示すレスポンスデータのフィールド1804のDTビットに1が設定されているか否かを判断する。詳細は後述するが、ビデオカメラ101におけるダビング開始を指示するボタンが操作された場合にこのフィールドが1に設定される。DTビットが1に設定されている場合、ステップS909に遷移し、光ディスクD1に記録されているデータの読み出し、及び、大容量光ディスクD2への書き込み(ダビング)を行うモジュールBを起動し(HDD303から内部メモリ302へロードし、実行する)、処理を終了する。
一方、ステップS902でPC102がBUSY状態であるか、ステップS903で記録再生ドライブ103が存在しないか、ステップS904ステップでLOW BATTERY状態であるか、ステップS905で適切なメディアが挿入されていないか、ステップS906でレスポンスデータのフィールド1805のステータスが“READY(0)”以外である場合には、ステップS911に進む。そして、モジュールBが起動されているか否かを判断し、モジュールBが起動されている場合には、ステップS912でそのステータスをモジュールBに通知して本処理を終える。
ステップS911でモジュールBが起動されていない場合には、ステップS913にてエラーメッセージを表示部309に表示して本処理を終える。
なお、説明が前後するが、PC102上で動作するOSは、マルチタスクのOSであり、モジュールAとBとは別タスクとして動作する。
<モジュールBの説明>
次に、モジュールBの処理を図11のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS1101では、コピー元ディスクD1のコピーデータがHDD303に記録されているか否かを判別し、コピーデータが記録されていた場合ステップS1106に進み、コピーデータが記録されていなかった場合にはステップS1102に進む。
ステップS1102では、データの取得コマンドをビデオカメラ101に対して送信する。ここで、データの取得コマンドは、ATAPIの規格に従って生成され、USBマスストレージクラスに準拠した通信方式によって送信される。
ステップS1103では、ビデオカメラ101からのレスポンスを受信する。ステップS1104では、受信したデータがエラーかどうか判別する。受信データがエラーであればステップS1113に遷移しエラーメッセージを表示部309に表示する。エラーでなければステップS1105に遷移する。
ステップS1105では、受信したデータをディスクD1のコピーデータとしてHDD303に一時記憶し、ステップS1106に進む。
ステップS1106では、記録再生ドライブ103を制御してステップS1103にて受信されたデータ、または、HDD303に以前に一時記憶されていたデータを読み出し、ディスクD2への書き込みを行う。
即ち、ステップS1101でHDD303にコピーデータが保存されていなかった場合には、ビデオカメラ101からディスクD1のデータを受信しながらディスクD2に対して書き込みを行い、更に、受信したディスクD1からのデータをHDD303に書き込んでいる。ステップS1107では、書き込みエラーの発生を検出し、書き込みエラーが発生した場合には、ステップS1113に遷移し、エラーメッセージを表示部309に表示する。エラーが無ければステップS1108に遷移する。
ステップS1108では、ユーザによる書き込みキャンセルの指示が入力装置305で入力されたか否かを判断し、書き込みキャンセルの指示があった場合にはステップS1113に遷移しエラーメッセージを表示部309に表示する。
なお、実施形態におけるダビング処理は、見かけ上、PC102のバックグランドの処理として実行しているが、モジュールBが起動した場合には、OSが備えるタスクバーに、そのアイコンを表示させ、そのアイコンが指示された場合に、メニューを表示し、その中からダビングのキャンセルが指示できるようにした。
ステップS1108にて、キャンセル指示がないと判断した場合にはステップS1109に遷移し、ビデオカメラ101とPC102のUSB接続が接続されていることを通信制御部306において確認する。ここで接続されていないことを検出したら、ステップS1113に遷移しエラーメッセージを表示部309に表示する。USB接続された状態であれば、ステップS1110に遷移する。
ステップS1110では、ソフトウェアモジュールAから中止要求があるか否かの通知を確認し、中止要求がある場合には、ステップS1113に遷移しエラーメッセージを表示部309に表示する。
本実施形態では、内部メモリ302上に確保した状態フラグによってソフトウェアモジュールAからソフトウェアモジュールBへの通知を行う。この場合の状態フラグがとりうる値を図12に示す。“LOW BATTERY”(3)、“MODE CHANGE”(4)、“NO DISC”(5)、“NO READABLE DISC”(6)が設定されている場合、中止要求があるものとする。同様に図6の値に従い、“BUSY”、“NO DRIVE”、“LOW BATTERY”が設定されている場合に中止要求があるものとする。中止要求がなければ、ステップS1110に遷移する。
ステップS1111では、光ディスクD1に記録された全てのデータの受信が完了したか、あるいは、HDD303に一時保存されていたコピーデータのディスクD2への書き込みが完了したかどうかを判別する。データの受信の完了を判別する際は、マスストレージ通信において記録容量が判別できるので、ここではその情報を利用する。全てのデータを取得していなければ、再度ステップS1101に遷移し、処理を継続する。
また、ステップS1111において、全てのデータ取得が完了したか、あるいは、メモリ302のコピーデータを全てディスクD2に書き込んだと判断された場合には、ステップS1112に進み、モジュールB、モジュールAを終了する(OSに対して、モジュールA,Bの終了を通知し、内部メモリ302からそれらプログラムを開放させる)。
また、ステップS1113においてエラーメッセージを表示した後、ステップS1114において、メイン制御部301はHDD303に一時保存されているディスクD1のコピーデータを消去する。
なお、ソフトウェアモジュールBは図11のフローを実行中に、ソフトウェアモジュールAに対して、モジュールBの状態に応じた通知を行っている。前述と同様に内部メモリ302上に配置された状態フラグによってソフトウェアモジュールBからソフトウェアモジュールAへの通知を行う。その際、とりうる値は図12の値に従う。従って、ダビング中にも図10に示す処理が実行される。
図13は、ソフトウェアモジュールAとソフトウェアモジュールBが内部メモリ302上に配置された状態フラグを介して通知を行う状態を示している。
ソフトウェアモジュールA1301からソフトウェアモジュールB1302への通知は内部メモリ302内に確保された状態フラグ1304を介して行われる。一方、ソフトウェアモジュールB1302からソフトウェアモジュールA1301への通知は、状態フラグ1303を介して行われることを示している。
ソフトウェアモジュールBからソフトウェアモジュールAに対して通知を行うタイミングは、図11のフローチャートを参照すると次の通りである。
ステップS1101:“転送中”(1)が通知される。
ステップS1109:ステップS1103、あるいはステップS1105から遷移してきた場合には“ERROR”(5)を通知し、ステップS1106から遷移してきた場合には、“中止”(5)が通知される。
従って、図10のステップS1001における処理は、状態フラグ1303からステータスを取得し、ビデオカメラ101に送信することになる。
以上が、本実施形態におけるPC102におけるアプリケーションプログラム(モジュールA、B,C)の処理の説明である。
なお、ステップS1101においてHDD303にコピーデータが記憶されていなかった場合、ステップS1106においてはビデオカメラ101より受信したデータをディスクD2に書き込んでいたが、これ以外にも、受信したデータをHDD303に書き込みながら、これを読み出してディスクD2に書き込むようにしてもよい。
<ビデオカメラ101の処理の説明>
次に、実施形態におけるビデオカメラ101における処理について説明する。
実施形態におけるビデオカメラ101は、PC102に接続された場合には、マスストレージクラスデバイスとして機能する。そして、PC102で動作するアプリケーションプログラムは、マスストレージクラスプロトコルを使ってビデオカメラ101を制御し、ビデオカメラ101に装着されたディスクD1に記録されている全てのデータを再生して取り込み、光ディスクD2に記録する。
この様にビデオカメラ101がUSBケーブル104でPC102と接続され、通信が確立している状態で、メイン制御部203が通信制御部204からの通知に応じて実行する処理について、図14に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS1401において、メイン制御部203は、通信制御部204を介してPC102からのコマンドを受信したと判断したか、或いは、USBケーブルが切断(コネクタからUSBケーブルが外れた場合等)したかを判定する。USBケーブル切断であると判断した場合には、ステップS1409に進んで、ボタン209のLEDを消灯する。さらにステップS1410に進みUSBケーブルが切断したことを、表示制御部210を介して表示部211に表示する。S1410における表示部211の表示例を図15に示す。その後のステップS1407およびS1408に関しては後述する。
ステップS1401によりコマンドを受信したと判断した場合には、メイン制御部203により、そのコマンドの判別が行われる。ここで、図5のコマンドと判別された場合には、ステップS1402に遷移するが、別のコマンドであった場合には、そのコマンドに応じた処理を実施するが、ここでは、説明簡単化のため図5記載以外のコマンド処理については省略する。
ステップS1402において、図5のStatusフィールド504の値が、PC102が受信データを記録可能な状態を示すREADY(0)であれば、ステップS1403に処理を進める。また、“転送中(1)”または“終了処理中”、“FORMAT”の場合にはステップS1404に進む。また、“完了“の場合にはステップS1405に進み、“BUSY”、“ERROR”、“NO DRIVE”、“LOW BATTERY”、“中止”の場合にはステップS1406に進む。各ステップにおける処理を詳細に説明する。
まず、図16を用いてREADY(0)コマンドを受信した場合、つまり、PC102はダビングが可能であることを通知してきた場合について説明する。
ステップS1601では図5のフィールド506のMedia Typeにより記録再生ドライブ103に装着されている光ディスクD2の種類を判別する。ディスクD2が図7中のDVD−R(2)以外である場合には、ステップS1602に遷移する。DVD−R(2)であった場合に関する説明は後述する。
なお、本実施形態では、光ディスクとしてDVDを用いる場合について説明するが、これ以外のディスク媒体を用いることももちろん可能である。その場合、S1601では、ディスクD2がDVD−RWの様に繰り返し書き換え可能なディスクか、DVD−Rの様にライトワンス(追記)型のディスクであるかを判別することになる。
ステップS1602では図5のフィールド507のMedia Statusに基づき、記録再生ドライブ103に装着されている光ディスクD2の状態を判別する。ディスクD2の状態が図8の“NO MEDIA”、“ダメージディスク”以外であれば書き込み可能なディスクであると判断できるので、次のステップS1603に遷移する。ここで、“NO MEDIA”または“ダメージディスク”である場合の処理に関しては後述する。
次に、ステップS1603において、記録先のディスクD2がブランクディスクか否かを判別する。
本実施形態では、ビデオカメラ101に装着されているディスクD1の複製(コピー)ディスクを作成するためには、記録先のディスクD2に既にデータが記録されていることは望ましくないと考え、記録先のディスクD2がブランクディスクでない場合、即ち、何らかのデータが記録されていた場合には、ディスクD2のフォーマット処理を実行した上でダビングを実行するものとする。
そこで、ステップS1603において、ディスクD2がブランクディスクでなかった場合、ステップS1619に進み、フォーマット処理ルーチンを実行する。
図22はフォーマット処理ルーチンを示すフローチャートである。
まず、ステップS2201において、図24(a)に示す警告画面を表示部211に表示する。ユーザは操作部208を操作することにより、図24(a)に示した選択枠2401を移動し、フォーマットを実行するか否かを選択する。そして、ステップS2202においてユーザの選択結果を取得し、ステップS2203においてフォーマットを実行するか否かを判別する。フォーマット処理を実行する場合、ステップS2204において、図18に示す応答データ中のフィールド1805にREADY(0)をセットするとともに、フィールド1804のFormatビットを1にセットする。この結果、後述のステップS1407、S1408の処理により、Formatビットに1がセットされたレスポンスデータがPC102送信され、PC102において初期化作業が開始されるため、フォーマット中になる。図18の応答データについては後述する。
また、ステップS2203において、NOが選択された場合、ステップS2205において、フィールド1805にREADY(0)をセットするとともに、フィールド1804のFormatビットを0にセットし、ステップS2206において、図24(b)に示すディスク交換を促す画面を表示部211に表示する。
図16に戻り、ステップS1603において、記録再生ドライブ103に装着されているディスクがフォーマット不要であった場合、ステップS1604に進む。ステップS1604では、ビデオカメラ101にディスクD1が装着されているか否か、且つ、ディスクが装着されていた場合にはそのディスクに画像データが記録されているか否かを判別する。ディスクが装着されていなかった場合、あるいは装着されているが画像データが記録されていない場合にはステップS1613に遷移する。
また、画像データの記録済みディスクが装着されていた場合、ステップS1605で、ビデオカメラ101の電源が適切な状態であるか、適正なモードになっているか否かなどを判別し、ビデオカメラ101がダビング処理に適した状態であるか否かをチェックする。
例えば、USBインターフェイスの転送帯域は480Mbpsと十分に高速なので、光ディスクD1からディスクD2にダビングする際、通常の撮影時と比較してディスクD1を高速に回転させてデータを読出し、PC102に転送することで、高速にダビングを行うことができる。そのため、ビデオカメラ101のモードが、ディスクD1を高速で回転させることができない撮影モードになっている場合には、高速にPC102へのダビングはできない。また、ディスクD1に対してのデータの書き込み処理など、ディスクD1に対するアクセスが必要なモードは適正なモードではないと判断する。S1605ではこの様に、ビデオカメラ101がダビングに適さないモードなっているか否かを判別している。
ビデオカメラ212に記録済み光ディスクD1が挿入されており、かつローバッテリ状態でなく、モードも適切であると判別された場合には、ステップS1606に処理を進め、ユーザにダビング開始可能であることを知らせるため、ボタン209のLEDを点灯させる。そして、ステップS1607に進み、表示制御部210を介して表示部211に現在書き込み可能である旨を示す情報を表示する。更にステップS1608に進み、表示部211にメディア情報を表示する。S1607、S1608における表示部211の表示例を図17(a)に示す。
ステップS1601により、記録再生ドライブ103のディスクD2がDVD−Rディスクであると判別された場合にはステップS1609に遷移する。ステップS1609においては、ステップS1602と同様にディスクD2の状態を検出する。ここで、ディスクD2の状態が“BLANK”、且つ、“Format済み”であればステップS1604に進む。また、メディアの状態が“BALNAK”、“Format済み”以外である場合には、ステップS1610に遷移する。
本実施形態では、ビデオカメラ101に装着されているディスクD1の複製(コピー)ディスクを作成するためには、記録先のディスクD2に既にデータが記録されていることは望ましくないと考え、記録先のディスクD2がブランクディスクで、且つ、フォーマットされていた場合以外はコピー禁止にしている。
ステップS1610では、記録再生ドライブ103に装着されている光ディスクD2が書き込み可能な状態でないので、書き込みできない状態であることをユーザに通知するためにボタン209のLEDを消灯させる。さらにステップS1611に進み、表示制御部210を介して表示部211によって光ディスクD2が書き込みできないディスクであることを通知し、ステップS1612おいて、そのときのメディア情報を表示部211に表示する。S1611、S1612における表示部211の表示例を図17(b)に示す。
また、ステップS1602において、記録再生ドライブ103に装着されているディスクD2の状態が図8の“NO MEDIA”、“ダメージディスク”であった場合には、書き込み不可のディスクであるためステップS1616に遷移する
ステップS1616では記録再生ドライブ103に装着されているディスクD2がダメージディスクであるか、またはディスクが装着されていないので、書き込みできない状態であることをユーザに通知するためにボタン209のLEDを消灯させる。
さらにステップS1617に進み、表示制御部210を介して表示部211によって光ディスクD2がダメージディスクであるか、または光ディスクD2が装着されていないことを通知し、ステップS1618においてメディア情報を表示部211に表示する。S1617、S1618における表示例を図17(c)、(d)に示す。図17(c)は記録再生ドライブ103にディスクが装着されていない場合の表示例、図17(d)は装着されたディスクD2がダメージディスクのDVD−RWであった場合の表示例である。
また、ステップS1604、S1605において、ビデオカメラ212に記録済み光ディスクD1が装着されていないか、記録済み光ディスクが読込み可能なメディアでないか、かつ低電圧状態であるか、モードも適切でないと判断された場合にはステップS1613に遷移する。
ステップS1613ではディスクD1が装着されていないか、低電圧状態であるか、またはモードが適切でない場合、ディスクD1のデータをPCに送信できない状態であることをユーザに通知するためにボタン209のLEDを消灯する。
さらにステップS1614に進み、表示部211によって、光ディスクD1が挿入されていないか、光ディスクD1が読込み可能なディスクでないか、低電圧状態であるか、モードが不適切であることを通知する。そして、ステップS1614において、そのときのメディア情報を表示部211に表示する。図17(e)にディスクが挿入されていない場合、図17(f)に読み込めないディスクが挿入されている場合、図17(g)に低電圧状態である場合の表示例を示す。
以上の様にREADY状態の処理が終了したら、図14のステップS1407に遷移する。ステップS1407において、PC102からのコマンド(図5)に対するレスポンスデータを生成する。ここで、生成するレスポンスデータは図18に示される8バイトの構成をとる。
以下に図18の応答データの構造について説明する。
最初の2バイトのフィールド1801は、応答データ長を示しており、本実施形態においては8バイトを設定する。フィールド1802は、PC102が次のコマンドを送信までの時間を100ms単位で指定する。つまり、フィールド1802の値を、例えば1としておくと、PC102が次にコマンドを送ってくるのは100ms後とすることができる。フィールド1803は、図5のコマンドでフィールド503に設定された値をそのまま設定する。本実施形態においては0x01を指定する。
フィールド1804のFormatビットは、ユーザにより記録再生デバイス103に装着されているディスクD2のフォーマット処理が指示されたか否かを示すフラグで、フォーマット処理が指示された場合1が設定される。
フィールド1804のDTは、ビデオカメラ101において、ユーザがダビング指示ボタン209を操作したか否かを示すフラグで、ボタン209が操作された場合1を設定する。ボタン209の操作の検出処理は後述する。フィールド1805は、ビデオカメラ101のステータスを示すもので、その値は、図12の表に示される値をとる。各値の意味は次の通りである。
“READY”(0)はビデオカメラ101がデータを送信可能な状態であることを示す。“転送中”(1)はデータを送信中であることを示す。“BUSY”(2)はビデオカメラ101が別の処理を実行しており、PC102からのコマンド要求に応答できないことを示す。“LOW BATTERY”(3)はバッテリ電圧が低くなったことを示す。“MODE CHANGE”(4)はビデオカメラ101のモードが変更されたことを示す。“NO DISC”(5)はビデオカメラ101にディスクD1が装着されていないことを示す。“NO READABLE DISC”(6)はビデオカメラD1に読み込み可能なディスクD1が装着されていないことを示す。
図14のフローチャートに戻り、ステップS1407において生成されるレスポンスデータのフィールド1805には、図16における処理の結果に応じた値が設定される。例えば、ステップS1608から遷移した場合、ビデオカメラ101がデータを送信可能な状態を示す“READY”(0)が設定される。また、このとき、フィールド1804のDTに“1”がセットされていた場合(ユーザがダビングボタン209を押下した場合)には、それも合わせて生成することになる。また、ステップS1615から遷移した場合、“LOW BATTERY”(3)、或いは、“NO DISC”(5)が設定される。
ステップS1402において、PC102からのコマンドのStatusフィールド504が“転送中(1)”または“終了処理中(2)”、“FORAMT(9)”であった場合、S1404に遷移する。S1404の処理を図19のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS1901において、光ディスクD1が正常に装着されているか否かを判別する。正常に装着されていない場合にはステップS1906に進む。また、正しく装着されていた場合、ビデオカメラ101が低電状態でなく、かつ、モードが正しいか否かを判別する。これらが正常であれば、ステップS1903に遷移し、ボタン209のLEDを点滅させ、操作者に転送中であることを報知する。そして、ステップS1904において、書き込み処理中であればその旨を、表示制御部210を介して表示部211に表示する。また、終了処理中またはフォーマット処理中である場合にも同様に、処理中であることを表示部211に表示する。なお、フィールド508のTime情報により取得した書き込み残り時間情報も同時に表示し、終了処理中である場合も同様にフィールド508のTime情報により取得した終了処理残り時間情報を表示するものとする。そして、ステップS1905において表示部211にメディアの情報を表示する。書き込み処理中の情報の表示例を図20(a)に、終了(ファイナライズ)処理中の情報の表示例を図20(b)に示す。
また、ステップS1906では、ユーザに書き込みできない状態であることを通知するため、ボタン209のLEDを消灯させる。さらにステップS1907に進み、表示制御部210を介して表示部211によって光ディスクD1が装着されていないか、光ディスクD1が読込み可能なディスクでないか、低電圧状態であるか、モードが不適切であることを通知する。そして、ステップS1908において、そのときのメディア情報を表示部211に表示する。図17(e)にディスクが装着されていない場合、図17(f)に読み込めないディスクが装着されている場合、図17(g)に低電圧状態である場合の表示例を示す。
その後、ステップS1407において、レスポンスデータを生成するが、このときのStatusフィールド505には、同様に図12に示される“転送中(1)”が設定される。また、フィールド504は、データ転送中なので、DT=1が設定される。
またステップS1402において、受信コマンドのStatusフィールド504が、“完了(3)”である場合、ステップS1405に遷移する。ステップS1405の処理について、図21のフローチャートを用いて説明する。
記録再生ドライブ103に装着されている光ディスクD2へのデータ書き込みが終了したので、ステップS2101ではユーザにディスクコピーが終了したことを通知するため、ボタン209のLEDを消灯させる。さらにステップS2102においてコピーが完了したことを表示部211に表示する。さらにステップS2103において、メディア情報を表示する。S2102、S2103における表示例を図20(c)に示す。
S1405の完了処理終了後、ステップS1407においては、書き込み終了であるのでフィールド1805には、READY(0)が設定される。また、データ転送中ではないので、フィールド1804のDTビットには0が設定される。
また、ステップS1402において、受信コマンドのStatusフィールド504が、“BUSY”、“ERROR”、“NO DRIVE”、“LOW BATTERY”、“中止”である場合、ステップS1406のエラー処理を実行する。エラー処理について、図23を用いて説明する。
ステップS2301において、PC102が前述の如く何らかのエラー状態でありコピーを実行することが出来ない場合、ユーザにディスクコピーが出来ない状態であることを通知するためにボタン209のLEDを消灯する。さらにステップS2302において表示制御部210を介して表示部211にエラー情報を表示し、ステップS2303においてメディア情報を表示する。BUSY状態である場合の表示例を図24(c)に、エラーである場合の表示例を図24(d)に、ドライブが無い場合の表示を図24(e)に、バッテリが無い場合の表示を図24(f)に、途中でキャンセルを実行した場合の表示を図24(g)に示す。
S1406のエラー処理終了後、ステップS1407においては、フィールド1805には、READY(0)が設定される。また、データ転送中ではないので、フィールド1804のDTビットには0が設定される。
以上の様に生成されたレスポンスデータは、ステップS1408において、通信制御部204を介してPC102に送信され処理が終了する。
なお、レスポンスデータを送信した場合、そのレスポンスデータは次回に送信するまで、内部メモリ206内に保持しておくものとする。つまり、レスポンスデータは、前回のレスポンスデータを更新することで生成する。
次に、ビデオカメラ101における、ユーザ入力の検出処理を図25のフローチャートに従って説明する。この処理は、図14の処理と非同期に実行される。この処理は、メイン制御部203が実行するソフトウェアによって行われるが、ユーザへのレスポンスを高速に行いたいのであれば、ハードウェア割り込みで実現されても良い。
操作部208のいずれかのボタンが操作されると、この処理が開始される。
先ず、ステップS2501では、操作されたボタンがダビングボタン209であるか否かを判断する。否であれば本処理を終え、ダビングボタン209が操作された場合、ステップS2502に進み、内部メモリ206に保持されている最新のレスポンスデータのステータスを調べ、“転送中”となっているか否かを判断する。“転送中”である場合には、既に画像データの転送が行われていることを意味するので、この処理を終了する。
また、転送中ではないと判断した場合には、ステップS2503に進み、レスポンスデータのステータスはREADY状態であるか否かを判断する。READY状態である場合、ビデオカメラ101、及び、PC102が、ダビング条件は整っていて、ユーザのダビング指示を待っている状態であることを意味するので、処理はステップS2504に進んで、内部メモリ206のレスポンスデータのフィールド1804のDTに1をセットする。
この結果、図14の処理で、次回、PC102からコマンドを受信した場合に、図14のステップS1407でフィールド1804のDTに1をセットしたレスポンスデータが生成され、PC102に対してダビング指示がなされたことを通知することが可能になる。
なお、先に説明したように、実施形態においては、USB接続されたビデオカメラ101をマスストレージとして処理することになる。そのため、PC102によるビデオカメラ101からの画像データファイルの取得処理は、別タスクで行われる。マスストレージクラスの伝送は、PC102から見た場合に、ビデオカメラ101を外部記憶装置として読み出すものであり、USB接続の外部記憶装置と同様であるので、その説明は省略する。
本実施形態の動作をまとめると、次のようになる。
ビデオカメラ101とPC102をUSBケーブル102で接続し、PC102に接続されたドライブ103に書き込み可能な光ディスクD2が装着されている場合、PC102はビデオカメラ101に対してダビング可能であることを示すREADYコマンドを発行する。これ以降、PC102は、ビデオカメラ101からのレスポンスに対してステータスを返すことになる。
ビデオカメラ101は、PC102からコマンドを受信する毎に、そのレスポンスを生成し、PC102に通知する。ビデオカメラ101がPC102よりREADYコマンドを受信すると、コピー元のディスクD1が装着されている場合にはREADYレスポンスをPC102に返す。PC102からREADYコマンドを受信したことを受けて、ダビングボタン209のLEDを点灯させ、ユーザにダビング準備ができたことを報知する。
互いにREADYコマンド、レスポンスを送受信行っている最中に、ビデオカメラ101のダビングボタン209を操作すると、次回のレスポンスデータで、ダビングボタン209が操作された旨をPC102に通知する。
PC102はレスポンスデータを調べて、ダビングボタンが操作されたことを検知すると、ダビングを開始する。このとき、ビデオカメラ101には、転送中であることを示すコマンドを発行する。
ビデオカメラ101は、このコマンドを受けると、ダビングボタン209のLEDを点滅し、データの転送中であることをユーザに通知する。また、受信したコマンドに対応するレスポンスをPC102に返す。
PC102は全データの受信が完了し、光ディスクD2への書き込みが完了すると、完了した旨のコマンドをビデオカメラ101に通知する。
ビデオカメラ101は完了コマンドを受信するとダビングボタン209を消灯する。
以上説明したように、本実施形態では、ディスクD1に記録されているデータをビデオカメラにより再生してPCに送信し、ディスクD2にダビングする際、このダビング処理に関連したPCの状態を示す情報をビデオカメラに送信し、ビデオカメラの表示部にてPCの状態を表示している。そして、ユーザはビデオカメラに表示されたPCの状態を確認しながら、ビデオカメラを操作するだけでダビングを指示することが可能となる。また、ビデオカメラはPCのマスストレージとして機能しながらも、あたかも、ビデオカメラの制御によってPCに画像ファイルの転送を行う如く振る舞うことができる。
また、本実施形態では、ディスクD1からディスクD2にデータをダビングする際、PC102において受信したディスクD1のデータを内部メモリに一時保存しておき、再びダビングの指示があった場合にはメモリに記憶しておいたディスクD1のコピーデータを読み出して書き込み先のディスクに記録している。
そのため、コピー元ディスクのデータを複数のディスクにコピーしたい場合、2枚目以降のダビングに伴ってコピー元ディスクからデータを再生する必要がない。そのため、コピー元ディスクからのデータの読み出しエラーやビデオカメラからPCへのデータの送信エラーの心配もない。また、ビデオカメラにおける消費電力も削減することが可能となる。
また、2枚目以降のダビングに要する時間を短くすることが可能となる。
また、図11に示したように、USB接続の切断やダビングのキャンセル指示に応じてメモリに記憶しておいたコピーデータを消去するので、ユーザは内部メモリに記憶されたコピーデータの消去を指示する必要が無く、内部メモリを有効に使用することができる。
なお、本実施形態ではビデオカメラとPCとをUSBインターフェイスを介して接続する例を説明したが、ビデオカメラをマスストレージクラスデバイスとして認識し、マスストレージデバイスプロトコルを用いてファイルを読込むことが可能であれば、IEEE1394インターフェイス、或いは、ネットワークインターフェイスを介して接続する場合に適用しても良い。
また、実施形態では、ダビングボタン209がLEDを内蔵しているものとしたが、LEDとボタンは一体でなくても構わない。ただし、ダビング可能になった場合に、ユーザに対してどのボタンを押下すれば良いのかを知らせるためには、一体であることが望ましい。
なお、本実施形態では、図16のステップS1609において、ブランクディスクでなかった場合であっても、ファイナライズされていない場合、まだデータを記録可能である。そのため、コピー先のディスクD2がブランクディスクでなく、且つ、ファイナライズ処理されていない場合には、コピー先ディスクの記録残容量のデータも図8のディスク情報コマンドに付加してPC102からビデオカメラ101に送信しておく。ビデオカメラ101では、コピー元ディスクD1のデータ量とコピー先ディスクD2の記録残容量とを比較し、比較の結果、コピー先ディスクの残容量の法が少ない場合には、コピー不可と判断し、ステップS1610に進む様に構成する。また、コピー先ディスクの残容量の方が多い場合には、ステップS1604に進む様に構成する。
この様に構成しておくことで、コピー先ディスクD2がブランクディスク以外の場合であっても、複数のディスクD1のデータを一枚のディスクD2に集めることが可能となる。
なお、本実施形態では、光ディスクに記録されているデータを他の光ディスクにダビングするシステムについて説明したが、これ以外の記録媒体、例えばメモリカードなどの記録媒体を光ディスクに代えて用いることももちろん可能である。
またPCにおける処理の特徴は、アプリケーションプログラムによるものであるので、本発明はコンピュータプログラムをその範疇とするのは明らかである。また、実施形態におけるPCのアプリケーションプログラムは、ビデオカメラに添付するCDROM等にバンドルされることになる。そして、このCDROM(コンピュータ可読記憶媒体)を、PCにセットして、システムにコピーもしくはインストールすることで、実施形態におけるアプリケーションプログラムが実行可能になるわけであるから、当然、そのようなコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇にある。
本発明の実施形態としての記録再生システムの構成を示す図である。 実施形態におけるビデオカメラの構成を示す図である。 実施形態におけるPCの構成を示す図である。 実施形態におけるモジュールCの処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるPCからの送信コマンドを示す図である。 実施形態にてPCから送信されるステータスを示す図である。 実施形態にてPCから送信されるディスク情報を示す図である。 実施形態にてPCから送信されるディスク情報を示す図である。 実施形態におけるモジュールAの処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるコマンドの送信処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるモジュールBの処理を示すフローチャートである。 実施形態にてビデオカメラから送信されるステータスを示す図である。 実施形態におけるモジュールAとモジュールBの様子を示す図である。 実施形態におけるビデオカメラの処理を示すフローチャートである。 ダビング時の表示画面の一例を示す図である。 実施形態におけるビデオカメラの処理を示すフローチャートである。 ダビング時の表示画面の一例を示す図である。 実施形態におけるビデオカメラからのレスポンスデータの様子を示す図である。 実施形態におけるビデオカメラの処理を示すフローチャートである。 ダビング時の表示画面の一例を示す図である。 実施形態におけるビデオカメラの処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるビデオカメラによるフォーマット指示の処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるビデオカメラの処理を示すフローチャートである。 ダビング時の表示画面の一例を示す図である。 実施形態におけるビデオカメラの処理を示すフローチャートである。

Claims (13)

  1. 第1の記録媒体に記録された情報データを再生する再生装置より送信された情報データを受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを第2の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が前記第1の記録媒体からの情報データを記憶しているか否かを判別する判別手段と、
    前記第1の記録媒体に記録された情報データのダビング指示に応じて、前記第1の記録媒体からの情報データを前記第2の記録媒体に記録すべく前記記録手段による記録動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記判別結果に基づき、前記再生装置より送信された前記第1の記録媒体からの情報データを前記通信手段により受信しながら前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第1の記録モードと、前記記憶手段に記憶された前記第1の記録媒体からの情報データを読み出して前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第2の記録モードとを切り替えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記通信手段により前記再生装置に対して制御コマンドを送信することにより前記再生装置の再生動作を制御し、前記第1の記録モードにおいて、前記制御手段は、前記ダビング指示に応じて前記第1の記録媒体から情報データを再生するよう前記再生装置を制御するコマンドを送信することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記第1の記録モードにおいて、前記制御手段は、前記ダビング指示に応じて前記第1の記録媒体に記録されている全ての情報データを再生して送信するよう前記再生装置を制御することを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 前記通信手段は前記再生装置より前記ダビング指示の情報を受信することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  5. 前記制御手段は、所定の条件に従って前記記憶手段に記憶されている前記第1の記録媒体からの情報データを消去することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記再生装置との間で通信が不能になったことに応じて前記記憶手段に記憶されている前記第1の記録媒体からの情報データを消去することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  7. 前記制御手段は、前記再生装置が前記第1の記録媒体に記録されている情報データのダビングのために適さない状態となったことに応じて前記記憶手段に記憶されている前記第1の記録媒体からの情報データを消去することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  8. 前記制御手段は、前記第2の記録媒体に対する前記第1の記録媒体からの情報データの記録が失敗したことに応じて前記記憶手段に記憶されている前記第1の記録媒体からの情報データを消去することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  9. 前記制御手段は、ダビング中止の指示に応じて前記記憶手段に記憶されている前記第1の記録媒体からの情報データを消去することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  10. 前記第1の記録モードにおいて、前記制御手段は前記記録手段を制御して前記通信手段により受信された前記第1の記憶媒体からの情報データを前記第2の記録媒体に記録しつつ前記記憶手段にも書き込むことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  11. 第1の記録媒体に記録された情報データを再生する再生装置より送信された情報データを伝送路を介して受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを第2の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が前記第1の記録媒体からの情報データを記憶しているか否かを判別する判別手段と、
    前記第1の記録媒体に記録された情報データのダビング指示に応じて、前記第1の記録媒体からの情報データを前記第2の記録媒体に記録すべく前記記録手段による記録動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記判別手段が前記記憶手段に前記第1の記録媒体からの情報データが記憶されていると判別した場合には前記再生装置より送信された前記第1の記録媒体からの情報データを前記通信手段により受信しながら前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録し、前記判別手段が前記記憶手段に前記第1の記録媒体からの情報データが記憶されていないと判別した場合には前記第1の記録媒体からの情報データを前記通信手段により受信することなく前記記憶手段に記憶された前記第1の記録媒体からの情報データを読み出して前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録することを特徴とする記録装置。
  12. 第1の記録媒体に記録された情報データを再生する再生装置より送信された情報データを伝送路を介して受信する通信工程と、
    前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを第2の記録媒体に記録する記録工程と、
    前記通信手段により受信された前記第1の記録媒体からの情報データを記憶媒体に記憶する記憶工程と、
    前記第1の記録媒体に記録された情報データのダビング指示に応じて、前記第1の記録媒体からの情報データを前記第2の記録媒体に記録すべく前記記録手段による記録動作を制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程は、前記ダビング指示に応じて前記記憶媒体が前記第1の記録媒体からの情報データを記憶しているか否かを判別すると共に、前記判別結果に基づき、前記再生装置より送信された前記第1の記録媒体からの情報データを前記通信手段により受信しながら前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第1の記録モードと、前記記憶媒体に記憶された前記第1の記録媒体からの情報データを読み出して前記記録手段により前記第2の記録媒体に記録する第2の記録モードとを切り替えることを特徴とする記録方法。
  13. 請求項11または請求項12に記載の方法をコンピュータにて実現するためのプログラムを記憶した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010171843A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Panasonic Corp 電子機器

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