JP2003189147A - 撮影装置及び電子装置 - Google Patents

撮影装置及び電子装置

Info

Publication number
JP2003189147A
JP2003189147A JP2001389125A JP2001389125A JP2003189147A JP 2003189147 A JP2003189147 A JP 2003189147A JP 2001389125 A JP2001389125 A JP 2001389125A JP 2001389125 A JP2001389125 A JP 2001389125A JP 2003189147 A JP2003189147 A JP 2003189147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
personal computer
memory card
video camera
usb
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001389125A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hirata
陽一 平田
Kazuyuki Murakami
和行 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001389125A priority Critical patent/JP2003189147A/ja
Publication of JP2003189147A publication Critical patent/JP2003189147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方のビデオカメラで撮影して第1のメモリ
カードに保存した画像データを、他方のビデオカメラに
装着された第2のメモリカードに転送したい時は、まず
第1のメモリカードをカードリーダに装着して、パソコ
ンを操作してパソコン内に取り込み、次にカードリーダ
において第1のメモリカードから第2のメモリカードに
差し替えて、パソコンを操作して画像データを第2のメ
モリカードに記憶させるという、非常に煩雑な操作が伴
うという問題点を有していた。 【解決手段】 複数のビデオカメラをUSBハブ6を介
してパソコン3に接続することにより、一方のビデオカ
メラ101で撮影しメモリカードに保存した画像データ
を、他のビデオカメラ102のメモリカードに対して書
き込む(複製や移動)操作を、専用のソフトウェアを用
いず、かつ容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラなど
の撮影装置と、パーソナルコンピュータなどの情報端末
機器に代表される電子装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルビデオカメラに代表され
る映像機器は。メモリカードなど、磁気テープ以外の記
録媒体を利用して、撮影した映像などを記録したりする
用途が増えてきている。さらに、メモリカードに記録し
た映像などの情報を、近年急速に普及したパーソナルコ
ンピュータに取り込み、管理や編集を行う使い方も普及
しつつある。
【0003】以下に従来の磁気記録再生装置について説
明する。
【0004】図6は従来の撮影システムの構成を示す模
式図である。図において、1は被写体映像を静止画また
は動画として撮影可能なビデオカメラ、1aはビデオカ
メラ1に設けられ後述するメモリカード2を着脱可能な
カードスロット、2はビデオカメラ1に着脱自在でビデ
オカメラ1で撮影した映像を記録再生可能なメモリカー
ド、3はパーソナルコンピュータ(以下パソコンと記
す)、3aは各種周辺機器を接続可能なUSBポート、
4はパソコン3のUSBポート3aに接続可能でかつメ
モリカード2を着脱自在なカードリーダーで、パソコン
3と接続しメモリカード2を装着した状態で、パソコン
3を操作することによりメモリカード2に記録された静
止画データなどをパソコン3とメモリカード2との間で
やりとりができる。
【0005】以上のように構成された従来の撮影システ
ムについて、以下その動作について説明する。
【0006】まず、ビデオカメラ1にメモリカード2を
装着して、被写体映像などを撮影する。撮影した映像
は、ビデオカメラ1において所定の操作をすることで、
パソコン3上における管理形態(いわゆる「ファイ
ル」)としてメモリカード2に記録され、またメモリカ
ード2に記録された映像を再生することも可能である。
【0007】メモリカード2に記録された映像ファイル
をパソコン3に取り込む場合は、まずカードリーダ4の
USB端子4aを、矢印Cに示すようにパソコン3のU
SBポート3aに接続する。カードリーダ4をパソコン
3に接続することで、パソコン3上ではカードリーダ4
を単独ドライブとして認識し、パソコン3に装備された
ドライブ(ハードディスクドライブやフロッピー(登録
商標)ディスクドライブ)に対して独立して表示され
る。
【0008】次に、ビデオカメラ1によって映像が記録
されたメモリカード2を、矢印Aに示すようにビデオカ
メラ1から抜去し、矢印Bに示すようにカードリーダ4
に装着する。次にパソコン3を所定の操作を行うこと
で、メモリカード2に記録された映像ファイルをパソコ
ン3に転送できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、メモリカード2に記録した映像ファイル
をパソコン3に転送するためには、メモリカード2をビ
デオカメラ1から取り出して、カードリーダ4に装着す
るという、煩雑な操作が伴うという問題点を有してい
た。また、少なくともカードリーダ4を用意する必要が
あるため、使用者におけるコストアップにつながってし
まうという問題点も有していた。
【0010】また、一方のビデオカメラで撮影して第1
のメモリカードに保存した画像データを、他方のビデオ
カメラに装着された第2のメモリカードに転送したい時
は、まず第1のメモリカードをカードリーダ4に装着し
て、パソコン3を操作してパソコン3内に取り込み、次
にカードリーダ4において第1のメモリカードから第2
のメモリカードに差し替えて、パソコン3を操作して画
像データを第2のメモリカードに記憶させるという、非
常に煩雑な操作が伴うという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、メモリカードに記録された情報を簡単に、かつコス
トアップせずにパソコンに転送することができ、さらに
複数のビデオカメラ間で画像データの転送を簡単に行え
る撮影装置及び電子装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の撮影装置及び電子装置は、撮影した画像を記
録媒体に対して記録再生可能でかつ、高速シリアルイン
ターフェイスを介して電子機器と接続可能な撮影装置で
あって、一方の端子に複数の本装置が接続され他方の端
子に電子機器が接続可能な分配手段を備え、前記電子機
器からの制御により、前記分配手段に接続された複数の
本装置間で信号の伝送が可能なものである。
【0013】これによって、メモリカードに記録された
情報を簡単に、かつコストアップせずにパソコンに転送
することができる撮影システムを提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び2に記載の
発明は、撮影した画像を記録媒体に対して記録再生可能
でかつ、高速シリアルインターフェイスを介して電子機
器と接続可能な撮影装置であって、一方の端子に複数の
本装置が接続され他方の端子に電子機器が接続可能な分
配手段を備え、前記電子機器からの制御により、前記分
配手段に接続された複数の本装置間で信号の伝送が可能
なものであり、このような構成により、複数の撮影装置
間でのデータ伝送を容易に行うことができるものであ
る。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における撮影システムの全体構成を示す模式図であ
る。図において、1は被写体映像を静止画または動画と
して撮影可能な撮影装置であるビデオカメラで、高速シ
リアルインターフェイスの一種であるUSB(Universa
l Serial Bus)に対応したUSBポート1bを備えてい
る。本実施の形態ではビデオカメラ1としたが、被写体
像を撮影可能でなおかつUSBポートを備えていれば、
ビデオカメラに限定されるものではなく、例えば静止画
撮影機能しか持たないデジタルカメラとしてもよい。2
はビデオカメラ1に装着し撮影した画像(静止画や動
画)を記録することができる記録手段であるメモリカー
ドで、既存のコンパクトフラッシュ(登録商標)やマル
チメディアカードなどに相当するが、静的記憶が可能で
あればその種類は問わない。3は電子装置であるパーソ
ナルコンピュータ(以下パソコン)で、USBポート3
aを備えている。図1においてパソコン3はノートパソ
コン(ラップトップパソコン)としているが、USBポ
ートを備え、USBポートに接続した機器を制御できる
ものであれば、デスクトップパソコンやサーバ、小型情
報端末機であってもよい。5は両端にUSB端子5a及
び5bを備えたケーブル状のUSBケーブルで、本例で
はUSB端子5aがビデオカメラ1のUSBポート1b
に接続し、USB端子5bがパソコン3のUSBポート
3aに接続する構成になっているが、各々逆に接続して
もよい。
【0017】ここで、本実施の形態では、ビデオカメラ
1とパソコン3との接続をUSB接続にしているが、高
速シリアルインターフェイスに相当するものであれば、
USBのみに限定されるものではない。
【0018】次に、図2は本実施の形態の撮影システム
の内部構成を示すブロック図であり、本図において前述
の図1で説明した構成については説明を省いた。図にお
いて、11はレンズや固体撮像素子などからなり被写体
像を撮像可能な撮像部、12は撮像部で撮像された映像
信号をデジタル信号に変換したりノイズ除去を行ったり
する映像信号処理部、17は映像信号処理部12からの
映像信号を各部へ伝送制御したり、メモリカード2やU
SBポート1bからの画像データを送受信するようUS
Bコントローラ15やメモリカードインターフェイス1
4を制御する制御手段である制御部、16は撮像部1で
撮像され信号処理が施された映像を表示可能な表示手段
である液晶ディスプレイ(以下LCDと記す)で、ビデ
オカメラに通常搭載される電子ビューファインダーや、
電子ビューファインダーとは別に設けられる大型の液晶
ディスプレイに相当する。13は映像信号処理部12か
らの映像信号をLCD16に出力するためのLCDイン
ターフェイス、14はメモリカード2に対して信号の授
受を行う端子であるメモリカードインターフェイス、1
5はUSBポート1bに接続された機器(本例ではパソ
コン3)の検出を行ったりビデオカメラ1から出力され
る信号をUSB伝送が可能な信号に変換したりするUS
Bコントローラである。以上の構成はビデオカメラ1に
設けられているものである。
【0019】次に、23はハードディスクドライブ(以
下、HDDと記す)、24はHDD23内に記憶された
ソフトウェアであるアプリケーションで、本実施の形態
ではOSに標準搭載されているファイル管理ソフトウェ
アに特定して説明してある。25はHDD23内に記憶
されパソコン3内に装備された各デバイスやパソコン3
に外部接続された各種周辺機器を動作制御するデバイス
ドライバで、本実施の形態では説明の便宜上、ディスプ
レイ28に対する表示制御を行う表示ドライバ25a、
データ記憶領域26に対するデータ書き込み読み出し制
御を行うストレージドライバ25b、USB接続による
信号の授受制御を行うUSBドライバ25cのみを設け
た構成にしてあるが、実際は他多数のデバイスドライバ
があるものとする。26はHDD23内における各種デ
ータを記憶可能なデータ記憶領域、27はHDD23か
ら読み出したデータやアプリケーション24などを用い
て演算処理を行う中央演算処理装置(以下CPUと記
す)、28はデバイスドライバ23(表示デバイス25
a)の制御により映像を表示するディスプレイ、22は
USBポート3aに接続された機器(本例ではビデオカ
メラ1)の検出を行ったり、その機器に応じた内部設定
を行ったりするUSBコントローラである。但し、ディ
スプレイ28に関しては、パソコン3と一体であるもの
でも、別体となっているものでもよく、またブラウン管
式でも液晶式でもよい。29はパソコン3の内部バス
で、アプリケーション24、デバイスドライバ25、デ
ータ記憶領域26、CPU27、ディスプレイ28、U
SBコントローラ22がそれぞれ接続されており、互い
に信号の送受が可能になっている。なお、パソコン3内
におけるデータの伝送は内部バス29を介して行われて
いるが、以下の動作説明において説明の便宜上、内部バ
ス29を介して信号の伝送が行われている旨の説明は省
略してある。以上の構成はパソコン3に設けられている
ものである。
【0020】以上のように構成された本実施の形態の撮
影システムについて、以下その動作について説明する。
【0021】まず、全体の基本構成について説明する。
【0022】ビデオカメラ1で撮影した画像(静止画や
動画)は、通常はビデオカメラ内に装填されたテープカ
セットに記録されるが、本実施の形態のビデオカメラ1
のようにメモリカード2を着脱可能な構成の場合、撮影
した画像をメモリカード2に記録することも可能であ
る。本実施の形態では、撮影した画像をメモリカード2
に記録した。
【0023】記録した画像をパソコン3に伝送する場合
は、USBケーブル5の一方の端子であるUSB端子5
aを、ビデオカメラ1に設けられたUSBポート1bに
矢印Dのように接続する。次にUSBケーブル5の他端
であるUSB端子5bを、パソコン3のUSBポート3
aに接続する。
【0024】すると、ビデオカメラ1側においてUSB
ケーブル5が接続されたことが自動的に認識し、例えば
ビデオカメラ1に設けられたLCDなどの表示手段にそ
の旨を表示する。さらにパソコン3側でも同様に、ビデ
オカメラ1が接続されたUSBケーブル5が接続された
ことを自動的に認識し、パソコン3の表示手段にその旨
を表示する。そして、パソコン3において所定の操作を
することで、ビデオカメラ1に装着されたメモリカード
2に記録された画像データを、パソコン3内に取り込ん
だり、パソコン3内のデータをメモリカード2に伝送す
ることが可能になる。
【0025】次に、図2を用いて構成を詳細に説明す
る。
【0026】まず、通常の撮影操作を行う場合は、ビデ
オカメラ1において撮影操作を行う操作部(図示せず)
を操作すると、撮像部11に入射される被写体の光学信
号が電気信号に変換され、映像信号処理部12に出力さ
れる。映像信号処理部12では入力される電気信号を映
像信号に変換し、さらに入力される信号がアナログ信号
である場合は、デジタル信号に変換した映像信号として
出力する。
【0027】出力された映像信号がLCDインターフェ
イス13に入力されると、LCD16にその映像信号を
表示するよう制御する。またメモリカードインターフェ
イス14に入力された映像信号は、ビデオカメラ1に装
着または内蔵されたメモリカード2に記録するよう制御
する。なお、この記録時、ビデオカメラ1の所定の記録
命令を行ってから記録動作に移行してもよく、また前述
の撮影操作を行った段階でメモリカード2に記録される
ようにしてもよい。
【0028】次に、ビデオカメラ1とパソコン3との間
で画像データの伝送動作について説明する。
【0029】図1を用いて前述したように、まずビデオ
カメラ1とパソコン3とをUSBケーブル5で接続す
る。すると、ビデオカメラ1側ではUSBコントローラ
15が、USBポート1bに、USBケーブル5を介し
てパソコン3が接続されたことを認識し、制御部17は
その情報をLCDインターフェイス13を介してLCD
16に表示するよう制御する。一方、パソコン3側でも
USBポート3aに、USBケーブル5を介してビデオ
カメラ1が接続されたことを、USBコントローラ22
が検出する。
【0030】パソコン3側においてUSBコントローラ
22が、USBポート3aにUSBケーブル5を介して
ビデオカメラ1が接続されたことを検出すると、HDD
23内のストレージドライバ25b及びUSBドライバ
25cが起動し、USBケーブル5を介してビデオカメ
ラ1との間で信号の送受信が行える状態になる。この
時、USB接続されたビデオカメラ1は、パソコン3上
においてはHDDやフロッピーディスクドライブと同様
の扱いを受け、ストレージドライブとして認識され、図
3に示すように「リムーバブルディスク」と表示する。
つまり、接続されたビデオカメラ1のメモリカード2
が、パソコン3上において一記録手段として認識される
のである。
【0031】ここで図3は、OS(Operation System)
に標準装備されているファイル管理ソフトウェアの表示
例を示したものであり、30はそのソフトウェアの表示
形態であるウインドウ、31はウインドウ30の左領域
に表示されたツリー領域で、HDD23の記録情報をツ
リー状に表示する。32はウインドウ30の右領域に表
示されたファイル領域で、ツリー領域31に表示される
コンピュータ情報やフォルダ内にグルーピングされたフ
ァイルを表示する。33はツリー領域31に表示され
た、USB接続のビデオカメラ1の情報で、本実施の形
態では「リムーバブルディスク」と表示したが、もちろ
ん他の表示形態であってもよい。また、本実施の形態で
はHDD23をCドライブとし、USB接続されたビデ
オカメラ(リムーバブルディスク)をDドライブとした
が、ドライブ名はこれに限定されるものではない。34
はファイル名で、リムーバブルディスク33(本実施の
形態ではビデオカメラ1に装着されたメモリカード2)
内に記録されているファイルの一覧を表示してある。
【0032】この状態から、パソコン3においてキーボ
ードやマウスなどの操作手段(図示せず)を操作し、
「リムーバブルディスク33」を選択してメモリカード
2に保存されたデータを閲覧しようとすると、その命令
がUSBコントローラ22からUSBケーブル5を介し
てビデオカメラ1側の制御部17に送られると、制御部
17はメモリカードインターフェイス14を制御して、
メモリカード2に記録されている情報をUSBケーブル
5を介してパソコン3に送るよう制御する。そしてパソ
コン3側では表示ドライバ25aがディスプレイ28を
制御して、メモリカード2からの情報を表示する。表示
形態は図3のファイル領域32に示したように、メモリ
カード2に記録されたデータをファイルとして表示す
る。表示されたファイルの中から例えば「ファイルB」
を選択して起動することで、OSに搭載された汎用のソ
フトウェアが起動して、ファイルBの内容(画像)を表
示ドライバ25aの制御によりディスプレイ28に表示
させることができ、使用者はその表示を見てファイルB
の内容を確認することができる。
【0033】また、ファイル領域32に表示されたファ
イル34において、例えば「ファイルB」を選択し、ツ
リー領域31におけるHDDにコピーするような操作を
行うと、実際にメモリカード2内の「ファイルB」に相
当するデータの複製が、メモリカードインターフェイス
14、USBコントローラ15、USBケーブル5を介
してHDD23内のデータ記憶領域26に転送される。
本実施の形態の場合、メモリカード2に記憶されたデー
タは画像データなので、その画像データがパソコン3の
HDD23にコピーされたこととなる。
【0034】HDD23にコピーされたファイルを起動
することで、アプリケーション24として、OSに搭載
された汎用のソフトウェアが起動し、表示ドライバ25
aがディスプレイ28を制御して、ファイルBに相当す
る画像をディスプレイ28に表示させることができ、使
用者はその表示を見てファイルの内容を確認することが
できる。なお、本実施の形態ではファイルのコピーにつ
いて説明したが、ファイルの移動や削除など、ファイル
管理ソフトウェア上で行える操作は基本的に行えるもの
とする。パソコン3へ転送した画像ファイルは、パソコ
ン3上で編集ソフトを用いることで画像編集を行うこと
ができ、編集した画像ファイルをHDD23のデータ領
域26に記録することができる。
【0035】このようにして編集し、HDD23に記録
した画像ファイルをビデオカメラ1のメモリカード2に
書き込む場合は、まずウインドウ30における所望のフ
ァイルを選択し、リムーバブルディスク33に移動する
操作を行う。すると、データ記憶領域26に記録された
所定のファイルが、内部バス29、USBコントローラ
22、USBポート3aを通じてパソコン3から出力さ
れる。出力されるファイルはUSBケーブル5を介し
て、ビデオカメラ1のUSBポート1bに入力され、U
SBコントローラ15に入力される。USBコントロー
ラ15にファイルが伝送されてくると、制御部17がメ
モリカードインターフェイス14を制御して、ファイル
をメモリカード2に書き込む。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、ビデ
オカメラ1にUSBポート1aを備え、パソコン3と間
でUSBケーブル5のみで接続可能にしたことにより、
従来のようにカードリーダーを用いる構成に比べて接続
作業が容易になる。
【0037】また、パソコン3においては、接続された
ビデオカメラ1をストレージドライブとして認識するた
め、パソコン3における通常のファイル操作(コピーや
移動、削除など)を行うだけで、ビデオカメラ1で撮影
しメモリカード2に保存された画像ファイルを容易にパ
ソコン3へ転送したり、またパソコン3に保存してある
画像ファイルを容易にビデオカメラ1のメモリカード2
へ記録することができる。
【0038】また、ファイルの内容の表示は、OSに搭
載されている汎用のソフトウェアで行うことができるた
め、専用のソフトウェアを導入する煩雑さが解消でき
る。
【0039】また、従来のようなカードリーダーより
も、安価なUSBケーブル5のみを用意するだけでよい
ので、使用者におけるコストを低減させることができ、
さらにUSBケーブル5の方が携帯性にも優れる。
【0040】また、本実施の形態の撮像装置は、接続し
たパソコン3からの制御によりメモリカード2に記録さ
れた画像ファイルをパソコン3へ転送することはもちろ
ん、パソコン3から転送される画像ファイルをメモリカ
ード2に記録することもできるので、例えばパソコン3
上で編集した画像ファイルや、パソコン3において他の
使用者やインターネットから取り込んだ画像ファイルを
ビデオカメラ1のメモリカード2に記録しておくこと
で、ビデオカメラ1の携帯性を利用し、屋外などで画像
ファイルの閲覧ができる。
【0041】また、本実施の形態の電子装置は、パソコ
ン3内の画像ファイルをビデオカメラ1のメモリカード
2に記録させることができるので、使用者にとって重要
な画像ファイルをメモリカード2にコピーを作成してお
くことで、誤ってパソコン3内の画像ファイルを削除し
てしまった時などに有効なバックアップファイルとして
メモリカード2に保存しておくことができる。
【0042】(実施の形態2)以下、図4を用いて、本
発明の実施の形態2について説明する。
【0043】図4は本実施の形態の構成を示す模式図
で、同図において前述の実施の形態1と同様の構成要素
については説明を省略する。図において、6は1系統の
USBケーブルを複数系統に分割する分配手段であるU
SBハブで、本実施の形態では4系統に分割するハブを
用いた。6a〜6cはUSBハブ6に設けられた第1〜
第3のUSBポートで、それぞれUSBケーブル5が接
続される。なお説明の便宜上、第1〜第3のUSBポー
ト6a〜6cにおいて、USBケーブル5の接続状態を
簡略して図示したが、具体的な接続形態は前述の実施の
形態1と同様である。6dはUSB端子で、本実施の形
態ではパソコン3のUSBポート3aに接続される。1
01〜103は第1〜第3のビデオカメラで、いずれも
同一のビデオカメラを用いてもよいし、少なくともUS
Bポートを備えているならば異なるビデオカメラであっ
てもよい。なお、説明の便宜上、USBケーブル5と各
ビデオカメラとの接続については図示を簡略したが、具
体的な接続形態は前述の実施の形態1と同様である。
【0044】以上のように構成された本実施の形態の撮
影システムについて、以下その動作について説明する。
【0045】ビデオカメラ101〜103における撮影
動作及びメモリカードへの記録動作についての説明は、
前述の実施の形態1で説明したので省略する。
【0046】図示のように本実施の形態では、複数台の
ビデオカメラ101〜103を、USBハブ6を用い
て、全てパソコン3に接続可能にしたものである。US
Bハブ6のUSB端子6dをパソコン3のUSBポート
3aに接続し、USBハブ6の第1のUSBポート6a
に第1のビデオカメラ101を接続する。同様に第2及
び第3のビデオカメラ102及び103も、それぞれU
SBポート6b及び6cに接続する。
【0047】すると前述同様、パソコン3がビデオカメ
ラ101〜103の接続状態を検出し、図5に示すよう
に、リムーバブルディスクをD〜Fドライブまで表示す
る(図示33a〜33c)。
【0048】この状態から、例えば第1のビデオカメラ
101のメモリカード2に記録された画像ファイルを、
第3のビデオカメラ103に転送(または複製)しよう
とした時、まずツリーウインドウ31の「リムーバブル
ディスクD」を選択し、第1のビデオカメラ101のメ
モリカード2に記録された画像ファイルを一覧を、ファ
イル領域32に表示させる。表示された一覧から、転送
(または複製)したいファイルを選択し、転送先(また
は複製先)を指定して、転送命令(または複製命令)を
行う。この場合は、転送先は第3のビデオカメラ103
なので、「リムーバブルディスクF」を指定し、転送命
令を行うことで、第1のビデオカメラ101のメモリカ
ード2に記録された画像ファイルを、第3のビデオカメ
ラ103のメモリカード2に転送することができる。
【0049】また、本実施の形態でも、実施の形態1と
同様に、各ビデオカメラ101〜103に記録されたフ
ァイルをパソコン3に転送できるのはもちろん、パソコ
ン3からファイルを各ビデオカメラ101〜103のメ
モリカードに記録することができる。
【0050】以上のように本実施の形態の撮影装置は、
一方のビデオカメラで撮影しメモリカードに保存した画
像データを、他のビデオカメラのメモリカードに対して
書き込む(複製や移動)操作を、専用のソフトウェアを
用いず、かつ容易に行うことができる。
【0051】また本実施の形態の電子装置は、1つの画
像ファイルを複数のビデオカメラにコピーまたは移動す
る際、RS−232Cなどのシリアル接続では1台のパ
ソコンに1台のビデオカメラしか接続できず、複数のビ
デオカメラにアクセスするにはビデオカメラをつなぎ替
えなければならないという問題があるが、本実施の形態
では複数のビデオカメラをUSBハブ8を介してパソコ
ン3にUSB接続することにより、複数のビデオカメラ
をパソコン3につなぎ替えたり、従来技術のように複数
のメモリカードをカードリーダに差し替えたりするとい
う手間が省ける。
【0052】さらに、第1のビデオカメラ101に装着
された第1のメモリカードから、第2のビデオカメラ1
02に装着された第2のメモリカードへ画像データをコ
ピーまたは移動する際に、従来のような構成では、第1
のメモリカードを第1のビデオカメラ101から取り出
す操作、取り出した第1のメモリカードをカードリーダ
に装着する操作、パソコン3において第1のメモリカー
ドから画像データを読み出す操作、カードリーダにおい
て第1のメモリカードから第2のメモリカードへ差し替
える操作、パソコン3を操作して画像データを第2のメ
モリカードへ書き込む操作、という、最低5回の操作が
必要であったが、本実施の形態では、第1のビデオカメ
ラ101をUSBハブ6へ接続する操作、第2のビデオ
カメラ102をUSBハブ6へ接続する操作、パソコン
3を操作して第1のビデオカメラ101に装着された第
1のメモリカードから第2のビデオカメラ102に装着
された第2のメモリカードへ画像データをコピー(また
は移動)する操作、というように、3回の操作で済むた
め、操作性を向上させることができる。
【0053】なお、本実施の形態では、USBハブ6に
接続したビデオカメラは3台としたが、この台数に限る
ものではなく、USBの規格上、127台までのビデオ
カメラを接続することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数の撮像装置
間での情報の伝送を、簡単に行うことができるという優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置及び電子装置の実施の形態1
の構成を示す模式図
【図2】同実施の形態における内部構成を示すブロック
【図3】同実施の形態におけるパソコン表示例を示す模
式図
【図4】本発明の実施の形態2の構成を示す模式図
【図5】同実施の形態のパソコン表示例を示す模式図
【図6】従来の撮影装置及び電子装置の構成を示す模式
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 メモリカード 3 パーソナルコンピュータ 5 USBケーブル 6 USBハブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AB61 AC69 AC75 5C052 AA01 AA17 DD04 EE08 GA01 GA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影した画像を記録媒体に対して記録再
    生可能でかつ、高速シリアルインターフェイスを介して
    電子機器と接続可能な撮影装置であって、一方の端子に
    複数の本装置が接続され他方の端子に電子機器が接続可
    能な分配手段を備え、前記電子機器からの制御により、
    前記分配手段に接続された複数の本装置間で信号の伝送
    が可能なことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 被写体像を撮影可能でかつ撮影した画像
    を記録媒体に対して記録再生可能な撮影装置を、高速シ
    リアルインターフェイスで接続可能な電子装置であっ
    て、一方の端子に本装置が接続され他方の端子に複数の
    撮影装置が接続可能な分配手段を備え、本装置を操作す
    ることで、前記分配手段に接続された前記複数の撮影装
    置間で信号の伝送が可能なことを特徴とする電子装置。
JP2001389125A 2001-12-21 2001-12-21 撮影装置及び電子装置 Pending JP2003189147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389125A JP2003189147A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 撮影装置及び電子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389125A JP2003189147A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 撮影装置及び電子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003189147A true JP2003189147A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27597434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001389125A Pending JP2003189147A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 撮影装置及び電子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003189147A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017171569A1 (en) * 2016-04-02 2017-10-05 VMG ECO Sp. zo.o A method for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording, and a device for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017171569A1 (en) * 2016-04-02 2017-10-05 VMG ECO Sp. zo.o A method for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording, and a device for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5928347A (en) Universal memory card interface apparatus
US20110188831A1 (en) Intelligent portable memory device with display
JP2012054975A (ja) 情報装置
JP2005184208A (ja) 画像処理装置
JP2000137796A (ja) 情報入力システム及びその制御方法及び記憶媒体
US7907188B2 (en) Image reproduction device
EP1222809B1 (en) Producing icons for accessing image files transferred from a digital camera
JP2002024060A (ja) ファイル保存装置
JP2003189147A (ja) 撮影装置及び電子装置
EP1802116A1 (en) Image data management device
JP2005539306A (ja) データ記憶装置と民生用電子装置との直接接続
JP2004166057A (ja) 画像ファイリング装置及びシステム
JP3009931B2 (ja) ディジタル電子スチルカメラ
JP2008228244A (ja) 画像処理装置の制御方法、画像処理装置、および画像処理装置の制御プログラム
JP2005175822A (ja) 撮像装置、画像処理方法、記録媒体およびプログラム
JP2005110132A (ja) 画像処理システム、画像記録装置、画像管理装置、画像表示制御方法及び記憶媒体
EP0905698A1 (en) A system for writing digitized x-ray images to a compact disk
JP2004348229A (ja) ファイル移動システム、ファイル移動方法、及びそのプログラム
Evening The Adobe Photoshop Lightroom Classic CC Book
JP2001320664A (ja) データファイル管理用記録媒体およびデータファイル管理装置
JP2001119651A (ja) 画像情報処理装置
JP2002044502A (ja) ディジタルカメラ
JP3906609B2 (ja) ディジタルビデオ編集システム
JP2006311386A (ja) 一回操作による複製・移動機能を有するカメラに対応するアプリケーションソフトウェア
JP2002232826A (ja) 静止画記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041221

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070925