JP2003189147A - 撮影装置及び電子装置 - Google Patents
撮影装置及び電子装置Info
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Abstract
カードに保存した画像データを、他方のビデオカメラに
装着された第2のメモリカードに転送したい時は、まず
第1のメモリカードをカードリーダに装着して、パソコ
ンを操作してパソコン内に取り込み、次にカードリーダ
において第1のメモリカードから第2のメモリカードに
差し替えて、パソコンを操作して画像データを第2のメ
モリカードに記憶させるという、非常に煩雑な操作が伴
うという問題点を有していた。 【解決手段】 複数のビデオカメラをUSBハブ6を介
してパソコン3に接続することにより、一方のビデオカ
メラ101で撮影しメモリカードに保存した画像データ
を、他のビデオカメラ102のメモリカードに対して書
き込む(複製や移動)操作を、専用のソフトウェアを用
いず、かつ容易に行うことができる。
Description
の撮影装置と、パーソナルコンピュータなどの情報端末
機器に代表される電子装置とに関するものである。
る映像機器は。メモリカードなど、磁気テープ以外の記
録媒体を利用して、撮影した映像などを記録したりする
用途が増えてきている。さらに、メモリカードに記録し
た映像などの情報を、近年急速に普及したパーソナルコ
ンピュータに取り込み、管理や編集を行う使い方も普及
しつつある。
明する。
式図である。図において、1は被写体映像を静止画また
は動画として撮影可能なビデオカメラ、1aはビデオカ
メラ1に設けられ後述するメモリカード2を着脱可能な
カードスロット、2はビデオカメラ1に着脱自在でビデ
オカメラ1で撮影した映像を記録再生可能なメモリカー
ド、3はパーソナルコンピュータ(以下パソコンと記
す)、3aは各種周辺機器を接続可能なUSBポート、
4はパソコン3のUSBポート3aに接続可能でかつメ
モリカード2を着脱自在なカードリーダーで、パソコン
3と接続しメモリカード2を装着した状態で、パソコン
3を操作することによりメモリカード2に記録された静
止画データなどをパソコン3とメモリカード2との間で
やりとりができる。
ムについて、以下その動作について説明する。
装着して、被写体映像などを撮影する。撮影した映像
は、ビデオカメラ1において所定の操作をすることで、
パソコン3上における管理形態(いわゆる「ファイ
ル」)としてメモリカード2に記録され、またメモリカ
ード2に記録された映像を再生することも可能である。
をパソコン3に取り込む場合は、まずカードリーダ4の
USB端子4aを、矢印Cに示すようにパソコン3のU
SBポート3aに接続する。カードリーダ4をパソコン
3に接続することで、パソコン3上ではカードリーダ4
を単独ドライブとして認識し、パソコン3に装備された
ドライブ(ハードディスクドライブやフロッピー(登録
商標)ディスクドライブ)に対して独立して表示され
る。
されたメモリカード2を、矢印Aに示すようにビデオカ
メラ1から抜去し、矢印Bに示すようにカードリーダ4
に装着する。次にパソコン3を所定の操作を行うこと
で、メモリカード2に記録された映像ファイルをパソコ
ン3に転送できる。
来の構成では、メモリカード2に記録した映像ファイル
をパソコン3に転送するためには、メモリカード2をビ
デオカメラ1から取り出して、カードリーダ4に装着す
るという、煩雑な操作が伴うという問題点を有してい
た。また、少なくともカードリーダ4を用意する必要が
あるため、使用者におけるコストアップにつながってし
まうという問題点も有していた。
のメモリカードに保存した画像データを、他方のビデオ
カメラに装着された第2のメモリカードに転送したい時
は、まず第1のメモリカードをカードリーダ4に装着し
て、パソコン3を操作してパソコン3内に取り込み、次
にカードリーダ4において第1のメモリカードから第2
のメモリカードに差し替えて、パソコン3を操作して画
像データを第2のメモリカードに記憶させるという、非
常に煩雑な操作が伴うという問題点を有していた。
で、メモリカードに記録された情報を簡単に、かつコス
トアップせずにパソコンに転送することができ、さらに
複数のビデオカメラ間で画像データの転送を簡単に行え
る撮影装置及び電子装置を提供することを目的とする。
に本発明の撮影装置及び電子装置は、撮影した画像を記
録媒体に対して記録再生可能でかつ、高速シリアルイン
ターフェイスを介して電子機器と接続可能な撮影装置で
あって、一方の端子に複数の本装置が接続され他方の端
子に電子機器が接続可能な分配手段を備え、前記電子機
器からの制御により、前記分配手段に接続された複数の
本装置間で信号の伝送が可能なものである。
情報を簡単に、かつコストアップせずにパソコンに転送
することができる撮影システムを提供できる。
発明は、撮影した画像を記録媒体に対して記録再生可能
でかつ、高速シリアルインターフェイスを介して電子機
器と接続可能な撮影装置であって、一方の端子に複数の
本装置が接続され他方の端子に電子機器が接続可能な分
配手段を備え、前記電子機器からの制御により、前記分
配手段に接続された複数の本装置間で信号の伝送が可能
なものであり、このような構成により、複数の撮影装置
間でのデータ伝送を容易に行うことができるものであ
る。
を用いて説明する。
態1における撮影システムの全体構成を示す模式図であ
る。図において、1は被写体映像を静止画または動画と
して撮影可能な撮影装置であるビデオカメラで、高速シ
リアルインターフェイスの一種であるUSB(Universa
l Serial Bus)に対応したUSBポート1bを備えてい
る。本実施の形態ではビデオカメラ1としたが、被写体
像を撮影可能でなおかつUSBポートを備えていれば、
ビデオカメラに限定されるものではなく、例えば静止画
撮影機能しか持たないデジタルカメラとしてもよい。2
はビデオカメラ1に装着し撮影した画像(静止画や動
画)を記録することができる記録手段であるメモリカー
ドで、既存のコンパクトフラッシュ(登録商標)やマル
チメディアカードなどに相当するが、静的記憶が可能で
あればその種類は問わない。3は電子装置であるパーソ
ナルコンピュータ(以下パソコン)で、USBポート3
aを備えている。図1においてパソコン3はノートパソ
コン(ラップトップパソコン)としているが、USBポ
ートを備え、USBポートに接続した機器を制御できる
ものであれば、デスクトップパソコンやサーバ、小型情
報端末機であってもよい。5は両端にUSB端子5a及
び5bを備えたケーブル状のUSBケーブルで、本例で
はUSB端子5aがビデオカメラ1のUSBポート1b
に接続し、USB端子5bがパソコン3のUSBポート
3aに接続する構成になっているが、各々逆に接続して
もよい。
1とパソコン3との接続をUSB接続にしているが、高
速シリアルインターフェイスに相当するものであれば、
USBのみに限定されるものではない。
の内部構成を示すブロック図であり、本図において前述
の図1で説明した構成については説明を省いた。図にお
いて、11はレンズや固体撮像素子などからなり被写体
像を撮像可能な撮像部、12は撮像部で撮像された映像
信号をデジタル信号に変換したりノイズ除去を行ったり
する映像信号処理部、17は映像信号処理部12からの
映像信号を各部へ伝送制御したり、メモリカード2やU
SBポート1bからの画像データを送受信するようUS
Bコントローラ15やメモリカードインターフェイス1
4を制御する制御手段である制御部、16は撮像部1で
撮像され信号処理が施された映像を表示可能な表示手段
である液晶ディスプレイ(以下LCDと記す)で、ビデ
オカメラに通常搭載される電子ビューファインダーや、
電子ビューファインダーとは別に設けられる大型の液晶
ディスプレイに相当する。13は映像信号処理部12か
らの映像信号をLCD16に出力するためのLCDイン
ターフェイス、14はメモリカード2に対して信号の授
受を行う端子であるメモリカードインターフェイス、1
5はUSBポート1bに接続された機器(本例ではパソ
コン3)の検出を行ったりビデオカメラ1から出力され
る信号をUSB伝送が可能な信号に変換したりするUS
Bコントローラである。以上の構成はビデオカメラ1に
設けられているものである。
下、HDDと記す)、24はHDD23内に記憶された
ソフトウェアであるアプリケーションで、本実施の形態
ではOSに標準搭載されているファイル管理ソフトウェ
アに特定して説明してある。25はHDD23内に記憶
されパソコン3内に装備された各デバイスやパソコン3
に外部接続された各種周辺機器を動作制御するデバイス
ドライバで、本実施の形態では説明の便宜上、ディスプ
レイ28に対する表示制御を行う表示ドライバ25a、
データ記憶領域26に対するデータ書き込み読み出し制
御を行うストレージドライバ25b、USB接続による
信号の授受制御を行うUSBドライバ25cのみを設け
た構成にしてあるが、実際は他多数のデバイスドライバ
があるものとする。26はHDD23内における各種デ
ータを記憶可能なデータ記憶領域、27はHDD23か
ら読み出したデータやアプリケーション24などを用い
て演算処理を行う中央演算処理装置(以下CPUと記
す)、28はデバイスドライバ23(表示デバイス25
a)の制御により映像を表示するディスプレイ、22は
USBポート3aに接続された機器(本例ではビデオカ
メラ1)の検出を行ったり、その機器に応じた内部設定
を行ったりするUSBコントローラである。但し、ディ
スプレイ28に関しては、パソコン3と一体であるもの
でも、別体となっているものでもよく、またブラウン管
式でも液晶式でもよい。29はパソコン3の内部バス
で、アプリケーション24、デバイスドライバ25、デ
ータ記憶領域26、CPU27、ディスプレイ28、U
SBコントローラ22がそれぞれ接続されており、互い
に信号の送受が可能になっている。なお、パソコン3内
におけるデータの伝送は内部バス29を介して行われて
いるが、以下の動作説明において説明の便宜上、内部バ
ス29を介して信号の伝送が行われている旨の説明は省
略してある。以上の構成はパソコン3に設けられている
ものである。
影システムについて、以下その動作について説明する。
動画)は、通常はビデオカメラ内に装填されたテープカ
セットに記録されるが、本実施の形態のビデオカメラ1
のようにメモリカード2を着脱可能な構成の場合、撮影
した画像をメモリカード2に記録することも可能であ
る。本実施の形態では、撮影した画像をメモリカード2
に記録した。
は、USBケーブル5の一方の端子であるUSB端子5
aを、ビデオカメラ1に設けられたUSBポート1bに
矢印Dのように接続する。次にUSBケーブル5の他端
であるUSB端子5bを、パソコン3のUSBポート3
aに接続する。
ケーブル5が接続されたことが自動的に認識し、例えば
ビデオカメラ1に設けられたLCDなどの表示手段にそ
の旨を表示する。さらにパソコン3側でも同様に、ビデ
オカメラ1が接続されたUSBケーブル5が接続された
ことを自動的に認識し、パソコン3の表示手段にその旨
を表示する。そして、パソコン3において所定の操作を
することで、ビデオカメラ1に装着されたメモリカード
2に記録された画像データを、パソコン3内に取り込ん
だり、パソコン3内のデータをメモリカード2に伝送す
ることが可能になる。
る。
オカメラ1において撮影操作を行う操作部(図示せず)
を操作すると、撮像部11に入射される被写体の光学信
号が電気信号に変換され、映像信号処理部12に出力さ
れる。映像信号処理部12では入力される電気信号を映
像信号に変換し、さらに入力される信号がアナログ信号
である場合は、デジタル信号に変換した映像信号として
出力する。
イス13に入力されると、LCD16にその映像信号を
表示するよう制御する。またメモリカードインターフェ
イス14に入力された映像信号は、ビデオカメラ1に装
着または内蔵されたメモリカード2に記録するよう制御
する。なお、この記録時、ビデオカメラ1の所定の記録
命令を行ってから記録動作に移行してもよく、また前述
の撮影操作を行った段階でメモリカード2に記録される
ようにしてもよい。
で画像データの伝送動作について説明する。
カメラ1とパソコン3とをUSBケーブル5で接続す
る。すると、ビデオカメラ1側ではUSBコントローラ
15が、USBポート1bに、USBケーブル5を介し
てパソコン3が接続されたことを認識し、制御部17は
その情報をLCDインターフェイス13を介してLCD
16に表示するよう制御する。一方、パソコン3側でも
USBポート3aに、USBケーブル5を介してビデオ
カメラ1が接続されたことを、USBコントローラ22
が検出する。
22が、USBポート3aにUSBケーブル5を介して
ビデオカメラ1が接続されたことを検出すると、HDD
23内のストレージドライバ25b及びUSBドライバ
25cが起動し、USBケーブル5を介してビデオカメ
ラ1との間で信号の送受信が行える状態になる。この
時、USB接続されたビデオカメラ1は、パソコン3上
においてはHDDやフロッピーディスクドライブと同様
の扱いを受け、ストレージドライブとして認識され、図
3に示すように「リムーバブルディスク」と表示する。
つまり、接続されたビデオカメラ1のメモリカード2
が、パソコン3上において一記録手段として認識される
のである。
に標準装備されているファイル管理ソフトウェアの表示
例を示したものであり、30はそのソフトウェアの表示
形態であるウインドウ、31はウインドウ30の左領域
に表示されたツリー領域で、HDD23の記録情報をツ
リー状に表示する。32はウインドウ30の右領域に表
示されたファイル領域で、ツリー領域31に表示される
コンピュータ情報やフォルダ内にグルーピングされたフ
ァイルを表示する。33はツリー領域31に表示され
た、USB接続のビデオカメラ1の情報で、本実施の形
態では「リムーバブルディスク」と表示したが、もちろ
ん他の表示形態であってもよい。また、本実施の形態で
はHDD23をCドライブとし、USB接続されたビデ
オカメラ(リムーバブルディスク)をDドライブとした
が、ドライブ名はこれに限定されるものではない。34
はファイル名で、リムーバブルディスク33(本実施の
形態ではビデオカメラ1に装着されたメモリカード2)
内に記録されているファイルの一覧を表示してある。
ードやマウスなどの操作手段(図示せず)を操作し、
「リムーバブルディスク33」を選択してメモリカード
2に保存されたデータを閲覧しようとすると、その命令
がUSBコントローラ22からUSBケーブル5を介し
てビデオカメラ1側の制御部17に送られると、制御部
17はメモリカードインターフェイス14を制御して、
メモリカード2に記録されている情報をUSBケーブル
5を介してパソコン3に送るよう制御する。そしてパソ
コン3側では表示ドライバ25aがディスプレイ28を
制御して、メモリカード2からの情報を表示する。表示
形態は図3のファイル領域32に示したように、メモリ
カード2に記録されたデータをファイルとして表示す
る。表示されたファイルの中から例えば「ファイルB」
を選択して起動することで、OSに搭載された汎用のソ
フトウェアが起動して、ファイルBの内容(画像)を表
示ドライバ25aの制御によりディスプレイ28に表示
させることができ、使用者はその表示を見てファイルB
の内容を確認することができる。
イル34において、例えば「ファイルB」を選択し、ツ
リー領域31におけるHDDにコピーするような操作を
行うと、実際にメモリカード2内の「ファイルB」に相
当するデータの複製が、メモリカードインターフェイス
14、USBコントローラ15、USBケーブル5を介
してHDD23内のデータ記憶領域26に転送される。
本実施の形態の場合、メモリカード2に記憶されたデー
タは画像データなので、その画像データがパソコン3の
HDD23にコピーされたこととなる。
することで、アプリケーション24として、OSに搭載
された汎用のソフトウェアが起動し、表示ドライバ25
aがディスプレイ28を制御して、ファイルBに相当す
る画像をディスプレイ28に表示させることができ、使
用者はその表示を見てファイルの内容を確認することが
できる。なお、本実施の形態ではファイルのコピーにつ
いて説明したが、ファイルの移動や削除など、ファイル
管理ソフトウェア上で行える操作は基本的に行えるもの
とする。パソコン3へ転送した画像ファイルは、パソコ
ン3上で編集ソフトを用いることで画像編集を行うこと
ができ、編集した画像ファイルをHDD23のデータ領
域26に記録することができる。
した画像ファイルをビデオカメラ1のメモリカード2に
書き込む場合は、まずウインドウ30における所望のフ
ァイルを選択し、リムーバブルディスク33に移動する
操作を行う。すると、データ記憶領域26に記録された
所定のファイルが、内部バス29、USBコントローラ
22、USBポート3aを通じてパソコン3から出力さ
れる。出力されるファイルはUSBケーブル5を介し
て、ビデオカメラ1のUSBポート1bに入力され、U
SBコントローラ15に入力される。USBコントロー
ラ15にファイルが伝送されてくると、制御部17がメ
モリカードインターフェイス14を制御して、ファイル
をメモリカード2に書き込む。
オカメラ1にUSBポート1aを備え、パソコン3と間
でUSBケーブル5のみで接続可能にしたことにより、
従来のようにカードリーダーを用いる構成に比べて接続
作業が容易になる。
ビデオカメラ1をストレージドライブとして認識するた
め、パソコン3における通常のファイル操作(コピーや
移動、削除など)を行うだけで、ビデオカメラ1で撮影
しメモリカード2に保存された画像ファイルを容易にパ
ソコン3へ転送したり、またパソコン3に保存してある
画像ファイルを容易にビデオカメラ1のメモリカード2
へ記録することができる。
載されている汎用のソフトウェアで行うことができるた
め、専用のソフトウェアを導入する煩雑さが解消でき
る。
も、安価なUSBケーブル5のみを用意するだけでよい
ので、使用者におけるコストを低減させることができ、
さらにUSBケーブル5の方が携帯性にも優れる。
たパソコン3からの制御によりメモリカード2に記録さ
れた画像ファイルをパソコン3へ転送することはもちろ
ん、パソコン3から転送される画像ファイルをメモリカ
ード2に記録することもできるので、例えばパソコン3
上で編集した画像ファイルや、パソコン3において他の
使用者やインターネットから取り込んだ画像ファイルを
ビデオカメラ1のメモリカード2に記録しておくこと
で、ビデオカメラ1の携帯性を利用し、屋外などで画像
ファイルの閲覧ができる。
ン3内の画像ファイルをビデオカメラ1のメモリカード
2に記録させることができるので、使用者にとって重要
な画像ファイルをメモリカード2にコピーを作成してお
くことで、誤ってパソコン3内の画像ファイルを削除し
てしまった時などに有効なバックアップファイルとして
メモリカード2に保存しておくことができる。
発明の実施の形態2について説明する。
で、同図において前述の実施の形態1と同様の構成要素
については説明を省略する。図において、6は1系統の
USBケーブルを複数系統に分割する分配手段であるU
SBハブで、本実施の形態では4系統に分割するハブを
用いた。6a〜6cはUSBハブ6に設けられた第1〜
第3のUSBポートで、それぞれUSBケーブル5が接
続される。なお説明の便宜上、第1〜第3のUSBポー
ト6a〜6cにおいて、USBケーブル5の接続状態を
簡略して図示したが、具体的な接続形態は前述の実施の
形態1と同様である。6dはUSB端子で、本実施の形
態ではパソコン3のUSBポート3aに接続される。1
01〜103は第1〜第3のビデオカメラで、いずれも
同一のビデオカメラを用いてもよいし、少なくともUS
Bポートを備えているならば異なるビデオカメラであっ
てもよい。なお、説明の便宜上、USBケーブル5と各
ビデオカメラとの接続については図示を簡略したが、具
体的な接続形態は前述の実施の形態1と同様である。
影システムについて、以下その動作について説明する。
動作及びメモリカードへの記録動作についての説明は、
前述の実施の形態1で説明したので省略する。
ビデオカメラ101〜103を、USBハブ6を用い
て、全てパソコン3に接続可能にしたものである。US
Bハブ6のUSB端子6dをパソコン3のUSBポート
3aに接続し、USBハブ6の第1のUSBポート6a
に第1のビデオカメラ101を接続する。同様に第2及
び第3のビデオカメラ102及び103も、それぞれU
SBポート6b及び6cに接続する。
ラ101〜103の接続状態を検出し、図5に示すよう
に、リムーバブルディスクをD〜Fドライブまで表示す
る(図示33a〜33c)。
101のメモリカード2に記録された画像ファイルを、
第3のビデオカメラ103に転送(または複製)しよう
とした時、まずツリーウインドウ31の「リムーバブル
ディスクD」を選択し、第1のビデオカメラ101のメ
モリカード2に記録された画像ファイルを一覧を、ファ
イル領域32に表示させる。表示された一覧から、転送
(または複製)したいファイルを選択し、転送先(また
は複製先)を指定して、転送命令(または複製命令)を
行う。この場合は、転送先は第3のビデオカメラ103
なので、「リムーバブルディスクF」を指定し、転送命
令を行うことで、第1のビデオカメラ101のメモリカ
ード2に記録された画像ファイルを、第3のビデオカメ
ラ103のメモリカード2に転送することができる。
同様に、各ビデオカメラ101〜103に記録されたフ
ァイルをパソコン3に転送できるのはもちろん、パソコ
ン3からファイルを各ビデオカメラ101〜103のメ
モリカードに記録することができる。
一方のビデオカメラで撮影しメモリカードに保存した画
像データを、他のビデオカメラのメモリカードに対して
書き込む(複製や移動)操作を、専用のソフトウェアを
用いず、かつ容易に行うことができる。
像ファイルを複数のビデオカメラにコピーまたは移動す
る際、RS−232Cなどのシリアル接続では1台のパ
ソコンに1台のビデオカメラしか接続できず、複数のビ
デオカメラにアクセスするにはビデオカメラをつなぎ替
えなければならないという問題があるが、本実施の形態
では複数のビデオカメラをUSBハブ8を介してパソコ
ン3にUSB接続することにより、複数のビデオカメラ
をパソコン3につなぎ替えたり、従来技術のように複数
のメモリカードをカードリーダに差し替えたりするとい
う手間が省ける。
された第1のメモリカードから、第2のビデオカメラ1
02に装着された第2のメモリカードへ画像データをコ
ピーまたは移動する際に、従来のような構成では、第1
のメモリカードを第1のビデオカメラ101から取り出
す操作、取り出した第1のメモリカードをカードリーダ
に装着する操作、パソコン3において第1のメモリカー
ドから画像データを読み出す操作、カードリーダにおい
て第1のメモリカードから第2のメモリカードへ差し替
える操作、パソコン3を操作して画像データを第2のメ
モリカードへ書き込む操作、という、最低5回の操作が
必要であったが、本実施の形態では、第1のビデオカメ
ラ101をUSBハブ6へ接続する操作、第2のビデオ
カメラ102をUSBハブ6へ接続する操作、パソコン
3を操作して第1のビデオカメラ101に装着された第
1のメモリカードから第2のビデオカメラ102に装着
された第2のメモリカードへ画像データをコピー(また
は移動)する操作、というように、3回の操作で済むた
め、操作性を向上させることができる。
接続したビデオカメラは3台としたが、この台数に限る
ものではなく、USBの規格上、127台までのビデオ
カメラを接続することができる。
間での情報の伝送を、簡単に行うことができるという優
れた効果を奏するものである。
の構成を示す模式図
図
式図
図
Claims (2)
- 【請求項1】 撮影した画像を記録媒体に対して記録再
生可能でかつ、高速シリアルインターフェイスを介して
電子機器と接続可能な撮影装置であって、一方の端子に
複数の本装置が接続され他方の端子に電子機器が接続可
能な分配手段を備え、前記電子機器からの制御により、
前記分配手段に接続された複数の本装置間で信号の伝送
が可能なことを特徴とする撮影装置。 - 【請求項2】 被写体像を撮影可能でかつ撮影した画像
を記録媒体に対して記録再生可能な撮影装置を、高速シ
リアルインターフェイスで接続可能な電子装置であっ
て、一方の端子に本装置が接続され他方の端子に複数の
撮影装置が接続可能な分配手段を備え、本装置を操作す
ることで、前記分配手段に接続された前記複数の撮影装
置間で信号の伝送が可能なことを特徴とする電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001389125A JP2003189147A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 撮影装置及び電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001389125A JP2003189147A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 撮影装置及び電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003189147A true JP2003189147A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27597434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001389125A Pending JP2003189147A (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 撮影装置及び電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003189147A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017171569A1 (en) * | 2016-04-02 | 2017-10-05 | VMG ECO Sp. zo.o | A method for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording, and a device for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording |
-
2001
- 2001-12-21 JP JP2001389125A patent/JP2003189147A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017171569A1 (en) * | 2016-04-02 | 2017-10-05 | VMG ECO Sp. zo.o | A method for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording, and a device for downloading data from multiple cameras for omnidirectional image recording |
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