JP2007066419A - 高品質円盤状媒体 - Google Patents

高品質円盤状媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007066419A
JP2007066419A JP2005251012A JP2005251012A JP2007066419A JP 2007066419 A JP2007066419 A JP 2007066419A JP 2005251012 A JP2005251012 A JP 2005251012A JP 2005251012 A JP2005251012 A JP 2005251012A JP 2007066419 A JP2007066419 A JP 2007066419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curable resin
disk
shaped plastic
spreading
plastic medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005251012A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouzou Murata
省蔵 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005251012A priority Critical patent/JP2007066419A/ja
Publication of JP2007066419A publication Critical patent/JP2007066419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】 円盤状プラスチック媒体を製造する際に、微小凹凸形状を有する硬化性樹脂の厚みを均一化すること、およびプラスチック基材接液時の気泡の巻き込みを発生させないこと。
【解決手段】 微細凹凸形状のエリアを有し、2種類の材料(プラスチック基板、硬化性樹脂)から構成されている円盤状プラスチック媒体であって、前記プラスチック基板、硬化性樹脂、該微細凹凸形状のエリアそれぞれの最内周が同心円状に配置されていることを特徴とする円盤状プラスチック媒体。
【選択図】 図2

Description

本発明は、微小凹凸形状を有する円盤状プラスチック媒体において、微小凹凸形状を有する転写層(微細凹凸形状を有する型(例えばスタンパ)から、該微細凹凸形状に対応する微細凹凸形状が転写される層)の厚みを均一にし、気泡を巻き込むことなく、高品質な円盤状プラスチック媒体が得られるものである。
例として可撓性光ディスク(フレキシブル光ディスク)を取り上げる。光ディスクのような情報記録媒体における該微細凹凸形状は典型的には、幅1.6μm以下、高低差0.07μm以下の筋形状であり、情報を発信及び/又は記録するための種々の機能を有し、したがって、該微細凹凸形状は、機能形状ということもできる。
可撓性光ディスクの基板を作製するための従来工法として、PETフィルムなどのフレキシブルシート表面に熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂を塗布してスタンパの微細凹凸パターンを転写し、これを熱硬化させ、その後、転写層を成膜する熱プレス法や、同じくフレキシブルシート表面に紫外線硬化型樹脂を塗布してスタンパの微細パターンを転写し、紫外線硬化させてから転写層を成膜する2P(Photo Polymerization)法(特許文献1:特許第2942430号公報)や、可撓性有機物シートを軟加点以上に加熱し、スタンパを圧着させて転写後、冷却してシートとスタンパを剥離する方法(特許文献2:特開平6−60423号公報)などがある。
また、例えば、特許文献3(特開平11−273147号公報)に記載されている技術は、透明フィルムを熱圧着するダイレクトエンボス法である。昇温させてから圧着するが、面内の温度ばらつき、応力ばらつきを極限に均一にすることが困難であるので、光学特性や機械的強度、反りなどにばらつきが発生しやすい。また、スタンパ、透明フィルム、押圧用プレートの平行度精度を厳しく管理する必要がある。
上下押圧用プレートの平行度精度により、スタンパとフィルムが傾いた場合を想定すると、φ120mmのCDやDVDサイズを想定した場合、以下のようになる(図9参照)。
θ=1°だと、H=120×sin1°=2mm
θ=10分(10/60°)だと、H=120×sin1°=30μm
θ=1分(1/60°)だと、H=120×sin1°=3μm
光ディスクのプリフォーマットパターンは、深さが数十nm〜0.1μm程度なので、スタンパとフィルムの傾きが1分あっても、3μmのギャップができることになり、これを押圧をかけても完全の吸収できるものではないと思われる。つまり転写ばらつきが大きくなる。
他方、上記2P法は転写性に優れており、この部分に関しては他の転写工法より優れている。
2P法の場合、フレキシブル光ディスクの厚みは、転写されるフレキシブルフィルム(シート)及び樹脂層、基板等の厚みの総和である。フィルム自身は工業的に量産されていることにより、その厚み分布は±1μm程度である。しかし、2P樹脂をスタンパに円環状に塗工し、フィルムを接液、展延させる際、展延速度を微調整することが困難である。DVDディスクのように射出成形でスプルーブッシュにより基板取り出し時に形成されたくぼみが内周側の展延終端として機能するが、フィルムの場合そのような機能がなく、展延最内周が真円とならず、厚みばらつきや気泡を巻き込みやすいことが実験的に捉えられた。
2Pなどの硬化性樹脂を、バレルやバルブタンクを用いて塗工すると、一般に圧力が変動しやすく、圧力変動に準じて塗工量が変動するので、常に均一な塗工幅を有する円環状に塗工することが困難であり、厚みばらつきを均一にすることができなかった。プランジャーポンプを利用すれば、プランジャーが常に一定ストロークで前進、後退するので、所望の塗工量を安定供給できるので、常に均一な塗工幅を有する円環状塗工が可能であり、硬化樹脂層の厚みを均一化できる。ただし、スタンパ上に塗工する場合、スタンパとディスペンサーニードル(被塗工面に硬化性樹脂を供給するための細管)との距離を0.1〜30mmにすることが望ましい。この範囲であれば、常に1周で円環の幅が均一な塗工が可能である。0.1mmより近接すると、スタンパの厚みばらつき等によりディスペンサーニードルの先端がスタンパと干渉し、微小凹凸形状が損傷する危険性がある。30mmを越えると塗出初期の硬化性樹脂の塗工幅が本来の円環の幅以上に大きくなってしまい、1周で円環の幅がばらつくことで均一な厚みが得られにくく、気泡の巻き込みも起きやすい。
特許第2942430号公報 特開平6−60423号公報 特開平11−273147号公報
本発明の目的は、円盤状プラスチック媒体を製造する際に、微小凹凸形状を有する硬化性樹脂の厚みを均一化すること、およびプラスチック基材接液時の気泡の巻き込みを発生させないことである。
上記課題は、以下の本発明(1)〜(10)によって解決される。
(1)「微細凹凸形状のエリアを有し、2種類の材料(プラスチック基板、硬化性樹脂)から構成されている円盤状プラスチック媒体であって、前記プラスチック基板、硬化性樹脂、該微細凹凸形状のエリアそれぞれの最内周が同心円状に配置されていることを特徴とする円盤状プラスチック媒体」
(2)「前記プラスチック基板、硬化性樹脂、微細凹凸形状のエリアそれぞれの最内周の直径が、プラスチック基板<硬化性樹脂<微細凹凸形状のエリアの順であることを特徴とする前記第(1)項に記載の円盤状プラスチック媒体」
(3)「前記硬化性樹脂最内周と同じ位置に硬化性樹脂展延拘束パターンが存在することを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載の円盤状プラスチック媒体」
(4)「微小凹凸形状のエリアを有し、2種類の材料(プラスチック基板、硬化性樹脂)から構成されている円盤状プラスチック媒体の製造方法であって、前記硬化性樹脂を型上に塗工し、その上にプラスチック基板を載置し、次に該硬化性樹脂を展延させる際に、硬化性樹脂展延拘束パターンにより該硬化性樹脂の内周方向への展延を拘束して、該該硬化性樹脂を展延する各段階を有することを特徴とする円盤状プラスチック媒体の製造方法」
(5)「前記硬化性樹脂の内周方向への展延が、硬化性樹脂展延拘束パターンにより拘束されたら、直ちに振り切ることを特徴とする前記第(4)項に記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法」
(6)「前記硬化性樹脂を前記微細凹凸形状を有する型上に塗工する際、フランジャーポンプを利用して計量塗工することを特徴とする前記第(4)項又は第(5)項に記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法」
(7)「前記硬化性樹脂を型上に塗工する際、型とディスペンサーニードルとの距離が0.1〜30mmであることを特徴とする前記第(4)項乃至第(6)項のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法」
(8)「前記硬化性樹脂を型上に塗工後、外部から電圧を印可し、硬化性樹脂塗工液を分極させてからプラスチック基板を硬化性樹脂に接液させることを特徴とする前記第(4)項乃至第(7)項のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法」
(9)「前記円盤状プラスチック媒体の硬化性樹脂展延拘束パターンが、プラスチック基板ないし型にYAGレーザーにより形成されたものであることを特徴とする前記第(4)項乃至第(8)のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法」
(10)「前記円盤状プラスチック媒体の硬化性樹脂展延拘束パターンが、型の前記微小凹凸形状をリソグラフィーにより形成する際に、該微小凹凸形状のエリアよりも内周に同様に形成されることを特徴とする前記第(4)項乃至第(9)項のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法」
本発明に係る円盤状プラスチック媒体によれば、2種類の材料(プラスチック基板、硬化性樹脂)から構成されていて、プラスチック基板、硬化性樹脂、微小凹凸形状のエリアそれぞれの最内周が同心円状に配置されていること、プラスチック基板、硬化性樹脂、微小凹凸形状のエリアそれぞれの最内周の直径は、プラスチック基板<硬化性樹脂<微小凹凸形状エリアの順であること、硬化性樹脂最内周と同じ位置に硬化性樹脂展延拘束パターンが存在することが特徴である。
そのため、本発明に係る円盤状プラスチック媒体の製造方法によれば、硬化性樹脂を型上に塗工し、その上にプラスチック基板を載置し硬化性樹脂を展延させ、展延最内周が硬化性樹脂展延拘束パターンにより拘束される。硬化性樹脂の展延最内周が硬化性樹脂展延拘束パターンにより拘束されたら、直ちに振り切ること(被塗工物体を例えば回転させて遠心力で、塗工液を全面に均一に展開させると共に仮に余剰塗工液が生じたときにはこの余剰塗工液を外周縁から吹き飛ばし除去すること)により、厚み均一性の良い、気泡の巻き込みが見られない硬化性樹脂層が得られる。
硬化性樹脂を円環状に周方向の幅が一定になるように塗工するには、フランジャーポンプを利用して計量塗工し、型とディスペンサーニードルとの距離が0.1〜30mmであることで達成できる。また、硬化性樹脂を型上に塗工後、外部から電圧を印可し、硬化性樹脂を分極させてからプラスチック基板を硬化性樹脂に接液させることで、硬化性樹脂の液に頂部を先細り化させて接触面積を小さくでき、接液直後の気泡の巻き込みを回避可能である。硬化性樹脂展延拘束パターンは、プラスチック基板ないし型にYAGレーザーにより形成できるし、型の微細凹凸形状をリソグラフィーにより形成する際に、微細凹凸形状エリアよりも内周に同様に硬化性樹脂展延拘束パターンを形成することも可能である。
次いで、この発明による円盤状プラスチック媒体の構造についての実施例とその製造方法を図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
図2は、本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する図である。フォトリソグラフィーによりプリグルーブ形状が形成された型であるスタンパ上に、光硬化性樹脂であるアクリレートモノマー材料を円環状に塗工する。記録エリアより内周においてYAGレーザーにて同心円状の溝も形成されたPCフィルムを、塗工された光硬化性樹脂に接液させる。毛細管現象により光硬化性樹脂が同心円状の溝まで到達したら、3000rpmで20sec間振り切り紫外線を照射することで、光硬化性樹脂が硬化する。スタンパから、PCフィルムと光硬化性樹脂が接着したものを剥離すると、光硬化性樹脂の最内周(展延時の最内周に相当)は真円度は良好であった(図5)。記録膜の成膜等を施し、フレキシブル光ディスクが完成する。
図1に示す評価装置でフレキシブル光ディスクを回転させ、ガイドを接近させて空気浮上によりフレキシブル光ディスクの面振れを安定化させ、フォーカス、トラッキングサーボをロックさせて記録再生を行う。実施例1の構成では、ディスクの面振れが安定化し、サーボが安定化することで高品質な記録再生特性が得られた。
<実施例2>
図3は、本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する他の図である。スタンパ上に、熱硬化性樹脂である尿素樹脂単官能を円環状に塗工する。スタンパにはプリグルーブ以外に、記録エリアより内周においてYAGレーザーにて同心円状の溝があらかじめ形成されている。PETフィルムを、塗工された熱硬化性樹脂に接液させる。毛細管現象により熱硬化性樹脂が同心円状の溝まで到達したら、5000rpmで20sec間振り切り160℃で30分間加熱することで、熱硬化性樹脂が硬化する。スタンパから、PETフィルムと熱硬化性樹脂が接着したものを剥離すると、熱硬化性樹脂の最内周(展延時の最内周に相当)は真円度は良好であった。記録膜の成膜等を施し、フレキシブル光ディスクが完成する。
実施例1の場合と同様、ディスクの面振れが安定化し、サーボが安定化することで、高品質な記録再生特性が得られた。
<実施例3>
図4は、本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する他の図である。フォトリソグラフィーによりプリグルーブと同時にプリグルーブエリアよりも内周にスパイラルパターン形状が形成されたスタンパ上に、光硬化性樹脂であるアクリレートモノマー材料を円環状に塗工する。PCフィルムを塗工された光硬化性樹脂に選択的に接液させる。毛細管現象により光硬化性樹脂が同心円状の溝まで到達したら、3000rpmで20sec間振り切り紫外線を照射することで、光硬化性樹脂が硬化する。スタンパから、PCフィルムと光硬化性樹脂が接着したものを剥離すると、光硬化性樹脂の最内周(展延時の最内周に相当)は真円度は良好であった(図5)。記録膜の成膜等を施し、フレキシブル光ディスクが完成する。
実施例1の場合と同様、ディスクの面振れが安定化し、サーボが安定化することで、高品質な記録再生特性が得られた。
<実施例4>
図7は、本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する他の図である。複数のマイクロレンズアレー群を有する型上に、光硬化性樹脂であるアクリレートモノマー材料を円環状に塗工する。記録エリアより内周においてYAGレーザーにて同心円状の溝も形成されたPCフィルムを、塗工された光硬化性樹脂に選択的に接液させる。毛細管現象により光硬化性樹脂が同心円状の溝まで到達したら、3000rpmで20sec間振り切り紫外線を照射することで、光硬化性樹脂が硬化する。スタンパから、PCフィルムと光硬化性樹脂が接着したものを剥離し、マイクロレンズアレーの転写体が得られる。複数のマイクロレンズアレー群を専用装置で所望の形状にカッティングすることで、結果的に1回の転写で、転写体の多数個取りが可能となる(図8参照)。転写形状が均一で、しかも転写層厚みが均一なので、レンズアレーの高さばらつきがほとんどなく、高品質なマイクロレンズアレーとして、複写機等の書き込み、ないし読み取り光学系に適用可能である。
<比較例1>
比較例1として、プリグルーブ形状が形成されていない型であるスタンパ上に、光硬化性樹脂であるアクリレートモノマー材料を円環状に塗工する。記録エリアより内周においてYAGレーザーにて同心円状の溝が形成されていないPCフィルムを塗工された光硬化性樹脂に選択的に接液させる。毛細管現象により光硬化性樹脂が展延し始めたら、3000rpmで20sec間振り切り紫外線を照射することで、光硬化性樹脂が硬化する。スタンパから、PCフィルムと光硬化性樹脂が接着したものを剥離すると、光硬化性樹脂の最内周(展延時の最内周に相当)は真円度が悪く(図6)、光硬化性樹脂の円周方向の厚みばらつきが大きかった。気泡も多数発生した。記録膜の成膜等を施し、フレキシブル光ディスクを作製して記録再生信号特性を評価したところ、光硬化性樹脂の厚みばらつきにより面振れが悪化していることでディスク全面でサーボが外れやすかった。また、気泡のある半径位置ではさらに面振れが悪化することでサーボが完全に発振し、良好な記録再生信号特性が得られなかった。
フレキシブル光ディスクの記録再生評価装置を示す図である。 本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する図である。 本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する他の図である。 本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する他の図である。 実施例で得られた本発明の光硬化性樹脂を説明する図である。 比較例で得られた光硬化性樹脂を説明する図である。 本発明に係るフレキシブル光ディスクの作製方法を説明する他の図である。 実施例により得られたマイクロレンズアレー転写体を示す図である。 上下押圧用プレートと、スタンパ及び透明フィルムの傾きを説明する図である。

Claims (10)

  1. 微細凹凸形状のエリアを有し、2種類の材料(プラスチック基板、硬化性樹脂)から構成されている円盤状プラスチック媒体であって、前記プラスチック基板、硬化性樹脂、該微細凹凸形状のエリアそれぞれの最内周が同心円状に配置されていることを特徴とする円盤状プラスチック媒体。
  2. 前記プラスチック基板、硬化性樹脂、微細凹凸形状のエリアそれぞれの最内周の直径が、プラスチック基板<硬化性樹脂<微細凹凸形状のエリアの順であることを特徴とする請求項1に記載の円盤状プラスチック媒体。
  3. 前記硬化性樹脂最内周と同じ位置に硬化性樹脂展延拘束パターンが存在することを特徴とする請求項1又は2に記載の円盤状プラスチック媒体。
  4. 微小凹凸形状のエリアを有し、2種類の材料(プラスチック基板、硬化性樹脂)から構成されている円盤状プラスチック媒体の製造方法であって、前記硬化性樹脂を型上に塗工し、その上にプラスチック基板を載置し、次に該硬化性樹脂を展延させる際に、硬化性樹脂展延拘束パターンにより該硬化性樹脂の内周方向への展延を拘束して、該該硬化性樹脂を展延する各段階を有することを特徴とする円盤状プラスチック媒体の製造方法。
  5. 前記硬化性樹脂の内周方向への展延が、硬化性樹脂展延拘束パターンにより拘束されたら、直ちに振り切ることを特徴とする請求項4に記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法。
  6. 前記硬化性樹脂を前記微細凹凸形状を有する型上に塗工する際、フランジャーポンプを利用して計量塗工することを特徴とする請求項4又は5に記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法。
  7. 前記硬化性樹脂を型上に塗工する際、型とディスペンサーニードルとの距離が0.1〜30mmであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法。
  8. 前記硬化性樹脂を型上に塗工後、外部から電圧を印可し、硬化性樹脂塗工液を分極させてからプラスチック基板を硬化性樹脂に接液させることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法。
  9. 前記円盤状プラスチック媒体の硬化性樹脂展延拘束パターンが、プラスチック基板ないし型にYAGレーザーにより形成されたものであることを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法。
  10. 前記円盤状プラスチック媒体の硬化性樹脂展延拘束パターンが、型の前記微小凹凸形状をリソグラフィーにより形成する際に、該微小凹凸形状のエリアよりも内周に同様に形成されることを特徴とする請求項4乃至9のいずれかに記載の円盤状プラスチック媒体の製造方法。
JP2005251012A 2005-08-31 2005-08-31 高品質円盤状媒体 Pending JP2007066419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251012A JP2007066419A (ja) 2005-08-31 2005-08-31 高品質円盤状媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251012A JP2007066419A (ja) 2005-08-31 2005-08-31 高品質円盤状媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007066419A true JP2007066419A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37928438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005251012A Pending JP2007066419A (ja) 2005-08-31 2005-08-31 高品質円盤状媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007066419A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3988834B2 (ja) 樹脂層形成方法及び樹脂層形成装置、ディスク及びディスク製造方法
JP4066471B2 (ja) 光学記録媒体の製造方法および製造装置
JP4820099B2 (ja) フレキシブル転写体及びフレキシブル光ディスクの製造方法
US6482279B2 (en) Transcribing method
JPWO2006106735A1 (ja) 多層情報記録媒体及びその製造装置、並びにその製造方法
JP2004220750A (ja) 光情報記録媒体及び光情報記録媒体の製造方法
WO2005018901A1 (ja) 成形金型、光ディスク用基板及び光ディスク
US20050271856A1 (en) Optical recording medium and method for producing the same
JP2007066419A (ja) 高品質円盤状媒体
JP2002056578A (ja) ディスク状情報記録媒体、スタンパ、スタンパ打ち抜き装置、ディスク原盤およびハブ取り付け装置
WO1998041984A1 (fr) Procede de production d'un support de memorisation d'informations
JP2003296978A (ja) 光学記録媒体の製造方法および光学記録媒体
JP2004103070A (ja) 表面記録型フレキシブル光ディスク基板及びフレキシブル光ディスクの製造方法
JP2942430B2 (ja) フレキシブル光ディスクの記録再生方法
JP4549766B2 (ja) フレキシブル光ディスク及びその製造方法
KR100949603B1 (ko) 자외선 경화와 나노 패턴 삽입 사출성형을 이용한 나노패턴이 형성된 사출성형물의 제조방법
JP2006277803A (ja) 樹脂層形成装置及び樹脂層形成方法
JPS63140439A (ja) 光デイスク基板の製造装置
JP2004355786A (ja) フレキシブル光ディスク及びその製造方法
JP2003263792A (ja) フレキシブル光ディスクの製造方法及びフレキシブル光ディスク
JP2002367231A (ja) 光学記録媒体およびその製造方法、並びに基板成形用金型
JP4561539B2 (ja) 光記録媒体の製造方法、製造装置及び光記録媒体
JP2007073124A (ja) 光記録媒体の製造方法及び製造装置
JP2008217932A (ja) 光ディスクの製造方法
JP2009285806A (ja) スタンパの研磨方法及びスタンパの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100107