JP2007064121A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】カムチェーンガイドの中間部両側に突設された突起を、シリンダボディのシリンダヘッドへの結合面に設けられた位置決め凹部に嵌合して位置決めするようにした内燃機関において、内燃機関の重量低減を可能としつつ、カムチェーンガイドの誤組が生じることのないようにする。
【解決手段】保持溝43の両側面の少なくとも一方および結合面44に面一に連なってカムチェーン室42側に延出する延出部47がシリンダボディ13に一体に形成され、延出部47から外れた位置でカムチェーン室42の幅が、両突起39,40の先端間の長さよりも大きく設定される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、クランクシャフトおよびカムシャフト間に設けられる調時伝動機構の一部を構成するカムチェーンを走行させるカムチェーン室と、前記カムチェーンをガイドするカムチェーンガイドを嵌合、保持するようにして前記カムチェーン室に連なるとともに前記カムチェーン室よりも狭く形成される保持溝とがシリンダボディに設けられ、前記保持溝に対応する部分で前記シリンダボディのシリンダヘッドへの結合面には、前記カムチェーンガイドの中間部両側に突設された突起を嵌合して位置決めする位置決め凹部が設けられ、クランクケースには前記カムチェーンガイドの一端部を嵌合、支持する支持凹部が設けられ、前記シリンダヘッドには、前記カムチェーンガイドの他端側に前記カムチェーンとは反対側から当接する当接支持部が設けられる内燃機関に関する。
カムチェーンガイドの中間部両側に突設された突起を、シリンダボディのシリンダヘッドへの結合面に設けられた位置決め凹部に嵌合して位置決めするようにした内燃機関が、たとえば特許文献1で知られている。
特開平11−108135号公報
ところで、上記特許文献1で開示されたものでは、カムチェーンガイドの一端部はクランクケースに設けられた支持凹部に嵌合、支持され、カムチェーンガイドの他端部には、シリンダヘッドに設けられた当接支持部がカムチェーンとは反対側から当接するので、内燃機関の組付け時に、位置決め凹部から突起が離脱した場合には、カムチェーンガイドにおける両突起の先端間の長さよりも狭い幅を有するようにカムチェーン室が形成されており、シリンダボディのシリンダヘッドへの結合面に両突起が乗り上げてしまい、シリンダボディおよびシリンダヘッドの結合が不能となる。しかるにカムチェーン室の幅を狭く形成することでカムチェーン室に対応する部分でシリンダボディの肉厚が比較的大きくなり、シリンダボディの重量ひいては内燃機関全体の重量増加を招いてしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、内燃機関の重量低減を可能としつつ、カムチェーンガイドの誤組が生じることのないようにした内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、クランクシャフトおよびカムシャフト間に設けられる調時伝動機構の一部を構成するカムチェーンを走行させるカムチェーン室と、前記カムチェーンをガイドするカムチェーンガイドを嵌合、保持するようにして前記カムチェーン室に連なるとともに前記カムチェーン室よりも狭く形成される保持溝とがシリンダボディに設けられ、前記保持溝に対応する部分で前記シリンダボディのシリンダヘッドへの結合面には、前記カムチェーンガイドの中間部両側に突設された突起を嵌合して位置決めする位置決め凹部が設けられ、クランクケースには前記カムチェーンガイドの一端部を嵌合、支持する支持凹部が設けられ、前記シリンダヘッドには、前記カムチェーンガイドの他端側に前記カムチェーンとは反対側から当接する当接支持部が設けられる内燃機関において、前記保持溝の両側面の少なくとも一方および前記結合面に面一に連なって前記カムチェーン室側に延出する延出部が前記シリンダボディに一体に形成され、前記延出部から外れた位置で前記カムチェーン室の幅が、前記両突起の先端間の長さよりも大きく設定されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、少なくとも前記シリンダボディおよび前記シリンダヘッドを結合するボルトを挿通せしめるボルト孔が、前記延出部をボス部の一部として機能させる位置で前記シリンダボディに設けられることを特徴とする。
さらに請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記カムチェーン室の周囲のうち前記カムチェーンよりも外側で、一部をカムチェーン室側に膨ませて前記シリンダボディに一体に形成される少なくとも一対のボス部に、少なくとも前記シリンダボディおよび前記シリンダヘッドを結合するボルトを挿通せしめるボルト孔が、前記クランクシャフトの軸線に直交する一平面内に軸線を配置するようにして設けられ、ダイキャスト成形される前記シリンダボディのうち少なくとも前記カムチェーン室に対応する部分の外面形状が、前記各ボルト孔を結ぶ直線に沿う方向を型抜き方向とした一対の金型で成形可能に形成されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、内燃機関の組付け時に、カムチェーンガイドがその突起を位置決め凹部から離脱させてカムチェーンを緊張させる側に回動したときには、前記突起の少なくとも一方が、シリンダボディに一体に形成されている延出部に乗り上げてしまい、シリンダボディおよびシリンダヘッドの結合が不能となるので、カムチェーンガイドの誤組が生じることはなく、しかも延出部から外れた位置でカムチェーン室の幅が、両突起の先端間の長さよりも大きく設定されるので、カムチェーン室に対応する部分でシリンダボディの肉厚を比較的小さくし、シリンダボディの重量ひいては機関本体の重量を低減することができる。
また請求項2記載の発明によれば、シリンダボディに一体に形成される延出部の一部が、少なくともシリンダボディおよびシリンダヘッドを結合するボルトを挿通せしめるボルト孔のボス部の一部として機能するので、延出部を形成することによる重量増加を最小限に抑えることができる。
さらに請求項3記載の発明によれば、ダイキャスト成形されるシリンダボディの製造コストを、分割金型数を少なくすることで低減しつつ、シリンダボディのさらなる軽量化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の一実施例を示すものであり、図1は内燃機関の縦断側面図、図2はカムチェーンガイドの側面図、図3は図2の3矢視図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図1の5−5線矢視方向から見たシリンダボディの平面図、図6は図1の6−6線断面図、図7は図6の7ー7線断面図、図8はシリンダボディの金型成形状態を図1の8−8線に沿う方向から見た横断面図である。
先ず図1において、この内燃機関の機関本体11は、クランクシャフト16を回転自在に支承するクランクケース12と、該クランクケース12に結合されるシリンダボディ13と、該シリンダボディ13に結合されるシリンダヘッド14と、該シリンダヘッド14に結合されるヘッドカバー15とを備えるものであり、クランクシャフト16の軸線と平行な軸線を有するカムシャフト17が、前記シリンダヘッド14に設けられるホルダ18と、該ホルダ18に締結されるキャップ19とで回転自在に支承される。
前記カムシャフト17にはクランクシャフト16からの回転動力が調時伝動機構20により1/2に減速されて伝達されるものであり、この調時伝動機構20は、クランクシャフト16に固設される駆動スプロケット21と、前記カムシャフト17の一端部に固設される従動スプロケット22と、駆動スプロケット21および従動スプロケット22に巻き掛けられる無端状のカムチェーン23とから成る。
ところで、駆動スプロケット21は矢印24で示す方向に回転するものであり、駆動スプロケット21および従動スプロケット22間のカムチェーン23のうち駆動スプロケット21から送り出される側である弛緩側外周にはチェーンテンショナ25が当接しており、このチェーンテンショナ25にカムチェーン23と反対側から当接するテンショナリフタ26がシリンダボディ13に取付けられる。また駆動スプロケット21および従動スプロケット22間のカムチェーン23のうち駆動スプロケット21で牽引される側である緊張側外周にはカムチェーンガイド27が当接される。
前記チェーンテンショナ25は、カムチェーン23の弛緩側外周に凸曲面を摺接させるようにして弓形に形成され、該チェーンテンショナ25のクランクシャフト16側の一端部は、枢軸28を介してクランクケース12に回動可能に支承される。
前記カムチェーン23の弛緩側に張りを与えるべく、カムチェーン23と反対側からチェーンテンショナ25にテンショナリフタ26が当接するものであり、このテンショナリフタ26は、円筒状のケース29と、ケース29の一端から突出するとともに突出方向に付勢されるプッシュロッド30とを備えるものであり、プッシュロッド30の先端をカムチェーン23の外周に接触させるようにして前記ケース27が、シリンダボディ13に設けられた取付け孔32に挿入され、ケース29がその他端側に備えるフランジ31がシリンダボディ13に締結される。
図2〜図4において、カムチェーンガイド27は適度な剛性および弾性を有する合成樹脂によってカムチェーン23側に向けて沿った略弓形をなすように形成されており、カムチェーンガイド27のカムチェーン23に対向する側には、該カムチェーン23に摺接する摺接面35を底面とする凹溝36が設けられる。
カムチェーンガイド27のクランクシャフト16側端部である一端部27aは、上方に開いてクランクケース12に設けられる支持凹部37に嵌合、支持される。またカムチェーンガイド27のカムシャフト17側である他端側には前記カムチェーン23とは反対側に臨む支持面27bが形成されており、該支持面27bに当接する当接支持部38が、シリンダヘッド14に突設される。またカムチェーンガイド27の前記支持面27b寄り中間部両側には、横断面円形の突起39,40が一体に突設される。
図5および図6を併せて参照して、前記カムチェーン23を走行させるカムチェーン室42が、シリンダボア41の側方でシリンダボディ13の軸方向全全長にわたって設けられており、前記カムチェーンガイド27を嵌合、保持するようにしてカムチェーン室42に連なるとともにカムチェーン室42よりも狭く形成される保持溝43がシリンダボディ13に設けられる。しかも保持溝43に対応する部分でシリンダボディ13のシリンダヘッド14への結合面44には、カムチェーンガイド27の中間部両側に突設された突起39,40の全体を嵌合して位置決めする位置決め凹部45,46が設けられる。
しかもシリンダボディ13には、保持溝43における内側の側面および外側の側面の少なくとも一方(この実施例では外側の側面)およびシリンダボディ13のシリンダヘッド14への結合面44に面一に連なってカムチェーン室42側に延出する延出部47が一体に形成される。
ところでカムチェーンガイド27は、クランクケース12の支持凹部37を支点としてカムチェーン23を緊張させる側に回動することも可能であり、図7で示すように、前記延出部47は、カムチェーンガイド27のそのような回動に応じて前記位置決め凹部45,46から離脱した前記突起39,40の少なくとも一方(この実施例では一方の突起39)を乗り上げさせるようにして前記シリンダボディ13に一体に形成されるものであり、カムチェーン23を最大限緊張させる範囲で前記カムチェーンガイド27が回動するのに応じた前記突起39,40の移動範囲にわたって前記延出部47が形成される。
しかも前記延出部47から外れた位置で前記カムチェーン室42の幅Wは、カムチェーンガイド27における両突起39,40の先端間の長さLよりも大きく設定される。
ところで、シリンダボディ13には、シリンダボア41の周方向4箇所のボルト孔48…と、カムチェーン室42の周囲のうちカムチェーン23よりも外側に配置される少なくとも一対(この実施例では一対)のボルト孔49,50とが設けられ、前記ボルト孔48…に挿通されるボルト51…および前記ボルト孔49,50に挿通されるボルト52…で、少なくともシリンダボディ13およびシリンダヘッド14が結合されるものであり、この実施例では、前記ボルト51…、52…でクランクケース12にシリンダボディ13およびシリンダヘッド14が結合される。
またカムチェーン室42の周囲のうちカムチェーン23よりも外側で、シリンダボディ13には、少なくとも一対、この実施例では一対のボス部54,55が一部をカムチェーン室42側に膨ませるようにして一体に形成されており、それらのボス部54,55に前記ボルト孔49,50が、クランクシャフト16の軸線に直交する一平面内に軸線を配置するようにして設けられる。しかも前記両ボス部54,55の一方54の一部は、カムチェーン室41側に膨らんだ前記延出部47によって形成されるものである。すなわち一方の前記ボルト孔54は、前記延出部47をボス部54の一部として機能させる位置でシリンダボディ13に設けられている。
図8において、シリンダボディ13はダイキャスト成形されるのであるが、このシリンダボディ13のうち少なくともカムチェーン室42に対応する部分の外面形状は、カムチェーン室42の周囲のうちカムチェーン23よりも外側でシリンダボディ13に設けられた前記両ボルト孔49,50を結ぶ直線LLに沿う方向を型抜き方向とした一対の金型56,57で成形可能に形成されるものであり、シリンダボディ13の全体外形形状は、前記両金型56,57と、それらの金型56,57の型抜き方向とは直交する方向に型抜き可能である他の1つの金型58とで形成される。
次にこの実施例の作用について説明すると、カムチェーン23をガイドするカムチェーンガイド27を嵌合、保持するようにしてカムチェーン室42に連なるとともにカムチェーン室42よりも狭く形成される保持溝43がシリンダボディ13に設けられ、保持溝43に対応する部分でシリンダボディ13のシリンダヘッド14への結合面44には、カムチェーンガイド27の中間部両側に突設された突起39,40を嵌合して位置決めする位置決め凹部45,46が設けられるのであるが、保持溝43の両側面の少なくとも一方(この実施例では一方)ならびにシリンダボディ13のシリンダヘッド14への結合面44に面一に連なってカムチェーン室41側に延出する延出部47がシリンダボディ13に一体に形成され、その延出部47は、クランクケース12に設けられる支持凹部37を支点としてカムチェーンガイド27がカムチェーン23を緊張させる側に回動するのに応じて位置決め凹部45,46から離脱した突起39,40の少なくとも一方(この実施例では一方no突起39)を乗り上げさせるように形成されている。
したがって内燃機関の組付け時に、カムチェーンガイド27がその突起39,49を位置決め凹部45,46から離脱させてカムチェーン23を緊張させる側に回動したときには、両突起39,40の少なくとも一方39が、シリンダボディ13に一体に形成されている延出部47に乗り上げてしまい、シリンダボディ13およびシリンダヘッド14の結合が不能となるので、カムチェーンガイド27の誤組が生じることはない。
しかも前記延出部47から外れた位置で前記カムチェーン室42の幅Wが、前記両突起39,40の先端間の長さLよりも大きく設定されるので、カムチェーン室42に対応する部分でシリンダボディ13の肉厚を比較的小さくし、シリンダボディ13の重量ひいては機関本体11の重量を低減することができる。
また少なくともシリンダボディ13およびシリンダヘッド14を結合するボルト52を挿通せしめるボルト孔49が、延出部47をボス部54の一部として機能させる位置でシリンダボディ13に設けられるので、延出部47を形成することによる重量増加を最小限に抑えることができる。
さらにカムチェーン室42の周囲のうちカムチェーン23よりも外側で、一部をカムチェーン室42側に膨ませてシリンダボディ13に一体に形成される少なくとも一対(この実施例では一対)のボス部54,55に、少なくともシリンダボディ13およびシリンダヘッド14を結合するボルト52…を挿通せしめるボルト孔49,50が、クランクシャフト16の軸線に直交する一平面内に軸線を配置するようにして設けられ、ダイキャスト成形されるシリンダボディ13のうち少なくともカムチェーン室42に対応する部分の外面形状が、各ボルト孔49,50を結ぶ直線LLに沿う方向を型抜き方向とした一対の金型56,57で成形可能に形成されている。
このため、前記ボス部54,55の一部をシリンダボディ13から突出させる必要がなく、ダイキャスト成形されるシリンダボディ13の製造コストを分割金型数を少なくすることで低減しつつ、シリンダボディ13のさらなる軽量化を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
内燃機関の縦断側面図である。 カムチェーンガイドの側面図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線断面図である。 図1の5−5線矢視方向から見たシリンダボディの平面図である。 図1の6−6線断面図である。 図6の7ー7線断面図である。 シリンダボディの金型成形状態を図1の8−8線に沿う方向から見た横断面図である。
符号の説明
12・・・クランクケース
13・・・シリンダボディ
14・・・シリンダヘッド
16・・・クランクシャフト
17・・・カムシャフト
20・・・調時伝動機構
23・・・カムチェーン
27・・・カムチェーンガイド
27a・・・カムチェーンガイドの一端部
37・・・支持凹部
38・・・当接支持部
39,40・・・突起
42・・・カムチェーン室
43・・・保持溝
44・・・結合面
45,46・・・位置決め凹部
47・・・延出部
49,50・・・ボルト孔
52・・・ボルト
54,55・・・ボス部
56,57・・・金型

Claims (3)

  1. クランクシャフト(16)およびカムシャフト(17)間に設けられる調時伝動機構(20)の一部を構成するカムチェーン(23)を走行させるカムチェーン室(42)と、前記カムチェーン(23)をガイドするカムチェーンガイド(27)を嵌合、保持するようにして前記カムチェーン室(42)に連なるとともに前記カムチェーン室(42)よりも狭く形成される保持溝(43)とがシリンダボディ(13)に設けられ、前記保持溝(43)に対応する部分で前記シリンダボディ(13)のシリンダヘッド(14)への結合面(44)には、前記カムチェーンガイド(27)の中間部両側に突設された突起(39、40)を嵌合して位置決めする位置決め凹部(45,46)が設けられ、クランクケース(12)には前記カムチェーンガイド(27)の一端部(27a)を嵌合、支持する支持凹部(37)が設けられ、前記シリンダヘッド(14)には、前記カムチェーンガイド(27)の他端側に前記カムチェーン(23)とは反対側から当接する当接支持部(38)が設けられる内燃機関において、前記保持溝(43)の両側面の少なくとも一方および前記結合面(44)に面一に連なって前記カムチェーン室(42)側に延出する延出部(47)が前記シリンダボディ(13)に一体に形成され、前記延出部(47)から外れた位置で前記カムチェーン室(42)の幅が、前記両突起(39,40)の先端間の長さよりも大きく設定されることを特徴とする内燃機関。
  2. 少なくとも前記シリンダボディ(13)および前記シリンダヘッド(14)を結合するボルト(52)を挿通せしめるボルト孔(49)が、前記延出部(47)をボス部(54)の一部として機能させる位置で前記シリンダボディ(13)に設けられることを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記カムチェーン室(42)の周囲のうち前記カムチェーン(23)よりも外側で、一部をカムチェーン室(42)側に膨ませて前記シリンダボディ(13)に一体に形成される少なくとも一対のボス部(54,55)に、少なくとも前記シリンダボディ(13)および前記シリンダヘッド(14)を結合するボルト(52)を挿通せしめるボルト孔(49,50)が、前記クランクシャフト(16)の軸線に直交する一平面内に軸線を配置するようにして設けられ、ダイキャスト成形される前記シリンダボディ(13)のうち少なくとも前記カムチェーン室(42)に対応する部分の外面形状が、前記各ボルト孔(49,50)を結ぶ直線に沿う方向を型抜き方向とした一対の金型(56,57)で成形可能に形成されることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関。
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